「言論の自由」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 言論の自由とは

2022-11-11

anond:20221111135057

こいつ、個人に対する誹謗中傷非難されたら「言論の自由の都合の悪いところだけ批判するのはおかしいと言ってるのがわからないんですか?」とか騒ぎ出すタイプかな?

anond:20221111114819

こいつ、個人に対する誹謗中傷非難されたら「言論の自由に反対するのか? 言論弾圧だ!」とか騒ぎ出すタイプかな?

2022-11-06

anond:20221106222910

Twitterが変わって言論の自由が帰ってくるからいけるぞ

そのルールTwitterJPのクソがつくった

2022-11-05

左翼自分に都合がいいSNS作ればいいじゃないか

イーロン・マスクツイッター買収されて言論の自由がどうとか言ってんじゃん

左翼専用のSNS作ってみんなで話せば良くないか

anond:20221105123556

イーロン・マスク言論の自由をもとめてはてな社を買収することは十分に考えられる。

2022-11-04

anond:20221104115136

え??死刑って言うこと自体はなんの法律にも反していないが。

思想の自由言論の自由にも守られるし、だれか特定個人誹謗してるわけでもないし。

 

ニート対策新規立法について書いたから軽々に死刑と言わない法律もできるかもしれんがそしたら俺は当然言わんよ。

法律完全遵守。

2022-11-03

大学受験に出てくる文章ってかなリベラル寄りだよね

今年行われた河合塾全統マーク模試国語評論文。内容はロミオとジュリエットにおけるジュリエットセリフに、家父長制への疑問とそこからの脱却、はっきりとそう書かれていたわけではないが、ジュリエットが家父長制に反抗するということで、フェミニズムをも見出すというものだった。

なんか色々大丈夫なのか中立的文章にしたほうがいいんじゃと無駄心配してしまったわ

の子大阪大学志望で過去問の英作文を添削したが、言論の自由民主主義社会福祉を守らなければならない。みたいな、ネットだと共産党乙wとか言われそうな文章を英作文させててこれまたびっくりした。

まあ河合塾はイチ企業からいいとしても国立大学はこれでいいのかと思ったわね。学問の自由からいいのか。おっさんだけど老婆心

逆にゴリゴリ保守思想を英作させたり、英語国語の長文に出す大学ってあるのかな。

2022-11-01

ゆるキャラ流行っていた頃、高校学園祭北朝鮮拉致事件の啓発を目指し、らっちーというキャラ出展したら止められた

言論の自由とは

2022-10-30

anond:20221030160017

平 裕介 @YusukeTaira

弁護士(東京弁護士会所属)。研究者https://researchmap.jp/7000001277大学で授業(行政法等)を担当(非常勤)

表現/言論の自由というのは、国や自治体という公権力の介入を受けないことという問題に「限定」すべき、という考え方は、法学をよく知らない大人特に法学以外の領域専門家)が陥りがちな誤解。そういう考え方は初等教育中等教育までにしてほしい。現代国家における表現の自由の問題もっと広い

https://twitter.com/YusukeTaira/status/1568541271110864896

アカウントにつき表現の自由戦士アカであり公権力に対する表現の自由等には無関心と思っている方もいるようですが、そんなことはないのでよろしくお願いいたしま

https://twitter.com/YusukeTaira/status/1583834261865447424

2022-10-15

もちろん俺も全くもって分からないんだけど、そのうえで直観を言わせてもらうと「近代自体がぶっ壊れる危機だと思っている

理由としては、

「これまではデマを広めるとしたら国家メディアだけだった。彼らは確かにろくでもないが、彼らの利益を維持するためには社会の維持は必要不可欠だった。だから彼らは少数を切り捨てるような方向に世論誘導しても全部ぶっ壊そうとはしない。しかインターネット言論が影響力を大きく持ち始めてきた状態では、破滅的なテロリストであろうとその種の才能があれば一言語圏の世論を席捲できるかもしれない。さらに言えば学者などの権威はどんどん落ちていき、いよいよ公式事実というもの自体消滅する。情報空間はこれまでになく民主化されたことによって大きなリスクとなっており、いずれ匿名インターネット規制しなければ社会はもたなくなる可能性が高い。しか国家などによる規制必然的言論の自由の致命傷となる。よって民主主義自由主義などの『近代』は終了する」

まあどこにでも書いてあるような平凡な論だが

もうじきに、左右のあほみたいな陰謀論者によるテロが恒常化する社会か、中国みたいな言論統制の社会かを選ぶしかなくなる可能性が濃厚。自由主義を守りたい人はとにかくネット社会に合わせた「言論の自由」を再構成するのがお仕事だと思う

中立」「客観批判論についてメモ

はてなブックマークTwitterなどで、「中立」「客観」と言った態度について批判的に論じるものをたびたび見かける。特に差別政治など、権力闘争の類で非対称性存在するときによく使われるイメージがある。それらについて私なりに論点を整理してまとめ、コメントしようと思う。これらの論に親和的な人も、逆に批判的な人も読んでほしい。

前段

まず、当たり前の話なのだが、何かを批判するときは通常複数論点から批判できる。

例えば、社会民主主義新自由主義立場からすれば「市場政府権力によってゆがめられ、効率的資源分配が出来ない上に政府権力が不健全に増大する」と批判できるし、共産主義立場からすれば「結局彼らは資本主義自由市場と言った搾取を『多少マシ』にしている程度であって、本質的解決には役に立っていない。どころか、革命に向かう人々を減らすという点で有害ですらある」と批判できる。

