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はてなキーワード: 高度経済成長とは

2019-07-26

anond:20190726180934

普通少子化は「経済成長とともに進む」という認識説明がされる。

ざっくり言うと、家庭で子供を育てる満足とか将来の利益かに大人労働して気ままに遊んで得られる満足とか利益が追いついて、相対的子供を産む価値が減るために起こる。

から団塊ジュニア子供を産まなくなった理由ってのは、不況じゃなくて、高度経済成長バブルなんだよね。

 

保育の充実や、教育無料化や、子供手当が少子化対策とされるのは、子育て相対的にお特な行為にしようとするためです。

 

なお、未婚率の高さは不況のせいなので、その影響はまあ確かにある。

日本経済・景気の歴史って皆どういう認識なんだろう?

俺の知識はもちろん殆どネットde真実

 

1960年代1970年代 高度経済成長

1980年代 貿易摩擦が出るくらい好調だった

1980年代後半 無理やり株価を吊り上げた、こいつらが戦犯

1992年までバブル崩壊一波

 

だけどバブル崩壊して多くの会社が傷を負ったが、表出しないまま1997年までゾンビ状態で生き延びてしま

この間経済は成長している(まやかし

その頃からやかんやあって(ここ苦手)企業バタバタ倒れ始めた

2000年だったか会社法が改正されて、騙し騙しやってた会社バタバタ倒れた(大手破産したりした。ここも苦手)

これが2005年位まで続くけど、あくまで膿を出し切った感じで俺はそこまで悪いと思ってない

ついでに2000年ITバブル崩壊した

 

まやかし経済のハリボテ部分をぶっ壊して、実際の値が露見してきた

それでようやく精算が済んで、2007年くらいか景気回復するかなーと思ったらリーマンショックが起きた

政府対応の遅れなどもあって、2011年くらいまでダメージが残った

2012年あたりから、当然のように回復し始めて今に至る

 

まり

1980年 高度経済成長

2000年 まやかしの成長

2007年 20年の膿を精算した

08〜2011年 リーマンショック

2012年〜 ようやく身の丈にあった経済になっていく

 

こう言う認識なんだが

別に20年失われた認識はなくて、元々イキってたぶんの借金を返しただけに思える

そして今はただの普通時代

安倍の成果でもないし、安倍のせいでもないから、絶賛も批判もお門違いだと思う(これからどうするの?っていうのはあるけど)

2019-07-04

女性名前に「○子」が多く四音の名前が少ない理由

anond:20190701200632

日本では個人名前は「石川麻呂(いしかわまろ)」や「穴穂部間人(あなほべのはしひと)」といったふうに長い訓に漢字を当ててきたが、嵯峨天皇のころ遣唐使であった菅原清公の進言によって、男子名前漢字で二文字か一字、女子名前は「○子」とするといった、漢風の名前使用が進められ、定着した。

諱 - Wikipedia

この菅原清公っていうのは菅原道真のおじいちゃんな。

具体的な後世に残った事績としては、それまで和風だった人名のつけ方を唐風に改めたことが挙げられる。男子場合坂上田村麻呂」の「田村麻呂」のような形式から菅原道真」の「道真」や「藤原基経」の「基経」といった二文字訓読みか「源融(みなもと の とおる)」の「融」や「源信(みなもとの・まこと)」の「信」など一文字訓読みという形式にし、女性名前の「○子」という形式にすることは彼の建言によって導入されたものである

菅原清公 - Wikipedia

まず単純に、名前の二文字目が「子」で固定されると、必然的に読みは三音になりやすい。

男性名だって、「○太」とか「○斗」といった形式だとだいたい三音で、二音や四音は少ないもんな。

このあたりは音韻問題もあるのかもしれん。

で、貴族実名に付けられるこの「○子」はいちおう庶民にも広まったらしいが、

室町時代からそもそも女性に「実名」をつける風習がなくなり「通称」だけを持つようになった。

まり「松」とか「亀」みたいな二音の簡単名前がつけられて、

「お松さん」とか「お亀さん」とか呼ばれるようになった。

この傾向は江戸時代まで続いたけど、

明治になって庶民公式の姓名を名乗るようになると、

貴族の名付けである「○子」は庶民の憧れだったので一気に増加する。

女性名と[子] - nihonjin-name !

