はてなキーワード: クレペリンとは
本当は、みんな、例の機械からナニかが出ていることは分かっているんだよ。
それを昔の人は、マイナスイオンと名付けて呼んでいたら、科学クラスターから、
「マイナスイオンなんてものはありませーん。プークスクス」されたから、
その、名状しがたきナニかについて、
実体として存在しているけれど、まだ適当な科学名が無いから、各社固有の呼び方になってしまっているだけで、
みんな、そのナニかがあることは否定していないし、その効能も閉鎖環境では確実に認められている。
それを言うと、すぐ、科学クラスターは、閉鎖環境は実際の環境とはちがいまーす。
開放された室内での検証がありませーん。プークスクスするけど、
そもそも、窓開けっぱなしの部屋で、そんなの効果がでるわけねーじゃんね。
みんな大好きクレペリンだって、流石にクビからぶら下げるだけで、その人に効果ある!
はやり過ぎだけど、部屋置きタイプのものは、効果は否定されていない。
結局、肯定側も否定側も極端な事例ばかり取り上げて、プークスクスしてるだけだから、
いつまで経っても進歩が無いように見える。
・20代前半女
・喫煙者(大体5本/1日)
・不織布マスク常時着用(仕事柄対面で人と話すことが少なくないので、そういう日は新しいマスクに変えます)
・スーパーやコンビニ等で何か買ったら必ず帰宅後パストリーゼで拭く
・会社に入る前、食事前、エレベーターのボタンなど不特定多数の人が触ったものに触れる前後にはアルコール消毒(パストリーゼ使用)
・友達と会うなどはしていませんが、今年に入って3回程1人でお笑いライブや寄席に行きました
・電車通勤ですが、満員電車のピークちょい後の時間帯なので、寿司詰め状態ということはあまりない
・会社にマスクをしない社員が数名いて、うち1人は自分の直の上司なので会話の機会も少なくない
・同居家族(母)はコロナ対策にかなり神経質(恥ずかしい話ですが、クレペリン信じてました)
通常通り出勤、体調に異変はなし。
就寝前には微熱の症状。
帰宅後は家でも不織布マスク着用、共有物に触れる場合はビニール手袋着用。
母の方が先に帰宅していたので、ドアノブや洗面所など、共用部分はビニール手袋+不織布マスクを着けた状態でパストリーゼで消毒をしていたそう。
在宅勤務に切り替えてもらい、この日は外出なし。
夜、喉に少し違和感。金曜日なのでお酒を500mlほど飲んだ。
空咳は相変わらず治らず、喉の痛みが増したそう。
起床時から喉のイガイガが増す。これはまずいと思ったので(母が体調不良になった時点で自分もうつっていると確信してましたが)午後にPCR検査を受けに徒歩で病院へ。
夜になるにつれなんとなく体が重くなってくる。
夜中はかなり熱が上がっていたのか、全然寝られなかった。
喉の痛みはさらに増し、熱も38度くらいが続く。
朝から体が鉛を背負ったように重い。そして関節と太ももが痛い。
起床後の熱は37度、さっき14時位に測ったら37.9度まで上がっていた。
喉のイガイガは昨日よりマシなような気がするが、痰がからむようになってきた。
16:30 38.5度の熱、PCR検査した時に処方されたアセトアミノフェン錠服用
◎書くべきことあったらブコメとかで教えてください!
