はてなキーワード: ホッテントリとは
当時、クラスメートが書いてたのを思い出す。
俺はというと内心“そういうカルチャー”を下に見ているような、文化人を気取る典型的イタい若造だった。
そんな陰キャと、そのクラスメートは仲が良くも悪くもなかった。
だが、クラスメートだから教室内にいれば姦しい会話は嫌でも耳に入ってくる。
耳にこびりついてしまったので、気になってその小説に目を通したこともあった。
結局、面白かったんだが、面白くなかったんだが、今ではタイトルすら思い出せない。
俺がケータイ小説の潮流を特に感じたのは、確か『あたし彼女』っていう作品が何らかの賞をとったというニュースだったか。
ケータイでメールやブログを書くような文体で書かれた本作は、ある意味で「ケータイ小説」というジャンルを象徴していたように思う。
それは、このジャンルに今まで触れてこなかった人間も巻き込み、賛否両論の渦を起こした。
そして“賛否両論”なんて表現をするときは、えてして“否”が多いものだ。
かくいう俺も“そのクチ”だった。
小馬鹿にする意図で『あたし彼女』の文体を真似てSNSに書き込んだりした。
「完全に駄作だし、こんなのに賞をやる奴らも阿呆」といった具合の振る舞いである。
今でも本作を面白いとは思っていないが、あれにも評価すべき点があったのは確か。
あげつらうこと自体が目的になっていたのは文化人として3流だったな、と我ながら思う。
そんな潮流のケータイ小説にも「定番の材料」といえるものがあった。
今でいうなら“なろう系”の「異世界」だとか、「転生・転移」だとか、「RPG要素」だとかだが。
ケータイ小説でいうと、それは「セックス」だとか「不倫」だとか、「妊娠・中絶・流産」といったものだった。
なぜそういった材料が定番化したのかを分析できるほど俺は有識者ではない。
それでも考察するならば、「自分にも関係なくはないけど、非日常感のあるシリアスな材料」がそれらだったんじゃないかと。
あれらの書き手や読み手には学生が多いと思うし、学生は保健体育で性知識を学んだばかりだから創作で使いやすかったんじゃなかろうか。
はてさて、なんでこんな話を、今さら。
はてブでもホッテントリになったようなので、既に読んだ人も多いだろうか。
作家は普段「りぼん」で描いているらしく、なるほど絵柄もそうだが表現や演出、コマ割なども実に少女漫画って感じだ。
漫画なら何でも読んでた頃は家族が買ってきたマーガレットも貪っていたが、概ね製法は変わってないんだなっていう安心感を覚えた。
そんな製法で作られた本作は、扱われる題材がケータイ小説みたいで不思議と新鮮。
皆にはどう映ったのだろうとブコメを眺めてみると、“リアリティ”があるだのないだの語る様子が目に留まった。
そういえば『あたし彼女』の選者にも、あれ(あたし彼女)を“リアル”だと評価している人がいたのを思い出す。
その妥当性はともかく、その時に俺はケータイ小説の潮流を、ふと感じたのだった。
潮の満ち引きは海が枯れない限り続くのかもなあ、みたいな?
自閉症は夫の精子が古すぎる(夫が高齢過ぎる)ことが理由であることが多い。自分のせいでこうなったと思えば、少しは身が引き締まるだろ。/p.s. ただの感想に、いちいち悪意を見出して 曲解するな。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4736279734293846277/comment/blueboy
これについての解説。
上には「曲解」とある。「曲解」とは、どういうことか? それは、「 このブコメは自閉症の子供の父親を責めている」という曲解だ。
ここでは、その責め方が問題だ。次の二通りがある。
上のブコメの趣旨は、後者だ。つまり、「育児を妻任せにして父親としての責任を放棄していることを責めている」というものだ。
sametashark 女系の遺伝病の時に自分が言われたら死にたくなるかもしれないが、「自閉症児ワンオペしてる妻に隠れてカフェでなろう小説執筆してたのがバレてアカウント消すことになった夫」の心の持ちようの話だからな…
一方で、前者の意味だと解釈する人もいる。たとえば、次のブコメだ。
studymonster 増田や大元のツイ主への批判の気持ちからこういうことを書いたのだとしても、この件に全く関係ない自閉症関係者も巻き込んで殴りつけてる。
「この件に全く関係ない自閉症関係者も巻き込んで殴りつけてる」という記述はまったくないのだが、そういう趣旨だと誤解しているわけだ。
元ブコメの話はあくまで「育児分担の可否」「オタク趣味の継続の可否」であるにすぎないのだが、自閉症の原因で夫を責めていると曲解しているわけだ。そんなことはどこにも書いてないのだが。話はあくまで育児のことにすぎないのだが。
