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はてなキーワード: 高度経済成長とは

2019-01-14

価値観が一周したように感じる

いずれも論理的検証ではなく、私の主観によるものだが。

高度経済成長期以降、私が生まれバブル崩壊の頃までは、今から考えれば旧態依然とした…というか古い考え方が主流で、肩書資格権威過去の実績などが重視された。

高学歴高学歴というだけで安泰だっただろうし、大企業に入りさえすればそれだけで安定していた。

特定資格医師弁護士など)は取得さえすればやはり安泰だったのではないだろうか。

それが2000年代に入り、起業ベンチャーブームともいうべきか、権威や実績はなくとも結果さえよければ評価される、大切なのは表面じゃなくて中身だ!みたいな価値観に変わった。

それまでの時代価値観に対する反省みたいなものもあったのかもしれない。

恋愛において見た目(いわゆる三高)重視から中身重視に変容したのもこの時期ではなかったか

就活学歴偏重から人物重視がうたわれ出したのもこの時期ではなかったか

そして2008年リーマンショック以降、経済を中心に人々は(色々な意味で)「守り」に入ったように思う。

ITなど様々な面で技術革新が起こり、少ない労力で手軽に質の高いものを利用し楽しめるようになった。

また、そのようなものにこそ価値があると考えるようになった。

Instagramなどは最たるものではないだろうか。

1~数枚の写真と短文のみの情報で、非常にたくさんの「いいね!」を獲得できる「インスタ映え」するものが高く評価された。

そしてそのような発信をできる存在が注目を集め、賞賛される。

多くの人が一目見て「いいね!」と感じるもの評価される…それはあたかもかつて権威資格過去の実績など「誰が見てもよいと思うもの」が評価されたのと酷似しているではないか

かくして、価値観が一周したように感じるのである

2019-01-12

anond:20190112220701

高度経済成長期にホテルが考えた商売結婚式(御祝儀式)をする意味がわからない。

神前式にすれば?友人呼ばなくて済むし雅でいいよ!ドレスはいくらでも写真撮ればいい。

2018-11-29

anond:20181129101537

やりがい搾取だよなあ

まさにこの言葉がぴったり。

会社を発展させることが社員幸福につながると本気で信じてる所が救われない

ほんこれ。

言ってて恥ずかしくないのかと疑問を抱く。

多くの社員自分報酬さえ得られれば会社の発展なんて興味ないからな。

会社を発展させることが社員幸福につながったのは、高度経済成長期のように「やればやっただけ目に見えて成果が上がる」ときだけ。

現在不安定な状況下では成り立たない…ってことに経営層は気付いていないのか?

無能を切り捨てて有能な人材残業させて会社全体のアウトプットを増大させることしか考えてない

アウトプットを増大させることを考えているだけまだましで、ひどいのになると自分評価を上げたいがために労働者をこき使い捨てる。

もちろん成果が出れば「私の経営手腕がよかった」、出なければ「労働者ども働きが足りん」、となるのはもはやお約束

完全に労働者=駒、である

2018-11-27

anond:20181127175306

高度経済成長から技術開発系プロジェクトはうまく行ってないよ

商業化できない予算使い切って終わりのプランじゃないと関係者が誰も納得できないから実行されない

2018-11-23

世帯収入という考え方を復活させよう

父親サラリーだけで裕福度を比較する、貧しい考え方はやめよ

サラリーマン、専業主婦子供学業に専念、というのはここ数十年の高度経済成長右肩上がり時代の偶然の産物

ほとんどが農民だった日本は、古来より家族を1つの集団として生きてきたのだ

そこで尊重したいのは《世帯収入》という概念

世帯収入基準にすると、家族が団結して試行錯誤する

夫婦共働きで、子供も家の手伝いをする

これはいい

子供は親の努力する背中を見るし、手伝いを通して社会の厳しさも知るし、ノウハウ技術継承可能夫婦や親子の会話も生まれる、一致団結する

2018-11-11

高度経済成長期の日本って俺が学んだ記憶によると

終戦直後安かろう悪かろうの劣悪な日本製品から一転して安くて高品質日本製品欧米先進国へ輸出されるようになり、朝鮮特需もあり躍進

ただし、欧米先進国向けの製品日本国内および日本と同等かそれ以下の経済規模の国では高価なもの庶民がおいそれと買えるものではなかった

当然ながら日本国内向けのものは粗造濫造格安品が庶民の買える製品だったと記憶してるんだが・・・

高度経済成長期を買い支え顧客欧米先進国であって、アジアの才能という謎過ぎる存在でないのは確かだけどなぁ

2018-11-10

anond:20181109222920

高度経済成長期にゴジラとかウルトラマンとかウケてた理由ひとつは、当時は重厚長大産業が全盛期でビルばんばん建ったりしていた時期だから、「巨大」であること自体オーラだった側面がひとつ