オリンピック・ボランティア関係者として、会場周辺施設に潜り込み、
世界中でみつかった危険な変異をすべて持たせ、さらに独自に毒性を高めて培養したコロナウイルスをばらまくのである。
空間除菌用のクレペリン容器に入れて、感染対策のフリをしてあちこちに吹き付けて回る。
選手村には、超音波式の加湿器を置いて、大量のエアロゾルを空調の気流に乗せる。
感染して発症した選手がすぐに入院、充分な治療が受けられないように、
都心部が医療崩壊すれば、選手の優先入院も事実上不可能になるだろう。
隣国が、人道的見地から入院加療のためのチャーター機を飛ばせば、それに応じる選手団も少なくないと思う。
こういう状況になれば、さすがに開催中のオリンピックも中止せざるを得なくなり、閉会式を待たずに
我々の同志は、選手団の帰国に合わせて、各国で同じ株のウイルスをバラまく。
その結果、選手団が東京から持ち帰ったのだと印象付けることに成功するだろう。
(尾身会長は、選手が母国に持ち込む可能性について穏便に言及しているが、
それは善意の感染者に対するものであって、初めから悪意をもって感染を広めようとする者に対しては非力である。
爆発物よるテロであれば、日本はテロ被害国となり、世界の同情を集めることはあっても、
だが、コロナの場合は、それがテロであることに気づきにくく、感染拡大すれば管理責任を問われるのは日本である。
IOCは、「日本が安全やれると言ったから、開催を認めたんだ。すべての被害に対する賠償責任は日本ある」というだろう。
病名が被ることは別に気にしないが社会の中での生きづらさというのは確かに存在する。
これの嫌なところは、試験とか能力検査ではあまり引っかからない点。例えば俺はSPIとかは比較的高めにとれる。公務員試験とかの一般教養も苦手科目を集中的にやれば、地方クラスは結構突破しちゃう。クレペリンは何度もやったせいか一般人に擬態可能だった。
ただ日頃から感じているのは「極端な先送り癖」「一つのことへの強い執着、執着がなくなった際の虚脱状態」「他者とのコミュニケーションが常にどこかおかしい」「だろう癖」などがある。当然仕事はうまくいかない。人より優れている部分はどこかにあるのだろう。だけど基本的な事務作業があまり得意ではないしミスも当然多い。確認のし忘れや「だろう」で済ませてしまうことで問題になることは多々ある。相手が確認したはずだろうから〆切まで何も言われなければそのままにしてしまったり、自分がしたいことしかできなかったり。怒られてもそれは改善しない。
思えば小学生時代から挙動がおかしかった。精神年齢は常に他の人より3つは下。
小学生のとき、バイクのプラモを部活動で作っていたことがある。そういう自由な部活だった。だけど結局1年かかってもバイクは完成しなかった。説明書も読んで家でも試行錯誤していたのに。いまならわかるけど、手先が不器用と言うより根本的な作り方を理解していなかったんだろう。接着剤の使い方や部品の管理が全く出来ていなかった。単純なことに気を配れない。自分がそうだと思ったこと以外が目に入っていない。
あらゆる場面で、説明を受けているのに何も理解せずに自分勝手で場当たり的な行動をして、他の人が間違いを教えてくれていた。健康診断では胸部エックス線の撮影のやり方がわからず一人だけ別行動をしていた。郵便の仕組みを学ぶ授業では自分で勝手に手順を変えようとしていた。どの学年においても人の話を聞いて行動した記憶が薄い。常に自分がやりたいことを自分の判断で行っていた。
中学生はThe挙動不審。はからずも部長になったときは本当に酷い状態だった。周りからの信頼を無くして逃げるように部を去った。図書委員にしても他校との定例会で大いびきで寝ていたり、文化祭では異様に張り切ってしまい周りをドン引きさせていた。学年からの評価は「将来大物になりそう」だった。
常にどうしようもない人生である。人より羞恥心が薄いというか客観で自分を捉えられないせいか、他者とのコミュニケーションはいつもおかしい。大人になってもコミュニティ内でのトラブルメーカーである。正論で人を攻撃し、逆に攻撃もされる。追い出され逃げ出したコミュニティは数知れない。