一方、高齢という記述はある。その典拠が、「自閉症では高齢の父親が多い」という統計データだ。
1973年から2001年の間にスウェーデンで生まれたすべての人(約262万人)を対象とした研究では、20~24歳の父親の子供と比較すると、45歳以上の父親の子供がADHDと診断される確率は約13倍
これはマクロ的な統計データだから、この本人に当てはまるとは限らない。この本人が高齢であるかどうかも不明だ。だから、「この人は高齢だから、子供が自閉症になったんだよ!」というような理屈は成立しない。もちろん、元ブコメにもそんなことは書いてない。
元ブコメに書いてあるのはあくまで育児の話だ。育児について「身が引き締まるだろう」ということだけだ。そういう話だけが書いてある。あとは根拠となる科学的な調査についても書いてある。
しかし、「この人は高齢だから、子供が自閉症になったんだよ!」というような話は書いてない。
かわりに、「自分が高齢だから、子供が自閉症になったんだ」と本人が思えば……という、気の持ちようの話が書いてあるだけだ。それはあくまで「本人が思えば」という、本人の心の持ち方の話だ。だから、他人がその人を責めているというのとは違う。
・ 「本人がこう思えば」という仮定の話。
・ 「 blueboy がこう思っている」という推測の話。
この両者を混同して、前者を読んだ人が、後者の話だと、曲解する。つまりは、読者が誤読する。あげく、ありもしない悪意があると勘違いする。
はてな恒例の誤読だ。高齢な はてなー にはありがちな恒例だ。今回もその好例だ。
※ 自閉症と高齢とを結びつけているのは、blueboy ではない。統計的データがあるが、統計的に結びつけているのは、研究者である。それなら、責めるべき相手は、事実を報告した人の方だろう。たとえば、下記だ。
→ https://digital.asahi.com/articles/ASP145QMSNDTULBJ00K.html
1973年から2001年の間にスウェーデンで生まれたすべての人(約262万人)を対象とした研究では、20~24歳の父親の子供と比較すると、45歳以上の父親の子供がADHDと診断される確率は約13倍でした。
同種の話は下記にもある。
→ https://www.cnn.co.jp/fringe/35044616.html
父親が高齢になってから作った子どもは、若い時に作った子どもに比べて、精神障害を持って生まれてくるリスクが大幅に高いことが、最近の研究から明らかになった。この研究結果は、米国医師会の精神医学専門誌の26日号に掲載された。
→ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34066379/
ただし、注釈されているが、これは1件の統計調査であって、この関係が明白に証明されたわけではない。
※ 自閉症と高齢との関係を blueboy が強く主張しているわけではない。blueboy が主張しているのは、あくまで育児についての心の持ちようだ。誤読しないように。
※ 統計的データがあるが、それを個人に結びつけているのは、「本人がそう思えば」という仮定の世界の話である。しかも、その主体者は本人だ。「現実世界で blueboy がそう思っていて、父親を責めている」というのは、誤読である。(正しくは、父親を責めているのは、仮定の世界における父親自身である。)
※ 「自閉症児の親たちを不当に批判している」という文句もあるが、これも誤解だ。私が批判しているのは、自閉症児の親たち全般ではない。「育児をサボって、オタク趣味に時間を使っている」という、特定の父親だけだ。たった一人の父親だけだ。それを「自閉症児の親」全般に拡大解釈するのは、勝手な誤読である。そんな一般的な話はどこにも書いてない。
※ 最後に繰り返して指摘しておきます。「おまえが高齢者だから、おまえの子供は自閉症になったんだよ」とは、言っていません。ありもしない言葉を、あると勘違いしないでくださいね。
とはいえ、誤解を招いたのは事実だったので、誤解を招いた表現であったことには、お詫びします。文字数が 65字の短いブコメだったので、余計な誤解を招いた点はあります。
それにしても、 65字のブコメの舌足らずな点で大騒ぎをするなんて、はてなーは本当に暇だなあ。他人の舌足らずなブコメの悪口を言うことより、もっと有意義なことをする気はないの? そんなに暇なの? (きみたちだって、舌足らずなブコメをすることはあるでしょ。そのたびに、アラ探しをされて、いちいち大騒ぎにしたいの?)
