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はてなキーワード: 入院とは

2021-06-12

anond:20210612170409

病院によって結構異なるが、ワイが3週間ばかり入院していたところは、毎食のように冷凍食品ブロッコリーが出てきて苦手なワイは閉口した。

食べたけど。

緑黄色野菜として栄養士さんが使いやすいのも分かるけどさ。

じいさん(父)に世界を見せたい

間も無く父の日なので齢75になる父にプレゼントを贈ろうとしてるのだけど

年末年始入院してから一層胃腸の衰えが進んだみたいで食べ物系が送れない

以前送った死ぬまでに見たい世界の名画集的なやつがウケがよかったので

今度は世界のものを見せたいと思ってるのだけど

世界絶景的なものはあるもの別に景色だけでなく最新の街並みとかテクノロジーとか

世界のもの写真とか分かりやすもので見せたいのよね

もう旅行もできないと思うけど数年前までは経済誌とか読んでて世界の情勢とかには興味あると思うのよね

なんかない?

コロナはやっぱり、ただの風邪

って言うと、

そんなことはない。コロナはただの風邪じゃないって否定する人が居るけど、

そいう人は、ただの風邪を甘く見てるだけではなかろうか。

ただの風邪だって重症化すれば入院必要だし、

毎年、ただの風邪大勢の人が死んでる。単に、ただの風邪からニュースにならないだけ。

立花孝志さんも、ただの風邪重症化しただけなのだから、堂々と入院すべきだし、

今までのご主張を無理に否定する必要は無いと思う。

2021-06-11

anond:20210611135641

対外的には「人による、一概には言えない」

本音でいえば「自分は行かない」

手に負えなくなって経験豊富先生がいる他院に紹介するならまだマシで、それが恥だと思って自分で抱え込んで手遅れになってから患者が見切って他院にかかったりするようなところは絶対に行かない。

そういうヤバい病院入院設備がある中規模病院でもあって、近隣の総合病院はいつも手遅れの患者が送られてくるので「あそこに行くようなヤツはクビだ」と冗談めかして言われてたりする。

別に入院したってコロナ風邪っていう持論取り下げる必要なくない?

風邪こじらせて入院する人もいっぱいいるよ?

地域がーっていうけど

じじいばばあ共ってどうして子供交流したがるんだろう

小学校の時交流会があったんだけどよくわからん爺が話しかけてくるの、すげえ嫌だった

馴れ馴れしいんだよな、ニヤニヤしてるし、気味悪さを強く感じたのを覚えている

変に知識をひけらかすのも嫌

声でかいんだよな、耳遠いか

しか治安維持?のためとかやりがい?とかわからなくもないけど

じじいばばあのやりがいという名のオナニー子供を使ってほしくないなあっていう

時間を持て余して病院にもかんたんに入院できないかなのだろうか

地域行事に来る子供が減ったからかしらないけど生徒会とか入っていた時、ほぼじじばばのところ行ってボランティアやってたけど

意義感じなかったなあ

子供からするとじじばばと関わる必要なくね?

交通安全のばーさんは好きだった

あとゴミ掃除したときジュースくれたしな、そういう地域参加は好き

2021-06-10

大好きだった人を嫌いになりました


地方医療従事者をしているオタクです。

自分ツイッターでは色んな人と繋がりすぎていて吐き出せないので、ここで愚痴を言わせてください。

東京ではもうイベント舞台ライブをしているようですね。

以前は遠征して行っていたものも今は市内から出ることすら許されていません。

行きたいけど仕事大事だし、公式が生配信アーカイブも残してくれたりしていて、むしろ遠征費をかけずにそういうのを見ることができてそこそこオタ活を楽しんでいました。

そんな中、ずっと好きだった漫画家さんが個展を開くことになりました。

もちろん東京でなので行けるわけがありません。

入場特典は先生画像ツイッターであげてくれてイラストが見れたからそれで良かったことにしました。

特典つきのサイン本販売しょうがない。

そういうのは抽選じゃない限りは諦めてます

開催一週間前の告知はコロナ禍じゃなくても行けなかったと思うので、なかったことにしようと思いました。

先生漫画多忙な日々の癒やしで、それが読めるだけで幸せだと思い込むことにしました。

今後サイン会に行けるようになる日も来るはずだからその日を楽しみにしよう。

そう思っていたのに、許せないことが起きました。

「○日の○時から会場にいます!」と先生ツイートしたのです。

それを見た瞬間、「え?」って思いました。

個展初日に会場に行っていたこと、そこで読者と交流しおそらく手紙などのプレゼントを直接受け取ったことをツイートし、「私も会いたかった」と言った読者がいたようです。

そういった読者を気にかけてわざわざ告知をしたのです。

じゃあそもそも行けない私にはなんの気もかけてくれないの?

