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2013-02-17

会社説明会にて高学歴理系院生就活に危うさを感じた

[20130218追記]

タイトルがよくなかった。大学名をボカすために「高学歴理系院生」とした次第で、そのすべてには当てはまりません。自分が話した工学系・理学系の修士学生10数人のうち8,9割に危うさを感じただけで、一般性もなにもない。

同じような人が多いかなと言う憶測に基づいています

ブコメを読むと、理系は推薦使うから別にいいじゃん、と書いている方がいますが、最近は推薦でもコミュニケーション力重視を会社側が明言してるところ多いですよ。平気でたくさん落ちます

自分のとこの会社は推薦でも自由でも受けることはできるけれど、推薦でも最終面接合格合格率は3倍くらい。

あと自分スタンスについて説明しておく。OBの若手社員としてエントリーする学生を増やすことが目的。せいぜい今後の人事との面接で話すことになる志望動機をつくってもらう練習相手。なので自分会社にいい後輩が入って欲しいというのもなくはないけれど、後輩にいい就活をして欲しいというののほうが強いかも。よく面倒をみてた後輩たちも就活しているのでかぶっている、かも。

思い込みの見当外れブコメも多いけれど、けっこう手厳しいブコメが多くて反省

わかりやすい文章を書けるよう精進します。

概要

会社説明会で某地方国立大学生何人かと話して危うさを感じた。たぶん無い内定がまたたくさん現れる。なんとかできるのはいまのうちだけ、かも。

前提

先日、某地方国立大で催された会社の説明会に社員側として参加して学生たちと話をする機会があった。みんな理系で9割くらい修士で9割くらい男。

うちは業界では規模・売上・知名度とも国内トップ会社。もちろん、トップからいい会社というわけではないけれど、エンジニア採用も多い会社、とだけ説明しておく。

会社説明会をしてきたといっても自分は人事ではない。うちの会社の方針でエンジニア系の採用大学OB/OGが説明会をすることになっている。エントリー後はwebテストがあって、そのあとに人事や事業部の偉い人が面接していくという流れになる。今回は評価や面接はしなくて、あまり知られていない会社のことを説明して、多くの学生エントリーしてもらうことが目的

説明会のほかに、お昼を一緒に食べてざっくばらんに話をしたり、個別で相談/面談してきた。自分12,3人くらいの学生と話をすることができた。そこで感じたのだけれど、大学生就活けっこう危ない。

趣旨

このままじゃ内定とれない学生がたくさん出そうと思うので、後輩のためにアドバイスという意味も込めて書いてみる。直接言うのもあれだしブログで書くと名前会社がばれると面倒だし、学生ネット民多そうだったので匿名ダイアリーで失礼。

とは言っても、きちんとした採用活動の訓練を受けているわけではないので主観的な要素も多分にあると思う。補足や批判などあればお願いしたいし、共感できれば就活している学生に共有していただければ、と思う。

もし内容に、これおれのことじゃん、と思った方、勝手に使ってすみません就活がんばってください。よければ弊社にエントリーしてください。


今回あった学生のよくないところ
1.会話が下手。かといってなにか取り柄があるようには見えない。

この日に話した10数人のうち、8割くらいは人と話すのが不得手そうであった。会話に割り込む。ぼそぼそしゃべる。一方的に話し続ける。下を向いてしゃべる人すらいた。

別に勧誘したり説得したり説法したり商談したり((あとダーラボンのまねをしたり))と高度な話術を求めているわけではない。面接みたいに緊張する場所雰囲気でもなかったし、噛んだり整理されていなくてもいい。ただ自分のやっていることを話して欲しい。

エンジニア研究者志望ということなら、多少のコミュ障ぶりは目をつぶれる。話し方よりも内容だよ。ということで、どういう研究しているかであったり、なにか勉強していることがあるかと聞いてみた。けれど、まともな返事が少ない。せいぜいありきたりなサークル活動がんばっていましたレベル

内容がないし伝える技術もないと就活は苦戦しそう。

これだけ会話が下手な人が多いと、日本企業コミュニケーション力を重視するのもうなづける。

これまでは、技術力よりもコミュニケーション力を重視していて世界の競合と戦えるのかと苦々しく思っていたけれど、もしかしたらこれは正しい戦略なのかもしれない。日本学生には、人になにかを説明したり相手の質問を理解する力、いわゆるコミュニケーション力が足りない人が多く、たとえ技術力があったとしても発揮できない。((使う側の能力の問題では?という指摘もあるかもしれない。それはその通りで、使う側にそういう能力を持った人が少ないので採用しないと思われる))

一方で、自分主観的で狭い交友ではあるけれど、欧米の人は議論する能力がある人が多い。初等教育から高等教育までディベートや議論、質疑応答を訓練する機会が多いからかもしれない。その前提があるから欧米企業ではあえてコミュニケーション力を評価対象として大きく扱わないのではないか。とも考えられる。

2.理系高学歴なのに意外と論理的でない

社員学生が1対1か1対2くらいの個別面談では、会社の気になるところがあれば疑問を解消してもらうことと、実際の面接での話のネタにしてもらうくらいのスタンスだったのだけれど、学生からはあまり聞きたいことがないようだったのでこちらから質問していくことが多かった。

「どういう業界を志望しているのか。そのなかでこの業界、この会社を志望している理由は?」といったものと「大学でなにか打ち込んだことは?」((模範解答は「くさび」))というド定番

商社も志望してるんだね。もしよかったらその中でもどう考えているか聞かせてもらってもいい?」

「〜商事がいいかな、と思ってます。前に会った社員さんにフィーリング会う人がいて。〜物産ちょっと違うかな、と」

・・・(それって君の大学マジキチひとりとあったら君の大学ひとみんマジキチだと思うようなものだけど、サンプル数大丈夫か)」

社会インフラに携わりたくて、電力以外のインフラ志望です」

「なんで電力以外なの?」

「某原発見学に行ったとき現場のひとの態度が悪くてこれはないと思って」

「ほかのインフラはそういうことはないの?(なんでわざわざ電力以外とネガティブな言い方をするんだ・・))」

SIerを志望しているのはどうして?」

社会貢献したいから」

「ほかの業界でも社会貢献はしているよね。SIerならではの社会貢献ってなにか考えてる?」

・・・

「A社を考えています大企業はあんまり

「A社はい会社だとは思うけれど、ほかの大企業とはなにが違うの?(そもそもA社も東証一部上場大企業・・・)」

ものづくりがしたいと思っていて、企画から完成まで携われそうだから。」

「ほかの会社ではそういうことはできないの?」

「こまかい部分しか担当できなさそうで」

「A社にはその部分ごとの担当専門家はいないの??部分を担当する人がいないならよほど小さい製品か、相当の少数精鋭かだけれど」

「」

2月という就活の序盤で、業界が定まっていないのは当然だしかまわないのだけれど、先入観だけで判断していて、それを先入観と気付いていないのはけっこう危うい。

のものずばりな動機なんてなかなかないけれど、論文などで必要になる研究の背景とか目的と同じで、多少の味付けと詭弁はあってもそれなりに筋は通っているものを用意して欲しい。

しかすると、こういう志望動機を言うのは茶番だ、という指摘もあるかもしれない。それは自分も思う。

けれど、海外と違って経験無し能力不明でも採用され得る日本新卒採用ではそういうとこでしか差別化できない。((その是非は別問題。解雇規制もあるし会社にとっては良くないと思う))

海外に比べて、日本新卒市場は圧倒的に学生有利なのでもうちょっとチャンスを生かして欲しい。

会社の説明会で行ったのに、就活相談と言うよりもアドバイスと練習になってしまたかもしれない

3.危機感に欠けているひと多し

上記でだいたいわかると思うけれど、みんなあまり準備していない。楽天的というか自信過剰。無邪気に内定とれるものと思っているフシがある。先輩の惨状とか知らないのかもしれない。自分は違うとでも思っている?毎年々々、M2M1に「就活結構大変だから早いうちに準備して手広く受けた方がいいよ」と言ってM1は「自分はだいじょうぶ」と思って失敗するのを見聞きする気がする。

戸愚呂(弟)がひとにらみしたら消えるレベル

参考:セルゲームに学ぶ「再チャレンジ支援税制」:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

こういうのもあった。

「ほかにどういうとこ見てるの?」

メーカーみていますパナソニックとか」

「え、経営状況悪いけどいいの・・?」

関西で働きたくて」

「え、けっこう東南アジア工場で勤務する人多いけれどいいの・・?」

ここで「いまは業績は悪いけれど、パナソニックのやっているスマートホームの事業はまだまだ可能性があって、自分研究のこういうところで貢献できる、おれならこうする」とか考えているなら別だけれど、そういうわけでもない。(自分就活していた数年前はすごい人気だったのを棚に上げています・・)


