はてなキーワード: 海上とは
東西でみたhttps://anond.hatelabo.jp/20200811170757は雑だったので、
ちょっと考え直す。
京都に直結する海上の動脈である瀬戸内海周辺の勢力は日本の覇権争いに関心があるが
主に九州の勢力はあまり中央の政治に深入りしたがらない傾向があるんじゃないか。
九州から軍を興して覇権をとったのはそれこそ足利尊氏と幕末だけでは?
南北朝時代には南朝が九州を押さえたのに、それ以上はできなかった。
黒田官兵衛の関ヶ原プランも実際にあったとしても、出身地・拠点から考えて瀬戸内海勢力的なものだろう(藤原広嗣の乱も同じ)。
やはり九州(山陰も?)は大陸との距離が近く、関心が京都と大陸に分散してしまっているのだと思う。
九州なら大陸との関係を独自に構築して地方勢力として独立することも琉球をモデルケースとして考えられる。
磐井の乱にもそういう怖さがあったはず。
この時期になると神風特攻隊(と回天や震洋などの海上特攻)のことが話題に上がり
強制だった!or殉国のための志願だった!とかの強制かについて論争がよく起きる。
俺はこの特攻隊が戦争を扱う話題のヒエラルキーとしてトップレベルに扱われるのに違和感もっと言えば不快感がある
なぜか?特攻隊は必死攻撃という日本軍全体で行われたほんの一部に過ぎないからだ。
「切り込み隊」という言葉をご存知だろうか。
10人以下の兵士を選抜し、夜間に手榴弾と小銃だけで敵陣に突っ込ませて撹乱させる。
選抜されるのは攻撃で散り散りになって原隊からはぐれた兵士が優先的に選ばれ体の良い厄介払いでほぼ全て戦死した。
現場の判断で行わせるから戦史の上ではほんの少ししか残らず個人の戦記のみに残す必死攻撃であった。(唯一有名なのは総員玉砕せよ!)
日本軍にはアメリカの戦車とまともに対抗できる兵器が乏しく、大多数の場面ではこの「戦車特別攻撃隊」が立ち向かった。
方法は簡単だ。工兵が持っている梱包爆薬を背負って蛸壺や物陰に潜み戦車が来れば体もろとも突っ込んで爆破する。
この2つだけでも航空機や魚雷による特攻よりも遥かに死者は多い。
これが行われるのは追い詰められ兵器も弾薬も食料もないギリギリの状況で行われる捨て鉢攻撃だ
反面特攻隊は死ぬこと前提とは言え「ちゃんとした兵器」「死を受け入れるまでの猶予期間と衣食住」が与えられ
物語として広く伝えやすい。そして兵器を操縦するには未熟とはいえ高等教育を受けた人材が必要だ。
死んだ人間が当時の社会階層としては『エリート』だったというのも大きい。
だがあの戦争において特攻したのは彼らだけではない、むしろ庶民として同じ必死攻撃を命じられた人は
こんなにたくさんいたのだ。
提督の皆さん、お疲れさまです!
