「孤立」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 孤立とは

2013-08-11

左翼が好きなフレーズ孤立する日本

朝日新聞デジタル:(孤立する日本たまるプルトニウムに疑いの目 - 政治

http://www.asahi.com/politics/update/0804/OSK201308030170.html

実際に核武装したインドパキスタンですら、国際的に孤立してないのに、随分と無茶な妄想だな。左翼系の一般紙ですらこれじゃ、ネトウヨ妄想を笑えないレベル

2013-08-09

自らの意志で生きられなくなった人間

太宰治の『人間失格』を読んで泣いた。

さいころに父親から十分な愛情を注いでもらえず、それを大きくなるまで引きずってしまったために、主人公人間不信を極めて生きることに苦しんだ。

おぞましい人間界で何とか自分存在を維持するために、主人公は「道化」を用いて人間と通じようと試みるが、むざんにもその試みは打ち破られ、結局最後脳病院にまで入れられてしまった。

だが、最後最後に見られた主人公の心底からの笑いに、俺は心を打たれたようである


人間失格』を読んでいると、まるでその中に自分いるかのような気持ちになる。

自分も昔から他人に対して疑心暗鬼で、何か他人に喜ばれるようなことをしなければ、自らの存在が危うくなってしまうと無意識的に感じながら生きてきた。

から時には自分意志とは真逆行為をすることもあった。

中学のころ、クラスに悪戯をする男子がいれば、自分もその悪戯に必死追従した。高校のころ、周りの友達を喜ばせるために、友達の求めるままに自分の恥ずかしい姿の写真をわざわざ撮って、それをメールで送り、多数の人間に広まって孤立したこともあった。

本当は真面目で寡黙な自分なのに。


まり、俺は自分意志だけでは生きられないのである自分行為には常に他人の目が付随している。もし他人の目など気にせずに、自分意志で生きたいように生きて他人の顔色が悪くなるようなことがあれば、自分存在がどうなってしまうのかが実に恐ろしいのだ。

換言すれば、俺は自分に自信が持てないということになる。

自分自分を認めてあげることができないから、自分を認めることを他人に対して求めてしまう。

でも人間というもの普通自分のために人生を生きているもので、いくら他人に認めてもらうことを自分が求めても、現実にはそう思い通りにはならない。

他人が自分を認めてくれないとなれば、自分の心は不安でいっぱいになるし、そして他人が怖くなる。


他人が怖くなると、必然の結果として他人と接することを避けるようになる。

このため俺は働いて自活することにさえ及び腰だ。

若くて不器用自分正社員として働けば、毎日のように厳しく怒られるだろうし、仕事外でも飲み会などで深い人間関係を築かなければならないだろう。

それが怖くて怖くてもうどうしようもない。

自分にとって正社員として働くことは軍隊に行くのと何ら変わりないのだ。


こんな体たらくになったのは無論自分責任だけれども、親の育て方にも当然原因はあると思う。

小さい頃は、何か自分が失敗をしたり、わがままを言ったりすると、叱られるというよりも、小さな自分人間性を否定するような怒られ方をよくした。

「お前はダメだなぁ」、「はぁ」、「○○にそっくりだ」、もしくは、見下したように鼻で笑うか。

また、自分で決めた選択を泣いて否定されたこともあった。日常的な夫婦喧嘩に心を痛めたこともあった。

ああ、俺はなぜこんなところで親の悪口を書いているのだろう。親のせいにしてしま自分も嫌。

もちろん親には感謝しているし、親が親なりに一生懸命自分を育ててくれたことはよく分かっている。

親も自分に似たところを持っていて、人の目を過度に気にしているし、自己評価が異常に低い。

それはやはり育った環境に原因があり、その意味では彼らも被害者で、子供との健全な関わり方を知らなかったから仕方がないのだ。


いま小さな子供を育てている親御さんは、どうか、子供自分自身を大事にすることができるような育て方をしてあげてください。自分がかけがえのない存在であることを心から実感できるように。

自分のことを大事にしてあげられる人間は、必然的に他人のことも大事にしてあげることができる。

逆に、自分大事にできなければ、他人を信頼することができないゆえに、他人を大事にしてあげることなど決してできない。

さすがに万引きした子供を叱らないのは俺もおかしいと思うけれども、何でもかんでも頭ごなしに子供を否定することは、自分のような人間を作る原因になりうると思う。


偉そうにダラダラと書いてすみません

自分はまだ若いけれど、子供は持ちたくないと思っている。

自分子供を育てると自分と同じような人間を生み出してしまうと思うし、そもそも子供を育てる自信なんて全く無い。自分が生きることで精一杯。

からとにかく今は自分の自信をどうにかして育みたい。

大人になった今ではもう親に期待することができないし、いつまでも親のせいにはしていられない。自分がやるしかないのだ。

2013-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20130806145150

日本憲法改正したり軍備を整えたりするだけで「日本世界から孤立する」とか言うくせに、核実験まで行った北朝鮮とすら「対話を重視せよ。北朝鮮孤立させてはならない」とか言っちゃうのが左翼だしなー。あいつらの脳みそは、ある意味ネトウヨより理解不能。

まあ、だからこそ左翼勢力が退潮したんだが。今回の選挙で、共産党が支持を伸ばしたのは、あくまで労働問題観点からだしな(証拠に、社民とかは支持が伸びてないどころか解党の危機である)。

2013-08-05

研究室の後輩とどう接すればいいかがわからない

所属しているのは実験系の研究室なのだけれども、実験の進捗があまりにも無く先日指導教官が叱ったらしい。

叱られた後、もともとそんな元気じゃなさそうな顔してたのが、更に元気がなくなったような顔だった。

というか「変な気おこさないといいな。」と思うレベルの顔になっていた。

正直どうフォローして良いかからなかった。

彼は研究室に来てない訳じゃなかったが、毎日机に座ってずっと携帯みてるとかだった。

実験どう?」ときいても「ヤバいっす」とか「まぁまぁっす」などしか返ってこなかった。

こっちから実験以外の話を振っても、その質問には答えてくれるが、回答がぼんやりとしていて、のれんに腕押しのような感じだった。

あっちからは会話をはじめることはほとんどなかった。

指導教官は匙を投げかけてる。

後輩を研究室孤立させたくないけど、あっちは私のことをおせっかいと思ってるのかもしれない。うざったい先輩だと思ってるのかもしれない。

これからどう接すれば良いのだろう。

2013-08-02

鍵のかからない一軒家に住んでいた

これ読んで思い出した。  「彼女の頭が悪くてたまにイラっとする」 http://anond.hatelabo.jp/20130801151929

 

山奥のキャンプ場で老朽化した宿泊施設を借りて一人で暮らしていたころ、ある日ボロッと鍵が壊れた。

鍵そのものは壊れてなかったんだけど、鍵を支える樹脂枠が劣化していた。

建物ちょっと特殊な作りで入口の枠ごと取り替えないと直せない。

 