じゃあ学生はどうしたらいいか

とりあえず、どういう動機でもいいのでいきたい会社があれば、そこの面接官にこいつを欲しいと思わせるためにはどうしたらいいか考える必要があると思う。会社選びは難しいしどうしたって先入観まみれになるので動機が恣意的になるのはやむを得ない。

ここあたりのことについてはいろんなひとが書いているので省略。

むすび

もちろんちゃんと考えていて行動している学生もたくさんいる。すでにヨコモジのコンサルとか金融内定もらっていたり、エンジニアだとweb系のベンチャーインターンしていたりしている学生も少なくないようだ。

イケてる業界でもイケてる会社でもないからそういうイケてる学生が集まっていないだけじゃないか,大企業志向・安定志向学生ばかりじゃん、と言われればそれまでだけれど、会社説明会にわざわざ足を運んでくれた10数人の学生のうちの多くがこういう状態だったというのは暗澹たる気持ちにさせる。

能力はあって、ちゃんと考えているけれど、それを面接なりで伝えられなくて落ちる学生が多いのはもったいない

小手先テクニックと言われれば否定はできないけれど、消えない幻は現実リア充のように振る舞って、リア充のようにみえるならばそれはリア充時間は短いけれど新卒就活をうまく利用して欲しい、な。

以上、散漫とした、主観的な文章で恐縮ですが、感じたことをぼかして書いてみました。

この記事は見る人が見たら誰が書いたか分かると思いますが、わかった方はこっそりしておいて欲しいです。

(ここまで書いてきた批判は、たぶん学生だった頃の自分にも当てはまっていた。無能なわりに自信があった自分の鼻っ柱を折ってくれた先輩に感謝たまたま内定とれたけれど、もうちょっとちゃんと就活しておけば良かったかなとは思う。)

2013-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20130213193100

元増田と同じM2で、この一年は下の世代に教える立場だった。たしかにわからないところがあったら質問はして欲しい。

でも逆にググれば数秒で出るような本質的でない質問パワポで図を書く方法がわかりません〜とか)を連発するのは勘弁。大事質問も答える気が無くなってしまう…。

自分自身がゆとり教育もろな世代なんだが、ゆとり教育の子が何考えてるかわからないと散々言われた中で「なんですぐわかったふりするの?(≒人に聞かないの?)」というのがあった。

これがゆとり世代だけなのかはわからないけど、大学全入時代に入って試験勉強というものがかなり体系化されたせいも絡んでるんじゃないかと思ってる。参考書問題集が充実していて、それの使い方すらマニュアル化されてるきらいがある。自分自身で試行錯誤したり他人に聞くという手法よりもそっちの方が効率的勉強できるし、大学入試必要なのは結局点数だからこういう体系化されたやり方ばかりが使われるようになる。もちろん、その中で試行錯誤はするんだけど0からというのとは違う。

そして大学へ、大学院へ、社会へと進んだときに戸惑うんだと思う。それらで求められるのは、大学入試で求められることと違うから社会に出るにしたって同じ。いきなり「自分で考えろ」と言われるからうまく対応できなくて「これだからゆとり教育は…」とか言われるんだと思う。勝手だよなあ、と思ったりする。

2013-02-11

お願いですから他人の論文は正しく引用してください…

以前、「学生時代にやってきた研究内容は、後輩へも受け継がれてるよ」と、指導教員から教えていただいた。

それは嬉しいなあと思い、後輩たちの卒論修論を見たのだが、僕の論文に対しての引用内容が若干ずれていたり、文献の書き方(タイトルとかページとか)が正しくなかったりしたので少し泣けた。

特に卒論…)