現在、期間限定海域【侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦】を展開中!明日8/7(金)夜に「友軍艦隊」本隊が順次出撃、第六作戦海域最深部、最終(第七作戦)海域中盤戦域を中心に来援突入開始予定!夏イベ作戦期間は、あと二週間余を予定!各艦隊の奮戦をお祈りします!#艦これ— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) August 6, 2020
残された時間は長くない。その上、残された燃料も多くない。アタイの艦隊は、このイベントで今日まで約20万もの燃料を費やしちゃった。残りは約10万ぽっち。
友軍到着後、友軍の編成情報などを収集し、それからE6-2甲の攻略を再開したい。とりあえず、3日後の日曜日を侵攻再開日としようかしら。
それまでは、燃料を中心とした資源の回復に努めなきゃ。昼間は1-3Dの三重クルを回したり、1-6を割ったり、遠征は海上護衛と東急を回して、あとこの際に月次遠征のミ船団護衛を出したり。
正直、友軍到着前にE6-2甲を突破出来なかったのは悔しい。明日一日ぎりぎりまで粘りたい気持ちもある。でも、限られた時間と資源を有効に使わなきゃ、よね。
ただいまーのあとは
って語尾にハートマークが付いて見えそうな勢いで小保方さん級の人が言ったか言わなかったとか世間が騒いるようね。
その会社の株価がバク鰻上がりノボリだって世間の巷の港の噂だってヨーコが言ってたわ。
でもあれってさ、
僕らが生まれるずっとずっと前にはもう
アポロ宇宙船は月に行ってきて帰って地球に帰還海上着水したとき、
イソジンで船体消毒したって言うのに。
だってさ
イソジンには勝てなかったってことよ。
さあ想像してごらん、みんながただ今を生きているって。
もうさ物は言い様って感じじゃない。
こうなったら、
関係ないけど、
そう?似てないか。
あのさ、
私凄いキャッチーなフレーズで心をぐっとつかまれた言葉があるの。
でも
ドキがムネムネしない?
ちなみに胸焼けしそうって意味で言ってるんじゃないのよ。
胸がドキドキするってこと!
説明させないで!
でも、
こればっかりは今週の私の一言キャッチザハートフレーズ優勝候補間違いないわ。
大判!って。
考えた人凄いなーって感心しちゃったわ。
牛乳に相談しようって一体何を相談したら良いのか分からなくて、
とにかく凄い自信なの!
その大判に秘めた凄い自信を感じつつ
目が欲しちゃってるから
きっとこれ大盛り頼んでもお腹いっぱいにすぐなっちゃうパターンだわって。
だいたいはご飯の量が増えるんだけど、
ご飯いらないの。
具の部分を大盛りにしてくれてご飯の量は変わらなくて良いから、
だから大盛りにも2種類あっていいと思うんだ。
肉などの具が大盛りのパターンと
そしたらなんか無駄がない感じがしない?
うふふ。
久しぶりのタマゴサンドはやっぱりいつも私を優しく迎え入れてくれるわ。
優しさに包まれて!
最近忙しくて遅かったときはもう手抜きのルイボスティーウォーラー。
と言うかお茶っ葉入れて冷やしてOKなのでずぼらウォーラーだわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
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戦史叢書
防衛研修所戦史室(現・防衛省防衛研究所)が編纂した太平洋戦争及び日中戦争(大東亜戦争)に関する公刊戦史。
開戦経緯、戦争指導、個々の作戦等について、各種文書、口述記録並びに外国の公刊戦史等を元として、記述するもの。
1966年(昭和41年)から1980年(昭和55年)にかけて編纂・発刊。
大本営関係34巻 · 陸軍戦史37巻 · 海軍戦史21巻 · 陸軍航空戦史9巻 · 年表1巻の全102巻で構成。
戦略レベル以上の分析や史料批判に欠ける。旧軍に所属していた元軍人が書いているため、身内に係る批判がされにくい。陸海軍の対立が編纂事業にまで及ぶ。捕虜の取り扱いや占領地行政に係る記述が無いか少ない。索引が無い。誤りが多い等の問題点が見られるようだ。
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日本陸軍の軍備及び戦備並びにこれらに関連する事項について記述。官制について記述。