先生のそのツイートへのリプライは見てません。

おそらく「絶対行きます!」とか「お会いできるのが楽しみです!」とかそういう言葉が並んでるのでしょう。

先生もそれに「嬉しいです!」と返してると思います

告知をしたら先生ファン全員が行けると思ってるんでしょうか。

先生は「なかなか読者の方とお会いできないご時世でせっかくなので」とも言っていました。

感染症流行っているのを知らないのでしょうか。

そんな告知をしたら人が集まると想像できないのでしょうか。

しか先生ちょっと前まで入院していたんです。

それなのにわざわざ人を集めてもしものことがあったらどうするんでしょう。

先生心配をしているんじゃありません。

こんな時に自ら人を集めてコロナに罹ったとき面倒を見ることになる医療従事者の方の心配をしているんです。

入院したことで私の仕事についての大変さや大切さを少しでも知ってくれたのかと思っていたのに、期待しすぎていたようです。

読者と交流がしたいならツイッターのスペースじゃダメだったのかなあ。

それなら私みたいたな現地に行けない人も先生お話できたと思うのに。

仕事辞めろとか引っ越せとかそういう意見はこの一年たくさん聞いてきたのでいりません。

ただの八つ当たりだったとしても、私は先生のことが嫌いになりました。

たくさん人が集まるといいですね。

妹に足を刺された転生

妹はモスキートだった。あまりに巨大すぎて、部屋に入らない羽は畳んで入るようだった。

口では喋らないので、羽音で挨拶するなどが得意だった。

飲水主食であり、時折血を欲しがった。タンパク質が足りないが口癖だった。

妹は見た目が完全に虫だったので、学校では異端視された。

ストローなしでも牛乳が飲めることが特典ではあったが、牛乳から得る糖質は花の蜜ほどの効率性はないようであった。

そんな妹は時折邪神扱いを受けることがあった。奇妙な宗教家たちや、学校を住処とするオカ研の連中にである

彼らは妹の羽音を邪悪なさえずりと言って忌避して真言を唱えるなどした。

塩水を振りかけられたこともある。いかなボウフラからまれた妹とはいえ、塩水は堪えるようだった。

そういえば、母は妹を産んだ記憶がないという、そういえば僕たちと随分姿が違う。

ボウフラからまれとはいえ雌雄があってこそのものだ。なぜ母は産卵した記憶がないのか。

夏が来た。妹は例年通りタンパク質が足りなくなってふらつき始めた。

欲求としては何者かの血が吸いたいらしい。しかし律儀にモラリストの妹はタンパク質摂取を良しとしなかった。

肉は分解できず。大豆摂取できなかったので、妹はやせ細った。こうして兄の私は彼女タンパク質点滴のために病院に担ぎ込むのである

妹が入院して数日後、何やら不穏な噂が流れてきた。病院が閉鎖したという報告もないのに、病院廃墟になっているのだという。病院への支払いや引き落としは滞り無く済まされており、音もなく病院廃墟化したという事実はにわかに信じがたかった。それが噂ではなく実際であるという情報地域に広まるにつれて、私はいても立ってもいられず病院へと足を向かわせた。妹の容態も心配である

病院看板は黒くくすんで、文字は書き換えられていた。邪教の館と書かれている。私は恐る恐る正門をくぐると、受付でミイラ化している看護師たちを尻目に妹の病室へとあがった。これは何かがおかしい。明らかに常軌を逸している。私は額に脂汗をかき、階段を駆け上がった。なにかが崩れるような、産まれるような、奇妙な感覚が襲った。そしてやがて見えてきた妹の病室からは光が漏れだしていることを確認した。稲光のような閃光が部屋から漏れたかと思うと、部屋は静まり返った。

私は恐る恐る扉を開けてみた。そこには奇妙なカプセル風の器具と、羽をはやし、人間のような姿をした、しかし人ではない異形のものが立ちふさがっていた。その元妹であった何かは私に向かって述べた。

「我が名はパズス邪神なり。今後とも​よろしく――」

私は妹の新たな人生に涙を流して拍手した。

anond:20210610154421

妹に足を刺された

から3つ下の妹と折り合いが悪かった。

俺もいい兄ではなかったが妹も生意気で顔を合わせれば喧嘩ばかりしていた。。

5年前、俺が20歳で妹が17歳ときだったか

家のリビングで妹がテレビをつけっぱなしでスマホポチポチとしながら寝ころんでいたので「見てないならどけ」と言ったところ「見てるだろうが」という返答があった。俺はちょうど見たい番組があったので「見てねぇだろ、どけ」と言ったところ「ハッ」という小ばかにした返答が返ってきたので、カッとなって妹の頭にテレビリモコンを投げつけた。

妹は相当驚いたのか俺の方を振り返り「何すんだ殺すぞ!」と涙目で訴えてきた。「やってみろ、どけ!」と返したところ妹は憤然と立ち上がり消えていった。空いたソファに座りテレビを見始めたところバタバタ足音をさせながら戻ってきた。なんだ忘れ物でもしたのかうぜえなと思ったらいきなりふともものあたりが熱くなった。

見ると妹が俺の左の太もものあたりを握りしめた両手で押さえていた。こいつ殴りやがった!と思い妹の手をはねのけようとしたところ、激痛が走った。白い棒が太ももから生えており、それを裏手で殴ってしまったのだ。は?と思った。意味が分からなかった。

妹の顔を見ると妹は真っ赤な顔で「死ねボケ!」と叫んだ。俺は思いっきり妹の顔を殴りつけた。妹はゴロゴロと転がった。追い打ちをかけようと立ち上がろうとしたが足に力が入らず身体を支え切れずに床で顔を打った。足元を見るとジーンズがなんだか濡れていて、これもしかして刺されたのかと思った。

転がった妹が大声で泣きだし、俺はあまりのショックに口がきけなくなった。マジか。刺された。

その尋常じゃない様子に母親が二階から降りてきてリビングでの惨状発見し、おろおろしながら病院父親に連絡。俺は救急車で、妹がどうしても同じ救急車に乗るのを嫌がったので後から母親病院に向かった。妹は奥歯が折れていたそうだ。俺は足を3針縫った。100均果物ナイフだったそうだ。命に別状は全くなく、ただクソ痛いだけだったが3日間入院した。

