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2019-10-27

anond:20191027154604

思考停止しないで理由を考えて教えてくれよ…

脳死してるの?

まあ女が男に尻触られて泣いたり叫んだらするのもその程度の「普通の」気持ちなんだけどね

2019-10-25

Vtuberに飽きてよかった

2年ぐらい前から去年まで熱狂的なVtuberオタやっていた。

特に電脳少女シロちゃんが大好きでそこからアイドルちゃん

にはまって、配信を全て追いかける生活が続いていた。

の子達をなんとか2Dではなく3Dにしてあげてシロちゃんと同じ

ステージに上げてあげたいと思っていたし、実際に一人目が5万人達成した時は

今でも昨日の事のように思い出せる。

そこから3Dのお披露目でシロちゃんと同じ空間ではしゃいでいるのを見た時は

涙すら流して感動した。

それから全員3D化して、MMD公開された後は、ひたすらニコ動アイドル関係

動画を探して見るのが日課だった。


そんなどっぷりアイドル部に浸かっていた自分だが、2月~3月くらいで配信

ほとんど見なくなった。アーカイブを1.5倍くらいで別作業ながら見るくらいになり、

気が付いたら数人のアーカイブを見るぐらいになった。

このままフェードアウトすると思っていたら、学力テストというあまりに素晴らしい動画が公開された。

夢にまで見た光景に感涙したし、5,6回見たと思う。

で、1周年のライブイベントが来た。

正直、1万というとんでもない値段見てあほくさと思った記憶音楽活動してないメンツライブって企画した人間

おかしいなと思った。

と、いう事で無視したが、結果は大成功。あの値段にも関わらず見てない奴は

ファン失格みたいな空気にすらなっていた。


もう飽きていたのと、その空気に付き合え切れないと感じたので、全員のチャンネルtwitterを解除して、

しばらく経ったのち、二人だけ戻した。アイドル部という枠組みから外して一人のVtuberとして

ファンでいたいと感じたからだ。

それからも毎週見てるガリベンガーV、日常動画などで緩いアイドル部のファンとして現在に至る。

現在では、Vtuber関係動画を一日15分から30分、多くて1時間見る程度のほとんど

Vオタですらない一般視聴者Aぐらいである。ちなみに8分超えるなら1.25倍、10分超えるなら

1.5倍で見ているぐらいの暇つぶしである

個人的には正直これぐらいの距離感でいるのがあの界隈に対しては快適だとすら感じている。

熱狂であると疲れるし、お金無限に飛ぶ、おまけに頭のおかしい声だけがかいファンが目に入って不快




と、いう事で熱狂的なオタから一般視聴者Aになった自分だが、最近早くに距離を取れて

良かったと感じている。




緩くとはいえアイドル部のファンやっているので、最近アイドル関係は全部知ってる。

もちろん、いきなりアーカイブ消した事も一か月経ちましたので、アーカイブ

公開しますなんて意味の分からない事を言っていた事も知ってるし、2Dで頑張っている残りの

アイドル部を差し置いてシロちゃん相方を出そうとして連絡不十分で相手方告発された事も

知っている。

当然モンペとか嫌なら見るなってつい言っちゃった事も知っている。

それらも「いい加減にしてくれよ」って軽く流していた自分が流石に切れそうになった事が最近あった。

たまちゃんが爆発してしまった事はほぼ一般視聴者Aの自分ですら流石に一線超えた。

更にその後のぐだぐだ。そしてリレーと言いながらほとんど固定メンバーによる配信

おまけにシロちゃん毎日同じゲームばかりの動画

それに対して公式から一切説明がないという体たらく

正直あまりにもひどいと思うし、アップランド仕事する立場でなくて良かったと安堵すらする

とはいえ一般視聴者Aの自分が口出していい話ではないので、

これ以上は口をつぐむ。


ただ、自分の中のアイドル部が過去存在で良かったと心底感じている。

2019-10-24

anond:20191024123658

自身を変える労力は払いたくは無い、そのうえで特別視するななんてのが正義らするから似非女性が女湯に入ろうとするようなことが起きるのに

anond:20191024024108

いや、ネット現実には接点はあるよ。そうじゃなくて、ネットでやってる素人同士の議論は、まとめられたり、PV稼いだらするけど、社会制度設計の上では(規制するとかしないとか)、見た目ほどの影響はないよって話。意外と、ネット議論で何か重要なことが決まってるかのように話す人がいるから。あなたがそれくらいのことはわかってるってならそれでいいんだよ。

2019-10-23

anond:20191023091711

仕事はしなければ食っていけないけど

結婚はしなくても食っていけるからなあ

仕事であっても、財産持ってるとかでしなくても食っていけるならする必要ないけど

財産持ちが元増田みたいな環境で働きたくないと言っても好きにしろしか言えんだろ

2019-10-21

ついに独り言言うようになった

昔はブツブツ独り言言ってるおっさんキモいとか思ってたけど

誰も気にするべき人がいないことが何十年と続けば逆に独り言言わない理由がない

犯罪にならないなら思い立ったところで自慰行為らするだろう

だって何もかも俺には関係ないんだから

2019-10-20

anond:20191020054636

元増田です。変な話なんだけど、されたいわけじゃないの、見ていたいというか…ぶっちゃけされるくらいならする側に回りたいと思いながら楽しんでます

2019-10-17

anond:20191017091325

かわいい

たくさん電車に乗って、いろんなとこに行くとよさそう。

一日乗車券みたいなのもたくさんあるから、下調べすると安くいろんなとこに行けるよ。

神保町古本屋街とかは一人でぶらぶらする楽しいかも。おすすめ

2019-10-16

職歴なしのおじさんだけどガチで平均年収以下の仕事らする気ない

なんか何でもいいかバイトやれとか言うやつ居てウケる

そんなんやるくらいなら生活保護でいいだろ

バカ受給者みたいにキャリアスマホ持って、割引焼き肉買って節約してますとかやらないから

普通に良い生活出来る

当たり前だけど生活保護以上の生活出来る仕事用意すんのが社会責任から(笑)

ネトウヨ自己責任論者じゃあるまいしこれを否定するやつはアホ

マジで当たり前のこと理解できてないやつ多すぎ

もっと勉強してくれよ

広告って

「どの層に働きかけるか」で作るんですよ。

起用したいからするとかなんの話なんですかって話だよ。

あれはキモオタ向けのポスターだよ。

2019-10-10

台風の大きさは強さと関係あるの?

