はてなキーワード: 説明責任とは
同じ科学者でも、実験科学者と理論科学者とではアプローチが異なる。
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結論、仮説ありきで、さも本当のように事実のように話すヨーロッパ人のスタイル。
仮説思考というと聞こえはいいけれども、それが、さも、本当の事実のように主張しながら実験を進める。
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技術的な背景を大切にする。まず、やってみる。
私は、後者の実験科学者的な(と自分では思っている)スタイルだ。
それで、前者のヨーロッパ人のやってることが、ずるいやり方というか、なんで、データもないうちから、ドンドコドンドン主張するのかが、理解できなかった。
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■頭がいい人が、必ずしも私の考えを理解できるわけではない。
頭のいい人と言うのは、特に東北地方などでは、察しの良いを指すこともあるが、情報を得て、それを整理することが得意なタイプの頭の良い人も、いる。
あうんの呼吸とか、1を聞いて10を知ることや自分の成果を誇らないことが、美徳とされる考え方を持っていた。
相手は、主張して、アピールする。
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■グレーゾーンをついているように見えた。
サッカーのマリーシアではないが、反則の、審判の見えていないところや上司の見えていないところでは、結構、一緒に働く人をこき下ろしたり、こき使うような感じに私からは、見えた。
相手に罪の意識はないように見えた。
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■相手からの言い分を聞くと、話してくれないと増田さんの考えは分からないということだった。
外国人、ヨーロッパ人が、理解をしないのは、こちらの考えを英語で明瞭に自信を持って伝えていないから。
相手の頭脳に私からの情報が伝わらない限り、私の考えは、伝わらない。
私が、どういう結論を持ち、どういう根拠に基いて、考えているのか、ということは、黙っていても、頭の良い人でさえも情報が少なかったら判断が出来ない。
伝えることや言い訳、説明を行うことに対して罪悪感を持っている必要はない。罪悪感を持つことで、空気を読むことを、鍛えてきた節がある。
自分は、人を傷つけないようにしよう、不快な思いをさせないようにしようということに、過剰に配慮しすぎて来たんだ。
相手との摩擦がある場合には、背景情報や知識や経験に、有している情報に差があるからだ。
私からしたら、相手の言い分は、言い訳にしか聞こえないが、相手からすると正当な説明責任を果たして、いるに過ぎない。
■別のもっと、他の可能性。
私も発達障害で、相手の外国人も発達障害だと、コミュニケーションが上手く行かなくて、当然。
更に、上司や部下の関係、先輩・後輩の関係であれば、なおさら。
アスペルガーってこともあるかも知れないし、文化的な前提条件が異なるからとも言える。
http://kokoromasic.com/repoat/82_asperger4.html
http://www.terashima-bunko.com/bunko-project/roost-program/837-petra211.html
今、「養父農業特区」が農業参入を検討する企業の中で「熱い」らしい。
・養父市が「IT農業・6次産業農業」の情報ハブになり、「養父市に行けば、何か情報が得られる」と「出会いの場」になりつつある
というメリットもあるだろうが、それ以外の「隠れたメリット」があるんじゃないか?
企業の農業新規参入の「隠れた障害」は、実は「参入候補地の選定作業が大変」なこと。
元々地方に立地している企業だとまだしも、東京生まれの東京育ちな企業の場合、
「全国1000ある自治体の中から、参入候補地を1か所に選定する」という大変な作業を新規担当者はしなきゃならない。
仮に「1日で10自治体をチェック」のペースでチェックしていっても、全国の全自治体をチェックするのには丸100日掛かる。
「そんなに厳密に審査しなくてもいい、それこそくじ引きでテキトーに決めちゃえばいいじゃん」という反論もあるだろうが、
ちゃんと審査しなきゃ、「なぜ●●県●●村を農業参入地にするのだね?」と役員のツッコミを喰らってしまう。
大企業であればあるほど、「なぜその自治体を選んだのか?」という経営者への説明責任が、担当者には要求されてしまう。
「選定作業に100日もかかるんだったら、そもそも農業事業への新規参入なんか、やめてしまえ」として、
農業参入そのものを放棄する担当者が出たって、おかしくはない。
役員のツッコミに対して「特区だから参入地を養父市にしました」とカンタンに説明できる。
社内手続きが非常にラクになり、だから農業の参入のハードルが下がる。
こういう「選択肢が多すぎることによる思考停止」って、シニアの地方移住にはもっと当てはまるんじゃないか?
政府は「シニアが地方に移住してくれないのは、情報が少ないからだ」と思い込んで、
ホンマデッカTVによれば、
「メニューが20以上あるサンドイッチ屋」より、「メニューが6つしかないサンドイッチ屋」の方が、
「選択肢をわざと少なくするメリット」というのが、確実に存在する。
飲食店の場合、「本日のオススメメニュー」とか「一番人気のメニュー」を表示して、
「選択する作業を嫌がる消費者」のニーズを汲み取る、そういうテクニックが存在する。
しかし政府は、「本日のオススメ移住先は、徳島県です」とプロモーションできない。
だから、暴論だが、
「苗字がアから始まる人は、青森県に移住したら補助金出します、
「強引な紐付け」で、選択肢を限定した方が、かえって移住は捗ると思う
「世田谷区の人は熊本県に移住したら補助金出します」みたいな、区と県のカップリング。
そうしたら、世田谷区の担当者は熊本県についてリテラシーが高くなり、いろいろ移住検討者にアドバイスできるのでは?