僕はもう就職したし、業務内容も学生時代研究とは関係なくなってしまったのだが、それでも正しく書かれていないのは悲しくなる。

自分出身研究室は「先輩が面倒を見る」形式であったため、おそらく先輩(M1)がしっかり見れてないことが原因なのだろう。

以下は、「もしも、僕の出身研究室と同じように、M1B4指導するというスタイルのところがあったなら」という仮定で。

就職活動で忙しいのは凄く良く分かるけど、他人の論文を読んで、しっかり悪いところを指摘するのは大事仕事であることを分かって欲しいな。

他人の未完成論文客観的な目で見て、指摘を入れること自体、就職活動必要履歴書エントリーシート小論文執筆のヒントになるかもしれないのに。

少なくとも、他人の文を読むことで、一度自分の書いたものから離れることで気分転換にはなると思うんだよね。

そして、卒論修論執筆中のB4M2の人。

指導教員に見てもらえばいいやとか先輩に見てもらえばいいやとか思わずに、しっかり責任持って書いてください。

誰でも分かるようなミスは勘弁して下さい。

もう卒論修論シーズンは終わりだと思いますが、まだ間に合う人は、最低限文献のチェックとかもう一度してほしいな。

2013-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20130207154429

読みました。5月に一度いけなくなったときに、

M2になってからそれを読んで

行動指針にして行こう、

気持ちを切り替えて研究しようとしてました。

ただ、こんな状態に戻ってしまい、

本当の意味で切り替えることが出来なかったのかなと思います

修士二年間

M2修士修論執筆中。

発表、最終提出まであと二週間。

内定地元企業にある。

形式上学府推薦。研究室?推薦に近いものでもある。

2か月研究室に顔を出していない。

担当教官とはメールのやり取りのみ。

修論のやり取りもメールのみ。

「直接議論するのが筋」と言われた。そりゃそうだ。

だけど、研究室に行けない。

「やる気ないやつ研究室に残らせない」とのことで

修論書いたら出すらしいが、

今までの自分研究の新規性やら

色々考えると出れないんじゃないかと考えた。

どうしてこうなったんだろう。

学部物理学科。

そこで知った分野を二年間ぐらい勉強しようと

研究室訪問研究室を探る。

そこで大規模な研究室を見つける。

そこに行くことを決める。

院試、一人だけ私服だったものの、一応合格

ここで落とされておけばよかったのかもしれない。

そして院入学

有機化学なんて高校化学、全学教育以来。

学部卒の引継ぎのタイトル

自分の中では頑張っていた。

しかし、ミーティングでは教官から「遅い」

「君は2~3他の人より進んでいるのになんでこんなに遅いの?」

ミーティングが怖くなった。

9月から11月

必修のインターン

8-17時というお客様待遇

戻ったら研究頑張ろうと教官とも連絡を取っていた。

そして研究室に戻る。

研究がなかなか進まない。

教えてくれる人もいない。

素子が作れず涙が出る。

就活時期に入る。

研究との両立が完全にできなくなった。

努力が足らなかったからかもしれない。

MTGでの発表後教官逆鱗に触れる。

同じグループにいた同期M2テーマを変え、別の人についた。

そのころから何かおかしくなった。

内定をもらい、推薦の企業に行くことにする。

その後、研究室に行けなくなってしまう。

二週間休みをもらった。

その時教官から「もし私のことが嫌ならテーマ変わってもいいから」

ただ、自分には変わるあてもなく、

そのまま続行する。

そして、9月学会ポスターセッション

教官からポスターの確認をしてもらう。

その後、別のD3PDからなんやこれwww」と意見をもらう。

自分の中で「教官にとって自分はどうでもいい目の上のたんこぶなんだな」と思い始める。

10月自分研究について研究室内での発表がある。

研究室内とはいえ70名以上の前での発表。

緊張しているどころじゃない。

もう自分自分でなくなっていた。

質問の集中砲火。

それから先は研究室内でぼーっとしていた。

精神的居づらさを感じてきた。

疲れていたのかもしれない。

そして12月

土曜に教官からメール

「お前M2なのになにぬくぬく休んでんだ?」

M2としての仕事果たせ」

完全におかしくなったのかもしれない。

研究室に1週間休む。

いろんな人と話して、行けば何とかなるからいきな。と言われる。

週末、サークル演奏会、飲みに行く。

しかし翌週、体が動かない。

教官心療内科に通っていること、

自分でもどうしたらいいかからないこと全てはいた。

どうにか顔を出すが、頭動かない、どうしようもない。

両親と相談し、今後のことを話すためにも実家に一週間ほど帰ってこいと言われ、

逃げるようにして帰る。

そして、一週間後戻る。

教官からの怒り。

「なにB4一生懸命頑張っているのに休んでんだよ」

研究室これないならもう家で修論書きなよ」

ミーティングとかでなくてもいいからさ」

「残すつもりもないか修論書いたら出すよ。」

正直その時は頭が真っ白になった。

そして、翌日、教官から

「そんな状態で修論書いても制度卒業できるかにも知れないけど

社会人としてやっていけるか心配」とメールが来る。

怖くて返信が出せなかった。

そして年明け一月。

実家に戻り、ストレスから切り離されたからか

精神的に安定していた。

自分自身、何とか卒業はしたいと思い、

論文執筆は今あるデータで進めている。

彼女から「良く研究室行けずに50pもそこまでまとめられるね」

といわれ、内心「こんなのデータまとめているだけで考察もないよ・・・

2月頭。担当教官からメール

「これから少しの間でも努力したほうがいいのでは」

研究室一回も来ないで修了するつもり?」ときた。

メールでのやり取りだけで修了できるならそれでお願いします」と伝えた。

「体調が戻っているのなら最後にもう一度考えてみたら」

そして今に至る。自宅に引きこもり修論、発表資料を執筆している。

引きこもりだ。

外には出れるし、朝早くも行動できる。

遊びにだって行けるし、映画も見れる。

しかし、何故か研究室はいけない。

研究室のことを考えてしまうと不安になる。

もう、行かなくても研究室から出すって言葉を信じて甘えている。

学府の同期が頑張っているのを見ると不安になる。

修士審査不合格ってネットで見ると不安になる。

不安になって動かなくなり、抜け出せなくなる。

こうなってしまったのは自分性格なのかな。

消極的で、一言一句気にしてしまい、そして怠け者。

人間関係に臆病。

一つ甘えてしまったらずるずる。

学部時代までは学校に行けなくなるなんてなかったのに。

ここで修了、内定すべてなくしてしまうかもしれないのに、

研究室に戻れない。

戻って努力できるかわかんない。

戻ってまたあんな状態になるかもしれない。

臆病だ。

社会人になれるのか、なってまっとうな生き方ができるのか

不安だ。

不安しかない。

追記

言葉足らずでした。

学部物理学

学府化学

2012-07-24

増田にふさわしくない話

内装再現してあるAFVプラモって無いかな。

1/35 アカデミー タイガー

   AFVクラブ T-34

   タミヤMM装甲車にも内部再現してあるの有るね。M2・M113や8輪・4輪装甲車とか。 

   海外のキットにも有ったかも。

1/48 バンダイ 機甲師団シリーズ

   ホビーボス T-34

1/76 ニットー 戦車シリーズ

   トランペッターM2もしてあったような。

他にないかな。組み上がったら殆ど見ないので廃れたのかな。

2012-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

私も院生時代あなたと同じような感じだった。別の側面から数年前にこんなことこんなことを書いたこともある。当時はトンチンカンなところで炎上させられてはてなの恐ろしさを思い知ったものだったが。

が、ここではその話を繰り返すのではなく、私のケースについて視点を変えて別の話をする。

まあ、私とあなたが似てるといっても、私の教官あなたのところほど放置型じゃなかったのだが、私の方が人間不信になっていて周囲の人間との間に壁を作ってしまった型だったかちょっと違う。

が、そんな私でも現在企業の中で一応研究職の真似事をして生きているので、一応当時のドツボからは脱却できたつもりだ。

そんな私からトラックバックで随分叩かれていてかわいそうだなと思ったのでちょっと擁護とアドバイス

ノウハウを知らないことは能力が低いことではない

 長くなりましたけど、B4達に私から出来るアドバイスとしては、

テーマよりも教員との相性等を重視したほうがいい」

「自発的に進める」

ぐらいです。

これは全くその通りなのだが、前者はまあよいとして後者が問題。

「自発的に進める」ということがどういうことなのか、B4当時のあなたが言われてわかる?そもそもどの程度のことをしたら「研究」として成立するのか、そのことすら理解できないでしょ。

何しろ、あなたの分野の主たる雑誌が何で、既知の手法が何なのか、そういった業界常識」を把握しないことにはその上に上積みなんてできないわけで。

問題は、B4なんてそういう「知るべきこと」が何なのかさえ知らないし、そういうことを知らないこと自体知らないわけで、そういうことは誰かが教えてあげないとダメ。変なプライド邪魔をしてB4あたりだとそういうことで教えを乞うことが恥だと思ったりするけど、違う。誰かが教えてあげなければ単に徒労を強いるだけということも世の中にはある。何でも自力解決するというのは賢いやり方ではない。そういうことを教えるのは「先達」の務めだ。

それが指導教官なのか先輩なのかは研究室によって違うから知らないけど、ともかくあなた場合にはそういうサイクルが働いていなかった。それは上の人の過失だと思う。

まり、上の人がやるべきことは、あなたが書いてるとおり

まさにこれ。特に「その方法を教える」が一番重要。こういうノウハウは「亀の甲より年の功」そのものだ。

世渡りが苦手なことも罪ではない。現時点では。

確かに、そういう孤立無援な状況で自力で巧くやれる人もいる。そのことを批判してるブコメトラバもあるようだ。

だが、世の中の人間はそういう人ばかりではない。そういうところで人間関係が器用であることは「できた方がよいこと」ではあっても、「大人なら誰もが備えているべき能力」というわけでもない。

だいたい、研究者は意外と「世渡り術」が要求される職業であるというのはその通りなのだけれども、その世渡り術」だって、かなりの程度は学んで身につけられるものだ。研究者としてのキャリアが0のB4がそれをできなかったのなら、それは必要なことを教えなかった上が悪いというだけのことだろう。

同輩から訊くことは得策とは限らない

あとこれは私の場合にあったことだが、余り様子がわからないうちに同輩の意見を聞かない方がいい。特に自分に自信をなくしてるうちは。

私の属していた専攻はけっこう色んな分野の研究室が混在していて、私の分野はその中でも一番理論系だった。理論系の研究というのは概して結果が出にくい。実験系の研究室では卒論の途中ぐらいで学会発表行けたりもする反面、私の研究室博士進学するM2修論提出後にようやくそんな機会を得られるという感じだった。

そんなとき、「自分は何の実績もないのに同輩や後輩は学会発表を重ねている。自分は負けている」などという風に勘違いして自分を責めてしまうとこれは単なる悪循環なので絶対にやらないこと。私は見事にこの悪循環にはまった(白状すると、一番上にリンクした増田を書いた時点でもまだ余り理解できていなかった)。そして、同輩から提供される情報なんて大抵は憶測込みの不確かなものだったりするのだ。

あなた指導教官が「研究者として」まともであるならば信じてついていくのがよい。疑問に思ったことはまず指導教官に聞いたり、研究室ゼミなどで他の人の意見をもらったりするのがよい。そうすれば修士までに「まとも」なレベルには必ずなれる。「まとも」ということは業界の様子がわかって、自分の興味に従って博士段階で研究テーマを選んだり、場合によっては指導教官を変えたりなど、そういう判断が一応できるようになるということだ。

もしそうでないのなら…、指導教官を変えることをお勧めする。

休学はできればしないほうがいい

残念ながら、健康のことや留年・休学にたいしては世の中は理不尽に冷たい。

卒業研究で患ったうつ病(らしきもの)はまだ度々ぶり返すし、

いっそ就職する前に休学でもして治しておこうかな。

なのでこれはお勧めできない。休学したら就職企業だろうとアカポスだろうと)の面接で理由を聞かれることになる。「病気療養」という時点で「健康に問題がある」と判断されるとこれは大きなマイナス。ましてメンタルというと二重苦だ。

実は私の大学は専攻によっては半分ぐらい留年するところで、それでもどこかで立ち直って普通にやっていたりするのだが、就職後、他大出身の同期が「留年なんかする奴は人間としておかしい」とか平然と言いはなっているのを耳にして愕然としたことがある。良いかいかはともかく、世間にはそういう人がいるものだ。そして企業の人事部の採用担当など、率直に言って結構アホの集まりであることも多い(そうでない会社もあると思う)し、採用先の部署と意識のギャップがかなりあったりもするものだ。

いや、就職のことだけではない。新しい人間関係ができたときにもこれは黙っていなければなかなか厄介になりうるし、何より障害になりうるのは結婚ときではないだろうか。

から留年せずに通院治療で治せるのなら絶対その方がいい。でないと一生スティグマを背負うよ。その覚悟がないならその決断お勧めできない。残念だけれどね。

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

努力が足らん」って自分を責めてるみたいだけど、元増田はちゃんと指導教官アプローチを試みていたわけだし、コミュニケーションが噛み合わなかった不幸かなあ。

気になったのは、「横のつながり」がどうだったのかな、ということ。他の研究室に行ったB4とは話さなかったの? B4論文輪講で、後から他の研究室の様子を知ったって書いてるけど、発表前に「お前の研究室では今どんなことやってる?」みたいな話をしなかったのかなあ。