これを見て、もし社民主義者の人が「アンチ社民主義者は矛盾している。市場原理主義みたいなことを言いながら、資本主義否定している。彼らは矛盾している」と言うのがおかしいというのは分かるはずだ。あるいは、「新自由主義者は社民主義批判している。これは共産主義者と同じだ。よって新自由主義者は共産主義者なんだ」もおかしいとわかるだろう。

インターネットではそれぞれの発言発言主が結びつかず、なんとなく「自分の考えを非難する人」を全部同じカテゴリに放り込む処理をしてしまいがちだ。(なお、話をややこしくするのは本当に矛盾した意見を言うやつも一定存在することだ)

そんなわけで、いわゆる「中立」「客観批判者は皆「お気持ち」(ここでは、自分の快不快問題シームレス社会的問題につなげて、自分感情社会が従うべきだ的な発想を持っている人)の人たちだ、という雑な世界観を持っている人も多いが、ここで「中立」「客観批判理屈に触れて、「なるほど、こいつらはこういう理由でそういっているんだな。(自分賛同できないにしても)まあ理屈は分かるな」と思ってくれれば幸いである。

論点①「自分(あるいは自分が参考にしている幾人かの人間/幾つかの媒体などなど)こそが『中立』だと思い込んでしまうと、本来価値判断問題にすべきことも『中立』『客観』的な事実だと思い込んでしまい、異なる価値観を受け入れられなくなってしまう」

これは厳密には『中立』『客観』を否定していない。どころか、不徹底な『中立』『客観』を批判し、本物の『中立』『客観』を目指そうとする方向性も見受けられる。

実際問題はてなTwitterでは、『中立』『客観』(それからこれと似ている『是々非々』など)を「右」と「左」(あるいは任意対立する二大勢力)のどちらも全肯定/全否定しないことだと思っている感じがする人が複数見受けられる。まあ確かに、「右」のいう事を全肯定/全否定、とか、「左」のいう事を全肯定/全否定すると最初から決めてかかるのは紛れもなく党派的な姿勢であり、中立的でも客観的でもない。しかし、そもそも「右」がどうとか「左」がどうとか党派性を意識し、この二者のいう事には従わないぞ!みたいに決めてかかっているのは、全く同じではなかろうか。ようは、「中道」という第三の党派に過ぎない。そうではなく、中立客観というもの自分完璧に到達できないのだという事を自覚し、他人中立である客観であるかは究極的にはジャッジできない(もちろん明らかにこいつ主観的に過ぎるやろみたいな人はいるけど、そう思っている私の方がおかし可能性は否定できない)という事を踏まえなければ、「中立」「客観」という言葉は単なる党派性の御旗にしかならない。

これは実のところ、「正義暴走」論とよく似ている話だ。正義暴走非難する人は正義が嫌いなのではなく(まあそういう人もいるが)正義のために正義暴走は抑止した方がいいという話をしている。正義暴走とは、やっている本人たちが勝手正義と思っているだけで、実際には悪である、というロジックだ。同じように、「中立」「客観」の濫用非難する人が「中立」「客観」を否定していないのも当たり前の話だ。彼らが否定しているのは「中立」「客観」を装った「党派性」「主観」だからだ。(面白いのが、「正義暴走」論を持ち出す人の多くは「中立」「客観」の濫用問題を考えず、「中立」「客観」を批判する人は「正義暴走」論を持ち出されると不満を表出することが多い事である。両者はほぼ同じことを言っているのだが)

まあ、つまりこの批判は「お前は自分客観的と思ってるかもしれないけど本当は違う(かも)しれないぞ!」というものである個人に向けるとき喧嘩する気がなければ使わない方がいいとは思うが、一般論としては(特にわたしのような『中立』『客観』が大好きな人間ほど)よく頭に刻んでおいた方がいいと思う。

論点②「悪しき権力側とそれに追い詰められる少数の被害者、そして大多数の傍観者/加害者という構図がある。大多数の傍観者/加害者は少数の被害者実態についてよく知らない上に、被害者傍観者/加害者の無遠慮な発言に対して過敏な状態にある。そんな状態で彼らが彼らの持っている知識を総動員して(きちんと)『中立』『客観』的に論じてしまったら被害者が傷ついてしまうし、被害者が声を上げることが抑止されてしまう。他のことならばよく知らずに論じることは無益ではあってもさほど有害ではないが、差別構造についてマジョリティ側が無知であるにもかかわらず論じることは有害である。もしそれについて論じたいならば必ず加害者非難し、被害者非難につながるような事実を示すことは(ダメとまでは言わないけど)避けなければならない」

こちらは、『中立』『客観』的な態度を、ある一分野のみについてとはいえ明確に否定している(と私は思う)ので、論点①とは様子が違う。

まあ言っている事は正直分からなくもない。この手の人たちが良く比喩として使うように、「足で踏んでいる人と踏まれている人」の間で『中立』『客観』的な議論を成立させろ、というのは無茶である差別されている人と、その差別をたとえ直接はしてはいなくても差別によって得られる利益を(その自覚なしに)享受している人の関係は、「足で踏んでいる人と踏まれている人」のそれよりはるかに複雑で見えづらいものがあるが、似たような関係であるという事は、その是非は別として、可能ではあると思う。なので、倫理的個人差別問題について論じるときはその辺に気を付けて論じてもよい、論じた方が好ましいくらいのことは私も思う。

