はてなキーワード: 青春小説とは
梶井基次郎の檸檬って高校の現文で読んで、いまいち意味が分からんかった。ニュアンスは分からんでもないような気がしないでもないけど、輪郭が掴みきれない。
不吉な塊みたいなフレーズだけ覚えてる。
最近になって、ブルーハーツみたいなもんかと思うとしっくりきた。
そのブルーハーツの方も明瞭に分かっているかと言ったらそうでもないけど。
落ち着かなさや焦燥とか。心のモヤつきとか。衝動や強がりとか。荒唐無稽さとか。
置き換えるものが増えるとなんとなく肌感覚で接近するような感じがする。
じゃあ檸檬が青春小説かって言うとそれはあんまりしっくり来ないんだけど。でも確かに描かれてたようなモヤッとした心情とその爆破はまさに青春そのものかもしれない。高校生に読ませるくらいだし。青春なんて言葉は当事者ほど意味が分からなかったりする。
私はブルーハーツの方が好きです。
複雑なトリックを解いたときのパズル的な達成感、なぜその人がそんなことをするのか知りたいという知的好奇心、まさかそんなことまでやってくるとはという「驚き」そのものに感じる面白さ。
「事件」という状況では突飛なキャラクターを活躍させやすい。奇矯な探偵、天才的な犯罪者、狂った殺人鬼、華麗なる怪盗など、ミステリには多くのキャラ類型がある。また極限状態における人間心理(恨み・怒り・恐れ…)も描きやすい。
絶海の孤島、不気味な村、からくり屋敷、見立て殺人、ダイイングメッセージなど、ミステリにはさまざまな定番の道具立てがあり、怪奇的であったり衒学的であったりと独自の雰囲気をまとっている。
ミステリには「事件発生→調査→解決」という分かりやすい構成があり、これは作品をつくるうえで強力なフレームワークになる。「本質的なジャンルは青春ものやバトルものだが、形式的にミステリの構成を借りている」という作品も多い。
いずれを重視するかで作品の雰囲気はがらりと変わる。島田荘司や綾辻行人のようないわゆる本格ミステリは「謎解き」に奉仕するし、森博嗣や京極夏彦あたりは衒学的な「雰囲気」でゴリ押してくる。西尾維新の戯言シリーズはお約束程度に殺人事件が起きるだけの奇妙奇天烈な「キャラ」のバトルものに移行していったし、米澤穂信の日常ミステリなどは「構成」としてはミステリでも青春小説としての側面が大きい。
「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」とか言ってくるような人はおそらく「謎解き」の信奉者なので、「論理が端正でトリックに驚きがある」というだけでその作品を高く評価する。極論すれば作品を「物語」ではなく「問題」として評価しているのであるが、あくまでそれはミステリの派閥のひとつにすぎないので、必要以上にその視点に囚われないことが大切である。現代社会に生きてフィクションに触れているなら、どこかでミステリ的な要素は摂取しているはずだし、その要素を面白く感じているはずなので、「ミステリの面白さを理解できない」などと心配する必要はない。
タイトルはわかりやすく。ぶっちゃけなろうみたいな奴が良いらしい。
内容は長くても短くても、文章をブロックごとに記載。いわゆる小説フォーマットはやめた方がいい。
できれば現在進行形の原作補完型が良い。読者からの受けが良いから。
私の読者がMaxで2500くらい。同じジャンルでPVトップ取ってる人の読者は3万くらいいるので、私が参加してるジャンル本来の読者は総数5000~7000くらい。
百合は古強者のお姉様2強がまじつええ。しかもR-18表記入れてるので絶対勝てない。
まぁ良いか。今私がいるのはカップリングが百合だけど、私が書きたいのはあくまでも青春小説&大どんでん返しものなので。
ちゅーもエッチも入れない。それでもユニークな発想で読者をあっと言わせたい。
何度も同じジャンルのFFをチェックして、絶対このネタは誰にも使われていない! ってのを確信して投下した作品は、2000ちょっとのPVと200ちょいのイイネがついた。
○ご飯
朝:なし。昼:ミートソースカルボナーラ。生ハムとルッコラのピザ。サラダ。ヨーグルト。夜:トマト。素麺。ポッキー。
○調子
○浅倉秋成の六人の嘘つきな大学生
