はてなキーワード: 冴木忍とは
元記事筆者です
ファンタジーに分類されているもの、特にドラクエなどに近い「剣と魔法のファンタジー」と呼ばれるもの自体はありました。
代表的なのは水野良が描いた「ロードス島戦記」、深沢美潮の「フォーチュンクエスト」、冴木忍の「〈卵王子〉カイルロッドの苦難」とかとか。
でもこれらの大元はTRPGのリプレイ(ないしその延長線)上にあったり、カイルロッドに関してはヤングアダルト系列のファンタジー路線の延長だったりしてます
そもそも、ドラクエのノベライズがエニックスで発売されたのが大体1989年ぐらいでまだまだ本流のノベライズが出たばかりな頃で、これらの概念が十分に浸透して、受け入れられるようになるのはもっとあとの時代になってきます。
ソノラマだと 旋風の狩猟機とか、富士見ならザンヤルマの剣士とかカイルロッドのシリーズとか蓬莱学園とか。
とはいえ調べてみたら、なんだかんだで電子書籍では読めるは読めるな。
スレイヤーズ・オーフェンはいざ知らず、一番好きだったヴァレリアファイルとかエイリアンシリーズも読めるし。
ただ、冴木忍、当時のタイトル数の割に電子書籍、少なくない?道士リジィオのシリーズってどうなったんだろ?
こういうの、電子書籍で読めたり読めなかったりするし、出版社が変わってたりもするし、当時のラノベ出版社が手を取りあって、いっぺんに電子書籍化かしてくれないかなーと思ってる。
話は変わるけど、かたゆでマックシリーズが電子書籍化してたの初めて知った。
休みに読もう
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笹本祐一、妖精作戦は電子書籍になってるのに、エリアルはなってない?
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世代がずれていたラグナロク、未読なんだけど、最初のシリーズは電子書籍になってないっぽい
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このへんは人気の差だろうか
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ブギーポップあたりで世代の壁がある気がするんだけど(角川のゴタゴタとか?)
当然のように電子書籍になってた
読み返してみる
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現代ライトノベルの価値観から言えば「ブギーポップは笑わない」「ロードス島伝説」「イリヤの空、UFOの夏」などを挙げたい。
まずブギーポップは作品の評価そのものは一段落ちるが、当時ファンタジー全盛の商業文学ジュブナイル業界においてこのような作品が許される、という前例をぶち上げた点として小説そのものと電撃文庫合わせて評価されるべき作品として推薦できる。奈須きのこや西尾維新が打って出る決心に影響を与えた功績もある。
次にロードス島伝説。ロードス島“戦記”ではなく“伝説”である。よく名作として戦記が挙げられるし、お題としては知名度の観点から戦記の方が適切かもしれない。しかし今一度読み直せばその評価が思い出補正に過ぎないことは明確だ。そしてその思い出は伝説で具現化されている。完成度の高いファンタジー小説の一角として推薦した。
最後にイリヤであるが、青春小説として読後感もよく、完結作品として非常によくまとまっている。ただ感性が若く豊かでなければ素直に評価しづらいという部分はあるのは否めない。中学生までに読むことができたかどうかで評価が別れる(個人の感想です)僕は中学生の時に読めて幸せです。
そして「ソードアート・オンライン」
これは間違いなく、誰もが認める名作扱いしてもよいだろう。だがちょっと待ってほしい。この作品はライトノベルか?