そもそも廃屋同然だったところだから持ち主は直すために金をかける気になれない。

自分にもそんなまとまった金はない。しかしいろいろ事情があって引っ越すことも出来なかった。

幸い寝室のドアの鍵はかかったので、夜はなるだけ寝室に籠ってそれだけを頼りに暮らした。

外出するときは開けっ放し。自宅に侵入して待ち伏せされたらアウト。

 

そんな山奥の過疎の村の一角なのに、犯罪首都圏と負けないくらいあった。

一人暮らしの女がいるというのは集落の住民に知れ渡っていて

シーズンオフの他に何もないキャンプ場の端っこに知らない男が現れ

敷地の中に住む管理人警察に連絡して何度も追いかけてもらったりした。

 

ある日目星をつけていた近所の前科もちがとうとう別件の婦女暴行で掴まり

これで来なくなるかと思ったらすぐ別なのが来て、敵は一人じゃなかったんだと思った。

そんな事情だったので、鍵が壊れた時は本当に消耗した。

 

最終的に「死ぬとき死ぬんだ」と思って毎晩眠った。

寝ないで見張り続けてたら死ぬ。英気を養うために眠ってる方がいい。

仕事に行かないと食べていけなくてやっぱり死ぬから朝になれば仕事に行く。

 

その後、伝手で麓の一軒家を借りることが出来て引っ越した。

その家は玄関とサッシの鍵は壊れなかったが

家と繋がっている土蔵の扉がある晩風で勢いよく倒れた。

 

大家は離れたところに住んでいて今度こそ孤立無援。

扉を立て掛けて風を防ぎ「ここから侵入し放題なことがばれませんように」と祈って暮らしていた。

結局この家を出るまで家に侵入されることはなかった。なかったと思う。

明らかに自分のものではないレシートやゴミを何度か台所で見かけたけど。

 

その後事情が変わって土地を離れることが出来るようになり

オートロック防犯ばっちりのマンションに入居出来た。鍵がかかるって安心だ。

そこでも問題はあったけど、鍵のかかった部屋に帰れること、鍵のかかった部屋で眠れることは本当にありがたかった。

 

自分一人暮らしを始めたころはこんなに不法侵入に警戒していなかったんだけど

学生大勢住む町で一人暮らしを始めたころ、10分ほど鍵をかけず外に出た隙に自宅に侵入され

犯人鉢合わせて以来、警戒するようになった。

 

犯人は捕まったんだけど、取り調べで、何か月も前から部屋をのぞいていたこと

部屋にたびたび訪れ、その日に鍵をかけず出て行ったのを見て侵入していたことを知り

出がけに鍵を必ずかけるようになったのだった。

 

「あの30分に鍵をかけていたら人生は違ったのに」

ということは、増田が思っているよりずっとたくさんある。彼女同棲するならそれは知っておいた方がいい。

http://anond.hatelabo.jp/20130802000924

日本左翼の主張の中に、日本歴史問題強硬姿勢を取れば「日本世界から孤立する」と言うのがあるけど、まったく説得力がない。

日本左翼達は、自分達が文化大革命引き起こし中国や、四・三事件引き起こし韓国に対して、媚びてるとすら思えるほど有効的な態度を取っているくらいだ。たか性奴隷ときの問題で、世界から孤立するわけがない。

2013-07-24

不倫

ここ数年で、いろんな所で不倫の話を聞いた。

地元の友だちだったり、大学の先輩だったり、友達の友達だったり、バイト先の人、留学先の友達

私が聞いたのはすべて女性視点のケースだったのだが、それがもう、余すところなく状況が同じなのである


女性たちは19~25歳。

みんな独身で、妻帯者との不倫をしている女性たち。



相手は50代の冴えない男性

私の聞いた話での不倫相手はみんな50代の男性だった。

それも、どうもイケメンとかダンディとかお金があるとかでもなく、虫歯もろくに治してない、お腹の出た中年男性である

面白いとか、決断力があるとか、そういう不細工だけどモテにつながるようなスキルもないようだ。(話を聞く限りでは)

ただ、性欲のためなら、ブラック一歩手前のような現場で働いていても、何度でも何度でも強引になれるエネルギーがある。

これは50代男性にしては結構すごい所だとおもう。



職場で知り合う

みんな、もともとは職場上司やお客さんという関係だった。

職場は、飲食店からみんなが働きたいあの会社までいろいろである

女性たちは基本的に家と職場の往復のようなインドア系で、地方在住者が半分。

都内住みの人も忙しい職場なのでだいたい家と職場の往復生活



妻とは別居中

ただし自己申告なのでほんとに別居してるのかどうかわからない。

何を断る必用があるのか、一応別居中であることをアピールするらしい。



コンドームをつけたがらない

びっくりしたのだが、彼らはコンドームをつけたがらないし、懇願されても威張り散らして絶対につけようとしないらしい。

気持ちよくない、ゴムサイズが小さすぎる、もう精子が枯れたか妊娠しない(?)など理由はさまざまである

もう死語かと思った「先っぽだけだから!」を聞くことができたのも面白かった。



かといって避妊しない女性

避妊してって言ってるのに…してくれない…といった感じで、特にピルを飲んでいたりもしない。

これは、ピル結構高いこと、ピルのために病院に行くのが億劫なくらい仕事酷使されている。という理由。

ピルをもらいにいく理性とエネルギーがあれば、コンドームをつけないセックスの時点で関係は終わっているのだろう。



職場でのセクハラ

セクハラの程度は結構違っていた。

直接見ているわけではないので、本人の多少の吹聴はあるかもしれないけど

人のいない所で胸やお尻を触る、という比較的軽度なものから、なんと会社セックスまでしてしまったという人もいた。

とにかくみんなセクハラされていた。もはやセクハラなのか何かのかからないけど。



関係に悩むが、別れられない

ここである

別れたほうがいいというのは本人たちにも明らかにわかっている感じなのだが、別れられない。

それで悩んで、どうしようもなくなって、いろんな友達相談する。

それで友達がどんなに親身なアドバイスをしても、寄り添っても、やっぱり別れられない。

朝まで一緒に泣きながら相談に乗っても、翌日には「セックスしちゃった…」とLINE飛ばしてくるのである



友達から距離を置かれる

友達カウンセラーではないので、疲れて、逃げたくなるのである

そうして不倫をしている女性ますます孤立し、そんなに好きでもなかったはずの不倫相手に依存していく。

2013-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20130722125455

分かる。政教分離の問題と言うより、「宗教、気持ち悪い」的な感情をこれでもかと掘り起こすやり方ね。

民主旋風の時も、民主党候補vs創価、みたいに報道してたメディアあったっけ。

新宗教もいろいろ議論あるけど、都市部共同体貧困対策、孤立者などの一定の受け皿となってるのは事実じゃないか

しろ、こんな状態で当選しちゃって、

実際始めてみたら案の定にっちもさっちも行かず、

誰にも相手にされず完全に孤立し、

そのくせ後ろから怖い人らが睨み効かせてるし、

そんなこんなで結局病んで完全におかしくなって、

海パン水泳帽と杖というあの本来の姿で、

またあのネ申がかったパフォーマンスをやってくれるようになって欲しいなって。

http://www.youtube.com/watch?v=9E6loaKehao

天才

2013-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20130721113829

日本左翼ってのは、チベット人虐殺してるような中国や、世界中から多数の人間拉致して、それに対する謝罪と賠償をしてるわけではない北朝鮮ですら、国際社会から完全に孤立してるわけではないって事をきちんと認識しながら、「慰安婦問題で謝罪しないと日本世界から孤立する」とか平気で言うんだよな。説得力がないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130721023321