扱う期間は慶応3年(1867年)~昭和20年(1945年)8月15日。
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明治元年(1868年)から昭和15年(1940年)5月までの約70年間に亘る陸軍中央部施策中、大東亜戦争関連事項につきその大綱を概説して記述。国防上の政策、軍令機関等の制定改廃、帝国国防方針の制定改定等について記述。
扱う期間は明治元年(1868年)~昭和15年(1940年)5月。
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主として大正6~7年(1917~1918年)頃から昭和12年(1937年)頃までの約20年間に亘る陸軍軍需動員の計画準備について記述。徴発制度・法令・官制・計画等について記述。実施面については、戦史叢書第33巻『陸軍軍需動員<2>実施編』に詳述。
扱う期間は大正6~7年(1917~1918年)から昭和12年(1937年)。
大本営陸軍部の立場から大東亜戦争(日中戦争・太平洋戦争)に至った政戦略の経緯や戦争指導について記述。主として「大本営政府連絡会議」及び「御前会議」の運営及び開催に伴う陸海軍及び外交当局の動きについて記述。
扱う期間は昭和6年(1931年)~昭和16年(1941年)8月30日。
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日本海軍創設から「大東亜戦争」開戦までにおける海軍中央部の施策 、開戦から終戦までの大本営海軍部・連合艦隊の戦争指導および作戦指導の概要を記述。
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日本海軍の軍備及び戦備並びにこれらに関連する事項を重点的に概述。
扱う期間は昭和16年(1941年)11月~昭和20年(1945年)8月15日。
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昭和17年(1942年)6月5日から7日にかけて行われたミッドウェー海戦及びその前後の海軍作戦について記述。本作戦は、戦争全般のターニングポイントとみなされている重要な戦役(戦闘)であり、本作戦の失敗(敗北)以降、開戦から常に先手を取り続けていた日本海軍は、守勢に回ることとなった。なお、本作戦は、アリューシャン列島西部要地攻略作戦と一体の作戦として計画及び実行されたものであり、戦史叢書第029巻『北東方面海軍作戦』を関係して参照することが望ましい。
扱う期間は昭和17年(1942年)1月~昭和17年(1942年)6月。
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外地(特に南方占領地)からの海上輸送は、戦争中の国力維持に対し極めて強い影響を与える。戦争敗因の一大要因として、わが海上輸送力の減退に基づく国力喪失が挙げられており、それらの実相並びに諸対策の実態を明らかにするためにも、これらの関連分野全般に亘っての総合的研究叙述が必要とされるところである。
扱う期間は明治40年(1907年)4月~昭和20年(1945年)8月。
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昭和20年(1945年)1月~8月にかけての大本営陸軍部の作戦指導及び戦争指導の経緯を記述。
扱う期間は昭和20年(1945年)1月20日~昭和20年(1945年)8月15日。
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昭和20年5月13日、第一回戦力会議。船舶損耗状況、輸送実績、輸送要請
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戦勢転換のため航空戦力拡充が超重点視されるに及び、昭和十八年秋、軍需省を新設して陸海軍用飛行機を一元的に生産する態勢が初めて整備された。(中略)軍需省新設は東條首相兼陸相の英断によって実現したものであり、東條首相は軍需相をも兼摂したのであった。
(戦史叢書第33巻『陸軍軍需動員<2>実施編』P831、むすび)