そんな感じがいまも続いている。これは正直どうしようもない。一時期は薬を処方して貰っていたが大した効果はなかった。診断が間違っていたのかもわからない。
こんな推敲もへったくれもない文章書いているのは、徹夜あけの気分を紛らわすためなんだけどね。
俺はこの先、どうしたらいいんだろうか。
文系私大生で鉄研所属の鉄オタが、鉄道会社の、駅員、車掌、運転士とかの、いわゆる現業と呼ばれる職種での採用を目指して2017年入社の就活を戦って、内定をもらった体験談。受けた鉄道会社は関東中心に十数社。7月まで(ここで3月から動いてる会社の選考が一段落する)に選考が終わるとこは片っ端から受けた。
自分が就活で色々調べてた時「鉄道会社は鉄オタを採用しない、オタク、マニアだとバレたらその時点でアウト」とか「鉄オタは鉄道会社に入らない方がいい」みたいな話ばっかしか出て来なかったから、就活してる鉄オタが、鉄オタでも鉄道会社就職ワンチャンあるんじゃね?と思える情報が一つくらいあったっていいじゃん、と思って書いてみる事にした。とかそれらしい事言って本音は、色々言われてるけど内定もらったぜ(ドヤ顔)という自慢話がしたいだけ。それでもよければどうぞ。
オタク隠して就活する事も考えたけど、バイトもゼミもそれなりにしかやってなくて、自己PRのネタに使えるようなものが鉄研の話しかなかった(と言ってもバイトとかよりはマシってくらいで鉄研でも大した事してたわけでもないけど)から、隠すのは諦めた。履歴書とかエントリーシート(ES)に書く欄があれば鉄道研究会と書いたし、自己PRは鉄研の話を書いて、面接でもその話をした。それでも書類だけで落ちたところは1社もない(書類で落ちたのかそうでないかわからない会社はあった)し、内定までこぎつける事ができた。ESにサークルを書く欄がないところは、意図的に自己PRの文から「鉄道研究会」の文字を抜いてサークルという表現にしてみたりもしたけど、結局は面接で「何のサークル?」って聞かれるし、正直に鉄研と答えても次の選考に進めた。自分が鈍感なだけかもしれないけど、鉄研と言って面接官に悪い顔された事はなかったと思う。もちろん、受けた全ての会社から内定をもらったわけではないから、中には、こいつ鉄オタだなーと思われて落とされたところもあったのかもしれない。
鉄研の話してる時点で鉄オタはバレてるわけだけど、志望動機には、鉄道が好きとか、昔から憧れでとかは入れなかった。オタク隠しというより、好きだ好きだじゃなくて、そこで何がやりたいか、何ができるかが志望動機らしいから、好きだの後そっちに話を持っていく方法が思い付かなかったってのが大きい。志望動機の内容は、説明会の話を自分の中で噛み砕いてみたり、実際駅員とか車掌として働いてる人の話が、鉄研OBとか幼なじみ(高卒で就職した)という身近なところから色々聞けたから、その辺を参考にした。(´-`).。oO(ESはWebがラクだ手書き滅びてくれ…)
とまあここまでが一番言いたかった、鉄オタでもなんとかなったよって話。で、もう一つ言いたい事というか、余計なお世話だろうし、ただの持論だから聞き流しもていいけど、鉄道業界目指してる就活生に一つだけアドバイスしたい事がある。
鉄道会社以外も受けた方がいいよ。
万全の状態で本命受けられる。面接の練習にもなるし、内定もらえたら自信にもなるし。まあ祈られるとちょっと落ち込むけど、その時はその時で、だって本命じゃないもんねーってスルーすればいいだけだ。鉄道以外考えられないと思ってても、合同説明会フラフラしてると、鉄道ダメならいいかなくらいの会社は意外と見つかる。鉄道会社はどこも選考が遅めだから、早く選考始まる会社を探せば、日程被らずにいくつか受けられた。