いや、それ(無視・論敵認定)をやって、皆からそっぽを向かれたのは、どう考えても護憲派だろ。

自衛隊の好感度は鰻登り、自民党は躍進、「憲法改正すべき」という意見国民の中で多数派というのが今の現状だぜ。

http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=305163&nwIW=1&nwVt=knd

改憲したら世界から日本孤立する」「戦争になる」「徴兵制が復活する」とか、あまりリアリティのない批判だけに終始してるからな。

http://anond.hatelabo.jp/20130721020321

護憲派の連中の議論で、本気で意味不明なのは、「日本改憲したら、戦争を始める」という主張。

「じゃあ、憲法九条をもともと持ってない韓国中国北朝鮮を警戒するのは当然じゃないか」と言ってやると、「そんな心配はする必要がない。外交で解決する」とか言い出す。

外交で解決するんなら、日本軍隊を持とうが何をしようが、自分から軍事力を行使する必要なんて無いだろう。

あと、「改憲したら日本世界から孤立する」というのも訳が分からん。「憲法九条を持ってない」という理由で、世界から孤立している国があるなら、ぜひとも教えて欲しいもんだ。

2013-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20130719214429

なんか弟アスペっぽいな(こういう言い方良くないんだろうけど)。以下個人の感想

もう意固地の域を超えて、友人への思慕が人格の中心になっちゃってるんだろな。でもそこで弟は友人という人間を見ているのでなく、誰に対しても同じように抱く熱情が存在しているだけなんだろな。そういう感情自体は良いもんだろうが、相手とは孤立したところでただ暴走してたらただの害悪。そんな空虚感情は取っ払っちゃっても精神何とかなるんだろうけど、どうすれば良いのだろね。精神科行くべきなのか、親に怒鳴られるべきなのか、インドでも旅すべきなのか。。。

2013-07-18

参議院議員選挙についての雑感――自民党ブラック企業

若い世代の方にとって、今回の参院選ではどういうことが話題になったでしょうか。「ブラック企業」と名指しで批判されることも多い、ワタミ渡邊美樹候補を自民党擁立したことでしょうか(ここではワタミが実際に「ブラック企業であるかどうかは問いません)。

ブラック企業」と呼ばれる企業は、労働基準法抜け道をつかい若い労働者を長時間働かせます。もちろん、低賃金で、です。そのような扱いを受けた労働者のなかには、体調を崩し、「うつ病」に近い状態になり働けなくなってしまう人もいれば、自殺をしてしまう人もいます。「ブラック企業」は、どうしてそんなひどいことをするのでしょうか。

ブラック企業」の経営者は、国内や国際の市場における競争に勝つためには、経営努力必要であるといいます。つまり、売上を増やし、売上をつくりだすために必要コストを最大限に下げるのです。際限なくコストを下げようとするとき、まっさきに削られるコスト人件費、つまり労働者賃金です。

そんなひどい低賃金長時間労働をさせられるのなら、退職すればいいじゃないかもっといい会社転職すればいいじゃないか、そうすれば「ブラック企業」などなくなってしまう、と考える方もいるかもしれません。

しかし、現代就職難の状況では、生活していくためのお金を稼ぐために、厳しい労働環境職場を選択しなければならない人々がたくさんいます。誰かが退職しても、いくらでも新しい労働者が「ブラック企業」に供給されるからこそ、「ブラック企業」のようなやり方を続けていくことができるのです。「ブラック企業」は、「お前がやめても代わりはいくらでもいるぞ」と労働者恫喝します。だから労働者労働環境改善するような声を挙げることが非常に難しくなってしまます

まり、「ブラック企業」で働く労働者には、企業の言いなりになって奴隷のように働くか、退職して厳しい求職活動を行っていくかの2択がつきつけられるのです。背に腹は代えられません。いくら低賃金でも、お金がなければ日々を生きていくことはできません。その結果、労働者自分の自由を犠牲にしてでも、ブラック労働環境で働きつづけることを余儀なくされます

さて、一部からブラック」と呼ばれる渡邊美樹候補は、こんなことを言っています。つぎの演説をみてください。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90354

この演説のなかで彼はこう言っています

日本のこの国を立て直すとしたらですよ。確かに社会保障費、そう動かせないお金もありますしかし半分にしたらですよ。この国、立ち直るんですよ!」

国には、たしかに「経営」としての側面があります。その点では、国の運営にかかるコストを少なくすることが大事でしょう。

ワタミ渡邊美樹候補は、会社経営を合理化するように、社会保障費を縮小し、国の経営を合理化したい、と言っているのです。

社会保障費」は、働けなくなった人、病気をした人、高齢者などの生活を支えるための重要費用です。すこし前に、生活保護不正受給が問題になりましたが、実際のところ、生活保護不正受給というのは、全体のわずか1.8%にすぎません(2010年データ)。もちろん不正受給は許されるものではありませんが、専門家は、生活保護に関してはむしろ、本当に生活保護必要な人に支給できていないことが問題だと指摘しています。つまり、実際には生活保護必要なのに、生活保護が支給されていないケースが非常に多いのです。

このように考えると、渡邊美樹候補の主張に疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

からワタミ渡邊美樹候補を批判しつつ、彼を擁立した自民党を支持するという意見を聞くことがあります

しかし、そのような立場は本当に正しいのでしょうか?