あと、核実験公害やらで怪獣が発生するとか、(現在から見れば稚拙でも)高度経済成長期の時点で意識されてたような科学文明マイナス面の不安を織り込んでたところが、初期のインテリ層のSFオタクを惹きつけた面も

そういう意味で昔の特撮は「高度経済成長期はこういう価値観だった」てのを意識しつつ、一種の”時代劇”として観ることをお勧めする

2018-11-06

男性差別主義者フェミニストは同じ方向を向いている?

まず、以下の記事を見てほしい。

https://togetter.com/li/1058347

タイトルは「男性にとって恋愛結婚は、危険で割に合わない。でも、女と社会は、男性叩きだけ。こりゃ草食は続くしかない」。

面白いのは、【反男性差別を掲げ、恐らくはフェミニズムなど「今の女尊男卑社会」の悪しき慣習として唾棄するであろう彼の主張が、

その実、フェミニズムと非常に親和性の高いものである】ことだ。

記事ではこの問題について、具体的な引用を交えながら考えてみることとしたい。

なお、このまとめで述べられている意見が、dsa0【男性差別が溢れてる2】 @dsa0自身のものなのか、あるいは別記事から引用なのか、判断が付かなかった。

このまとめ自体ツイートを集めたものだが、ツイートの内容はどこかから引用にも見えたからだ。

しかし、当記事では、これを統一して<彼>の意見と呼ばせてもらう。

便宜上意味もあるが、これらの言葉が彼自身のものであるしろ違うにしろ、今の社会で苦しむどこかの<彼>の主張ではあるのだろう、と考えたからだ。

では、内容に入りたい。

「男のチキン化」「ホモみたいな男」は「男性差別的な価値観」か?

男のチキン

最近ホモみたいな男多すぎなんだよ。

命かけることができないわけ。

恐らくどこかの記事(元記事URL失効のため参照不可)から引用したものであろうこの文言に対して、<彼>は以下のようにコメントしている。

恋愛離れ語るのに、【恋愛離れの原因になってる男性差別的な価値観】で考察してるアホ多すぎ。←これじゃ、恋愛離れなくなるわけないわ

<彼>は、「チキン化」した男性を「ホモみたいな男」と非難する価値観を、「男性差別的な価値観」と呼んでいる。

しかし、【「男はかくあるべき」という規範は、元来家父長的な価値観によって生み出されてきたものである】ことを忘れてはいないだろうか。

フェミニズムは、その打破を目的としている。

「女らしくあるべき」という束縛を破壊することは、「男らしくあるべき」という押し付けをも打ち砕くことである

彼がまとめの中で嘆いている、男性経済的負担に関しても、同じことが言える。

<彼>は、「男性立場で言うとね 「女様様」の今の女尊男卑社会では、おっかなくて結婚なんてできない」と述べながら、結婚についてこう語っている。

結婚メリットは少ない、負担義務が多い

・女に甲斐性ない

家事家電で省力化

離婚すると財産の半分を持っていかれる

慰謝料養育費さらドン

元妻は、夫からかっさらった金を手に。しかも、さらに稼ぐ男性再婚することも可能

続けて、<彼>は女性にこう求める。

女性の方から交際とか結婚とか申し込めばいいじゃんよ

お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言えば

男も少しは気が楽になるだろうに

<彼>の視点に、極端な部分や、視野の狭い部分があるのは事実である被害妄想的な傾向も。女性が聞いて腹を立てても仕方がない内容だ。

しかし、「男も少しは気が楽になるだろうに」というぼやきは、<彼>の「負担義務」の体感からくる切実なものではあるのだろう。

それは、耳を傾けられてよいように思う。

ただ、ひとつ言っておかなければならないことがある。

それは、<彼>の求める新たな男女関係の構築が、<彼>の今しているような【女性への非難】によっては到底実現されにくい、ということだ。

それを示唆するのは、同じく<彼>の言葉である

真の敵は誰だ?

非難すべきは誰なのか?戦うべきは誰なのか?

