はてなキーワード: らするとは
2年ぐらい前から去年まで熱狂的なVtuberオタやっていた。
この子達をなんとか2Dではなく3Dにしてあげてシロちゃんと同じ
ステージに上げてあげたいと思っていたし、実際に一人目が5万人達成した時は
今でも昨日の事のように思い出せる。
そこから3Dのお披露目でシロちゃんと同じ空間ではしゃいでいるのを見た時は
涙すら流して感動した。
それから全員3D化して、MMD公開された後は、ひたすらニコ動でアイドル部関係の
そんなどっぷりアイドル部に浸かっていた自分だが、2月~3月くらいで配信を
ほとんど見なくなった。アーカイブを1.5倍くらいで別作業しながら見るくらいになり、
気が付いたら数人のアーカイブを見るぐらいになった。
このままフェードアウトすると思っていたら、学力テストというあまりに素晴らしい動画が公開された。
夢にまで見た光景に感涙したし、5,6回見たと思う。
で、1周年のライブイベントが来た。
正直、1万というとんでもない値段見てあほくさと思った記憶と音楽活動してないメンツでライブって企画した人間
頭おかしいなと思った。
と、いう事で無視したが、結果は大成功。あの値段にも関わらず見てない奴は
もう飽きていたのと、その空気に付き合え切れないと感じたので、全員のチャンネルとtwitterを解除して、
しばらく経ったのち、二人だけ戻した。アイドル部という枠組みから外して一人のVtuberとして
それからも毎週見てるガリベンガーV、日常動画などで緩いアイドル部のファンとして現在に至る。
現在では、Vtuber関係の動画を一日15分から30分、多くて1時間見る程度のほとんど
Vオタですらない一般視聴者Aぐらいである。ちなみに8分超えるなら1.25倍、10分超えるなら
個人的には正直これぐらいの距離感でいるのがあの界隈に対しては快適だとすら感じている。
熱狂的であると疲れるし、お金が無限に飛ぶ、おまけに頭のおかしい声だけがでかいファンが目に入って不快。
と、いう事で熱狂的なオタから一般視聴者Aになった自分だが、最近早くに距離を取れて
良かったと感じている。
緩くとはいえアイドル部のファンやっているので、最近のアイドル部関係は全部知ってる。
もちろん、いきなりアーカイブ消した事も一か月経ちましたので、アーカイブを
公開しますなんて意味の分からない事を言っていた事も知ってるし、2Dで頑張っている残りの
アイドル部を差し置いてシロちゃんの相方を出そうとして連絡不十分で相手方に告発された事も
知っている。
当然モンペとか嫌なら見るなってつい言っちゃった事も知っている。
それらも「いい加減にしてくれよ」って軽く流していた自分が流石に切れそうになった事が最近あった。
たまちゃんが爆発してしまった事はほぼ一般視聴者Aの自分ですら流石に一線超えた。
更にその後のぐだぐだ。そしてリレーと言いながらほとんど固定メンバーによる配信。
正直あまりにもひどいと思うし、アップランドと仕事する立場でなくて良かったと安堵すらする。
これ以上は口をつぐむ。
生理中もしたいけど、2日目までは我慢。3日目からはタンポン入れながらする。
シチュエーション(?)が決まってるやつが好き。
ただホテルで男女がヤるだけはつまんない。
抜きポイントは正常位で揺さぶられてるシーン。全体が見えてるやつ。
男が腰振って女の胸が揺れて足が揺れて「組み敷かれてる」のがわかるといい。
あくまで「男に組み敷かれる女」に興奮する。
慣れるまでは痛くて最弱で当てた。
そのあと色々なローター亜種を試したけど、もっと強い刺激が欲しくなった。
電マはすごい。気持ちよすぎる。
初めて電マを使った時の快感は今でも忘れられない。
すぐイッた。ものの30秒ほど。
でも、処女なのでうまく挿入が出来なかった。
ローション使って慣らそうとしたけど、まんこを触ってるうちに興奮してきて
あれってオナニーに応用できるのかな?無理?