最初のうちは「〜〜氏」「〜〜女史」みたいなのと同じ敬称として扱われていて、

本名の「松」や「亀」に「子」をつけて「松子」「亀子」とか呼んでいたらしい。

津田梅子与謝野晶子本名「うめ」「しょう」だった。

それがだんだん本名として最初から「○子」と名付けられるようになった。

もとが二音、「子」を付けて三音、というのがここで増えていったわけだ。

明治安田生命の名前ランキング大正元年まで遡れる。

明治安田生命 | 名前ランキング2018 - 生まれ年別名前ベスト10 - 女の子

「○子」のピークは1956年と言われていて、そこから「○美」が増えていったらしい。

なんでこの時期に「○美」が増えたのか分からんが、

高度経済成長時代に入って社会雰囲気が変わったのもあるだろうし、

そのちょっとから「由美子」「久美子」「恵美子」「美代子」「美智子」などと「美」入りの三字名の人気があったから、

そこから自然と「子」を外すようになったのかもしれんね。

思いついて宝塚歌劇団女優芸名確認してみたけど、

1953年入団宝塚歌劇団40期生あたりから「○美」が増えている気がする。

「当時、こういう名前がかっこいいと思われていた」という傍証になりそうだ。

宝塚歌劇団40期生 - Wikipedia

(もうちょっと遡ってみたら33期生だけ特異的に「○美」が多いな…何かあったんだろうか…)

それからしばらく「○子」と「○美」の時代が続くけれども、

1970年代に入ると「美香」「美穂」「香織」「恵」「愛」などがランキング上位に登場してきて、

ようやくバリエーションが増えていったという流れ。

一方で、男性のほうのランキングを見ると、思ったよりも三音の名前が多い。

「清」「正」「茂」のような一字名はもちろん「正治」「和夫」「達也」なんかも三音。

四音の名前は「○一」「○郎」「○介」「○平」などの形になる。

これらはだいたい「生まれの順番を表す字」か「官位名に由来する字」なので、

女性名に見られないのは納得。

武士時代が長く続いたなかで男性名けが多様化していったのだと言えそうだ。

ちなみに「○郎」の由来は「○子」と同じく嵯峨天皇な。

日本において太郎という人名が登場したのは、嵯峨天皇第一皇子の幼名に命名したのが初見とされる。

以後、武士階級の名としても広まり今日では一般的命名される人名ひとつとなっている。



以上から考えると「四音の女性名が少ないのは何故か」には、

二音の女性接尾辞が無かったからだ、ということになり、

「二音の女性接尾辞が無かったのは何故か」というと、

社会的地位の低かった女性人名接尾辞バリエーションが少なかったからだ、

と言えるのではないか

(「人名接尾辞」って書きましたがたぶん正式用語ではないので「止め字」でいいと思います

2019-07-02

anond:20190701233108

皆婚は夫婦同姓や専業主婦と同じく近代フィクション

しろ近代以前は、結婚できへん男はごろごろおったのだね

地方では田畑を継ぐ長男以外はゴミ扱い、四男五男ぐらいになれば生涯、家長奴隷みたいな身分(当然未婚)なんて例はちょくちょくあった

江戸なんか男女比が3対1ぐらい。地方から農家漁村次男坊、三男坊以下が流入してくるわけだが、その手の連中は日本橋あたりで日雇い人足しながらたまーに吉原にでも行って、30~40代死ぬのが通例(当然未婚)

それらの人々も江戸繁栄を支える労働力の一部だった

彼らがおらんかったら、隅田川の堤やら明暦大火後の復興やら廻船問屋による物流の発展やらも、2割ぐらい効率が落ちてたろう

(今の日本経済貧乏非正規雇用が下支えしてるのと同じ)