このことを考えるにあたり、例によって、<彼>の言葉を参照したい。

老害バカマッチョ「おまえも結婚して、家畜奴隷になれ!」

男性過労死させ続けたまま女性だけ楽にする日本の「男女平等社会

<彼>はここで、「老害バカマッチョ」が己に「家畜奴隷になれ!」と命じる、と述べている。

彼に「奴隷」になることを強いているのは、「老害バカマッチョ」なのである

老害」、言わば旧態的な、「マッチョ」。

とは、何か。

マッチョ」のもつ意味については、この記事http://y-uki.hatenablog.com/entry/2015/07/16/034652)がわかりやすい。

ここから一部を引用する。

英語で ”macho な男性” と呼ばれるのは、昔ながらの ”男らしい” 価値観を重視する人たちで、

洋画海外ドラマ日本語字幕などではしばしば “男尊女卑” と訳されることが多いようです。

支配である攻撃であるなどのネガティブイメージで使われることも多い言葉です(後略)

これが、フェミニズムの戦ってきた最大の敵であることは、特筆するまでもないことだろう。

老害バカマッチョ」を、【旧態的な男尊女卑】として言い換えることが出来るならば、<彼>も、女性も、等しくそ被害者である

<彼>が、「おまえも結婚して、家畜奴隷になれ!」という台詞を、「老害バカマッチョ」に言わせたのは、的を射ている。

家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】は、高度経済成長期に完成したという。

(ちなみに、この記述を私が見たのは平田厚『虐待と親子の文学史』(論創社である時代に伴う家族形態の変化と、その文学への反映を概観した良著。)

この仕組みは、既存男性優位な価値観の延長線上にあったうえ、その価値観を強化するものであった。

<彼>は女性に対して、「「お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言」ってくれることを、求めていた。

お金のこと」を「一緒にがんば」るためには、女性にも安定した収入源のあることが不可欠だ。

しかし、それを難しくしているのが、先に述べた構造である。【家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】だ。

この仕組みの後遺症は、未だに消えていない。男女間の賃金格差管理職割合格差を見れば、それは事実として明らかだ。

その打開を目指すのが、男女平等思想であり、フェミニズムであった。

まとめ

ここでひとつ結論いたことを言ってみたい。

今まで述べてきたことを纏めると、大変逆説的なことに、

【<彼>の目指す「男性差別」の解消は、「女性差別」の解消によってしか実現され得ない】と言える。

また、【真の敵は、「老害バカマッチョ」、すなわち、旧態的な男尊女卑価値観構造である、とも。

<彼>は反男性差別を掲げ、女性非難している。しかし、抵抗すべき対象は他にある、と言いたい。

女性は、またフェミニストは、本来<彼>の同志なのだ。手を取り合って、ともに戦うべき仲間なのである

インターネット上では、熾烈な男女対立の激化とともに、「フェミ」を巡る議論が後を絶たない。

匿名はてな小一時間も見ていれば、その議論が実のところ非生産的憎悪のぶつけ合いに陥りがちなことは、すぐ了解されるだろう。

今回取り上げたまとめも、一見、そういった動きのひとつ、単なる憎悪の噴出に見える。

しかし、当記事で行ったようにその言葉ひとつひとつ精査していけば、それは、

【反男性差別主義者フェミニストの間にすら共闘可能性があること】を示唆するものとして読み解けるのではないだろうか。

2018-10-21

anond:20181021092218

努力したら誰でも金持ちになれる」

昭和高度経済成長期にこの本当は起こり得ない筈の状態を、実際にある程度実現できてしまっていたというのが諸悪の根源。その時に楽勝人生送って「誤解」してしまった人たちが、実際の自分自身の生きた経験談として、下の世代にも通用すると勝手思い込み、その価値観を植え付けられた世代がまさに就職氷河期でぇあああああ!!ぁああっ!!!

2018-10-17

団塊の人々

団塊世代が生まれた時の出生率は4.0前後

この世代を支える団塊の子世代団塊が産んだ子供)の出生率2.0前後

これって団塊世代が産まなさすぎたからいま少子化なんだよね?バランス壊したのコイツらだろ?

高度経済成長ブリーな青春時代。今よりもっと楽に産めたんじゃないの?マジで何してたん?馬鹿なの?