あ、でも我慢できなくて1日目で電マ取り出しちゃうな、きっと。
書いてたらすごくムラムラしてきちゃった。
あー早く帰ってオナニーしたい。
おっさんずラブ視聴者なんだけど、最近のおっさんずラブ界隈が殺伐としていてこわい。
私はおっさんずラブの単発ドラマ、連続ドラマ、映画、全て観た程度のおっさんずラブファンだ。
ご存じの方は今更だけども、
「おっさんずラブ」とは田中圭さんが演じる春田創一と吉田鋼太郎さんが演じる黒澤武蔵、林遣都さんが演じる牧凌太の男性同士の恋模様を描いたドラマである。
※連ドラ以前の単発ドラマでは春田、武蔵は出ていたが、牧のポジションをハセ(落合モトキさん)が演じていた。
連ドラは全8回という短めのお話ではあるもののいろいろ詰め込んだボリューム感のあるハラハラドキドキの恋愛コメディーだった。
実力派のベテラン俳優さんががっつり同性愛について演じる地上波のドラマというのは私の記憶では以前はあまりなかったと思う。
理由はいろいろあると思うが、とりあえずおっさんずラプは大ヒットした。
深夜にもかかわらずリアルタイムでドラマを視聴する女子たち、いままで同性愛に興味がなかったのにおっさんずラブで目覚めてしまった女子たち、もともと腐女子で大ハマりした女子たち。はたまたノリで観たらあまりの面白さにハマってしまった男性たち。
私は、というとドラマで大感動はしたもののキャラクター自体にそこまでハマっていかなかったため目線としては完全に一視聴者だった。
「キャラクター自体にそこまでハマっていかなかった」というのは、例えばおっさんずラブ展に行ったり、グッズを買ったりはしない、二次創作したりはしない、夢ポエムを書いたりしない、くらいのハマり方だ。
だから、今のおっさんずラブ界隈の大炎上を見て「うわぁ、こええ」となっている。みっともないとも思っている。
「おっさんずラブの大炎上」というのは説明するまでもないと思うが、「11月からドラマの二期(おっさんずラブ-in the sky-)をやるのに春田の相手が牧(林遣都さん)ではない。」ということが原因だ。「そこが理由じゃない」と語っているツイートも見かけたが、そこが理由だと思う。
完結した恋愛ストーリーをやったのになぜ相手を変えてまた一から恋愛をするんだ?
だが、だがな。
あれじゃスタッフも演者も心が折れちゃうし、出演していない林遣都さんで肩身が狭いでしょうよ。
「大激怒」がどの程度かはおっさんずラブのツイッターアカウントを見ればわかる。
一つの投稿に対してよってたかってのクレーム。(そうではなくてもクレームに見える)
「これは誰が喜ぶんですか?」
「まさかこんな最悪の結末だとは思ってなかった」
おいおいおい。飲み屋で言え。
公式にコメントしたら苦労してドラマを作っているスタッフも俳優さんも見るんだよ。どれだけ傷つくと思ってるの。
「ATMとしか思ってないんですよね?」って資本主義!資本主義社会!
人気があるコンテンツをよりお金を生むために利用するのは当たり前でしょう。
「これは誰が喜ぶんですか?」
少なくとも私は嬉しいわ!
「誰も喜ばない」ってあなた達が言ってる「誰も」の中に私のようなライトな視聴者は入ってないのか?普通におっさんずラブ2期楽しみだし、林遣都さんが出てなくても田中圭さんと吉田鋼太郎さんのわちゃわちゃ見たいわ!
「まさかこんな最悪の結末だとは思ってなかった」ってまだ別の展開あるかもしれないじゃん?
スペシャルかもしれない、映画かもしれないけど、人気があるんだって分かれば牧と春田の話も作るかもしれないよ?
おっさんずラブ2期が楽しみな人なんていっぱいいるんだよーーー!!
そんな人達がディープなおっさんずラブ民の罵詈雑言みたらどう思う?「うわぁ迷惑」って嫌な気持ちになるじゃん。
作品を愛することは素敵なことだと思う。でも、その思いを怒りではなくもっとクリエイティブな方向に生かせないでしょうか。
一つの新しい作品がはじまるというのにあまりに雰囲気悪すぎだよ。
本当に牧と春田とおっさんずラブが好きなんだったら新しいおっさんずラブを見守ってあげようよ。
気になってたアレそろそろ終わるから今日行きたいけど外出めんどいわあ、とうだうだしてた
だって家居心地良いし、だらっとゲームしてられるし、アレ見なくても大きな影響ないだろうし無駄遣いしなくて済むまである
いやいや、一回興味持ったんだし行こうよ、次いつになるかわからないよ、気になってたのにダレて行かなかった、って後引くよ
自問自答にもうんざりしたので、
出かけるかはともかくとして、「出かけるならするであろう準備」をしてみることにした
着替えてバッグに入れるものを選んで放り込む
すると気負わないせいか意外なほど体が動く
「あ、このまま靴はいてドア開ければいいんだ」となったらすっと家を出られた
他のにも応用できるかしばらく試してみる予定
ロールキュー実装でやっとマトモな編成でできる!と喜んだのもつかの間。
マッチ時間があまりにも長すぎて人口が減っているのではないかと感じることが多い。
というのも、サポートを選んでも5分以上待機することがザラにあるからだ。始まったばかりのころはそんなに待つことはなかった。
タンクでキューを入れている人もザリア専みたいな人が多い印象を受ける。ザリア取られたからしゃーなしでホッグです、みたいな感じ。メインタンク不在で始まることも少なくない。