【 追記 】
現在、109ブクマに達した。 元のブコメに付いた 100以上のブコメに加えて、新たに 100以上のブクマが付いている。元はと言えば、たったの 65字のブコメに、これほどにも悪口を言うなんて。……そんなことに熱中する、はてなーの執念には驚くね。
きみたち、他人のブコメのアラ探しをして、悪口を言う以外には、楽しみがないのか? 女の子とデートでもしている方が、ずっと楽しいぞ。せめて、レジャーでもやれ。もっと有意義な人生を送る方がいいぞ。部屋に引きこもって、ブコメでネチネチと悪口を書くよりは。
完全にハックされてるなホッテントリの仕組み
でも、どうしても吐き出したくてもう一度載せる。何通か書いたものをまとめて載せる。追記の項に書いたけど、吐き出したいだけで、それ以上の意味はない。
思うままに書いたエントリを縦につなげただけなので、論理構成は無茶苦茶。
長男が発達障害だ。療育手帳は上から3番目の等級。これは、身体障害で言うと指の欠損とか嚥下障害とかと同じくらいの重さ。ただ、どこがどうと言うと、説明が難しい。
多動でもなければ注意欠陥でもない。ステレオタイプな目を合わせないような自閉症ではない。むしろかなり人懐こい。
知恵も遅れてなさそうだし、人と目を合わせられないとかでもない。
説明しやすい違いというと、喋らないことだけだ。5歳が近づいてなお、意味のある単語は喋らない。イーッ!アーッ!ばかりだ。手帳はほとんどそれで貰えたに近い。しかし、言葉を喋らないことは、育てにくさの一端でしかなく、本質じゃない。
彼の場合、ただただ、コミュニケーションに対する考え方が、行動が定型児とは違うのだ。無敵の人なのだ。
みな「うちの子もそうよ」みたいな話をする。そりゃ、どの子だって、自分の世界に入って周りの音が聞こえないことってあるだろうさ。我を通したいがためにスーパーで寝転がって駄々をこねるということもあるだろうさ。でも、頻度と質が違うんだ。
彼は楽しさを共有しようとする意思がある。テレビをみて、今のみたか?というふうに視線を送ってくる。無視していると、髪を掴んで強制的に鑑賞させられる。
その一方で、他者からの働きかけには興味がない。まず名前を読んでも反応がない。問いかけに対する反応もない。聞こえてないわけでも理解してないわけでもない。なぜなら、自分の利害と一致するような言葉はちゃんと拾うのだ。「買ってあげるから(スーパーの)カゴに入れて」とか、「児童館行くからおいで」という言葉にはちゃんと反応する。
そんななので、口頭試問という手段が使えないので、知能を測ることは難しいんだけど、親バカだがむしろ賢い。ひらがな、カタカナ、アルファベットは2歳くらいから読めてる様子。3歳になるとPCのキーボードでタイピングするようになった。数字は100くらいまで理解し、足し算のような演算記号も理解してる様子。機械の仕組み、道順、人の顔もすぐ覚える。
知能が測れないというのは地味に厄介だ。
何ができて、何ができない、何を知ってて、何を知らないのかが親にわからない。
ある日突然できている。いきなり意味のある文章をタイピングしたり、いきなりそれとわかる絵を描いたり、いきなり1人で着替えてる(もう一度してと言ってもしてくれないし、再現されることはまずない。いまだに手で食べ、オムツで、着替えは人任せだ)。
しかし、嬉しい驚きばかりじゃない。むしろ、それが一番困るところだ。
1歳で1人で外に出た。3歳くらいのとき1人でスーパーから消え近くの踏切にでた。やはり3歳で包丁で野菜を切ってたこともある。
目を離した親が悪いというけれど、本当に、「ある日突然なにかができてる」なのだ。
そして、これが特徴だけど、どんなに怒鳴っても、ほとんど響かない。嫌われることへの恐怖心というものが皆無だ。すごい剣幕に、近くにいた次男はギャン泣きなのだが、当の長男はというと、なんか耳元でうるさいなくらいの顔しかしない。
拳や足による制裁が加わっても、なにか面白いものを見つけると、次の瞬間に天使の笑顔である。憎しみや怒りに対して笑顔をぶつけられるチートスキル。明らかに不機嫌がおさまらず噴火寸前触るな危険な妻にも、キャッキャ寄っていく。価値判断が自分が楽しいかどうか、自分がしたいかどうかだけで、他者評価を一切気にしない。つまり、無敵の人なのだ。