国の経営を合理化し、国際競争に勝つために労働基準法そっちのけで労働者使い捨てるいわゆる「ブラック企業」の精神は、現在景気を回復させはじめた経済政策アベノミクス)を武器に、さまざまな労働改革を行い、社会保障を引き下げ、生活することすら困難な日本に住むマイノリティを排除しようとする自民党精神と同じであるように私には思えます

いわゆる「残業代ゼロ法案」であるホワイトカラーエグゼンプションを推進したり、企業労働者解雇やすくする解雇規制緩和を推し進めようとしているのは、自民党です。安倍首相は、アベノミクスによって60万人の雇用をつくりだしたと主張していますしかし、実際に増えたのは非正規雇用が116万人であり、正社員は47万人減少しているのです。国の経営合理化によって、今後も不安定な非正規雇用を強いられる傾向は、今後どんどん高まっていくのではないでしょうか。

そのほかにも、自民党憲法を改正し、立憲主義の原則を取り壊し、これまで保障されてきた基本的人権を縮減し、自衛隊を「国防軍」として位置づけることによって、日本軍事力を明確にもつことができるようにしようとしており、その点でも多方面から批判されています

しかし、それでもなお、自民党経済政策に期待する声があります

そういう人は、おそらく次のように考えているのではないでしょうか?

―― 「国際競争のなかで日本が負けてしまったら、大変だ。うちの会社がつぶれると、自分も食えなくなる。だから自民党の多少の欠点には目をつぶって、日本をうまく経営してもらいたい。それが結局のところ、自分利益にもつながるのだ」、と。

しかし、この考えは、「うちの会社ブラックだけど、自分サビ残してでも何とかしないと、自分の職がなくなるから困る。食えないのは困るから、ここで働くしかない」という、「ブラック企業」で働くことを余儀なくされている労働者の考えとまったく同じです。

ブラック企業」やそれに近い労働環境で働く人たちは、自分のことを「社畜」などと呼んで、ブラック労働環境ネタ化して、無害化することがあります。ならば、「ブラック企業」と類似した考えによって行われる経済福祉政策を肯定する人たちは、自分のことを「国畜」と呼ぶのでしょうか。

社畜」「国畜」などとネタ化すると、本質が見えなくなります。それは、たんに「奴隷」なのです。賃金がなければ、お金がなければ生きていけないから、基本的人権は制限されてもしょうがないし、社会保障はどれだけ削られてもしょうがない、という考えは、お金という鎖につながれた奴隷以外のなにものでもありません。

無理やりの原発再稼働、ブラック企業正当化国防軍必要だという声。これらに共通するのは、恫喝ものごとを動かそうとすることです。権力者はつねに次のように言います。「原発を動かさないと経済ダメになるぞ! 労働基準法など守っていては国際競争に負けてしまうぞ! 中国韓国に侵略されるぞ! 」、と。

このように、危機に乗じて威圧的論理をつかい政治を動かそうとすることを、ナオミ・クラインは「ショック・ドクトリン」と呼んで批判しました。

もっと簡単にいえば、それは「(現在の危機に対して)いつやるの? いまでしょ! いまやらなければ、さもないとひどいことになるぞ!」という論理です。

こういう論法は非常に威勢のいいものです。たしかに、いますぐ何かをやって、変えてくれそうな気がします。しかし、その一方で、「いま」の危機がどういうものであるのか、という点は覆い隠されてしまます。たとえ国際競争に負けるからといって、過労死者をだすような労働環境正当化されるでしょうか。たとえ経済ダメになるからといって、活断層の上にある原発を動かしていいものでしょうか。

その意味で、例の「いつやるの? いまでしょ!」の人は時代の申し子というか、およそ考えうる最高の(最悪の)タイミングで出てきたわけです。

少しうがった見方をすると、ワタミ渡邊美樹候補というのは、今回の参議院選挙における自民党支持のための逆説的装置なのではないでしょうか。

まり、こういうことです。――世の中では、自民党の勢力が強いらしい。かといってその流れに単に乗るだけでは自分は「自由」ではない。しかし、ワタミ渡邊美樹候補を批判することができる私は「自由」であり、自分で「主体的に」政治についての情報を得ている。だから私は政治を「知っている」。 このように考えることができるというわけです。

要するに、「ブラック企業」といわれるワタミ情報インターネットから得て、それを批判することによって溜飲を下げ、安心して「自由な主体」として自民党を支持できるというわけです――「私は自民党にどっぷり浸かっているわけではない、批判もしている。それゆえ私が自民党を支持することは自由の証である」、と 。

しかし、そのような「自由」は本当の意味での自由でしょうか?

この参議院選挙のあと、自民党憲法改正にむけて大きく舵を取ります。彼らの改正案は、どういうものでしょうか。

その一番の特徴は、基本的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退していることです。たとえば、自民党改憲案では、表現や集会や言論の自由は、たしかに保障されていますしかし、この自由は「公益及び公の秩序を害することを目的」とする場合には、保障されません。この規定によって、たとえば今の政府についての批判を行うことが「公益及び公の秩序を害する」と権力者が判断すれば、そのような批判は制限されてしまます政府を批判することすらできなくなってしまう可能性があるのです。

もちろん、批判する必要のないほど完璧政府であればいいでしょう。しかし、日本に生きる全員にとって「完璧政府」などというものが、はたしてありうるでしょうか。

それでも、景気の回復だけを理由に、自民党を支持することができるでしょうか?

こういう逸話があります

ある男が暴漢に拳銃をつきつけられ、「自由か死か!」と問われますふつう、死にたくはないですから、「自由」を選びますしかし、「自由か死か!」という二択を迫られたときに「自由」を選んでしまうことは、その選択を暴漢から強制されることにほかなりません。ならば、その男は、自分が自由であることを示すためには、「死」を選び、自由を放棄するしかありません。こういう逆説がいま、現実に起こっているのです。

経済政策武器に、私たちの自由を奪うような憲法改正を行うとする自民党を支持することは、自分が自由をもっていることを示すために、表現の自由も思想・信条の自由も、さらには基本的人権すら売り渡すことに他ならないのです。

実際に、いままさに私たちの「表現の自由」が制限されはじめつつあります。興味のある方は、次の記事をしっかりと読んでおきましょう。

http://kiikochan.blog136.fc2.com/?no=3113

世界歴史の至るところで、私たち私たちの「自由」を獲得するために、数多くの努力を行ってきました。その結果が、現行の憲法の「思想及び良心の自由(第19条)、表現の自由(第21条)、学問の自由(第23条)」です。こういった自由は、おそらく、あっさりと奪われてしまます。そして、こういった自由をふたたび取り戻そうとするときには、数多くの血が流れることは間違いありません。そのことは、歴史証明しています

すでに長くなってしまいました。

しかし、もう少し伝えたいことがあります

ここまで読んできてくれた方のなかには、「いや、そうは言っても外交問題などは、自民党以外にはまかせておけない」と言う方がいるかもしれません。

ところで、今の若い世代の方のインターネット上の発言をみていると、少なからぬ方が、いわゆる「2chまとめサイト」(「痛いニュース」「保守速報」「アルファルファモザイク」など)のURLSNSに貼り付け、それを情報源として政治について語っていることがよくあります中国韓国北朝鮮といった東アジア外交問題に関しては、とくにその傾向が強いように感じます