しかし、この考えを強い規範として言論空間に導入することに対しては私は警戒心を抱く。

「誰が加害者か」「誰が被害者か」「どこからどこまでが『差別問題』か」「どんな事実を適示すればそれが『被害者非難をあおっている』と言えるか」

これらをみんなが納得いくように定めるのは非常に難しい。間違った基準を定めてしまえば、例えば本来被害者である人たちを「加害者」として力づくで非難する事や、本来加害者である人たちの罪悪を「被害者」として覆い隠すこともありうる。「被害者」「加害者」の推定が正しかろうと、「被害者非難をあおっていると言える事実」と認定されたものがもし違えば、その事実公論上での扱いが不当に小さくなりかねない。差別発言自体言論の自由で守る価値はまったくないのだが、論点②の批判が拡大すると差別発言以外も巻き添えになるリスクがとんでもなく大きくなりそうであるそもそも一国の言論空間なんて政治勢力も右から左からワラワラ湧いてくる場所なんだから、うかつに基準を厳しくしたら、その基準が「万人」でも「マイノリティ」でもなく「特定政治権力」の都合の良いようになってしま可能性もある。一方で、剥き出しの、それこそ差別主義者やデマもなんでもござれの「言論の自由」が良いとも思えないし、「中立」を装って攻撃を誘発する人たちを何とかしたいという気持ちはあるので複雑なところである

(ちなみに、個人としてこの観点から批判すること自体はどんどんやったらいい。問題なのはこの考えが強い規範になることである

論点③「『中立』『客観』的な論は不快だ。私の不快になる主張をする権利はない。私が嫌だから黙れ」

①②は曲がりなりにも論として成立しているが、③は論外である。これこそが「お気持ちである

これについて論じることは特にない。まあしいて言うならば、「個人的な感情の表明」自体は何ら悪ではないという事は付け加えておきたい。こういう風に、自分感情だけで他人を思うままに動かす権利自分にあると思っている人をまともに相手する必要がないというだけである

全体的な感想

①②③それぞれ、言う層が全然違ってくるということがイメージできるだろうか。

①は、左右問わずおそらくそれなりに頭のいい人、論理的思考好きな人が言うと思う。(ただし、論理的思考好きな人は左に行きやすいので、左が多い気はする)

②は、明確に左の中でも主張が強めの人が言うだろう。(なお、加害者被害者構造を、中国日本あたりにすれば、右の主張強めの人たちも似たようなことを言っている)ここで重要なのは、彼らの主張は我々と大きく違うが、別に彼らは頭がいいわけでも悪いわけでもない。どちらかと言えば頭のいい人が多いと思う。

③の人は、多分単純に頭が悪い。左にも右にも真ん中にもこういう馬鹿は沢山いる。ただし、バカの中でもわざわざ自分バカですとアピールしたがるインセンティブが強いのは右左の中でも過激な人たちだろう。

お気持ちサヨクバカ」みたいなことを言う人たちは、多分①②の理屈で「中立」「客観」を批判している人に左翼が多いという事と、③の人たちにバカが多い事を混同して、左翼お気持ちバカみたいな図式を作り上げているのではないかと思う。あと、「お気持ちサヨクバカ」と言った同じ口で「リベラル(おそらくこの人はリベラルサヨクをほぼ同義として使っているはず)は啓蒙思想押し付けている」みたいなことを言っている人もいた。確かに②は啓蒙思想押し付けダメな部分全開という感じで、③はバカである。たぶん構造としては②が③の人たちを率いて暴れまわっているという感じではなかろうか。まあそんな感じで、「中立」「客観」大好きな人たちも、③は論外として①②の理屈普通にそれなりに通っているっていうことをちゃん意識しよう。(まあ意識できてる人もいるだろうけど)

2022-10-11

anond:20221011085218

上手く説明してる人がいた。

表現の自由性を保つために制約されるべき表現 - ドサンピン茶

社会において自由表現の発露が担保されている度合い(以下、便宜上表現の自由性」

Q:なぜ表現の自由性が重要なのか

A:表現行為自由性を保持することは、民主主義社会の基盤かつ不可欠な前提であるため。

 表現の自由言論の自由)は弱者強者による不当な抑圧に対抗するための最終手段であり、これを堅持することは民主的手続きによって弱者権利保護するために極めて重要事柄である

この方は件の増田にも慎重なブコメをしてる。

ただ、女子カップ数を表記する自由 v.s. カップ数を批判する自由、が問題なんだよね。

大衆週刊誌サイドの大人による少女読者への不当な抑圧と見ることもできる。これを批判するのはまさしく弱者権利保護のシーンに他ならないようにも思える。

筆者は表現の自由性と公共の福祉を重視していて、この2つを抑止する場合のみ2つが制限されるようなルールを紹介してる。けどもし、編集者カップ表記批判したら、それはどうなるのだろうか。編集の指摘は公共の福祉により制約を受けない。けど作者の表現の自由を制約しては、いる。

2022-10-02

anond:20221002180025

言論の自由が、ポリコレが今ほど周知されていない数十年前に退行してると認めるね?

