はてなキーワード: 舐めるとは
パソコン音痴の教師を舐めるなよ?奴らは仕事で使っているパソコンのOSが何か知らないんだ
インターネットに繋がらないとヘルプにかかってきた電話で詳細を確認すると「インターネットにつなげるためにパソコンの電源を付けたけど起動しない」
って事が非常に多いんだ、「ブラウザなんですか?」とIEを操作しながら質問してくる輩もいる
パソコン音痴の教師を舐めるな!Wordを操作しながら「Wordって何ですか?」と聞いてきたり「右クリック?なにそれ」と聞く輩もいる
しまいには操作手順書さえも忙しいと言う理由を付けて読まずに情シスに「ソフトが動かない!欠陥品送りやがって!」と怒りの電話をする輩もいる
そんな教師が大多数、はてなに出入りしている自称パソコンに強い先生はまだましそれが現状なのにプログラミング教育が成立するとは到底考えられない
ナクヤムパンリエッタさんがコミティア128で出した『泥舟鈍行死体蹴り』を読んだ。コミティア128自体には行けなかったので待ちに待ってたDL版を今さっき買って読んだ。
そしたらもうウォ〜ウァ〜ってなって大粒のやつがぼろぼろ目から出ちゃって、本当に心にこの漫画へのデッカいありがとうがポップアップしてどうしようもなくなったから、本当にどうしようないファンレターをここに書き殴る。本当にどうしようない書き殴りのファンレターだから何もかもめちゃくちゃだと思うけど勘弁してください。
普段ブログはやってないしTwitterだって情報収集するための鍵垢しか持ってないから世間にこのデッカいありがとうを発表する場所が本来なくて、でもこのデッカいありがとうを、誰かに伝えたいとかそういうんじゃなくて、ただただ世界のどこかに流さないと心がポップアップしたデッカいありがとうで破裂しそうだから、ここに放流する。
ナクヤムパンリエッタさんのことは元々すごく好きで、今まで出されてて買えるやつは全部買ってるしオモコロとかの漫画も何度も何度も読んだ。Twitterも舐めるように見てる。ナクヤムパンリエッタさんの言語化の仕方が本当に好き。言語化できないやつをパワーで言語化して、言語化してるのに読んでるこっちにくるのはそのパワーだからわかんないけどウワッ!!そうなんだ!!!って漫画に表現されてる色々が流れ込んでくる。漫画を読むという行為でありながらなんかもう感情体験(感情体験って何だ?)。そういうナクヤムパンリエッタさんの言語感覚が本当に好きで、今回の泥舟もまたそういうのを味わうんだろうなとドキドキバクバクソワソワで購入した。
そしたらサンプルの時点でもまぁわかってたんですけど、そこに言語化されてたのはいつも戦ってる〝アイツ〟じゃん。もうどうしようもなくなっちゃって奇声をあげながらボロボロになって泣いちゃった。
すごいんですよ。こう、心とか、脳味噌とか、世界とか、ぐちゃぐちゃになっちゃう時が、あるじゃないですか。そういう時のやつがさ、そういう言語化できないやつがさ、いつものナクヤムパンリエッタさんのパワーで言語化されて、そして私の中に流れ込んでくるのはそのパワーみたいな感じでブワーッって流れ込んでくる。もちろん自分とナクヤムパンリエッタさんのぐちゃぐちゃになっちゃった時の世界とか自分とかって全く同じってわけじゃないんだけど、でもいつも戦ってる、ヌボーってやってくる最悪なアイツが、全部だめになっちゃってぐちゃぐちゃになっちゃった時のあの世界が、そこにはあって。そういうぐちゃぐちゃを表現された時にこんなに気づいたらボロボロ泣いちゃうんだなって自分でもびっくりした。
なんていうか、救いだった。陳腐な表現だと思うけど。うまく言えないけど、やっぱり多分救いってやつなんだと思う。