で、今はM2でしょ。そしたら学会大会とかで、他大学院生とも交流のチャンスがあるよね。同分野の他研究室院生と、どういう感じで研究を進めてるか、話したりしない? 国内学会全国大会研究会で他の大学に行った時に、その大学の同じ分野の研究室の人に連絡取って見学させてもらったりとか (まあこれは分野によっては秘密主義のところもあるとは思うけど)。

教員との相性にしたって、いろんな教員を比べて見ないとわからないし、自分とこの教員とうまく噛み合わないのは自分アプローチがずれてるのか教員の方が偏屈なのか、そういうのだって他を見て比較しないと判断できないでしょう。

自発的に進めるといってもB4じゃ右も左もわからない。研究室内の縦の人間関係だけでなく、横の人間関係を広くとって視野を広げておくことは決定的に重要だと思うよ。

2012-06-25

ジャンクディベート】6-1の1の理由

一応、誰が誰に入れたのかを公開することには形式的問題があるかもしれませんので、

下記のような理由でマイナーボートをした人もいた。と認識しておいてください。

※全く関係ない人へ…本日(6/24)全日本学生新人ディベート大会が行われ、(http://www.coda.or.jp/)そこの決勝戦(7人ジャッジ)で審判しましたので、その判定理由の概要を示しています。論題は「日本死刑制度を廃止すべき」

略語…Aff:肯定側 M:メリット Neg:否定側 DM:デメリット

■議論整理

Aff.

M1 生命権(生存権?)の保護

スタンススタンスとして抜き出しておく必要があったのかどうかは謎だが、とりあえずこれ自体は反駁もなく、発生はしていて、残っている。ただし、犯罪を増やしてまで採用すべきメリットなのかどうかについては立論・反駁中でも示されておらず、そこまで強いインパクトではないであろうとの判断。他の人の生命が守れれば正当化されてしまうと自ら言っているので。

M2 誤判の回避

発生するはするけれど、多少の合理的な反駁や、(そんなわけないのだけれどdropされた)再審請求していれば執行されないとの反駁もあり、数としては非常に少ないという判断。

M3 殺人被害の防止

拡大自殺に関しては、Negが言うように死刑があろうがなかろうが周りを巻き込む人もいるだろうし、一方で「死刑になりたくてやった」という人の存在自体は否定されず、多少は残るだろうという判断。

★この反駁と立証の評価でジャッジの判断は結構分かれた。反駁を大きくとりこのメリットをほぼ発生しないとしたジャッジも複数

問題は後半で、犯罪が減ったところもある、というのは分かったが、それが拡大自殺だけを反映しているわけではないだろうとも思うものの、触れられていないので明示的にはとれず。また、後述するが、背景要因の検討もこの試合においては不十分。まあとにかく減っているところもある、とだけ。

惜しむらくはせっかく質疑で残忍化効果を匂わせたのにそれを使わなかったところ。

Neg.

DM

A 一般抑止 「死ぬのは怖い」-「ずっと閉じ込められるのは嫌だ」の差分がuniqueness。正直どれくらい大きいのかは不明だし数も不明。いなくもないだろうが、どっちも普通は嫌だし、Affの反駁にも返していないのであまり大きくはとれていない。

B 教育効果喪失

別に終身刑でも悪いこととは分かるであろう、という話を採用。上記の差分ともリンク。要は、その差分が大きいと思うか小さいと思うかはかなりジャッジ主観で分かれている。(数十年たたないと云々言っている割には、自ら後で出している資料は直後の増減を論じているというのも疑問)

C 抑止力低下

アーリックモデルに対して、社会的変数などが考慮されていないなど、これでもかというような反駁資料がつけられて、再反駁なかったので、このeviで実際に犯罪増えるとは言えない、という判断。

★このアーリックモデルに対する反駁のeviをこの試合の中でどの程度重視するか、単にこのカードへの返しとだけ考えるか、資料の立証責任レベルを上げるものと考えるかはジャッジで分かれ、投票割れにもつながる

D

誘拐→「そもそもあまり知られていないのに抑止になるのか、時代も古すぎる」をほぼ返さず、大きくはとらず。まあ、なくもない程度。

組織犯罪→塀の中から戻ってこれなければ、やはり元も子もないわけで、固有性不明。(なぜ親分に殺されるという話をしなかったんだろう) まあ、なくもない程度。

E 再犯の増加

特に反駁なかったが、結局Aの差分が効いてくるわけで、そこまでも大きくとれず。

S1 アメリカでは2倍に増えたらしい

ここはNeg.のアーリックモデルカードを援用して立証評価。要は、経済条件はどうだったのかとか移民が増えたのではないかとか、そういう背景を全く言わずに「そのへんの年から2倍に」と言われてもこの試合ではそこまで単純に取れない。そういうことも考慮すべきであるとAff.から示されている以上。

ただ、そこまで考えるべきかどうかはジャッジで分かれていて、結果から言うとそこまで援用しなかったジャッジが多数派。本当はAff.がちらっとでも言うべきであった。

S2 暴動が起きる

別に死刑囚じゃなくても諸外国ではよく暴動起きてるし…。質疑で応答した、期間が問題というのもよく分からない。それ以上の証明も深刻性言及もないし、立証不足。ていうかこれ発生過程じゃなくて全然別個のデメリットではないんだろうか。

深刻性は、まあそうですね、という判断。

比較

結局、犯罪が増えるのか減るのかディベーターが明示的に比較していないのでジャッジが考えざるを得ない。

犯罪が増える可能性があるスキームも、減る可能性があるスキームも両方わずかながら生き残っていて、しかも相反しないので、両方起きると考える。

とした場合、減るという資料も増えるという資料もあって、どっちも背景証明が不十分となると、現状とほぼ変わらないのではないか、と判断。

というわけでM3DMが相殺しているので、M1/2がうすーく残っているので肯定側vote

というマイナーボートの理由がありましたとさ。

2012-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

じゃあ、俺も学生時代の思い出を書くよ

配属

しばらくは飼い殺し。ネズミ世話当番をこなす。

週一交代で輪番で英語論文を発表させられる。

その時は、研究室でやってるテーマとか材料論文検索に突っ込んで、ページ数少なそうなやつを発表してた。

あんまり考えてなかった。

遊軍扱い

突如院生に呼ばれる。こ汚い材料でこ汚い実験をしろと。

ネズミ注射する方法をみせられる。

院生が教えてくれたのはそれっきりだと思う。

実験の詳細は教官に説明される。

「なにを言ってるのかよくわからないだろうけど、この材料でこういうことをやれ。

2年前に卒業したやつの卒論の補完だから、その卒論と条件を揃えてやるように。」

どうやっていいかからない。モノの場所研究室ルールもわからない。

B4で似たような手技を使う先輩を捕まえて泣きつく。

その先輩、商業高校推薦で潜り込んだそうで、指数対数計算も出来ない。

左手で持って右手注射する、その話は院生に聞いた、あてにするのはやめてとりあえず試行錯誤

細々したルールを全無視して好き勝手やってると先輩たちから目の敵。

なにかモノを使うたびにルール抵触して怒られる毎日

しかし、実験法や知識は教えてくれず。

壁にぶつかったのをいいわけに、実験サボる

教官名言

仕事しろよ!学生の遊びじゃないんだぞ!」

先生、僕は学生です。

縁の下の力持ち?とは思われずひたすら奴隷

そんなこんな、色々と実験、というか半分はサンプルを野外から集めてきたり、それを精製したり調整したりという泥仕事が定着。

毎日教官院生から

「いついつまでに誰にこういうサンプルを作って渡せ」

という指示が飛ぶようになる。

割に合わない泥仕事ばかりだったが、研究室のどこでどういう実験が動いているのか全容がわかるようになる。

他の連中が渡されたサンプルで渡された操作をしてるのに比べたら、まあ勉強にはなったわな。

自由人

あるとき実験面白い結果が出る。

はいものの、面白い結果がでたところで、次になにをやっていいかからないのはやる前からわかってた。

教官狂喜するが

教官「で、次どうするか考えろ」

古今東西の文献を調べまくって、論文の束に付箋を貼りまくって、あーだこーだ説明。

教官わからん。でもお前がわかったならやれ」

その頃から自由にモノを買ったりするようになる。

たぶん院生よりも金を自由にしてた。

いつものように50万くらいのもの電話注文してたら、すっかり助教授教官と呼んでいたのはそいつ)に研究は任せ、会議や事務仕事などに引っ込んでいた教授に見つかり、高額なもの助教授相談して買うようにと言われる。