や、そうじゃなくて。
サービス開始時に、「こういう問題が起こりえますので、必ずこういう体勢をとるように注意してください。弊社サービスのイメージに関わりますので」というスタートアップ指導はしたのかね?って話よ。その後も運営できているかをいちいちチェックすべしって言ってるんじゃないよ。
GREEやモバゲーは「合体成長系ガチャ」っていうシステムで「搾取だ」と一般から大批判を受けて、その後は同じシステムをつかっていないか、類似するものを提供していないかを徹底してつぶして行ったじゃない? あれだってどんなゲームを出したのかは開発会社しだいだけど、ガチャというイメージがSNSへのイメージに直結してしまっているから「かんけーねーよ、開発会社に言えよ」と振り払うことはできなかったわけでしょ。
だから、スタート時の厳重な注意がないと(説明責任を果たしていないと)、やっぱり批判の何割かはグルーポンに行っても仕方ないと思うよ。
先日。こういうツイートを見かけた。わりかしRT人気を集めて支持されている。
https://twitter.com/senjuin1010/status/486157859797733376
ほどほどにネット等でヘイトスピーチ関係を学んだ人が、こういう疑問にぶつかっているのは珍しくないように見受けられる。
また、実際反ヘイトスピーチ活動してる人の中にもこういう(ここで揶揄されてしまうに十分な)考え方になってしまっている人もいるように見受けられる。
こうなってしまうような現状がそこにあるのだという点においては私も疑いはない。
私が、例えば
金明秀 KIM, Myungsoo (han_org)さんはTwitterを使っています
のような、反レイシズムに大なり小なり関わり、またそこに社会学の専門性を持ち込んでいる人の普段のツイート等を見て理解した範囲では、
金明秀氏の立場を私が読んでみる限りにおいては、前述のそれにおいて誤解されて抜け落ちている代表的な立場は
・実際にそこにある被害を見つめずに前述のあれこれを決めてはならない
といった物で有る。どんな被害がそこにあるか、それを抜きにこの問題を何か決めるのはナンセンスである。
・マイノリティとは、権力が小さい集団のことを云うのであって、大原則としてリソースが小さい。
被害をマジョリティが理解する上でマジョリティがマイノリティの説明責任を過大に求めるのはマイノリティへの搾取である。
マジョリティとマイノリティの間の「努力」に「同程度」を求めるはだめなのである。
さて、しかし、現実にはここでこういう疑問を抱く人も多いであろう。
・そんなこと言ったって、マイノリティが何も言わずに全部察しろと言ったって無理だ
当然で有る。しかし、金明秀氏などを例に挙げると、決してそんなことは言っていない。
・金明秀氏が自明といった場合、自分で調べればどこかにそれを示す資料(被害について当事者が語った何かしらなりそれを示す社会調査データなりは)必ず既に現存すると考えている (しかし、それを調べるのが容易であるとは限らない)
・そんなこと言ったってマジョリティだからってそういうのを自分で必死に調べて理解するとか限界があるし、誰もがやるわけではないので、理解されないという現実を防ぐのはそもそも困難では。
その通りで有る。しかし、大前提として、そこに不正義の事実があるという前提が正しいのであれば、
・ある意味において、マジョリティが既に存在することが確認できうるマイノリティの問題を理解できないなら、マジョリティ内部の問題である。それが言い過ぎとしても、マジョリティとマイノリティを含んだ集団全体の問題であり、それをマイノリティにのみ過度に求めるのは誤りで有る。
ということである。
ここまででも、まっとうな方でもいろいろ疑問・反論が出る人もいるであろうが、最低限この程度は理解してからロジックを組み立ててほしいものである。
派生した議論として
・被害者の自称被害は過大に言われることも誤りも有る。全部真に受けて良いか?
これは、当然の疑問である。当然調査は必要であるが、低質な「ちんけな素人のネット議論の検証」みたいなのでバッシングする阿呆が大量にいるが、誤った検証を元にバッシングするならなお悪いのであり、単に最低である。
もちろん、ここにおいて「検証などいっさい必要ないのだ」って立場に立ってしまうと、一部の人がマイノリティ問題バッシングするレトリック「マイノリティの聖域化」なるものが正当であると認めてしまうようであり、危険である。検証コストはマイノリティにだけ過剰に課されれば暴力である。いちいち引き合いに出して申し訳ないが金明秀などが普段言うことは「通常は調べればちゃんと結論が出ている」ものだったり、さもなくば、「じゃあ、検証が不十分であるからといってそこに問題がないと結論を出して、救済されるべき人を切り捨てるのは正義か(また、それ故にバッシングまでやるならなお正義の問題となる」といった問題も出てくる。
その他、派生した議論として
・じゃあマジョリティはマイノリティを批判してはいけないのか?