世界が死推しになるという表現、本当に本当にそれで、そうかあれは世界が死推しになってたんだなってわかった。楽しいことも楽しみなこともいっぱいあって、やりたいゲームも読みたい本も漫画も観たい映画もいっぱいあって、そう、愛する美しい女性に顔向けできねぇのに、なのに世界が死推しになっちまう。死のう死のうって、死ななきゃいけないって。毒槍が刺してくるんだ。私は一番やられてた時は気づいたら駅のホームで落ちるギリギリだったり横断歩道で赤信号なのに足が勝手に進もうとしてハッと気づいてウォッてなったし、味もわかんなくて何でか玄米ブランだけ義務感で食べてでも味がわかんなくて美味しいとかなくてめそめそ泣いてた(そのせいで今は二度と玄米ブラン食べたくない)。漫画にあった通り、まさに世界に1人なんだなって音がなくて耳がキーンってした。そういう諸々が、泥舟鈍行死体蹴りが、本当に凄まじい言語感覚で言語化され、絵として文字として漫画としてそこにあった。
今はその時よりはずいぶんマシになったけど、でもまだふとした瞬間に心にアイツはやってくる。
ヌボーっとして、ベッタリした、いや〜なアイツが心臓の裏にベチャベチャくっついて離れてくれなくなる。心臓の裏にくっついてるもんだから、剥がしたいのに剥がせなくて(私は心臓の裏に手が届かないので)、エンエン泣き出したくて、でもベッタリしたアイツのせいで泣くこともできなくて、離れてくれ〜去ってくれ〜帰ってくれ〜頼むよ〜って祈りながら横たわるしかできない。
実を言うと『泥舟鈍行死体蹴り』を読む直前もかなりそんな感じだった。なーんか全部だめになっちゃった。
泣き出せもしなくてウェ〜ンってするだけだったけど、この漫画を読んでボロボロ泣いて、別にベッタリがサヨナラ!つってあっさり帰ってくれたわけじゃなくてアイツはまだはりついてやがるんだけど、でもボロボロ泣いたおかげで少しだけ息ができるようになった。その少しだけは本当に大きかった。今もボロボロ泣きながらこれを書いてる。
あのぐちゃぐちゃを、素晴らしい言語感覚で表現してくれて本当にありがとう。私にはこのデッカいありがとうをとにかくここに不器用に書き連ねることしかできないけど、でも、本当にありがとう。
この漫画を読めて本当に良かった。本当に、本当に。
さっきまでもう無理オバケと頑張らなきゃオバケが戦っててそれも辛かったけど、この漫画のおかげで、とりあえず、明日はもっとだめにならないようにおやすみしようって踏ん切りがついた。私にとってはそれだけでも本当にありがたかったです。明日っていうかこの文章一回泥舟じゃなくて泥船って書いて投稿してて後から気づいてだめだめな自分にモ〜〜!!!ってなっちゃって、嫌になって消して再投稿したのがこれで、だからもう今日なんだけど。そして再投稿にあたってもう一回読んでまたダバダバ泣いてた。
それは「女性が」癒される日常を送り、感動イベントをする恋愛が最優先で最上級だ。という思考である。
例えば、男女の恋人はどんな話題で話をする? 男女どちらが興味を持つ話題を話している?
話題の割合は女性向け話題が多くないか? 少なくとも私はそうだった。
逆はない。
男性が拒否することもできる。が、事情がない限りつまらないからの拒否は悪にされる。
しかし、それは女性側に興味があったから盛り上がったのだ。女性に興味がなかったら捨てられていたテーマだ。
男が興味がないからと彼女とのテーマを捨てたらどう評価される?
はっきり言おう。
男女で目指している生活は方向が異なる。
女性は毎日が良くなることを目指す。男性は今と明日を生き残ることを目指す。
残業、転勤をして将来大きく稼げるなら男性はする。家族のためになるならなおさらだ。生存を盤石にするため挑戦するのだ。
組織内の立場の向上、賃金の向上。生存競争で有利になることを目指している。
女性は今のままで十分な生活ができるなら、残業、転勤を選ばない。毎日の生活が犠牲になるからだ。
趣味の時間、友達との会話、恋人とデート、それら日常の彩りがあることに幸福を感じる。
今の世の中、平和に思えるだけに男性の生活方向が女性に理解されない。
その結果、女性的恋愛至上主義は強くなるための時間を許さない。
強くなければ優雅な生活は送れない。貧困の生活は生きている意味が分からない毎日だ。
死なないだけで、今の世の中も強くなければいけないのだ。
東大生の生涯勉強時間は? 医者、弁護士になるにはどれだけ時間がかかる? 錦織圭、イチローはどれだけ練習した?