一声かけに行くと

教官助教授)「お前がやってる研究必要なモノをお前より俺がわかると思ってるのか!」

同期の面倒を見ろとか後輩の面倒を見ろとか

教官増田くんは卒論ネタが3つも4つもあって余裕だから、同期の卒論をどうするか考えろ。」

要約すると、卒論テーマを与えようと思ったが思いつかなかったらしい。

俺は泥仕事過程で出たデータにちょいちょい足していけば、それっぽいストーリーがかける状態だったしで。

そのうちにどんどん増長していく。

今度配属されてくる後輩の面倒も一人見ろという。

同期のやつらも同じように後輩の面倒をみたりしていたが、手技を教えたりするだけだったんだが、俺の場合卒論ネタまで考えて与えろと。

やれと言われたので、やった。

そのうち愚痴の聞き役担当にもなり、ウン年前に卒業した院生博士論文であのデータが足りないとか、そういうまで。

なんか自分がすげぇやり手みたいに書いてるけど、教官の言ってることは半分くらいしかわからんかった。

どうも、その研究必要な基礎知識とか、ライバル論文は全部俺が読んでるという前提で話しているようで、

教官「あれ?あの論文読んでないんだっけ?ほらこれだ」

というノリ。

適当に相槌を打ってた。

卒業

教官「お前はネタが3つも4つもあるのに卒論は1つしか書かないなんて、残されたほうにもなってみろ!」

ということで卒業式の後に、卒論にしなかったネタをどうするか、誰かにデータを追加させてそいつ卒論にするとか、どうやって学会発表にもってくとか、そういう話をずっと。

就職してからも一ヵ月に一度くらい電話が来た。

相変わらず躁だったり欝だったり激しかった。

俺「先生、この間と言ってることが違うじゃないですか」

教官「おまえ、俺のことなんか信用できると思ってるのか?何年俺と付き合ってるんだ!」

しばらくして、その教官は死んだ。

自惚れではあるが、俺が院にいっていたら、死ななかったかもしれないと思ってる。

総括

放置でも、とにかく汗をかいて手を動かしていれば、B4,M2くらいまでならなんとかなる。

私はこうして卒研を失敗しました

 現在、某国立大学理系M2

修士修了してから書こうと思ってたけど、

なんだかまた研究というものがわからなくなりつつあるので。

B4としての1年間

 大学3年の年度末の研究室配属、私は晴れて志望のX研究室(イニシャルなどではない。念のため)に配属されることができた。

教員との相性や研究スタイルも考えず(というかどこも分野以外変わらないだろうと思っていたので)、

研究分野の興味だけで選んだ。

配属されてからしばらくは、ゼミもなく進捗報告もなく、ただX研の研究テーマで使うであろう器具をいじっていた。

 ところで、所属していた学科では

「英論文を一本読んで、発表(7月頃)する」という課題が課されていた。

その発表を3週間後に控えた頃、X研のB4にも論文が配られた。

この英論文を読む作業は「先行研究調査」だとか「survey」と呼ばれる「研究をする上で非常に重要な作業」で、

この課題はその練習のようなものだったのだろう。

しかし当時の私は「卒業必要単位を埋める作業」という認識しかなく、

院試邪魔」だとか「自分研究したわけでもないのに」と思っていた。

結果、モチベーションが保てず発表までに間に合わず、ひどい点数を取った。

 後で知ったことなのだが、他の研究室(の一例)では

「配属直後から」、「自分論文を選んで」、「各B4論文に対してゼミ中に研究室全体で」

取り組んでいたようだ(マンツーマンというところもあったらしい)。

ひどい点数を取ったのは自助努力が足らなかったかなのは認めるが、

論文を渡しただけでほったらかしにされるより、逐一指導される方が点数が高くなるのは火を見るよりも明らかだろう。

 院進学は、他大も視野に入れて探してたけどいまいち興味が沸くところがなかったので

X研にそのまま推薦で内部進学することにした。

(内部進学の推薦院試なんてないようなもので、受験料納めて適当な書類2枚作るだけで通った。)

