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はてなキーワード: 路地とは

2017-05-12

今日多々良川

また増水&くもりだったからサギもカメもいなかった・・・

路地の猫も見かけず

なので別の話題

今朝は3時におきてネットしたり小説読んだりしてたんだけど、

明るくなる時間がだいぶ早くなったせいか、その時間に合わせて鳥も活動開始してるなって発見

カラスの声とシジュウカラのチュビーチュピーってのがだいたい4時半~5時くらいから聞こえ出した

人間以外の生き物みてないからなんかムズムズして物足りんわ・・・

2017-05-10

今日多々良川

曇ってたか甲羅干しの亀いなかったし、

増水してたからサギもいなかった・・・

橋を渡る間だけだけど一生懸命目をこらして探したのに何も見つけられなかった・・・クスン

あっでもかわとは関係ないけど路地裏の細い道歩いてたら塀の上に茶色の猫が二匹いたよ

チッチッチっていったらすぐ逃げたけど

2017-05-09

大好きだった

先日ついに夫と別れた。嫌な面は山ほどあった。私にもいたらない部分があったんだろう。

高校大学社会人思春期からずっとともに過ごしてきても終わるときはあっけないものだ。

最後の会話は短かった。

「まあ……いろいろありがとな。じゃあ元気で」

それだけ残して夫は玄関を出ていった。

家の片付けはわたしがひとりでやった。台所には灰皿替わりのペットボトルタバコ100円ライターが残されたままだった。そういうところが本当に嫌いだった。

でもそんなタバコ一式を見ていたら思い出したことがある。

あれは高校三年の冬休みだった。まだ夫ではなく彼氏という存在だったときのことだ。

その日彼とわたし渋谷で飲んでいた。そして店を出てふたりブラブラしているうちになんとなく路地裏のほうへと足を向けていた。

気づくと「空室」のランプがともっているお城が目の前にあり、人目を気にしながらこそこそと入っていった。

ふたりともそういった場所へ足を踏み入れるのは初めてだった。鏡張りの浴室や足を包み込む絨毯より、ベッドの白さがなぜか印象的だったのを覚えている。

わたしは鞄もコートソファに放り出すと勢いよくベッドの上に乗った。

「ねえ、ねえ、すごい跳ねる。うちのと全然違う」

そんなことを言いながら飛び跳ね、部屋中を見渡していた。彼はソファ腰掛けながらタバコに火をつけ、煙で輪っかを作る練習をしていた。

ふたりとも枕元の避妊から意識的に目をそらしていた。わたしたちは無邪気さと冷静さを演出し合うことで、互いに緊張を見破られないようにしていたんだと思う。

そのうち飛び飽きたわたしは彼の隣に腰を下ろし煙を眺めていた。目が合うと、彼はふっと輪っかを私に向けて吐き出してきた。

「うざいし」

私は顔をしかめると鞄から香水を取り出し仕返しとばかりに彼に吹き返した。彼も顔をしかめていた。

ふたりをくるんでいる羽毛布団の中でのことはよく覚えていない。ただ彼の腕の中で眠るのが幸せだったのは確かだった。

翌朝、寒さで目を覚ますと彼はひとりで先に朝食サービスパンをかじっていた。わたしがベッドから這い出すと

「寒くない?」

と言ってわたしをベッドに押し戻し、布団の上から抱きしめてくれた。そういうところが本当に好きだった。

お城を出たわたしたちは、パン1枚じゃ足りないのでマックに入っていった。わたしハンバーガーを食べていると彼はまたタバコの輪っかを投げかけてきた。

「うざいし」

わたしは笑いながら顔を背けると香水瓶を掴み彼の鼻先に向けてプッシュした。

煙と香料の入り混じった匂いに包まれながらふたりでけらけらと笑いあった。

書いていて恥ずかしくなるくらい甘ったるい思い出だ。今となってはもう下らない思い出だ。

コンビニの隣に同じコンビニ

隣というか路地裏なんだけど

まいばすけっとの隣にまいばすけっとがあったらハラール専用まいばすけっとなんだなって思うじゃん

2017-04-02

親しみを持ってもらうために (=・ω・=)

猫好きをアピールするやつ、苦手

オレはお前なんかに協力しねーからな、って言ってたライバルや気難しいおっさん

実は猫好きで野良猫写真集で買収されるようなやつ

ライバル校のいけすかないヤツが路地裏で猫に餌やってて

なんだあいつもけっこう可愛いとこあるじゃん、みたいな

作者やスタッフにすげえがっかりする

自宅で猫飼っててボクはお猫様の下僕~とか言って溺愛してるんだろうなあって思う

あのキャラを猫好きにしたらみんな喜んでくれるだろうし作中で猫カワイイカワイイできるから一石二鳥!とか思ってるんだろうな

お前は猫好きかもしれないけどこっちは別に猫好きじゃないか好感度上がらないしギャップ萌えもしない。むしろ萎え

あーこいつ野良猫に餌付けして、猫が人んちの庭木や車や洗濯物に小便ひっかけても

かわいいからいいじゃん」で済ませようとするタイプなんだ、

見知った猫がいなくなっても「死期を悟られないように自ら去った優しい子」で済ませるんだ、

本当は少し離れた場所で車に轢かれて内臓ぶちまけて死んでるのに

そんなに猫好きなら飼ってやれよって言っても「でもぉ~~うちの環境じゃ飼えないしぃ~~」「猫を家に閉じ込めるなんてかわいそうでできない」とかなんだかんだ理由つけて絶対に飼おうとはしない奴なんだ、って思って萎え