強くなるには時間がかかる。
恵まれた世の中になった今、男性的な生活方向の必要性を感じ取りにくい。
女性の本能は違う方向を向いている。理屈で知る以外に方法はない。
私は女性の考えを否定しているのではない。どちらの考えも大切だ。
両方が揃ってこそ意味があるのだ。
犠牲になるのは強くなれなかった男であり、男の支えが弱くなる女である。
個人の例を挙げれば専業主夫でうまくいっている場合もあるだろう。しかし、出産を考えたとき一年中働ける男性が働いたほうが効率がいいだろうし、多くの男性は働いてるだろう。
もし、飢饉、人口問題に人類が直面したら男性はひたすら働き、女性は子供を産むしかない。
生存の土台が強いから様々な人生の形が選べるのだ。土台の弱い砂丘の楼閣は簡単に崩れる。
生きることに重点を当ててくれ。強くなることに協力してくれ。
社会は男性観が強い。という反論を持つ人もいるだろう。社会的に男性観が強いことを否定はしない。
女性的恋愛至上主義は個人に起きている問題なのだ。もっというと女性的恋愛至上主義問題は当分の間、公共の悩みという社会問題として表に出にくい性質だと思っている。
簡単な話だ。女性のいる社会で女性の問題は認められないからだ。
社会を生きるなら女性のほうが男性より何倍か上手い。しばらく男は辛酸を舐めることになるだろうが耐えるしかない。
ここに書かれた女性と会ったことがないという人は幸運だ。周りの女性を大切にしてくれ。
自分は違うと思う女性は彼氏に聞いてみるといい。彼氏が答えを知っている。
私以外にも同じ悩みを持つ人が一人でもへることを祈る。
*この日記は男女の恋愛に焦点を当てた文章である。LGTBの主義を批判する意図はない。むしろN(normal)について語ったLGTBに関するものでもある。
医者が全て正しいとは言わないけど、あなたがネットで調べるよりかは医者のほうが正しい判断できると思うんですがどうでしょうか。
プロバイオティクス云々の前に、口腔衛生の第一はしっかりとした歯磨きです。
で、自分の歯磨きが届かない歯肉縁下に関しては定期的に歯医者行って超音波スケーラーで歯石除去。
これが大前提。そして普通スケーリングした程度で抗生剤は出しません。推測するによっぽど衛生状態が
何が言いたいかって言うと、一回、ちゃんと衛生士さんの歯磨き指導受けなさい。
体の障害で今までの歯磨きでは多分不十分なんでしょう。衛生士さんに聞いたら、
どう言うとこに気をつけてだとかオプションで何を使ったらいいかとか教えてくれますよ。
歯茎が痛い、ってのも口腔内が綺麗じゃないから歯肉炎起こしてるんでしょう。
ロイテリがどうたらと言うのはくだらなすぎてちゃんと読んでません。
あなたが思っているより口腔内細菌叢ってのはもっと安定しているものです。
少なくとも飴をゆっくり舐める程度の生活を少し続けて定着なんかしませんよ。
また、歯石の成分なんか知りませんが多分糖とタンパクはその構成成分の1%にも満たないですよ
あなたが歯ブラシ中に見たと言う歯石の件は、あなたのよくわかないやり方ではなく、
超音波スケーリングで剥がれやすくなったけど取りきれてなかった歯石がようやく出てきたってのが
自分は割とはてサだと思っていたのだが、(はてな歴15年、韓国語・中国語話者、死刑廃止派、立憲民主党支持、LGBTQ当事者、生活保護受給者、障害者)一昨日レインボープライドパレードを歩いた後に教えてもらったこのTogetterまとめを読んで自信がなくなってきた。
https://togetter.com/li/1306444
ここにはいわゆる「トランス差別」を行う「ツイフェミ」のツイートがまとめられているのだが、実はこれらは「トランス差別主義者の晒し上げ」と簡単に言えるものではない。
フェミニズムの動向に関心がある人ならば知っていると思うが、今世紀に入ってからのフェミニズム界隈で、特に韓国を中心に「ミラーリング」という手法が流行っている。
話には聞いていたものの、実践されているところを見たことがなかったのだが、まさにここでまとめられているものがミラーリングであり、それを読んではてサ観のアップデートが必要だと感じた。
彼女たちはトランス差別をしているように見えるが、実は違う。男が女にやってきた差別や暴力を物真似しているだけで、これはパフォーマンスなのだ。男には男から女への差別が見えないので、それを見える形に直す作業としてミラーリングという手法が使われる。
だから男の子が死んだ事故に「あと一年でホモビに出られたのに」と言ったり、逆に事故で死ななかった子供を「間引き損ねたか」と言ってみたりするのはミサンドリーではなく、これまで男たちが女に言い続けてきたミソジニー発言に対するミラーリングとして計算ずくでやっているパフォーマンスである。