退院後、家族会議が開かれ、俺は家を出ることになった。松葉杖をついての初めての一人暮らし普通にきつかった。23歳になるまで、口座に金は振り込まれたが両親は一度も俺に会いに来なかった。

それ以来一度も家に帰っていない。家族の顔も見ていない。

anond:20210610112106

国民メディアの求めに応じて、検査を拡充して

拡充してない

偽陽性含めて大量の軽症者を陽性判定する事で医療機関をひっ迫させ、破綻させ

医療崩壊は大量の中等症・重症患者によって起きているのであって軽症者は入院もできてない(軽症者は軽症のまま終わるわけではなく、軽症者の中から悪化する人が出る)

国民メディアの求めに応じて、可能な限り強力な都市封鎖を長期間国民が満足するまで実行して経済的に殺し、失業者を量産して

都市封鎖なんてものは実行していない

やったのは恫喝による飲み屋と大型施設の封鎖のみ

国民メディアの求めに応じて、大量に支援バラまいて後世に財政負担を背負わせ、のちの大増税理由を作り、破産者を生み出して

別に大量の支援バラまいていない

アメリカの例を見てから言ってください

国民メディア批判に負けて、効果が分からないワクチン契約せずにワクチンを確保することもなく、感染拡大させ続け

批判のせいではなく外交力のせい

国民メディア批判に負けて、五輪を開催せずに違約金を含めた様々な障害を残し

五輪の開催中止は決まりそうもありません

この状況で愚民マスゴミに呆れずに辛抱強く正しいと考える事をやって状況を可能な限りコントロールしようとしてる政府は立派やね

コントロールできてません


愚民だのなんだのと言ってる馬鹿はさっさと中国でもロシアでも北朝鮮でもトルコでもいいか独裁国家に言って楽しく暮らしてくれ

2021-06-09

ハウスキーパー

今はハウスキーパーサービスがかなりあって、定期でなくスポットで頼めるのも便利だと思う。(大掃除とか奥さん入院中の時とか)

自分でも将来やってみたいなーってちょっと興味あるけど、やっぱり必要以上のことを要求してくるとか困ったお客さんもいるんだろうか。

娘を死産した

娘を死産してちょうど1年が経った。

今日ニュースを見て、このエントリを書いている。

妻とは大学サークル出会って、5年間付き合って結婚した。

お互いに3人兄弟末っ子で、子どもは最低でも2人欲しいね、なんて話をしていた。

でも子供は何年経ってもできず、不妊治療を始めることになった。

今は夫婦の3組に1組は何らか不妊治療をしているらしい。まったく珍しくもなんともないことだ。

妻は仕事をしながら文句一つ言わず不妊治療をしてくれた。

不妊の原因はわからず、結局1年間かけても成果が出なかったので、高度不妊治療に移ることになった。

そして、本当に本当に運よく、1回目の体外受精で妻は妊娠した。費用は合わせて100万円くらいで済んだと思う。

不妊治療はゴールが見えない。何百万円もかけて、結果が出るかどうかもわからない。

多くの場合不妊の原因すらわからない。あらゆる面で、つらく厳しい治療になる。

である僕も何度か同行したが、不妊治療のクリニックの雰囲気形容しがたいものがある。

あれは本当に強靭メンタル必要だ。もしこれを読んでくださっている方で、奥さん不妊治療をしている人がいたら、ぜひ1度でいいから一緒に行って隣に座っていてあげていてほしい。それだけでいい。