これも、Yesだとしたらそれこそレトリック「マイノリティの聖域化」の出番である。しかし、金明秀氏などが普段言う所を私が理解する限りにおいては、
「特に批判が正当である場合など、当然批判するななどとはない。しかし、その批判とやらが、「どういう文脈で向けられている」かは大問題である」
といった論点がある。「Aはマイノリティで不当にBという不利益を得ているので改善すべき」という主張に向かって、「AはAにも問題があるのである」みたいな
反論はもうバカみたいに大量に出てくる。多くの場合「そういう問題があるから、差別されてよい」という「理由がある奴はいじめられてもよい」式の構造
になってしまったこういう実にナンセンスなのがよくあるのだが、結局黙らせるための対抗言説である。マイノリティが改善すべきというのが事実として、なぜその文脈でいう必要が
あるのか。(繰り返すと、往々にして改善すべきということ自体が難癖であるというのも多いのだが)。改善すべきなら相手が改善によりつながる場面で批判するのがよいであろう。
(これをいうと、何故そんなことまでしなきゃいかんのか、という疑問もあるかもしれないが、当然それは、「マイノリティが被害を受けている現実があるか、
その可能性が無視できない程高い」という現実がそこにあるからこそであり、また、「持てる権力・リソースにおいて負けているマイノリティに対する要求で有るから」であり、故に「黙らせるための言説」として使うのが不正義なのだ)
その他
・マイノリティはリソースが少ないのであるからして、運動に完全を求めるな。少なくとも、その運動上の瑕疵について、マジョリティのそれと対等を求めるな
このあたりになると理解しづらい人も前述より増えるかも知れないが、ほっといたら保護されない不利益に対して声を上げることで初めて改善できるマイノリティ問題にマイノリティが声を上げているのである。大前提として、権力もリソースも大きな差があるのである。「瑕疵のなさにおける対等さ」を求めるだけで暴力で有る。
これは、「マイノリティにはどんな瑕疵があっても構わない」ということではないので、そのあるべき、もしくは許容範囲となるバランス、落し所は自明ではないが、「完全な対等を求めたら、暴力」である。
・マイノリティがマジョリティに攻撃的に何かする時の被害とマジョリティがマイノリティにそれをする時の被害の質・程度は、当然後者の方が大きい
権力の大小の話から言って自明で有る。少なくとも、この点においても「前者があるので後者をやるのは当然で有る」も程度問題というのもまったくなくはないのだが、
簡単に不正義を生む。もちろん、前述の「どういう文脈でそれを言うのか。無効化の文脈で言う不正義」の問題等も絡む。
ネットサーフィンして議論するものいんだけど、本当にマイノリティ問題に一家言あるのだと言いたいので有れば、「まともな研究者」の資料をもうちょっと読んではどうかとは常々思う。
最低な男だよね。
日本ではよく「よくやった」とか「一生懸命頑張ったんだからdisるのはおかしい」とか。。
バカじゃねーの?って思う。
今まで本田がどれだけのビッグマウスで人々をあおってきたことか。
あいつはどんな試合でも前日はインタビューすらうけないんだぜ。そんなスターいるかよ。世の中に。てゆうかスターじゃないよ。そんなヤツ。
イタリア行ってもファンや子供にサインをねだられても完無視。そんなプロスポーツ選手って一体(笑)
そういう日本の大スター選手は結局Wcupでグループ最下位wwwwww子供達があんなアホな本田の態度に夢を見て、サッカースターはあの態度がカッコイイとか思われたら、それこそまたアホな日本代表のできあがりだわwww
おまえ説明責任あるだろwwwwwwブラジルからちゃんと日本に戻ってこいよwwwwwwなに日本に帰国しないでイタリア行っちゃってるの???wwwwwwww
マスコミのせいにするなよ本田wおまえはそれをイヤだと思ったのかなんなのか、無愛想で偉そうな態度でうまくマスコミも利用もしてるんだからな。
まあ結局のところ成田空港であのファンの出迎え方で、誰も生卵投げつけないのか!とちょっと驚いたけどwwwトマトでもいいんだけどねwww昔はあったのにな。生卵ww
海外の予選敗退した国の帰国の扱いも見ててかわいそうだけど、とにかく本田はでかい口たたくだけたたいて逃げた戦犯だろwwww
頼むからオマエみたいなヤツはミランで干されてくれよwwwwカカが退団してもオマエには関係ないよwwwww態度改めろよwwww
もうオマエのビッグマウスでこの先4年間はつきあわされたくないないんだよねwww
この記事を本田君に読んでもらいたい。きっと日本が負けてからの情報ソースがネットからだから違う点もあると思うから、早いとこキミがマスコミの前で言い訳なのか反省の弁を述べてるところをみたいですわ。
まあ。それだけ日本代表に期待してたし、大好きだったんだけどねww
アメリカは格差が大きい。何十億ももらえる。その代わりダメな時はあっさり切られる。
優秀か死かという社会なだけ。
日本は、これでもまだまだ社会主義。それに俺たち科学者?というか技術者は必ずしも高い給料をくれなんて言ってない。
評価が低いと言ってるだけ。
説明責任、説明責任とは言うけれど・・・言い方を変えると、経営者に説明しないとわかってもらえないのよね。
ほとんどの経営者が文系。おれたち理系。 説明がどんだけ大変だと思う?って奴。
大抵の場合は売上に対する影響とかしか説明しないのよね。 そしたら じゃぁ あんたからもらう報酬も 金にしてくれって思うわ。
法律の話"も"しているだけなのに、
なんでそんな頭の悪い発言をできるのか不思議だが、
理研の指針に照らし合わせれば100%不正なので彼女の言い訳は何一つ処分に関係ないし
(理研としては税金を使って研究をしている上にこれだけ世間を騒がしたので、単にstapがあったかどうかの説明責任があるだけで
下手な不服申し立てをしないでさっさと処分を受けなさい、という話。
その中で、お前みたいな馬鹿な世間や更には弁護士までもが「悪意がない偽造」だから問題無い、と言い出して
裁判に持ち込んで訴えて賠償金でもせびろうとかふざけたこと考えてるから
「法律論的にも」悪意だ、と言ったにすぎないんだが。
いずれにしろ、そういった裁判が起きた時、どうなるか?理解できるか?