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大東亜戦争の完遂をめざして戦ってきたわが海上護衛戦は、海軍を始めとする関係各部の必死の努力にもかかわらず、逐次強化されてきた米国の対日海上交通破壊戦の前に、あえなく潰え去った。(戦史叢書46巻『海上護衛戦』P561、むすび)
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ともあれ戦争というものは、常に多分の不確定要素を含み、如何なる様相の変化にも即応しうる万全の準備を完整することは困難であり、かつ作戦の成否が戦運に左右されるところも少なくない。しかし今次戦争の海上護衛戦に関する限り、当初から、既に失敗すべき要素を多分に含んでいたのであった。(戦史叢書46巻『海上護衛戦』P563、むすび)
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戦史叢書第033巻 陸軍軍需動員<2>実施編 P832-833
軍部が軍需・物資配分の意思決定を実質に行っていた件(作戦等の機密事項を握り、かつ、各省の状況・国力も知悉していたため自然とそうなった。(要旨)
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経済安定本部総裁官房企画部調査課「太平洋戦争による我国の被害総合報告書」昭和24年2月
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6 戦史叢書第006巻 中部太平洋陸軍作戦<1>マリアナ玉砕まで
8 戦史叢書第008巻 大本営陸軍部<1>昭和15年5月まで
13 戦史叢書第013巻 中部太平洋陸軍作戦<2>ペリリュー・アンガウル・硫黄島
14 戦史叢書第014巻 南太平洋陸軍作戦<1>ポートモレスビー・ガ島初期作戦
20 戦史叢書第020巻 大本営陸軍部<2>昭和16年12月まで
21 戦史叢書第021巻 北東方面陸軍作戦<1>アッツの玉砕
27 戦史叢書第027巻 関東軍<1>対ソ戦・ノモンハン事件
28 戦史叢書第028巻 南太平洋陸軍作戦<2>ガダルカナル・ブナ作戦
31 戦史叢書第031巻 海軍軍戦備<1>昭和十六年十一月まで
32 戦史叢書第032巻 シッタン・明号作戦―ビルマ戦線の崩壊と泰・佛印の防衛―
35 戦史叢書第035巻 大本営陸軍部<3>昭和17年4月まで
36 戦史叢書第036巻 沖縄・台湾・硫黄島方面陸軍航空作戦
37 戦史叢書第037巻 海軍捷号作戦<1>台湾沖航空戦まで
38 戦史叢書第038巻 中部太平洋方面海軍作戦<1>昭和十七年五月まで
39 戦史叢書第039巻 大本営海軍部・聯合艦隊<4>第三段作戦前期
40 戦史叢書第040巻 南太平洋陸軍作戦<3>ムンダ・サラモア
42 戦史叢書第042巻 昭和二十年の支那派遣軍<1>二月まで
44 戦史叢書第044巻 北東方面陸軍作戦<2>千島・樺太・北海道の防衛
45 戦史叢書第045巻 大本営海軍部・聯合艦隊<6>第三段作戦後期
49 戦史叢書第049巻 南東方面海軍作戦<1>ガ島奪回作戦開始まで
52 戦史叢書第052巻 陸軍航空の軍備と運用<1>昭和十三年初期まで
54 戦史叢書第054巻 南西方面海軍作戦―第二段作戦以降―
56 戦史叢書第056巻 海軍捷号作戦<2>フィリピン沖海戦
58 戦史叢書第058巻 南太平洋陸軍作戦<4>フィンシュハーヘン・ツルブ・タロキナ
59 戦史叢書第059巻 大本営陸軍部<4>昭和17年8月まで
61 戦史叢書第061巻 ビルマ・蘭印方面 第三航空軍の作戦
62 戦史叢書第062巻 中部太平洋方面海軍作戦<2>昭和十七年六月以降
63 戦史叢書第063巻 大本営陸軍部<5>昭和17年12月まで
64 戦史叢書第064巻 昭和二十年の支那派遣軍<2>終戦まで
65 戦史叢書第065巻 大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯<1>
66 戦史叢書第066巻 大本営陸軍部<6>昭和十八年六月まで
67 戦史叢書第067巻 大本営陸軍部<7>昭和十八年十二月まで
68 戦史叢書第068巻 大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯<2>