 その後は12月まで、ひたすら器具をいじって過ごしていた。

相変わらずゼミや進捗報告は一切なかった先生と話をするのはたまに先生研究室に顔を出した時だけ。

途中不安になって研究テーマについて相談しに行ったこともあったが、

返ってくるのは決まってるんだかないんだかわからないような曖昧な答弁ばかり。

 そして中間発表を2週間後に控えた頃、漸く研究テーマが割り当てられた。

それからはもう必死だった。偏微分方程式の海と格闘する毎日

学科先生も一枚噛んだテーマだったのだが、

指導教員は「他学科先生から毎日指導できないよ」「質問はよく調べてからにして」というばかりで、

指導といえば発表練習に付き合ってダメ出しをするとか、テーマについての方向性意味を教わるぐらいだった。

なんかもう「頼れるのは自分だけ」って感じだった。

そうして迎えた中間発表は、今ひとつな結果に終わった。

 後日、指導教員に「キミ、このままじゃ院でやっていけないよ」と言われた。

いい歳をして泣いた。死にたくなった。

テーマが決まってからはがむしゃらにやってきたつもりだったのに。

こんなのがあと2年も続くなんてと思うと、

留年して進路選び直したほうがマシなんじゃないかとすら考えたけど、

この就職氷河期に1留のハンデ抱えて就職できるのかとか、

何より学費を出してくれる親に申し訳なくなってできなかった。

いっそ研究室がある3階から飛び降りたら楽になれるかなとか、

死ぬとまでは行かなくても誰か話を聞いてくれるかなとか思っていたけど、

留年以上に周りに迷惑がかかるor親不孝な気がして結局今もこうして生きてる。

後日、研究室コネバイト不採用の通知が来てますます凹んだ。

あの日の頃のことは、今こうして思い出して書いてる時も涙が出る。

 その後は研究を放り出したい気持ちを引きずりながら研究室に顔を出し、

きじゃくりながら卒論発表・提出までこぎつけ、無事卒業することが出来た。

卒業研究に失敗した理由

 何故卒研に失敗したのか。

それはやはり自分真剣味だとか努力だとか行動力が足りなかったのだろう。

いくら指導教員放置型だったとはいえ、

研究は自発的に進めるもの指導教員指導を待っていてはいけません。

指導教員はどの程度指導(干渉?)すべきか

 でも初めて研究する(のが大半)なB4に、「全部自分研究しろ」っていうのはちょっと酷じゃないか

太平洋のど真ん中に、地球地理も泳ぎ方もわからない人を放り出すようなもんだ。

せめて

ぐらいは必要なんじゃないか

  • 定期的に進捗状況を見る

までしてくれれば猶のことありがたかったけれど。

 ちなみに、自分が「研究テーマとして重要な要素(研究をすることの意味・新規性など)」「先行研究調査の重要性」を知ったのは

M1の中間発表で大やけどをしてからでした。

…これらは本来卒業研究の時点で身についてなきゃいけないことなんじゃないですかね…。

 発表練習だけは付き合っていただけたのは、

「外面を繕うぐらいは手伝ってやる」って意味だったのだろうか。

 ハイハイ甘えでしたね私が悪うござんした。

卒業研究をしているB4達に言いたいこと

 長くなりましたけど、B4達に私から出来るアドバイスとしては、

テーマよりも教員との相性等を重視したほうがいい」

「自発的に進める」

ぐらいです。

 自分は今でも「もっと充実した研究室生活を送りたかった」

「長い目で見ればやっぱり留年しておくべきだったのかな」と思っています

修士研究はうまく行ってないし、

卒業研究で患ったうつ病(らしきもの)はまだ度々ぶり返すし、

いっそ就職する前に休学でもして治しておこうかな。

2012-01-30

イベントについて

忘れないうちに幹事についてまとめる。

あとでトゥギャッターにでもしよう

ちょうど0128hwoffが終わったタイミングだし。

本当に来ていただいた皆様には感謝

で今回は一応無事になんとか終わった印象。

少し私が顔とIDと経歴とを間違えてて不愉快にさせてしまった可能性は否めない案件はあって

それについては今後の課題。顔とIDを一致させる。

hwoffについて、57人参加で運営上の大きなトラブルがないのは奇跡に近くて

それに甘えてる幹事な私。

普通このくらいの規模ならば、連絡なしのドタキャンが発生することは否めないし

可能性としては織り込まなければならない。

その場合キャンセル料はどする?全額請求するのか、参加者につけ回すのか。

今回はドタキャン発生が皆無なのは本当にすばらしい、金銭的な収支も計算どおり。

実際はこれに対処する術をもっていない

現状1人でやってるってのは良くなくて、不測の事態が起きた時に対処が遅くなる。

本来ならばすでに1人でまわすことが無理あって

hwoffの参加者が行儀がいいだけの話。

なんで一人幹事ばかりなのかっていうと、話しあうとか意思疎通のコストが高いと思い込んでるから

対人関係をうまく構築できないといってもいい。

運良けりゃ回るけど、最悪なことが起きた場合 例えば私が当日42度の熱出てほんとに動けないとか

そんな時を想定すると1人で回すのは愚の骨頂。

マネジメントみたいな話になると思うんだけど、もう少し

自分でやったほうが早いとかいってないで、自分の分身をつくらなきゃまずいよね 的な。

これは高専部活時代にも先輩から諭された話。

中身だと0.5hが集合時間、開始から3時間で本会が終了。

結局1hくらいはLTやってた、このあたりのバランスは確認したい。

全部に興味ある人はいないだろうし、それを考えるとLTを挟むことの是非とか。

もともとの趣旨は顔見せて集まることの少ないエンジニア交流促進なわけで

そーすると無くてもいい事項か。

会費については5000円が妥当か。しゃぶ庵で3.5h専有して とか考えると

高いとは考えないが財布の状況を考えると軽食程度にして4kとかに抑えることも視野に。

今お越し頂いてる層が上は50くらい 下が19くらいなことを考えると微妙

大半は社会人なのを考えると5kにして、未成年B2M2まではキャッシュバックみたいな事を考えるか。

コストどーすっかね。

例えば立食で軽食で4h専有できて60人でみたいなスペースはあるんじゃないか

むしろ昼からみたいな、一つの解ではある。

しゃぶ庵のご飯は僕は好きだし美味しいと思うけど、それをメインにしてる人もいないのは事実

そーなると軽食のがいいのかしら。

これからの規模について

もし1人体制を改めるならより大きくする方向はありか無しか

それとも縮小させるか。

すでにある程度顔見知りになってしまってる人が多いので

このまま回数重ねて同じ人ばっかりになるとコミュニケーションの方向性が内向きになることはやむを得ない。

すでに常連みたいな人は30人を超えてる。

そーなると新しい人が入りやすい、コミュニケーション取りやすく促進をはかるならば規模は増大させるほうが望ましkうはある。

いまの規模の制約条件は、私個人が幹事である、私の知り合いに基本声かかる 宣伝の問題なんか。

規模大きくすると、特徴性が薄くなるのは仕方ない。

もし来場者の満足度を最大限高める方法って。。?つうか顔見知りばかりなら僕が主催しなくてもいいよね。

もし規模を拡大するならば、親和性の高そうなところに声をかけるのはありではある。

例えばtggdとかUNIXAndroidのとことかmbedのところとか

規模拡大させればいいこともあるし当然トラブルが増える可能性は非常に増大するよ。

定期的に開催することの意義はホントにあって

次いつやるかわからないよりは、来年もあるよね ってのが集客しやすいよね。来やすいだろうし。

スケジュール的には12/20前後にやること決定して

会場にお願いの連絡いれて12/21にATND立ててしばらくはtwitter広告みたいな感じか。

なので

もし来年も動くならば、それも一人でやらないなら少なくとも12/15くらいには動き始めようね 的な。

ということで乱文ですがざっと今回の0128hwoffの思うところでした。

2011-11-13

研究に行き詰って吐き気が止まらない

匿名なのをいいことに書きたいことを書きなぐってみることにする.

現在工学修士M2.幸いにも就職は決めることはできた.(苦しみはしたが)

しかしこの時期だというのに,とある問題に行き詰って研究室に行こうとすると吐き気がする.

またいやなことに,研究を進める上で通らなきゃならない問題なのにもかかわらず一向に解決が見えない.

教授には感謝しているし,研究室の同期にも心を許している.少なくともそういう感情は持っているつもりだ.

それなのに,研究室に行こうとすると吐き気がする.

教授の車や人影を見るとぞくっと緊張が走る.

おそらく,無能自分を見られるのが怖いんだと思う.

無能自分を改めて認識されるのがたまらなく怖いんだと思う.

これまで,自分は少しは能力がある人間なのかもしれないなんて,そんな自惚れを持っていたのかもしれない.

でも,ここ半年特に就活経験してから)そんな自惚れは自惚れだったと気付かされた.

自分はいくら努力してもおそらく努力の向きを微妙に間違えていて,

努力すればするほど労力だけがかさみ,正解からずれていく.

書いたコードの行数は多いかもしれないけど,間違いなく成果には繋がってない.

なんで論文投稿なんて受けてしまったんや…

さっき惨めで一人で泣いた.こころがしんどい.

2011-04-29

turimotonaoki

俺は「糞を掃除する」側になった覚えが無いから特に同意する気持ちは無いけど、なんか心打たれるものが有るというか、格好良い文章だ。多分他の多くの人はそつの無く批判もされない文章を書こうとして結果的に論点をぼやけさせてしまうのに対し、この人の場合自分の体験をそのまま、物事を一面的に、考え過ぎず素直に、思った事をありのまま書いているからこれだけの迫力が出るんだろう。

あと幼少時の一人称が「ぼく」な点から察するに投稿者は男なのか。殆どの一人称が私なのと文体で女だと思ってた。

汚れ仕事ををやる

「を」が一つ多い。

金がないってのは、そういうことだよな。

どんな発電所がどこに建てられるかは単に地域間の貧富差では決定しない。

日本地域間連系送電網の経済的分析 http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/05j033.pdf

には、土地代は幾らか、土地の面積はどの位か、電力需要の高い地域からいか、地形的にどんな発電所が建てられるか、貯水池渇水期、凍結、降水量事情水力発電可能な程度か、炭鉱が有るか、大容量の電力連携系統が有るか、等様々な考慮すべき要素が挙げられている。福島県原子力発電所が建てられたのは「金がない」からはなく「金がない事も含めた諸条件が揃った」からだ。

34ページ

3) 電源別平均的出力当敷地面積と建設

電源別の代表的発電所についての出力当敷地面積(m2/kW)については、

石炭火力発電、原子力発電、石油火力発電、LNG火力発電の順に面積が小さくなっていることが観察される。

石炭火力発電については貯炭場*4、灰処理場などを併設する必要から敷地面積が極めて大きく、

原子力発電については、原子炉・発電設備などの面積は小さいが放射線管理のため

「周辺監視区域」という空地を設定する必要から敷地面積が大きくなっている。

2) から推計した用地費を距離別にあてはめ電源別に出力当用地費を比較すると、

石炭火力発電、原子力発電については敷地面積が大きいため、

相対的に都心部を離れた地価の廉価な地域に立地しなければ用地費が嵩んでしまうことが理解される。

 

「あそこで作っている電気は、全部東京のほうの人たちが使っているから、実はあの発電所がなくなっても、このあたりに住む人は困らないんだよ」

 

あの原発で作られた電気を、お前は使っていなかったのに。

福島県民も東京電力の有する福島県第一原子力発電所の電力を使っている。

また糞を掃除する、つまりは発電所押し付けられる側は一方的に押し付けられていたのではない。1990年代前半迄は東京電力東北電力は電力を季節毎に融通し合っていた。

福島原子力 - 科学映像http://www.kagakueizo.org/2011/01/post-332.html

14分40秒

発電所で起こされた電気は、ここ、新福島変電所を通して首都圏に送られると同時に、東北電力送電線に由って地元でも使われます

 

日本地域間連系送電網の経済的分析 http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/05j033.pdf

11ページ

1-4-2. 最大送電(kW)計画の推移 (図1-4-2-1.~-3.参照)

地域間連系送電に関する一般電気事業者の8月最大送電(kW)計画によれば、

需要である東京関西の最大電力需要に対し、それぞれ東北九州四国などから大規模な

送電が行われていることが観察される。

東京関西1990年代前半は送電であったものが1990年代後半から受電に変化しており、

反対に東北北陸1990年代前半は受電であったものが1990年代後半から送電に変わっている。

 

15ページ

2) 東 北 (図2-1-1-2a,b. 参照)

東北においては、夏期に水力資源豊富であり需要期に東京へ連系送電を行っている。

一方、冬期においては水力発電所渇水・凍結により運用できない問題があり、1990年代

前半においては東京北海道から連系受電し需要を賄ってきた。1990年代中盤以降東北及び

共同火力各社により石炭火力発電の大規模な建設が進められ、1997年から

連系受電を停止し年間を通じ東京へ大規模な石炭火力発電の連系送電を行う状況となっている。

 