たかだか戦後高度経済成長期で一般化した習慣を、世界常識みたいにドヤ顔されてもなあ

――ただ、成人男性たる者、妻子を養ってないと格好が付かない価値観はわかるよ

だって(俺だって)親元離れて自分で働くまでは、親の世話になった

自分の親も、そのまた親の世話になり、先祖代々そうしてきた

しか自分だけ親に世話になった分を下の世代に返さないのは申し訳ないとは思う

から子どもがいる世帯は俺の代わりに下の世代を養ってくれていると認識していて

自分の払った税金子育て支援に使われるのは一向にばんばんやってもらいたい

それでも、俺ごときでは払える税額自体が大したことないけどな

MMT(現代貨幣理論)論者は実体経済から50年遅れている

主流経済学MMT

財政赤字が拡大してくると、政府貨幣を発行して支出に充てる。貨幣を大量に発行すると市場には金があふれ、金の価値が低下してインフレが起きる。これがこれまで主流の経済の考え方だ。実際にジンバブエベネズエラではやりすぎてハイパーインフレーションを起こして経済が大混乱に陥っている。MMTでは「財政赤字」と「民間の富」は借方貸方のような関係なので、民間が豊かになるにはそれと同じ額の財政赤字を抱えているのが普通である、だから財政赤字を嫌がって財政支出制限する必要はないと考える。MMT擁護派の一部の人達は「財政支出をどれだけしてもいい」と言っているがこれは誤解である。。MMTの特徴を理解してもらうためにあえて強調しているのかもしれないが、そんなことをすれば反発を生むだけだ。MMTでは「市場存在する資源労働力などの価値」と同じだけの財政赤字政府が抱え、それと同じ額が民間資産額となる。資源以上の貨幣を発行するとインフレが起きるので、インフレターゲットまで物価が上がってきたら追加発行を止めなければならない(貨幣を発行しすぎるとインフレになるという考え方は主流派経済学と同じ)。デフレの起きている現在の状況では財政赤字が膨らむことを恐れて緊縮財政にする必要はない、だからインフレが起きるまでは財政支出しろ、というのが正しい理解である。そしてこの考え方は正しい。ただし、50年前までなら。

貨幣供給が増えればインフレした時代

昭和時代国民の大多数がマイホームマイカーローンで家計のやりくりにあえぎ、余裕がでればテレビ洗濯機冷蔵庫を買っていた。1960年(昭和35)に公務員大卒初任給12,000円の時、電気冷蔵庫は60,000円した。5倍である現代初任給20万円とすると冷蔵庫100万円する計算だ。当時は氷を使った冷蔵庫一般的だったし、洗濯タライで、掃除はホウキチリトリでおこなっており、家事を劇的に改善してくれる家電製品はみんな欲しがったのである。ご存知の通り、この時代10年で物価2倍のインフレだ。公共事業民間に金を落とし、経済が活発化し市中に出回る金が増えればインフレになったのである公共投資も、例えば道路舗装化や高速道路であれば流通効率をあげ、上下水道や団地を整備すれば人が集まって地域活性化したのだ。

お金が増えても使わない現代

現代はどうか。日銀はずいぶんと財政緩和しているがデフレが長いこと続いている。今は公共投資をするといっても、一通り需要の有りそうなところの道路舗装されていて、道路舗装しても流通効率はあがらない。既にある道路水道管補修などでは利便性に変化がないので、経済活性化には貢献しない。上下水道電気もあって当たり前の時代だ。公共投資で市中に金を落とすことで若干購買意欲を高めることはできるがそれだけでは弱い。文化的にも成熟してきてマイホームマイカーを信奉するような時代ではなくなった今、多少金銭的な余裕ができても大きな買い物などはあまりしない。製造流通効率化され、安く生活しようと思えば100円ショップやスーパー衣料品などでずいぶんと安く生活できるようになった。年金の先行きは不透明だし貯金がないと老後が不安である。このような状況では貨幣供給が増えても、その分貯蓄に回るだけで経済好転しない。

根本的な問題貧富の差

また、貧富の差は大きくなっている。戦後GHQによる財閥解体などがあったが、基本的には金持ちさらお金を儲けるために金を使うので、富めるものますます富むのである。貧するものは生きていくために悪条件でも仕事をせざるをえず、なかなか裕福になるチャンスは得られない。これは資本主義経済が抱える根本的な問題で、過去には革命敗戦などで富の再分配がされることはあったが、平和現代ではその圧力も少ない。いや戦争で殺し合いが起こるよりは遥かにマシではあるが。

過去解決

19世紀からこの問題解決策を提案していたのはドイツ人マルクスであるが、マルクスのとなえた共産主義は失敗に終わった。ソ連崩壊したし、中国私有財産を認めて経済に関しては自由商売をさせ、社会主義の名の下に共産党一党独裁体制を敷いて反抗する企業は締め上げるという独裁ぶりである。大きな組織に強い権力を持たせると、腐敗して独裁化して富と権力を独占化してしまう。理想をもって最初体制を作った時は良いかもしれないが、指導者が数回交代した後には無様なものでる。

人間が欲をもった生物である以上、これは避けられないのではないだろうか。

ベーシックインカム?