あと、鉄道会社全部ダメだった時の事も考えて……。7月中にはだいたいの鉄道会社は選考が終わるから、全部結果出てから他を探すのに無理な時期でもないけど、3、4月より少ないから、いい会社に巡り会う機会も減る、らしい。(2017年入社の就活スケジュール…3月1日説明会解禁、ナビサイトオーブン、6月1日経団連企業選考解禁←と言っても4月から選考してる企業も多い、7月中には一段落、7月から夏から採用始める会社が活動し出す←鉄道会社の中にも7、8月に動き出す会社もあった)鉄研の同期の話、と言ってもあんま仲良くないやつだから聞いた話だけど、鉄道会社片っ端から受けてたけど総お祈りくらって、その後どこも決まってないってのを11月あたりに聞いた。今どうしてるかは知らない。内定貰えた自分が言うと上から目線っぽくなって嫌だけど、やっぱり業界一つに絞るのは危険だと思う。自分は時間の使い方も精神面も器用じゃないけど、2、3社受ける会社増やしても、意外と本命に支障は出なかった。得はあっても損はないと思う。
自慢話と偉そうな持論おわり。あと、最初に書いた「鉄オタは鉄道会社に入らない方がいい」の方についてどうなのかは、今の自分にはわからない。でも、ESの相談に乗ってくれたOBや幼なじみは、普段は仕事の愚痴をめちゃくちゃに言いつつも後悔はないらしいし、好きなら仕事にするべきだー、なんて言う人もいたのを考えると、何事も本人次第なんだと思う。だから自分は、今の自分が後悔しない選択をとりあえずして、あとは未来の自分に任せる事にした。
話がまとまらなくなってきた。まあなんだ、鉄オタで鉄道会社受ける就活生たち、自信持って頑張れ。
そうと知る術はないけど、これを読んだ就活生と、説明会の先輩社員なり内定者とか、来年以降先輩として顔を合わせてたら面白いな。
エントリーのために参加が必須な会社とそうでない会社、1次選考と説明会が一緒になってる会社があった。行けるものは全部行った。説明会の内容は仕事内容についての全体説明とか、先輩社員とグループで喋れたりとか、だいたいどこも似たような感じで、求める人物像とかも同じ業界だけあって似たようなところが多い。じゃあ参加必須じゃないとこ行かなくてもいいかなとも思ったけど、いくつか行くうちに、趣味的に見て会社ごとの差異を感じるのと同じように、働く会社という視点から見ても、同じ事業をしててどうしてここまで違うのかと思う程に、人、人の纏う雰囲気、説明会の雰囲気、会社としての考え方等々の違いを感じた。採用のホームページを見てても違いは感じられるけど、直接肌で感じる物には勝てない、これは参加が必須じゃない会社の説明会も行かないとダメだと思った。
説明会の時点で、この会社は自分には合わないかもしれないと思った会社もあった。とりあえず受けるのはやめなかったけど、そういう直感みたいなのは当たるというか、少しでもそう思った会社はどこも最初の面接かそれ以前でお祈りが来た。
ES履歴書の書類選考があって、それを通過すると1次選考は筆記と適性検査、その後が面接2回くらい(1次面接と同時に健康診断)ってのが一番多いパターンだった。事前の書類選考はせず、筆記、適性検査の日に書類持参のとこ、書類と筆記の通過後にグループディスカッションがあったとこもあった。
適性検査は内田クレペリン検査。ひたすら足し算をさせられて手と腕と頭がひたすら疲れる。知らない人はネットで少し調べてから挑んだ方が、ショックが少なくていいかもしれない。持ち物に鉛筆と書いてある選考はまずクレペリンあるから、心の準備が必要。某東京と埼玉結んでる黄色い電車の会社は、説明会でこの検査やるから注意(例年そうらしい)。100マス計算が練習になるとかならないとか。聞いた話だけど、真面目にやれば大丈夫、とは言われているけど、適性がない人もいるし、この検査の結果がダメだと他がどんなによくても落ちるらしい。そんな話を聞いてたから、書類や筆記、面接じゃなくて適性検査で落ちるのは、どこの鉄道会社もダメだって意味になるから、最初のうちはクレペリン受けるの怖かった。
健康診断の結果も、クレペリン同様に面接とかよりも重要なものらしい。視力、色覚はどの会社でも必ずあって、視野、立体視、聴力、心電図、内科なんかがある会社もあった。視力は矯正可で左右それぞれ0.7、両眼で1.0以上と、車の免許より厳しいから、自分は普段の生活には眼鏡いらないけど、このために1.2くらい見える眼鏡を作った。色覚は、ネットにも検査画像が落ちてるけど、気になる人は眼科で検査してもらうのもいいかも。