しかし、そのような「2chまとめサイト」を情報源として利用することは、とても恥ずかしいことだと私は思います

なぜなら、いわゆる「2chまとめサイト」は、その名の通り「2chで話題になったことをまとめた」ものではないからです。

この点について興味のある方は、次のURLを参照してください。

http://anond.hatelabo.jp/20130705113110

若い世代の多くの方が、「2chまとめサイト」をTV週刊誌などのマスコミから伝えられる情報とはちがった「自分で手に入れた真実情報」として受け取っていますしかし、「2chまとめサイト」は、その話題を提供するプロセスから、その記事作成に至るまで、実はごく少数の人物によって管理されているのです。

多くの「2chまとめサイト」は、嫌韓民族差別ネタを娯楽のようにパッケージ化して私たち提供しています。本当に愚かなことですが、「差別」はもっとも簡単に娯楽になるのです。差別を娯楽として提供することが一番PVを稼げるから、結果として思想的な偏向を生み出しているわけですね。

しかし、その娯楽を享受し、そのURLを嬉々として貼り、情報/娯楽として消費する行為は、まるで、いとも簡単に餌につられ、その餌に群がる昆虫のようではないでしょうか?

少し、個人的な話をさせてください。

私はたぶん2chとの出会いは早かったほう(たしか2000年)だと思います

2ch最初に見たとき、歯に衣着せぬ酷い書き込みの嵐に、「あ、これが筒井康隆が言っていた「ブラックユーモアは厳しい自己認識の手段である」ということなんだな」と思いました。そのことをよく覚えています

作家筒井康隆の作品には、さまざまな差別ネタや障害ネタが登場します。そのため、筒井は「2ch以前から一人で2chみたいなことをやっていた人」のように言われることがあります

しかし、彼の作中での差別や障害ネタは「差別を見て笑って/楽しんでしまう私のおぞましさ」を発見するための装置なのである、と筒井は語っている。私たちは、いくら「差別はいけない」と思っていても、実際に差別を目にしてしまったときに、笑ってしまう、その差別を楽しんでしまうことがあります。そういう「私」のおぞましさを発見させてくれるのが、「厳しい自己認識の手段としてのブラックユーモア」だということです。

文学価値としてはパロディよりもブラックユーモアのほうが高いとされている。なにしろ ブラックユーモアは16世紀のイギリスで発生してこのかた5世紀というスウィフト以来の伝 統を持っていて、それはすなわち死体をもてあそび、宗教冒涜し、病人をいたぶり、糞尿を 好み、身障者を笑いものにし、極端な人種差別をするというものであることはご存知のとおり である。それはまさに人間が、人間であることによって否応なしにもたされた醜さをすべて暴 き立てられ、鏡のごとく自分の醜さに対面させられ、叫ぼうがわめこうがどうしようが、それ を自らの笑いによって証明させられて認識せざるを得ないという、いわば厳しい自己認識手段 なのである。この伝統を守り、20世紀の日本などという建前社会おいて消滅させたりして はならないと孤軍奮闘してきたつもりであったが、今や世の底流はほうっておいてもブラック ユーモア指向しはじめた。「偉い人」だの「尊敬すべき人」だのといった言葉が出てきた限 りは、以後そういうことを言い出した人自身が自分の醜悪さの中にまみれてもらわねばならな い。どうやらまた何かしら倫理を作ろうとする連中がちらほらしはじめている。人間人間倫理など作れるほどの偉いものなのかどうか、自分の魂の地獄サイコダイバーとなっており ていってもらい、じっくり見てもらおうではないか。もちろんおれも一緒だ。安吾先生ではな いが、堕ちるところまで堕ちた人でないと倫理の何たるかすらわからない。

(『笑犬樓よりの眺望』http://sound.jp/kita-g/black.htm より引用)


初期の2chには、おそらく「厳しい自己認識の手段」としてのブラックユーモアがあったように思いますしかし、現代の「2chまとめサイト」は、その差別ブラックユーモアを単に娯楽として消費されるようにパッケージ化しています

こういったサイトの「情報」をもとに、政治の話をするのは、もうやめにしませんか?


最後に、映画監督想田和弘さんと、哲学者木田元さんが今回の参院選について語った言葉引用しておきます

マジでおかしいよ、自民党マジでブラック化している。 」

「僕は別に自民党に恨みがあるわけじゃないんだけどいまだに原発進めたり海外に売ったりTPP公約違反を犯してだまし討ちで進めたりトンデモ改憲案を出したり軍法会議検討したり生活保護切り崩したりワタミ会長公認したりとあまり最近ブラック過ぎて絶対投票するのはやめて欲しいと言いたい。 」

時代には勢いがあります。今ならば、ちょっと右寄りの方がかっこいいとか、そろそろ憲法改正必要だとか、昔日の日本の威光を取り戻そうとか、そういう動きですね。それらに安易同調したり、勝ち馬に乗ろうとしたりすると、とんでもないことが待っているかもしれない。… 戦前日本孤立を決定づけた国際連盟からの脱退に国民拍手喝采しました。その愚を繰り返さないように立ち止まって考え、『勢い』をチェックして、場合によっては抑えることが必要でしょうね。賢さと言い換えてもいい」

http://

2013-07-14

表現者になれなかった

数年ほど演劇に携わっていたが、色々な事情が重なって現在演劇の2文字をみるのも嫌で嫌でたまらない状態になっている。

演劇ヤクザ世界だ。

特に金も人も時間も足りない小演劇界隈は、劇団を抜けるのにも相当覚悟がいる。

そこの認識が、当時の自分は甘かった。


何でもそうだが、特にこういう表現系の活動は、よっぽど好きじゃなきゃ続かない。本当に。

昼もなく夜もなく、生活のすべてを芝居に捧げ、寝る間も惜しんで舞台に立つの楽しい――そういう人間でなければ、あの界隈で活動を続けていくことは出来ない。

たとえ金がなくとも、創作さえ出来れば幸せ。そういう人でなければ向いてない。

あそこにいた人たちは皆、貧乏でも活動していく覚悟があった。

寝不足の目をギラギラに輝かせ、狭い市民センター稽古や、あるいはサイゼリヤで一番安いドリアをつつきながら打ち合わせをし、劇団評に花を咲かせ、チキンを1個ずつ分け合う。