少子化なんだからさっさと産めとか、介護してもらえる気満々な態度とか、はぁぁぁぁぁ???ってもの凄い怒りがこみあげてくる。

はよ消えろ。

2018-09-30

anond:20180930064149

まぁそれは、太古の昔からの真理と言えよう。

 

大家族時代も、「里山の中で自然に囲まれた村で暮らしていく」みたいな生活スタイルならそれなりに安定していた(問題が無いとは言わないが)んだろうけど、高度経済成長以降、資本主義が加速しだしてからは、どんなスタイルが良いのか手探り状態になっている。

 

おそらく理想は「人間個人個人アイデンティティーを持って、精神的に自立してやっていこう」ということになると思うんだけど、日本人精神は元々こういう精神形態に適していない感じもある(適応するとしても、まだ大分時間かかる?)。

 

混乱した社会自分直視して、「個人として自立」できれば、そこそこ悪くない生活できると思うんだけど、日本人にとってこれってとても難しいことのように感じる。

(極論すると、ネイティブアメリカンアメリカ社会適応できないのに似ている。)

2018-09-19

anond:20180919002239

何が差別じゃ!?

上記文章高度経済成長期を真に支えた高卒中卒工場労働者が、そのあと味わった悲惨への同情の念を書いとるんやぞ

じゃあ彼らは一切苦労しなかった一貫してハッピーだったと書いて彼らの世代が味わった暗部に目をつぶるのが差別のない政治的に正しい表現なのか?

2018-09-18

anond:20180918231946

元田にも書いたけど団塊の7割は高卒中卒な、そん大部分は大卒就職せんかったブルーカラー農家

この連中が就職した当時は高度経済成長期つうても、農家農業だけでは食えなくなったとか、炭鉱や製鉄所が閉鎖したとか、ホワイトカラー以外はけっこう悲惨な話は多いんやで

この世代高卒中卒は、今の世代高卒中卒と比べたら悲壮感まったく薄いでしょ。金の卵なんて言われて農村から都会に集団就職して重宝がられた時代もの。今の大学生就活求人倍率的には久しぶりの売り手市場とはいえ金の卵なんて言われるほどじゃない。

現在70歳ぐらいで貧乏高卒中卒団塊も大量におるやろ

今と今後の日本財政人口動態を考えると、貧乏な70歳の比率は今後ますます増えるだろうけどね。

もっとこう、「1945~1950年まれ『だけ』」に絶対ピンポイントで当てはまる害毒性てあるの?

ないなら、団塊世代だけじゃなくて「高年齢オヤジ全般」の問題なんじゃね

それはその通り。高齢オヤジ全般問題なのに団塊団塊いわれるのは、「団塊世代というわかりやす呼び名」があって、「数が多い」から。要するに目に付いちゃうし、特に名前のついてない年齢層と比べて言及されやすいんだよ。

anond:20180918230754

それ、ずいぶん恣意的見方やな

>・逃げ切り世代かつ高度経済成長に乗った楽勝世代

>・自分世代いかに恵まれいるか無自覚

元田にも書いたけど団塊の7割は高卒中卒な、そん大部分は大卒就職せんかったブルーカラー農家

この連中が就職した当時は高度経済成長期つうても、農家農業だけでは食えなくなったとか、炭鉱や製鉄所が閉鎖したとか、ホワイトカラー以外はけっこう悲惨な話は多いんやで

現在70歳ぐらいで貧乏高卒中卒団塊も大量におるやろ

次に

>・明日もっと良くなるに違いないと未だに思い込んでる

>・日本アメリカに次ぐ経済大国かつ先進国くらいの勘違いをしている(20年くらい前の国際経済感覚アップデートされてない)

>・個人貧乏自己責任くらいに思ってる

こういう時代錯誤認識1960年前後まれバブル世代にもぎょうさんおるで、ほんで「今の若い奴らは俺らみたいに高級車グルメ高級ブランドゴルフ料亭リゾートその他に金を使わんけしからん」とかドヤ顔してる

もっとこう、「1945~1950年まれ『だけ』」に絶対ピンポイントで当てはまる害毒性てあるの?