ファンタジー色強ければ猫のキャラクターは好き。言葉を喋ったり、人間言葉を的確に理解してるようなやつ。猫のポケモンとか、るーみっく作品に出てくる猫キャラとか。猫耳つきのAAも好きだ

猫好きでも室内飼いの自分の猫をかわいがってるキャラならOK

陰キャのキモヲタがみんな無条件で猫好きだと思うなよ

2017-03-23

マスゴミ絶対悪が嫌い

カルテットでもそうだったが、よく物語で主役達を窮地に陥る役としてゴシップ誌などのマスゴミが登場する。

そういった安直な展開が嫌いというわけではなく、そのマスゴミには何も報復されないのが嫌い。

もちろん現実はその通りなのだが、ムカムカしたままになる。

その後にマスゴミ隕石でも落としてグシャグシャにして欲しい。

執拗に追いかけてくるライターが後ろの路地で殴られて欲しい。

週刊誌記事をみんなが踏み潰して欲しい。

しかゴシップ誌なんて誰が見てるのだろうか。普通大人が見てるとはどうしても思えない。

こちとら普通会社員だが、ゴシップ誌の話なぞ誰もしない。

見てる奴らの気が知れない。

書いている奴らは職業の中で一番の屑だと思ってる。

お前らは女子アナパンチラだけ追いかけてろよ。

期待してっから

2017-03-18

出会い系で男と実際に会ったら逃げられた話

出会い系というかmixi全盛期でほぼ出会い系と化してた6、7年前の話。

その頃はいろいろあって自暴自棄になってたのでとりあえず誰でも良いやと思って会うことにした。顔写真とか事前にお互いおくってたけどまぁ写真なんてどうとでもなるし、生理的に無理以外はいいかと思って相手が住んでるという永福町駅23時に待ち合わせしたのだ。

実際に会ってみたら私より身長が低い相手。158cmくらいだったと思うけど、相手も私のことをデカ女と思ったのだろうか、細い路地に入って「ちょっと家の中片付けてくるからここで待ってて」と。それから5分10分待ってもなんの音沙汰もなく、20分くらい待ってようやく「ごめん!急用が出来ちゃったか今日解散!」とメッセージが来たのであった。

もう0時前で終電はとっくになくて、とりあえず渋谷まで行ってネカフェで一晩過ごした。カップルシートでいちゃいちゃする奴らの声を聞きながらさめざめと泣いた。この経験ほど虚しさを感じた経験は他になかった。

以降出会い目的で異性と会うことはなくなったのであった。

2017-02-26

自民党かいう土地貴族ポスターだけで路地を汚した

風景問題甲斐性なしをせめたてた

どこに行っても同じ

2017-02-16

図書館の貸出ランキング

某市立図書館のが公開されてて面白かったので貼る。

わりと普通っぽいジャンル

歴史・伝記・地理旅行


社会教育民俗学軍事


アフィブログタイトルみたいになってるジャンル

総記哲学心理宗教言語


工業コンピュータ医学


家庭・手芸料理育児


それ科学じゃなくて図鑑じゃん

自然科学動植物産業


偏りすぎ

芸術スポーツ趣味


子供の本

2017-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20170214134810

平日の午後4時か5時くらい、

絵筆を持ってるお兄さん(20代後半~30代前半?)に

「これ、どうやって使うか知ってる?」って話しかけられて

当時はまったく意味が分から

そのあと道案内頼まれて、路地裏連れ込まれ

そこで異常に息が荒くなって腕つかまれ

さらに奥の路地に連れ込まれそうになったんで

怖くなって逃げた

今思えば、逃げられたのは運がよかったと思う

まったく人気がなかった

人気がないところを事前に選んでいたんだろうな

http://anond.hatelabo.jp/20170214202102

東京って言うか、暗ければ新宿でも歌舞伎町でも取れると思うよ。

しろ暖かいしさ。

表通りは他が明るすぎるけど、路地裏とかビルの間とかで設置して見たら、多分オモシロネット記事になると思う。

まあ、時期的には啓蟄のあとがいいだろうけど。

http://anond.hatelabo.jp/20170214134232

大人には路地裏に連れ込まれレイプされそうになり(小5)

何時ぐらいのどういうシチュエーション?どういう男?