面接は最終も含め2~5人のグループ面接で、個人面接は1社だけだった。グループ内に女性は1人いるかいないかぐらいの男女比。質問の内容はお決まりの志望動機、自己PRの他は、この仕事をどんな仕事だと理解しているのか、どのように仕事をしたいか、5年後の自分は何してると思うかなど。説明会の内容とか、採用のHPとか、ES書く時に人から聞いた話とかを合わせて、自分の中で仕事に対するイメージができてたから、それを話した。
鉄研なんだ、鉄道好きなの?いわゆる何鉄?とか、趣味に旅行って書いてたから、今まで行った中で一番よかった場所は?とか、趣味に関する事も聞かれた。どれも正直に答えたけど、さすがに、好きな路線とかあるの?にどう答えるべきか本当に困った。最終的には正直に答えたけど、どう答えるべきだったんだろう、御社って言った方がよかったんだろうか、趣味的には御社には興味ないんだけど。趣味について、全く聞かないとこもあったけど、こんな感じに突っ込まれる事もある。息抜きのために趣味はあった方がいいって考えもあるらしいから、鉄道に全く関係ない趣味も書いといた方がいいのかもしれない。
何次選考でも通過の時はだいたい連絡が早くて、次の日とかに連絡来たりもした。メールチェックが忙しい。最終面接の結果も、内定の時は早くて(1週間くらい)お祈りは遅い。準備の期間より、結果待ちの時の方が嫌な時間だった。
鉄道だけじゃ視野が狭いとか思われそうだし、本命の前に面接とか練習しておきたいし、希望したところで受かるとは限らないから他も数社受けようと決めてて、受ける会社は小さめの合説にいくつか行った中で見つけた。面接では、御社は練習とか滑り止めなんかじゃないですよーオーラを全力で出してたつもりだったけど、数度の面接の後内定をもらった時、最初の面接から面接官にはバレバレだったという事を知った。それでも内定ってもらえるらしい。
練習に効果があったのかはわからないけど、鉄道会社の中では一番早く面接をやってたとこの集団面接で「明日最終面接なんですー」とか言ってる人と一緒になった時は面接童貞じゃなくてよかったと思った。
こんなところかな。他に思い出した事あったら追記する。ほんとは3月1日の解禁前に書こうと思ってたけどすっかり遅くなってしまった。誰かの参考になれば嬉しい。
“使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて(d:id:p_shirokuma:20090111:p1)
まあそういうことなのだろうと思うので、採用御担当はどんどん実践していただきたい。面接官のやってることがほとんど精神分析みたいなことなので興味を持った、という感じでしょうか。
しかしここで語られるテクニックは、恐らく素人にも感覚的にわかるようなことであって、要するに、こいつなんかきめえ、一緒に仕事したくない、というのは世間話してればわかるじゃないですか。それを分析的に書くとこうなる、という点においては非常に参考になります。
回答から透けて見える、その人の価値観や生活状況。外部へのアウトプットや他人とのコミュニケーションよりも、自己満足を重視するような価値観の持ち主であれば、それが透けて見えやすい。
こういうのは、面接直前に付け焼き刃的に勉強しただけでは身に付きにくく、日常生活の態度・経験の多寡・素養しだいという部分が大きい。これから面接を受けるという人は、小手先の面接テクニック本を買い求めるよりも、その前に、自分自身の日頃の生活やコミュニケーションの態度を省みたり、自分の弱点に詳しくなっておいたほうが、得るところが大きいのではないかと思う。
という結論にも首肯せざるを得ないが、つまるところ過去二十年間とかそこらで形成されてきた志望者の思考パターンに依る、ということですから、さあ就活だという段になっても手遅れである、という意味だと思います。