ないなら、団塊世代だけじゃなくて「高年齢オヤジ全般」の問題なんじゃね

anond:20180918224024

団塊の世代というわかりやすいネーミング

・逃げ切り世代かつ高度経済成長に乗った楽勝世代

自分世代いかに恵まれいるか無自覚

明日もっと良くなるに違いないと未だに思い込んでる

日本アメリカに次ぐ経済大国かつ先進国くらいの勘違いをしている(20年くらい前の国際経済感覚アップデートされてない)

個人貧乏自己責任くらいに思ってる

こんな感じのずれた現状認識を持ったまま、若者説教垂れてみたり、いまだに組織トップでかじ取りしてたりするもんだから、人数の多さも相まって、現役世代にうざがられている印象。

飽くまで傾向であって、この傾向に当てはまらない人間も多くいるのはもちろんなんだが。

2018-09-14

anond:20180914220850

そういったたぐいの言説は高度経済成長期にもよく見られた

曰わく

昔は人情味があったが、最近は廃れた

電車の中でヤ○ザに絡まれている人がいるのに、誰も止めに入らない

近所のピアノの音がうるさいから、人を殺した

クラクションを鳴らされたから、人を(ry

地方は隣近所助け合っているのに、都会は隣人の顔すら知らない

最近若い者はダメ

昔はよかったが、今は何かもが退廃的でモラル崩壊している

などなど

100歳以上の88%が女性である理由を考えてみた

1.戦時中世代

太平洋戦争(1941~1945年)の戦時中に、現在の100歳以上の人達は20~30歳前後だった。男性のみが陸海軍に志願したり徴兵されて戦死したが、女性志願兵にもなれず、徴兵もされなかった。このことが女性の方が平均寿命が増えたことにつながっている。

2.喫煙の男女比

現在男性喫煙率は30%を切っているが、この世代男性喫煙率は70~80%だった。肺ガンになりやすいのは圧倒的に男性側であり、100歳以上まで生きる男性の数が極端に少なくなっている。逆に、この世代女性タバコを吸う人はほぼいなかった。もし女性タバコを吸っていたら、それだけで後ろ指を指される。今と比べると、女性人権は極端に無い時代だった。

3.高度成長期公害

この世代人達高度経済成長を支えてきており、工業化による公害にも悩まされてきたはず。大気汚染水質汚染アスベストなど、働く男性達は、当時は未知の公害被害に晒されてきた。1970~1980年代の低公害化によって次世代にその被害は引き継がれることはなくなったが、この世代ではダメージ現在も蓄積されている。

2018-09-13

企業は「能力あるひと」よりも「仲間になれるひと」を求めてるんだよ

エンジニアプライベート勉強しなければいけないとか云々。

例の「部族漫画」じゃないけどさ、企業は「仲間であること」を強く求めてくるわけで、「能力がある」かどうかは二の次なわけ。

「常日頃からアンテナを張って脳内インデックスを書き換えてるひとじゃないと俺たちの仲間とは認められないよね」と言われてしまえばそれまで。

じゃぁ考えてご覧よ。「ちゃんとそれなりのスキルもつハゲ散らかした50歳」と「いろいろよくわかってないけど、素直で元気な25歳」が「隣で一緒にシゴトさせてください」と来たときに、どっちを採用する?

ちょっと話が飛ぶけどさ、残業ってマネジメントがうまくいってない証拠じゃん?本来は適切な能力もつひとに適切なタスクを割り当てて かつトラブルに対するある程度のバッファーを持っておけば残業は発生しないはずで、残業がつねに発生してるということはそのマネジメントがうまくいっていないということで、つまり管理者の怠慢か能力不足なわけで、それをタスク担当者サービス残業でなんとかするって、そもそもおかしいじゃん。

タスク担当者としてそれなりに最善をつくしてその上で時間内に終わらないのであれば、あとは管理者が調整してなんとかしなきゃいけないよね。

そういう意味では、適切なインプットに対して適切なアウトプットを返してくれるひとのほうがタスクの割り当てを管理やすいので、管理者としてありがたいはずなんだけど、なぜかありがちなのは「与えられたことに対してプラスアルファを返してくるやつのほうが優秀」みたいな考え方。

お金を入れたらジュースとお釣りを適切に返してくれる自動販売機」の方が管理やすいはずなんだけど、「余分にお釣りを返してくれる猿」のほうが優秀って、もうそマネジメントしにくくなるし、「余分なお釣り」を前提に予定を立てなきゃいけなくなるじゃん。

「俺はマネジメント経験が少ないから、申し訳ないんだけど優秀なお前が先回りしてなんとか助けてくれないか」でプラスアルファを求めるならわかるんだけど、「俺は管理者だ!常にプラスアルファをもってこい!言われたこしかしないやつは評価を下げるぞ!」はおかしくない?マネジメントしてないじゃん。高度経済成長期とかバブル期ならそれで回るんだろうけどさ。