袋詰めの一瞬の隙をついて、消えた。まさかの店外に出ていて、近所の踏切で確保された。何人かの大人に囲まれ詰問されていたが、喋れない。警官が駆けつけたところで、パニックになった妻が到着。地獄絵図だったそうな。
本人的には「俺は一回くれば道くらい覚えてるからさ、1人で踏切にくらい行けるし、車道や踏切の中で止まるほどバカじゃないよ」
って喋れたらそう言ってるだろう。
自分は、彼のことを95%くらい信じてる。口頭試問できないが、かなり賢い。たぶん信号を理解してるし、車道や踏切というものをたぶん理解してる。でも5%くらいは信頼できない。5%、つまり20回に1回はなにかある、そのくらいの信頼度だ。そういう意味でも、親は子供の「はじめて」の側にいたい。何度かの練習で失敗を繰り返し、99.99%成功、万が一くらいの危険度になってようやく1人でやらせたい。だが、彼の初めては、常に突然だ。気がついたらなにかしてる。無敵の人だからだ。幸いに事故はないのだけど、大人がすり減る。
こだわりの強さの話をしよう。
こだわりとわがままは違う。
我が家の場合、定型っぽい次男のイヤイヤ期のほうがよっぽど理不尽だった。
例えば、次男が牛乳のお代わりを要求するのに対し断ったとする。イヤイヤ泣く。渋々お代わりを与えても、「欲しかったのはさっきの瞬間で、今じゃない!あの時の俺の気持ちをどうしてくれる!」みたいな泣きがはじまる。
発達っ子の長男は、こだわりは絶対に譲らない。どんなに拒否されても、コンコンと要求を取り下げない。激しく叫んだり暴れたりしても、パニックではなく、伝えるためにそうしてるだけだ。30分でも1時間でもやめない。ちゃんと要求さえ通れば、それきりだ。要求を飲んでくれたことへの感謝もなければ、要求をしぶられたことへの恨みもない。
他のことに気を逸らすことが非常に困難で、まず無理だ。いわゆる子供騙しが通用しない。
本当に、無敵なのだ。
この子の母、自分の妻は、長男と180度違う。妻の性格はちびまる子ちゃんみたいと言えばいいだろうか。おだてられたら調子に乗り、怒られたら凹む。他人の成功を妬んだり、目の前の餌に釣られたり、ふと冷静になって後悔したり、劣等感にさいなまれたり、仏様に憐れまれそうな典型である。
妻は憐れな衆生の1人、お気持ちファーストなので、妻が長男を叱る時、響かないのはストレスらしい。凹ませるのが目的じゃないって正論を言っても、理性ではわかっても行動をアップデートできない。反省の色が云々は裁判官でも言っちゃうので、怒られてすぐヘラヘラされて正気でいるのは、解脱が遠そうな性格の妻には無理のようだ。
妻と衝突した時、次男は判断が気持ちできまる。こんな気持ちにさせられたという自分の気持ちがファースト、相手が怒ってるどうしようという相手の気持ちがセカンド、それを天秤にかける感じ。多くの場合、なぜ怒られたかすら理解してない。
対して、長男は、「かくあるべし!」っという戒律じみた強い信念と、好奇心が行動規範。話が聞こえてないわけではない。そもそも悪いと思ってないとこはなにを言われても取り合わないが、失敗(はしゃいで走って牛乳をこぼしたとか)を咎められると、バツが悪そうな顔をする。言葉は通じてるのだ(自分でタオルを持ってきて拭きはじめるが、拭き終える前に別のことを始めるのだが)。
どっちかっていえば、長男が人類のあるべき姿で、定型の定型たらしめる妻と次男の人間臭さこそ、現世の生きづらさな気がするのだ。長男はこだわりや好奇心の邪魔をされなければ、妻や次男に八つ当たりや理不尽な攻撃をされてさえ、「やれやれだぜ」くらいの顔しかしない。
でも、悟るのは成人してからにしてもらわないと困る。お釈迦さまだって結婚や育児が一段落してから出家したように、まずは社会通念に従ってくれないと、この世で生きられない。
社会のルールとか、貨幣制度というのは、幻想を共有することだ。長男はその能力が著しく低い。「僕が鬼で君が隠れる。見つかったら負け」こういうのはたぶん長男は理解しない。というか理解する必要性を感じない。鬼とか負けというのは、幻想だから。