男女問わず、これらの言葉に反発を感じる時点で差別側なのだ。よく男がフェミニズムに理解を示すと「男に理解されるためにフェミニズムをやっているのではない」「男であるお前が思いつくような理論や理論への反論は全て的外れであるか、もしくは既に女によって提出済みである。お前の脳はフェミニズムに何も貢献することはできない」というようなことを指摘するのがお決まりになっている。これとある意味で似ているのだが、ミラーリング実践者によって日々ツイッターに書かれる「男への呪詛」で女のオリジナルは一つもない。どのミサンドリー的発言も全て男による実在の差別発言の原型が存在するので、試しにオリジナルの差別発言を考えてみようとしても、差別発言の全てのパターンは男によって既に提出済みなのではないかとしか思えないほどだ。男が女にする差別発言には鈍感なのに、これらの女が男にする差別発言には敏感に反応してしまう男(これをまとめた「トランス女性」もあえて含む)は、自分たちが行ってきた差別がどのようなものであったか、ミラーリングされて初めて思い知るのである。
で、なぜ冒頭に書いたようなことを思ったかと言うと、私も含む従来はてサと呼ばれてきた我々の多くがぬるま湯に浸かったリベラル気取りの特権側に過ぎないのではないかと気付かされたからだ。本来はてサという称号は最先端に立って導く人のためのものだと思う。「ツイフェミ」と呼ばれる彼女たちは我々以上にはてサ的であり、彼女たちを見習わなければいけない。彼女たちこそ真のリベラルであり、あのレベルに達していない「はてサ」アカウントなど全員ネトウヨ側であると自覚しないといけない。なぜなら、ミラーリングの「過激さ」に眉をひそめてしまうような感性がそもそもネトウヨをはじめとする差別主義者特有のものだからだ。はてサを気取りながらこれまでミラーリング発言をしてこなかったアカウントは「なぜぬるい発言にとどまっているのか、それではアベのケツを舐めるのと何が違うのか」という問いにどう答えるのか。自ら自分に対してトーンポリシングをしているのではないか。それでは肉屋を支持する豚だ。(悲しいことだが、私の見る限りはてサで彼女たちに負けないレベルの言葉の「強さ」を持っているアカウントは1人しかいない。残りは全員ネトウヨの自覚がない分より悪質なネトウヨに過ぎない)
はてブではトランス差別に関する議論はあまり盛り上がらず、韓国人差別など別の話題が盛り上がる傾向があるが、それにしたって「さべつはよくないとおもいますぅぅ」とかネトウヨでも言えるぬるいことを言うのではなく、ネトウヨにも分かるようにミラーリングで同等の強さの「差別」をぶつけてやってこそ令和のはてサなのではないか。
そんなことを思ったのだが、私自身は争いごとを避けるタイプなので、平成のはてサを脱することができない気がする。
痛いってのもあるけど、単純に疲れるんだよな...
常に舌と首を動かし続けるんだぜ?咥えずに舐めるのでもどの道舌を動かし続けないといけないからな?
クンニも疲れるには疲れるけど、あの凶器を自分の口に突っ込まないでいいだけなんぼかマシ
あとイラマしだす人に限ってこっちのを咥えたり手でしたりする時に決まってクソ痛くしてくるのはなぜなのか
https://twitter.com/MAEZIMAS/status/1113114798672113665
一流の老害は「君たちこそが真のニュータイプだ」とか言って、若者を自分の既得権益確保のための鉄砲玉にする。
…いやマジ本当に、若い人気をつけてね。若者説教おじさんは、せいぜいまだ極限の不愉快ですむけど、若者応援おじさんに乗せられると最悪人生詰むので…
というツイートが流行っているので、私が遭遇した若者応援おじさんについて書こうと思う。
当時の私は親との折り合いがつかず、学力もそこそこあったし、勉強もしていたのにも関わらず大学に進学せずにフリーターをしていた。実家を出たかったし、大学にも進学したかったから金の工面が当面の目標だった。そんなときに出会ったのが若者応援おじさんのAさんである。Aさんはバブルの頃に就活をしていて、まだインターネットやパーソナル・コンピュータというのが流行る前から電子工作やプログラミングをやっていた人だった。実際、経歴を聞いてみると10回以上転職を繰り返しているものの、有名企業(今にして思えば、カビ臭いSIerだが)で部長をしていたことがあって、年収が1700万ぐらい稼いでいたこともある人だった。
最初に出会ったときは自分が如何にすごいかということを熱心に語っていた。80年台後半ぐらいのコンピュータ開発の大型プロジェクトに関わっていたとか、セキュリティの専門家とか、今までに触ったことのあるプログラミング言語が300個を超えるとか。でも、当時の技術的なトレンド(MongoDB、Ruby on Rails、AngularJSとか)についての知識が限りなく少なく、「フレームワークなんてその場で覚えればいい」みたいなタイプだった。中学生の頃にラジオ工作したとか、はんだごてで電子回路を設計したとか、そういう話は熱心にするのに、Bram Moolenaarの名前を知らなかったりした。要は、最近のプログラマがどういう関心やインセンティブでプログラミングやってるかを知らずに、過去の栄光を語ってるようなタイプだったと思う。
まぁ、それでも、その人のコネで中規模程度のSIerに入社して、そこそこいい感じの待遇だったように思う。当時の私の技術力は『わかりやすいJava入門』『たのしいRuby』を一通り終わらせて簡単な言語仕様を把握したぐらいでろくにコードも書いたことのないような人間だったから、定時で帰れて手取り二十万もらえるのは甘い汁を吸えたとは思うんだ。