今まではメインタンクがいる試合でも、実はその人がメインタンクをやりたいわけではなく編成上仕方なく選ぶような、空気を読める人がそれなりの数居たものと思われる。
希望制になればそんな聖人でもメインタンクからは解放されてしまう。
結果、タンクにキューを入れているのは「メインタンクは絶対やらんけどサブタンクならするぞ」というような人の割合が増える。
救済案的にシグマが登場したものの、もともとメタになりそうだったメイやリーパー、シグマの登場によって完全に定着したシンメトラなど、天敵が跋扈している状況ではシグマ一本では厳しいが、変える先の候補であるハルトもオリーサも嫌だということで結局シグマで押し通すものの、ウルトタンクになって終わり。結果戦線が維持できずつまらない試合をすることになる。
で、タンクがきつすぎるからタンクメインの人たちも逃げ出してしまう。
逃げ出す先はダメージやサポート。とは限らない。別ゲーに行く人も多いだろう。
ボックスやダストで釣ろうとしているが、正直タンクを選ぶ動機にはなりえない。
それくらいダメージが強くてタンクがきつすぎる。手厚くヒールが入っても一瞬で体力が溶ける現状では、ほんとうに盾を張って耐えるだけの存在だ。そんなことやりたいマゾが多数居るはずがない。
いやまあそれがメインタンクであろうがゲーム性的に○○専がクソなのは言うまでもない。キューを入れるロールの8割くらいのキャラは使えないと話にならんと個人的には思っているが。
そもそもの待機時間が長いダメージロールをデュオでやるにあたって二人で埋めようなんて発想が出てくる時点で相当なものであるが、それを実行するのがヤバイ。
なので複数でPTを組む時にDPS枠を二つとも空けると、そんなキチガイデュオを高確率で引くことになる。
実体験として言うが、DPSのデュオは本当にやばい。キャラセレじゃんけんもするつもりがないのに味方に文句ばかり言うようなやつばかりだ。そんなやつと頻繁にあたれば当然、サポートの友達のためならと盾を持ってくれるような聖者も嫌気がさす。
悪貨が良貨を駆逐する、というやつだ。
えてして悪貨というのは知能が低い。そして知能指数が低い人間は一つのことに固執しがちだ。頭の悪い人間ほど娯楽の選択肢が少なく、ギャンブルにはまりやすいという研究結果も存在したはずだ。
(読んだ記憶があるが見つけられなかった。個人のブログで信憑性に疑義がある上に主旨が異なるが一応残しておく。 「言語性知能が標準偏差分低くなるごとに、ギャンブル問題のリスクが2倍になるhttps://higeoyaji.at.webry.info/201803/article_2.html」)
周りの人間にも「もっとまともになったら(まともな人間とマッチングするようになったら/まともなマッチング時間で遊べるようになったら)またやろうと思う」といって離れた人が多く見られる。これによって過疎化が進むし、まともじゃない人間の方が残りがちなので、まともなマッチングが望みづらくなっていく。悪循環が発生している。
この解決策をいくつかブリザードに提案したが、おそらく採用されないだろうし、忘備のために残しておこうと思う。
・BANの仕様を変える
現在の10分程度、ライバルプレイを選べないBANは全く意味がない。
わざとトロール行為を行うような人間は、アカウントを複数持っているからだ。
アカウントロックを解除するために、反省文を提出しないといけないとか、bot撃ちを数時間しないといけないとか、とにかく面倒な手続きが必要である方が良いだろう。
(IPBANは有効な手段であるが、中国や韓国がネットカフェ主体であることを考えるとなかなか難しいのかもしれない。)
・モデレーターを設定する
現在、通報システムをどのように処理しているかはわからないが、通報件数の多いプレイヤーに対し対応するスタイルであると推測している。嫌がらせや、主観的な感情による通報が多すぎるだろうから仕方がないと言えるが、それでは通報件数が増えるまで多くのプレイヤーに不快な思いをさせることになる。
プレイヤー本人に知らせる必要はないだろうが、精度の高い通報を行う人を選定し、その人の通報に対して優先的に、迅速に対応するような体制があっても良いのではないか。
土曜日の日本×アイルランドの大一番のレビューに非常に多くのブクマをいただけて嬉しい。
文章や情報には色々なスタイルがあり、たくさんの人に注目を浴びるスタイルはきっと色々存在している。
しかし、モチベーションを持たせるためには、単に注目を浴びるだけでなく自分自身で「それならする価値がある」と感じるスタイルを取るのが大事だと思う。
増田が届けたいと思うものは「世界や人々の振る舞いの美しさや面白さ」「可能性」「希望」だ。
そこにあるのに気づかれていないそれらにスポットを当て、その価値をみんなに届けて、みんなが「顔が下に向いた時でも『今日は上げてもいいかな』と思えるエネルギー」を感じることができるのなら、ちょっとぐらい手間をかけてもいい。
だから、その自分のスタイルで一時期トップホッテントリにまでなったことはとても嬉しかった。
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一夜明けた29日・日曜にはウェールズ×オーストラリアの優勝候補対決が行われた。
増田は当初の予定では、これをリアルタイム観戦できない可能性が高かった。