んでさ、もう一回言うけど、企業は「能力あるひと」よりも「仲間になれるひと」を求めてるんだよね。

何が正しいとか正しくないとかじゃくてさ、どんなに適切な能力を持っていても「あー、こいつは仲間にしたくねーな」と思われたら採用されないし、能力なんてなくても「このひととは一緒に仕事をしたいな」と思わせることができれば採用されるのさ。どんなに勉強してて優秀でも「こいつ鼻につくな」と思われたらはじかれるし、バカでアホでも愛されてれば席は残るわけ。もうそのへんの感覚は「学校」という閉鎖された空間で十分学んだでしょうに。

そのへん何回か転職活動したことがあるひとなら肌でわかるでしょ。面接能力アピールとかあまり意味はなくて、むしろあなた部族に加えてください」「私はすぐに部族の一員になれます」的なアピールのほうが有効だったりするよね。

ごく一部のスーパーマンみたいなエンジニアの人は別よ?そういう人はガンガン勉強して革命でもイノベーションでも起こしてくれてればいいと思うの。そうじゃなくて残りのよくいるエンジニア99%のことよ。

プライベート時間をつかって勉強するべきとかべきじゃないとか、そうじゃなくって、「部族にひとたちから愛されるためには何をしたらいいか」なわけ。正しいとか正しくないとかじゃなくて。

ついでに。

フリーランスエンジニアがいて、中年になると仕事が減ってくるらしく、ぷらぷらしてるのね。IT業界にいる人は「忙しい忙しい」で残業だらけらしいんだけど、その割にアルバイトを雇ってなんとかなる仕事でも無いらしいんだよね。

かたや、一人親方大工さんがいて、もう70歳近いんだけど、その人はもう3年先まで仕事が埋まってるんだって。そうかと思えば「日雇い人夫」みたく誰にでも出来るタスクまでちゃんと分解してあったりして、やっぱそのへんは業界歴史経験なのかね。

もうさ、「オレって勉強好きなエンジニアですげーだろ?プライベート勉強ちゃうんだぜ?サービス残業プラスアルファの結果だって残しちゃうぜ!だからオレの仕事アルバイトなんかにこなせる仕事じゃないんだぜ!あー忙しい忙しい!」ってずっっっとやってりゃいいじゃん。

きっと愛されるよ。

2018-09-04

翁長知事「戦う民意」〜「琉球独立」を促しているのは国民の無関心だ

抜粋しながら読書

野党問題

野党が支持されないわけ

左右いずれもガチガチ政治家は、いつまでもガチガチのまま、一割の支持者層で人生を終えてしまます。私は共産党の人たちにもずっと言い続けました。

政権を取るぐらいの気持ち政治をやらなければ、いつまでも一割政党でどうするのですか。これが正しい、あれが正しいと言って政権も取れず、あなた方は政党として支持者に応えているのですか。あなた方を信じて何十年も付いてきた支持者に不誠実ではないですか」 一割で正しいことを言っても、残りの九割に誰も興味を示さないのなら、政党としてやっている意味がないのではないか。 現在日本政党状況のように、「一強多弱」では政治が行き詰まってしまます。それぞれ一定程度の勢力を持ちながら勝ち負けがあるからこそ政治に緊張感が生まれ民意がそこに反映されるのです。それは政治家がいつも意識していなければならないことだと思います

9条があるから平和なのか

憲法改正派も、そうで無い人も、沖縄視点が抜け落ちているのだ

私は革新側も批判しています。「憲法九条があるから日本平和だ」と主張する人たちは、憲法埒外にあった沖縄負担のもとで、戦後日本高度経済成長平和継続があったという視点が抜け落ちています

政権の現状

この本が書かれたときも、そのあとも、民主主義は壊れ続けている

今の日本政治はまったく民意を顧みない。国権の最高機関たる国会も、行政府監視という役割果たしておらず、与党内においても異論封殺されています日本民主主義危機に直面しているのです。

「例の作家

沖縄押し付けた、沖縄基地に守られながら、「保守」を名乗り沖縄差別するという構図

そればかりか、「(普天間基地の)もとは田んぼで何もなかった」「基地地主はみんな年収千万円」と発言した有名な作家のように、自分たち日本安全保障を守ろうという気概もない人たちまでもが、実態とかけ離れた暴言を吐いています。そこには沖縄に対する無知無理解差別意識があります