貧富の差根本問題である以上、是正するには富の再分配しかない。しかし例えば巨大企業国有化してベーシックインカムで再分配しようなんてことになると、これは失敗した共産主義後追い自殺になるのではないだろうか。国有企業競争原理がうまく働かず効率化されずに無駄が多くなったり、働いてる従業員がなぜか自分個人が偉いと勘違いして業務が怠慢になったりする。ベーシックインカムを行うための企業けが富を独占化し、そこの社員でないもの人権蹂躙されるという社会主義国家になるのではないか

財政的にはベーシックインカム可能かもしれないが、導入後50年100年経った後の日本競争力をもった国でいられるだろうか。リン鉱石ベーシックインカムをしていたナウル共和国では、国内農業漁業が衰退した後にリン鉱石が枯れて経済的に立ち行かなくなり外国からの援助に依存している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%AB#%E9%AB%98%E3%81%84%E5%A4%B1%E6%A5%AD%E7%8E%87

筆者個人としてはもういい年齢なのでベーシックインカムもらって引退したいところではあるが、未来日本が衰退して行くのは忍びない。ホリエモンベーシックインカムを導入しても、もらえる金額が今の年金より少ないのでみんな頑張って働いてもっと稼ぐよ、という意見のようである果たしてそうだろうか。彼自身はは思春期高度経済成長期を経験しているし、才能もハングリー精神もあるから成功しているんだろうが、現代若者のどれくらいの割合の人が同じように考えるのか。働かずに生きていけたら贅沢しなくていいやっていう人は昔より増えている。ベーシックインカム二世三世世代にはさら労働意欲がなくなっており、ナウルのようになってしまうのではないか

厚生年金の標準報酬月額みたいななんの生産性もないクソみたいな事務は一切なくしてベーシックインカムに一本化して、公務員生産性のない事務員の人数を減らしてもっと生産的なことに時間を割いてもらうっていうのは良いことだ。生産的なことが苦手で定形作業しかできないような人もいるが、定形作業自体はなくならないだろう。AIRPAで減ってはいくだろうが。

まとめ

不況改善するために「財政赤字を気にせず財政出動する」というのは資本主義成熟した現代では解決策にならない。財政赤字はある程度あって問題ないが、破綻したときに爆発する爆弾を抱えているようなものであり小さいに越したことはない。破綻時には財政赤字相当額の民間資産が消えるのである問題貧富の差にあり、平和的公平的な解決策は今のところない。俺はベーシックインカムが欲しいが、国の制度として導入するのは日本未来の為にならないと思う。

2019-07-01

anond:20190701110826

人による分配の結果如何で生き死にが決まる現代、「人以外のものが人の生き死にを決定している」と考えられていた時代と比べて、マシなのか?どうなんだろうか。

天狗仕業にしといたほうがマシだったんじゃね?


治療のための医療費が安く済む病や怪我と、そうで無いものがあるわな。

多くの人が罹る病や怪我に対する医療は、研究されやすく量産化されて安価になりやすい。だから「多くの人が安価に生き延びられる」が実現し、人口が爆増したわけだ。

でも多くの人が罹るが高額になっちゃうというウィークポイント性質の病が癌なので、そこで死ぬ人が多いんだなー。でも研究が進んでるので「カネがあれば生き延びられる化」と「安価化」がどんどん進んでるのだけども。

統計の読み取り方の話だけど、人口が爆増したということは、それは、今までの時代では生き伸びられなかったはずの人が生きてるわけであって、生きるオーパーツみたいな存在だよね。「高いカネ払えなくてこれ以上を生きられない嘆き」なんかよりも「安価に生き延びられて儲けたわ」という喜びのほうが大きいはずなんですけどね・・


病の価値観の変遷

現代って、科学経済によって人の生き死にが左右される時代になった。

医療って、病や怪我によって死んだりQoL下がったりすることの捉え方、価値観を変えたのだよなーって思う。

昔は祟りだの呪いだのと位置づけられ、それが信仰につながった。いまは医療科学)の信用が大きくなった。

人の力が及ばないので仕方ない」

だったのが

人の力による科学の力が及ばないのは人のせいである」

みたいになった。

なんていうか、科学にも限界があるし、それも「人の力が及ばない」領域なんだけど、「科学ならなんでもできるんでしょ」みたいな認識の人が多いように見えて、それが人に対して過剰に責任追及をするのが問題の根源なのかなぁ。