69 戦史叢書第069巻 大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯<3>
70 戦史叢書第070巻 大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯<4>
71 戦史叢書第071巻 大本営海軍部・聯合艦隊<5>第三段作戦中期
72 戦史叢書第072巻 中国方面海軍作戦<1>昭和十三年四月まで
73 戦史叢書第073巻 関東軍<2>関特演・終戦時の対ソ戦
75 戦史叢書第075巻 大本営陸軍部<8>昭和十九年七月まで
76 戦史叢書第076巻 大本営陸軍部 大東亜戦争開戦経緯<5>
77 戦史叢書第077巻 大本営海軍部・聯合艦隊<3>昭和18年2月まで
78 戦史叢書第078巻 陸軍航空の軍備と運用<2>昭和十七年前期まで
79 戦史叢書第079巻 中国方面海軍作戦<2>昭和十三年四月以降
80 戦史叢書第080巻 大本営海軍部・聯合艦隊<2>昭和17年6月まで
81 戦史叢書第081巻 大本営陸軍部<9>昭和二十年一月まで
82 戦史叢書第082巻 大本営陸軍部<10>昭和二十年八月まで
83 戦史叢書第083巻 南東方面海軍作戦<2>ガ島撤収まで
84 戦史叢書第084巻 南太平洋陸軍作戦<5>アイタペ・ブリアカ・ラバウル
86 戦史叢書第086巻 支那事変陸軍作戦<1>昭和十三年一月まで
89 戦史叢書第089巻 支那事変陸軍作戦<2>昭和十四年九月まで
90 戦史叢書第090巻 支那事変陸軍作戦<3>昭和十六年十二月まで
91 戦史叢書第091巻 大本営海軍部・聯合艦隊<1>開戦まで
92 戦史叢書第092巻 南西方面陸軍作戦―マレー・蘭印の防衛―
93 戦史叢書第093巻 大本営海軍部・聯合艦隊<7>戦争最終期
94 戦史叢書第094巻 陸軍航空の軍備と運用<3>大東亜戦争終戦まで
100 戦史叢書第100巻 大本営海軍部 大東亜戦争開戦経緯<1>
101 戦史叢書第101巻 大本営海軍部 大東亜戦争開戦経緯<2>
地域性ゆえか実際に見たことはないし、なんならどんなものなのかも分かっていないが響きがカッコいい!ショパンの曲とかを流しながら町を移動しているイメージがある 豆腐屋みたいなもんなのか?
なんせカッコいい ハウルの動く城くらいのサイズでもいいし、もっとクソデカくてもいい メガフロートみたいな感じの海上漂流都市路線もいいし、ラピュタみたいな飛行都市も捨てがたい
男のロマンだ(これセクシスト発言?) 移動都市とかぶる所も多いけど、やっぱこう黒煙を吐きながらドシンドシン動く鋼の城って良い
たいていすごい威力の主砲みたいなのを積んでるんだけど、期待するほどの威力は発揮できないパターンがメチャ多い印象
このあたりがかっこ良すぎて「移動」ついてるだけでロマンを感じるようになってしまった
「移動祝祭日」はサーカスみたいでかっこいい、「移動ド」はテクニカルで強そう、最近じゃ「移動平均」なんてのも見るようになったけどこれも重心をずらして相手の予測の裏をかく技みたいで渋いんだよな
(追記)
複数言及があったモータルエンジン冒頭部見ました いいねえこの…なんだろう…馬鹿馬鹿しさというか勢いというか 移動都市ってこれだよ!!って感じ
増田やっててよかった
劇場版ハイスクール・フリートを平日の昼間から仕事さぼって映画館で見てきた。やっぱりアニメを映画館で見るというのは最高の贅沢だ。
公開からだいぶ時間が経って上映館も少なくなっていたけれど、運よく通り道の映画館でやっていた。券売機で座席を見ると半分くらい埋まっていて、あれっ?と思ったらコロナ対策で一席づつあけて座らせているらしかった。劇場に入ると後ろのほうに大学生風の若者が5人ほど、私の前にはおじさんが一人。つまりここにおじさんは二人。こんなにスカスカの劇場で映画を見られる贅沢は初めてでよかった。
映画の内容は前半陸上パートと後半海上パートとはっきりわかれていて、前半に撒かれた種が後半の盛り上がりにちゃんとつながって大団円という意味ではよかった。だけれどこのアニメはストーリーとか考察とかそういうのは無力で女の子の可愛さを純粋に楽しむやつだよ。お風呂シーンで前席のオッサンがモジモジしてたのが気になって仕方がなかった。劇場まで来たんだから覚悟して堂々とサービスシーンぐらい凝視しろやァッ!