そして3時過ぎに布団に入り、翌朝早くからバイトに打ち込む。夜にはまた稽古。そんな人間ばかりだった。

はっきりいって全員病気だ。

だが、本人たちにとってみればそれは、エネルギーに満ちた充実した生活なのだ



自分には、そんな生活が耐え難い苦痛だった。

ある日、自分の将来をふと考えた際、とてつもない虚無感に襲われた。

このまま生活していけるのか。一度考え始めると、不安はどんどん膨らんでいった。

それに、家族のことを省みてしまった。

貧乏演劇人としては一番考えてはいけないことだ。



結果、どんどんモチベーションは下がっていった。

もともと小演劇に疎かった自分は、仲間内のトークにもついていけていなかったのも辛かった。

似た視点相談できる人間が、周りにいなかったのだ。

そして、精神的にどんどん孤立していった。

やがてフラストレーションが積み重なっていった結果、日常で突然泣き出してしまうほどになり、結局その後、演劇活動から手を引くことにした。




これはきっと、演劇だけの話ではない。

あらゆる創作活動、表現ジャンルでも、貧乏を飲み込んで打ち込む覚悟がなければ、とてもじゃないが、続けていくことは出来ない。

ラッキーなことに、家が金持ちだったり才能があったり、そういう人はその分の補正がかかることもあるかもしれない。

しかし、そうではない人は果たしてどうか。


もし、これから何らかの表現に携わろうと考えている人は、そこのところをよく考えてみるべきだと思う。

自分貧乏でも続けていく覚悟はあるのか。それほどに病気であるか。

中途半端意志覚悟で、下手に表現へ深く足を踏み入れると、取り返しのつかない痛手を負う可能性がある。

それでも構わない、という人をあえて止めるつもりもないけど、

そこにいる関係者がどんな人たちなのか、どういう年代層の人がいて、どんな暮らしをしているのか。

話をよく聞いて、よく確認したうえで、飛び込むべきだ。

深く関わるのは、それからでも遅くはない。


表現を志す人にはまだ若い人たちが多いので、時間たっぷりあると思うかもしれない。

しかし、だからといって無限ではない。

自分の適性をよく考えて、限りある時を有効に使い、有意義と思えるような生活を過ごして欲しい。




まぁ、痛い目をみないと分からないっていうのも少なからずあるんだけどね。

慎重になれば、みる必要のない痛い目というのもきっとあるはずなので。

2013-07-13

休み明けにお土産お菓子を配り合うのが鬱なんだが

休み明けに職場旅行お土産とかお菓子を配ったりする慣習がめちゃくちゃ嫌いなんだが。

会社で毎回オレにだけお土産マンジュウやクッキーを配らない派遣の女がいる。

10人の部署に9個のオヤツを用意してるのよ。で、「ごめん1個足りなかったw」とか

数が足りてても、来店したお客さんに「余りあるんで食べて」とか。

これは敵意なのか、構ってアピールなのかどっちだろう。

去年のGW明けまでは「私はいいか増田さんにあげて」って

言ってくれたアシスタントリーダーの30過ぎの女がいたおかげで俺もお菓子食えた。

でもそいつ結婚して辞めやがったから俺は今孤立無援。

未だに子供みたいな事続けてるってことは愛の裏返しで構って欲しいのかもしれない。

2013-07-07

たまに「改憲して軍隊を持ったら駄目。世界から孤立する」と言う人がいるが

ならば、既に軍隊を持ってる韓国中国は、世界から孤立してないと、おかしいだろ? 自分理論破綻してることに、言ってて気付かないんだろうか?

左翼は、こういうアホを追放しろよ。自分達までアホだと思われるぞ。

2013-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20130705213829

産休~育休以外にも、病気や怪我、事故なんかで、不本意ながら一時仕事を撤退せざるを得ないことや

それまでと同様のペースで仕事ができなくなることって、たくさんあるよねぇ…

私は、若いころ過労で急性肝炎になって3カ月以上休職したことがあるんで、この方の意見にはあまり賛同できない

それまでやりがいも責務も感じながら、一旦こんな風に信用を失ったら二度と仕事がこなくなるんじゃないかとか

そういう不安かられたりもした療養期間だったけど

結果としてその後も仕事はいたって順調だし、病気のおかげで気付きもあった

失礼な話だが、誰かがピンチヒッターで出来たような仕事は「私が体を壊してまでやることじゃない」と思えるようになった

自分がやってた仕事の対外的な評価「替えが効く部分と、替えが効かない部分」=強みがはっきり分かった

それと、仕事仲間の色分け(労ってくれた人、手伝ってくれた人、迷惑がってた人など)ができたことで、

その後の仕事の割り振りとか、社内政治()的なこととかに役だったという余禄もあった

要するに、若くて仕事の仕方をコントロールできない時にぶっ倒れて、各方面に多大な迷惑をかけたが

どんな仕事でも「絶対に替えが効かない仕事」なんて、そう多くはないんだなーということを学んで、結果仕事の質は上がったということ

あと、倒れた時に、人前で公然と「あい迷惑だ」とか言ってた人は、その後、社内で孤立独立→今や食い詰めて半引きこもりらしい

という、因果応報的な話もあったりするので、この手の考え方は、公言したり体現したりはしない方が無難かもしれない

もちろん、もっとたくさんの人が、陰で「あの馬鹿」とかは言ってたとは思いますが、公言しちゃー信用を失うよ…

そもそも、育児中の人がいるせいで仕事ホントに回ってないなら、アシスタント派遣社員つけるとか、やりようはありそうなのに

自分労働環境についての改善提案ひとつ会社に通せないような人が「替えの効かない仕事」なんて、絶対にできるわけないよw

そもそも、通常よりも労働負荷をかけられない人が一人職場にいただけで回らなくなるとか、ありえないでしょw

新人が配属されたらどうすんの?人事異動で畑違いの人が来たらどうなっちゃうの?その職場パニックなの?ww

まぁ、まだ「仕事ってものに慣れてない」若い人みたいなので、一度ぶったおれてみるのもいいかもね

2013-07-01

私は職場恋愛不倫がらみの問題で、彼女を助けるつもりでこうしたほうがいい、

こうしないとあなた職場孤立すると、責めるような形で彼女の噂に関することをいった。

それをきいて彼女は傷ついてしまい、そんな言い方をする僕を責めた。

僕は彼女から嫌われた。そして彼女は周りをますます信用できなくなった。

噂を流したのはもちろん僕ではないし、僕は彼女を好きだった。

やはりこんなことはいうべきではなかったのか。

2013-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20130629225912

左翼って、「中国韓国と仲良くしましょう」って言うけど、それって「対馬韓国領土」と、石原も真っ青の侵略容認発言を現役政治家が行うような国や、国内少数民族弾圧する中国と仲良くするってことだぜ。

まり日本国内在日アイヌ弾圧してもOKだし、過去秀吉による出兵占領たから、朝鮮半島全土が日本領と政治家が発言してもOKな国になっても問題ないってことだよな。

だって、そういう発言をしても「世界から孤立する」なんて有り得ないしね。左翼自身が「仲良くしましょう」というように、自分で「世界から孤立するなんて有り得ない」と証明しちゃってるんだから

2013-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20130628151254

 「やばい とても分かる。」の人です。

 年代境遇の違う人と仲がいいのも、何かで職場の人に知られると叩かれるかも。だけれど、そこは華麗にスルーして生きた方が楽しいです。ええ、絶対に。

 かくいう私も、年代職業が違う人とばかり仲良くなっていく自分

(私は何か間違っているのでは? おかしいのでは? 同世代からハミゴにされるおかし挙動をしているのでは?)