それもこれも信仰が薄くなってしまたからなんだなぁ。あるいは、科学というもの性質を正しく理解しておらず、なんでもできるもの曲解して信仰しているのかも知れないが。

科学とは、信仰ではなく、態度・姿勢なんですよね。哲学と言っても良い。「検証できて再現性があるものがすべて」という姿勢。その成果物恩恵にあずかってる。

誠実な医師は、「生存率は○○%です」といったように、科学事実を述べるに留める。科学事実はそれ以上でもそれ以下でもない。それに賭けるか否かだけ。「絶対治る」「絶対死ぬ」などと過剰に宣伝することもない。科学では絶対という言葉をあまり使わない。100%のものは滅多に無いからね、科学的には。

医療によって、病や怪我天災から人災へと価値観を転換させたという副作用

それは人が人の生き死にを扱うため、過剰に重く取り扱われることになる。安易に産んだり死んだりできなくなった。それは人権の考え方ともリンクする。

子は授かりものではなく、デザイン可能ものになるのは目前に迫ってるわけだし。


経済

日本経済的になんだかんだ落ちぶれてはいものの、世界的にはまだぜんぜん上位なわけで。

まり日本よりも経済的に貧しい国のほうが多い。

でも日本よりも精神的に豊かな国のほうが多い。つまり精神的豊かさ系のランキング日本はだいたい下位。

全てを捨てて経済に全振りしてる日本は、何かがおかしいよな・・と。何年も感じてる。

高度経済成長期に"歯車"やってりゃ幸せになれただろうに、それを敢えてやらずにロックしてた人の杞憂は、当たっていたということなのか?

漁師コピペを思い出す。

年功序列年金というニンジンをぶら下げて、「今は苦しいけど歳をとったらラクができる」と若い労働力搾取してきた。

そのツケを実際に支払っているのは、べつに約束を守るためなんかじゃなく、単に「その年齢層に政治力があるから」でしかなくて、本当は払いたくなんかないんだよな・・。それが搾取だもんな。

漁師コピペアメリカ人と重なって見えるんだよね、その年功序列年金というニンジンって。

若いうちにしかできない、やりたいことをやったほうがオトクだよなーって思う。

ていうか、「年金もらい得世代」ですら「もうトシからできないことが増えた。若いころにやっておけばよかった」言ってるくらいだからね。

2019-05-30

anond:20190530132340

???

高度経済成長期の方が激務だったと思うけど

まあ今後減るかわからんけど

今はぬるーいよ

2019-05-10

泉佐野市が叩かれてる意味がわからない

ふるさと納税制度のものが、皆が利用するほど日本全体の税収が減る制度でじゃん。

しかし、それを認識しつつも、自治体間の競争を促すことを目的としていたわけで。

税収が奪われて自治体間で不公平が出るとか言うくらいなら、最初からそんな制度やんなきゃいいわけで。

どの自治体も公平に振興策って建前が重要なら「プレミアム商品券」が大正義だとでもいうのか?

プレミアム商品券」なんかで「地方創生」とか、アタマ大丈夫

地方創生」と、「どの自治体も公平に」は成り立たなくないですかね?

まだ高度経済成長時代感覚が抜けてないんですかね?

発展どころか衰退真っ最中、衰退ってか破綻黄色信号出てるとこばっかなわけですよ。

泉佐野市って財政破綻寸前だったじゃん。

ふるさと納税の前は、なり振り構わず財政再建で有名になってたとこでしょ?

市長減給して、公務員減らしまくって、ついには市の名前命名権売ろうとしてまで。

汚い金集めするくらいなら、潔く破綻しろって言ってるんですかね?

2019-04-21

anond:20190421220454

高度経済成長期までは人口は増えてたんですよ

から女子労働力にしても問題ないと思ってた

で、資本要請女子も働きに出るというシステムが一度できあがってしまうと

そう簡単構造が崩せなくなってしまった

で、国家意図関係なくいつの間にか少子化が進んでた

この「いつの間にか」ってのが重要で、非婚少子化は誰かが意図的に仕掛けたものではなく

自然現象みたいなもんだったからこそ、政府も長年にわたって放置してきたんじゃないか

anond:20190421214504

戦時下で起きた女性社会進出一時的もので終わらなかった一因は

戦後経済界要請じゃないんですかね

たぶん、終戦のすぐ直後は勤労動員してた女性の多くも家に帰った

でもその後、日本じゃ1960年代高度経済成長期に入ると、工場商業地で多くの労働力が求められて、高卒や中卒の女子ばんばん働くようになった

これと平行して全産業に占める農業割合は低下して、農家で跡取り以外の次男坊三男坊、二女三女以下は都会の働き口に流れていった

その中には高学歴化してフェミ思想を唱えるようになった者も、ごく少数いたでしょうが高卒や中卒の女子労働者の大部分は、「家計ため」+「国家資本要請」で働いてたと思います