僕たち夫婦は、家族、ごく親しい友人数人に妊娠事実を伝え、ひっそりと妊娠生活を開始した。

幸い妻にはつわりがなく、安定期に入った。安定期に入っても周りにはほとんど言わなかった。

あの不妊治療のクリニックの雰囲気を見てしまうと、簡単気持ちで周りには公表できなかった。

安定期に入って性別も教えてもらった。女の子だった。

少し奮発して、4D超音波エコーというのを撮影した。おなかの中の子どもは、一人の完全な人間の形をしていて感動したことを覚えている。

妊娠して5か月目に入り、妻が倒れた。

急に夜中に激しい頭痛で動けなくなり、タクシーで妻のかかりつけの総合病院救急外来に向かった。

診察の結果、血圧がかなり高いとのことで、入院して様子を見ることになった。

病院先生からは、夫婦同席の元、最悪のケースを想定した病状の説明がされた。

なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、なんて夫婦で話をしていた。

でも、入院して2週間経っても、妻の病状はよくならなかった。

医者から、妻の病状を専門で診られる他の病院セカンドオピニオンを受けてほしいといわれた。

妻は、小さい頃からお世話になっているこの病院で産みたい、ほかの病院に移るのは嫌だと言った。

僕は、専門の先生に一度診てもらうだけだから、と妻を説得して、紹介された病院に向かった。

病院の診察室に入ると、大部屋に10人くらいの医者が待ち構えていた。

この瞬間、あぁ、妻の病状はかなり悪いんだ、と気付いた。

一番歳がいったベテラン医者から、妻の今の病状について説明があった。正直内容はほとんど頭に入ってこなかった。

唯一覚えているのは、赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する、という言葉だった。

診療が終わり、なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、と妻は話していた。

しかしたら、ダメかもしれない、なんて僕の口からは口が裂けても言えなかった。

そのままその日から転院になり、より強い治療が始まった。

別の日に、改めて治療方針について医者から話があった。また部屋には10人くらい医者がいた。

1日でも長く、赤ちゃんお腹の中で成長させるために、できる限りの治療をする。

ただ、もし病状が改善しなければ、赤ちゃんを外に出す。

赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する。

妻は泣いていた。

それから妻は、弱音一つ吐かずに、毎日注射をし、薬を飲み、手術までした。

会社健康診断血液検査で倒れる僕からしたら、本当に尊敬しかない。

かなり強い治療を続けたが、妻の病状は良くならなかった。

二週間後、主治医から夫婦同席の元で今後の治療について説明したい、と言われた。

ついに来てしまったと思った。

妻には、一度外で待っていてほしいと伝え、僕が先に個室に入った。

妻が横にいると、僕自身が耐えられないと思った。

最初治療方針説明してくれたベテラン医者は目をつむって部屋の端で静かに座っていた。

その隣で、他の医者から今の妻の病状について説明された。医者も少し涙目になっていた。

もう妊娠を続けることはできない、一日でも早く子供を出さないと妻の命が危ない。

赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する。

妊娠中断のサインをしてほしい。

僕はわかりました、と言って、妻を呼びにいった。

席に座った妻に対して、医者が話し始める前に「やっぱり、赤ちゃんダメだって」と声を振り絞って、妻に言った。

これから人生、こんなに悲しいことはもうないんじゃないか、と思った。

でも、妻がもしいなくなったら、もっと悲しい、それだけは確かだった。

妻に隠れて自分も泣いた。

正直、ここから先の記憶はかなり曖昧だ。記憶を消そうとしている自分に抗って、今思い出しながら書いている。

妊娠中断の合意書へのサイン、両親への連絡、会社への連絡、そして休むことな出産の準備に入った。

この時期になると流産はできず、陣痛を誘発して普通に出産することになる。

違うのは、赤ちゃんは外に出ても自分の力で息を吸うことができない、ということだけだ。

数日後、予定通り娘を出産した。

夫婦と娘、3人で写真を撮り、短い時間だが3人で一緒の時間を過ごした。

息つく暇もなく、葬儀業者に連絡をし、両親を呼び、あっという間に葬儀が終了した。

妻の体調は、入院時の体調が嘘のようにみるみる回復し、1週間で退院できることになった。

妻は、命をかけて娘を産んでくれた。

死なんてものは世の中にありふれている。夫婦にとって特別な死も他人には関係ない話だ。

こんな話、誰かに知ってほしいとも思わない。

でも、妊娠には、あの時こうしておけば、何かしてあげられたのでは、なんてないことだけは伝えたいんだ。

誰も悪くないし、どうか自分を責めないでほしい。

夫婦二人いれば、時間が経てば、きっと乗り越えられます

お二人の未来が明るく照らされるよう心から願っています

こんな自分勝手なエントリ最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました

2021-06-08

anond:20210608214910

一日も早く実家をまた出たくて、今はお金を貯めている最中なんです。

実家を出ているときに貯めたお金は全部、入院費で消えたので一人暮らしする費用がありません。

anond:20210607135933

検査結果が大雑把であまり正確ではないということが説明されずに行われている。検査自体お腹に針刺すやつでなければリスクは低いかもしれない。

だけどろくな説明を受けずに検査を受けた人は検査結果がグレーであるとほぼ中絶を選んでしまう。中絶手術には後遺症リスクがあり、また当の妊婦心理的後遺症が残る可能性もある。

でもって、中絶する場合妊娠週数が12週を過ぎると死産扱いになるので、病院側は中絶費用よりも高い「分娩費用」を患者から取れるし、患者の方には出産一時金42万くらいが入る(これは今は病院への直接支払い制度を利用することが一般的なので、中絶入院費用ぶんは一時金が患者の懐をスルーしてそのまま病院に入ることになる)。

まり病院側は取りっぱぐれなくまとまったお金が入るわけで、そうなると中絶希望妊婦にわざわざ中絶を送らせるように働きかける医者も出てくる。

妊娠週数が進んでから堕胎は、母体の心身への負担が大きくなるので、できれば避けなければならないところ、お金のために無理やり遅くするなんて言語道断の悪じゃん。

そういう悪徳商法を防ぐために、まずは出生前検査濫用を防がなければならないということ。

anond:20210608001108

コロナの前からおばあちゃんサラリーマンに見えない若者おっさん

救急車に乗りたがらない傾向ある気がする

増田によると望まぬ入院を避けているそうだ

レントゲンは撮っておいた方がいい気がするけどなぁ・・・

anond:20210608001043

明らかに頭を打ってる・地面が染まるくらいに出血している時は返事待たずに救急車呼んでる

逃げちゃうけどね

 

同じく父が血まみれで帰ってきたことあった

あと同僚がバイクで転けたのに会社来てたけど鎖骨折ってたわ

 

かに望まない入院は嫌かもだが死んだり後遺症が出るよりいい気がするよ

無事だといいけどな

anond:20210607235553

救急車呼ぶべきかどうか迷ったら、

♯7119

これを知ってるか知らないか生存率も救急隊員等への迷惑度も色々変わる。

https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

(稀に迷わず即決で119しとけってケースもあるからあくま自己責任で)