なんなら大きいと弱くなる気すらする

24処女オナニーが大好き。

わたしオナニーが大好き。

毎日します。1日3回、朝1回と夜2回。

生理中もしたいけど、2日目までは我慢。3日目からタンポン入れながらする

オカズAV

シチュエーション(?)が決まってるやつが好き。

上司×部下、生徒×先生店員×客 とか。

ただホテルで男女がヤるだけはつまんない。

乱交も好き。女1人に男複数とかじゃなくて

各々に相手がいて一室で複数カップルセックスするやつ。

抜きポイントは正常位で揺さぶられてるシーン。全体が見えてるやつ。

男が腰振って女の胸が揺れて足が揺れて「組み敷かれてる」のがわかるといい。

局部アップとか顔アップとかいらない。

騎乗位は好きじゃない。

あくまで「男に組み敷かれる女」に興奮する。

おもちゃを使ってオナニーする。クリで。

初めての大人のおもちゃピンクローターだった。

高校生ときAmazonで買った。

初めてのおもちゃはすごく気持ちよかったけど

慣れるまでは痛くて最弱で当てた。

そのあと色々なローター亜種を試したけど、もっと強い刺激が欲しくなった。

電マに手を出したのは大学生とき

電マはすごい。気持ちよすぎる。

初めて電マを使った時の快感は今でも忘れられない。

すぐイッた。ものの30秒ほど。

最初は強い刺激が痛くて弱で当ててた。それでも十分な快感

今では最初から強で当ててます。弱じゃ物足らない。

ディルドとかバイブも試してみたくてAmazonで買った。

ただ振動するやつからグリングリン動くやつまで色々。

でも、処女なのでうまく挿入が出来なかった。

ローション使って慣らそうとしたけど、まんこを触ってるうちに興奮してきて

我慢できなくて電マオナニーちゃう

挿入で気持ちよくなるのって処女じゃ無理なのかな…

ディルドでセルフ処女喪失ってありかな?

オナニーの幅を広げるために早く処女捨てたい。

あとポリネシアセックスってあるじゃん

あれってオナニーに応用できるのかな?無理?

あ、でも我慢できなくて1日目で電マ取り出しちゃうな、きっと。

書いてたらすごくムラムラしてきちゃった。

あー早く帰ってオナニーしたい。

2019-10-02

おっさんずラブ界隈がこわくなってる

おっさんずラブ視聴者なんだけど、最近おっさんずラブ界隈が殺伐としていてこわい。

私はおっさんずラブの単発ドラマ連続ドラマ映画、全て観た程度のおっさんずラブファンだ。

ご存じの方は今更だけども、

おっさんずラブ」とは田中圭さんが演じる春田創一と吉田鋼太郎さんが演じる黒澤武蔵林遣都さんが演じる牧凌太の男性同士の恋模様を描いたドラマである

連ドラ以前の単発ドラマでは春田武蔵は出ていたが、牧のポジションをハセ(落合モトキさん)が演じていた。

連ドラは全8回という短めのお話ではあるもののいろいろ詰め込んだボリューム感のあるハラハラキドキの恋愛コメディーだった。

実力派のベテラン俳優さんががっつり同性愛について演じる地上波ドラマというのは私の記憶では以前はあまりなかったと思う。

理由はいろいろあると思うが、とりあえずおっさんずラプは大ヒットした。

深夜にもかかわらずリアルタイムドラマを視聴する女子たち、いままで同性愛に興味がなかったのにおっさんずラブで目覚めてしまった女子たち、もともと腐女子で大ハマりした女子たち。はたまたノリで観たらあまり面白さにハマってしまった男性たち。

とにかく熱狂的なファンがわんさか沸いた。

私は、というとドラマで大感動はしたものキャラクター自体にそこまでハマっていかなかったため目線としては完全に一視聴者だった。

キャラクター自体にそこまでハマっていかなかった」というのは、例えばおっさんずラブ展に行ったり、グッズを買ったりはしない、二次創作したりはしない、夢ポエムを書いたりしない、くらいのハマり方だ。

から、今のおっさんずラブ界隈の大炎上を見て「うわぁ、こええ」となっている。みっともないとも思っている。

スタッフさんに同情すらする

おっさんずラブ大炎上」というのは説明するまでもないと思うが、「11月からドラマの二期(おっさんずラブ-in the sky-)をやるのに春田相手が牧(林遣都さん)ではない。」ということが原因だ。「そこが理由じゃない」と語っているツイートも見かけたが、そこが理由だと思う。

完結した恋愛ストーリーをやったのになぜ相手を変えてまた一から恋愛をするんだ?

春田相手は牧でしょ?

そんな理由で大激怒してるんだと思う。

だが、だがな。

怒るのはいいんだが、あなたたち公式を叩きすぎよ。

あれじゃスタッフ演者も心が折れちゃうし、出演していない林遣都さんで肩身が狭いでしょうよ。

「大激怒」がどの程度かはおっさんずラブツイッターアカウントを見ればわかる。

つの投稿に対してよってたかってのクレーム。(そうではなくてもクレームに見える)

ATMしか思ってないんですよね?」

「これは誰が喜ぶんですか?」

まさかこんな最悪の結末だとは思ってなかった」

こんな罵詈雑言公式アカウントにめちゃめちゃ書かれている。

おいおいおい。飲み屋で言え。

せめて自分アカウントでエアでつぶやいてくれ。

公式コメントしたら苦労してドラマを作っているスタッフ俳優さんも見るんだよ。どれだけ傷つくと思ってるの。

ATMしか思ってないんですよね?」って資本主義資本主義社会

人気があるコンテンツをよりお金を生むために利用するのは当たり前でしょう。

「これは誰が喜ぶんですか?」

少なくとも私は嬉しいわ!

「誰も喜ばない」ってあなた達が言ってる「誰も」の中に私のようなライト視聴者は入ってないのか?普通におっさんずラブ2期楽しみだし、林遣都さんが出てなくても田中圭さんと吉田鋼太郎さんのわちゃわちゃ見たいわ!