でも入社を決めた一番の理由が、そのAさんが私の関心に理解があると思っていたからだ。というのも、当時の私は「人工知能や人工生命に興味があります。三年後に大学に入学するまでにプログラミングスキルを磨きつつ生活費と学費を稼ぎたい」ということを明言した上で、それを叶えてくれる会社を探していた。技術力はないものの、「自頭がいいから入社してからプログラミングを覚えればすぐに戦力になるよ」と複数の人間から言われていて、それぞれ就職先を紹介してもらえるような状況になっていた。今から思えば、そんなコードを書けない人間を自頭なんて胡散臭いもので褒めるような人間は信用してはいけないと思うし、口車に乗せられたと思うのだけど。そこは自分にも甘いところがあったように思う。あ、あと、補足しておくと、当時はDeep Learningなんていうのは全く人口に膾炙してなかった時期で、スチュアート・カウフマンや金子邦彦に憧れてたような、周回遅れの複雑系に魅せられた若者が私だった。
①親との折り合いが悪く、大学に進学したいが、金が足りない
②実家を出るために生活費を稼ぐ必要があったが、飲食のバイトとかではスキルが身につかない状態で、価値の高い若い時間を無駄にしてしまう
③そんなところに現れたのが過去の栄光を話す若者応援おじさんのA
④自分は殆どコードを書いたことのない業務未経験で、21世紀になっても複雑系の話に興味をそそられるような斜に構えたスノッブ
では、入社後の話をしよう。私が配属されたプロジェクトは80万行程度のJavaのコードで動いてるBtoB向けの製品を保守開発してるプロジェクトだった。やってることはGoogleやAmazonやMicrosoftみたいな大手ならやってるようなサービスの完全下位互換みたいなソフトウェアを、情弱だけど社員数は多いみたいな企業に売りつけるような仕事だ。国産とか、セキュリティとか、そういうよくわからない言葉を並べ立てて、海外のUIも洗練されていて、優秀なエンジニアが管理してるものをセキュリティ的に怪しいと不安を煽り立てて売りつけるようなやつだ。そんなクソみたいな製品でも年間5億円ぐらいの売上になるのだから、IT系って糞だなって思う。ネット上では優秀な人間ばかりがアウトプットしてるし、NDAの名の下に詐欺まがいのソフトウェア(今回の例なら無料でUIも洗練されていて、使いやすいサービス)が明るみにならないのだから、こんな国はさっさとスクラップ・アンド・ビルドすればいいのにって思うよ。IT化されてないのが時代錯誤で〜みたいな記事はネット上でもバズるけど、実際には10年前のスパゲッティコードを惰性と不安につけ込んで売りつけるようなSIerがたくさんある。そんで、そんな意味不明なソフトウェアを導入すれば、どこに何があるのか分からないUIの操作に大切な業務時間を奪われて、日本全体の生産性が落ちてしまう。ユーザーの時間と生産性を奪い、開発者にとっても技術的負債にしかならないようなソフトウェアを売りつけてる悪性腫瘍みたいなSIerはさっさと滅んでしまえばいいと思うよ。
まぁ、私が配属されたプロジェクトはそんな感じだ。まるで意義を感じないが金にはなってるプロジェクトに配属された。そのプロジェクトの根幹部分は一人のエンジニアが設計開発しており、そのエンジニアは既に退職して、どこに何が書いてあるのかわかってない人間が後任として保守を行っている。盲腸みたいに全く有難みのない機能を増やすことでより高く売りつけるようなプロジェクトだった。
そのプロジェクトの中にいる人について話そう。プロジェクトマネージャーは仕事漬けで毎月350時間ぐらい働いている60連勤とか当たり前で、常に酔っ払ったような、眠そうな目をしてる人だった。にも関わらず、同じプロジェクトの人間は仕事がなさすぎて業務時間中に関係ない談笑をしたりしていた。プログラマやテスターや文書作成をするスタッフが40人ぐらいいるところで、閑散期(機能追加のサーバーリリース前以外)は暇そうにしてる人が多かった。プロジェクトマネージャーを除いて。要は、PMは一生懸命働いているが、その一生懸命さは惰性で行われており、無能なのに業務時間が長いPMがいて、その人が全部仕事をやってしまう。他人に頼めない性格らしくて、存在意義が分からない業務を他人に頼んでは「なぜこんなこともできないんだ?」って怒鳴るのが生きがいみたいな人だった。頑張ってることがアイデンティティになってて、その頑張りに意味があるのか、必要なのかという吟味ができず、タスクを他人に振ることもできず、情報もそのPM一人だけが握っているから、周りの人も「私が仕事を請け負いましょうか」ということもできない。それで新入社員をイビるような存在意義のわからない仕事を振って、できなかったら人格否定をするような感じの。