単に、理研に支払われた税金が小保方及び理研の弁護士に流れるだけだ。
それが一番無駄だろ。
STAP騒ぎをスルーするつもりだったのですが、最近はどうも変なイメージばかりが拡散されているようで
これらは陰謀論の新たな種になってしまうのではないかと思えてきました。
そこで僕の知っている範囲ですが、理研のことなどをここに書きだしてみる事にしました。
特定の組織・人物をかばう/中傷する意図はないつもりですが表現に問題が有りましたらご指摘ください。
このような文章を書き慣れていないので見苦しかったら申し訳ありません。
僕は理研で1年程お世話になっただけの身です。現在は所属は違います。
院を卒業してそれほどたっていない、まだ学生のようなものです。
無知故に以下の内容には間違いがあるかもしれません。もし間違いに気付いたらご指摘いただきましたら幸いです。
この文章をご覧になる方はトラバやブクマコメントまで目を通すようにおねがいいたします。お手数をおかけいたします。
小さな研究室の集まりが研究センター。研究センターの集まりが理研です。
各研究室のボスとして 「センター長」、「主任研究員」、「准主任研究員」がいます。それぞれが研究室を持っていて基本的に対等の立場です。
例えば、センター長が主任研究員に命令したり威張ったりすることはできません。
大学で言うと、(准)主任研究員が大学教授、センター長が学科(学部?)主任くらいに相当すると思います。
各々のボスはポストドクター(博士研究員)、通称ポスドクと呼ばれる研究員を雇って研究をさせます。
任期2-3年くらいの非正規雇用です。研究者の大半がポスドクです。
ポスドクは数年毎に、研究室(研究所)を転々と移り変わっていきます。
『理研ルール』と呼ばれるものの中に、『5年以内に出て行きなさい』というルールがあります。
(「理研をゴールと思ってはいけません。理研を踏み台にステップアップして行きなさい。」という意味だそうです。)
一応、5年を超えても審査が通ればそのまま居続けることも可能だそうですが、
僕のお世話になっていたセンターでは5年どころか 1, 2 年で移っていく人も多く、人の入れ替わりが激しかったです。
僕の分野で理研所属を名乗ると「今誰がいるんだっけ?」と言われてしまいます。
このような感じで理研は強大な組織ではなく、あくまで小さな研究室の集まりです。
各研究室にポスドク数人がいて、ボス(主任研究員)がいておしまいです。
一応その上に野依さん(理事長)がいますがあまり関わりはありません。
くらいに思うとイメージに合うでしょうか。
コミケに例えると、
研究主任がサークル代表で、センター長が壁際サークル代表。それぞれ漫画の書き手を雇っています。
理研はコミケ準備会です。参加サークルが多すぎて誰が何を描いているか運営は把握していません。
こんなかんじでしょうか?
「XXが見つかった!大発見だ!」といったニュースが流れた後、
1年後には消えていることはよくあることです。
少なくとも僕の分野では常識を覆すような重大な発見の場合、だいたい1年間は様子見をします。(*1
「XXがなかった」というニュースが流れない理由は 別に何らかの陰謀が働いているわけではなく、単純に「存在しないことを示す」のが難しいからです。
実験からはあくまで「〇〇の条件では見つかりませんでした」としか言えません。
「〇〇ではXXは見つからなかった」を地道に積み上げていくしかないのです (*2。上で「1年間は様子見」と書きましたが、これは1年間で白黒決着つくという意味ではなくて
「周辺研究者が見切りをつけるのが大体1年後くらい」といったくらいの意味です。
ちなみに、見切りを付けられて死んでしまったものでも、誰かしら残ってひっそり研究してたりするものです。
50年前に死んだものが蘇ってきたり、20年前の論文が「再発見」されたりなんかもよくあることです。
今叩いたり心配しなくても大丈夫でしょう。専門家さん達の研究を長い目で見守りませんか。
繰り返しになりますが、「研究結果が間違っていた」事自体は問題はないのです。
「間違えてはいけない」という圧力が大きくなりすぎると みんな「XXを確かめました」とか、「〇〇を拡張しました」のような リスクの小さな研究 に向かってしまうかもしれません。
もちろんこれらの研究も重要なのですが、みんながリスクを避けると科学が進まなくなってしまいます。
最近のニュースでは「大学/研究室 に責任を負わせ監視させる」方向性のようですが、これもあまりやり過ぎると
「ボスの理解が得られなくて論文が出せない!アカハラだ!陰謀だ!」
といったようなトラブルがでてきそうで、それはそれで心配です。
政治家の人達が「捏造」と「捏造がなくても間違ってしまった研究」をちゃんと別物と理解してくれていると良いのですが。
STAP騒ぎを見ていると全て一緒くたに「捏造」扱いされているようで心配になります。
一部の人達 (*3 は割烹着やリケジョ騒ぎは理研の広報の戦略だ、と考えていらっしゃるようですが
これはまずないと思います。
まず、広報さんは小保方さんのマネージャーでもなければプロデューサーでもありません。
広報活動は「研究者の説明責任」の一環としてなされています。(特に事業仕分け以降、各研究機関が力を入れるようになったように思います(*4。)
広報さんはプレスリリースを手伝ってはくれますが、(XXの図はないですか?この単語の説明抜けてますよとか)
着る服装や記者会見で何を話すかまでを命令したりなんかしません。
そもそも、科研費/運営費は「国民の人気度」で決まるわけではないので小保方さんをアイドル化しても誰も得をしません。
もし「国民の人気度」で研究予算が決まるのでしたら、水伝の人たちが大喜びでしょう
僕の印象ではSTAP細胞のプレスリリースだけ特に力を入れていたというわけではなく、
なぜかSTAP細胞だけがテレビで大きく報道された、と感じています。
http://www.riken.jp/pr/press/2014/
ご覧になればわかるように、連日のように何かしらのプレスリリースが出されています。
理研は大量の研究室の集まりなので、毎日どこかで大発見があるわけですね。
私見ですが、TV報道は「医療・生命科学関係」、「宇宙開発関係」に偏っているように感じています。
(僕の分野にテレビカメラが来たことはありません。各新聞の web版 にはだいたい載せてもらえるようです。ブクマはほとんど付きません。)
理研には女性研究者がたくさんいます。小保方さんだけではありません。
1年前に元ボス(美人)が理研でプレスリリースを出したのですが
その時もやはりテレビカメラは来ませんでしたし、ニュース記事にブクマはつきませんでした。
僕の伝えたかったことはだいたい以下です:
長くなってしまったのでここでいったん切ります。あとで付け足すかもしれません。
以上の内容には間違いがあるかもしれません。訂正等ありましたらよろしくお願いいたします。
ご覧になった方はトラバやブクマコメントまで一応、目を通すようにおねがいいたします。お手数をおかけしてすみません。
(この記事が新たな誤解やデマを生み出さないか心配しています)
*1 完全に同業者の人なら乗るのか見送りかすぐに判断しなければいけないでしょうけれども
*2 理論的な理解が進むと「XX は存在しない」を証明できることもありますが
*3 かってに例を出してすみません: http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1393496909
*4 実は理研は事業仕分け前から広報活動に力を入れていることで有名です。昔、理研でウィルス兵器を造っているというデマが流れ、大きな(?)デモがあったそうです。近隣住民の理解を得るために一般公開やらお花見用の構内開放やらいろいろ力を入れているようです
*5 僕じゃないよ!
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同じ量で、数値100は500円、数値0.1は1800円、みたいな感じになってるじゃん。現状。
むしろ、きっちり数値で示した方が、あいまいな「○○産ばかり売れる、××産だと売れ残る」という、いい加減な事態が防げていいと思うけど?
Jリーグの2ステージ制リーグ戦および、スーパーステージとチャンピオンシップが決まった。
反対意見は山ほどあるし、どれも理屈は通っており、説明責任を果たしていないJリーグ側の態度は不信感をますます募らせる。
ボイコット、という手段を取りざたする人もいる。だがサポーター全員に周知させて同意を得るのは難しいし、実行できたとしても、クラブに収入減という被害が及ぶ。
リーグ側はきっとこういうだろう。
「われわれの理念が理解されず残念だ。結局のところボイコットしたサポーターは自分の主義主張を通したいだけであり、サッカーを好きなわけではないのだろう」と。
それはクラブの、ひいてはJのサポーターのイメージをも傷つける。
「サッカーのサポーターってさ、自分たちの気に入らないことがあったらボイコットしちゃうんでしょ?乱暴だよね」
スペインでは、「女房と家は変えることができるが、ひいきのサッカー・チームは変えられない」と言われているそうだ(『フットボール・デイズ』)
それは日本でも同じだ。
サポーターはおそらく今まで通りチームを応援するだろう。価値が損なわれた日本のサッカーを観続けるだろう。
そこにある苦悩を乗り越えて。もしくはなんとか折り合いをつけて。
結婚して8年くらいたった、妻サイドの話。
先日、旦那がネット上のとあるコミュニティサイトで、ここ数年日記を書いていることを知った。
つきあい始めから考えるともう10年以上になるけど、日記を書くようなタイプだと思っていなかったので、意外すぎて驚いた。
私が把握していないことも結構書いてあった。
ただし、プライベートには一切触れていない。
少し読んでみたけど、文体も普段と全然違って、私の知らない人がそこに居る感覚。
率直に言うと、顔文字を多様してやたらフランクな、若干嫌いなタイプのキャラだ。
この点については、コメントしてるのがみんな女の子のアバター&名前なのが原因かもしれない。
(実際中の人がおっさん高いのは、同じ趣味を持っているので分かってるんだけど)
家族以外の、いわゆる友達や同僚といった人たちと会うために外出することは、知る範囲では今まで一度も無い。
私は最近外に出る趣味で友達を得たので、休日たまに一人で外出することがある。
最初は一人で家においておいても平気かと心配していたけど、特に問題がなさそうなのでそのまま。
ただし、外で誰と何をしてきたかの説明責任は果たそうと心がけてる。
出かけるときに不満を言われたことはないし、1LDKで暮らしているのに日記を書いていた事に気付かなかった位なので、
何かこれが原因でモメたとか言う話ではない。
「一緒に居ないときの旦那」について、私に与えられている情報がほとんど無く、
「一緒に居ないときのお互い」について、私とは全く別の感覚を持っているっぽいこと。
つきあい始めでもあるまいしいちいち詮索しない、というスタンスがまずいのだろうか。
他のくっだらない話はいくらでもするし、私が話す今日の出来事みたいなものは結構覚えててくれてるんだけど...。
同僚や上司のこと、昼飯何食べた、今日会社で何があった、趣味でこんなことをしたなど、
たまに話の流れで聞いても、よく覚えていないとか特に何も無かったと言われることがほとんど。
ふーん、と思っていたけど、実ははぐらかされて居ただけなのだろうか?
逆に、私の趣味のことを聞いてこないのは、自分で大半話してるからかと思ったけど、
自分以外の人間と一緒に居る間の話なんて、何も興味が無いのかもしれない。
もしこれで、知らせたくない側面を意図的に隠しているとしたら、ちょっと怖い。
趣味についてですらこんなに隠せるのだし、私は鈍感なほうだ。
仲はいいと思うのだけど、ここは黙っておくほうが今後のためなのだろうか。
それとも、明らかにしておいた方がいいのだろうか。
話すにしても、どうしたものか。
そういうところがある人だと認識してしまったので、今後も様々に穿った見方をしてしまうし。
どうしたものか。
まだ本人と話してはいません。
男性にはそういう習慣がないとか、親との関係性でも報告する習慣がなかったとか、単に面倒くさいとか、私が喋りすぎるとか、
あぁ心当たりがあるなあ、と読ませてもらいました。
私は旦那のことを繊細で人との関わりを避けるタイプの人間だと思っていました。
文字通り会社と家の往復で、遊びに行かない、プライベートな愚痴を言う相手も想像つかない。
本人は自覚がないようだけど、私が仕事や趣味で家を空けがちにするときまって体調を崩すのです。
だから「あいつはこういうやつだ」という前提が崩れて混乱しているのでしょう。
ありのままを報告しろとか、やることなすこと監視したいってわけじゃなくて「なぜ聞いてもありのまま話さないのか」
それがわかれば解決しそうです。
私が居ると「○○ちゃんと仲良さそうねふざけんな」とか「お前らウチの旦那に手出すなよ」言うとでも思ってるのか?
そうやって、反対派を十把一絡げに、バカで括るなよ。
だから、日本人は0か1かしかない。原発の話も進まないんだよ。
何でもかんでも反対なんていってないだろ。 『不必要な』道路を作るな。『あとあと再利用できない』設備を作るな。『採算の取れない』巨大施設を作るな
って言ってるだけだろ。
オリンピックで作りました、あとあと誰も使っていません。そういうものを作るな。っていってるだけだろ。
ようするに 向こう50年単位で 採算がとれることを説明しろっていってるだけで、そんなの、説明責任のうちだろ。
そして、実際に、国家が責任持って、採算取れ。って話だろ? 民間企業だったら アタリマエのことだぞ(国は民間企業じゃないから多少は違うけど)
説明して終わりじゃなくて、『説明したとおりに・修正しながら実施することが重要』
「私生児イジメ」を文化だの常識だのと言った増田はいないと思うが。葬式出席は別として。
そこを意図的にごっちゃにするのはどうなのか。
あと、君には頻度の説明責任があると思うよ。
私生児を呼んどいていじめるなんて田舎者はおかしい→それは田舎特有の事例ではない、都会でもある→都会では「必死に探せばある」程度の頻度だろ(無視できる)→田舎の方が頻度が高いというのか?
…という流れだからな。
「呼んどいていじめるとか酷い話だな」は、明示的に肯定はされていないが否定もされていない。
というか、行った先でいじめるのが酷いか酷くないか、は論点になってないと思う(つか、酷いのは自明だから論点にならなかっただけだろう)。
あちこちから叩かれて冷静さを失うのは分かるが、被害妄想に凝り固まられてもな。
じゃー「どんな合理性があるねん」「恥ずかしくねーのかよ」と聞いてる。
だから、「葬式ってのは知らせるだけは知らせるもんだろ」って言った人は、行った先でいじめることまでは肯定していないので
君こそツリーを冷静に読み直してはどうか。
なんていうか、超気持ち悪い。こんなのウィキペディアのページじゃない。
人目でわかるパワポのアイコンにスライドが画像としてべたべた張られていて
しかもフォントサイズと比べて画像がでかすぎて、超読みづらい。SlideShareでやってくれ。
章立ての説明の前に、画像がつつましく右にあるならともかく、
文章を押しのけて真ん中に占有してるページって初めて見たわ。
フレームワークのウィキペディアに関する項目は英語版ですら内容がしょぼいサイトは多いが、
このサイトは導入を考えているエンジニアではなく、情弱のクライアントに媚うってるようでやだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ruby_on_Railsなんか説明責任は果たしてないけど、
哲学の章立てにすべてが込められているようで、好きなんだけどな。
(それはそれで偏った人たちにのみうける辞書という意味でウィキペディアの理念から外れそうだけど)
客観性が欠けた"公的"な情報ほどひどいものはないと改めて思った。
暇なはてな民でこのフレームワークに詳しい方がいらっしゃったら、レビューしてください。
お願いいたします。
録画していた完成ドリームハウスをやっと観た。
マンションリノベが酷いという前評判を聞いて、気になっていたのだ。
酷いものだった。
リノベーション業界全体のイメージを悪くしてしまったと言っても良い。
救いは、「アレは、酷いリノベーションだった」と個別事例として捉えてもらっていることだ。
迷惑にならないように具体例はボカした上で、何がどう良くなかったのか、どうすべきだったのかを解説してみたい。
良く「国土交通省の定義によれば」などと書いてあることがあるが、国交省は一貫して「リフォーム」という単語を用いている。((と、聞いたが自分で探してみたところ、「大都市のリノベーション戦略」等、違う意味の単語として国交省内で使われているようだ。))
今回の完成ドリームハウスに出ていた空間ディレクターや建築家が所属しているオリエンタル産業もリフォーム工事登録会社としてきちんと登録されている。
そもそも和製英語たる「リフォーム」にあたる英語が、「Renovation」だ。
だからまあ、「住宅の改装で、間取りを変えて雰囲気も変えましょう!という意味」ぐらいにとっておくのが無難だ。
さて、では何が酷いのか説明していこうと思う。その途中、2chの実況で良く出る話に対して違う見方も提示して行きたいと思う。
まず、一番最初に説明しておきたいのだが、どんなリフォーム会社に依頼したとしても、内外装の工事で手を抜かれて困る、ということはまず無い。というか、職人さんを選べないので、結局運になるからだ。ただ、リフォーム瑕疵保険が整備されているので、リフォーム工事登録会社であれば、1施工あたり5万円~15万円程度で保険がかけられる。第三者の検査員が工事検査をするので安心!と謳っているものだが、どちらかというと後で問題が見つかった時に、たとえ業者が倒産していても修理費用が支払われるという点が良いと感じている。
ハウスでも、職人さんが手を抜いている感じはなく、どっちかというと「また変なもん作ってんなー、言われたことはやるけど」という雰囲気を見ていて感じたのでは無いだろうか。
酷い点は主に3つに集約される。
2.変更が難しい空間にしている。
3.番組内での説明が圧倒的に足りない。
例えば「寝室」「居間」「客間」「台所」「食堂」「玄関」「廊下」等だ。
勿論マンションなどできっちりこの通り部屋で分けていることは、まれで、大抵はLDK(居間、食堂、台所)になっていたり、場合によってはここが「客間」として使われることもある。((お茶の間、というのが昔のリビングルームに当たるんだけれども、普通ソコに客は通さないので、現代では寝室が機能的に近い、なんて話もされて面白かったんだが、それは別の機会に))
最もそれがよく分かるのが壁だ。吹き付けウレタン断熱すらしていない。
よくこのテの話題になる結露について簡単に説明しておこう。
結露とは、空気中の水分が冷やされて水になることだ。当たり前だね。
じゃあどうして冬場に窓ガラスの結露が問題になるかというと、窓ガラスが冷えるからだ。
これは露点温度として決まっていて、部屋の湿度が50%なら、だいたい10度以下になると水になる、とおぼえておいて間違いない。
もちろん飽和水蒸気量という中学校の時に覚えたっきりの単語を思い出す人がいる通り、部屋の温度が下がれば空気中の水分量は減る。つまり、部屋が暖かく十分に加湿されているなかに10度以下の物があれば、空気がソコに触れるたびに水に変換されていくわけだ。
コレの対処方法は大きく3つで、10度以下の物を作らない、空気を触れさせない、湿度を下げてから触れさせるとなってる。断熱、換気、防湿だ。詳細はググってくれ。
だから、湿度が高くなることが予想される場所(普通の生活空間)では、どれかの対策をとる。玄関は外気が入ってくるから換気、風呂なんかは結露上等で防湿、そして部屋の中は大抵断熱することになる。
ペンキは断熱しない。それをきちんと施主に対して説明し、説得するのが施工会社の義務であるとも思う。ウレタン吹付け&石膏ボードであれば、ソコまで高くもならない。
独身一人暮らしや、夫婦二人のみの暮らしであれば、施主が強硬に主張すればそのまま施工してしまっても構わないと思うが、番組内ではそういう雰囲気にも見えなかった。
匠の余計なお世話ともいう。
特にマンションの場合、作り付けの家具はかなり注意しないと困ったことになる。
あの真ん中の斜めに走った収納。最悪だ。
もしあれが、無印のスタッキングシェルフセットで構成されていれば、全く違った評価になっていたと思う。(もっと小さく薄いものなので、大量に積むことにはなるが)
ここで2ch実況で良く見られる「子供部屋が無い」「仕切られた部屋がない」という点に関しては、異なる見方を提示しておこうと思う。
良く老夫婦の一軒家の相談を受けた際に聞く話なのだが、夫婦二人には広すぎる、子供部屋は子供が出て行った時のままにしている、などという話だ。もったいない話だと思うのだが、かなりの頻度で遭遇する。
よく考えて欲しい。子供部屋が必要になる期間は、大抵10年前後だ。
中学生になれば、プライバシーの問題もあり、仕切られた部屋が必要だ、という意見には賛同する。それぐらいはあってもいいだろ、という思いもある。
ただ、正直に言って、間仕切り壁の増設は、5万~15万程度のリフォーム案件なのだ。
(あまりこういうことを言って儲けを減らすのもなんだが)子供が小さいうちに子供部屋を作るというのは、無駄が大きい。
そういった意味でも、あの斜めに走る大きな収納は、邪魔以外の何物でもない。間仕切り壁の増設の際にも自由度を下げるし、そもそも模様替えも殆どできない。
例えば、窓際の土間。もしも建築家のオナニーだとしたら最悪だ。
集合住宅において床は、最も揉め事のもとになりやすい地雷なのだ。フローリングは伊達ではない。
また、ここまでに上げた壁の話、風呂の防湿、玄関、作り付けの収納、キッチンまわりの雑さなど、どこまでが施主の希望で、どこからが業者側の責任なのかが判らない。
まあ、番組が番組だから通常運転といえばそうなのだが、ああいったデザインを好む人達が一定数居る(事務所や飲食店などと住居は考え方が異なるので、デザインだけを見れば十分に有り得る)ことを考えると、業界として説明責任はあるのではないかと切に思う。
窓の外の風景はなかなかに素晴らしい。これを活かすというのは同じだ。
だから、(おそらくは施主の強い希望であろう)玄関まわりは土間やシャッターを入れ、キッチンは(換気扇とコンロの前には耐熱ガラスを入れて仕切りを入れた)オープンキッチンにし、部屋は全面をグレード高めのフローリングにして、完全にワンルームにしてしまうのが良いと思う。
後は、備え付けの家具で部屋をしきって使うなり、完全にワンルームとして使うなりを、住んでいく上で決めていけば良いと思うのだ。
壁や天井は、断熱した後に安い石膏ボードを張り、その上にペンキを塗れば良い。
後輩を呼んで鍋をしたりすることもあるだろう。そういう時には衝立なりでベッドを隠し、プライベートを仕切るというのも、あとづけていくらでも工夫できる。
ただ、施工業者に同情する点も無くはない。
おそらく施主の強い希望であろう風呂のデザインをあのまま活かすと、ほとんど手のうちようがない。
リノベーションと口にだすリフォーム業者や建築士は、施主の言いなりになってはならない。職人が言われたことを着実にこなす職人たろうとすることは、ひとつの責任範囲として明確だ。
でも、業者は違う。
家造りの素人である施主が素敵デザインの店舗を創りあげようとしていたら、住宅はこういう点が違いますよ、こうした方が良いですよ、と説明し、説得するのが義務だと思っている。
安く上げるのが仕事でもなければ、高く売りつけるのが仕事でもない。
相手の希望と予算内で、住宅として最低限のものを備えた上で、夢を実現するのがリフォーム業者の仕事だ。
ぜひみなさんは、ガンガンリフォームして、部屋を住み良くして欲しい。
その際に、まずは住宅として快適な部分を目指して欲しいと思う。