動きに欠ける前半の後はハイパー戦艦バトルの後半だったけど、これが最高。もう、砲撃の雨あられでバンバン打ちまくるし爆雷投げて戦ったりクソデカ魚雷で難局打破したり、びっくりドッキリメカで大爆発だったり。ああやっぱり映画館の大迫力で聴く爆発音は最高だぜ。めぐみんが爆裂しか愛せないのも納得の重低音で満足。もう最後のほうは「もっとバシバシ砲弾を打ちまくれぃッ!!!」という気持ちで思わず見入ってしまった。黒パンストお姉さんの白兵戦もよかったし、動いて音が付くというアニメーションの快感をこれでもかというほど味わうことができた。
物語を振り返ってみると、「誰も悪い美少女はいなかった」という「ごちうさ」並みの優しい世界への配慮が感じられる構成も悪くなかった。
このアニメを一言でまとめると前半の美少女、後半の(美少女以外)誰も傷つけない優しいバイオレンスというTVシリーズから続くツボを押さえた最高の映画だったと思う。
(蛇足)
落ち着けや兄ちゃんと思うけれど、取り敢えず船乗りとしてやることはやっておかなきゃねと。
船乗りにありがちな学歴。ただ東京海洋大へ非常に努力の跡が見える。水産高校や海上技術学校、商船高専から東京海洋大学へ進む船乗りはかなり少ない(後継者不足で高卒・短大卒でも問題なく就職できるから)。
1級海技士(航海)取得
ジョブは航海コースになったようだね。少なくとも最低4年半以上は実務経験が無いと取れない。どこまで大きくても船なら何でも操船して良い資格。1等航海士や船長レベルの資格。
これは珍しい。海上技術学校卒なら4級海技士(機関)のはず。何らかの理由で機関士として半年以上は実務経験がある。人手不足だったのかな?1級海技士(機関)とかだったら嘘松認定したんだけど3級だと状況によっては普通にあり得る。
これを見た瞬間に本物の船乗りだと思った。海技士免状は実務経験なくとも筆記だけなら取得できるので。実務経験積んだ後に本試験みたいなの受け晴れて本免状が得られる。
新旧という表現は完全に業界人しか使わない。小型船舶という括りならどれだけ大きくても操船して良い資格。
当直という航海中に見張りするのに法律で決まっていて絶対必要な資格。ジョブは航海士っぽいし持っていても不思議じゃない。
船上で簡易的な医療行為も行える資格。食品衛生責任者よりも船の上ならば強力。准船医みたいな位置付け。正しく船医には医師資格が必須。
救命艇手取得
マニアックだ。何かあって船を放棄したとき救命艇であれこれする資格。
船乗りで海事代理士を持っている人は本当に珍しい。俺も持ってはいない。過去には老後の仕事として取得した人が居たらしいけど最近はあまり聞かない。少なくともそこらの船乗りよりも海事法規へ圧倒的に詳しい。
ちゃんと仕事してペーペーの3等航海士あたりから出世して実務積まないと上の資格は取れないから船乗りとしての実力は高いんじゃないかな。少なくとも内航でウダウダやってる俺よりは優秀だw
1級海技士(航海)取得
前提を先ずは語ろう。
ここでいう海事関係者とは「海の事」という意味であり、広義的な意味では海自(海上自衛隊)をも含まれるが、海上自衛隊を限定して指す言葉ではないことに注意して頂きたい。
海事関係者として語るにあたって、当方は以下の資格取得者である。
なお、上記資格一覧から理解できるように専門教育は海運を中心としたものであるが、生家が漁師であるため漁業に関しても実務経験がある。つまり当方は生来からの海事関係者であるという理解で良い。
さて、当方がこのエントリを書くに至ったのは、はてなブックマークやTwitterなどへ投稿されている主張があまりにも素人意見に過ぎるものであり、その素人意見を元に日本政府の対応へ非難を浴びせる者が多いから書くに至っている。
本題へ入る前にこれは強調しなければならないだろう。船員の労働組合である「全日本海員組合」は憲法の改悪に対して反対する立場であり、憲法改悪に対して現在の日本政府へは与していない。また港湾労働従事者の組合である「全日本港湾労働組合」も同じ理由で現在の日本政府へは与していない。