バレンタインに「いか女子いじめられたか」を延々とTwitterで述べる人

が多いが、女子日常的に男子いじめられている人が多いか

いちいち言わないだけなんだよ

こちとら男子には「デブ」「ブス」言われ

大人には路地裏に連れ込まれレイプされそうになり(小5)

「君はブスだけど胸は大きいねー」と塾講師に言われ(中3)

そういう状態日常として生きてきてるんですよ

2017-01-20

今朝、狭い路地で。

うろうろ巣に使う枝を吟味する鳩もだが、わざわざ避けて通る通勤社会人たちもなかなか愛らしいかった。

2017-01-14

この街モンスターの死骸に溢れている

むかし、うちの家の前の電柱にはピカチュウが住んでいて、裏の川にはミニリュウが住んでいた。

路地の奥には時々ブーバーが来たりして、ポッポという鳥なんかは毎日たくさん遊びに来た。

やがてついには皆んな死んでしまって、もう消えてしまった。電柱電柱だし、川にはリュウがいない。

2017-01-12

信号無視無灯火のミニバイク

このあいだ、そういうのに接触しそうになって危なかった。

そういう、けしからんミニバイクが今度走ってきたら蹴り倒そうと思うんだけど、

蹴り倒した側がやっぱり怒られる?法的に。

京都大通り路地、なんか危ないわ~

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221130151

完全に県外人偏見なんだろうけど、

たまに神奈川県に行って街歩きしてみるとすごく「臭いものには蓋」感がするんだよね。

東京とかの裏路地によくある怪しげな雰囲気を無理やりどっかにやっちゃったみたいな。

から傍目すごくキレイハイソで洗練されてるように感じられるんだけど

あるはずの闇がなかったことにされてるみたいでかえって不健全な感じがする。

イメージだけどね。あと神奈川奥地の方の様子は知らないし。

2016-12-16

公共道路を通る人を制限することはできない

都心の某区在住

家の前の狭い路地で先ほどからクラクション野次が続く

おそらく近くの店舗搬入作業業務車両が長時間止まっており

そのせいで通れなくなったタクシーやら一般車両やらが足止めされているよう

大変だなあとは思うが、争いごとの口汚いこと

クラクションに)「うるせぇ!」

「なんだこら、やんのかおら!」

「はぁ?なんだおま○○△△」

どんな郊外僻地に住んでいるのかと思うくらいに

公共道路民度までは買うことができないと思った出来事

2016-12-06

田舎銭湯で感じる違和感

出張地方に行ったとき余裕があれば銭湯に入るのが私のささやかな楽しみ。この前行った銭湯になんかモヤっとしたので、メモしとく。

ネットで調べると、ホテルから結構近くに銭湯が有ったので直行すると住宅地の裏路地という感じの場所だった。建物の大きさは普通の民家と変わらないので、男女と書かれた暖簾がなければ、割烹料理か何かと勘違いしそうな佇まいだった。道路に面した壁に入浴料金が書いてあって、その横に手のひら大のホワイトボードがあり、「入浴マナー上月間」と書いてある。正確にはなぐり書きというか、パッと見で落書きと見間違える汚さだった。まだ、このときは若干の違和感を感じつつも都会に比べると安めの入浴料に嬉しく思っていた。

ガラガラ引き戸を開けると右側に下駄箱、左側にカウンターがある。カウンターに行って、お金を払おうとすると、そこに居た受付の兄ちゃんがロボットのように言った。

下駄箱に靴を入れて鍵をフロントに預けてください」

しかに、そういうシステム温泉は多いので納得した。しかし2畳ほどの玄関スペースに傘、靴などなど明らかに銭湯家の私物と思われるものがおいてある。1人か2人しか、お客は入っていなかったが傘立てはパンパンだった。なんか嫌な気がしてきた。それでも下駄箱に靴を入れ、その鍵を持っていつ洗ったかからないタオルが床に敷かれた上を通ってフロントに行った。

脱衣所へ向かうと、建物構造新築のもので清々しいが、不思議光景が目に入った。部屋の隅にはどう考えても利用客のものとは思われない私物が積まれていたし、自宅にあるような洗面台の棚には無造作に歯磨き粉とイソジンがそれぞれ複数個置かれていた。そして洗面台と壁との10cmほどの隙間に、シャンプー放置されていた。一体誰が何のために置いているのか。ゴミなのか? 友達の家にでも遊びにきたのかと錯覚した。そして、銭湯独特の石鹸臭がするわけでもなく、生活臭がした。祖父母の汚屋敷に行って、風呂に入らされた幼少期のつらい記憶フラッシュバックし、このまま帰ろうかと思ったが入浴料は既に払っていたので、留まった。床も壁も綺麗に掃除されていたので、リフォーム済みだということを自分に言い聞かせた。