千葉雄大くんと戸次重幸さんのキャラも見たいわ!

まさかこんな最悪の結末だとは思ってなかった」ってまだ別の展開あるかもしれないじゃん?

スペシャルかもしれない、映画かもしれないけど、人気があるんだって分かれば牧と春田の話も作るかもしれないよ?

おっさんずラブ2期が楽しみな人なんていっぱいいるんだよーーー!!

そんな人達ディープおっさんずラブ民の罵詈雑言みたらどう思う?「うわぁ迷惑」って嫌な気持ちになるじゃん。

作品を愛することは素敵なことだと思う。でも、その思いを怒りではなくもっとクリエイティブな方向に生かせないでしょうか。

つの新しい作品がはじまるというのにあまり雰囲気悪すぎだよ。

本当に牧と春田おっさんずラブが好きなんだったら新しいおっさんずラブを見守ってあげようよ。

見たくないなら見なくていいけどせめて罵詈雑言公式アカウントに書くな。

林遣都さんがあれを見て「俺って愛されてる。ありがとうみんな」って思うわけないじゃん。ただただ迷惑だよ。

2019-10-01

動きだせないときは「つもり準備」が効くのかも

気になってたアレそろそろ終わるから今日行きたいけど外出めんどいわあ、とうだうだしてた

だって家居心地良いし、だらっとゲームしてられるし、アレ見なくても大きな影響ないだろうし無駄遣いしなくて済むまである

いやいや、一回興味持ったんだし行こうよ、次いつになるかわからないよ、気になってたのにダレて行かなかった、って後引くよ

自問自答にもうんざりしたので、

出かけるかはともかくとして、「出かけるならするであろう準備」をしてみることにした

着替えてバッグに入れるものを選んで放り込む

すると気負わないせいか意外なほど体が動く

「あ、このまま靴はいてドア開ければいいんだ」となったらすっと家を出られた

他のにも応用できるかしばらく試してみる予定

【OW】ロールキュー実装後の実態 とか

ロールキュー実装でやっとマトモな編成でできる!と喜んだのもつかの間。

マッチ時間があまりにも長すぎて人口が減っているのではないかと感じることが多い。

というのも、サポートを選んでも5分以上待機することがザラにあるからだ。始まったばかりのころはそんなに待つことはなかった。

タンク人口が圧倒的に少ない

タンクキューを入れている人もザリア専みたいな人が多い印象を受ける。ザリア取られたからしゃーなしでホッグです、みたいな感じ。メインタンク不在で始まることも少なくない。

今まではメインタンクがいる試合でも、実はその人がメインタンクをやりたいわけではなく編成上仕方なく選ぶような、空気を読める人がそれなりの数居たものと思われる。

希望制になればそんな聖人でもメインタンクから解放されてしまう。

結果、タンクキューを入れているのは「メインタンク絶対やらんけどサブタンクならするぞ」というような人の割合が増える。

救済案的にシグマが登場したものの、もともとメタになりそうだったメイやリーパー、シグマの登場によって完全に定着したシンメトラなど、天敵が跋扈している状況ではシグマ一本では厳しいが、変える先の候補であるハルトもオリーサも嫌だということで結局シグマで押し通すものの、ウルトタンクになって終わり。結果戦線が維持できずつまらない試合をすることになる。

で、タンクがきつすぎるからタンクメインの人たちも逃げ出してしまう。

逃げ出す先はダメージサポート。とは限らない。別ゲーに行く人も多いだろう。

ボックスダストで釣ろうとしているが、正直タンクを選ぶ動機にはなりえない。

それくらいダメージが強くてタンクがきつすぎる。手厚くヒールが入っても一瞬で体力が溶ける現状では、ほんとうに盾を張って耐えるだけの存在だ。そんなことやりたいマゾが多数居るはずがない。

いやまあそれがメインタンクであろうがゲーム性的に○○専がクソなのは言うまでもない。キューを入れるロールの8割くらいのキャラは使えないと話にならんと個人的には思っているが。

DPSデュオキチガイすぎる

そもそもの待機時間が長いダメージロールをデュオでやるにあたって二人で埋めようなんて発想が出てくる時点で相当なものであるが、それを実行するのがヤバイ

なので複数PTを組む時にDPS枠を二つとも空けると、そんなキチガイデュオを高確率で引くことになる。

実体験として言うが、DPSデュオは本当にやばいキャラセレじゃんけんもするつもりがないのに味方に文句ばかり言うようなやつばかりだ。そんなやつと頻繁にあたれば当然、サポート友達のためならと盾を持ってくれるような聖者も嫌気がさす。

悪貨が良貨を駆逐する、というやつだ。

えてして悪貨というのは知能が低い。そして知能指数が低い人間は一つのことに固執しがちだ。頭の悪い人間ほど娯楽の選択肢が少なく、ギャンブルにはまりやすいという研究結果も存在したはずだ。

(読んだ記憶があるが見つけられなかった。個人ブログ信憑性疑義がある上に主旨が異なるが一応残しておく。 「言語性知能が標準偏差分低くなるごとに、ギャンブル問題リスクが2倍になるhttps://higeoyaji.at.webry.info/201803/article_2.html」)

周りの人間にも「もっとまともになったら(まともな人間マッチングするようになったら/まともなマッチング時間で遊べるようになったら)またやろうと思う」といって離れた人が多く見られる。これによって過疎化が進むし、まともじゃない人間の方が残りがちなので、まともなマッチングが望みづらくなっていく。悪循環が発生している。

この解決策をいくつかブリザード提案したが、おそらく採用されないだろうし、忘備のために残しておこうと思う。

・BANの仕様を変える

現在の10分程度、ライバルプレイを選べないBANは全く意味がない。

わざとトロール行為を行うような人間は、アカウント複数持っているからだ。

アカウントロックを解除するために、反省文を提出しないといけないとか、bot撃ちを数時間しないといけないとか、とにかく面倒な手続き必要である方が良いだろう。

(IPBANは有効手段であるが、中国韓国ネットカフェ主体であることを考えるとなかなか難しいのかもしれない。)