理解するとしても、アルゴリズム体操のように、そういうアルゴリズムとして理解して、前後の文脈や場の空気からの理解じゃない。
長男はよく星のカービィ(WiiUのバーチャルコンソール)をしてるのだけど、ライフがゼロになるとか穴に落ちたら残機が減るというのは理解する。なぜなら、幻想じゃなく仕様だから。ゲーム機の充電、ゲームを起動、多彩なアクション、テレビゲームのルールこういうのは得意。
社会のルールは理解しないくせに、長男独自の数多のマイルールに縛られてる。多くの人がキッチンスポンジのほうが便器より汚いといわれても便器を舐められないように、長男としては譲れないポイントがそこらじゅうにある。親は全てに付き合わされる。例えば、妻がどんなに怒り心頭してても、次男が頭から流血してても、散歩のルーチンは譲らない。
それに加えて、子供の好奇心と目覚めた知能をフル活用した想定外の行動を起こす。無敵の人だから叱ることが抑止力にならない。
よく発達障害について、こだわりが強いとか、注意散漫とか、他人の気持ちを理解するのが下手とか、そういう説明がある。
言葉としてはあってるけど、ちょっとズレてる。そんなもんじゃなくて、生物として、もっと基本的なところでなにか違う。
天才も多いと言われるけど、たぶんそれも違う。認知や学習の方法が全く違うから、定型の知能と長男の知能の優劣はつけられない。
たぶん、長男は学業優秀に育てば、国語のテストで満点を取れるようになったりはするだろう。でもそれは文章は理解できるというだけだ。心がわからないというのではない。小説や映画に感動できるようになっても、この子が物語から感じる感動の質は、定型の人のそれとはおそらく違うと思う。寄生獣という漫画で、犬を看取った直後に、その犬をゴミ箱に捨てるシーンがある。ヒロインが「あなた普通じゃないわ」と言うが、主人公は「死んだら肉だ」と噛み合わない。この子は将来、そういう違和感を周囲に与え続ける。
どこまでいっても彼は異星人だが、寄生獣のミギーのように愛される存在になってもらいたいと親としては思ってる。
定型児は、音声の模倣から入る。最初は原始的なオウム返しだけ。そこから、過去の経験、前後の文脈から、それらしい語をつないで出力するようになる。
GPTのモデルと同じ。次にくる語を確率的に予測してつなぐだけ。「吾輩は」の後には「猫である」がくる。そこに理由などなく、確率論、経験則で。でも、それを高度に行えるようになると、知能と呼べるような振る舞いになる。
定型児の知能の獲得はコレに似てると思う。
ヒトは噂話をするために言語をさせたという説がバカバカしいが一番有力らしい。
サルの毛繕いのような、コミュニケーションをとりたがる本能があって、その延長に噂話、言葉と言葉をつなぐことによって、知能と呼べるようなものが生まれたと考えると、なるほどと思う。
定型児は、自分の言葉や行動が、前後の文脈や周囲の空気の中にから紡がれ、その言葉や行動が他人にも自分自身にも影響することを意識する。
知恵がつくから意識するのかと思ったが、GPTの仕組みを聞くと、意識することそのものが知恵の本質のように思う。
少し別の話。
長男の前で、ぬいぐるみを手に持ってぬいぐるみが喋ってるふうにして喋ると、怒る。
定型児にはごっこ遊びでも、彼にとっては「嘘」なのだ。やめろ気持ち悪いと感じてる様子。
ホモサピエンス全史がいうところの、「妄想を信じる力」が抽象的な概念の獲得なら、長男の知能は頭打ちしそうなんだけど、むしろ数字や文字は幼い時から好きだった。
どういうふうに育つのか、親としても興味はある。
ここ2週間くらいで、ようやく強く呼べば名前に振り向くようになった。
今までは、用があるときは長男から働きかけてくるが、こちらが何を言っても無視だったものが、進歩だ。
遊びに行った先でもう帰るよって言っても、抑えつけて車に放り込んで車が動き出すまで聞かなかったものが、すんなり諦めるようになった。
彼なりに、成長してる。
この駄文は、発達障害育児エントリに触発され沸き上がった心の叫びでしかないので、何が言いたいかわからんという感想はごもっとも。
目を離さない以外できることがない。
あと、言わせて欲しい。
座って待ってられるようになって食べられる食材が増えたら子連れで外食に行けるようになりたい。