第二次世界大戦後の政府が行った商船企業へ対する保障の件を知っているのであれば多くの海事関係者が(現在問わず)日本政府に与しない理由も察していることだろう。
ではまず、当方が眉をひそめた主張として「中国からの帰国者の一部がウイルス検診を拒否した件」へ寄せられた「強制的にウイルス検診を受けさせるべきだ」という類の主張である。
はっきりと言おう。これは日本政府どころか世界中の190以上の国家と地域は強制的にウイルス検診を受けさせることが出来ないようになっている。
有り難くもこのエントリを読んで頂いている方々は、当方に対して海事の専門家として期待を寄せているだろうから、強制的なウイルス検診が不可能な根拠を示す。
国際保健機関(WHO)に加盟する190以上の国と地域は国際法として国際保健規則(IHR)に縛られている。
1. 本規則の実施は、人間の尊厳、人権及び基本的自由を完全に尊重して行なわなければならない。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kokusaigyomu/dl/kokusaihoken_honpen.pdf (PDF注意)
引用したPDFをご覧になった方は直ぐに理解できるであろうが、規則としての機能するであろう一番最初の明文が「人権の尊重」である。
今回の件に対応しなければならなかった日本の高級官僚はおそらくこのPDFとほぼ同じものを比較的早期に読むことになったであろうことは想像に難しくなく、そして一番最初に目へ飛び込んだのは「人権の尊重」だ。
日本政府はIHRによって人権の尊重を履行しなければならないので、ウイルス検診を拒否した者の意思をそのまま受け入れた日本政府の対応を非難するのは誤りある。
もし非難する点があるとするならば「説得の失敗」という点。ただしどのような説得があったか不明であるし結局は相手の人権を尊重しなければならないため、相手にやむを得ない理由などがあるのならば誰が説得しても困難だろう。
これは脅しているわけではなく1つの注意として、そう例えば忠言のようなものだと考えていただければ幸いだが日本国へ疫病を蔓延させんとする優しいアナタの主張は人権を脅かす可能性があるのだ。
Twitterやはてなブックマークなどでの主張の中で、当方が申し訳ないが認識を改めて欲しいと感じた主張は「罹患者を早期に下船させ陸上の設備の整った病院で治療させるべき」という類の主張である。
こういう類の主張をした方々は「日本国が島国であるという認識を持っていない」と思われる。
ここでこのエントリを読んでいる方々に考えて頂きたいことがある。それは「島国日本の水際とは何処か?」だ。
こんな設問は小学生でも理解しているだろう。日本の水際とは港湾である。
では、新型コロナウイルスを日本の水際で食い止めたいとした場合、日本の何処で食い止めるのか?港湾である。
陸上の病院へ送致した時点でそこはもう日本の水際ではないのだ。
日本は明確に島国である。島国であるからこそ日本経済を根本から支える物流は海運へ極度に依存している。
どれくらい依存しているかと言えば日本の国内物流の40%以上、日本の国際輸出入になれば99%以上が海運である。
そのことから当方が「聞くに値しない」「何も理解していない」「この人物は一切信用ならない」と判断した主張は「安倍政権は経済重視なので新型コロナウイルスの対応を遅らせた」という類の主張をした者たちだ。この者たちには当方は敬意すら持ち合わせない。
この類の主張を1度でもした者の主張は今後一切聞かないほうが良いと当方は非常に強く多くの人々へ忠言する。
前述した通り、日本の国内物流の40%以上、日本の国際輸出入になれば99%以上が海運であり、自民党、旧民主系政党、社民党、共産党、維新の会、公明党、幸福実現党、れいわ新選組、泡沫政党、その他政党、どのような団体が政権を握ろうがこの事実は揺るがない。