anond:20190421203014

しかし実際、前近代的貧乏状態のままフェミ勝利した例てないんじゃない

フェミは豊かになってから侵略するわけだからフェミから見たら不可分

俺もこの認識に近い

>「男女平等思想」とか偽り続けられると思ってるんだ?もうバレてるよ、ただの女性特権運動だって

これは矛盾しないんだよ。なぜなら、最終的には女尊男卑の実現が目標でも、その中間過程男女平等があるという考え方ならね

フェミ連中が戦略的に過剰に男女平等是正を言ってる面はあるだろう

ナチス必要以上にユダヤ人の力を誇張して危機感を煽って自陣営正当化してたし

当然、俺も女尊男卑は反対しますよ

ただ、しつこいようですけど、今の非婚少子化の大部分をフェミだけのせいにするのは現実的に無理があって

まず自民党政権下での高度経済成長のもとで、左右の思想関係なく高卒含む女子労働力工場商業地帯に広まって、

世の中が一定の豊かさが達成されて、左右の思想関係なくみんな結婚相手をえり好みできるぐらいに贅沢の味を覚えたあと、おこぼれのようにフェミ思想が出てきたと言いたいだけ

anond:20190421191617

その理屈に立つと、一番「フェミニズムの影響を受けている」のは

従来の農村社会解体して女子労働力が都会の工場商業地就職する状況をつくりだした

高度経済成長期の自民党政権ってことになるぜ

思想的にはフェミニズム共感して無くても、まさにフェミが思い通りの世の中を作りだしたのがこいつら

anond:20190421190944

高度経済成長期以来、世の女性勤労者全体では、大卒エリートなんかより

高卒以下の女子工員とか店員とかの方が圧倒的大多数だよ

で、そういう女子労働力が求められたのは資本要請

中卒や高卒就職した女の子に、「これから女性も自立」なんて考えてたのは

圧倒的少数派、大多数は、貧乏家計のため働きに出て

それが高度経済成長期の第二次産業第三次産業の発達と時期的に合致しただけ

anond:20190421191026

からそれが豊かさの産物なんだって

戦前とかは、みんなビンボーだから相手を選べなかったんだろ

でも、結婚しなくても生活できるようになればえり好みするよな

そんだけの話

しか戦後自由恋愛礼讃思想もある程度は影響してるだろうが

で、自由恋愛礼讃の映画を作ってた映画会社がフェミニズムなんか考えてたかといえば

ばんばん観客が入って金がもうかることが目的でしょ

自由恋愛の普及は左翼フェミニズムというより資本主義の手柄

そういう資本主義と消費文化の発達を招いたのが自民党の成果の高度経済成長

anond:20190421181421

事実やん。否定できる要素は?

貴殿は世の「結婚しない子供産まない女性」全員に

たとえば上野千鶴子を愛読していたり

フェミニズム共感しているかいたことありますか?

世の「結婚しない子供産まない女性」の圧倒的大多数は高学歴ではなく

フェミニズム? 何それ?」としか思ってませんよ

少子化非婚化は産業構造の変化が最大の要因です

第三次産業中心社会になるのと反比例して出生率は低下してきました

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5240.html

http://osan-kojo.com/osan/image/osannodata02_01.gif

昔は農家個人商店なんかの「家業」だったか

単純に「働き手」として子供が多く必要だったし、職住一帯で育児仕事が両立できた

ところが社会高学歴化が進んでサラリーマン世帯が大多数になると

その必要はなくなり、高学歴化のため子供教育コストが高騰して一人っ子が増えた

これ、左翼フェミズムと一切関係なく、先進国も今の途上国もみんな通ってきた道

特殊合計出生率過去最低の1.57を記録した1989年なんかバブル経済絶頂

で、この第三次産業中心社会化を推し進めたのは、自民党政権下の高度経済成長

この間、左翼フェミニズム本を愛読したゆえに結婚しない子供を産まないという

選択をした女性なんて、大卒女性のなかで多めに見積もっても5%もいませんよ

女性人口で大多数の高卒未満が本気で左翼フェミニズムの本を愛読するとでも)

試しに渋谷原宿路上で、「結婚相手は最低でも年収XXXX万円以上」

とか言ってる女子1000人に「上野千鶴子を愛読してますか?」と聞いてみなさい

990人以上、きっと上野名前さえ知らないよ

まり少子化非婚化は世の中全体が高度成長以前よりは豊かに底上げされたか

仮にフェミニズムだの戦後個人主義の影響が何パーセントあったとしても

それもまた高度成長以降の社会全体の富裕化の結果

実際、農業中心の後進国はいまだに子だくさんで

フェミニズム思想だけあっても現実にはちっとも広まらない

貴殿日本が今のバングラデシュみたいに戻るのが理想ですか?