しかし、所用を済ませて偶然通りかかった場所でパブリックビューイングがあり、開始10分ほど経った後ではあるが、実際の応援を周囲に感じながらこの1戦を観る偶然に恵まれた。
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そこで、オンデマンドで試合を最初からもう一度見直して、その試合自体の詳細と、日曜日に感じた観客の盛り上がりを合成するという、基本価値は変わらないものの、少しアレンジを加えた新たなスタイルのレビューを届けようと思う。
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みんなにお伝えしなければならないのは、このレビューで、てにおはの誤字脱字は、増田自身が興奮して打ち間違えた事自体で伝わるものもあるだろうという事で放置するケースもあるが、ブコメなどでありがたい事に明らかな事実関係の間違い、しかも増田の無知から来るものでなく単純な打ち間違いで誤解を呼ぶものに気づかされる事もある。
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さて、開幕戦で個々の強さとインスピレーションを誇るフィジーを組織力で圧倒したオーストラリア・ワラビースと、前半圧倒しながら後半ジョージアに手痛い反撃を受け不安を残したウェールズ・レッドドラゴンズ。
プールDは予測不能なフィジーが2敗した今、実力と安定感からこの2チームに敵はなく、この1戦を制したチームがノックアウトラウンドへの進出に大きく前進する。
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ワラビーズは先週からゲームをコントロールをするSHとSOを変え、日本の神戸製鋼でもプレーする大ベテラン、アダム・アシュリー・クーパーをウィングに据える。
レッドドラゴンズは控え1名を除いて先週とおなじメンバーのままだ。
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増田の印象ではワラビーズは縦横無尽に走り回る機動力と組織力、ウェールズはフィジカルを活かした鉄壁のディフェンスとキック、一撃必殺のセットプレーが武器だ。
そして、両チームとも勝負所や試合運びなどのラグビーIQは高い。
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先週勝ち試合で顔色を失ったウォーレン・ガットランドHCと、普段は知的なビジネスマンの顔も持つのに、代表試合だとなぜかキレまくる場面ばかりカメラに抜かれるマイケル・チェイカHCの表情が映された。
ワラビーズは数年間苦しんだ不調から開幕直前に急速に完成度を上げてきた印象があるが、その復調は本物だろうか、また、レッドドラゴンズは不安を払拭できるだろうか。
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前半、レッドドラゴンズがキックオフから争奪戦でボール獲得、ここからいきなりダン・ビガーがドロップゴールを放つ。開幕1分で出した飛び道具が決まって0-3。
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5分、モールからレッドドラゴンズが蹴ったキックをとって切り返すワラビーズ、スタイル通りの展開ラグビーで攻め立てるが、インターセプトからカウンターを食い、なんとかこれを凌いで、10分にマイボールクスラムを得て落ち着いた。
5分間で展開が目まぐるしい。
しかしワラビーズはこのスクラムで組み負けて反則を与えてしまい、レッドドラゴンズは必殺のセットプレーの機会を得る。
12分、レッドドラゴンズはこの攻防から、キックパスを見事とおしてトライを獲得、コンバージョンも決まって0-10。
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増田もこの直後辺りでパブリックビューイングへ到着。
会場は母国を応援するために駆けつけたであろうオーストラリア・ウェールズ双方のサポーターと、日本のラグビーファンでごったがえしていた。
増田が落ち着いた位置の後ろにいる長身の青年の一団は、赤い装いを見る限りウェールズサポーターだ。
先ほどのトライでどのような歓声を上げたのだろうか。
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16分、再びウェールズが中盤の攻防からドロップゴール、これは外れたが、この直前のワラビーズのディフェンスのプレーでやや遅れ気味の危険なタックルがあったということで、ペナルティが与えられた。
スタジアムにウェールズサポーターのブーイングが響き緊迫感が漂う。
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タックル数とタックル成功数はワラビーズが圧倒しているが、それは「守勢に回っている」ということだ。
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20分、レッドドラゴンズの反則からのセットプレーでようやく攻めるワラビーズ、ボールをつなぎまくる連続攻撃から、お返しとばかりのキックパスが飛び出し、35歳の大ベテラン、アダム・アシュリー・クーパーが飛び込んでトライ!