それはそうと、結構生活習慣病とか加齢でリスクある年代(かつ不健康に生きてる人達?)は、まわりの救急搬送エピソードを聞いてしまってるぽい。

不満の多くが、”全然望んでない病院に連れていかれてめっちゃ望まない入院させられた”であるらしい。

救急車呼んでギリギリ助かるメリットより、救急車によって色々面倒な病院強制的に連れてかれるデメリットが勝つみたいな。

うちの親父がそう思って、地力病院行ってギリギリ診察間に合って生き永らえたんだけど、夜間とかで救急やってる病院が望んでないとこしかないとかだったら翌朝まで様子見ようかってなってた可能性もある。

たまたま症状が脳梗塞であれは一刻を争う(親父もその知識はあった)から多分どうしようもなければ救急車呼んではとは思うけど、

これは救急車案件みたいなフローチャートが出回ってないから、もうちょい気合入れて普及しておくべきよね。

2021-06-07

PCRスンナ派とかシーヤ派とかもうそんな話ではない

昼に社会的PCR記事が出ていたので。

  

論点はすべきかどうかより、投じたリソースに対して効果があるか

ある感染症に対して、検査をして隔離する。これはインフルエンザMRSAであっても通常の病院で行われている感染対策である

検査の精度が低いか意味ないというのは正解とは言えない。流行が終わるまで検査をして隔離を続けられるならしたほうが良いに決まっている。

問題検査をした後の隔離といつまでリソースを投じ続けるかである

  

自主的隔離管理された隔離

自主的隔離は守られないものと思ったほうが良い。

入国する際に自主的隔離をお願いした我が国がその結果を表している。

食事生活物資いくら届けようとも、やはり普段生活人間関係を求めるものである

少数の隔離を守らない人ほど交友範囲が広くウィルスを撒き散らす。

  

管理された隔離では居住場所、水や食料などの生活物資、娯楽品が必要である。(娯楽品はメンタルケア重要である災害医療でもそう言われている)

また、それらを配送する人や仕組み(手渡しだと配達する人が感染しかねない)が必要である。急変時に対応できることも必要とされる。

老人ホームを新たにたくさん作るようなものでやればできるかもしれないが、どれだけ金と人がいるのだろうか。

  

管理された隔離成功した(していた)のは台湾である

日本事情が違うのは国内に入られる前に侵入経路を隔離で閉じたところである

しかし、最近までほとんど感染者を出していなかったが一度国内に入られるとまたたく間に広まっている。

感染者を出し続けていた日本と違うのは、おそらく感染者を出さな日常が続いたため民間レベルでの感染対策が疎かになってしまたことではないだろうか。

社会的なまでに大規模な検査隔離というのは籠城戦のようなもので外に敵(ウィルス)がいるかぎり臨戦態勢を続けないといけないものである

  

感染対策のゴールは見えていたか

新型コロナは夏になっても流行地域を変えながら様々な地域流行していった。

となれば感染対策のゴールは、シーズン終了でもなく国内感染者が0になることでもない。

  1. 世界的に流行の規模が小さくなる
  2. ウィルスが弱毒化し大したことのない病気になる
  3. 日常生活に戻れる予防法が確立する(ワクチン

考えつくのはこの3点である

1と2をゴールと期待するのは楽観的であった。現実感染力が高くなり進行も早くなるなど厄介な方へ進んでいった。

大規模なPCR検査隔離というのは見えないゴールに向かって短距離走の走り方をするようなものである

重要なのは「フルパワーでなくていい。継続していくことが重要だ」というような先の見えないマラソンをする覚悟だろう。

となれば最短のゴールはワクチンによる集団免疫になるだろう。

ワクチンPCR隔離もやればいいと言うのは、畑に金や物・人が生えていて好きなだけ取り放題ならそのとおりである

現実にはリソースは有限である

  

検査隔離対象を決めよう

検査隔離有効性は疑う余地がないのだから有効かつ継続できる対象を考えるべきである

PCRと書いていないのは大規模な検査は抗原検査キットを使うべきだと考えているかである

私が考えているのは

  1. 高齢者施設入院施設などハイリスク場所
  2. 芸能スポーツなど飛沫感染対策(具体的にはマスク)が取りにくい場所

である

出入りを制限しうる小集団であれば効果を発揮する。

隔離リソースもその中に入れないだけでよいのだから。(外で広める分には知らない。小集団内での感染を予防する目的から

  

出入りの制限ができない広い社会では個別感染予防とワクチンを優先し、狭い集団では更に検査隔離を追加する。

というのが私の考えである

この前の日曜日、もちまきに行きました。松木さんのところでむねあげして、もちまきをしたからです。えりなちゃんがこの前見つかって、お父さんは大よろこびして、新しく家もたてなおすそうです。

松木さんの家では、3年前に、みんなでスーパーかいものに行ったときに、駐車場えりなちゃんがいなくなりました。その日から毎日、どこをさがしても見つからなかったそうです。駅前ちらしを配っているえりなちゃんのお母さんからちらしをもらったことがあります学校でもえりなちゃんがいないことを先生が話しましたが、学年が変わると、だんだんえりなちゃんの話をする人はいなくなりました。