浴槽も、洗い場も6人程度の小さめだがそこは至って普通だった。さっさと体を洗って湯船に入ると、激アツ湯だった。ふと壁面を見上げると、壁画が書いてある。ヘタウマというのだろうか、柔らかいタッチとでも言うのだろうか、普通銭湯壁画に期待される精緻さというものをこの壁画は全く満たしていない。素人落書き、あるいは職人を雇うカネすらなかったのかと疑いたくなる。そして、この銭湯も例によって山が描いてあったけれど、どう見ても富士山しか見えない山に文字地元の山の名前が書かれている。絵に文字を入れて説明するのは銭湯壁画としては最悪の部類に入ると思う。そして、山の手前ではハナタレ小僧が3人ほど草原キャッチボールしている。丸坊主少年は本当に腹が立つほど憎い顔つきでこっちを見ていた。隅の方にハゲオヤジチョコッアクセントで描かれていたが、もはや意味不明だ。一体どんなセンスをもってこの絵を作ったのか、私は理解に苦しんだ。乱雑な玄関私物放置された脱衣所と合わさって、不快な思い出になった。

体が温まったので、さっさと湯から上がりホテルへ一目散へ帰った。こんな銭湯だったらボロホテルユニットバスの方がよっぽどマシだと後悔したが、これもまた旅の思い出と言い訳している。私は、築ン十年のボロ銭湯でも楽しく入れるが、この銭湯では一体なにが自分不安にさせていたのか。

2016-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20161114234352

元増田意見感情含めて自分の行動としてはよく分かるんだけど(つまり、俺もそういうジャスティスウォリアーはやめようと思うんだけど)、その一方で「え? 楽しいからやってるんだよ? 娯楽だよ? SNS炎上リンチ楽しいよね?」って答える人に対して、僕ら社会有効反論が出来るのかって言うと、どうも疑問だ。

叩くにあたって殺人予告まで出れば別だけど、嫌悪の表明や人格否定程度では、法的な罪には問えないでしょう? つまりネットでの叩きは(今のところ殆ど場合合法なのだ

合法なら何したっていいのかよ?」というのなら俺の中の答えはNoだけど、それって隣人全てに無制限押し付けられるかといえば、それまたNoなわけで。

そもそもネットリンチ本質は「個人個人殺傷力がない程度の批判を、ネットという距離無視するメディア炎上が、数百、数千、数万件集めて深刻なダメージを与えてしまう」ことにある。つまり言ってる側は「あれだけ不謹慎問題なことを言った(やった)のだからわたし一言言うくらいいいよね」なのだが、その「わたし」が並列に爆発的な数がいた結果、隣地になってしまうことにあるわけだ。だから個別批判一つ一つは「そこまで痛烈ではない」こともある(多い)。

「そこまで痛烈ではない批判」をどうやって抑制するか? 禁止していいのか? といえば、それはかなり難しいんじゃないのか。

リアル路地リンチ場合、一人の被害者を同時に殴る蹴る出来るのは、物理的に4人位が限度だと思うけれど、SNSでは数十人でも数千人でも可能からなあ。

キミもスルーしないか

・・・接客商売・・・小売屋?・・・まあ、そういう店員な者ですが。

数人で現場・・・というか店頭に居るんだけど、自分が客の相手しててとか、ほかの人が接客してるのを横とか離れた所で接客以外の作業しつつ気にしててとか、

そういうときにおもうのが、やっぱり客と店員でも、気が合う・合わないの組み合わせがあるんだな、という。

で、

ときどき注文する、でも初対面の瞬間から、そう店に入って来る直前のそれからオレん所に近づいてくるまでの様子やら風貌←これにはどういう表情でなんの物事対応してたか、の意味が含まれる、っていうかソレがほとんどなんだけど、

その段階で、あーなんかやーな○○だなー、とか、あーこれはヤヤコシイひとだろなー、とか直感して、元気のあるときなら「ウッシャア!」ダウナーな気分のときなら「やだな・・・。でも頑張って自分気持ちさなきゃです・・・」とか覚悟をキメてるんだけど、

ヤヤコシイひと、っていうのは、これ自分ちょっとそうだからたぶんそういう連鎖反応みたいになっちゃうんだろうなとはおもってはいるんだけどまだそれ以上には直せないからわかってもいまのところイミねー状態なんだけど、

こっちのできない事を要求してそれを通そうとしてヒステリックな響きが声色に出てくるとか、そういうかんじに態度が豹変するひと、っていうのか。でまた、こっち、オレもソレはできないのでなんとか宥めながらこっちの事情、ったってまあ客側にしてみればそんなのほんとカンケーないことなんだけど、まあそれを理解してもらって要求を引っ込めてもらおうとしてるうちに、こっちもヒステリックに拒絶を繰り返すだけの流れになっちゃって。

で、なんかヤな奴だなあ、ってのは、これはもうホント余計なお世話なハナシなんだけどもさ、んーと、ああそうあれ、こっちの、オレからすると”ぞんざい”な言い方とか物事のあつかい方とか、なーんかみててムカつくというか、そうそう”残念”なかんじな人。そんな表情でそれやんなくても・・・、みたいな、そんな言い方はねえだろ!って、アレです。

