工学系の学生向けなので、すべての学生に役に立つかは分かりませんが。
一番最初は、「研究ノートをつける」ということだと思います。自分が今日何をやったのか、何が分からなかったのか、などを書いておくことで、自分はやってるんだ感を出すという事と、時系列的に何をやってきたのかが明確になるので、修論を書くときに便利になります(分野によって違うかと思いますが、修論は普通の論文と構成が違っていて、序論、問題設定、アプローチ1、実験、考察、アプローチ1の問題点を改良(アプローチ2)、実験・・・まとめ という風になっていると思います)。あと毎日何をやったかまとめることによって、問題が整理され、新たな解決法を思いつくネタにもなります。
私自身は、普通のキャンパスノートを研究ノート替わりにつかっていますが、だいたい1ヶ月1冊のペースで使い終わります。
・平日はなるべく研究室にいく
M1のあいだは講義があって、講義が終わってから研究室いくの面倒だなと思うこともあるかもしれませんが、なるべく行くようにして、少しでも(それが論文を30分読むとかだけでも)研究に関連したことをやることによって、習慣付けされることを狙うということと、研究室に顔を出さないとやる気のないやつというレッテルを貼られたり、研究室にいかないことによって疎遠になって後々行きづらくなるということから避けられます。基本的に先輩たちは教えるのは好きなので、早い段階から周りと慣れておくと、研究もスムーズにいきます。
私はここに関して失敗した人間で、配属当初はボスのことがすごく嫌い(自分の興味のある研究テーマを悉く否定(否定理由:私はそれあんまり好きじゃないんだよね)され)で研究室にいくのがイヤだったのと、ちょうど1つ上にあたる先輩同士が、裏で貶しあってたりしている様をみて人間的に好きになれなかったのもあり、殆ど図書館でひたすらM2の先輩が卒業するまで図書館で論文や参考書を読み漁る日々でした。しかし、図書館でいくら論文をよんでみたところで、所詮学部からあがってきたばかりの学生の能力では、論文の表層しか読み取れないという問題もあり、今思うと非常に非効率的だったと思います。
・サイクル化する
研究をやっているとどうしても、もうちょっと・・・もうちょっとだけ・・・とやってしまい帰るのが遅くなり、睡眠時間が削られる、或いは、活動時間がずれていく。というような悪循環に陥ることがあります。なので、なるべく何時には研究室から帰るという時間を決めておいて、研究をこなしていくとよいと思います。
私自身もそれをやってしまい、昼夜が逆転しかけたことがあります(もちろん、そんなときはゼミの時間に起きれるはずもなく、ボスから怒られました)。なので、今はなるべく21時には帰宅、1時間ほどお風呂でリラックスして、22時から3時間~4時間論文や本を読む時間にあてて、1時~2時に寝て、4時半におきるという生活をしています。
サイクル化を達成するための方法として、公共交通機関をつかって学校へ通うというものが考えられます。公共の交通機関には最終便という制限があるので、それまでに終わらせないと帰れないわけです。自家用車だと、いつでも帰れるという心境が油断を生み、だらだらとすごしてしまいがちになります。
・学校には泊まらない
忙しくなると泊まったりしますが、泊まるというのは非常に効率的じゃなかったりします。その理由は、
(1) きちんと布団で寝ないと疲れが取れない
(2) 遅くまでのこってみたところで、殆どだらけていて意味がない
などがあります。
他にも色々あると思いますが、私はこんなところです。