私が受けた仕事ととしては、週に1回ベンダーのところに会議をしに行くんだけど、そのときの社内の資料を全部紙でプリントアウトして持っていくというのがあった。文書作成スタッフが製品の仕様をWordでまとめて、600ページぐらいのpdfにしたものが1500万円ぐらいで売れるらしく、その増えた言語仕様をプリントアウトしてベンダーのところまで持っていく。追加された仕様以外にも、今週やったテスト内容をExcelで纏めたものをプリントアウトしたりしていた。紙の量で言うと、一回の会議で2500枚ぐらいで、それをキャリーケースに詰めて客先であるベンダーまで持っていくらしい。聞いた話では、その2500枚の会議資料は殆ど読まれずに捨てられるのに、そのPMはベンダーにその慣習を廃止しようとは提案しない。ベンダーとの週一の会議の他にも、進捗報告を主とする社内会議があって、PM以外の人はあのプリントアウトする悪習は廃止すべきという話が上がっているのにPMが首を縦に振らないから一向に改善されない。まぁ、そのプリントアウトするのをやるのが私の仕事だったわけですよ。毎週4時間ぐらい掛けてWordやExcelの文書サイズとか調整してさ。元の文書のサイズや余白が狂ってるのに、客先に失礼だと言われて、手直しして、プリントアウされたコロコロコミック何冊分だよ? みたいな紙の束をホチキスで止めていくんだけど、ホチキスの止め方が汚いとやり直し。
じゃあ、なぜPMは頑なに意味のない業務をし続けて、それによって新入社員を使い潰そうとするのかと言えば、弊社の業績が悪くて倒産しそうだったときにそのベンダーが手を貸してくれたからそのときの恩義があるとかなんとか言っていた。だから、靴を舐めるようなことをするし、他人の生産性を奪うようなクソ製品を世の中に出して何も感じないらしい。読みもしない産業廃棄物を作り出して、それを無碍にされて喜んでいるような業務が、今の日本の何割を占めているのだろう? そのPMの口癖は「俺はプログラミングは全くわからないが、こんなプリントアウトの段取りもできないようなやつはプログラミングなんてできないと思うよ」だった。FizzBuzzどころか変数や関数すら知らないような人間にこんなことを言われるのは屈辱だったし、これが高卒未経験で就職することなのだろうと思った。
他にも、私が受け持った仕事に、製品が動くかどうかを確認するテスターという仕事があった。RSpecやSeleniumで自動化しようと言っても、そんな技術を持ってる人がいなかったから、一々自分でその製品を触って仕様通りになっているかを確認しないといけなかった。画面遷移が600ページのpdfになっているから、それを見ながら正しい画面遷移ができているかを確認する業務だったが、正直人間のやる仕事ではないと思う。画面遷移だから前のページから次のページに移行したときに前にどのページだったなんてスクショを撮ったぐらいじゃわからないのに、「このテストをExcelにした内容じゃ、本当にテストしたのかわからないだろう?」と言われた。言われたとおりにExcelファイルにスクショをひたすら貼り付けていたというのに。しかも、その他にも特定のファイルをアップロードするときにどの条件だとアップロードができないかを判別するテストをどうやって行うのか考えろというのがあった。今までにテスターをやっていた人に聞いても指針なんてないと言われ、「賢い人はそういうのを考えつくものだ。俺はパソコンに詳しくないが」とPMに言われ、嫌気が差した。
まぁ、ここまで書けば、如何にブラックと言うか、理不尽で不合理な職場かというのはわかったと思うけど、いい面もあったんだ。前にも書いたように、未経験の高卒が手取り20万貰えたのは嬉しかったし、研修のない会社だったから、最初の二ヶ月ぐらいは一人で勝手に勉強しててと言われたから、実働換算で時給3000~4000円ぐらい貰える計算だったのかな。一番瞬間時給が高かった日はメールの返答に20分ぐらい使ったときだったから、日給1万、実働換算の時給が30000円ぐらいになった。それぐらい放任されていた。
最初は社長が「君にはソースコードのUMLを書いてもらおう」とか言って、クラス図を書く練習をしていたんだけど、現場の人は「今更UMLなんて必要ない」「ソースコードを読めばわかる」と言って、全く必要とされていなかった。だから、業務とは関係ないTCP/IPやRubyやGitの勉強をしていた。家のことで勉強に対してモチベーションが落ちていた私は、金を貰えるという環境では目の前の勉強に集中できるようになって、元の勉強するための生活リズムっていうのか、そういうのを取り戻せた。それは当時の私にとっては有難かったと思う。
ここまでをまとめると
⑤無料で使えるサービスの下位互換といえるような、他人の生産性と金を無駄にするような製品を開発してるプロジェクトに配属された
⑥PMだけが忙しく働いて、周りの人の割り振りができていない。
⑧社会悪のようなソフトウェアを売りつけて金を稼いでいるプロジェクトだった。
⑨仕様書やテスト内容のプリントアウトという必要ない業務をしたり、指示内容と叱責内容が矛盾する理不尽を受けなければならなかった。
⑩しかし、勉強してるだけで月20万貰える環境は有難く、当時の私にとっては願ったり叶ったりだった。