ここでコンバージョンを狙うワラビーズSOバーナード・フォーリーだが、パブリックビューイング会場ではこのコンバージョンキックにウェールズサポーターが容赦ないブーイングを浴びせる、行儀悪いなこいつら。
これが届いたわけではなかろうがキックは外れた。
5-10。
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その後、攻めるワラビーズだが、偶発的な反則でボールをレッドドラゴンズに渡すと、増田の周りのウェールズサポーターから歓声、その後裁定が覆りワラビーズボールのスクラムになると再びブーイングが上がる。
攻守が入れ替わるめまぐるしい攻防に、パブリックビューイングでは歓声が止まる暇がない。
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28分、反則を得たワラビーズがペナルティゴールを決めて8-10。
しかしその直後の31分、今度は逆に反則を得たレッドドラゴンズがペナルティゴールを決めて8-13。
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30分を過ぎ徐々にリズムをつかみ、攻撃する時間が増えてきたワラビーズだが、細かいエラーで前進できない。
反則やエラーで攻撃が止まるたびにシューンとなってしまうオーストラリアサポーターに対して、これに容赦ない歓声を浴びせるウェールズサポーターは全く可愛げというものがない。
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35分、再びワラビーズの突進中にやや危険な押しのけ(ハンドオフ)があったのではないかということでペナルティ。
両陣営サポーターから響くブーイング、退場者こそ出ていないものの、不穏な空気の試合になってきた。
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直後の37分、キックオフからの攻防でワラビースのパス回しのタイミングを読んだレッドドラゴンズがボールをインターセプトしトライ、コンバージョンも決まって8-23。
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流れを引き寄せかけたワラビースの一瞬の隙をついて突き放したウェールズ。
パブリックビューイング前では両軍のサポーターが席を立ち、ビールを買う列に並んだ。
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ハーフタイム、パブリックビューイング会場では、試合を盛り上げるため元日本代表・畠山健介とお笑い芸人が壇上に上がる。
その様子を見たおそらくはワラビースのサポーターに「あいつらは誰だ?エンターテイナーか?」と増田が話しかけられる一幕もあった。
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本来はボールを持って走り回りたいワラビーズはここまで長時間ボールを持てていない。
観戦に来ていた元日本代表HCにして現イングランドHCエディー・ジョーンズがカメラで抜かれると、なぜかスタジアムで上がるブーイング、それはなんでだよ、今日ちょっとブーイング多いな、おい。
ここからの反撃で、レッドドラゴンズはまた飛び道具を出し、ドロップゴールで8-26とした。
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45分、リスタートから「らしい」連続攻撃で攻めるワラビーズがこれを取り切ってトライ。
コンバージョンも決まって15-26。
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追い上げムードになってきたワラビーズだが、この11点差というのは微妙な点差だ。
これが10点差なら、相手がペナルティをしてキックを獲得すれば7点差、ワントライで追いつける。
しかし、この点差だと追いつき追い抜くのに2トライ以上が必要だ。
この1点が大きな意味を持ってくるかもしれない。
カメラで抜かれるマイケル・チェイカHCは今日はまだキレてない。
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50分ころ、修正が入ったのか、スタイルを取り戻して調子が出てきたワラビーズがまたも連続攻撃で攻め立てると、増田が観戦するパブリックビューイング会場ではウェールズサポーターの合唱が響く。
ラグビーの応援で合唱というと、イングランドのスウィング・ロウ・スイート・チャリオットなど、「前進する味方の背中を押し鼓舞するもの」という印象があるが、この合唱はまるでワラビーズを恫喝して攻勢をかき消さんとするような雰囲気のもので、全くウェールズサポーターは素晴らしくガラが悪い。
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54分、大して大柄でもないマイケル・フーパーがタックルで赤い二人をタッチに押し出してから、再びボールをつなぎ攻めるワラビーズ、敵陣深くに攻め込み、続くラインアウトからゴールライン間際までレッドドラゴンズを押し込む。
残り2mで耐えるレッドドラゴンズ。
60分のタイミングで取りきれないチームが試合を逃す場面を何度か見てきたが、やはりワラビーズは役者が違った、5分以上も続く力押しの攻防を制してトライを獲得、コンバージョンも決まって22-26。
あと4点で点差は振り出しだ。
後半全くボールが持てないウェールズは豊田スタジアムでの悪夢がよぎる。
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66分、スクラムで組み勝ったワラビーズはペナルティーキックを獲得するが、ここで増田はこの判断の評価に迷った。
この攻勢なら前進してトライを取りに行った方がいいのではないか?