モデレーターを設定する

現在通報システムをどのように処理しているかはわからないが、通報件数の多いプレイヤーに対し対応するスタイルであると推測している。嫌がらせや、主観的感情による通報が多すぎるだろうから仕方がないと言えるが、それでは通報件数が増えるまで多くのプレイヤーに不快な思いをさせることになる。

プレイヤー本人に知らせる必要はないだろうが、精度の高い通報を行う人を選定し、その人の通報に対して優先的に、迅速に対応するような体制があっても良いのではないか

ラグビーW杯 29日第2試合 オーストラリア vs ウェールズ レビュー

土曜日日本×アイルランドの大一番のレビューに非常に多くのブクマをいただけて嬉しい。

文章情報には色々なスタイルがあり、たくさんの人に注目を浴びるスタイルはきっと色々存在している。

しかし、モチベーションを持たせるためには、単に注目を浴びるだけでなく自分自身で「それならする価値がある」と感じるスタイルを取るのが大事だと思う。

増田が届けたいと思うものは「世界や人々の振る舞いの美しさや面白さ」「可能性」「希望」だ。

そこにあるのに気づかれていないそれらにスポットを当て、その価値をみんなに届けて、みんなが「顔が下に向いた時でも『今日は上げてもいいかな』と思えるエネルギー」を感じることができるのなら、ちょっとぐらい手間をかけてもいい。

から、その自分スタイルで一時期トップホッテントリにまでなったことはとても嬉しかった。

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夜明けた29日・日曜にはウェールズ×オーストラリアの優勝候補対決が行われた。

増田は当初の予定では、これをリアルタイム観戦できない可能性が高かった。

しかし、所用を済ませて偶然通りかかった場所パブリックビューイングがあり、開始10分ほど経った後ではあるが、実際の応援を周囲に感じながらこの1戦を観る偶然に恵まれた。

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そこで、オンデマンド試合最初からもう一度見直して、その試合自体の詳細と、日曜日に感じた観客の盛り上がりを合成するという、基本価値は変わらないものの、少しアレンジを加えた新たなスタイルレビューを届けようと思う。

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みんなにお伝えしなければならないのは、このレビューで、てにおはの誤字脱字は、増田自身が興奮して打ち間違えた事自体で伝わるものもあるだろうという事で放置するケースもあるが、ブコメなどでありがたい事に明らかな事実関係の間違い、しか増田無知から来るものでなく単純な打ち間違いで誤解を呼ぶものに気づかされる事もある。

そう言った場合修正が入る時もある。

ラグビーでも文書でも修正力が重要だ。

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さて、開幕戦で個々の強さとインスピレーションを誇るフィジー組織力で圧倒したオーストラリアワラビースと、前半圧倒しながら後半ジョージアに手痛い反撃を受け不安を残したウェールズレッドドラゴンズ。

プールDは予測不能フィジーが2敗した今、実力と安定感からこの2チームに敵はなく、この1戦を制したチームがノックアウトラウンドへの進出に大きく前進する。

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ワラビーズは先週からゲームコントロールをするSHとSOを変え、日本神戸製鋼でもプレーする大ベテランアダム・アシュリー・クーパーをウィングに据える。

レッドドラゴンズは控え1名を除いて先週とおなじメンバーのままだ。

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増田の印象ではワラビーズは縦横無尽に走り回る機動力組織力ウェールズフィジカルを活かした鉄壁ディフェンスキック、一撃必殺のセットプレー武器だ。

そして、両チームとも勝負所試合運びなどのラグビーIQは高い。

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先週勝ち試合で顔色を失ったウォーレン・ガットランドHCと、普段知的ビジネスマンの顔も持つのに、代表試合だとなぜかキレまくる場面ばかりカメラに抜かれるマイケル・チェイカHCの表情が映された。

ワラビーズは数年間苦しんだ不調から開幕直前に急速に完成度を上げてきた印象があるが、その復調は本物だろうか、また、レッドドラゴンズは不安払拭できるだろうか。

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前半、レッドドラゴンズがキックオフから争奪戦ボール獲得、ここからいきなりダン・ビガーがドロップゴールを放つ。開幕1分で出した飛び道具が決まって0-3。

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5分、モールからレッドドラゴンズが蹴ったキックをとって切り返すワラビーズ、スタイル通りの展開ラグビーで攻め立てるが、インターセプトからカウンターを食い、なんとかこれを凌いで、10分にマイボールスラムを得て落ち着いた。

5分間で展開が目まぐるしい。

しかワラビーズはこのスクラムで組み負けて反則を与えてしまい、レッドドラゴンズは必殺のセットプレーの機会を得る。

12分、レッドドラゴンズはこの攻防からキックパスを見事とおしてトライを獲得、コンバージョンも決まって0-10

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増田もこの直後辺りでパブリックビューイングへ到着。

会場は母国応援するために駆けつけたであろうオーストラリアウェールズ双方のサポーターと、日本ラグビーファンでごったがえしていた。

増田が落ち着いた位置の後ろにいる長身青年の一団は、赤い装いを見る限りウェールズサポーターだ。

先ほどのトライでどのような歓声を上げたのだろうか。

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16分、再びウェールズが中盤の攻防からドロップゴール、これは外れたが、この直前のワラビーズのディフェンスプレーでやや遅れ気味の危険タックルがあったということで、ペナルティが与えられた。

スタジアムウェールズサポーターのブーイングが響き緊迫感が漂う。

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ここまで、攻める時間帯の少ないワラビーズ。

タックル数とタックル成功数はワラビーズが圧倒しているが、それは「守勢に回っている」ということだ。

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20分、レッドドラゴンズの反則からセットプレーでようやく攻めるワラビーズ、ボールをつなぎまくる連続攻撃から、お返しとばかりのキックパスが飛び出し、35歳の大ベテランアダム・アシュリー・クーパーが飛び込んでトライ

ここでコンバージョンを狙うワラビーズSOバーナードフォーリーだが、パブリックビューイング会場ではこのコンバージョンキックウェールズサポーターが容赦ないブーイングを浴びせる、行儀悪いなこいつら。