日本以外の先進国新興国でも今や「豊かさ」と「非婚少子化」はトレードオフなんです

2019-04-12

橘令の"日本生産性が低いのは、我々が「合理性」を憎んでいるからだった"って、

記事読んでみたけど、くだらないと思った

まず合理性を憎んでいるというが、例証がない

そもそもここでいう合理性って何を指すのか説明もない

更に、確かに平成日本が貧しくなったのは確かだとしても、

じゃあ高度経済成長を果たした昭和の日本人て今より合理的だったんですか?

そんなわけないだろ。って疑問が浮かんだ。

なんかこれ読んで、自分合理的だと思って他人は不合理なバカだと思ってるバカが、

喜んでRTとかしてたから読んでみたけど、

日本が貧しくなったのは単に経済政策の失敗であって、

社会の仕組みとか構成員メンタルとか関係ないと思うよ

結局小泉政権の時の、構造改革とかさ、あれと根っこの発想が変わってないよね

時間無駄だし、これ読んで喜んでる奴バカだなって思いました。

2019-03-31

anond:20190331120433

70年代80年代高度経済成長調子乗ってイキってた、もちろん倫理観は発展途上そのもの男尊女卑なんて当たり前、東南アジア売春ツアー中国は下等国家扱い、差別イジメセクハラ何でも有りの尖った笑いがエンタメとして受け入れられるくらい野蛮だった、無自覚だとしても罪は重い。

2019-03-19

anond:20190319084258

戦後高度経済成長を支えた制度の多くは戦前戦中にはじまっていたというのは知られた話だよね

2019-01-28

anond:20190126210030

テキ屋自由気ままなわけもない。いろんなサヨナラがあるわけ。それで、父も母もない。

そんな寅さん。育ててくれたおじさんおばさんの言うこときいて真面目に生きていくって、そんなことはしたくない。

モテない寅さん。でも、たまにモテる。好きなのに好きとは決していわない。他人には好きなら好きと言えなんていっときながら。

自分だってがんばれば成就できた恋がたくさんあったのに。旅に出ていく寅さん

旅先でひとり、孤独な人たちやいろんな事情の人たちの話をちゃんときいて一肌脱ごうとする。なんの見返りもなしに。

まり、この時代高度経済成長からバブルバブル崩壊。

本当に好きだから結婚したのかわからない人たち、本音を言えないで社会の中で我慢してきた人たち

見返りのない手助けはしない人たち、取り繕って甘い言葉しかささやかない口だけの心がない人たちがたくさんいて

みんなうんざりしているのに、みんなそうやって生きてるから自分もそうやって生きる。

そんな中、世間に縛られずに生きる寅さんに肩を叩かれて励まされたんじゃないかな。

多分、嫌いだと言われて寅さんは傷つきはするだろうし、気にもするそれが寅さん

でも、腐ることはないだろうし、意味不明だとか言って無視しない、ちゃんと怒る。素直。それが寅さん

2019-01-25

お手本になる国が無い

日本はとにかく保守的で、上手くいった国の真似をして生きてるタイプだと思う

まあフランスみたいな攻めの国とどっちが良いかって言ったら俺は日本の方が好きなんだけど

 

高度経済成長時代は、とにかくアメリカを見て伸びてきたと思う

(と言っても完全にアメリカではなく、日本キャラクターを保ったままアメリカの真似してる感じ?)

