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2019-05-09

anond:20190507100141

中高生くらいのとき読んだ「赤川次郎の作文術岩波ブックレット

検索しても出てこないので題名覚え違いかもしれんが

短編だか中編だかに作者のコメンタリーがついていて、

から書いていき、中盤くらいまでは犯人トリック決めず、誰が犯人になってもいいように怪しげな行動描写をしておく。終盤で「このへんで犯人絞る」みたいなコメンタリがついてて、衝撃だった。

作品だけ読むと、結果的犯人トリックは首尾一貫してるように見え、犯人から除外された容疑者の行動は迷彩に見える。そういう読み方しかできなくなってしまう。

いや赤川次郎推理小説じゃなく青春小説だ、キャラ小説だ、みたいなツッコミもあるかもしれないが、

こういう例もあるということで一つ。

 
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