就活で選ばれる側の学生が選ぶ側に立つことになった奇異なグループディスカッションで起こった事件を描く第一部と、それから数年後当時を振りかえる第二部からなる青春小説。
パズラーの文脈でミステリ以外のジャンルを描こうとしていて、序盤に登場するフェアという言葉を何度も使うキャラがいることからも、所謂「フェアプレイ」の概念を主に置いている。
しかし、この作品がミステリ一辺倒ではなく青春小説の面も持っているが故に、ここでいう「フェアプレイ」は作者から読者へ向けたミステリ的な意味だけではない。
一般社会における人間関係においてのフェアな精神とはなんなのか? それを問うようなお話だった。
はてなブックマークやTwitterである側面を見て断罪するインターネットのジジババ共へ向けたわかりやすい教科書でもあり、就活という奇祭に向かわなければならない若者へのエールでもあった。
就職活動中のグループディスカッションをクローズドサークルに見立ててフーダニットするという構造自体が入り口百点。
伏線の狙撃手とかいう異名が際立つ、もはや恒例になったラストの方で今までの伏線文章をピックアップしながら真の意味を解説するくだりは、マジでこの変なあだ名が無ければ楽しめる。(伏線の狙撃手て……
テーマであるフェアを巡るやり取りも、就活に苦しめられてきた自分の過去を思い返して感情移入できた。
ただ、こんだけ無茶なシチュエーション自体へのサゲがないことだけは少し不満足かも。
イジメ加害者への復讐のために殺人を決意して部屋に忍びこむもすでに相手は死んでいた。
そんな冒頭から始まる、タイトル通り殺人犯VS殺人鬼のサスペンス。
クローズドサークルなのでフーダニットものかと思いきや、まさかのサプライズ。
叙述トリックの可能性は疑いなら読んでいたものの、まさかこんな方向からのサプライズが来るとは予想外だった。
たまたま同じ日に読んだ上で紹介した浅倉秋成の六人の嘘つきな大学生が、いたって真面目な社会派なホワイダニットを綺麗に描いていたもんだから、尚のことこの作品のホワイダニットには脱帽してしまった。
古い批判を蒸し返すけど「本格ミステリは人を書けていない」と評するのはあまりにも簡単。
それだけに、いやはやまさかの衝撃だった。
キャラが事件にとってのコマでしかないという批判をこれほどまでに朗らかに明るく肯定する作風は、あの当時の妙な熱を思い出させてくれた気もする。
中学生の娘に、なんかいい本ない?って聞かれたんだけど恥ずかしながら青春ものをあんまり読んだことがないので読書家なはてなーの皆様のアドバイス求む
ベタに「ぼくらの七日間戦争」を勧めてみたら、おもしろいけどちょっと古い感じがするって言われたのでなるべく最近の新しいやつがいいのかもしれない
「屋上のウインドノーツ」「武士道シックスティーン」が面白かったと言ってるのでそれに近い方向のものがあれば
どうかお願いします…!
「スタンド・バイ・ミー」やら「夜のピクニック」やらの青春小説・映画を楽しむのが主に少年少女だと思っているなら、認識を改めた方がいいぞ
「ルックバック」で出てくる殺人鬼が統合失調症への偏見を助長する描かれ方になってる、みたいな話があって、あれは悪意の塊の擬人化みたいなものであって全然関係ないだろうと思った。
まったく擁護できる点はないけど、同じように社会的に敗北を続けている中年男性として、自身を投影してしまうところがある。
感動ポルノと批判された主治医のインタビューを読むと、負け組である自分に小説家としての才能があれば、一発逆転できるのではないかと考えていたフシがある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c23df430ad639ed9d2b7a9b7d220f3a9f4652226?page=5
その気持ちが痛いほどわかる。
私も同じように自分に才能があると信じて、人生を無駄にしたので。
アニメも見ていないうえ、原作を読んでないから大変失礼な発言だけど、『ツルネ』って、おそらく不朽の名作などではなく、他愛もない青春小説なんだろう。
京アニは、自分たちがアニメ化することで、いい作品にできると考えたのだろう。
↑一度言ってみたかった
https://anond.hatelabo.jp/20210625070958
こちらに官能小説の作者の方が書かれているので、読者側として最近思っている事を書き捨てる。男性向けから見えてる話です。