列に並んで待てるようになったらテーマパークに行きたい。
セフレ経験ある彼女が、「嫁入り前だから○○はできない」とか何回も言ってるのが辛い
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230509012512
のブコメがヤッベ。
narukami
nitino
mionhi
嫌な思いしたから思い出すようなことはしたくない。
takeshi1479
ledsun
はいわかるでしょうか。
的な回答した人は全員0点です。
だってそんなことどこにも書いてねえんだもん。
元増田の文を一緒に読んでいきましょうね。
酔った勢いで聞いたら
「昔悪い男好きになって振られたけど諦めきれなくて何年か体だけの関係になったことがある」
みたいにカミングアウトされてさ
はい。
彼女は自分から意を決してカミングアウトしたのではありません。
「前非」について現在の交際相手と真剣な話し合いを持ったのでもない。
しかも酒席で。
酔っ払いに聞かれて答えただけ。
増田が「酔った勢い」と言う状況なので彼女もいっしょに飲んでいた可能性すらあり
その場合なら「それまで隠しがちにしてたことを酔っぱらってお漏らししただけ」。
A.わかりません。
って書いてるだけ。
ちなみにこの場合の「男」にかかる「悪い」はネガティブな意味ではありませんね。魅力的な”ワル”ですね。
要するにこの過去に関する否定的なニュアンスは彼女発のものとしては少しも表現されていないわけです。
ここまで、書いてあることを整理してるだけです。
文章読めない人間に対する最大の誤読誘発ポイントになっています。
読解力壊れた人がこの部分を読むと
「現在の彼女はプラトニックな恋愛を求めている」と受け取ってしまう。
でも実際はそうではないんですね。
よく読みましょう。
わかるでしょうか?
事実が書かれているのは2行目です。
・「嫁入り前だから」と言って泊りを断る
では1行目は?
そう、増田が2行目のような彼女の言い分から推測している内容なんです。
です。
彼女自身は「わたしプラトニックな恋愛を求めているんだー」という発言・主張をしていない。
問題文にはそのようなことは書かれていない。
普通に読める人は信じないんだけど、相当数の人達がここを読めない。
「誰が」(何を見て)「こう言ってる」という構造が全然掴めない。誤読しまくる。
冒頭にまとめた人達もたぶんみんなこの辺をボヤボヤ―ッと誤読している。
a.「昔悪い男を好きになって振られたけど諦めきれなくて何年かセフレやってた」(聞かれて)
b.「厳しい親に説明できないから泊りは嫌、同じ理由でセックスも控えたい」(成人女性が交際相手に求められて)
c.「泊り経験自体は悪い男のセフレ時代に相当あるが、親には毎回ウソを付いてた」(bがセフレやってた過去と矛盾する点の説明)
こんだけ。
これの何をどう読んだら
「前非を悔いています、現行交際相手とは真剣に付き合いたいです」なんていう主張が読めるんだよ?
彼女がそんなこと言ったとどこにも書いてねーわ。
けどこの人らの場合明らかにそれ以前、単に問題文読めてないんだよな。
勝手に自分の脳で補完したりせずに書いてあることだけを整理して、
そのあとに「これは自分の補足だぞ」と自覚しながら想像をつけるならいい。
でもある種の人達はそうじゃなくて、もう何読んでるのか、何書いてあるのか、
どこまでが問題文の描写でどこからが自分の脳の自動的な妄想なのか、
ぜーんぜんわからないでフワフワフワ~~~って”読んでる”わけ。
読める人間からすればそれは読んでるって言わないと思うけどね。
彼等の”読んでる”ってそれなの。
そして彼等はすげーいっぱいいる。
はてなは気持ち割合高めな気もするけど、そもそも社会にはそういう人がザラ。
文章ではa→b→cだけど、別にその順で起きたとは書いてない。
つまりただ並べれば、
・理由を聞いたら「嫁入り前だから―」「親が厳しいからー」という説明をして
って話なわけよ。
これ単にこの女に舐められてるだけってこと全然あるよね?
そもそも「令和5年に成人した娘のセックスを取り締まる親」は実在するのか?