気持ち悪いもの気持ち悪いという権利

言論の自由じゃなかったのか

ネットものが言いにくくなった

ポリティカルコレクトネスかいって、誰かが何かを言うのを抑圧するのって、結局、力関係で決まっているだけで正義とはなんの関係もない

2022-09-22

anond:20220921161300

はてな規約から見る限り増田には言論の自由保障する気はなさそうなのでこんなクソどうでもいい環境からは身を置くのが正解

そのくせに政治カテのクソどうでもいいゴミidどもは放置だしな

2022-09-12

anond:20220912010626

【re-Imagination】まだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

以下の記事過去記事になりますはてなー達よ!私は帰ってきた!

山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

https://anond.hatelabo.jp/20220910005727

続まだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

https://anond.hatelabo.jp/20220910153218

新まだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

https://anond.hatelabo.jp/20220911020227

最後のまだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

https://anond.hatelabo.jp/20220912010626

なんで一日も経たないうちにすぐ帰ってきたの?

いやなんかブコメ読んだらずっと読んできたのになんでテロ定義を書かないんだ!ってオギャったコメントが多数あって散々テロ定義書いてきたのに日本語読めないやつがいるんだなって

最初ブコメに感じた、学校教育の敗北とか日本途上国化を再認識させらたんでね、これは書いておこうと。

テロ定義について毎回書けよとかいう、過去記事読まない人達

テロ定義ついては書けよとかいうクソみたいなコメントを多数いただきましたが、もう最初記事で書かなかっただけで過去記事で何回書いたかわからんです。

過去記事は上にリンク貼ってあるんでそこから辿って読んでください。過去記事からりゃコピペすりゃいいじゃんって人増田を書いたことない人は知らんかもしれんですが、はてな匿名ダイアリー文字数制限があって少しでも超過すると記事が公開できないうえに書いた記事が消えるんですよ…。

そうなると書きたいことと過去記事からの再掲を天秤にかけることになり、過去記事からの再掲は削らざるえないのです…。

それでもこの記事はre-Imagination(再創造)なので改めてテロ定義について簡単に書く、詳しいソースやら例とかその時の質問と回答は上の過去記事にあるので読んでくださいまし

法的な観点学術的な観点とやらで様々な観点テロリズムについてご意見いただきましたが、ここで語っているのは一般的言葉としてテロについてです。

テロ定義について調べます政府では第二次安倍政権時代に以下のような答弁が残っています

テロリズムとは、一般には、特定主義主張に基づき、国家等にその受入れ等を強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうと承知している。https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b193125.htm

以上を踏まえると基本的にはテロとは特定の主張に基づき暴力によって国家社会に対して恐怖等で影響を与える犯罪となります

テロかどうか山上本人の動機理由にする人たちがいるため、彼犯行前に書き残した手紙から引用しますが、

苦々しくは思っていましたが、安倍本来の敵ではないのです。あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません。https://www.theheadline.jp/articles/659

山上本人も安倍本来の敵ではないのです。"記述がある通り安倍晋三に私怨はなく、社会的な影響を狙って銃撃して殺害したのは明らかでテロ以外何ものでもないです。また現状の統一教会への加熱する報道国葬報道への賛否等々テロによる恐怖に突き動かされた結果と言えます

それに、私は選挙期間元首相の国会議員演説中に銃撃によって殺されている事件世界的にもテロでなかった事例はないことそれに尽きると考えてます

反論がある方は明確に例を示してください、ケネディ暗殺事件最初記事からどちゃくそコメントで例に出していただいてますし、過去に既に答えてますがあれも明確にテロ事件として扱われています

例 日経新聞

首脳狙った世界テロ事件 ケネディ米大統領など犠牲https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB083QH0Y2A700C2000000/

ちなみに海外メディアでも安倍晋三暗殺事件テロ事件として暗殺されたと扱われている例は少し検索したらすぐ出てきました

例 AP通信

Terrorism’: Abe killing seen as attack on Japan’s democracyhttps://apnews.com/article/shinzo-abe-crime-tokyo-freedom-of-speech-b6a34a5269f6c90097eb677071aeb11c

あと犯行声明がないかテロじゃないって意見記事を定期的に書くようになってから100万回くらい聞いたツッコミですが

911テロ地下鉄サリン事件犯行声明なんて出てませんし、どちらの事件も首謀者は関与を当初否定していました。

ブコメへの返信

onesplat ブコメメディアも皆独自定義をするほど曖昧な「テロ」を語るくせに、自らの定義も示さずただ子供のようにテロテロだと泣き喚いているのがお前だ。お前にはまともな議論をする意思能力があるようには見えない

テロ定義はついてはこの記事でも過去記事で散々書きました、あなた最初記事からコメントしてるので最初から読んでますよね?確信的にギャーギャーキッズみたいに騒いでるだけで何の知性も感じないなとしかあなたには印象ないです。

この方の過去ブコメ読んでみると安倍は死んで当然とか太郎死ねとかうわぁ…としか抱かない40代ことおじ的な気持ち悪さを感じました。この人のコメントトップに来る時点で暴力による現状変更賛成!山上英雄!とかそんなはてな村気持ち悪さを体現してますね。

ackey1973 “山上は頭のいかれた殺人鬼”。あ、ここは増田認識が少し違ったわ。個人的には殺人鬼って複数殺人とか快楽殺人に走る人のイメージがある。山上容疑者にはその雰囲気はないな

テロかどうかはどうでもいいわりに、殺人鬼殺人鬼でないかには妙な拘りあるんですね、調べたら殺人鬼って言葉にも明確な定義はないらしいです。まあ私は殺人鬼殺人鬼じゃないか死ぬほどどうでもいいですが。山上人殺しってことは誰に覆しようもない事実になります

Domino-R まあオレ定義はともかくとして、現実的にこの犯罪一般的刑事事件として取り扱われるだろう。「破壊活動防止法」の要件を満たしていないし、「テロ等準備罪」「内乱罪」にも当たらない。

そりゃ刑事事件から刑事事件として扱われます、何言ってんですか?そんなの誰でも知ってますし分ってますよ?ちなみに「破壊活動防止法」「テロ等準備罪」「内乱罪」はすべて組織犯罪に関する刑罰なので単独であるこの事件はそりゃ要件に満たさないですね。組織的支援を受けない単独犯的なテロはローンウルフテロといわれ近年欧米でも増加傾向にあります

type-100 結局の所テロ定義について話す気が無いなら、これまでの全ての投稿は無価値でしたね。「お前がテロと思えばテロ」以上の話ではなかった。

テロ定義については過去記事で散々書いてます、たぶん最初から特に記事読んでないんとは思いますがいつも過去記事は頭にリンク貼ってあるのでそこから飛んでみてください。

lady_joker 結局何をもってテロと言っているのかが不明なので無駄な応答が繰り返されているだけなのよね。安倍さんを街宣中に殺したのが不倫相手とかだったらテロではないわけで、線引きはどこにあるの? と大勢が聞いている

この方も最初からコメントくれてます確信的に以前書いたテロ定義ついて無視してますね、山上安倍晋三と不倫関係だったなんて初めて聞きましたが?現実安倍晋三と山上不倫関係ではありませんし、何度も書きましたが起こした状況や関係性によって呼び方が変わるのは当然です。

上司が部下に殴ったのならそれはパワハラ、夫が妻を殴ったならDV政治活動中の政治家を殴ったのならそれはテロです。あと山上安倍晋三の愛人だったと新説発表したのは大勢はいませんでしたあなただけです、おめでとうございます

ちなみに立民の福山哲郎参院議員が今年の5月政治活動中に殴られた際は議員本人も立民党も「力によって、言論の自由表現の自由封殺し、民主主義を脅かす愚行であり、絶対に許されるものではない」といち早く発表してました。

素晴らしい!立件民主党民主主義理念を大切にしてることを示した大変誠実な対応ですね!これからも陰ながら応援してます

立民の福山哲郎参院議員、朝の街頭活動中に男に殴られる…秘書2人も被害https://www.yomiuri.co.jp/national/20220502-OYT1T50133/

neko2bo ずっと見てたけど結局定義の話に至らなかったでござる。訴えたいのは増田自身気持ちの置き所の話なんですかね?

タイトルに”最後の”をつけたら急にテロ定義最初から最後まで書いてない!!ってオギャり始めたのなんなんですかね?テロ定義ついて記事を書いた直後くらいはそんな声なかったんですが、まあ本当に最初から見てたんなら確信的に無視してるでござるの巻ですね。たぶん最初についたブコメID:onesplat)がテロ定義について書いてない!ってオギャってたのでみんな真似してオギャっただけど想像してますが。

えー予想以上に長くなったシリーズですが、さすがにこれで本当に2万%最後だと思ってます

もー無理、も~疲れた40代のおじさんたちの相手疲れた

踏み絵を迫るやつって気持ち悪いっすよね…まともな神経してたらしないと思うのですが、現実でそんな奴会ったことないし、お前は江戸時代長崎奉行かよ、お前が通った道は既に我々が300年以上前に通った道だ!とかそんな気分です。

というわけで踏み絵から解放、さすがにもうお前は統一教会だあああああああとか言ってくる気持ち悪いやついないでしょ。言ってきても特に相手しません。

追記 2022/09/13 02:00頃

まりにも読んでなくて腹が立ったんでね@onesplat最初に書いた通り文字数制限あるんで過去記事全部引用してません。定義については散々前の記事でも書いてますあんたが読んでないだけで基本追記質問に対する回答です。

ゲームアイコン他人の死を喜んでるような奴が上から目線で読まずに言ってる時点で幼稚云々以前のレベルだろ

追記 2022/09/13 14:00頃

だいたい反論できなくなってますね、ブコメ定義のもの反論できなくて中傷するくらいしかなくなってるし。上から目線で言ってるわりにアカウントからブログとかTwitter辿れるのほんと気をつけた方がいいですよ、だいたいオギャってるコメント人達Twitterだとアカウント凍結されてる人だったり、山上と同じ40代以上くらいの人だなって感じだったり。タイトルとかはずっとコメントありましたが映画ネタっすね、邦訳だったりなんで、翻訳が違う!ってのはただの的外れすね。