これが届いたわけではなかろうがキックは外れた。

5-10

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その後、攻めるワラビーズだが、偶発的な反則でボールレッドドラゴンズに渡すと、増田の周りのウェールズサポーターから歓声、その後裁定が覆りワラビーボールスクラムになると再びブーイングが上がる。

ウェールズサポーターは実に感情に正直だ。

攻守が入れ替わるめまぐるしい攻防に、パブリックビューイングでは歓声が止まる暇がない。

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28分、反則を得たワラビーズがペナルティゴールを決めて8-10

しかしその直後の31分、今度は逆に反則を得たレッドドラゴンズがペナルティゴールを決めて8-13。

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30分を過ぎ徐々にリズムをつかみ、攻撃する時間が増えてきたワラビーズだが、細かいエラー前進できない。

反則やエラー攻撃が止まるたびにシューンとなってしまオーストラリアサポーターに対して、これに容赦ない歓声を浴びせるウェールズサポーターは全く可愛げというものがない。

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35分、再びワラビーズの突進中にやや危険な押しのけ(ハンドオフ)があったのではないかということでペナルティ

陣営サポーターから響くブーイング、退場者こそ出ていないものの、不穏な空気試合になってきた。

レッドドラゴンズがペナルティゴールを決め8-16。

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直後の37分、キックオフからの攻防でワラビースのパス回しのタイミングを読んだレッドドラゴンズがボールインターセプトトライコンバージョンも決まって8-23

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流れを引き寄せかけたワラビースの一瞬の隙をついて突き放したウェールズ

後半はどちらが試合コントロールするだろうか。

パブリックビューイング前では両軍のサポーターが席を立ち、ビールを買う列に並んだ。

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ハーフタイムパブリックビューイング会場では、試合を盛り上げるため元日本代表畠山健介お笑い芸人が壇上に上がる。

その様子を見たおそらくはワラビースのサポーターに「あいつらは誰だ?エンターテイナーか?」と増田が話しかけられる一幕もあった。

質問には笑顔適当に答えた。

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後半、ワラビーズのキックオフ

本来ボールを持って走り回りたいワラビーズはここまで長時間ボールを持てていない。

自分たちのスタイルを立て直したいところ。

攻めるワラビーズだが、この攻めが反則で止まってしまう。

観戦に来ていた元日本代表HCにして現イングランドHCエディー・ジョーンズカメラで抜かれると、なぜかスタジアムで上がるブーイング、それはなんでだよ、今日ちょっとブーイング多いな、おい。

ここからの反撃で、レッドドラゴンズはまた飛び道具を出し、ドロップゴールで8-26とした。

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45分、リスタートから「らしい」連続攻撃で攻めるワラビーズがこれを取り切ってトライ

コンバージョンも決まって15-26。

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追い上げムードになってきたワラビーズだが、この11点差というのは微妙な点差だ。

これが10点差なら、相手ペナルティをしてキックを獲得すれば7点差、ワントライで追いつける。

しかし、この点差だと追いつき追い抜くのに2トライ以上が必要だ。

この1点が大きな意味を持ってくるかもしれない。

カメラで抜かれるマイケル・チェイカHCは今日はまだキレてない。

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50分ころ、修正が入ったのか、スタイルを取り戻して調子が出てきたワラビーズがまたも連続攻撃で攻め立てると、増田が観戦するパブリックビューイング会場ではウェールズサポーター合唱が響く。

ラグビー応援合唱というと、イングランドスウィングロウスイートチャリオットなど、「前進する味方の背中を押し鼓舞するもの」という印象があるが、この合唱はまるでワラビーズを恫喝して攻勢をかき消さんとするような雰囲気のもので、全くウェールズサポーターは素晴らしくガラが悪い。

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54分、大して大柄でもないマイケルフーパーがタックルで赤い二人をタッチ押し出しから、再びボールをつなぎ攻めるワラビーズ、敵陣深くに攻め込み、続くラインアウトからゴールライン間際までレッドドラゴンズを押し込む。

残り2mで耐えるレッドドラゴンズ。

この攻防で取りきれるかどうかはおそらく大きな意味もつ

60分のタイミングで取りきれないチームが試合を逃す場面を何度か見てきたが、やはりワラビーズは役者が違った、5分以上も続く力押しの攻防を制してトライを獲得、コンバージョンも決まって22-26。

あと4点で点差は振り出しだ。

後半全くボールが持てないウェールズ豊田スタジアムでの悪夢がよぎる。

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66分、スクラムで組み勝ったワラビーズはペナルティキックを獲得するが、ここで増田はこの判断評価に迷った。

かにイージーで決まる位置だ、でも3点しか取れない。

この攻勢なら前進してトライを取りに行った方がいいのではないか

しかし残り14分はまだ3プレー応酬できそうだ、逆転まで十分な時間とも言える。

判断できないままキックは決まって25-26、あと1点。

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71分キックオフからの攻防で、今度はレッドドラゴンズがペナルティキックを獲得、外すレッドドラゴンズではない、25-29、再び4点差、ワラビーズの逆転ラインペナルティゴールの外に遠ざかる。

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74分、あと6分というところでレッドドラゴンズがスクラムを獲得。

日本×アイルランドほど決定的な時間帯ではないが、ここで時間を使うたびに、一連のプレーを試みられる時間は減っていく。

スクラムを焦らしまくるレッドドラゴンズ。

なんとかこれに組み勝ったワラビーズだが、この時間稼ぎが効いた。

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ワラビー最後の猛攻を守り切ったレッドドラゴンズが80分、フルタイムを知らせるドラが響いた直後にボールを蹴出してゲーム強制終了

パブリックビューイングウェールズサポーターの大歓声があがり、会場はスタジアムの熱気をそそまま持ってきたような雰囲気に包まれた。

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レッドドラゴンズは前半圧倒されながら後半追い上げられるという、先週をなぞったような展開だったが、今日相手は優勝候補だし、勝ちは勝ちだ。

ワラビーズは前半の不出来と後半の攻勢に転じながらも遠い1点に泣くことになった。

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増田としては、偶然得たパブリックビューイングでの観戦で、両国の、いや、どっちかっていうと主に、なんと言うか、いい意味でわかりやすウェールズサポーター応援を身近に感じることができて、大変楽しい80分だった。