この前、えりなちゃんのお父さんは仕事マレーシアに行って、らぐーんでボートに乗ったそうです。らぐーんというのは、海の水が湖みたいに囲まれてできたところだそうです。ボートでまんぐろーぶのあいだを進んでいくと、まんぐろーぶの根が水の中からたくさん出ていたそうです。えりなちゃんのお父さんは、一本だけまんぐろーぶと色のちがうものが水から生えているのに気づいて、ボートを近づけてもらったら、それは水から突き出している、小さな片方の手だったそうです。そっと手を差し出すと、水からでている手は、お父さんの手をにぎりかえしました。それからひっぱってもびくともしないので、ボート運転している人にも手伝ってもらって、力いっぱいひっぱると、どろだらけのえりなちゃんが水の下から出てきたそうです。

お父さんといっしょにマレーシアから帰ってきて、えりなちゃんはしばらく入院していたそうです。それから学校に来て、同じクラスになりました。えりなちゃんは肌が日焼けしていて、目が緑っぽくなっているような気がするけど、ずっと会っていなかったので、もともとそうだったのかはよくわかりません。この前うちにえりなちゃんが遊びに来たときに、いっしょにリングフィットしました。やったことないというのでやりかたを教えてあげたら、とてもうまかったです。

むねあげ式にはたくさんの人が来ていました。とちゅうまでできあがった家の上に大工さんがのぼって、もちとかおかしをたくさんまきました。来た人はみんなわあと急いでひろいました。家は新しくつくっていましたが、えりなちゃんの家には大きなしゅろの木が前から二本あって、それはまだ立って風が吹くとさわさわゆれていました。とてもたくさんの人が来ていて私はひろえなかったので、帰ろうとしたときえりなちゃんとお母さんがいて、ふくろに入ったもちをくれました。大きな平べったいもちの中にあんこがたくさん入っていて、とても甘かったです。あんこはでいつから作ったあんこだといっていました。でいつというのは、やしの木の実なのだそうです。えりなちゃんがでいつを好きだそうです。いつかマレーシアに行ってやしの木を見てみたいです。

もしも、私が反日思想の強い国に生まれていたら…

東京オリンピックバイオテロを行う絶好の機会と考える。

オリンピックボランティア関係者として、会場周辺施設に潜り込み、

世界中でみつかった危険変異をすべて持たせ、さら独自に毒性を高めて培養したコロナウイルスをばらまくのである

空間除菌用のクレペリン容器に入れて、感染対策のフリをしてあちこちに吹き付けて回る。

選手村には、超音波式の加湿器を置いて、大量のエアロゾルを空調の気流に乗せる。

大会会場では密室になりがちなトイレを重点的に汚染させる。

アルコール消毒容器の中身は汚染溶液と入れ替える。

感染して発症した選手がすぐに入院、充分な治療が受けられないように、

都内満員電車も標的として連日大量に噴霧してゆく。

都心部医療崩壊すれば、選手の優先入院事実上不可能になるだろう。

隣国が、人道的見地から入院加療のためのチャーター機を飛ばせば、それに応じる選手団も少なくないと思う。


こういう状況になれば、さすがに開催中のオリンピックも中止せざるを得なくなり、閉会式を待たずに

多くの国の選手団が帰国してゆく。

我々の同志は、選手団の帰国に合わせて、各国で同じ株のウイルスバラまく。

その結果、選手団が東京から持ち帰ったのだと印象付けることに成功するだろう。

(尾身会長は、選手母国に持ち込む可能性について穏便に言及しているが、

本当に恐れているのは、意図的な持ち込みテロのほうである


日本の防疫体制いくら鉄壁と呼ばれていたとしても、

それは善意感染者に対するものであって、初めから悪意をもって感染を広めようとする者に対しては非力である

爆発物よるテロであれば、日本テロ被害国となり、世界の同情を集めることはあっても、

被害に遭ったこ自体を責められることは無い。

だが、コロナ場合は、それがテロであることに気づきにくく、感染拡大すれば管理責任を問われるのは日本である

IOCは、「日本安全やれると言ったから、開催を認めたんだ。すべての被害に対する賠償責任日本ある」というだろう。

東京に送りだした選手団が感染して帰国し、国内感染爆発が起きてしまった国の国民は、一生、日本を恨むだろう。

WHOが、いくらこのウイルスの株をオメガ株と呼称したとしても、皆、東京五輪株と呼び続けるはずだ。

anond:20210607083906

これ時々見かけるけどさ、これってある程度の年齢の人は症状が悪化したら死を受け入れるものっていう素地がないと、いくらコロナ流行してもダメなんじゃないかなあ。

日本は「とりあえずとにかく助けよう」って思考が大多数だからコロナでぎりぎり死ねない老人で病院が埋め尽くされて、若者病院にかかれなくて死にそう。去年のいま頃、東京都感染者推移見てたけど、2ヶ月も3ヶ月もステータスが「入院」(だったかな?とにかく感染中)のままの高齢者いたし。

いざとなったらトリアージっていうけど、管に繋がった90代のベッドをあけて、交通事故で運ばれてきた人を診ましょうとはならないよ。本人意識ないだろうし、家族その場にいないだろうし、誰も意思決定できない。

生かせるだけ生かす、が大多数の正義なうちは高齢化は終わらないよなと思う。自分回復しないなら自然死にたいわ。

2021-06-06

発熱した

弊社は感染爆発地域にあってまだコロナを出してない(という公式発表)