でね、くりかえし来ていただいてるそんな方々にね、やっぱりこっちもそのつど毎回何度もなぶられてるとね、身構えちゃって、そしてやっぱりいやこれはイカンことなんだけどね「なんだコイツ!」ってのをその奴にこっちも放散しちゃってるのだろうね、そんな方々も表情くもってたり強張ってたりしてんのよね。そこまでしていやされててなんでまた来る、いや来ていただけてるのかそれはそれでよくわからんのだけども、まあそれはまた別の考察、ってほどでもないか単にウチが最後の最果ての地なだけか、ってなにこれ烏滸がましいイヤすんげー失礼、ってまあそれは今回はさておいて。

・・・きのうね、年令がそうオレと同じくらいかいってて10才したくらいかって、これもまあね、もしこれ年上だと、ははっ御高説拝聴いたしますッって姿勢制御モード?でなんとか自分気持ちねじ曲げて納得させて抑えることができるけど、同い年とか変に近い若さ、ってなんだそりゃまあ同世代的な年恰好だと「オマエそんなオレとおんなじ年代でソレかよ・・・。ちゃんとしろよなさけねー、ってかオレもいっしょくたにみられて評判おとされてる気分だわーヤダヤダ!」って気持ちで考えちゃう、ま、まあそのくらいの世代だろう同性のが来てね、まあやっぱり何回か顔を合わせてる客なんだけど、注文後に訊いてきたのよちょっとかいとこの内容をいまから変更できるか?ってね、んでオレそれは通すとあとあと対処がキリないことになる内容だと判断したんで即座に端的に、それはできません、つったのよ、そしたらソイツは了承してくれて引っ込めてくれたんだけど、そんときオレの返事のあとにちっさい声で、

『ぁっメンドクサイですか』

っていったのよ!・・・おめーまえからも思ってたけど、ぜったいがっこーとかでいじめられてただろってかイジメられてるだろそんな言い方してるからじゃー!!・・・・・・ふう。

・・・で。そんなこともありつつ仕事あがって、最寄駅から帰宅しようとタクシー乗り場を通り過ぎてたら、なんか駐禁防止みたいなチェーン付きポールはさんでる二人組が立ってたのね、向かい合って。片方は大学生くらいな年恰好ケータイあてて喋ってて、反対側は青年から中年くらいの、スーツ着てて手ポケットに突っ込んでその学生だかを仏頂面でじっとみてる様子の。なんだろうこれ連れだってタク待ちしてるにしては立ち位置が変だし、っておもって注意がそっちにむいてその学生アンチャンの通話意識がいって内容聴いてしまったら、

どうもコイツ、つまりスーツのほうのひとね、が、そのアンチャンの目前で、喫い終わったブツ側溝だか排水溝だかにポイしよった、それを俺、つまり電話ガンガンどこやら、もしかしていやたぶんケーサツ?か?にしゃべりまくってるアンチャンね、が見咎めて注意したけど聞きよらへんのじゃあ、わあわあガアガア、みたいな・・・

あーあーあー。

これはそれは・・・。って気持ちで足取りもゆるめずそのまま通りを渡って自宅への路地に入っていくオレ、そしてその背にかぶさるようにヒートアップしたアンチャンの関西弁罵声が~。


いままでかいてたとこなくなってからひさしぶりににっきみたいなのかいたのでわけわからんくなったがかいてすっきりした

2016-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20161023223604

>裏路地ゴミ箱漁る痩せた犬がいた気がするんだけど

はい

東京五輪以降ありえない

捨て犬野良犬ってどこに行ったの?

致死率100%狂犬病が怖いのはわかるけど、捨て犬ってもう完全にいない存在になってるの?

昔は学校の前とかに時々箱に入れられた子犬がいたり、裏路地ゴミ箱漁る痩せた犬がいた気がするんだけど

今は猫しか見かけない。

もう捨て犬野良犬って0%になっちゃったの?