追記 2022/09/14 00:00頃

定義について書くと何も反論できなくて中傷して敗北宣言するのは目に見えてましたがね、40過ぎて自分の学のなさ指摘されたからってコメント書き換えて中傷しだすのはほんとみっともないだけですよ

2022-09-11

動物を甚振って怒らせて行う闘鶏闘牛などは虐待として禁じられているが、裏ではなくなっていないらしい

一方、ある種の虐待愛好派は言論の自由理念理解せず、ネットを利用したりして、人を甚振る言論を垂れ流すのだから

変態が生き生きしている残念な国ですね

2022-09-10

日本共産党見解

まだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

anond:20220910005727

anond:20220910153218




民主主義破壊するテロに断固抗議する

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2022/07/20220708-teronikougi.html

一、言論暴力封殺することは、民主主義破壊する最も憎むべき行為であり、強い憤りをもって断固糾弾します。とりわけ、選挙中という民主主義にとってきわめて重要な時期に、卑劣蛮行が起きたことは、絶対に許すことのできないことです。

 日本共産党は、言論自由暴力封殺する、あらゆるテロ行為を許さな社会をつくるために力をつくすものです。



志位和夫委員長談話

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2022/07/20220708-shii.html

神戸記者団に)安倍晋三元首相への襲撃は、自由言論テロ封殺しようという許し難い蛮行であり、強い憤りをもって抗議する。






ブコメ

7/8の記事引用

7/10くらいまでは動機単独犯かも不明だった

事件当日は動機もわからないし選挙中だったので、安倍政治に反対する犯人によるものだろうと皆思ったからね



後に見解を改め撤回したという話は特に聞きませんが・・・

2022-08-30

一票を投じても何も変わらないがそれでも一票を投じる

なぜ投票するかというと、それは道徳にかなうから

まり、明らかな悪政に対してNOの声を上げるのか、それともただ指をくわえて見ているのか

行動を起こすのか、見て見ぬふりをするのか

俺は過去を振り返ったときに、「俺は行動した」と堂々と言える状態を常に確保していたい

から常に考えて個人的ベスト投票行動を行っている

投票をしてない奴は政治文句を言うな」という話も結局は道徳にかなうかどうかということだ

それに対して言論の自由ガー納税ガーと言っても話は微妙にかみ合わない

コンビニアイス買う救急隊を叩くやつが熱中症になったら救急車に乗る

別に法律上は何の問題もない

ただ醜悪だと言いたいだけ

自民韓国カルト宗教統一教会関係していることが連日報道されているが、知ってたよ、そんなこと

それを踏まえたうえで、様々なことを考えて到底自民は支持できないと思ったか自民には入れてない

今になって大騒ぎしている世間に苦笑しているが、俺はずっと自民には入れてきてないのでね

こんな日本を作ったのは多くの有権者だが、その中に俺は含まれてない

若い人がこんな日本に誰がしたと言いたいときは、俺を含めるなよ

指くわえて見てただけの奴らはあっちの方にいるか

anond:20220830003329

言論の自由がないとは言わないが好きに偏重しすぎてると思う

2022-08-28

ホロコースト否定論簡単に釣られてしまう人たち

ホロコーストなんて今どき、それ自体話題にすることは少ないし、日本の歴史問題の何倍も関心度は低いだろうとは思う。近現代とは言え遥か昔の話だし、同じ枢軸国がやったと言っても日本にはほぼ無関係だ。それに、日本ホロコースト否定論が世間を多少賑わせたのは1995年阪神淡路大震災オウム真理教で大騒ぎだった年に、文芸春秋社月刊誌だった『マルコポーロ』が廃刊になった記事の一件だけである・・・あ、例のT院長の件もあったな。

 

欧州では昨年か一昨年にスウェーデンホロコースト否定禁止法を立法するかどうかの話があったくらい(その後どうなったかは知らないが)、ホロコースト否定論は今も珍しい話題でもない程度には問題にされることがある。現状確か、イスラエルを入れて20カ国弱の国で否定論を公然と主張することには法的な規制がある。ホロコーストの中心地でもあったポーランドでは、否定論ではないがホロコーストについて自国の関与を主張するような言論禁止する法律が制定されたのも数年前。またアメリカでも、憲法修正第1条で言論の自由が広く認められているせいもあり、ホロコースト否定論の主張をしてもなんらお咎めを受けることはないが、FacebookYouTubeツイッターなどの主要なインターネットメディアでは厳しく規制されている(が、実際には消滅したわけでもない)。

 

いずれにしても、欧米日本ではホロコースト否定論について、かなりの温度差があるのは事実である日本では義務教育ホロコーストを習うことなほとんどないのではないかと思われるが、欧米では必須としている国や教育機関は多いそうである。それでも、関心の大きさからホロコースト否定の主張に賛同するような人はもちろん欧米の方が圧倒的に多いだろう。翻って日本ではそもそも関心が薄いので、否定論が目立つことはほぼない。せいぜい、ナチス軍服を着たとか、ハーケンクロイツの旗を公共の場で掲げたとかで、問題になる程度のことだ。その程度のことで神経質にビクビクしてタブー扱いするのもどうかとは個人的には思うけれど。

 