しかし残り14分はまだ3プレーは応酬できそうだ、逆転まで十分な時間とも言える。
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71分キックオフからの攻防で、今度はレッドドラゴンズがペナルティーキックを獲得、外すレッドドラゴンズではない、25-29、再び4点差、ワラビーズの逆転ラインがペナルティゴールの外に遠ざかる。
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74分、あと6分というところでレッドドラゴンズがスクラムを獲得。
日本×アイルランドほど決定的な時間帯ではないが、ここで時間を使うたびに、一連のプレーを試みられる時間は減っていく。
なんとかこれに組み勝ったワラビーズだが、この時間稼ぎが効いた。
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ワラビーズ最後の猛攻を守り切ったレッドドラゴンズが80分、フルタイムを知らせるドラが響いた直後にボールを蹴出してゲームを強制終了。
パブリックビューイングはウェールズサポーターの大歓声があがり、会場はスタジアムの熱気をそそまま持ってきたような雰囲気に包まれた。
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レッドドラゴンズは前半圧倒されながら後半追い上げられるという、先週をなぞったような展開だったが、今日の相手は優勝候補だし、勝ちは勝ちだ。
ワラビーズは前半の不出来と後半の攻勢に転じながらも遠い1点に泣くことになった。
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増田としては、偶然得たパブリックビューイングでの観戦で、両国の、いや、どっちかっていうと主に、なんと言うか、いい意味でわかりやすいウェールズサポーターの応援を身近に感じることができて、大変楽しい80分だった。
みんなの近くにもパブリックビューイング会場はあるだろうか、入場無料の会場も多くある。
こういう話になったときに「俺はうまく親を丸め込んでやったぜ」っていう武勇伝が入ってきたりして、
そういうのみて
「ただ打ちひしがれるだけの自分ってなんだったんだろう。
子ども時代に肩身の狭い思いをしたのは結局自分の器量の小ささが全ての原因なんじゃないか?…」
って傷口に塩擦り込むようなこと考えたりしちゃうんだよなあ…
ちょっと前に「ゲームしてる友だちを見てるだけでも楽しかったよね?」みたいなネット記事がちょっとバズって
(これ→https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/02/news023.html)
どうしても自分は、
下手さゆえにコントローラを絶対に握らせてもらえない屈辱感や、
そうしてデグの棒のように画面を見つめることしか出来ない私を疎んじる級友の視線、
やがて遊びに誘われなくなっていく寂しさを思い出して、
ただ、トラウマのフラッシュバックも嫌だったけど、それ以上にショックを受けたことがあって、
それは「見ているだけ」というスタンスを示しつつも友だちの輪の中に居続けられた人の存在がぽつぽつと可視化されたことだった。
「あれ?自分がここにいる意味なくない?誰も自分の存在になんて意識向いてないよね?今ここからいなくなってもみんな気がつかないんじゃ?…」
なんて不安になることもなく、
直接的に「鬱陶しいから画面覗かないで」とか「邪魔だからテレビの近く来ないでもっと隅に寄って」と拒絶されることもなかった人たち。
「その原因は養育環境なんかには決してなくて、私自身が元々他の子と比べて劣等だったからなんじゃないの?」
かつての記憶を呼び起こしながら自己を非難し続ける堂々巡りがその日からしばらく続いた。
なんでそんなに自分が憎いのか?
いい歳してこんな心境に陥るとは思っても見なかったからすごく驚いた。
それでもやっぱり他の子と同じようにゲームに親しんでいればそれなりに周りと調子を合わせられたと思う。
元編集増田です。「発注を受ける絵描きさん」から「増田の視点にはなかった、的を射た異論」をいただいたのはこちらの方だけだったのでせっかくながら返信させていただきます。
女性向けなんて300部でたらすごいほう
200であそこは多いと噂になる
で、実際はだいたいが50~100部でオンデマンド印刷(安くて荒い)
女性向け界隈の雰囲気に関しては無知なので言える事は何もないのですが、この辺りに関しては男性向けでも変わらないと思います。同人誌で文庫本100冊売れることはそうそうない。プロ作家が寄稿したら紙で即完売するかもな、くらいのレベル。n*100円で出して100冊売れたらn万円なわけで、イラスト発注5万円で計算すると最低1000円からですよね、でも同人小説で1000円の値段がつくもの買ってもらおうとしたらどれくらい気合いの入ったものになるんだろう。
つまり、実はこの話って「5万円で小説同人のイラスト発注無理でしょ」問題が根本に横たわってるんですよね。発注側の視点からその言葉を言うわけにはいかない(精神論として)ので書かなかったんですが、現実問題、上記の計算で行っても5万円を捻出するのって大変じゃないですか。いくら作品に愛があっても赤字前提になる価格帯でずっと同人小説出し続けるの心が折れますよ。自分なら心が折れる。
結局のところ、「理想の価格帯-現実の発注価格」の間に生まれる差額をリカバーするためのものって、最終的には友人価格とか、作品愛とか、そういうものにならざるをえない。その前提の元で可能な限り受注者に対して最高のパフォーマンスを発揮してもらえるよう、ノウハウでどうにかなるサポート方法を可能な限り書いたのがあの増田だったのです。
で、自分が完全に見落としていたのが「金額の差分が発注者や作品/ジャンルに対する愛を瀬踏みする行為にならざるをえない」という視点。同人ってたしかに同じジャンル同士の交友関係が前提になりますもんね。そこは自分が無知というか、ビジネスでのイラストレーターさんとのつき合いしかなかった=お互い完全に初対面の状態から発注せざるをえない=みんな特につきあいのないイラストレーターさんに発注していると思い込んでいました。失礼しました。
結局のところ、同人って「商業より安い発注になりがち」問題って絶対発生するものだと思います。ただ、その分融通が利くというか、「同人だからできること」をやってもらえるのが一番いいのかなと。
たとえば、商業と同人の一番の違いって、「厳密な締め切りがない」「イラストに対する細かなリテイクがない」「好きなものを描ける」あたりだと思うんです。だから、そういった「イラストレーターさんにとっての片手間・息抜き」になるような発注ができると、多分喜んで描いてもらえるのでは、とは少し思っています。基本的に、イラストレーターさんは描くことが好きなひとたちだと思うので、「描くのが苦痛」にならないような発注ができると、お互いにとって幸せな依頼になる。これは商業だとやりがい搾取になるからできない=同人だからできることだと思います。
こちらの方の異論には痛いところを突かれたというか、この前提を語らなかったのは不誠実な気がしたので、答えになってない反応ながら書かせていただきました。あくまで部外者として思うのは、発注する側はあんまり気負わないで発注したらいいし、ただ発注するならするでイラストレーターさんへの気遣いを忘れないで発注するのがいいのではないか、ということです。
https://anond.hatelabo.jp:443/20190519061244
■絵師さんに表紙を頼んだ話
これは私の愚痴であり、悲しかったことを並べているだけの話だ。誰かにとって有益な情報もなければ、注意喚起の意味もない。
ただ、こういうことがあって悲しいという、けれどこれを話せる友人もない、寂しいだけの女の話だ。
お時間のある人はつきあってほしいが、私はこの件について意見を求めているわけではない。
誰かに聞いてほしくて、少しだけ慰めてほしくて、こうして綴っている。
初めて人様に表紙を頼んだのは、10年近く前だ。
以降、特定が怖いので、年数などに関しては明記はせず、フェイクも入れていく。
表紙を初めて頼んだ時には、どきどきした。
だが、出来上がった表紙を見たとき、「これじゃない」感がすごかった。
私はハッピーエンドが好きだ。そういう話を書いてもいる。
だが、その表紙はものすごく暗かったのだ。
キャラは浮かない顔で、背景も暗い。
見ていてめちゃくちゃ沈んだ気持ちになる絵だった。
けれど、せっかく描いてもらったものを「描き直して」とは言えなかった。
表紙サイズが違っていたからそのことだけ指摘して、絵の暗さについては触れなかった。
その後も、何度かそういうことがあった。
私が事前に「楽しい感じで」「笑顔で」と指定を入れておかないと、キャラは必ず浮かない顔で描かれる。
ハッピーエンドなのに、なんでだろうと思った。
ついでに記しておくと、背景もほとんどなく、たいていグラデかテクスチャが貼られているだけだった。
なぜ、指定を入れないと、いつもいつも似たような表紙になってしまうのだろうと思った。
絵師さんに表紙を頼むようになってから数年がたち、この間にもかなり悲しいことがあったのだが、それらを並べて記すと完全に身バレするので詳細には触れない。
ただ、人間不信になりそうなことはあった。
私は絵師さんに好かれるタイプではないのかもしれないと思った。
ちなみに私は、私の作品について好意的な感想をくれた絵師さんにしか表紙を依頼していない。
私のことを知らない絵師さんにはまず頼んでいないのだ。
それでも、悲しいことは起こる。
さて、さきに記した初めてから数年後の話だ。
あるていど事前に指定も入れていた。
〆切には余裕もあった。
ある日曜日、私は映画館に行っていた。前売りを何枚も買って楽しみにしていた作品だ。その日も二回は観るつもりだった。
その内容はこうだった。
私は一瞬、自分が受けとったものが何であるのか、よく分からなかった。
やっつけって何? と思った。
意味が分かったら悲しくなった。
反論する気力もなく、スマートホンでモノクロのラフを確認し、映画の合間にメールのやりとりをした。
悲しみや動揺で、映画を楽しめなかった。
映像を見ながらも、絵師さんからのメールの文面のことを考えていた。
そして、私が帰宅したときにはもう完成原稿が送られてきていた。
それは本当にやっつけ感あふれる代物で、チェックしていて悲しくなった。
言葉の綾でもなんでもなく、まさに「やっつけ」だったのだ。
●色と指定したのに、「▽色にしておいた」と原稿に添えられたメールにあった。
▽色は、私の嫌いな色だ。相談もなしにその色に塗られた。
ミスだらけだった。