何が言いたいかというと、
親愛なる増田に集う諸君が官能小説といってまず思い浮かべるのは、恐らくこれでしょ
言わずと知れた天下の三笠書房がやっている官能小説ブランド。ここは昔はほぼ全てが陵辱モノだったのだが(※1)今ではラインナップの半分程度は安定的に和姦である。刊行月によれば、7割8割が和姦である時もある。(和姦じゃ無くて「誘惑もの」なんて言い方もされたりするけど)和姦以外は、昔からフランス書院文庫を支えてきた大御所の作品手あることが多い気がするので、新人はほぼ和姦ではないかと思われる。
(※1 やんちゃだった頃のフランス書院文庫は、別荘に拉致監禁の上最後は四肢切断に至るやつとか、旦那を人質にとって一家まるごと陥れるやつ、違法薬物を使って云々とか、ダイレクトに痴漢を題材にして気持ちよくさせて女性を屈服させる、とかそういうのがほとんどだった)
もう一つ、現在も生き残っている伝統的官能小説ブランドとしてのもう一つマドンナメイト
こちらは割とフランス書院より転換が遅かったが(※2)今だと、陵辱モノの固定ファンが付いている大御所を除き、ほとんどが和姦ものという状況である。
ただ、和姦であってもいわゆる「男の夢」でファンタジーなのだけれど、これに象徴されるように、どうも最近は官能小説も和姦が売れ筋のようである。
(※2 2010年代のつい最近まで、ランドセルを背負う描写のあるヒロインを実質だまくらかして教師の主人公が云々、みたいなのが結構あった。っていうか、一時期やたらとロリータ系がやたらと多かったよね)
たとえば、双葉文庫などは、一般小説も官能小説も両方同じレーベルで出しているけど、ここの官能小説、ここ10年の作品は100% 和姦。青春小説風味みたいなのが多い。
どうやらレーベル規制があるようで、登場人物は基本18歳以上、若くても大学生である。アラフォーが中心の奴とかもたまにはある(※3)
やってることはそりゃ男性向けなので、不倫をテーマにした作品はあるし、コンドームをつけるというような描写は直接は登場しないけれど、元増田の作家の方が書かれているような内容は概ね網羅している。
(※3 仕事に疲れた主人公が独身で生きていこうと山奥の家を買ったら、何故かそこに美女がやってきてハーレム状態、とか、これ異世界転生ものだよね?スローライフラノベじゃん)
ジュブナイルポルノなどから発達した官能小説レーベルがある。例えば代表格がこれ。リアルドリーム文庫
これのラインナップ見ると、最盛期のフランス書院文庫のようなヤバい奴はないとはいえ、寝取られに陵辱がメインになっていることがわかる。
次に、エロゲのノベライズからスタートしているパラダイム出版のオトナ文庫
http://parabook.co.jp/novels/otonabunko.php
なんでこんな事になっているかというと、
と言う事じゃ無いかと思われる。
官能小説というと時代遅れのようなイメージになっているけれど、ちゃんと時代によって変化しているので、もし気になるのがあったら一度手に取ってみてほしい。
過激な表現をしたエログロ漫画の広告があふれている。おなかいっぱいというか、胸焼けするような表現で、全く股間に響かないと言う人も多いだろう。
そんな人でも、官能小説はわりとそこに至るまでの心理描写というかをそれなりにやっていて、シチュエーションを描いている事が多いので、こちらの方が合うかも知れない。
一度手に取ってみてほしい。とりあえず、エロゲ系に少しでもなじみがある人は、高橋由高作品から、青春小説系のものがお好きな場合は、橘真児作品からおすすします。
おっさんなので専門外だが
https://tiara.l-ecrin.jp/c/index.html
ティアラ文庫、オパール文庫は抑えておくとよい。男性向けより心理描写なんかが丁寧だし、元増田のやっちゃいけない原則は(ほぼ)守られている。
コンドームをつける描写が、胸キュン(死語)ポイント的にきちんとあるのもよい。
一方で戦闘中の描写が非常に淡泊ではあるけど、それをもってあまりあると思う。
そのほか、探すキーワードとしては
なんかがよいとグーグル先生が教えてくれた。ティーンズラブって言われた文化を引き付いているほうですね。