2016-10-08

言の葉の庭自分語り

※ 一部新海監督作品のネタバレを含むので注意してほしい

  • 前 ---

君の名は。人気はまだ続くのだろうか。自分は公開2週目位に一度見たきりなのだが、Web上で展開されている

様々な解釈念頭に置いて、もう一度くらいは劇場に足を運ぼうと思っている。

新海監督の作品は「ほしのこえからの自分だが、その中では前作「言の葉の庭」が一番好みである

50分弱という過不足無い尺。今作では少し鳴りを潜めた、現実よりやや過剰に高められた光の輝き。

ヒロインを失意の闇から救済し、精神的な絆を結びつつも、直接の対価を得ることが無い幕引き。

どれをとっても、新海誠という人物が長年その心象世界に持つ純粋な「私の世界」。

君の名は。を彼のベスト盤であると評した人がいた(本人?)ように思ったが、自分は「言の葉の庭」こそが、

最も正確に彼そのものを表しているように思う。

ただ、そういった作品性とは別に、自分が言の葉の庭を特別なものとして見るのにはもう一つ大きな理由がある。

全くもって個人的な体験に基づくもので、それを他人と共有する事に価値は無いのだとは思うのだが、

40を目前とした今、その記憶がゆるやかに風化していくにつれ、どこかにその記憶を刻んでおきたいという欲求に駆られ、

1日だけの日記としてここに記しておこうと思う。

創作では無い為物語の構成は酷く、起伏にも全く欠けるが、偶然目にする人がいたら、息抜きのつもりで読んでみて欲しい。

  • 序 ---

20年ほど前、自分は地方私立大学に通う大学生だった。高校を出て何となくの流れに乗って通う大学生活は、

地方であること。理系であること。あまりハイブロウ属性でないことなから大きな刺激も無く、

かといって腐ってしまうという程の退屈さもなく、毎日がそこそこのルーティーンとそこそこのイベントによって消費される、

どこにでもある普通日常だった。

卒業校は大学とほど近い場所にあるため、自分は時折高校時代の恩師の元を訪れ、近況の報告や、

(当時のPC弄りが好きな学生がしばしばそうであるように)師のPCメンテナンスなどを請け負っていた。

ある日いつものように師の元を訪れると、師の隣席に初めて見る顔があった。

師は、新任の先生だと言って彼女を紹介してくれた。

「今度新しく入ったH先生だ。」

「どうも初めまして。Sといいます。」

学校行事でスーツを着ていた自分を、おなじ新任か関連業者の人間と思ったのかもしれない。

彼女…H先生は突然勢いよく椅子から立ち上がり、コンシェルジュのような角度でお辞儀をしながら

「新任のHと、も、申します!よ…よろしくおねがいします!」

と、およそその完璧お辞儀からは相応しく無い焦り具合で挨拶をしてくれた。

新任教師ということだから、歳の頃は24、5だったと思う。

少しだけ長めのボブカット

新任らしいカチッとしたスーツタイトスカート

そして何より、整った、育ちのよさそうな顔立ち。

(ははぁ。これは生徒に人気がでるだろうなぁ…。)

そう、思った。

「そう言えばH君、パソコンの調子が悪いと言っていたじゃないか。せっかくだからSにみてもらったいい」

これをきっかけに、ほんの短い間ではあるものの、自分とH先生に関係が生まれた。

  • 二 ---

その後数か月間、自分はH先生のPC周りの面倒を見ることになった。勿論、数か月といっても頻繁では無い。

実のところは、精々5・6度の話でしかなかったと記憶している。そうとは言え、ほんの少しだけ年上の

とびきり可愛らしい女性が相手だ。いつもわくわくしながら通ったのを覚えている。

見かけ通り、H先生はとても可愛らしく純粋だった。

明かりの落とされた職員室。

冷陰極管の青白い光に浮かび上がる横顔。

買ってくれた缶コーヒーの温もり。

年下の自分に中途半端な敬語交じりで話し、ソフトの使い方を教えたり、FEPの不調をメンテしたり、

壊れたFATテーブルエディタで書き直す程度の事で、H先生はとても喜んでくれた。

見かけによらず、頑固でもあった。

突然の夕立に「いい」と言うのに頑として聞かず、駅まで車に乗せられた。

H先生らしい、深いグリーンのK11マーチ

エアコンが効かず、少し蒸した車内。

シフトレバーにかける細く白い腕。

まるで童貞妄想のものだった。

一度、何かの為にソフトを借りに実業系科目の教師の所へ顔を出したとき

「お前、あの人はお嬢なんだから丁重に扱えよ」

と、冗談とも真面目ともとれない顔で言われたこともあった。

…その通りだと思った。

あの時自分はどうして恋に落ちなかったのだろう?

高校時代淡い好意を持っていたクラス女の子を忘れられなかったからだろうか?

卒業校とは言え、教師という立場の相手に対しての遠慮だったのだろうか?