それでこの話は「“使えない奴”を足切りする」話なのだが、足切りされる側としてはどうしようもないし、最低限の身だしなみを除けば、テクニックなんかないよね、ということになる。なので妙なテクニック本で儲けてる著者とかどうかと思う次第だが
まして疑問に思うのが、どうして「“使えない奴”を減らそう」という方向には向かわないのか、何故かお医者さんがいまさらこんな事書いてる、ってどうなんだろう、というあたりですが、私は医学も人事も専門外です。
ともあれ専門外なりに考えますと、この場合の必殺の面接テクはまさに幼少からの思考パターンの形成にかかっている、ということで、採用御担当はお呼びじゃないとして、お医者さんができることはなんかあるんじゃなかろうか。ないのか。
というのも、ここで言われる「使えない奴」は、常に社会に一定数存在しているわけです。これを多少なりとも減らそう(というか使える奴にしよう)という方向性が見られないのは、これはもう社会に何らかのレイシズムがあるということですよね。そういう人らは浄化されるべきだみたいな。
で、この「使えない奴」には、ぶっちゃけ適応障害の人とか相当数含まれると思うのですが、こういう人の存在がさほど珍しくもないという場合に、こうした足切りテクニックが広まることでどこにも行き場がなく、一生使えない奴の烙印を押されるか、望まずして派遣の立場に甘んずるを得ず、現実もまたその通りである、という社会の歪について、君たち法律がこうだからこうなのだ以外の思考はないのかね?というのはもはや誰に向かって言ってることなのか全くわかりませんが、思うことですね。まあ浄化作用なわけですね。わかります。
さて自分が新卒で就活した時を思い出してもそうだったが、どこも判で押したようにこういう意味深な、というかよくわからん質問をされたもんです。で、このよくわからん質問というのも、結構ダブルバインド的だなーと感じたので、これマジになったら自分がやばいなと。こうして妙に賢者モードになったせいで、その後えらい苦労しましたが(笑)やっと入れた最初の会社が、そんな採用活動をやっておきながら、蓋を開けたら営業戦略も何もないどえらい場所で、まさに精神的に死にかかったという、それはさておき
はっきり言うなら、この手の質問を繰り出す面接官は、“あなたが何を頑張ったのか”には殆ど興味を抱いていない。
というのは面接する技術としてはありだし、よく言われることでもありますが、面接される側がこれをコマンドとして受け取ってしまうと、多分にダブルバインドくさいと思います。まあダブルバインド言いたかっただけですが、この場合、要求されるのは過剰な空気読みであって、志望者の心理に重大な負荷を与えます。あるいは鉄面皮みたいなのだけが生き残ります。つか空気読みと鉄面皮の組み合わせって何だ。
ということで皆さん、空気読みとか鉄面皮が欲しいのでしょうが、それで現場がうまく回るかと言うと、そんなこともなくてですね。新卒が三年で辞めると言われた時代がありましたが、そんな折になぜ人事部門がクビにならず存在し得たのかも、今となっては大いなる謎です。使える奴採ってこい、って言ってるのにですよ。それこそ社長の心眼に一存、とかの方が遥かに真っ当だし、それは経営者の義務とも思いますよ。なんか採用活動に金かけすぎじゃないですかねー。いったい誰に踊らされてるんですかー。
あと心理検査ですよ。科学的にどれだけ有効性があるんだかわかりませんが、学校でも対策授業やってたり、今にして思うとアホかと。聞けば現在でもクレペリンやらその亜種が横行しているようで、これについてお医者さんとしてどう思われるのか、というのも大いに気になるところです。
あとネタモトであるところの「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された、というのは、面接官の微妙な反応(一種の圧迫だろう)に負けず、鉄面皮にも「何がすごいのか」を滔々と説明できればよかっただけだと思われます。すると、これのどこが意味深なんだろう。あれ??