別に定義論争をシたいわけではない。僕は「あなたがそうだと思うものがライトノベルです」派だ。その立場から言わせてもらう。
SAOはWEB小説です。異論は認める。WEB小説としては「無職転生」に並ぶ誰もが認める名作だろう。だが断じてライトノベルではないのだ。これだけは主張したかった。
次点として「銀河英雄伝説」「デルフィニア戦記」といった有名作品、ややお題からずれるところとして「星の大地(冴木忍)」「傾物語(西尾維新)」「帝国の娘(須賀しのぶ)」「聖刻シリーズ(千葉暁)」「とある飛空士への追憶(犬村小六)」「ROOM NO.1301(新井輝)」など推薦したい。
またライトノベルとWEB小説は別の文化であるということを踏まえた上で、WEB小説側としては「ソードアート・オンライン」「無職転生」「本好きの下剋上」、次点として「異世界迷宮の最深部を目指そう」「レジェンド・オブ・イシュリーン」を挙げたい。
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061115/1163576101
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20070127/1169824810
↑この辺を読んで書きたくなったので書く。読んでない作品ばっかりなのにかなり適当言った。多分いろいろ間違ってるけど勘弁。
・ラノベ的なものはあるがあくまでティーンズ向けのジャンル小説
・ライトなSF、スペオペ、軽めのファンタジー、TRPGの小説版、アニメの脚本家が書いてる小説、ノベライズ、10代向けの伝奇小説、あと海外の翻訳モノ
・少女小説は、つーかコバルトはすでにかなり歴史があるので安定。恐ろしく軽い文体の恋愛・ミステリ・ファンタジー・伝奇・ホラー
・スレイヤーズ登場
・スレとあとフォーチュンクエストあたりの大ヒットが10代向けの文庫本レーベル群全体に影響を与える。逆に考えるとスレ・フォーチュンが当時のラノベの中核であり、また最初の純ライトノベルと言える
・スレイヤーズフォロアーがジャンル化。一番成功したのがオーフェン。その他ゴクドーとかはみだしバスターズとか捨てプリとかリアルバウトハイスクールとか?内容つーかスタイルと売られ方に特徴がある気が
・五代ゆうの活躍の余地がなくなる
・ど真ん中にいるのがデル戦、それに冴木忍とか前田珠子とか十二国記とか風の大陸とか
・あかほりさとる大活躍。非常にオタ向け。まだラノベの中核とは言えない
・この時点ではまだ“ライトなジャンル小説”も生き残ってる。全体としてラノベと言うよりヤングアダルト
・なんか世相が暗い。あとエヴァ
・富士見の勢いはいまだ衰えず
・コバルトも相変わらず安定
・電撃に古橋秀之登場。影響を受けた電撃の作家が俺設定バリバリになる。異能力モノがはやるきっかけにも?
・結局古橋自身は流行らなかったけどな。古橋秀之―成田良悟ラインを電撃硬派と呼びたい(オレが
・学園モノが流行るきっかけに
・あかほりラインをまぶらほ・阿智太郎が継承。女の子いっぱいコメディの地位が徐々に上昇し始める。
・ラノベと言う名称が成立
・ラノベ暗黒期
・富士見がフルメタあたりを除いて失速、電撃はまだ十分な力を持っていない
・ブギ+あかほりみたいな作品が多い。それかあかほりみたいな作品。あるいはキノっぽいの。
・ただ、ここで一度途切れたことで、逆に00年代後半に入って新鮮に受け止められるように
・スーパーファンタジー文庫とかプランニングハウスのファンタジーの森とか富士見のミニ文庫とか角川のおっきい奴とかが撃沈。徳間の中途半端な大きさの奴もほとんど出なくなる
・富士見ミステリー文庫。この段階ではまだいまいちウケない
・この時期ラノベってジャンルがどんどん自閉的になっていった気がすんだけど。どうよ?
・ファウスト系のひとが登場、注目を集める
・当時のラノベの中心であるところの上遠野が、ノベルスで小説を出す。電撃からの越境の発端?
・ラノベの評論家の人が増える。売上げは下がっても存在感はUP
・ハリポタ旋風
・電撃最強伝説
・おかげでベテランに活躍の余地が。新装版とか数年ぶりの新刊とかも出る
・以前からコバルトからの越境者はちょろちょろいたけど、今度は角川グループからの一般文芸への越境者が続出
・リアルフィクションて何?
・電撃の絵のついてないラノベがちょっと話題に
・フォア文庫とか青い鳥文庫とかの表紙のラノベ度がいつの間にかずいぶん上がってる。そりゃまあ昔からマンガ絵な表紙は多かったけどさ。ラノベがオタ・中二病中高生に走りすぎて失った、ライトかつまっとうな物語が多い。
・狼と香辛料登場。識者のひとから注目を集める
・ここのところラノベと言うジャンル全体が大きく、力強くなってってる印象
・『ミミズクと夜の王』ってどんな話だ?
・支倉凍砂の次回作は?(気が早い
・出せよ!買うから!あと龍盤七朝とタツモリの続きも!
・成田良悟とか須賀しのぶもなんかこう、もうちょっと面白いことやれそうじゃね?
・大西科学が正しいのは分かるけど売れるかって言うと微妙な気が。この辺の路線を意識した上で、またひとつ違うものを作れる人が出ないものか。大楽絢太とかは?
・電撃に森見登美彦引っ張ってこいよ。ハードカバーで。ええ?ムリ?じゃあしょうがないな……
・その他越境者の先生方、ええとあれだ、頑張れ!