海運とは遣隋使から続く日本経済の根幹と言って過言ではない。もはや真理である。
今回は日本の水際、日本経済において非常に重要な港湾で起こっている大災害なのだ。
こういう類の主張は唾棄に値する。馬鹿や阿呆は褒め言葉と取られることもあるのでこの者たちへは愚かだという言葉を投げつけよう。
愚か者たちがTwitterやはてなブックマークへ下らない主張を投稿する電力の燃料はどうやって運んでいると考えているのか。
日本国民の衣食住はどのように運ばれてきているのか。その40%以上が届かなくなる危機へ瀕しているのに何を下らないことを言っているのか。
トラックや鉄道で運ぶ?どうやって動かすのか。燃料を含む国際輸出入の99%は海運だ。
多くの賢き人々は理解し唾棄しただろう。この愚かで下らない噴飯ものの主張の質を。
ここで改めて旗国主義を説明するのであれば、船舶や航空機など公海公空を行き来する乗り物の内部に関しては、その乗り物が所属する国家の法律が適用されるというルールである。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%97%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9
ダイヤモンド・プリンセスを例にすると、ダイヤモンド・プリンセスはイギリス船籍でありダイヤモンド・プリンセスへ乗船している間はイギリス国法が適用されるということだ。
あまり詳解すると問題があるので軽い説明に留めるが、日本では基本的に賭博は禁じられているが、賭博合法国の船籍を取得し船内へ賭博場を持つ、いわゆるカジノシップという存在もあったりする。
このように日本の領土領海領空内に居ながら旗国主義は合法的に治外法権を得られる仕組みとなっている。
それが今回の件で足かせになっている。
つまり、ダイヤモンド・プリンセスへ乗船する前は日本国法が適用され、ダイヤモンド・プリンセスへ乗船するとイギリス国法が適用されてしまうので、例えば日本で言うところの薬事法の違いなどが発生する。
もちろん日本とイギリスには定義される人権1つ取ってみても揺らぎがあることが予想されるし、ダイヤモンド・プリンセスの対応を日本国として行っているという視点がかなり面倒なことになっているのだ。
IHRは国際法であるが、その機能を各国が履行するには各国で法制化する必要がある。法制化するということは各国で他の法律と矛盾の無いように法制化する必要があるわけで、ここで法制度上の様々な定義に各国で揺らぎが発生するというわけだ。
だからこそ、そのようなことにならないよう願っているが、即ちダイヤモンド・プリンセスへ関わる事柄は日本国が主導した犯罪として認定される可能性がある。
ここで日本政府の動きを振り返れば、歯切れの悪い言葉、なんだか遅い対応、よくわからない錯綜した情報、外圧に屈したように見える動きetc...
日本に住まう大半の人はイギリスの法律なんて存じ上げないと思われるが、イギリスの合法的な対応を日本人が取れるのか?と言われると非常に疑問である。
例えばイギリスでは肖像権が法制度化されているが、ダイヤモンド・プリンセス船内を日本の報道慣習に合わせて放映している日本のマスメディアは大丈夫なのだろうか?と心配になる。日本のパブリックとイギリスのパブリックがイコールで結ばれるのか?と。
結論として、IHRに合わせ人権を保障しつつ、その人権の定義はダイヤモンド・プリンセス上ではイギリス国法にあり、更には日本経済の根幹である海運を維持しつつ、新型コロナウイルス対策をこなさなければならない。
「そもそもダイヤモンド・プリンセスを受け入れたのが間違いだった」
護衛艦を拒否したマーシャル諸島とミクロネシア連邦は島国であり、これが島国として正常の反応なのだと寂しく思うと共に理解をせざる得ない。