何故欧米で、ホロコースト否定が法的に禁止されたり、規制されたりするのか? 最も大きな理由あん悲劇を二度と繰り返さないためであるホロコースト否定デマであり、ナチ復興を許しかねず、そしてユダヤ人差別につながる。また犠牲者遺族たちの心を酷く傷つけるものでもある。だが、否定論に賛同する人たちはそんなことどうでもいいらしい、それは日本でも同じであるホロコースト否定賛同することが非常に危険行為だなんて、多分考えたことすらないのだろう。

 

日本ネオナチ怪文書にあっさり賛同する人たち。

こんなツイートが私の網に引っかかった。

https://twitter.com/masami6666/status/1563353770092003328

ツイート内の画像で示される文書は、そこに書いてある通り「国家社会主義日本労働党(NSJAP) 山田一成」によるものであるドイツナチスとは日本語では正式名称を「国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)」と呼ぶ。従って、山田一成日本ネオナチであることは否定しようもない事実である。ググればわかるが、ネット上の基地こちである

http://nsjap.com/jp/

また、Youtubeにある「密着24時!日本ネオナチ」というタイトル動画山田一成が紹介されているので興味のある方はご覧いただきたい。タイトルにそうあるくらいなのだから山田自身ネオナチであることを否定してはいないということでもある。

 

ネオナチなのだからホロコースト否定するのは当然である。ところが実は、傾向として、欧米の主流のホロコースト否定論者、いわゆるプロ歴史修正主義者たちは、ネオナチと結びつけられるのを嫌う。何故なら、思想的にネオナチと見られると、自分達が世間から信用されなくなることを知っているかである欧米プロ歴史修正主義者は、ほとんどの場合ネオナチ関係があったとしてもそれを隠す。世間から信用を失くすと、修正主義者目的である否定論を世間的に認めてもらうこと」が困難になると思っているからに相違ない。『ヒトラー戦争』という歴史書欧米では超有名なデヴィッド・アーヴィングは、彼をホロコースト否定論者だと書いた歴史学者であるリップシュタット教授を訴えた裁判で見事に負けたが、裁判ではアーヴィングネオナチ集会に出て聴衆を扇動していたことを暴かれた。しかアーヴィングはその事実を誤魔化そうとしたくらいだったのである

 

あるいはこれもその筋では有名な否定書、1970年台中から後半にかけて広まった『600万人は本当に死んだのか?』というホロコースト否定古典的パンフレットがあるのだが、著者の名前はリチャード・ハーウッドとなっている。が、そのプロフィールに該当する人物存在せず、本当の名前をリチャード・ベラルという。リチャード・ベラルはイギリスナショナルフロント国民戦線)という極右組織出版物であるスペアヘッド」の編集長だった。何故、実名と実際のプロフィールを書かないのかは、当然、世間に信用されたいからであり、ネオナチ世間に信用されない存在であることを知っているかである。そのパンフレット欧米国会議員などに広くばら撒かれた。

 

かつて、雑誌マルコポーロ廃刊騒動の時に、問題記事を書いた西岡昌紀とタッグを組んでいた木村愛二というジャーナリストがいたのだが、彼ですらもネオナチ呼ばわりされるのを嫌った。

 

なのに、上のツイート賛同意見を述べたツイートを発した人たちには、山田一成ネオナチであることなどどうでもいいらしい。山田思想的に偏向しているのは誰の目にも明らかなはずなのに、そんなことを気にすることもなく、ホロコーストなかった説をあっさり賛同する。私たち普通ネオナチとか関係なくても、ネットで広められるだけのほんとかどうかわからない主張を、そのまま信用したりはしないと思うのだが、あまりにあっさり信用の方向に流れるのだから、呆れるというかなんというか。その賛同者の多くは、いわゆる陰謀論の方に傾倒するような人たちばかりであることは言うまでもない。

 

日本にも、ホロコースト否定論の方に賛同する人たちが意外に多い。多いと言っても私自身の感触だけであるが、Youtubeにあるホロコースト否定論の動画チャンネルには6000人強の登録者がいる。否定動画としてはよくで出来ているので、否定論がどんなものか知りたければ『ホロコースト論争』で検索をかけて、同じタイトル動画ニコニコ動画でご覧になるといい。Youtubeにアップされた同チャンネル動画は何話分か削除されてしまっているかである。見ればわかると思うが、それ相当の知識かあるいは調査能力がないと、ホロコースト否定論には簡単には反論し難い。いうまでもなく、ネオナチ怪文書のようなものにあっさり釣られて賛同するような人たちに、その嘘・誤りが見抜けるようなものでは絶対にない。

 

まぁ世の中、そういうあっさり釣られる人もいる、だけの話なので、別にどうでもいいようなことなのかもしれないが、はてな増田をご利用の賢い方々には、そんなことはないだろうと思いつつも、注意していただきたいものである。今回は、私のアンチホロコースト記事などはあえて紹介しない。たくさんあるので興味があれば参考にはしてほしいが、興味がなければ特に面白いものでもなく、時間無駄になるだけだと思う。だが、一点だけ、怪文書反論しておきたい。

 

見直し学派は、ホロコースト説は何年もの間に大幅に変わったことを指摘している。

 