では、次に私がその会社の入社から辞めるまでの経緯について書こう。最初のうちは、自分の勉強時間を取れていたし、振られる仕事も理不尽で意義を感じられないものであるものの、すぐに終わることが多かったから問題ないと感じた。それが徐々に仕事が増えていき、勉強時間が取れなくなっていった。
ここで若者応援おじさんAの登場である。Aさんは私と会ったときは有名企業に勤めていて、そこを辞めて私を紹介してくれた中小企業で働き始め、その数カ月後に私を紹介してくれた。元々、その会社の社長とは懇意にしていたから、一緒に働こうという話が何十年も前からあって、今回ちょうどタイミングが合ったから、その友人の会社の重役として就職したらしい。私が就職したのはその数カ月後だった。
Aさんは「何か問題があったら、部下や上司という立場を気にせずに忌憚なく言ってほしい」「俺は人を見る目はある方だ。君は一本芯の通ったところがあるから、周りに流されずに新しいことをできるだろう」「君には将来性がある」「俺は新しい会社でも権力を持ってるからへんなことを言ったり、したりしてる人がいたら遠慮なく言ってほしい」とかそういうのを入社する前に言っていて、まぁ、色々とおかしいところ、FAKE野郎みたいな発言が多かったけど、そこだけは信じてたんだよね。本当に騙すんだったら、そんなすぐに辞められるようなリスクを上げるような発言はしないだろうってさ。ちなみにFAKE野郎って感じたのは、一方的に自分の話だけをして、私が質問すると煙に巻いたり、私のことを買ってるという割には私の話をすぐに中断させて自分の話をし続けるとか。その人はFラン出身だったから、ちょっとインテリなことを言うと「君は変わってるね」って言ったり、きょとんとした顔で10秒ぐらい固まった後、すぐに自分の自慢話を再開したりと、決して自分の知らないことや分からないことを認めようとしなかった点だ。他にも、「私と働きたいと言ってくれていた会社はあったけど、そこは技術的に成長できそうだけど給料は月7万程度でバイトの身分だから、迷ってるんですよね。バイトだから自由時間は多く取れるんですけど」みたいな発言をしたら、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、私が感じていた不安を取り合ってはくれなかった。Aさんは「俺は社内で影響力を持っているから、君を正社員にすることもできる」みたいな話を延々としてたのに、いざ蓋を開けてみると、「君の面接での受け答えが駄目だから、契約社員として雇用することになった」「あれから上層部に渋られてしまって、請負契約にすることになった」と話が二転三転していった。だったら、他にも選択肢があったのに、他のところに就職したのにと思ったが、自分の能力や経歴で負い目を感じていたから強く言うことはできなかった。高卒で就活するというのはそういうことだ。他にも選択肢があるのにも関わらず、どうせ労働に関する知識がないと足元を見られて、条件を徐々に下げられ、他に選択肢をなくした後で、悪い条件で働かざるを得ない状況になっていた。結局、勤務時間がタイムカードで管理されてるのにフリーランスとして請負契約を結ぶという偽装請負で契約させられ、もっと技術力を磨ける選択肢は潰されてしまっていた。
私は会社の問題点を丁寧に分析してpdfにまとめてAさんに送ったんだ。それが間違いだった。如何に会社がそのベンダーに良くしてもらったか、大変なのをわかった上で俺たちが会社を立て直してきたかということばかりを話していた。百歩譲ってそこはいいとしても、ベンダーとは関係なく職場環境を良くするための話までいい加減に聞かされてうんざりしていた。
「Aという問題があります。その背景にはBがあります。そのためにはCという解決策があります」
という話をしたときに、「Bぐらいみんな当たり前にしている。君だけ特別扱いすることはできない」みたいな返し方をされて、問題が発生してる事自体はないものとされていった。結局、職場にはびこる不合理で理不尽な業務やルールは改善することはなく、私への人格攻撃で終わってしまった。
毎日どうでもいい作業で疲れ切って勉強時間が取れなくなってしまった私は、最初に出会った頃のAさんの言葉を信じて、「私が本当にしたいことは、仕様書やテスト時のスクショをプリントアウトしたり、よくわからないテスターをやったりすることではない。このままでは、プログラマとしてのキャリアを積むための勉強時間を作ることもできないし、業務内でコードを書くこともないから業務時間を短くしてほしい」と言った。少なくとも、最初Aさんと会ったときは、「君には人工知能や Permalink | 記事への反応(1) | 23:52
これは間違いないことなんだよ。
多少の貧乏ならば「みんなこれぐらい」と思えるだろう。
でもそれは中流になりうる程度の年収がある集団の中における貧乏の話で中の下でしかない。
この世界には貧困と表現するしかなく、それを自覚せずに生きるのは絶対に不可能な家庭がいくつも存在する。
「隣の花は自分の庭の花より赤い」という状態なら気の持ちようだけど、「隣の家の花は赤い。自分の庭には雑草しかない」や「そもそも庭がない」と喩えるしかないような状態は気の持ちようで中流になるのは不可能だ。