みんなの近くにもパブリックビューイング会場はあるだろうか、入場無料の会場も多くある。

身近にあって、まだ体験していないその価値を、是非確かめてみてほしい。

anond:20190928201155

2019-09-30

土日にぐーたらする夫を批判する妻がいたとして

仕事ストレス精神病んでるのかも?」

家事の頑張りを認めなかったのでは?」

なんて擁護はまずないんだよなぁ

優しいことは素晴らしいけど結局特定属性に対して優しいだけなんだよなぁ

2019-09-27

トイレに入る前にマーク確認してる

テレビのドッキリの話。

形は女の子なんだけど、色が青色マークになってる。

それで間違って入ってきた人になんちゃらこんちゃらするドッキリ。

それを見て以来、絶対マーク確認するようにしてる。

まあ、ドッキリなんてないだろうけど。

2019-09-23

anond:20190922033512

自分あんまりゲーム出来ない環境で育ったんだけど、

こういう話になったときに「俺はうまく親を丸め込んでやったぜ」っていう武勇伝が入ってきたりして、

そういうのみて

「ただ打ちひしがれるだけの自分ってなんだったんだろう。

子ども時代に肩身の狭い思いをしたのは結局自分の器量の小ささが全ての原因なんじゃないか?…」

って傷口に塩擦り込むようなこと考えたりしちゃうんだよなあ…

ちょっと前に「ゲームしてる友だちを見てるだけでも楽しかったよね?」みたいなネット記事ちょっとバズって

(これ→https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/02/news023.html

はてブでも共感コメント和気藹々としてたんだけど

どうしても自分は、

下手さゆえにコントローラ絶対に握らせてもらえない屈辱感や、

そうしてデグの棒のように画面を見つめることしか出来ない私を疎んじる級友の視線

やがて遊びに誘われなくなっていく寂しさを思い出して、

舌の上がざらざらするような居心地の悪さを感じてしまった。

ただ、トラウマフラッシュバックも嫌だったけど、それ以上にショックを受けたことがあって、

それは「見ているだけ」というスタンスを示しつつも友だちの輪の中に居続けられた人の存在がぽつぽつと可視化されたことだった。

「あれ?自分がここにいる意味なくない?誰も自分存在になんて意識向いてないよね?今ここからいなくなってもみんな気がつかないんじゃ?…」

なんて不安になることもなく、

直接的に「鬱陶しいから画面覗かないで」とか「邪魔からテレビの近く来ないでもっと隅に寄って」と拒絶されることもなかった人たち。

「なんで自分はそういう人間になれなかったんだろう?」

「その原因は養育環境なんかには決してなくて、私自身が元々他の子と比べて劣等だったからなんじゃないの?」

自分がグズだから嫌われてただけなんでしょ?」

かつての記憶を呼び起こしながら自己非難し続ける堂々巡りがその日からしばらく続いた。

なんでそんなに自分が憎いのか?

いい歳してこんな心境に陥るとは思っても見なかったからすごく驚いた。

それでもやっぱり他の子と同じようにゲームに親しんでいればそれなりに周りと調子を合わせられたと思う。

からこそこういったちょっとした雑談トリガーにして、幼かった自分の不甲斐なさを責め立ててしまうことが悲しい。

こんなことで明らかになる自分鄙びた性分も本当に嫌い。

2019-09-22

anond:20190922154139

テレビに疎かった子は

結局知ったかぶりの虚言癖になってハブられたな

同じ番組を見てただけの嘘がエスカレートして

知らない芸能人なのに誕生日が一緒とか知り合いだとかバレバレの嘘つきまくって

最終的には嘘の彼女とか嘘の武勇伝を語って誰から相手にされない大人になった

禁止するならする子供共通話題がなくて話についていけない時にどう対応するかを想定した方がいいか

2019-09-21

anond:20190921132500

だったら正直に「こいつは日本人エロゲ作家が作ってるからアウトで、でもあれはハリウッドからセーフ」って言えばいいだけじゃん最初から

それかキモオタが群がってる時点で内容にいちいちケチなんかつけずに即気持ち悪い扱いでもしろって

欲望主導」っていうのは作品自体じゃなくて、お前が作品の先にいるキモオタ勝手透視して、勝手にそう思っちゃってるだけだろ

そうやってブランドだの客層だので判断するならするで構わないから、それをもっともらしく正当化したいからって、ポリコレがどうとかクソな理屈を後から乗っけようとするんじゃねえよ

から話がこじれにこじれてジェンガになるんじゃねえか

2019-09-14

anond:20190914041146

編集増田です。「発注を受ける絵描きさん」から増田視点にはなかった、的を射た異論」をいただいたのはこちらの方だけだったのでせっかくながら返信させていただきます

女性向けなんて300部でたらすごいほう

200であそこは多いと噂になる

で、実際はだいたいが50~100部でオンデマンド印刷(安くて荒い)

印刷費総額2~4万円(9割売れても赤字)みたいな状態で、表紙依頼に1万円かけるなんて

よほど思い入れがあるくせに友達がいない人、ということになる

女性向け界隈の雰囲気に関しては無知なので言える事は何もないのですが、この辺りに関しては男性向けでも変わらないと思います同人誌文庫本100冊売れることはそうそうない。プロ作家寄稿したら紙で即完売するかもな、くらいのレベル。n*100円で出して100冊売れたらn万円なわけで、イラスト発注5万円で計算すると最低1000円からですよね、でも同人小説で1000円の値段がつくもの買ってもらおうとしたらどれくらい気合いの入ったものになるんだろう。

まり、実はこの話って「5万円で小説同人イラスト発注無理でしょ」問題根本に横たわってるんですよね。発注側の視点からその言葉を言うわけにはいかない(精神論として)ので書かなかったんですが、現実問題上記計算で行っても5万円を捻出するのって大変じゃないですか。いくら作品に愛があっても赤字前提になる価格帯でずっと同人小説出し続けるの心が折れますよ。自分なら心が折れる

結局のところ、「理想価格帯-現実発注価格」の間に生まれる差額をリカバーするためのものって、最終的には友人価格とか、作品愛とか、そういうものにならざるをえない。その前提の元で可能な限り受注者に対して最高のパフォーマンスを発揮してもらえるよう、ノウハウでどうにかなるサポート方法可能な限り書いたのがあの増田だったのです。