と疑問を抱いたり、苦しんだりしました。

 ついでにいうと、40代半ばの何年か、自分たちにこどもが居ないのでこどもが居る人ともうまくいかないという思い込みがありました。そのために、子ありの人を自分から避けてきていたなとやっと認められるようになりました。

 枠を自分で決めたら、自分が嫌がった「話題が限られてる人」と同じなのよね。だめじゃん、自分、と。

 とりあえず、違うっていうことを拒否する文化がある場所がある、ということは、こちらの努力では変えられません。梅雨日本にあるように、いちゃもんフェスティバルは季節の風物詩だと思って眺める程度に。

 もしかしたら風物詩をみて、あなた孤立しているだのなんだの言う男性社員が現れるかもしれません。違うことを拒否する文化の激しさ・拒否される側のつらさを述べたところで、なかなか理解されないことは、今回のコメントを見ても分かるのではないでしょうか。今回のが元増田さんが爆発気味の愚痴をぶちまけたからそのやり方で反感を買った、とも見えますが、じゃあ丁寧に書いたら理解してくれたかといったら、多分違うでしょう。

 その辺は「隅田川花火」と「それに伴う電車の混雑」みたいな関係です。

 すいている路線に乗り換えて、自分と同じようにいろんなことを面白いと思っていて一緒に楽しめる友達や仲間がどこかに居るんだわ~と、放浪しましょう。お互いに。

2013-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20130626153722

日本発達障害障害年金仕事が出来ないレベルの人には出ません

日常生活が出来ないレベルではじめて出ます

これっておかしいですよね

仕事が出来ないのに年金出ないんです

発達障害の人は仕事は出来るようにはなりませんよ

ずっと迷惑かけつづけるだけです

だけど年金が出ない以上このままズルズルと失敗しながら徐々に孤立しくことしか出来ないでしょう

その人はこれから職場に居づらくなって何回も転職しながらどんどん条件が悪くなっていって

追い詰められていくはずです

とりあえずあなたとしてはその人そのうち辞めざるを得なくなりますからそれで解決でしょう

2013-06-22

オオカミ少年

左翼は、中国北朝鮮に話が及ぶと「中国北朝鮮は、日本挑発はしても戦争をふっかけたりはしてこない。過剰反応は辞めよう」とか言い出す。

だったら、「日本憲法改正をしたら、世界から孤立するし徴兵制は復活するし日本世界戦争をふっかけるようになる」とか主張しても、説得力が欠片もないってことに気付こうぜ。

2013-06-20

私の将来はどうなるのか?

今は24歳、もうそろそろで25歳だ。

なぜ、私は何もできないだろうと、思っているのか?

私は、成す事ができないだろうと、思ってる節がある。

無能で狂っている。他人を信用できない。母親から愛されていないと感じる。

私は今からどうするのか?

18歳の受験生の頃に戻れば良いのか?

万能感、成功体験自己肯定感

自分の肩に、法人地域、親、将来や期待が架かってると自覚して、いや狂っているからそう感じるようになっ…

いや、そう吹き込まれていたのか、それとも事実としてそうなのか、私は判断できなかった。

私はそう育てられたのか。あるいは素質があったのか。

私は私のしたい事も、委ねられた事も、どちらもする事が出来なかった。

私は逃げ出したのだ。私の判断で決めて良い事ではないように思えた。

誰にも解決できない葛藤であるように思えた。

私は私がすることを肯定してくれる誰か、あるいは何か、が必要だった。

私のような悩みを抱えたことがないように見える同級生や大人が、自己のための将来に邁進できているように見えて羨ましかった。

今の私は、どうなのだろうか?

私は私の判断で行動できているだろうか?

だが、自分の将来は決めれるだろうが、それが他人に響くような判断はできてない。

なにもしないということが影響してる、なにもしないという判断が、そうなしているのだから、先論は矛盾しているのだろう。

人は、どうやってもお互い影響し合う。それは良い事でもあり、場合によっては悪い事もある。

私は、完璧でなければいけない。私は、他人の気持ちを害してはいけない。私は、他人の言いたい事を汲み取るべきだ。私は、他人を傷つけてはいけない。私は、家業のために人生を捧げなければいけない。私は、教師や親の言う事を聞かなければいけない。私は、感情をむき出しにしてはいけない。私は、物事には全力を持って当たらなければいけない。私は、失敗してはいけない。私は、医者にならなくてはいけない。私の自由は、医者になってから始まる。私の使命。

「いつかきっとお前に神様から啓示がくるだろう(医者になるという啓示がくるだろう)」

孤独孤立か。周囲とは打ち解けなかった。侮蔑していた。装っていた。気付いた時には何もできなくなっていた。

悪い事もあったが良い事もあった。

母や兄は、ネガティブアドバイスを言ってくる。「お前を思っていってるんだよ」と言うが、そんなこと微塵に感じず、言いたいことを言ってるだけじゃないかと思うだけ。それは私の心がオカしいせいで、曲解してるのか?

意味を確かめ意味で尋ねるが、「砂を噛んでいるようだ」と言って一方的に話を切ってしまう。

母親を憎んでいる割には、頼っているところがある。地域一帯の介護施設経営主だからだろうか?実母だからだろうか?

愛憎。なんだろうな。

成すべきことではなく。気の赴くままにやればいい。今はこれでいいと思う。

母や父が倒れ、法人相続する時が早まる可能性がある将来、不安。そのもしもの為に対処法を考える必要はあるのか?

するべきなのか?

それをするために私は欲求を抑えなければいけないのか?

私は私がしたいことを、なりたいものになるために発揮すべきでないか

2013-06-19

わたしはお局になってしまった

新人とウマが合わない。

喋らないわけでもないし、お土産を一人だけ買ってこないとかそんな幼稚なことはするわけでもないし、お弁当の卓も並べるし、きちんと指導もして面倒も見ている(はず)。でもダメだ。まだ3か月弱しか一緒に仕事してないのに、これから何年も彼と一緒なのかと思うと非常に憂鬱だ。

今年に入って、就職を2年留年した大卒新人がわたしの下に入ってきた。

とある中小企業システム部門で、実務を離れた上司を除けばたった4人の小さな部署になる。

先輩(8年目)、わたし(4年目)、後輩(2年目)、そして新人という構成。

年齢が 先輩>>>わたし>新人>後輩(後ろ三人は団子) となってしまうので、後輩が大人しい性格なのを考慮して、わたしはこの採用に反対だった。

小さい部なのに年齢が偏りすぎているし、なにより彼はシステム畑でもなんでもなく外大卒なので、完全に一からスタートになる。

そもそも3人で手は足りていたわけで、2年も就留したような癖のある、知識もない上に年齢的にも扱いが面倒な人材を採る必要は全くなかった。

結局は「応募者の中で一番偏差値が高い大学」と言う上司と「真面目で好青年で受け答えがしっかりしている」と言う人事部長の決定が覆ることはないのだが、とにかく現場サイドからするといい迷惑と言うほかなかった。最初から迎合する土壌がなかったことに対しては、彼には申し訳なく思うが。