独立するのか

沖縄差別しておきながら、独立を憂う矛盾、そして独立への道は"不本意"ながら舗装されつつある。沖縄への無理解の代償として

 沖縄という小さな島が、日米両国という大きな権力相手にして戦うことは困難を極めます。 そうした状況を前にして、「沖縄独立することを考えているのですか?」という問いが発せられます。 そして、そんな問いを受けるたびに、私は沖縄県民がここまで日本国民として受け止めてもらえないのか、と絶望的な気持ちになるのです。

もちろん、独立論は沖縄積極的に支持される意見ではありません。これまでは居酒屋談義とされてきました。独立論がまじめに語られ始めた原因は、むしろ本土側にあります。 基地削減を求める沖縄県民の声が無視され続け、これに対して「日本の四七分の一として認めないのなら、いっそ日本というくびきから外してほしい」「独立すれば沖縄意思基地をなくせる」という気持ちの表れとして独立論が語られます

今後、事態の成り行きによっては、独立意思を表明する人たちが、沖縄から数多く出てくるかもしれません。しかし、それ自体沖縄の不幸につながると私は思います

沖縄問題は、結局は合意形成に基づく民主主義問題帰着される

そして、沖縄独立を語る前に、日本本土覚悟を決めて、米軍基地を全国で受け入れて、しっかりとした日米同盟をつくってもらいたいと私は思っています日本国民一人ひとりが、基地問題自分のこととして考えて、そしてその集約が日本政治うごかしていくようにならなければ、真の民主主義がこの国に根付くことはないでしょう。


沖縄基地問題は、結局自治体と国の闘争という単純な話ではないのだ。基地問題に限らず、政治に関する無関心は、最終的に、大きな民主主義の傷となって日本国を蝕んでいくだろう。

ところで、この場合基地問題議論を終着させるのは誰の意見なのか?日本国民の多数決沖縄県民の多数決?まぁ、現時点ではおそらくそれのどちらでもなく、「政権多数決なのだろうな。

まぁ、「多数決」が「民主主義」と思っているような人も多いので、この国の民主主義には期待できそうにもない。(ヘーゲル弁証法や「止揚」は、現社でやったっけ?)

2018-08-23

anond:20180823225210

才能ある層で極貧家庭はこのご時世ありえない。高度経済成長期ならともかく。

今どきそういう層はどんなにヤバくても学習塾やるなり、教師になるなり、地方公務員になるなり大卒平均程度には稼げてる。

2018-08-19

anond:20180819153558

それでいて子だくさんで貧乏というのも謎だし

高度経済成長とはいえ就活に失敗したか起業するバイタリティーがあるのも謎だし

持ちビル火災するまでは上手くいっていたっぽいのも謎

2018-07-26

anond:20180726111833

70年はぎりぎり高度経済成長時代から悪くはなかったぞ。

73年にオイルショックがあったけど一過性で結局は安定成長期。

非正規雇用で将来の見通しが立たない、といった事態にはなっていない。

2018-07-25

今まで一億総中流自体が実現したことが無い

1990年代前半のバブル崩壊によって日本は長期に渡って経済が停滞し続けている。

その間の期間は失われた20年とも、30年とも呼ばれていて、日本では中流ボリュームゾーン消失し、日本経済のものが縮小し続けていることになっている。

今の若者たちは皆、経済力が無いので結婚して子供を作ることができず、人口再生自体が危ぶまれている。

しかし、今までの約70年間の戦後歴史の中で、本当に一億総中流が実現したことがあったのだろうか。

1980年代バブル経済期にしても、国全体のGDPは増えているけど、実質的経済成長率はそれほど高くはなかったし、国民1人1人の所得も増えていない。

その証拠に、バブル期非婚化や少子化は進んでいたではないか

現在(2018年)の日本人の大半は、1980年代前半の時期の日本人の豊かさと大して変わっていないのではないか

格差社会化と言っても、高度経済成長期の時代から経済格差は存在していて、最近になって現れた問題ではない。

多くの日本人は昔からずっと下流のままであり、一億総中流中流世代消失自体最初から存在していなかったと思う。

2018-07-19

かつて高度経済成長期に日本にたくさんあった雇用が今は見る影もなく少なくなってるやつ。

別に日本の女が奪ったんじゃなくて(無いとは言わんが)、ちょっと前だと韓国とか中国だったり最近だと東南アジアあたりに奪われてるんだと思う。

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