要するに本来5万円でも安い作業を(どう考えても5日以上かけてる)

5000円しかもらえない覚悟があるかどうか

極端な話、4万5000円分を「この人のこと大好きだから全然構わない」で精算できるかどうかにかかってる

で、自分が完全に見落としていたのが「金額差分発注者や作品ジャンルに対する愛を瀬踏みする行為にならざるをえない」という視点同人ってたしかに同じジャンル同士の交友関係が前提になりますもんね。そこは自分無知というか、ビジネスでのイラストレーターさんとのつき合いしかなかった=お互い完全に初対面の状態から発注せざるをえない=みんな特につきあいのないイラストレーターさんに発注していると思い込んでいました。失礼しました。

結局のところ、同人って「商業より安い発注になりがち」問題って絶対発生するものだと思います。ただ、その分融通が利くというか、「同人からできること」をやってもらえるのが一番いいのかなと。

たとえば、商業同人の一番の違いって、「厳密な締め切りがない」「イラストに対する細かなリテイクがない」「好きなものを描ける」あたりだと思うんです。だから、そういった「イラストレーターさんにとっての片手間・息抜き」になるような発注ができると、多分喜んで描いてもらえるのでは、とは少し思っています基本的に、イラストレーターさんは描くことが好きなひとたちだと思うので、「描くのが苦痛」にならないような発注ができると、お互いにとって幸せな依頼になる。これは商業だとやりがい搾取になるからできない=同人からできることだと思います

こちらの方の異論には痛いところを突かれたというか、この前提を語らなかったのは不誠実な気がしたので、答えになってない反応ながら書かせていただきました。あくま部外者として思うのは、発注する側はあんまり気負わないで発注したらいいし、ただ発注するならするイラストレーターさんへの気遣いを忘れないで発注するのがいいのではないか、ということです。

2019-09-13

[]絵師さんに表紙を頼んだ話

https://anond.hatelabo.jp:443/20190519061244

絵師さんに表紙を頼んだ話

これは私の愚痴であり、悲しかたことを並べているだけの話だ。誰かにとって有益情報もなければ、注意喚起意味もない。

ただ、こういうことがあって悲しいという、けれどこれを話せる友人もない、寂しいだけの女の話だ。

時間のある人はつきあってほしいが、私はこの件について意見を求めているわけではない。

かに聞いてほしくて、少しだけ慰めてほしくて、こうして綴っている。

私は同人生活が長く、小説を書いている。

初めて人様に表紙を頼んだのは、10年近く前だ。

以降、特定が怖いので、年数などに関しては明記はせず、フェイクも入れていく。

表紙を初めて頼んだ時には、どきどきした。

だが、出来上がった表紙を見たとき、「これじゃない」感がすごかった。

私はハッピーエンドが好きだ。そういう話を書いてもいる。

だが、その表紙はものすごく暗かったのだ。

キャラは浮かない顔で、背景も暗い。

見ていてめちゃくちゃ沈んだ気持ちになる絵だった。

けれど、せっかく描いてもらったものを「描き直して」とは言えなかった。

表紙サイズが違っていたからそのことだけ指摘して、絵の暗さについては触れなかった。

その後も、何度かそういうことがあった。

私が事前に「楽しい感じで」「笑顔で」と指定を入れておかないと、キャラは必ず浮かない顔で描かれる。

ハッピーエンドなのに、なんでだろうと思った。

ついでに記しておくと、背景もほとんどなく、たいていグラデかテクスチャが貼られているだけだった。

なぜ、指定を入れないと、いつもいつも似たような表紙になってしまうのだろうと思った。

絵師さんに表紙を頼むようになってから数年がたち、この間にもかなり悲しいことがあったのだが、それらを並べて記すと完全に身バレするので詳細には触れない。

ただ、人間不信になりそうなことはあった。

私は絵師さんに好かれるタイプではないのかもしれないと思った。

ちなみに私は、私の作品について好意的感想をくれた絵師さんにしか表紙を依頼していない。

全員がTwitter相互フォロー状態だった。

一方的に私が片想いをしているということはない。

私のことを知らない絵師さんにはまず頼んでいないのだ。

それでも、悲しいことは起こる。

さて、さきに記した初めてから数年後の話だ。

とある絵師さんに表紙を依頼していた。

あるていど事前に指定も入れていた。

〆切には余裕もあった。

ある日曜日、私は映画館に行っていた。前売りを何枚も買って楽しみにしていた作品だ。その日も二回は観るつもりだった。

そこに絵師さんからメールが入った。

ラフ確認をしてほしいというのだ。

私は、「出先だから帰ってから確認させてほしい」と返した。

しか絵師さんは、さらメールを寄越した。

その内容はこうだった。

今日中にやっつけちゃいたいから、いま確認して」

私は一瞬、自分が受けとったものが何であるのか、よく分からなかった。

やっつけって何? と思った。

意味が分かったら悲しくなった。

反論する気力もなく、スマートホンでモノクロラフ確認し、映画の合間にメールのやりとりをした。

悲しみや動揺で、映画を楽しめなかった。

映像を見ながらも、絵師さんからメールの文面のことを考えていた。

そして、私が帰宅したときにはもう完成原稿が送られてきていた。

それは本当にやっつけ感あふれる代物で、チェックしていて悲しくなった。

言葉の綾でもなんでもなく、まさに「やっつけ」だったのだ。

私の指定はほぼ守られておらず、まず表紙の色から違った。

●色と指定したのに、「▽色にしておいた」と原稿に添えられたメールにあった。

▽色は、私の嫌いな色だ。相談もなしにその色に塗られた。

解像度が違い、フォントが違い、うちのサークル名が違った。

ミスだらけだった。

指定したものが驚くほど蹴とばされていた。

これもキャラは浮かない顔をしているし、背景の書き込みはなく、テクスチャが貼られているだけだった。(この本に於いてはそれ自体はいいのだが、この先のために記しておく)