自分が他人に押し付けた糞のことなんて綺麗に忘れてしまえばいいのかもしれない。

いやあんたそもそも北海道電力東京電力日本原子力発電電気福島県民として使っていた事を忘れる以前に知らなかったろ。関東人として福島県に罪悪感を抱く一方東北人として北海道関東に罪悪感を抱かないのはちぐはぐだ。

http://anond.hatelabo.jp/20110412222610

2011-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20110327231726

よくわかんないけど、いくらなんだよ。実際

1坪 = 3.30578512 m2

半径30km = 2826 km2 = 2826000000 m2

854,865,001坪

坪単価1万円としても

8,548,650,010,258円

8兆円か。

実際は坪単価20万ぐらいだろうから

160兆円規模。

電気代2倍で40年償却 3倍で 20年償却だな。

可能じゃないな。 これで、いかに、電気代が安すぎたかって事がわかるだろ。本来電気代はこんな値段で、福島の人たちに払わなきゃいけなかったって事だ。

実際は50年償却とか100年償却なんだろうなぁ。

2011-02-15

東京はもっと高層化するべき

東京公園を増やすためには、東京をもっと高層化するべき

なぜ東京には公園が少ないか

東京には公園があまりありません。

東京都 5.3m2/人、

ソウル 14.9 m2/人

NY 23.2 m2/人

パリ 10.2 m2/人

ベルリン 29.5 m2/人

モスクワ 7.3km2/人

ソース:世界の中の東京東京都環境局) http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/attachement/1-1.pdf

さらに、23区に限ると、さらに低くなります

東京都23区 2.96m2/人

ソース:東京都建設http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kouen/kouenannai/image/22menseki.pdf

しかしながら、東京は狭い、というのは数字の上では間違いです。

むしろ、平面的な広がりでは、世界の中でも広い方で、現に人口密度でも、世界大都市の中では、むしろかなり低いほうです

(上記6都市の中でも、東京は下から2番目)

その上に、東京土地使用においては、住宅の占める比率はむしろ他の都市に比べても高い方です

それにも関わらず、一人当り公園面積が小さく、住宅は狭く感じるのは、なぜなのでしょうか。

それは、「低層の建物が多いから」です。特に、「低層住宅が多いから」です

森ビルHPによると、東京23区の平均の容積率は、僅か131%です

また、いか東京に低層の建物が多く、公園が少ないかGoogleマップでも確認できます

東京: http://goo.gl/maps/bm2N

ソウル: http://goo.gl/maps/mOc0

NY: http://goo.gl/maps/qV3H

パリ: http://goo.gl/maps/OGGn

ベルリン: http://goo.gl/maps/CvrH

シンガポール: http://goo.gl/maps/EUQR

他の都市では、航空写真で見ても、この縮尺でも確認できる建物が多いですが、東京では、新宿近辺などを除き、この縮尺で確認できないような小さい建物が広がっています。このような低層住宅が広がるのが東京の特徴と言えます

しかし、このような低層住宅が延々と広がることは、それほど良いものなのでしょうか。

低層住宅といえば聞こえはいいが、しかし、東京の低層住宅というのは、私には良いものだとは思えません。

庭などはほとんどなく、1階の日当たりもほとんどない。また、建蔽率が50%であっても、建物の他の敷地はほとんど駐車場…一般的な東京の低層住宅街と言うのは、このようなものではないでしょうか。

そうではないという人は、高い家賃を払っているか、駅からいか、あるいは、郊外に住んでいるような人でしょう。

日本地震であるため、高層建築が発達せず、多くの床面積を作るためには、平面的に広がるという方法を選択してきましたしかし、地震に強い建築確立されつつある今、もはや、僅かな人数しか居住させられないいにも関わらず土地を占有する低層住宅は最早害悪以外の何ものでもないような気がします。

少なくとも、狭い土地建っている木造3階の一戸建てなんかは、床面積に占める階段の比率が多くなってしまい、非効率この上ないのではないでしょうか。

加えて、平面的に広がる住宅街は、通勤時間を長いものにしてしまいます(家は駅から遠くなり、また、電車による移動時間も長くなります)。これらは、余暇時間家族時間の減少に繋がっていきます

東京は高層化さえできれば、広く、駅から近く、また職場にも近いゆとりのある住環境提供できるポテンシャルを持っているはずです

高層マンションに反対している人は、狭い家とか、駅から長い時間歩くとか、また長い時間電車に乗ってるのが好きか、ただゴネ得を狙ってるとしか思えません。

高層ビル景観を壊すとか言ってる人は、公園も庭もない家が延々と続く景観が好きという奇特な方なのでしょう。

シンガポールなんかは、東京より多い人口密度(6283人/km2)でありながら、緑が多くて「ガーデンシティ」なんて言われています。

それは長期的視点に立った高層化とオープンスペースのメリハリある配置によるものです

21世紀都市競争と言われていますが、東京はもっと高層化して、オープンスペースを作らないといけないと思います。

2010-12-06

解ける人いたら教えてください

知恵袋じゃ無理みたいなんで

(1)m1/n1、m2/n2,…,m100/n100(m,nは互いに素かつどのm/nも同値でない)が確率収束してあるm/nになる条件を求めよ

(2)このm/nが有限個であることを示せ

2010-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20101109200632

子供向けの作品でも、ターゲットとしてM1層,M2層は想定されているし、作り手だって同じなのだから似るのは当然。

元々が、そうした「子供向けアニメ」を嗜好する層がアニメオタクを形成していたしね。


大人向けだと、子供意識しない表現が出来るというだけで、根っこは一緒。

ちなみに、「かわいい」とされるものについて男女であまり感覚に差は無いから、コスプレ等で露出が高くても、別段男に媚を売っているわけではない場合が多い。


参考「視聴者

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%96%E8%81%B4%E8%80%85

2010-07-17

6年弱大学に居続けてわかったが向いてないので修士辞めたい

小生M2内定はまだ無い。

ボスの言われるままに進学したが、僕のレベルは周りよりはるかに下だった。

まず英語ができない。まわり頭いい。英語論文の訳なんてできるわけがない。

課題もできない。なんでこんなの理解できるんだ。

やる気もない。そんな熱心にやらなくったって、もう実験の細かいところにこだわったって結果が極端によくなるわけないか適当でいいだろが。

死にたい」とか「ワシ病んでるねん」などは思わないが、本当に修士に進むべきでなかったと思う。

大学教授は少しでも手駒が欲しいから頑張って進学を勧める。

私立の不人気学科ならなおさらだ。

すぐには働かなくていいし卒業後にもしも働けたときは学部卒より給料もいいだろうけど、よっぽど勉強が好きでないかぎり進学は禁止。おじさんとの約束だ。

さて、リクナビでも見るか。

7/19追記ー。

しい言葉ありがとうございます

キュアサンシャインけいおん!!のおかげで生きながらえてます

研究勉強の違いくらい理解してるよ!って言い訳しようかと思ったけど、また今度暇があるときに。

2/23追記。

内定とって修論発表も無事終えました当時精神的にかなり辛かったけど、とにかく胸をはってやることをやればなんとかなった。

就職できない人、修了できそうにない人の事を思うと胸が痛む。

昔の自分アドヴァイスをするとしたら、とにかく前向きに自分より下と比べて自信を持って、元気よく出来うる限り最善を尽くして内定を取りにいってください、とエールを贈る。

2010-07-12

アカデミックスカトロは根っこが同じ

アカデミックに生きる人は人生勝ち組

…ってのが、大学入って院の人間を見て思ったこと。修士/博士の人、なんか間違ってるとこあったら言って下さい。人にケチつけるのは得意だよね。

あ、これから書くのはあくまで「俺が見た範囲」での博士生き方です。分野によって、というか教官/研究室によって大分違うと思います。俺がいたのは「3Kどころか10Kでも20Kでも挙げられるぜ!」っていう分野の研究室です。

博士の生態

そこにいたD3の、俺が知る限りの生活。

9:00 研究室

9:30 実験開始

12:30 先生と昼ご飯。俺もついていく

13:00 実験再開

22:00 そろそろ実験終えて文献を漁ったりする

その後 キリのいいところで帰宅

一番遅い人で2時くらい。3時まで残ってることはあんまりない。

こういう生活ならそりゃ専門バカにもなると思う。

スカトロアカデミック

スカトロってのは、まあ別にSMでも赤ちゃんプレイでもいいけど、他人に理解されない趣味。そして、ある意味では学問も同じ。人に理解されない趣味を持った人っていうのは、でも、どうやったって一定数生まれてくる。