よく女性はシチュエーションを大切するが、男性は即物的な表現でないと売れない、と言うのが定説だと思うのだけど、少なくとも、官能小説に限ってはそれは違うんじゃ無いのかなと思っている。
風呂敷を広げるときはいくらでもイケるけど、畳む時はけっきょく親と子、みたいな人と人との話にならざるを得なくて、そこらに転がってる凡庸な話に落ち着いてしまった感。まあ元からそうだったといえばそうなんだろうけど。
というかなんだあのカップリング。青春小説とか青年漫画にありがちなくっつき方でうわあってなってしまったわ。まああのカップリングが成立するにあたってシンジとアスカがかわしたあの会話が「大人になる」ってことを象徴してるんだろうと思いつつ、それもふくめて凡庸ではあった。
しかし恐らく「終わる」というのは「日常に戻る」ということであり、ある種の凡庸さを抱えることと同義であろう。エヴァという物語がしっかり「底」を見せたことで、95年から始まった熱狂がついに去ったとは思った。エヴァが日本のサブカルに影響を与えることはもうないだろうし、それで良いと思う。
90年代に出版された男性向け投稿写真系エロ雑誌の編集後記的な所に内容をある程度ぼかした感じで「やおい」と言う言葉を直接使って言及されていたのを見た覚えがある(そういうジャンルのことを知らなかったのでなんでこの人は矢追純一の名前を出して変な事言ってるんだろうと思っていたけど)。
地元の図書館に行けばノンケの若侍が義兄にレイプされてから好きな女性がいるにもかかわらず色んな男に想われたり手を出されたりしながら悲劇的な結末を迎える時代小説や不幸にも女顔だったためやたら男にちょっかい出されてきた少年が暴走族の男に手籠めにされた挙句に少年院に入れられるもそこで運命的な男と出会う青春小説や八岐大蛇であった織田信長が森蘭丸とセックスする怪奇小説がなんの区別もなく本棚に並んでいた。
ネットが普及する以前に専門誌が刊行されていたような一大勢力を築いたジャンルに何故隠れるのが当り前みたいな風潮が蔓延してしまったのだろうか?
リベラルやポリコレを支持する人の多くって、そのような論に触れた時になんらかの救い――救いが言いすぎならば共感を持ったから、左派になったと思うんだよな。
漠然とした日々の苦しみや欲求不満を言語化してくれて、その原因も解説してくれる人が人気を集めるのは、政治的立ち位置に関係なく、永遠の青春小説と呼ばれる太宰治も、ヘッズ(客)のプロップス(支持)を集めるラッパーも同じだ。
「あなたは苦しみを感じてますね、それはアレのせいです、一緒にアレに立ち向かいましょう」
そういう、僕たち私たちの代弁者であり羅針盤になるような思想や話者が心をつかむのは、どの時代のどの場所でも同じだ。
これがポピュリズムなのか民主主義の基本なのかはわからんが。というかポピュリズムの定義ってちょっとっググったら曖昧なんすね。
さておき、このように考えると、現代日本でいまいちリベラルやポリコレが好かれていないのは苦しみの代弁がうまくできていないからじゃないか。
既に左派な人間からすると「私たちの苦しみを語ってくれてる!」と思って支持しはじめたのだから、「いやちゃんとやってくれてるぞ」と言いたくなるのだが、数字的には多数にはあまり響いてないようだ。
オタクに右派や反ポリコレが多いってのは、そもそもオタクに限らず左派支持が少ないだろという話なんだけど、少なくとも「左派が僕たち私たちの苦しみと欲望をうまく代弁してくれない、右派の方がわかってくれてる」と感じた消費者や創作者は右に共感を強めるのだろう。
オタクが昔より地位がマシになったのは、今でいうポリコレ的な左派思想の影響が大きいとは思うのだが、昔世話になったことと今の共感は別である。
あと、「私はオタクで左派支持だぞ無視すんな」みたいに言いたくなった奴、個人の話はしとらんからな。
○ご飯
おせちともち。(ゲームが楽しすぎて朝昼晩のリズムが意味不明だったし、同じ料理食べてたので)
○調子
むきゅーはややー。お仕事はじゅうれんきゅー八日目。
ミステリかミステリでないかの定義は自己申告がベースにあると思っているので、これをミステリだと評するのは不適当かもだけど、割とど直球にミステリでした。(メフィスト賞でも違和感ない、鮎鉄賞だと違和感あるけど)