それでバブル崩壊以降は、欧州

10年前くらいは北欧あたり

その後ドイツとか、とにかく参考にする国は結構あったと思う

 

でもアメリカトランプのおかげで独自路線を歩みだし

欧州は全体的にアレだし

北欧絶対的ではなくなってきたり

ドイツもちょいちょいボロが出始めた

 

から完全ではなかったのかもしれない、単に情報化が高まって、色んな国のだめな部分が見えるようになったからかもしれないが

日本がこれから参考にしていきたい国が無くなってきてる気がする

 

じゃあ自分たちで考えろって言われたら無理というか

そんなのできるなら最初からやってるわけで

どうするんだろうね

メディア猫と現実の猫について

ふと気付いたのだが、現実で猫を見かけるよりもネットで見かけるほうが多くなった。こういう逆転は、実は珍しいのではないか?と思い始めた。もちろん、パンダを目で見たことがある人よりも、テレビで見たと言う人のほうが多いだろう。希少な動物だし、日本にいるパンダは数えられるほど少ない。雀はどうだろう?あれだけの個体数で朝チュンチュン言ってるので、当然直接見る機会の方が多いだろう。じゃあ猫はどうなのかというと、確実にネットの方が沢山いる。氾濫していると言ってもいい。昔は、たまにどこかの飼い猫が鈴をつけて歩いている姿を見る機会が多かったはずだ。野良猫にあったら、とりあえずモノで釣って近寄ったりしたはずだ。そういった経験価値は、今はメディア猫に比べて相対的に上がっている。メディア猫の振りまく喜劇的な可愛さに僕らの胃はもたれ気味で、どうしたってあのツンケンした現実の猫とふれあいたくなる。そうしてまた「猫を飼いたい」という偽物の気持ちを植え付けられた人々は今日も猫の居ない生活首をかしげることになる。おかしいな、メディア猫はあんなにも居るのに、現実では全然見かけないじゃないか。。

ここから先は完璧想像なのだが、日本高度経済成長時代、裕福な家庭の象徴として「ペットを飼う」が掲げられた。立派な一戸建て、最新の家電、頑丈な車、広い庭、そして片隅には犬小屋があり、ゴールデン・レトリバーいびきかいている。ペットを飼う余裕すらないのは、中流とは言えない。彼らはこぞって同調し、しかし「なにを飼うか」で個性を競っていた。下らない流行りに付き合わされたのが猫たちである。様々な品種改良が進み、もはや家の中でしか快適に暮らせないまで進化させられてしまった彼らには高い値段が付き、飛ぶように売れた。一方で、捨てられる猫が増えた。もともと繁殖力の強い生き物だから全国的に猫だらけになった。しか10年も経てば、野生の猫は力尽きる。彼らの相手はいつの間にか、戸建ての一軒家からコンクリート階層ビルに変わっていた。人間のご相伴に預かれなくなった猫たちは、やがて数を減らしていった。

そんな猫たちに分け隔てなく優しさを振りまいて、ご飯を食べさせるついでにうちの子にしてしまう男がいた。僕の叔父だ。彼は長い間祖母と二人暮らしで、ふたりとも猫が大好きだった。いつの間にか祖母の家は猫屋敷になっていた。祖母叔父も、自分の家に何匹猫が上がり込んでいるか把握していなかった。そんな中の一匹に、チイがいた。チイは猫らしい猫だった。小さな僕がよちよち階段を登って必死で追いかけるのに、彼女はするりと脇を抜けて逃げてしまう。とても人見知りな猫だった。僕は彼女を一度くらい撫でたかった。毛並みに触らせてほしかった。ついぞ彼女が姿を消すまで、僕は撫でることができなかった。

いま猫が好きなのは、そういう原体験のおかげかもしれない。居なくなった猫の毛並みを想像して、ずっと別の猫のことを可愛がり続けるのかもしれない。そんな気持ちは猫にとっては知ったこっちゃない。我が物顔でご飯をねだり、好きなときに遊んで寝るだけだ。僕にも猫の気持ちなんて分からない。この世の誰が猫の気持ちを知っているだろう。ただ、そうした中でもなんとか上手くやっていくことができる。お互いの勝手を暗黙に認めて、自分だけのことを考えて共生する。そういうのが生活というのだろう、となんとなく思う。

祖母がもし居なくなったら、あの元猫屋敷には叔父しかいなくなってしまう。僕は叔父クラシック・ギターを弾くのが好きだった。その昔、禁じられた遊びを弾く叔父がとてもかっこよくて、僕もギターを弾き始めた。またあの家にいつか、もうちょっとしっかりしたら、遊びに行きたい。縁の下に、光る眼。

2019-01-21

anond:20190121092337

世界的な人口動態少しでも見ればどう転んだってそうなるのわかるよね?

どんな国でも、経済成長一定レベルに達すると成長が鈍化し始めて、人口増加率も減っていく。

高度経済成長を終えた中国やアセアン諸国人口増加にブレーキがかかり、今後は急速に少子高齢化が進む。

イスラム諸国だって、近い将来には人口減少に入ることは歴史法則

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