実際的感染対策はもちろんするが、どちらかというと精神論で「コロナはあってはならない」みたいな感じだ。

正直、もしこの発熱コロナだったらマジで解雇されるかもしれないという危機感がある。弊社の「あってはならない」はそういう意味からだ。

そんな解雇違法だって?そうだね。

しかし弊社では、何かの責任なすりつけたり、気に入らない人間合法的排除したりするために、曖昧に罪をぶち上げて懲戒解雇する事例は枚挙にいとまがない。

おそらく、弊社のコロナ1号は懲戒解雇になる。たぶん「任務懈怠」みたいな懲戒理由で。(懈怠ってよくわからんけど弊社がなんか人追い出すときによく使う罪)

…そうなってくると「ただの風邪レベルなら申告しない、というのも選択肢に入る。

そりゃその選択は人としては悪いのだろうけど、コロナだということになったら十中八九クビになるのだ。

うつさないよう待機する、しかるのちにしかるべき機関に連絡し、必要であれば検査を受ける。周囲の人間のため、地域医療のために。もちろんその判断は正しいが、しかし、私がそのような誠実さや人間性を発揮したところで、何になるだろう。報いられることはない。コロナだったらありもしない罪の汚名を着せられて会社を逐われるだけだし、そのとき周囲の人間地域人間が私を助けてくれるのか。

まぁ重症リスクのある持病があるので、死んだら元も子もないわけだ。が、どうせこの地域医療機関は逼迫しており入院できるわけでもないんだし、申告しようがしまいが自宅で死ぬリスクは変わらない気がする。

こういう状況ではギリギリやばくなるまでは隠して働いた方が合理的なような気がする。


みなさんだったらどうしますか。

自分懲戒解雇され路頭に迷う覚悟で良い人間として生きますか。自己中心的発熱隠蔽しますか。

anond:20210605234837

放火犯入院して「自分人生ではこんなにやさしくされたことはなかった」って言ってるけど看護師はやさしくなどしていない(仕事をしているだけ)とおなじだな

2021-06-05

ニューズウィークのお粗末に過ぎる陰謀論

「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得実験を行っていた|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

ニューズウィークが新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の武漢ウィルス研究所(WIV)起源説をぶち上げているがひどくお粗末だ。

なぜお粗末かと言うと、ほぼデバンク済みの『コロナウィルス人工説』である上にその中でも完全に粉砕されている『RaTG13起源説』を提唱しているかである

RaTG13は新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)と最も近縁だが、これをいじってSARS-CoV-2を作ったという主張は既に反証済みなのだ

詳しく説明しよう。

RaTG13では遠すぎる

SARS-CoV-2とRaTG13のゲノムの相同性は約96%。しかしそれでは遠すぎる。

SARS-CoV-2の最も近い親類は、武漢ウイルス学研究所に保管されていたRaTG13という名前コウモリウイルスです。このウイルスSARS-CoV-2の起源であるという根拠のない憶測がいくつかあります

ただし、

(i) RaTG13はCOVID-19が最初に発生した武漢(湖北省)とは別の省(雲南省)からサンプリングされました。

(ii) SARS-CoV-2とRaTG13の間のゲノム配列の相違のレベルは、平均50年(少なくとも20年)の進化距離に相当します。

したがって、SARS-CoV-2はRaTG13から派生したものではありません。

―――エドワード・ホームズ,シドニー大学教授

実際、Boni et al. (2020)推定ではSARS-CoV-2とRaTG13が共通祖先から分岐したのは約39~71年前であった。さらに言えばSARS-CoV-2とRaTG13は祖先と子孫ではなく同じ祖先もつ兄弟である

研究室でRaTG13を培養して進化させてもSARS-CoV-2にはならないし、仮になり得るとしてもそれにはうん十年かかる。

WIVがRaTG13を見つける前、何なら研究所設立から培養してなきゃいけないねえ。

RaTG13からは作れない

距離が遠いなら科学の力で乗り越えよう!

Gain-of-Function research (GOF機能獲得研究)には培養だけでなくゲノム切り貼りしたキメラウィルスを作製する方法がある。これだ!

しかしこれも問屋が卸さない。

ゲノムを組み替えてキメラウィルスを作った場合、組み替えた部分だけ違っていて他のゲノム領域はほぼ同一になる。仮に組み換え後に培養を経ても変異分布痕跡が残る。

しかし、RaTG13とSARS-CoV-2の相違(変異)はゲノム全域にわたりほぼ均等に分布している(Zhou et al., 2020)。これはRaTG13のゲノムを組み替えてSARS-CoV-2を作ったとする主張の決定的な反証である

その他

これはRaTG13に限った話じゃないが、SARS-CoV-2は近縁のコロナウィルス(CoV)が持っていない特徴をいくつも持っている。

つのスパイクたんぱくのRBD配列2019年時点では他に類似配列を持つものがいなかったし、フューリン塩基切断部位とO-結合型グリカンも近縁のCoVでは見られなかった。

仮にSARS-CoV-2を研究室で作製するなら、これらの当時未知だった特徴をどうやって組み込んだのか説明できない。

意図的に組み込んだのではなく、培養中に進化して偶然できたと答えようにも、2020年に野生動物(センザンコウ)から発見されたCoVもつRBD配列SARS-CoV-2とほぼ同じだったという事実が立ちふさがる。

研究室選択圧のもと進化した配列が、自然環境下で進化してできたそれと偶然一致するのはまずあり得ない。

あり得たとしても、『自然環境にはSARS-CoV-2に類似した特徴を持つ未知のCoVが色々いる』可能性の方がはるかに高い。

以上から、RaTG13に限らず当時の地球においてSARS-CoV-2を人工的に生み出すためのバックボーンウィルス人類は持っておらず、このウィルス自然環境下で進化したものだと考えるのが妥当である(Andersen et al., 2020)、と言うわけだ。