増田はそこは信じ込んでいる。
舐めた説明されてるだけだろ。
はっきり言って1~3段落くらいでわかる人は理解するだろうけれども
彼女自身が自分の行動を「親の強制」として説明しているという点だ。
「私はこういう悪い過去があります、でも立ち直りました、あなたとはこういう付き合いをしたいと思います」
という彼女からの告白と現在の気持ちの説明が無ければならない。
しかしそんなこといってないのだ。
過去について「悪いことだった」とか言ってないし、現在の付き合い方に「自分のこういう考え方がある」とも言ってない。
むしろ彼女は拒絶について「親がそういうから」と説明している。
自分でない人間の意志がそうだから、という説明をしているのだ。
っていうか、いい歳こいて自分の行動をこういう風に説明する人間が誠実なんてことあるかいな。
過去がどうこうじゃなくて 現在進行形で舐めてるし不誠実だろ。
人の話が処理出来ない奴へのアドバイス
こういうやつ。
「相手の言ってることを聞かず、相手の言ってないことを聞きとるからダメなんだよ」ってまとめられてて
口頭コミュニケーションか文章読解かという違いを除けばわりとはてな民の見せてる問題そのまんまなのに
自分ごととしてコメントしてる人が少なすぎて「こりゃすげーぜ」となったんだよな。
滅茶苦茶な読解で全くかみ合わないコメントをして「何読んでんだおめー」って
あなた方の多くの人が全く同じ症状だ。
書いてあること読めねえ。書いてねえこと読んじゃう。
語り手と登場人物(彼女)とどっちのアクションなのかわかんなくなる。
たぶん少なくない割合の人類の仕様なんだろうけど自覚は持つべきではないのか。
これらも想像だが、問題文の内容からの発展として無理が少ないと思う。
この人達は問題文はちゃんと読めた可能性が高い。(もちろん文と想像の区別つかないまま書いてる可能性もある)
もしくはなにか、こういうことについての経験がそれなりにあるとか。
parrying キープされとるね。恋愛相手としてはいまいちでやりたくもないが結婚相手としてはまあまあってとこかな。別に本命がいるか並行して本命探ししてるかな。知らんけど
chiyosu ほぼ間違いなく本命の別の男いるよね。たぶん優先順位3~4位くらいのキープ扱い。「コイツつなぎ留めるのはセックスすら不要」って認識されてる
morita_non 飲酒出来る年齢で、親が厳しいからお泊まりNGとか今でもよくあんの?クリスマス泊まれない不倫男の言い訳ぽい。
ite これ要は「貴方には性的に興奮しないけど金ずるとしては評価してます」ってことだろ。立ちんぼで稼いでホストに貢ぐのと原理的に一緒。
共通点は、
「『プラトニックな恋愛を求めてるんだなー』という元増田の見解(希望的寝言)に流されず別の見解を提示している」
wuzuki
彼女の意志で泊まりたくないのか、毒親を騙すのに疲れたからなのか、どちらなのか。
/ セフレというか「好きな男に求められ断れずに身体を捧げてた」ような印象。/「じゃあ結婚しようか」ってプロポ待ちなのかな?
この人はこういうとき割と強引に女性の味方をするイメージがある(失礼)けど
それでも誤読派とは違う読解&立場を見せている。(女性の庇い方が違う)
たぶん誤読派より文章読めるかこういうことの機微に詳しいかどっちか。
(逆に言うと誤読派達はなんか頭だけで捏ねてるというか、胡乱な交際の経験自体が乏しそう)
tmayuko312
彼女のために別れてあげてほしい。長々と彼女が悪いかのように書いてるけどようはヤリたいだけでしょう。
その例の元彼とやらと一緒。彼女もそれを勘付いての態度だと思う。他の下半身のゆるい女性と付き合えばいい。
2023/05/09
重要なのはそんな人ですら「彼女の態度が問題のあるもの」と認識していることだ。
(ところでこういうのを公正世界信念とかいうのではなかったか)
しかし、
数年間悪い男のセフレやれる人よりなお「下半身のゆるい女性」って
それは一体どういう人であり社会のどこで見つけるものなんだろうか。
REV 元請けからの取引条件の切り下げは「下請け舐めてるだろ」という解釈は平易ではあるが、
だからさあ
「でもたぶんこの人らは誤読を基に想像してるよな(というか問題文と自分のぐにゃぐにゃの補完が自覚もなく混ざり合ってるよな)」と言ってんだ。
事実だけを整理すれば矛盾したステートメントが出てきてるだけで、
「長期的な取引を実現するために~」ってのは元請けの主張としてはそもそも出てない。
というか実際には元請は「親会社の命令なんだよ問答無用」と鼻括ったような説明をしてるのだから