とても悲しかった。

怒りより悲しみだった。

なんで彼女はこんなことを平気でするのだろうと思った。

記したもの以外にも頼んだことがあったが、それも彼女は実行しなかった。

だが、「今日中にやっつけちゃいたい」と言ってきた相手に、リテイクは出せなかった。

直せるものはすべて自分で直した。

文句は言わなかった。

原因はこの件だけではなく詳細を省いた部分にもあるのだが、ともかく傷つきすぎて誰かに表紙を頼む気になれなくなってしまった。

悲しくてしょうがなかった。

そこからまた数年がたつ。

相変わらず、人様に表紙を頼むことには怯えていた。

またあんな目に遭ったらと思うと怖かった。

けれど、絵師さんに表紙を頼んで傷ついたものは、結局、やはり表紙関係で満たされない限り癒えないのではないかとも思った。

他の文字書きさんが絵師さんに表紙を頼んで嬉しそうにしているのを見るのが辛かった。

好きな絵師さんが他の文字書きさんの表紙を楽しそうに描いているのが羨ましくて苦しかった。

ぐるぐる考え込んでいたが、羨んでばかりの状態健全ではないなと思えた。

そして数年ぶりに、絵師さんに頼んでみることにした。

その絵師さんは、にぎやかな楽しい絵を描く人で、この人ならキャラを浮かない顔では描かないのではと思えた。

それに、他の文字書きさんの表紙で、すごく緻密な書き込みをしていたのだ。

作中に記された背景、建物自然物、小物等々、キャラクターだけではなく、いろんなものを丁寧にひろって描いていた。

羨ましかった。

私の作品もこんなふうに描いてもらえたら幸せだろうなと思った。

思いながら、でもきっとそうはならないんだろうなと、半分あきらめもあった。

ここまでの間、そんなことをしてくれた人はいいからだ。

依頼を受けてもらえて嬉しかった。

しかし、送られてきたラフを見たとき、失敗したと思った。

私は「笑顔で」との指定を入れ忘れていたのだ。

キャラクターは、浮かない顔をしていた。

背景の書き込みはなく、テクスチャが貼られる状態になっていた。

まただ、と思った。

また似たような表紙になってしまった。

何でだと思った。

過去絵師さんに頼んでいた表紙のことを思い返した。

私はハッピーエンドが好きだが、そこに至るまでは苦しかったり切なかったりする展開をさせることが多い。

私自身は大事なのはラストだと思っていた。

だが、どうやら絵師さんたちは私の話の苦しい部分こそが重要だと考えているのではないかと、そこでようやく思い至った。

数年も分からなかったことが氷解したのだが、肝要だと考えている部分に私と絵師さんとでは大きなズレがあったことをここで思い知った。

表紙のイメージが合わないはずである

私が思っている以上に私の話は暗いと思われていたのだということも理解した。

イメージの擦り合わせをしていないのだから、ズレるのも当たり前だった。

この点については反省した。

事前に指定も話し合いもしていないのがそもそも間違いなのだ

ラフから、まだ直せる。

しかし先方が忙しいことも知っている。

みはしたが、絵師さんに罪はないのでラフokを出した。

思い通りにいかなかったことは悲しかったし、暗いと思われていたらしいことも悲しかった。

だが指定を入れなかった私が悪いのだ。

勝手な夢を見て、敗北しただけだ。

己の過ちに気づいてから、いろんなことを考えた。

なぜ私の本の表紙に背景を描き入れてくれる絵師さんがいないのか、とか。

これまで頼んだ絵師さんは、他の文字書きさんの表紙では背景を緻密に描いていたりする。小物を大事表現したりしている。

でも、私の本ではテクスチャなのだ

指定がない限り、基本的キャラクターだけしか描いていない。

結局のところは、描く気がないかなのだろうと思った。

別の文字書きさんの表紙では、描きたいから描いているのだ。

ほとんどの絵師さんにとっては、私の本の表紙は頼まれたから描いているだけで、積極的に描きたい物ではなかったのだろう。

他の文字書きさんの表紙を見て、「こんなふうに作品大事にして描いてもらえたら幸せだろうな」と思った。

でも、私にはそれはないのだ。

私の作品からひろいあげたい背景も、小物も、動物もないのだろう。

「やっつけちゃいたい」と言い放った彼女など、本当に描くのがめんどくさかったのかもしれない。

いろいろ考えていて、これはキツいなと思った。

気づかなきゃよかった。

好意的感想を送ってくれる絵師さんでも、別に私の話の全てが好きなわけではないし、それは理解している。

けれど、こんなにも他の文字書きさんと比べて違うことをされるのかとショックも受けた。

しかもそれが、一人や二人ではないのだ。

例外もあるが、これまで頼んだ絵師さんのほとんどがそうしている。

依頼されて描いているだけでも、私のために時間を使ってくれていることには感謝もしている。

皆さん、忙しい合間を縫って描いてくれているのだ。

文句を言えるはずもない。

ただ悲しいだけだ。

単純に、私の書くものにそこまでの魅力がないということなのだろう。

悲しいけれど、それだけのことなのだ。

それなりに面白くはあるから好意的感想をもらいはするけれど、でも、その絵師さんの「描きたい気持ち」を引き起こせないでいるのだ。

ほんっと、気づかなけりゃよかったな~~~~!!!!

これが何年前のことなのか、はっきりとは記せない。

私は現在小説を書いている。

特定とかはせずにそっとしておいていただけるとありがたい。

かに表紙を頼むことは、この先、あるかどうかは分からない。

いい出会いがあったらするかもしれない。

だけど、そのときには私はうるさく指定を入れるめんどくさいやつになっているだろう。

イメージの擦り合わせから始めなくてはならない。

キャラ笑顔で、背景も小物もしっかり描いてほしいと伝えなくてはならない。

これまでの失敗を全て取り返すくらいの気持ちでやるだろう。

リテイクを出す勇気も持ちたいと思う。

悲しい思いはしたが、学びはあった。

傷ついたことは否めず、今も癒えずにいるが、書くことだけはやめなかったし、やめるつもりも現在のところ、ない。

冒頭に注意喚起はないと記したが、とりあえず、すべての文字書きさんは絵師さんとのイメージの擦り合わせはしたほうがいいとだけ伝えておく。

当たり前のことができていなかった文字書きの愚痴でした。

ここまでつきあってくれてありがとう

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