今となっては思い出すことができない。

ただとにかく、会いに行く時間の胸の高鳴りとは裏腹に、

自分がH先生に対して恋心を抱いたことは無かったように思う。

時が経つにつれて、H先生とは疎遠になった。卒業からしばらくOBとして顔を出していたやつが

つの間にか顔を見なくなるという、ごくありふれた、普通の流れだった。

勿論、心のどこかで気になってはいたが、明確なきっかけも無いのに顔を出すのも気恥ずかしく、

また、自分という存在が順調に過去となっていく高校に窮屈さを感じ、足が向かなくなるにつれ、

しばらくの後には思い出すことも無くなっていった。

  • 三 ---

それから季節が一巡…二巡くらいしたかもしれない。

大学生活は相変わらず少々退屈で、授業とバイトの日々が続いていた。バイト先にはコケティッシュに笑う

年下のあざと可愛い女子大生が入り、自分はその子に相当入れあげていた。

そんなある日。

高校の「部室」へ顔を出した。

自分は高校時代ややヲタクサークルに顔を出していた。それはよくあるアニメゲーム好きが集まるような

内輪志向趣味サークルで、正規の部員でこそ無かったものの、殆どコアメンバーのような立場メンバーとつるんでいた。

先輩も、後輩も、同級生も、自分の高校生時代の交友の半分は、そのサークルに由来している。

部室にはYがいた。

Yは自分が卒業する年に入学した後輩で、少々エキセントリック性格ではあるものの、

当時の世相でそういったサークル志向していた女子には珍しく、並以上とは言える容姿と、

その予測不能な反応を示す性格から、OB現役を問わず大層人気があった。当時から近い表現はあったように思うが、

ヲタサーの姫がベターワードチョイスだ。正確にはサークラ的要素も多分に混じるのだが、

方々穴兄弟にはなったものの、サークルクラッシュされなかったので、二択であればやはり姫の方が無難であろう。

Yや他の部員たちと軽く挨拶を交わし、部室に置き去りにしたPCエンジンで縦スクロールシューティングに興じていると、

唐突にYが話題を振った。

「先輩先輩。先輩はH先生知ってますか?」

驚いた。彼女が新任教師として赴任したのは自分が卒業した後であり、現役生であるYもそれは承知だろう。

卒業後に赴任した教師話題にあげるという事は、普通滅多なことではしない筈だ。

「ああ、実はちょっとした絡みがあって少しだけ知ってるよ」

事実を答えた。Yが続けた。

「H先生、辞めちゃったんですよ」

公立高校と違い、私立高校では異動というものが殆どない。私立主体の都会では事情が異なるかもしれないが、

地域内に同業が少ないこともあって、転職という選択をする教師も(教師という手堅い職を選ぶ本人の性向もあってか)