結論として

『RaTG13起源説』は科学的に完膚なきまでに粉砕されている陰謀論である

証拠がない”ではなく“否定する証拠がある”レベルの仮説である。WIV起源説好意的研究者ですら肯定していない。

ニューズウィーク記事の前編のタイトルは『「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!』であるが、『RaTG13はSARS-CoV-2の始祖ウィルスではない』という科学事実の前には滑稽と言うしかない。

“「研究所流出説」を甦らせた”と言うのも嘘で、最近のWIVへの追及は『研究所経由説』とでも呼ぶべき新しい(本当は古いけど陰謀論に隠れて無視されてた)説による。

ニューズウィーク記事の前編も後編も、あれが怪しいこれが怪しいと疑惑てんこ盛りにしていたが、その怪しさを全部『RaTG13起源説』に紐づけしたせいで、台無し

過激陰謀論ピックアップされてしまえば、類似のしかし陰謀論とはとても言えない“あり得る仮説”でさえ、十把一絡げに陰謀論扱いされてしまうという危機感を持ってほしい。

『RaTG13起源説』みたいな糞陰謀論で『研究所経由説』をつぶそうとするのはやめてくれ。

研究所経由説』

Andersen et al. (2020)やLiu et al. (2020)Hakim (2021)など、SARS-CoV-2を研究室内で作り出すのは合理的に考えれば不可能であることがわかり、初期の雑い陰謀論(含『RaTG13起源説』)はだいたい駆逐された。

そのおかげで『ウィルス自然起源だが拡散にはWIVが関わっているかもしれない』という元々あった穏当な仮説が台頭してきた。

親愛なるブックマーカー諸氏のため詳しく説明いたしましょう。

研究所経由

SARS-CoV-2は野生動物起源もつが、WIVの研究員がそれを武漢に持って来たかもしれないと言う説です。厳密に言えば研究所起源の説ではありません。

最近の、WIVを追求する流れは主にこの説が念頭に置かれています

SARS-CoV-2の起源に関する現在の最有力な仮説は以下ですが、

宿主(起源):祖先ウィルス宿主。人との接触が少ない野生動物コウモリが有力。

中間宿主:人との接触が頻繁な動物ウィルス媒介するほか、感染中にウィルス進化する場合も。SARSの時はハクビシン(有力)、MERSの時はラクダ(確信)、COVID-19では……?

ヒト集団

中間宿主ポジションあるいは中間宿主とヒト集団の間のポジションに“研究員/研究所”を置いたのが研究所経由説です。

ウィルス探してフィールドワークコウモリひしめく洞窟で、SARS-CoV-2に感染して武漢に帰ってきました』と言うわけです。亜種として『サンプルをラボに持ち込んでから流出しちゃった』バージョンもありますが大意は変わりません。

この説の利点は『まったく無理がない』ことです。ウィルス学的なエビデンスと競合することもなければ未知のウィルスでっちあげる必要もない。

ウィルス感染しているかもしれない動物ウィルスを含んでいるかもしれないサンプルを採取する立場の人が、その途上でウィルス感染たかもしれないと言うのは非常に合理的な考えです。

もちろん、食卓に並ぶべく中国各地で採集された野生動物たちによって武漢の生鮮市場ウィルスが持ち込まれ可能性も当然あります

あるいはミンクなどの家畜の群れでウィルスがサーキュレートしていたかもしれません。

たまたま山歩きをしていた市民コウモリバッティング(激うまギャグ)して感染した可能性もあるでしょう。

重要なのは、これが“あり得る仮説”であり、検証可能であることです。

そう、検証可能なのです。中国側が研究所職員学生血液サンプルや、武漢血液銀行のサンプル(19年12月より古いやつ)を提供してくれれば、非常に多くのことがわかるはずです。

WIVの職員が皆陰性であれば、選択肢が一つ消え、他の仮説がより確からしくなります

陽性であれば、その陽性者の行動を追跡することでわかることが多々あります。野外採集には行かず生鮮市場を訪れていれば、感染源は市場かも知れません。野外採集に行っていれば、その行先に祖先ウィルスいるかもしれません。

あるいはWIVとは関係なく12月よりずっと前からCOVID-19が蔓延していたことが明るみに出るかもしれません。

しかし、中国データ資料の提出を拒否しています

WHOは19年12月よりずっと前に武漢COVID-19のような症状を出した人を見つけました。それも90人以上。

アメリカはWIVの職員3人が11月COVID-19のような症状で入院したのを明らかにしました。バイデン大統領継続調査を求めました。

しかし、中国データ資料の提出を拒否しています

今、中国やWIVに対しての批判とはつまり検証への非協力への非難であるともいえましょう。

何故データを出さないのか?出しさえすれば否定できる仮説に対して、何故データを出さずに否定しようとするのか?何を隠しているんだ?HEY!!

研究所経由説を選択から外しはしない』という各国の研究者やWHO声明は、ほっかむりは許さんぞという宣言なのです。

野生動物起源一本やり(WIVの関与は無視)にすると、どうしたって武漢血液データへの追及は弱まりますからね。

親愛なるブックマーカー諸氏におきましては、同じラベルでも中身は違いますので糞(『RaTG13起源説』等)も味噌も一緒くたにししまわないようお願いいたします。

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