特殊設定ありきではあるものの、フェアに開示された条件のみでサプライズをしており、ミステリ者としての素養を強く感じさせられた。
ただ、ミステリとして評してしまうと、そのサプライズ一点の一本背負いになってしまうので
○グノーシア
色んな人が面白い面白いと口を揃えていってるのでこの休み中にクリアしようと購入。
めちゃめちゃ面白かった。
登場人物たち全員とお別れしたくない気持ちと、お別れしなきゃいけない気持ちが同じだけあって、僕の心を両方から引っ張ってくる。
なんで人は死ぬんだろうなあ、死にたくないなあ、でも死ななきゃいけないんだよなあ……
半分備忘録ではあるけれど。
言わずもがな、の長寿シリーズ。2018年12月にシリーズ64作目が発売された。
『ぼくら』シリーズ自体は完結しているものの、『新・ぼくら』シリーズでたびたび書下ろし新作が挟まれるため実質継続中。
他シリーズとのクロスオーバーも含めるなら優に50は超える大御所シリーズ。
初期はストーリーの長さの関係上、途中まで原語版の二巻分が日本語版の一巻にまとめられていた。(15巻からは1:1対応)
それを加味しても日本語版では45巻が2019年1月に発売されているやべーやつ。挿絵がかわいい。(原著は60巻オーバー)
ちなみに原書の作者は来日時に「40巻まで書いたが(来日当時)、あと40巻ほど書く予定」と尾田っちみたいなことを言ってのけた化け物。
筆者が学生の頃にはシーズン2までしかなかった気がするがその時点で読みごたえが抜群だったことから厚さは察してほしい。
現在日本語版はシーズン4の第四巻まで発売、原語版は現在シーズン6まで刊行中。海外ドラマ特有の翻訳待ちみたいな状況になってる。
昨今の映画化やアニメ化で沸き立つ『若おかみは小学生!』(完結作品、全20巻)をはじめとする講談社の児童書レーベル。
かつての長寿シリーズ『クレヨン王国』シリーズを連載していた例もあり、現在も長期シリーズは多い(ちゃんと新規シリーズ作品もあるけどね!)。
現在進行形で連載している面々だけでも、『タイムスリップ探偵団』が33巻、
『パソコン通信探偵団事件ノート』、通称パスワードシリーズが32巻(外伝除く)、『黒魔女さんが通る』が28巻。
というか大体若おかみの同期のせいな気がする。
ちなみに大体同期?である『名探偵夢水清志郎事件ノート』は新シリーズ含め15巻くらい(外伝除く)。
まあはやみね先生は他にいろいろ作品併行して書いてるからね、仕方ないね。
長寿作品に目を向けてはいたけれど、最近映画化されたこれもまだ一応続いている。
現在シリーズ4作ながら発行部数は累計100万部以上のキラーノベル。
作者が「5作目はそう遠くないうちに書く」と言っていたため、期待は出来ると考えられるであろう。
○朝食:なし
○昼食:カロリーメイト
○夕食:しめじ、大根おろし、オクラ、卵、納豆、おそば、チーズ
○調子
むきゅーはややー。
金曜日に大物がいるので、そこに向けて色々と調整するんだけど、正直することあんまないな。
多分明日と明後日は大丈夫だけど、木曜日が超暇になりそう。休もうかなあ。
相沢沙呼の午前零時のサンドリヨンという作品。
ちょっと青春小説の方向に振れてる作品ということもあって、ミステリとして読むとちょっとしっくりこなかった。
あまりにしっくりこなさすぎて、いわゆる「信頼できない語り手」系の叙述トリックなのか? と警戒してしまった。
ただ、ちょっと思うところがあるので、この作者の他の作品も読んで見るつもり。
もう終わるゲームから逃げるのもよくないと思い、最後ぐらい真っ当にスタンを組もうと思い色々遊んでた。
アルセウス、暁ネクロズマ、シルヴァディ、セレビィ、マーシャドー、ルナアーラ
こんな感じで組んでみたけど、びっくりするぐらい勝てなくて驚いた。
いやもう、このゲームの大半を圧迫での対話拒否でプレイしてたから、全く本当に全く攻撃力のラインを把握してないから、だれでだれを殴っていいかさっぱりわからなかった。
ラノベ読んでる40代のおっさんは、すぐ他人に「死ね」という。40代のおっさんが「死ね」ってどうなんだ。幼稚すぎるというか、あまりにもグロテスクじゃないですか。