とあるが、そう思えるのは単純な話で、戦後長らく、ホロコースト実態がよくわからなかったかである。よくわからなかったと言っても、大勢ユダヤ人たち(や、精神疾患患者同性愛者、ロマ人、その他)がナチスドイツによって死に至らしめられたこ自体は疑いようのない事実として判明はしていた。たとえば、ユダヤ人人口が600万人弱、戦前に比べて減っていることは1945年5月終戦よりも前にわかっていたくらいだったのだ。何故わかっていたかというと、(これはある資料からの推測であるが)ユダヤ人ユダヤ人共同体集会所となっていたシナゴーグで名簿管理されていたからであり、各地のシナゴーグの名簿を集計すればたちどころに判明するからである。また、ニュルンベルク裁判ではあのアドルフ・アイヒマンユダヤ人処分数はトータルで600万人だと語っていた、とアイヒマン関係者が証言していたりする。それ以外にも多くの情報戦時中からすでに世界中漏れていた。ナチスドイツが極力、ユダヤ人絶滅などの非合法殺戮を極秘に行ったにも関わらず、である。そして、この600万人説は何度も研究調査され、現代までおおむねの数値として、主流の歴史学者から異論はない。日本研究者の柴健介氏も自著で「600万人以上」と推計している。

 

が、細かい話はよくわからなかったのである。たとえばあのアウシュヴィッツで殺されたユダヤ人実数は当初は全然からなかった。何故ならば、アウシュヴィッツで殺されたユダヤ人の大半は、囚人登録もされておらず、ガス処刑死体は焼却処分されて、残った骨などは砕かれて近くのヴィスワ川やソラ川などに捨てられてしまったのだ。アウシュヴィッツ解放したソ連は、絶滅された総計を400万人とした報告書を提出したが、死刑に処せられたアウシュヴィッツ司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスはそれを否定して最終的には120万人くらいだと自己推計した(記録を取ることを許されなかったので、ヘスでさえ推計するしかなかったようである)。このヘスの値が現在判明している犠牲者数(110万人)に非常に近いことが判明するのは1980年代後半まで待たなければならない。ソ連の400万人説は、それっぽく推計したようには書いてあるが、どう考えても囚人生存者の証言を元にしているとしか考えられない。何人もの囚人が400万人くらいだと語っているかである。が、それらは皆、生存自身が推計値、あるいは収容所内の噂だと語っているに過ぎないもので、囚人に正確な数字が分かったはずはない。

 

あるいはナチスドイツ最初に作った強制収容所であるダッハウ収容所ガス室についてであるが、ダッハウ収容所米軍解放した時に、何千体もの死体があったのだ。これらの死体の大半は割とすぐに餓死や疫病の死体だと判明したようであるが、ダッハウにはガス室もあった。そのガス室にはダミーシャワーがあり、毒ガスの元を投入するような仕掛けまであった。そのガス室のすぐ隣には火葬炉もあった。もちろんその建築物そばにはたくさんの死体が山積みになっていた。こんな状況で、「ガス室で大量殺戮をおこなっていた動かぬ証拠だ!」と誤解するなという方が無理である米軍には当然、マスコミ記者たちも従軍していたので、そうしたガス室殺戮の話はすぐに広まったのである

 

ところが、よくよく調べてみると、ダッハウガス室でのガス殺処刑証拠は、ほぼないに等しい状態だったのである。確かに、ガス処刑については、裁判での証言はいたが、たったの一人なのである。それ以外には一通の文書証拠と、イギリス諜報員捕虜が語ったとされる伝聞証言程度のもので、他には何もなかった。一方でアウシュヴィッツガス室については、証言だけでも大量に存在するし、なにより加害者証言もかなり存在し、その最大のものとしては司令官だったルドルフ・ヘスが事細かに証言し、自叙伝にまで書いているのだ。ガス室・ガス処刑があったことを裏付け証言以外の証拠豊富である。(もちろん修正主義者証言は全て嘘であると主張し、アウシュビッツガス室裏付け証拠など絶対に認めない)

 

これらの内容は、具体的に歴史家などが調べなければわからないものばかりなのであるダッハウのガス処刑証言が一人しかいない件だって裁判記録を調べなければ判明しない。したがって、ダッハウなどの収容所現地にたくさんの死体があったことが原因で、誤った説が戦後長らく広まっただけの話なのだ。そうした事実を、あたかも、ディープステートのような闇の陰謀者が、初期のホロコースト説が杜撰なので、それをもっともらしい説に変えていった、かのようにネオナチは主張しているのである。つまりは、ネオナチ修正主義者論点先取、最初から話を陰謀論ホロコースト捏造と決めつけていることがわかる。

 

ダッハウガス室捏造だと主張するのであれば、何故証言者がたった一人しかおらず(陰謀実行者は偽証証言者を何故たくさん用意しなかったのか?)、文書記録やあるいは物証としての死体解剖してもガス処刑された死体しか判別できない死体がなかったのか(陰謀実行者なのだからそれらを用意して当然だと思うのだが?)、説明がつかない。その実際にいた証言者(フランツブラーハ)とて、たかが数名の処刑のその後の死体を見た、と言っているだけであるダッハウガス室連合国による捏造なら、そんなあやふやな頼りない、犠牲者も少ししかいない証言がたった一つだなんて、あまりにも変である

 

反論はそんなところ。こんな馬鹿げた幼稚な説でも、賛同する人がいるのはしょうがいかなーとは思うけど、何が事実真実かを知りたいのなら、もうちょっと知恵を絞って考えてみるという気は起きないの? と思ったりはする。

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