「長期的な取引を実現するためにこうしてるんだね!」というのは下請けが元請の意志を勝手に希望的な観測してるというか
ただの哀れな寝言だろ。
なんで文中に全部押さえてあることを改めて異論反論ヅラで書くんだろうな。
「読めなくていいから読めねえの自覚はしてくれ」っていってもこの通じなさよ。
temtan 「「親の強制」として説明している」ってどこから出てきた?元増田が言ってるのは「親に説明が出来ない」ってだけで強制されてる云々なんて出てこないんだが?結局お前も同じ書いてある事が読めねえんじゃねえの? (´Д`)y-~
これは読解つーより論理の問題だけどまあどっちも弱いやつざらに居るんだよな。
デイリーポータルの安藤さんが名古屋のご出身なので時々名古屋メシの記事が上がる。今日も味仙のレポートがホッテントリに入ってた。
名古屋には5回くらい行っている。友達に会いにとかサッカーの試合を見にとかいずれも一泊程度の短期滞在。
有名どころのごはんを食べたり友達に連れられ食べたり、名古屋らしいメシは一通り食べたが全部美味しくなかった。
美味しくないはいいすぎか、と思って味を思い返しても、美味しいとはいいがたいな、とおもってやっぱり美味しくない、でも不味いわけではありません、そんな美味しくなさ。
あんかけスパゲティーは何度か訪れる内で3ヵ所で食べた。いずれも旨いものではなかった。
ひつまぶしは6時間くらい待った。不味くはないけど待ち時間と価格でペイできるものではなかった。
味仙も行った。結構しょっぱかった。麺がちょっと、あれ、というかんじだった。
あと関係ないが昔勤めていた会社の名古屋支社の人間がことごとく感じが悪かった。出世頭ばかりだったが全員が感じ悪かった。だから会社を辞めた。
なんか名古屋メシは受け付けない。
デイリーポータルの安藤さんが名古屋のご出身なので時々名古屋メシの記事が上がる。今日も味仙のレポートがホッテントリに入ってた。
名古屋には5回くらい行っている。友達に会いにとかサッカーの試合を見にとかいずれも一泊程度の短期滞在。
有名どころのごはんを食べたり友達に連れられ食べたり、名古屋らしいメシは一通り食べたが全部美味しくなかった。
美味しくないはいいすぎか、と思って味を思い返しても、美味しいとはいいがたいな、とおもってやっぱり美味しくない、でも不味いわけではありません、そんな美味しくなさ。
あんかけスパゲティーは何度か訪れる内で3ヵ所で食べた。いずれも旨いものではなかった。
ひつまぶしは6時間くらい待った。不味くはないけど待ち時間と価格でペイできるものではなかった。
味仙も行った。結構しょっぱかった。麺がちょっと、あれ、というかんじだった。
あと関係ないが昔勤めていた会社の名古屋支社の人間がことごとく感じが悪かった。出世頭ばかりだったが全員が感じ悪かった。だから会社を辞めた。
なんか名古屋メシは受け付けない。
https://anond.hatelabo.jp/20230507091722
俺も職場の騒音がすげー気になってたことあるからわかるんだけど、
俺もいろんな理由でその職場が嫌になってから向かいの席の人の音が気になって仕方なくなった。
実際客観的にカラ咳がひっきりなしだったんだけど前は気にしてなかったんだから俺の精神病だわ。
増田も親族が嫌いだから音が気になるのかもって言ってるけどその通りだと思うよ。
既に脳の回路が「嫌いな奴の音がムカつく」から「音がムカつく」になっちゃってたら
引っ越しても今度は隣人の音に神経とがらせる迷惑キチガイ人間になっていくよね。
今日のホッテントリの映画館の話も健康な人には意味不明なんだけどさ
別にそんなもん一席ぐらいならかわってやってもいいし
譲れないんなら断ってそれで終わりまでの話じゃん?
なのに一部のブコメでは「バカ呼ばわりされて当然」だの「断るだけでストレス」だの書いてあって結構人気コメになってて
別にいいじゃねえか頼むまではタダで。
俺もそうだったからわかるけど自分では自分が正しくて相手が悪いって思ってんだよな。
別に相手は悪くねえんだよ。良くもねえって言うかたいしたことしてねえ。
いちいち感情的になる奴が作り出してると思わん?
それやってると周りの迷惑なのもそうだけど、自分自身が休まらないんだよね。
大体そういうのって上には上が居るし。
上級キチガイは「隣の席のやつの身じろぎのきぬずれがうるせえ」「非常識」って言うんだぞ?
そうなったらお前等だって「このキチガイの方がおかしい」って言うんだよ。
ていうか俺はめっちゃ映画に集中してみてた時に暇つぶしで入ったっぽい近くの席のジジイのきぬずれがマジでうるさかったんだよ。基地外だろ?