滅多にいなかったと思う。とにかく、短期での退職というものはあまり例が無さそうに思えた。

Yは表情を変え、ゴシップ好きの主婦のような声色を作って次を継いだ。

「それがね、聞いてくださいよ先輩。H先生寿退社…ってことになってるんですが、本当は…」


「本当は、生徒に強姦されて辞めたんです。」

  • 四 ---

それから数年の年月が過ぎた。

大学卒業後、氷河期のどん底という頃に地元の小企業就職したが、ワンマン社長の横暴に嫌気がさし2年と少しで退職。

しばらくアルバイトをしながら職を探したが、高卒でブルーカラー職についたり土建業に入るならともかく、

大卒が志向するようなサービス業的業種にまともな就職先はとても少なく、わずかにある条件のよいポジション

新卒で滑り込んだ者が既得権化しており、あとはそれこそ公務員くらいしか不満の少ない就職は困難だった。

それを期に、意を決して東京へ出た。

友人の家に転がり込み、転職エージェントを頼りにいくつかの会社を受けた。東京での活動は思いの外順調で、

面接したいくつかの会社から採用通知を受け、そのうち、条件はあまり良く無いものの、基盤の堅い中小企業に入社した。

入社後上司との性格の不和に苦しんだが、前職の事を思えばその程度の問題に対処することは苦労のうちには入らなかった。

給料はとても安(250程度だったと思う)かったが、それも前職に比べれば不満は少なく、初めての東京生活エンジョイし始めることができた。

そんな矢先。

アキバメイド始めたんで、良かったら遊びに来てください』

Yからメールだった。

当時の秋葉原メイドカルチャー黎明期の出店ラッシュがひと段落し、金の匂いに感づいた風俗業の面々が

続々と出店を始めた位の頃だったと思う。高校卒業したYは東京大学へ進学したが、

生来の不安定性格故順調にメンヘラ属性を手に入れ、真面目な大学生という路線は早々に離脱。

生活の為か趣味かは聞かなかったが、アルバイトとしてメイドを始めた、ということだった。

メールには多少面食らったが、Yの人と成りからすれば、想像には難くなかった。

自分の秋葉原に対するスタンスは単なるパソコンショップ詣の場所で、メイドカフェへ行くことに多少の

戸惑いはあったのだが、後輩に会いに行くと思えばいい。了承の返事を送信した。

  • 五 ---

「おかえりなさいませ、ご主人様~」

Yの働く店は正確にはカフェではなく、バーだった。

万世橋渡り少し裏手の路地の扉を開けると、今では手垢どころか擦り切れて表皮が

ボロボロになったような定型のコールで迎えられた。

やや珍しい青と白の照明で彩られた店内(まるで自作PC筐体のようだ)は、多少の安っぽさはあるものの、

常連客との適度なゾーニングもされていて、居心地は悪くなかった。カウンターの向こうで客の相手をする

Yに目配せだけをして、入り口に近いスツールに腰をかけた。

隣では、この場所にはやや不釣り合いな女性が独り呑んでいた。

「君、初めて?」

声をかけられた。

「そうですよ。高校時代の後輩がいるんで、まぁ付き合いです。」

「そうなんだ。じゃあ私と一緒ね。」

女性(T)は銀座ホステスをしていた。非番今日は、ここで働く自分の彼女の仕事が終わるまで待っているのだ、

と教えてくれた。自分も自己紹介をし、それからしばらく話をした。ホステスの会話術は流石に巧みで、

後輩に会いに来たことなどすっかり忘れ、仕事の話や高校時代のことなどを話し込んだ。

2杯目のジントニックの氷が溶けるころ、Tがはたと気付いたように自分に聞いた。

「ねぇ、SはYの先輩なんだから、N高校なんだよね?」

「そうですよ。Yは3つ以上下から、直接一緒になったことはないですけどね」

「そっか。そしたら君…」


「H先生って…、知ってる?」

  • 六 ---

ドキリとした。

自分の中で風化し、消えかけていた「H先生」という単語の響きが、急速に記憶の色を取り戻させた。

しかし、こんな偶然があるのだろうか?ここは00年代も半ばの秋葉原。しかも場末メイドバーだ。

これが地元のバーでの出来事であったとしたら不思議ではない。

100歩を譲って、自分達の高校埼玉神奈川にあったとすれば分からなくもない。

だが、自分達の高校は十分に遠方にあり、増してや、彼女がH先生であったのは6年も7年も前の話なのだ

心臓が早鐘を打つのを感じた。自分はTに話をした。

卒業生ではあるものの、偶然新任教師として紹介されたこと

ボブのかわいい初々しい先生だったこと

人の消えた職員室で一緒にコーヒーを飲んだこと

たった徒歩10分の道程緑色マーチで送ってくれたこと

大した話ではない。読んでくれている人がいたら申し訳ないが、当事者以外が聞いても何の感慨もない日常出来事だろう。

Tは、そんな自分の話を穏やかな顔で聞いていた。ひとしきり話を聞いてから、話をしてくれた。

彼女とは夜の世界で知り合ったこと

髪型が全然違うこと 化粧が派手だったこと

プレリュードに乗っていたということ

…そして、1年程前まで、自分の彼女だったということ

少しジメジメした夏の終わり頃だったように思う。

日付なんて全く覚えていない。

でも、それくらい、自分にとって忘れられない日の出来事である

  • 結 ---

言の葉の庭」は、ヒロインである雪野先生が、想いを寄せられた男子生徒への対応を誤ったことを

きっかけに物語が構成されている。劇中、男子生徒を奪われ、腹いせに雪野先生の退職を画策

(そしてそれは成功する)した女生徒主人公が抗議をするシーンがある。

客観的に見るとやや時代錯誤と青臭さがあり、本作で唯一落ち着かない場面ではあるのだが、

このシーンを見ていると、雪野先生とH先生をどうしても重ねてしまう。

勿論、自分が孝雄になる妄想を出来る程今の自分は若くない。ただ、物語は悲恋として終わるものの、

孝雄の存在は、雪野先生の人生において彼女のレールを想定の範囲内におさめる為強力に機能した筈だ。

では彼女は、H先生はどうだ?

H先生に関して一つ書き忘れたことがある。彼女は県下一の、ある業種の創業家の息女である

実業科教師の「お嬢だから」は冗談ではなく、本当だったのだ。

名士の娘が地元の高校で教壇に立つ。頃合いをみて結婚。家に入る。

時代錯誤ではあるのだろうが、そんなルート彼女の想定の範囲だった可能性は高い。

もっとも、実はそれが嫌で飛び出したということも考えられる。

これを読んで、「だからだよバーカ」と舌を出しているかもしれない。

それならそれで、構わない。彼女が想定の範囲人生を受け入れていたかどうかなどわかるはずもないし、

想定されたルート幸せだったなど、他人人生価値判断想像でするべきではない。

ただ、人生ターニングポイントにおいて、1人の人間の存在が他の1人の人生に与えうるインパクトの大きさというものは、

現実であっても、いや、現実こそ想像以上に大きい。花澤香菜がワンテイクで録ったというクライマックスを見る度、

そこに感情をぶつける肩のあった雪野先生と、もしかしたら無かったのかもしれないH先生とで、

いつも必要以上の涙が溢れてしまうのだ。

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自分語りはこれで終了だ。

最後に少しだけ、素人の新海誠評を書いてみたい。

あくま想像だと前置きするが、新海監督は幼少から無理目な恋愛ばかりをしてきたのではないだろうか?

恋愛という通常とは比較にならないエネルギー必要とする行為において

その力を一方的放出還流を受けることのできない状況は、人を極端に消耗させる。

ある者は力尽き、ある者は別の誰かから力を得た。

またある者は、運良く力の循環に出逢えることもあるだろう。

監督はどうだ?

監督は恐らく、無から力を生み出すことを選んだ。それが新海誠作品性の源流であり、

彼の心象世界価値観なのだと自分は思う。

君の名は。の2人は、時空を超えて尚力の循環を得ることが出来たように描かれている。

これをもってして彼の心象世界との乖離を突き、不安視する声がある。かく言う自分も少しばかりは、心配だ。

だが、監督は既に力の循環を知っている。言の葉の庭の2人は、実態としての結末こそハッピーではなかったかもしれないが、

雨の非常階段の2人には、明らかな力の循環があった。君の名は。は、それを実態に反映させたに過ぎない。

からきっと、大丈夫だ。また気負わずに描きたいものを描いて欲しい。

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