これもキャラは浮かない顔をしているし、背景の書き込みはなく、テクスチャが貼られているだけだった。(この本に於いてはそれ自体はいいのだが、この先のために記しておく)
とても悲しかった。
怒りより悲しみだった。
なんで彼女はこんなことを平気でするのだろうと思った。
記したもの以外にも頼んだことがあったが、それも彼女は実行しなかった。
だが、「今日中にやっつけちゃいたい」と言ってきた相手に、リテイクは出せなかった。
文句は言わなかった。
原因はこの件だけではなく詳細を省いた部分にもあるのだが、ともかく傷つきすぎて誰かに表紙を頼む気になれなくなってしまった。
悲しくてしょうがなかった。
そこからまた数年がたつ。
相変わらず、人様に表紙を頼むことには怯えていた。
またあんな目に遭ったらと思うと怖かった。
けれど、絵師さんに表紙を頼んで傷ついたものは、結局、やはり表紙関係で満たされない限り癒えないのではないかとも思った。
他の文字書きさんが絵師さんに表紙を頼んで嬉しそうにしているのを見るのが辛かった。
好きな絵師さんが他の文字書きさんの表紙を楽しそうに描いているのが羨ましくて苦しかった。
ぐるぐる考え込んでいたが、羨んでばかりの状態は健全ではないなと思えた。
そして数年ぶりに、絵師さんに頼んでみることにした。
その絵師さんは、にぎやかな楽しい絵を描く人で、この人ならキャラを浮かない顔では描かないのではと思えた。
それに、他の文字書きさんの表紙で、すごく緻密な書き込みをしていたのだ。
作中に記された背景、建物や自然物、小物等々、キャラクターだけではなく、いろんなものを丁寧にひろって描いていた。
羨ましかった。
私の作品もこんなふうに描いてもらえたら幸せだろうなと思った。
思いながら、でもきっとそうはならないんだろうなと、半分あきらめもあった。
依頼を受けてもらえて嬉しかった。
キャラクターは、浮かない顔をしていた。
背景の書き込みはなく、テクスチャが貼られる状態になっていた。
まただ、と思った。
また似たような表紙になってしまった。
何でだと思った。
私はハッピーエンドが好きだが、そこに至るまでは苦しかったり切なかったりする展開をさせることが多い。
だが、どうやら絵師さんたちは私の話の苦しい部分こそが重要だと考えているのではないかと、そこでようやく思い至った。
数年も分からなかったことが氷解したのだが、肝要だと考えている部分に私と絵師さんとでは大きなズレがあったことをここで思い知った。
私が思っている以上に私の話は暗いと思われていたのだということも理解した。
イメージの擦り合わせをしていないのだから、ズレるのも当たり前だった。
この点については反省した。
しかし先方が忙しいことも知っている。
思い通りにいかなかったことは悲しかったし、暗いと思われていたらしいことも悲しかった。
だが指定を入れなかった私が悪いのだ。
勝手な夢を見て、敗北しただけだ。
己の過ちに気づいてから、いろんなことを考えた。
なぜ私の本の表紙に背景を描き入れてくれる絵師さんがいないのか、とか。
これまで頼んだ絵師さんは、他の文字書きさんの表紙では背景を緻密に描いていたりする。小物を大事に表現したりしている。
ほとんどの絵師さんにとっては、私の本の表紙は頼まれたから描いているだけで、積極的に描きたい物ではなかったのだろう。
他の文字書きさんの表紙を見て、「こんなふうに作品を大事にして描いてもらえたら幸せだろうな」と思った。
でも、私にはそれはないのだ。
私の作品からひろいあげたい背景も、小物も、動物もないのだろう。
「やっつけちゃいたい」と言い放った彼女など、本当に描くのがめんどくさかったのかもしれない。
いろいろ考えていて、これはキツいなと思った。
気づかなきゃよかった。
好意的な感想を送ってくれる絵師さんでも、別に私の話の全てが好きなわけではないし、それは理解している。
けれど、こんなにも他の文字書きさんと比べて違うことをされるのかとショックも受けた。
しかもそれが、一人や二人ではないのだ。
例外もあるが、これまで頼んだ絵師さんのほとんどがそうしている。
依頼されて描いているだけでも、私のために時間を使ってくれていることには感謝もしている。
皆さん、忙しい合間を縫って描いてくれているのだ。
文句を言えるはずもない。
ただ悲しいだけだ。
単純に、私の書くものにそこまでの魅力がないということなのだろう。
悲しいけれど、それだけのことなのだ。
それなりに面白くはあるから好意的な感想をもらいはするけれど、でも、その絵師さんの「描きたい気持ち」を引き起こせないでいるのだ。
ほんっと、気づかなけりゃよかったな~~~~!!!!
これが何年前のことなのか、はっきりとは記せない。
特定とかはせずにそっとしておいていただけるとありがたい。
だけど、そのときには私はうるさく指定を入れるめんどくさいやつになっているだろう。
キャラは笑顔で、背景も小物もしっかり描いてほしいと伝えなくてはならない。
これまでの失敗を全て取り返すくらいの気持ちでやるだろう。
リテイクを出す勇気も持ちたいと思う。
悲しい思いはしたが、学びはあった。
傷ついたことは否めず、今も癒えずにいるが、書くことだけはやめなかったし、やめるつもりも現在のところ、ない。
冒頭に注意喚起はないと記したが、とりあえず、すべての文字書きさんは絵師さんとのイメージの擦り合わせはしたほうがいいとだけ伝えておく。
ここまでつきあってくれてありがとう。