貧困に負けることなく強く生きる気持ちを持てても、自分たちが中流だと確信することなどまずもって不可能だ。
そんな状況がこの世界に広がっているのを知りながら、なぜあんな話をしたのか。
どうやらすっかり下々の人間の姿など目に入れるきも無くなったようですな。
「そういう意味で申し上げたのではない」
「こういう奴にブロックかませるNS大好き」
「こういう意見を言う人が出るのは読めていました(反論記事ドン!」
「中傷だ!運営に訴えてお前を◯◯先生みたいにアク禁させてやる!」
どれでも好きな反論を選ぶが良い。
ただ1つ言わせて欲しいが、このように感じた読者は私だけではないぞ。
「ここは市長がお忍びで利用する、行きつけの店だ」
そう言ってウサクは店内に入っていくので、俺も後ろをついていく。
店内を見渡すと、隅っこの席に本当にいた。
酒を舐めるように飲んでいたが、“舐める”と表現するべきか分からないほどペースが早い。
「あ、誰かと思えば市長じゃん」
「相席、失礼する」
俺たちはおもむろに市長に話しかけつつ、近くの席に座りこんだ。
未成年だけでわざわざ居酒屋に来る時点で不自然だし、セリフも些か白々しかったが、市長は酒が入っているようで気にも留めない。
「この店の接客サービスが好きでしてね。素っ気ない……と言えば聞こえは悪いですが、ほっといてくれるのは時に心地よいものです」
そう呟く市長の態度が何より素っ気ない。
遠回しに「話したい気分ではない」と言いたげだった。
まあ、プライベートでの過干渉なんて俺も嫌だが、そうもいかない。
まずはこちらに関心を持ってもらうため、何気ない雑談から始めよう。
「……この酒を知らないのですか?」
「生憎、酒は飲めないんで」
「なら知らないのも無理はないかもしれませんね」
コミニケーションのとっかかりは疑問をぶつけることだ。
「この『ドカシス月光』は作っている場所こそ違いますが、原材料は全てこの市が生産しているんです。カクテルや料理に使われることの方が多い酒ですが、そのまま飲んでも美味しい。自慢の名産と言ってもいいでしょう」
「作ってるのは別の場所なんだ」
「本当は酒の製造も市でやりたいんです。でも原材料にすら税金がかかっているのに、酒そのものにも高い税金が発生するから地元じゃ誰も作りたがらないんですよ。だから酒税のない地域で作ってもらって、それを個人で取り引きしたほうが安上がりなんです」
「なんだか脱法の密造酒みたいだな」
酒飲みの語りは老人の長話くらい聞くに堪えないものだが、今この状況においては都合がいい。
そうして十数分後、市長も酒が大分回ってきたようで、顔は明らかに紅潮していた。
「私にだって子供らしい夢はありましたよ。大統領になって、世界を愛と平和に満ちたものにするっていう……」
「この国、大統領制じゃないぞ」
深酒が過ぎたかもしれないな。
日を改めるべきか。
「……まあ、仮にそうだったとしても結果は同じでしょう。この町の市長であることが、私のこなせる精一杯の役割だった。だけど今はその役割すら失おうとしている」
本題に入るなら今だ。
「おいおい、市長。期日にはまだ時間がある。結果が決まるまで、やれることはやったほうがいいんじゃないか?」
「だけどこちらの不利は明らかです。やれることもやりました」
「いや、俺たちから言わせれば、まだやれることはたくさんある」
「市長、貴様が若造の意見を取り入れる意欲があるのならば、我々の言葉に耳を傾けろ」
それはもう衝動的に。「ポテサラ食べたい!!!小なんかじゃ足りん!!少ねえんだよ!!大や、大しかないやろ!!」
即決で買い物カゴにポテサラを入れ、「ポテサラデカイの買ったったぞ!!」と意気揚々とお会計の列に並ぶ。
浮かぶ雑念。
いつもは小を買うのになんで大を買ったんやろう…
いや、小の横に中が置いてあったような……
なんで中買わんかったんや…
ポテサラは食べたいけどそんなにいらんやろ……
…………はぁ?
数秒前の意気揚々はどうした。
正気に戻るのが早すぎる。
家帰って食べはじめた後に思い知る、くらいのタイミングにしてくれ。
お会計待ちの時間がポテサラ大への熱を急激に冷ます。ポテサラは冷蔵コーナーにあるからしっかり冷えてるけどな!
は???
平日、仕事終わりの混雑したスーパー。いちいちポテサラ小に変えに戻るのも面倒だし、また列に並び直すなんて時間の無駄。
もうね、ポテサラ大を買うという道しか残されてないんですよ。現実を受け止めるしかない。
いつだって僕らが変えられるのは解釈なんですよ。思考なんですよ。想像なんですよ。
宗教がなぜ出来たのか…。
社会秩序はなぜ保たれているのか…。
ただの紙切れをカネとして使えるのはなぜなのか…。
僕らの生きる世界は複雑だ。
……新たな意味を生み出す。
………目に見えないものを信じる。
目の前の現実を何とかしようとしてやってきた生きもの、それが人間。
理解できないことを理解しようとする。意味のわからないことを納得しようとする。カオスに構造を与える。現実を合理化して正当化してこねくり回して何とかやっていく。
あゝ……ポテ
あゝポテサラ!!