はてなキーワード: 萌えキャラとは
金を萌えキャラ化して愛でるべき
今更だが、宇崎ちゃんポスターがこんなにも揉めたのは、ファンと非ファンの認識の差が大きいと思う。
宇崎ちゃんはその名前からして、「ウザキャラ」である。ウザいとはつまり不快ということだから、ウザさを前面に出した宇崎ちゃんポスターが人を不快にさせるのは宿命のようなものであった。
宇崎ちゃんのファンは漫画やアニメ(あるのか?)を通して、宇崎ちゃんはうざ可愛いなぁと思うのである。巨乳も煽り台詞も可愛い宇崎ちゃんの個性である。
問題は、宇崎ちゃんを知らない人。知らない人達の中に宇崎ちゃんポスターを見て「ありえない巨乳の女が上から目線で煽ってくる、訳わからない不快な絵のポスター」と感じる人が多くいるのだ。
今回揉めているのは「宇崎ちゃんポスターは人を選びファンでない人を不快にさせるからダメだ」派と、「いや、ファンでない人を不快にさせようとファンが来て献血が増えるからいいんだ」派である。
献血という人の命が関わる事柄なので、後者には正当性があるように思う。だが、前者の人達はそれに危うさを感じているようだ。
もしこれが宇崎ちゃんでなければどうだろう?
露出のない宇崎ちゃんと違って、極端な話裸でM字開脚した絵、いや写真だったら?それでも話題につられた男性客が来るだろうからいいのか?
エロじゃなくてグロだったら?グロ好きは来るだろうが、いいと言えるのか。
或いは、大きなムカデの写真だったら?不快になる人は多いだろうがムカデ愛好家は来るだろう。
差別がどうのという話なら、黒人差別ポスターだったら?差別主義者の白人が来るからいいのか?
「ファンでない人を不快にさせようとファンが来て献血が増えるからいい」には限度があるのではなかろうか?
勿論万人に受け入れられる表現はないが、赤十字のポスターはコラボ先の愛好家でない人が見てもある程度スルーできるものでなければならない。
宇崎ちゃんが「ある程度スルーできるもの」だったか。これが微妙なのだ。
すもも氏の調査でも、「宇崎ちゃんは不快じゃないし問題ない」と受け入れているのは、一番寛容な20代男性ですら半数を切ったのだ。女性は大半が不快感を示していた。
だが、これは宇崎ちゃんのポスターのみを殊更取り上げた結果であり、他のポスターと並んだ状態であれば不快だとも思われずスルーされていた可能性もある。
もう一つ、揉めているのは男オタクと女オタクの考えの違いでもある。
ある女オタクの人が、「私も萌えキャラやエロが好きだ。だからこそ、萌えキャラで人を不快にさせたくないし結果的に迫害されたくない。住み分けたい」と言っていた。
これは女オタクの考えだ、と思った。
不快にさせないよう、結果的に自分達の立場が悪くならないよう、私達は隠れよう、住み分けしよう。そう思って身内で「学級会」を開く文化の女オタク。
これに対し、隠れるなんてしたくない、自分達が受け入れられる社会を目指したい男オタク。
両者はけっして分かり合えない。
オタクでも30年選手ぐらいじゃないと、オタク内部のヒエラルキーがわからないと思う。ぶっちゃけて言うと、オタク内部にも強烈なヒエラルキーがあるの。
萌えオタは、その中でもかなり低い。少年漫画オタとか、熱血アニメオタ、SFオタとか、そういう人間が地位が高くて、萌えオタはめっちゃ低かったのよ(その当時は萌えなんて言葉もなかったけれどね)。でも、みんな陰では萌えキャラが好きだった。
ラノベにもヒエラルキーがあって、90年代は、銀英伝とかは上、スレイヤーズは中、あかほりさとるは下、みたいな、要するに萌え系(当時はそんな言葉はない)の地位はめっちゃ低かった。はシスプリが出てきた2000年前半でもかなり地位は低かったよ。シスプリというだけで硬派系のオタクからは「うわーオタク内部でも好きだって言っちゃいますか。勇者ー」ってな空気だった。
さらには萌え系は「お前らが萌え萌え言ってるから、差別されるんだ」と言われることもあった。女子でも、「腐女子というと軽蔑されるような空気」は残ってた。このあたりは、げんしけんとかにもテーマになってたりするよね。「腐女子だけど腐女子が嫌い」な荻上千佳とか。あれはかなり誇張して描いてるけれども、決して理解できないキャラ付けではない。オタクだけどオタクが嫌い、なんていうのはよくあるケースだった(本当だよ)。
で、萌えオタ(萌え豚ともいう)とか腐女子とかっていうのは、「名づけからして自虐というか差別的な要素」があるとおり、「要するにオタク内部でもヒエラルキーが低かった」んだよね。被差別の中にも順列があった(地獄にも階層があるように、オタクにもヒエラルキーはあった。ヒエラルキーが低いというのが適切でないならば、理不尽に攻撃されるケースが多かったといいえかてもよい)。
それが、涼宮ハルヒあたりのころから明確に崩れ始めちゃったんだよね。若い世代は萌えキャラで育ってきてるから、「お年寄りオタクの萌えキャラは恥ずかしい」って意識が理解できないんですわ。むしろ、「萌え絵や萌えキャラはオタク社会の中でもヒエラルキーが低い」っていう暗黙のルールを完全に無視した行動をとるようになった。これが良いことなのか悪いことなのかわからない。
「萌えキャラ=エロだろ」という意識は、30代以上のオタクがかろうじて持ちえるレベルの共通理解で、いまの中高生オタクになると「英語の教科書に萌えキャラ出てます」って時代になっちゃってるんだよね。だから、「萌えキャラは恥ずかしい」とか、「そういうのはこっそり家で楽しんでくれ」っていう、30代以上のオタクの共通認識が理解できないんですわ。
そういえば福島みずほが、宇崎ちゃんを「胸が。胸だ。えっちだ。えっちだ」と連呼してたけれど、あれはお年寄りの認識で、いまの若い子は本気で「どこがエッチなの?」って感じてる。だって教科書や参考書に萌えキャラが出てる時代だから、萌えキャラに対する文法自体が異なる。いわゆるエロゲ全盛時代に大学生や社会人だったオタクたちにとって、「萌え絵=エッチなもの」という認識があるけれど、いまの20代以下は「むしろ学校図書館でよく見る絵」だったりする。このあたりの認識のずれが、かなり大きい。
だから、「萌え絵は恥ずかしいものだから世の中に出ていかないで」っていう高齢のオタクは、「エロゲの絵でしょ」と認識してるけれど、若いオタクは「萌え絵のどこがエッチなんだ? 言いがかりつけんじゃねえよババア」って考えてる。
まとめるとこうなる。
高齢オタク「萌え絵はエッチでエロゲの絵だ。萌えオタはヒエラルキーが低い恥ずかしい趣味だからこっそり楽しめ。大っぴらに出てくるのは恥ずかしい」
若年オタク「萌え絵のどこがエッチなんだ? エロ同人の中身見せてるわけじゃねえぞ。言いがかりつけるなくそジジイ」
というわけで、この問題は、萌え絵と萌ジャンルに対するジェネレーションギャップがかなり大きいと考えてる。
誰かが言わないといけないことだけれど、だれも言わないから言う。
BL好き腐女子、エヴァ大好き左翼、エロゲアイコンだった学者。
おじさんおばさんのオタクの一部が、差別で自意識を拗らせた結果おかしなことになっているという話だと思って聞いてほしい。
彼らは、エヴァ放送時に、衝撃を受けてこんなアニメがあるのかと驚いた世代だ。もうちょいわかりやすく言うと林原めぐみ直撃世代か、そのもうちょい前。
深夜にアニラジを聞きながら、エヴァを延々と語り、オタクの仲間内で、「この作品なら一般人に見せてもばかにされないんじゃないか」とかひそかに期待していた世代だ。
同時にあの時代のオタクは、自分を肯定して生きていくことが厳しい時代だった。
オタクと呼ばれると、どんなに社交的で、どんなに良い人格で、どんなに収入があっても、社会的信用が失われる時代だ。このあたりの空気を知りたいというひとは、
https://togetter.com/li/1220676 このあたりのまとめがマイルドに教えてくれる。
もっと空気感だけ味わいたいなら、飛んで埼玉! の空気感。バレた瞬間最下層民になるって時代。
だから、アニメ好きは必死になって趣味を隠し、隠れキリシタンならぬ、隠れオタクという言葉が普通に流通していた時代だ。
声優ソングの歌詞を見たら、みごとに「生きにくいオタクの共感を呼ぶ曲ばっかり」だ。
自分らしく生きていくということを大変だけど頑張ろう、っていう曲だ。
そんな時代に作られた林原めぐみの「don't be discouraged」は、差別の垣根を越えて、「ゲイやオカマの心をガッチリとらえた」という現象まで起きた。新宿二丁目では涙を流して歌う人物もいるそうだ。「生きにくい世の中だけど、勇気をもって好きなことに邁進しよう。理解されなくてもきっといいことがあるよ」というのは、まさに被差別属性を持つ人々の心をとらえるだろう。そんな時代だった。
僕らが生きたのは「好きなものを好きというだけで多大なリスクを覚悟せねばならなかった」という時代だ。
余談になるが、当時の深夜アニラジというのは、精神を病んだオタクの駆け込み寺にもなっていた。声優さんにガチの人生相談が舞い込んだ時代だ。
学校でオタクだと馬鹿にされてつらいとか、いじめられているとか、そういうはがきが普通に舞い込み、それを声優さんがガチに回答するような、かなり狂った時代。あの時代のオタクの空気はまさにどんよりとした息苦しさをまとい、まさに被差別階層の様相を呈していた。それにしたって、なんで声優さんラジオに人生相談をするんだ、と言われるかもしれないが他に相談できる場所がどこにもなかったのだ。親も、教師も、友人も、兄弟も、警察も、政治家も、すべてがオタクにとっては敵だった。もう顔の見える敵ではない存在が、漫画家や声優しかいないというのは、あの時代を体験したものでないとわからないだろう。当然ネット環境もない。
そんななか、差別に直面し苦闘したオタクたちはオタクと呼ばれるのを極端に恐れていた。
「俺はオタクじゃない。マニアだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「俺はオタクじゃない。ゲーマーだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「俺はオタクじゃない。アニメ好きだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「オタクってキモいよね」と言われたら、正体を隠して「そうだねえキモいよね」と内心冷や汗流しながら相槌を打ってた時代だ。
当時、いじめられ、差別され、迫害され、バカにされていたオタクたちの一部が、「なぜ自分たちが差別されるのか」を必死になって考えるというのは、もうこれは宿痾の妄想のようなものである。
そんな中、一つの逃げ道に走ったオタクがいる。それが現在の左翼系でオタクバッシングをやっているオタクである。
「オタクはダメな奴らだ」とサブカル内部からオタクを批判することで、一般に認められようとする道を選んだ人間だ。
彼らの言い訳は「左翼思想からサブカル的にオタクを分析するためにオタク文化にかかわっている」というものだ。
「自分たちがアニメ・ゲーム・マンガ・ラノベを見るのはサブカルチャーの研究をやっているからだ。だから恥ずかしくない」と理論武装しなければ、好きなものにかかわることができなかった。
大学のサークル棟や居酒屋で、現実に起きた現象とアニメ作品をひたすらに絡めて、融合させて、一つの社会的事象としてとらえようと躍起になった時代だ。
具体例を挙げると、地下鉄サリン事件とオカルト系SF作品の影響を無理やりくっつけてトンチンカンな批評を、朝生みたいにオタク同志で語り合ったものだ。
それを見ていたクリエイターが「いまのオタクは作品も作らず、ただ批評ばっかりしてる」と嘆いていた時代。ただ楽しむではなく、「学問的批評という行動によって、ただのキモオタのブヒブヒ言う声ではなく、この作品が社会に与える影響や、社会的意義がどんなものか、左翼思想に合致するかチェックしている」という言い訳を自分に用意した。
彼らは、何の理屈もつけずにオタク文化を楽しむオタクを「ダメな奴らだ。キモイ。あんな奴らと一緒にしないでくれ」と、さげすむ自意識を持っていた。しかし、オタク文化は好きで好きでたまらなかった。
その鬱屈した倒錯は、傍から見ればただの変態の所業でありながら、それでも本人たちは大まじめだった。
左翼思想やフェミニズム思想を身にまとい、あのコンテンツはここがダメ、あそこが左翼思想から見るとダメ、右翼だ、女性差別だ、と言いながらアニメゲームマンガを消費したのだ。
ほかにも別の一派がいて、無理やり学問にこじつけて、オタク文化を鑑賞し、「CLANNADは人生」とか「fateは文学」とか馬鹿じゃないのかという発言が飛び出すこともあった。ネットで議論する際に「銀英伝」や「マブラヴ」で、政治を語り分析する人間がゴロゴロいた時代。
あれは、「馬鹿」だったのではなく「そうすることが差別を避けつつコンテンツを楽しむ作法」だったのだ。
しかし、時代は加速した。オタクは文化的にかなりの大成功を収めた。
オタク系候補が30万票や50万票取って、自民党の議員バッヂをつけてしまう時代だ。民主系や、社民系ではなく、よりにもよって自民党である。確実に時代は変わった。それも劇的に変わってしまった。(オタクが政治にいかに冷遇され続けてきたかは、それだけで10万文字を超えるエントリーを書かねばならないが、今回は割愛する)
要するにオタクコンテンツが一般趣味として認められつつある時代になったということだ。
そうなると何が起こるか?
いちいち思想とアニメを絡めて面倒くさい批評を書くよりも、萌えキャラがなんか頬を赤らめて「ばか」とつぶやくSS漫画をtwitterにあげるほうがRTといいねが数万単位で跳ね返ってくるようになった。
このアニメはリベラル思想に対して間違っていないか、とか考える面倒くさい学術オタよりも、SNSで萌え絵をアップして焼肉画像を上げてる大学生絵師のほうがよっぽど尊敬を集められる時代になった。
いまの時代、萌え漫画を読んだり、コミケに行ったりする程度で、「あいつはキモイオタクだから石を投げよう」みたいなやつはかなり減って、大勢がオタクであると公言できる時代になった。これは若い人達ほど顕著である。他人にどうみられるかを一番気にして、自意識をこじらせる男子高校生や女子高生たちが、人前で、FGOだのアイマスだのバンドリだののアプリのイベントを周回している時代だ。
オタク差別から逃れるためにくだらないうそをつかなくてよい時代が来た。
しかし、この時代はある一部のオタクたちには実に生きにくい時代になった。オタク趣味を低俗だ、腐敗してる、萌えなど女性差別だと繰り返しバッシングしながら、それでも萌えアニメや恋愛ゲームを消費せずにはいられなかったオタクたちだ。これには女子も含まれる。女子でも乙女ゲーとかそっち系のほうは「恥ずかしいもの」としてバッシングされた過去が間違いなくある。腐女子を恥ずかしいものとしてとらえてバッシングしたのは、「そういう意識が高い系のオタク、女子オタク」だったし、「腐女子の中でも様々な争いがあった」ことは間違いない。
彼らは、同胞のオタクを常にバッシングしてきたせいで、オタクにもたらされた「自由にオタク文化を楽しむ」という時代に参入できない。今更「実は俺も萌えキャラ大好きなんだよ~! バンドリ周回してる! アイマス最高!」とか職場の人間に言えない人生を送ってきてしまった。
ネット空間においてさえ「こんなものは女性差別だ。左翼思想の面から許容できない人権侵害だ。オタクがオタクをダメにした。オタク社会を俺が浄化してやる」ぐらいの発言をしてきた人間だ。
彼らもこっそりオタク文化を楽しんではきた。しかしオープンに楽しむなんてことはできなかった。それが許される時代が来てもできない。
だからこそ、全力でオタク文化が一般になるのを阻止しなくてはならない。
そうでなければ自分のゆがんだ自意識が、ただの卑屈さの産物であると認めなければならないからだ。
林原めぐみの作詞した歌詞のように、ドタバタ前向きに差別を恐れずに自分を肯定しながら生きていくということができればどんなに良かったろう。
しかしそれがいまだにできない。あの時代のえげつない苛烈さ、報道も政治も、だれもオタクを守ってくれない。その時代ゆえの後遺症だ。
だいたいは左翼的なシンパシーを持ち、左翼思想で自分を固めてきた。
左翼思想やフェミニズムが、彼らをオタク差別から守り、他のオタクと異なり特別たらしめている自意識だ。
それを用いて、オタクだとカミングアウトするのが明らかに不利益にしかならない時代を、何とか生き抜いてきた世代だ。
必死に左翼理論と自己演出で、オタク差別されないように自分を防御してきた世代だ。
世の中のオタク表現を常に探し、「これは左派思想に合致しないから規制すべき」とオタクをバッシングするのは、「自分はキモオタとは違う良いオタクだ」と差別を逃れるために左翼思想を選んだから。
若い人たちは彼らを見たら、「こんなことをしなければ生きられなかった悲しい時代があったのか」と思ってほしい。
「好きなものを好きというだけで多大なリスクを払わなければならなかった時代」があったことを少しだけ思い出してほしい。
追記 確かに主語が広すぎたと反省している。ただ、はてなとかで率先してオタクを叩いてるひととかはに、かなり当てはまるのあるケースだと思っている。
批判されている点のうち主要なものは以下の二点に絞られると思うので、この指摘への対処だけを論考の対象とします。(例えば、絵柄の好み等々は対象としません)
なお、私の考えは、「論点1-1」でNOとスッキリサッパリ言い切るのには躊躇がありますが、かと言ってYESと断言するのにも躊躇がある、というところです(どっちつかずですね)。
献血広告で当該の広告が批判される理由は、自発性が重要だからです。対偶をとると、自発性が重要ではない文脈、例えば強制性がある規定ならば、絶対ダメとまでは言えないことになります。
でも一方で「煽るような台詞」は当該キャラの個性ですから有効利用したいですよね。
とすると、例えばルール遵守を訴えかける広告ならばアリではないか、と考えることもできませんか。
例えば、警察が制限速度の遵守を訴えるポスターはどうでしょう。
普通の女性警察官の制服を着た「宇崎ちゃん」がローアングルではなく正面から描かれており、「先輩、交通ルールも守れないんスか?」という台詞がついたものです。
これであれば「性的対象化」も「自発性」もクリアできそうです。さらに「いつもは着ないコスチューム」かつ「キャラクターの個性を活かしている」というところで萌え的にもポイント高くありませんか。
萌えキャラや二次元キャラ全般がダメとは思わないし、むしろ問題ない範囲で使われていくと良いと思います。
そもそもクールジャパンとはガンダムとかメカゴジラとかのような有機的で硬派なコンテンツを差しているのであって……。
そこらへんはハリウッドで実写映画化されるラインナップを俯瞰的に眺めて見るとだいたい察しがつくはず(攻殻機動隊、銃夢、ポケモンなど)。
そして萌えオタはいつだってそういった硬派なコンテンツに無機的な萌えキャラをゴリ押ししてぶち込んで雰囲気を台無しにしてくるんだ。
フェミと呼ばれる方々が元気だ。この世から一切の萌え絵を排除してあわよくばそういうのを法律で禁止すべき、そういうのが好きな男は粛清すべき、くらいの過激な事を言う。
アンチフェミもそれに呼応して元気だ。あいつらはなんの問題もない事をギャンギャン大袈裟に騒ぎ立てる、俺らの人権を侵害して奪い去る事が至上命題のようだ、俺たちの権利を守れ!俺たちはターゲットにされている!そこかしこに堂々と可愛い萌えキャラがボディラインを強調したイラストが貼られることは許されるべきだ!
なんでこの人たち0と100だけで話してんだろう?いや、殴りあってんだろう。
少し考えたんだけど、どっちも公共の福祉は無視しながら権利を濫用してんだよ。
公共の福祉って言うのは、誰かの権利を守る事で他の誰かの権利が侵害されないようにバランスを取ろうぜ!っていう考え方。
権利の濫用って言うのは、いくら権利があるからってそれを振りかざしてわがまま放題するんじゃねーぞ、っていうかんがえ。
どちらも学校で習うけど、じゃぁ実際なんだよっていうことは全然教わった気がしない。
まぁ、この二つを大雑把にいうならば、「確かに権利はあるけど、このくらいの侵害なら許容範囲かな」っていう綱引きだ。
ラディカルとか原理主義とか言われる人らはこの許容範囲がすごく狭いか又は0だ。
例えば献血ポスターに萌え絵を採用しても良いけど、ボディラインは強調しない(と言うか萌え絵は何着ててもボディラインが丸見えなんだよね)し、変に色気だしてないとか、デザインや構図も献血の宣伝にきちんと関係してるなら良いか、とかだよ。
だから、みんな法律の都合いいとこだけ切り取ったり、なんかそれっぽい理屈捻り出して全勝狙うんじゃなくてきちんと落とし所探ろうぜ。
その上でラディカルとか原理主義とかそういう自分らの主張以外全く受け入れられないような奴らは自分たちがバランスぶっ壊れてる事自覚しようぜ。
萌えアニメとか萌えキャラとか、そういうのは普通の趣味になってしまった。
塾で「先生、ジャンヌオルタ持ってるって本当ですか?」とか女子中学生に言われるのだから、そりゃもう、「萌えゲーやってればキモイ」なんて時代はとっくに過ぎたんだろう。
いま、「こんなものを見ててけしからぬ許せぬ。女性がおびえている」と騒いでるのは「お年寄り」なんだよなあ。
現在の子供を見てたら、むしろ萌えキャラで育った世代で、萌えキャラのポーズだの体型だのにいちいち嫌悪感を抱いてはいない。
SNSのツイッターでいちいちけしからぬ許せぬと騒いでる人たちは要するに年寄りになったんだろう。
イケメンフィギュアスケート男子が堂々と好きなアニメを語る時代になってしまったのに、30代以上のおじさんおばさんたちは、「アニメを見てるキモオタ」から抜けられないでいる。
そもそもエロ同人描いている事自体が人には言いにくい事だと思うんだが…
で、エロ同人描いている事を堂々と言えるような間柄なら
萌えキャラが好きだという事も堂々と言えると思うんだが…
困ったことに、いまの世界は、「女子なのに萌えキャラが好き」と言いにくい。
例えば考えてほしい。
「マシュみたいな後輩が欲しい」と思った女子はたくさんいると思う。
「あんな媚び媚び萌えキャラのどこが好きなんだ」と言う人はいると思う。
女性に対して幻想を抱いたキモオタの妄想の産物、と言う声もあるだろう。
だけどね。
あんな、純粋なかわいい後輩が欲しくないかと言われれば、「ほしい」に決まってる。
声を大にして言おう。私はマシュみたいな後輩が欲しい学生生活を送っていた。
マシュみたいな後輩ができたらきっと猫かわいがりして、イベントごとに一緒にコスプレやって、「せ、せんぱい。このコスはさすがに……」と困らせてやりたい。
なにが言いたいかと言うと、萌えキャラは案外女性にも好きな人はいるということだ。
ああ、マシュ、かわいいよマシュ。
オタクだけでなく、ツイ廃や意識高い系のはてな民にも尋ねたい。最近、大学の教授なんかも含め、周りの人間全員、SNSで世界が回ってると言わんばかりにツイートするが、どうやったらそんなにネットに溶け込めるんだ?
俺は家が自営業だったおかげで、小1のとき古いPCを譲り受けて以来ずっとインターネットやMMOと共に生きてきた。ネットの知識だけで独学して、プログラミングや作画、作曲、最近では統計分析なんかも含め、PC関連の仕事は一通り受注できる水準に達した。だが、俺みたいな最底辺コミュ障は自分のフィールドでも周りに馴染めず、ニュースやYoutubeくらいでしか外の世界を見ることはない。
そもそも俺はオタク特有のノリについていけない。工学系の大学に進んだが、周りの技術水準が予想以上に低く、逆にオタク度が高すぎることに驚いた。二次元の好きなキャラを訊かれたとき、俺は初めて自分が世間的にオタクであることに気付いたが、実は二次元の萌えキャラも無理で、オタク仲間の中でも浮いている。こういう人種は他に存在しないのか? いたら友達になってくれ。
加えて萌え界隈の基地外&低脳&非オタク率(オタク文化に対する知識の無さ)は異常
未就学児にファーストフードばっか食わす親みたいに、
「これが売れるので商売としてやってます」なら需要と供給があっている話で終わるけど
萌え界隈に群がるのは個人情報をばら撒いたり執拗な個人攻撃を繰り返したりする基地外ばかりの世界と認識ある上で
2000年代お固めな企業 (銀行やMSなどなど)が萌えキャラ採用して
#すけろく0get1get1人アドベントカレンダ2017ブコメ2ch3.11 東日本大震災@hazuma 鬱々メモBluetooth変態オヤジ日記BookmarkDIET女FAQFXFull movieITPerlRailsRubySPAMTweetbotJPWEBコミック感想WikipediaXbox萌えキャラ辞典anchorlivecxmemotwitterzonia☆レポート来ないあとで読むいない歴年齢日記うんち日記これはひどいしりとりだいえっとババアにゃーんはてなはてなキーワードはてなサーバはてなブックマークはてな統計はてブぷろとらまとめめだか日記めも゜π゜アニメイカ娘エアオナ禁カルトググレカスゲームゲーム日記コピペコメントタイケン学園タクティクスマスダタグダイエット日記ダジャレディスガイアトニオニコニコ動画ニッキネタハイク観察記プリキュアプログラミングマスダとマスダの冒険マスダアニメメモメンバーライフハックランニングルー増田レシピレントシーキングロジカルクッキング一人大喜利不具合九路盤囲碁今日のyahoo知恵袋今日のワイの餌今日の筋トレ今日も聖書を読む読む今日作った言葉今日知った人物今日知った言葉今日食仕事仮説休職日記似非原俺も日記書く健康再投稿は甘え勝手にホトトギス千の桃太郎反証可能性名前を名言国会ウォッチャー国会会議録地球温暖化増田増田5五将棋増田AC2016増田BGM増田advent2017増田うどん増田お嬢サバイバル部増田お嬢様部増田お嬢鯖部増田しぐさ増田なぞなぞ増田の箱舟増田ぽえ夢増田アドベント2018増田アナル普及協会増田アース増田オセロ増田マッチングサービ増田二段JUMP普及協会増田保存部増田共感増田山手線部増田戦国史増田旅行記増田暇部増田知恵袋増田統計声優決めまっしょい夢日記天華の救済婚活で出会った変な人字下げ増田字幕学閥専門サイト小禄心ちゃん応援日記小説小説日記弊社用語辞典引用後で読む恋愛愚痴感想投資政治料理新二十四節気日刊増田日本eリモデル日本語サイトはてブ数日記映画感想本日の1曲朴念仁侍東京五輪まで権内権外水耕栽培日記海外サイトはてブ数百合知力知識禁煙科学経済統一協会総合サイト艦これ英語著作権衛生改善日記計画認知的節約認知資源読んだ読書議論起床直後日記返信連載増田小説過去問題集鍛練日記鍛錬日記関西オフ音楽風説否定飲み会馬渕教室高橋隆次郎鬱日記(Φ皿Φ)クワ!( ・ิω・ิ)🐈