ウンコを喰って興奮してしまう人が存在するのと同じくらいの必然性で、学問に取り憑かれてしまう人が存在する。彼らはそういう風にしか生きられない。

彼らを見て思うこと

伝記の世界だと「○○に一生を捧げて死んだ」って人が山ほど出てくる。「一生を捧げる」ってのは当たり前だけど途方も無いエネルギーが必要で、けど、じゃあ何かに一生を捧げれば偉くなれるかっていうと、案外そうでもないんだろうなと思う。

何かに一生を捧げる人たちってのは多分どの時代にも結構な数がいて、人知れず消えていく。

別に、彼らの多くは偉くなりたいなんて思ってなくて、でも彼らは何よりも優先すべき事柄を見つけてしまって、それを追い求めずにはいられなくなったんじゃないか。

それは傍から見ればすごく不毛で苦しそうなことだけど、多分本人はすごく楽しいんだろうな、と。

俺はその姿に憧れてしまうけど、憧れてる時点で、既にダメなんじゃないかとも思う。

本当に何かを追い求められるのは、こんなことを考える前に行動を起こしてしまうような、こんなところでグダグダ書かないような人間なんだろう。

とりあえず、先輩、海外行っても頑張ってください。

博士ヤバい。

ヤバイ。博士ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。

博士ヤバイ。

まず賢い。もう賢いなんてもんじゃない。超賢い。

賢いとかっても

「おばあちゃんの知恵袋くらい?」

とか、もう、そういうレベルじゃない。

何しろD3。スゲェ!なんかその後とか無いの。B4とかM2とかを超越してる。D3だし超賢い。

しかも勉強してるらしい。ヤバイよ、勉強だよ。

だって普通大学の友達とか勉強しないじゃん。だって自分の学年の平均値だんだん上がってったら困るじゃん。自分ひとりだけ単位不可とか困るっしょ。

先生気合いれて、一回生のときはただの高校化学の延長だったのに、三回生のときは全合成のペーパーで反応機構を述べよとか泣くっしょ。

だから大学の友達とか勉強しない。話のわかるヤツらだ。

けど博士はヤバイ。そんなの気にしない。勉強まくり。既知の知見全てを前提知識として議論を展開する。ヤバすぎ。

D3っていたけど、もしかしたらポスドクかもしんない。でもポスドクって事にすると

「じゃあ、任期切れたらどうするのよ?」

って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。

あと帰るの超遅い。約25:00。実働時間で言うと14時間くらい。ヤバイ。遅すぎ。恋人作る間もない。怖い。

それに超休み無い。超日曜出勤。それに超テキトー。白衣とか全く着ない。サンダルて。でも手袋保護メガネはしてる、ずっと。

なんつっても博士実験が凄い。原料合成とか平気だし。

B4なんて原料合成とかたかだか10mmolスケールでやるだけで上手く精製できないからカラムしたり、再結晶で一晩置いてみたり、諦めてクルードのまま使ったりするのに、

博士は全然平気。数十グラムスケールを分液操作だけでとってくる。凄い。ヤバイ。

とにかく貴様ら、博士のヤバさをもっと知るべきだと思います。

そんなヤバイ博士たちでつくられたアカデミック世界とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

2010-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20100616235334

修士で完全放置っていうのはちょっとひどいよなあ。数学とかだとそういうのもあるの?いや、最近話題の生物かな?

まあ、私立の院ということで、学生の数が指導教官に比べて多すぎるので眼が届かないんだろう。しかし、とにかく指導教官どのコミュニケーションが不足している気がする。

相手が怒ろうがどうしようがしつこく絡んだ方がいい。どうせ今年限りだ(M2だよね?)

まあ、君だけ無視されてるんだとすると自分ではどうしようもない状況になっている可能性もあるが、その場合(これは最悪の場合だと思うが)は指導教官を変えるという手もある。そろそろ納涼会みたいなイベントがあるだろ?そこで学科主任に泣きつくんだ。教授教授縦割りシステムになってから、そうやってる移動している学生は結構いると思う。まあ俺が知っているのは国立場合だけど。

2010-03-08

工場見学ほど面白いものはない - K歯車工業に学ぶ

ttp://brevis.exblog.jp/12270332/

ちなみに、工場見学をしていると、人によって見るところが違うことに気づく。たとえば、工場見学初心者は、たとえば自動溶接ロボットの動く工程だとか、整然と美しく広々した構内、あるいはコンベヤが連続して運び出す製品などに感心する。いわば、工場の目をひく付属品や印象を見ているのである。

ところが、工場見学の中級者は、別のところを見る。たとえば、NCマシンのラインと汎用機ブロックを分けてレイアウトしているな、とか、なぜ大型の自動切削機を2階においているのだろうか、といった点に注目する。建物の床には耐荷重m2あたり500Kgとか1 ton等)という設計指標があり、これを大きくするには柱・梁を太くしたり補強を入れる必要があって、建築費が高くなる。だから重量のある機械装置ふつう1階におくのが工場計画論の定石なのだ。つまり、中級者は工場構造に注目するのである。

そして、諸先輩の中でも上級者クラスの人を見ると、この工場は製造ロットサイズが大きすぎるんじゃないか、とか、構内は整然として見えるが通路脇に置いてある部品カゴに現品表がついていないな、といったことを指摘する。つまり、工場というシステムの動きと機能を見ているのである。だから、いろいろな人と一緒に見学に行くと勉強になる。

2010-02-10

これから修士研究室配属になる学生のための研究室生活で失敗しないようにするための自分なりのコツ。

工学系の学生向けなので、すべての学生に役に立つかは分かりませんが。

研究ノートをつける

一番最初は、「研究ノートをつける」ということだと思います。自分今日何をやったのか、何が分からなかったのか、などを書いておくことで、自分はやってるんだ感を出すという事と、時系列的に何をやってきたのかが明確になるので、修論を書くときに便利になります(分野によって違うかと思いますが、修論普通論文と構成が違っていて、序論、問題設定、アプローチ1、実験考察アプローチ1の問題点を改良(アプローチ2)、実験・・・まとめ という風になっていると思います)。あと毎日何をやったかまとめることによって、問題が整理され、新たな解決法を思いつくネタにもなります。

私自身は、普通キャンパスノート研究ノート替わりにつかっていますが、だいたい1ヶ月1冊のペースで使い終わります。

・平日はなるべく研究室にいく

M1のあいだは講義があって、講義が終わってから研究室いくの面倒だなと思うこともあるかもしれませんが、なるべく行くようにして、少しでも(それが論文を30分読むとかだけでも)研究に関連したことをやることによって、習慣付けされることを狙うということと、研究室に顔を出さないとやる気のないやつというレッテルを貼られたり、研究室にいかないことによって疎遠になって後々行きづらくなるということから避けられます。基本的に先輩たちは教えるのは好きなので、早い段階から周りと慣れておくと、研究スムーズにいきます。

私はここに関して失敗した人間で、配属当初はボスのことがすごく嫌い(自分の興味のある研究テーマを悉く否定(否定理由:私はそれあんまり好きじゃないんだよね)され)で研究室にいくのがイヤだったのと、ちょうど1つ上にあたる先輩同士が、裏で貶しあってたりしている様をみて人間的に好きになれなかったのもあり、殆ど図書館でひたすらM2の先輩が卒業するまで図書館論文参考書を読み漁る日々でした。しかし、図書館でいくら論文をよんでみたところで、所詮学部からあがってきたばかりの学生能力では、論文の表層しか読み取れないという問題もあり、今思うと非常に非効率的だったと思います。

・サイクル化する

研究をやっているとどうしても、もうちょっと・・・もうちょっとだけ・・・とやってしまい帰るのが遅くなり、睡眠時間が削られる、或いは、活動時間がずれていく。というような悪循環に陥ることがあります。なので、なるべく何時には研究室から帰るという時間を決めておいて、研究をこなしていくとよいと思います。

私自身もそれをやってしまい、昼夜が逆転しかけたことがあります(もちろん、そんなときはゼミ時間に起きれるはずもなく、ボスから怒られました)。なので、今はなるべく21時には帰宅、1時間ほどお風呂リラックスして、22時から3時間~4時間論文や本を読む時間にあてて、1時~2時に寝て、4時半におきるという生活をしています。

サイクル化を達成するための方法として、公共交通機関をつかって学校へ通うというものが考えられます。公共の交通機関には最終便という制限があるので、それまでに終わらせないと帰れないわけです。自家用車だと、いつでも帰れるという心境が油断を生み、だらだらとすごしてしまいがちになります。

学校には泊まらない

忙しくなると泊まったりしますが、泊まるというのは非常に効率的じゃなかったりします。その理由は、

(1) きちんと布団で寝ないと疲れが取れない

(2) 遅くまでのこってみたところで、殆どだらけていて意味がない

などがあります。

他にも色々あると思いますが、私はこんなところです。

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