しょうもない青春小説もどきを読んで「いい話だなあ」とか言ってるんですよ、彼ら。萌えラノベをバカにしながら、そういう似非青春小説がすごい文学だとでも思っているみたい。感動が好きなんだよね。ピュアなんだよね。40代になっても。でもそんなピュアおじさんたちが「死ね」という。自分の好きなものを批判されると「死ね」という。自分の大好きな感動できるラノベは崇高なものなので批判など死に値するというわけ。このピュアさ。ろくに人生経験も読書経験もないから本当にいいものがわからない。陳腐で幼稚な感動ストーリーを本物だと思い込んでるんだよね。そんなの普通の人は20代のうちに卒業するんだけど。
まあラノベ読んでる40代のおっさんがピュアなのはいいや。そういう人はまあ見下される対象なのかもしれないし、個人的にもグロテスクな存在だとは思うけど、まあそこはいい。とにかく他人に「死ね」とか簡単に言わないでほしいね。きみたちが「死ね」と言ってしまうのは単に想像力がないからだ。きみらはラノベ読んでる俺たちは想像力が豊かと思っているだろう。でも実は逆なんだよ。
死ぬほどありきたりで申し訳ないけど、マンガだと「ヨコハマ買い出し紀行」とか
速水螺旋人のスペースオペラもの「男爵にふさわしい宇宙旅行」や異世界戦記SFもの「大砲とスタンプ」とか
小説だとコメディものの連作短編集をあたってみるといろいろあるよ
国内だとちょっと古いけど神林長平の「親切がいっぱい」あたりかな、海外だとさらに古いけど「ホーカーシリーズ」とか、個人的には好きだった
ジョン・ヴァーリイの六世界シリーズはテクノロジーが進化しすぎて常識が今とは全く異なっている世界の青春小説でめっちゃ面白い
最近面白かったのだと「明日の狩りの詞の」とかラノベ版「山賊ダイアリー」って感じで楽しいしイヌかわいい
叙情的でスケールデカいのもアリなら「火星年代記」とかもギリギリ日常ものに入るかもしれない
パッと思いつくのはこれくらいかな
ミュータントがうろついてて性別年齢が手軽に変えられる近未来とか、ファンタジー異世界とか、宇宙で生活する移民たちとか、データ化済みですとか、SFの日常はバリエーション豊富でいいよね
現代ライトノベルの価値観から言えば「ブギーポップは笑わない」「ロードス島伝説」「イリヤの空、UFOの夏」などを挙げたい。
まずブギーポップは作品の評価そのものは一段落ちるが、当時ファンタジー全盛の商業文学ジュブナイル業界においてこのような作品が許される、という前例をぶち上げた点として小説そのものと電撃文庫合わせて評価されるべき作品として推薦できる。奈須きのこや西尾維新が打って出る決心に影響を与えた功績もある。
次にロードス島伝説。ロードス島“戦記”ではなく“伝説”である。よく名作として戦記が挙げられるし、お題としては知名度の観点から戦記の方が適切かもしれない。しかし今一度読み直せばその評価が思い出補正に過ぎないことは明確だ。そしてその思い出は伝説で具現化されている。完成度の高いファンタジー小説の一角として推薦した。
最後にイリヤであるが、青春小説として読後感もよく、完結作品として非常によくまとまっている。ただ感性が若く豊かでなければ素直に評価しづらいという部分はあるのは否めない。中学生までに読むことができたかどうかで評価が別れる(個人の感想です)僕は中学生の時に読めて幸せです。
そして「ソードアート・オンライン」
これは間違いなく、誰もが認める名作扱いしてもよいだろう。だがちょっと待ってほしい。この作品はライトノベルか?
別に定義論争をシたいわけではない。僕は「あなたがそうだと思うものがライトノベルです」派だ。その立場から言わせてもらう。
SAOはWEB小説です。異論は認める。WEB小説としては「無職転生」に並ぶ誰もが認める名作だろう。だが断じてライトノベルではないのだ。これだけは主張したかった。
次点として「銀河英雄伝説」「デルフィニア戦記」といった有名作品、ややお題からずれるところとして「星の大地(冴木忍)」「傾物語(西尾維新)」「帝国の娘(須賀しのぶ)」「聖刻シリーズ(千葉暁)」「とある飛空士への追憶(犬村小六)」「ROOM NO.1301(新井輝)」など推薦したい。
またライトノベルとWEB小説は別の文化であるということを踏まえた上で、WEB小説側としては「ソードアート・オンライン」「無職転生」「本好きの下剋上」、次点として「異世界迷宮の最深部を目指そう」「レジェンド・オブ・イシュリーン」を挙げたい。