ちなみに彼のパッと見の印象は、

 爽やか、挨拶はしっかりできる、敬語も(わたしより)しっかりできる、

 向上心がある、背筋がしっかりしていて服装も清潔感がある、

こんな感じで新人の見た目としては優等生だった。

同期入社高卒の子にも聞いてみたが、

 リーダーシップがあって面倒見のいい凄い人

て感じだったらしい。

「ああ、営業で採ってもらえば良かったのにね」というのがわたしの感想だ。


最初トラブルは配属2日目だった。

寝坊遅刻、という非常にベタミスをしてくれた。

始業時間になっても来ないので彼の携帯電話をかけたのだが、まったく無関係のお宅に繋がった。

単純に彼がわたしに教えた番号が間違っていただけなのだが、それが発覚したタイミングが非常に良くなかった。

彼自身から遅刻の連絡がなかったこと、電話をかけたら赤の他人だったこと、

そして出社してきて「スミマセンでした」の後に続く言い訳がとにかく長かったこと、

いやそもそも遅刻に一番腹が立ったのだが、こうして色んな要素が重なったのは不運だと思う。

ともかく最初が肝心と思い、先輩と一緒に比較的きつめにお説教をした。

歳のそう変わらない女にお説教されて彼はいたく屈辱だったのか、あれから遅刻は今のところしていない。

「(わたし)さんより早く着くようにしてます!」って自慢げにお前は言うが、わたしら毎朝同じ電車だろうが。

階段に近い車両に乗ってるだけじゃないか

ちなみに朝、道ですれ違っても目があっても、完全に無視されている。

それから、彼は酒の席の態度が悪い。

会社飲み会、という席が初めてなので仕方がない部分もあると思う。

学生サークル独特のノリが出てしまうのも、多少は大目にみようと思っていた。

が、

 店員さんに態度が悪い、言葉遣いが悪い

 後輩(彼にとっては先輩である!)を煽ったりからかったりする

 まさかの先輩も煽る

そして挙句

 「僕、めっちゃ飲めますから!」って豪語していたのに酒豪のオジサマ方に速攻潰されてリバースした挙句飲み会の後半はグズグズと落ち込む

という、面倒極まりない醜態をさらしていた。

帰り道で「あ゛----!!」と叫びながらツバ吐いていたのも、お行儀が悪くてドン引きだった。

わたしが見るに、彼はもともと真面目でも好青年でもなんでもない。

趣味がDJとかクラブだとか言っちゃうあたりかなりチャラいし、生活態度も聞いている限りチャラけた感じである

後輩への絡み方を見ていると「頭の悪いリア充?」って感じだし、機嫌が悪いときは本当に顔に出る。

大学も真面目に勉強していたわけでもなく、就活も真面目にやったわけでもなかったかフリーター

就留していた2年間で受けた企業はたったの5社しかない。

わたしも超氷河期就活をした世代からこそ、彼がどの程度真剣だったのかぐらいはわかる。

から、彼の耳触りのいい優等生的な喋り方も、態度も、姿勢も、なにもかもが嘘くさく見える。

「(わたし)さんは優しいですよ」って彼が言うたび、「嘘つけこのペテン師め」と思う。

朝、完全無視するくせにね。

「それが大人になることなんだ」という人もいると思うけど、わたしは好きじゃない。

こんな裏で何を言っているのかわからないような、腹の探り合いみたいな人間関係がクソほど嫌いなのだ

からこそわたしはこんな小さな場末会社で細々と仕事をしているのだろうし、社会人として~なんて4年目にもなって怒られるんだろうと思う。

でも、嫌いなものは嫌いだ。わたしはヤツが大嫌いだ!!

彼は現在、体調を崩していて、偏頭痛は止まらないみたいだし、神経性胃炎だそうで。

そら、そうなるよな というのが素直な感想

自分本質とは全く別の人格で、毎日7時間椅子に座っていなきゃいけないのだから、辛くないはずがない。

彼はしきりに「勉強が好きです」「早く仕事を覚えて役に立ちたい」と言っているけど、あれはわたしたちではなく自分に言い聞かせる意味で言っているのではないか最近思う。

わたしも後輩も難なくこなした課題に大きく躓いていることも、彼のプライドに大きく傷をつけたことは間違いない。

躓くこと自体は何も問題はない。畑が違うんだし、こっちも3か月そこらでマスターしろとは思っていない。

コミュニケーション能力に自信があったからか、わたしたちとの関係がギクシャクしてしまっている現状にショックが大きいようだ。

「近所がリフォームしてから生活音がうるさくなって寝れない」とぼやくのも、時期を照らし合わせて見ても、おそらく彼の神経が過敏になっているだけのように思える。今まで気にならなかったのに、リフォームしただけで椅子を引きずる音で寝れないとか普通あるのかな?

自分新人の頃、小さい粗(と思っていたのはわたしだけだが)に文句をつけられ、ハミ子にされ、悪口を言われて孤立させられて大変だったから、あのころわたしを苛めた係長(異動した)やお局様(今は仲良し)みたいにはなるまい、と固く心に刻んていたはずだった。

今も「新人には優しくすべき」「あの頃のわたしは酷かったから」と思っている。

が、やっぱりわたしは彼が嫌いだ。

わたしの可愛い後輩を茶化す態度もむかつくし、取り繕った態度はバカにされてる気分だし、

言葉の端々ににじむわたしへの憎悪がとにかく腹が立つ。

それと同時に、時折無意識に、彼に嫌味を吐くわたしがいやだ。

社会に出たばかりで戸惑う彼に対し、こうして匿名ネットの海に暴言を吐く自分がたまらなく醜く思えていやだ。

新人に裏でケチをつけるお局になってしまったんだと、彼の言葉を素直に受け止めるられないほどひねくれてしまったのだと、

自身にショックを受けている。

ただ、この薄汚れた彼に対する憎悪の気持ちは、少なくとも他人には吐き出していない。

いない、はず。

やすみません、先輩と後輩とオカンには言いましたけど、それ以外には断じて喋っていません。

特に上司には口が裂けても絶対言いませんけども。

ただわたし、割と感情が顔に出るそうで…

今、彼は三日間にわたる外部の研修施設に行っている。

粗相がないか心配だが、彼と顔を突き合わせなくてすむ現状に、わたしはいまホッとしている。

先輩と、わたしと、後輩は、すごく仲がいいのだ。

三日間だけ、彼が来る前の和やかな部屋に戻るのが嬉しい。

わたしはお局になってしまったんだなあ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん