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はてなキーワード: 文庫本とは

2024-11-23

anond:20241123170719

低価格帯よりお金出しても文庫本の良さは変わらないと思う

anond:20241123170443

異議あり

文庫本は確かに安価で手に入りますが、最近では数百円では買えず、一般的には数百円から千円程度になる場合が多いです。価格は本の内容や出版者によって異なります

anond:20241123170308

私のおすすめ文庫本ですかね。わずか数百円でその分野で一級品とされる商品を手に入れられますよね。

2024-11-03

anond:20241103015359

ここに書くと確実に袋叩きにされる性癖持ち。増田とまったく同じ状況。

コロナ禍の中頃から、暇があればAI二人三脚特殊小説を書いている。これまで書いた文字数文庫本に換算すればゆうに20冊は超えているはず。

3000回に1回くらいの確率奇跡みたいな名文が生まれるよね。あの瞬間の脳汁えぐい

2024-10-23

ソード・ワールドRPGリプレイ第1部であるスチャラカ冒険隊シリーズ言及されるときに忘れられているのが、

イラストを描いていた草薙琢仁氏の存在だと思う。

判型の大きなドラゴンマガジン誌に掲載された草薙氏の超美麗の超絶テクニックでありながら漫画チックにデフォルメされたあの愛されるキャラたちのイラストの数々があったからこそ、

当時中学生だった私は夢中になって同シリーズの大ファンとなったのだと思う。

シリーズ文庫にまとめられたときには文庫サイズから当然イラストは小さくなるし、ドラゴンマガジン誌に掲載されていた美麗なカラーイラスト殆ど掲載されておらず、ものすごく残念に感じたのを覚えている。

文庫本描き下ろしのイラストは、ちょっとタッチが違っていて連載中のイラストのほうがより魅力的だったから、あのイラストの数々が二度と世間に見られることがないと思うと残念でならなかったのだ。

リプレイが連載中のドラゴンマガジン誌を切り抜いてスクラップしていた草薙氏のイラストリプレイ本文は長年の宝物だったが、実家に置きっぱなしにしていたのが災いしてゴミとして捨てられてしまっていたのはショックだった。

anond:20241022233221

anond:20241022205339

2024-10-22

漫画単行本の表紙に原稿料がでないって、

雑誌掲載原稿料あり、印税なし

単行本書きおろし原稿料なし、印税あり

というルールからという話を聞いて思い出したけど、小説雑誌掲載原稿料ハードカバー印税文庫本化でまた印税で、漫画よりおいしいな。

2024-10-12

anond:20241012190936

文庫本新書に関しては、何度も読みたい本にはビニルカバーを買って付けてる。

2024-10-05

文庫サイズ二次創作同人誌出す字書きって何なの?

 

文庫サイズ二次創作小説同人誌が嫌いすぎる。

 

マジで、何なの?

特に女性向け界隈の字書きってすぐ文庫サイズで本出したがるけど、読みづれーし高いし良いことなさすぎる。

 

いや分かるよ、商業フォーマットへの憧れっつーか、要はあの「っぽさ」が再現できるのが嬉しいんだろうなってのは、理解する。

しっかりカバーかけて、パッと見だと商業文庫本と大差ないところまで「っぽく」したがる人多いもんな。

 

でも、正直そこが字書きのキモいところというか、字書き特有の変な自意識デカさが出ちゃってるところだなって思う。

 

まず、二次創作作品商業フォーマットに乗せることの怖さというか、文庫本の形態をとることで読み手意識ハードルが上がるってことを想像できていない。

 

商業文庫本って、あれは、売れた本が文庫化するんですよ。

人気作品の更なる普及のために文庫版がある。ラノベとかはまた別だけども。

 

まり文庫サイズ小説ってのは、一般文芸でヒットを生んだプロ中のプロ達が洗練された文章を日々展開している、そういうフォーマットなわけ。

読み手は日頃、文庫サイズでそういう文章を読んでいる。だから、あの形式で読む文章へのハードル無意識のうちにめちゃくちゃ上がってるんだよな。

 

その上で、二次創作同人誌の、まぁお世辞にも洗練されているとはいえない文章文庫で読まされるときの、集中の出来なさといったら無いですよ。

文庫サイズであることがノイズになるっていうか。比較対象商業文庫作品になるわけだから、とにかく細かいアラが目立つ。気が散ってしょうがない。

 

字書きの多くは自意識過剰だから、↑のような文句を見ても「まぁ私の文章文芸寄りだから大丈夫」とか思うのかもしれないけど、私が読んできた限り、文庫サイズ同人誌9.5割はぜんぶ読みづらかったですよ。

webで上手いなって思ってた人でも、やっぱり文庫で読むと引っかかったし違和感があった。結局文庫では読めなくてweb再録してからやっと読んだ話とかもある。

 

 

この辺の感覚に関しては、絵描きのほうが暗黙的に弁えられていると思う。

たとえばジャンプコミックスフォーマット同人誌を作ろうって思う絵描きなんてほぼいないと思うんですよ。

あのサイズ、あの紙質で、カバーかけて、「っぽさ」を全開にして作ることもできるけど、絵描きはそれやらないでしょ。でかいアンソロ企画とかはまた別として。

 

だってあれこそ、日本漫画界のプロ中のプロ達が日々戦っているフォーマットであって、あの形式によそのキャラ借りた自分二次創作漫画を乗っけたときの、商業作品との比較や見劣りみたいなことを考えたら恐ろしくて、とてもじゃないが同人誌にあの形式選択しようとは思わない。烏滸がましいという感覚がある。

から二次創作やるなら黙ってB5かA5で、ひと目見て同人誌と分かるような本を作るんだけど

 

字書きの文庫サイズ同人誌ってのはつまり、やってることそれと同じですからね。

 

本人は完成した同人誌商業作品っぽさにテンション上がってるのかもしれないけど、実際には商業ベースに寄せれば寄せるほど見劣りしかしないわけで。

その辺の想像ができずに文庫サイズ選択したがる自意識込みで、文庫サイズ同人誌をキツいと思ってしまう。

 

しかも、文庫サイズ同人誌ってバカみたいに高い。

これが本当に「良いことないな」って思う要因の大部分なんですけど

 

7、80ページある絵がプロ並みに上手い絵描き骨太同人誌が900円とかで買えるのに、文庫サイズのアラが目立つばかりの字書きの同人誌が1500円とかするの、バッカじゃねーの!?と思う。思うだろう。言えないだけで結構な数の人がたぶん思ってるんじゃないか

 

じゃあ買わなきゃいいじゃんって話ではあるけど、イベントに出ると、付き合いで同ジャンル相互フォローの本を買わざるを得ない場面があるじゃん

その時に、相手の本が文庫サイズだと心からア゛〜〜〜……って思う。

これを買わされる人の気持ち考えたことあるか?そこまで自分文章に自信あんの?って、思う。

 

字書きは変に背伸びせずに、A5サイズ2段組で本出しといてくれないか

あのお馴染みの形態で出してくれればこっちも「あ、これは同人誌だな」という意識をもって、期待値ハードル下げて気楽に読めるし、何より安いし、小説同人誌は結局のところあれがいちばん読みやすいって。

 

ちなみに文フリかに出してる一次創作の人たちの文庫サイズ同人誌はあまり気にならないです。

あれはアマチュア文芸作品として見れるというか、それこそラノベとかティーン向け文庫を読む感覚意識チューニングできる。

 

二次創作文庫サイズ同人誌けがひたすらに嫌いだ。

なのに増える一方な状況、何とかならないものか。

 

自意識デカい字書きはこういうの見たらすぐにアンケートとって「文庫サイズ同人誌、どう思いますか?」などと肯定意見を乞いそうだけど

あい肯定意見って同じ書き手(文庫同人誌作る側)の意見も入ってくるから結構信用ならんと思ってる。

アンケートとるなら「読みづらい・やめてほしい・高いと思う」の数がどんだけあったかの方を見てほしい。

割合ではなく、そういう層が「いる」という現実がもう少し明るみになってほしい。

 

つーか正直なことなんて言えるわけないんだよな。正直に言えてたらこっちだってイベント文庫サイズ同人誌3冊も買うはめになっていない。

べつに作者に恨みがあるわけではないから、そりゃ気も使いますよ。

 

 

あと最後に、これは完全なる愚痴だけど、文庫サイズ同人誌ばっか出しておいて「読んでもらえなくてつらい」的なことを嘆く字書き、お前もう船降りろ。

まず読まれ努力しろ。手に取りやす価格フォーマット提供してから言え。アホか。

2024-10-03

anond:20241003005057

文芸カテゴリとはいえ1冊3000円近い文庫本が出てくるとは夢にも思わなかったわ。

2024-09-09

anond:20240909140932

そもそもみんながネットに繋がってる時代買い切りゲームはたとえAAAだろうと逆風、いやもっと言うと時代遅れなんだよ

みんなと話題を共有しつつ長期間にわたって盛り上がれる基本無料ライブサービスゲームオンラインゲームがどうしても中核になってくるの

それを高いクオリティで開発し、上手に運営していく能力が、日本コンシューマゲームメーカーモバイルゲームメーカーにはない

PSストアのセールスだって、上位タイトルを見てみるといい

https://store.playstation.com/ja-jp/pages/browse

売れているのはほとんどが基本無料ハイクオリティ運営型のRPGや対戦FPSの類になっている

上位にいる買い切り最近発売された注目作が大半で、数ヶ月で消えていくもの

ここ数年はRPG中国(というかほぼmiHoYo一強)、FPS米国メーカー売れ筋運営ゲームは占められ、ずっと居座っている状態

少し前のPUBGや今わりと売れているTHE FIRST DESCENDANTのように、かつてMMORPG開発でノウハウを培った韓国メーカー善戦している

これらのタイトルグローバルでも売れているものからライブサービスゲームに関しては日本ゲーマー嗜好はガラパゴス化どころかグローバル化していると言える

一方国産運営ゲーム善戦しているのはガンダムバトオペ2、ドラクエXPSO2:NGSといった布陣で、さすがに少々古めかしく感じるものばかりだ

国産オンラインゲームといえばFFXIVだろうと思った人、FF14は2ページ目にいる、つまりPSO2より売れてないのだ

ドラクエFFといった(日本人にとっての)ビッグネームは今も月額制・無料体験ありを採用しているが、これも古めかしく感じるところ

近年の基本無料ゲームほとんどがバトルパスなどの実質月額モデルを組み込んでいて、アクティブユーザーはだいたい購入するようになっているが

無料体験ありと基本プレイ無料とでは大きな世代の違いがある

買い切りのように中身を触る前に金を要求される、月額のように遊ぶなら必ず課金要求されるということに対して、現代人が感じるハードルはどんどん高くなっていると想像できる

Steamユーザーのようにカジュアルに返金できる神経を一般的ゲーマーは持っていないとも思う

その点において「まずは無料提供します(お代はあなた次第です)」という姿勢ゲーマー品性に対する最大限の尊重と言える

逆にプライスタグを決め打ちして関門として掲げるのは、「私達は有名(ないし実力がある)ってこと知ってますよね?これくらい払えるはずです」という

ゲーム文化を長年履修してきたゲーマーしか通じない共通認識を頼りに金をせびってくる傲慢な態度と言えるだろう

また基本プレイ無料であれば、ちょっと飽きてきたり忙しかったり浮気したい時には無課金に切り替えつつイベントだけ追うような、柔軟な対応ができる

遊びたいものがたくさんある中で、追いかやすプレイヤーコミュニティに居続けられる、帰属意識を持てるのが基本無料ゲームの強みでありIP戦略の要だ

人生の中で、××に注いできた何年間、いい思い出だったなと思わせるのが売れてるライブサービスゲームだとすると

買い切りはいかにそのプレイ中の体験が素晴らしくとも、数十時間から数ヶ月で触れなくなり、映画のように「あー楽しかった」という記憶しかならない

ゲームは、文章読みで例えるなら、文庫本スタイルからSNSスタイルに変化しているというのに、現代人に「文庫本いいよ、すごいんだけど知られてないよな」と嘆いても仕方ないのだ

最後に、サービス終了が決まったBLUE PROTOCOL

これが辿った経緯がもう日本メーカーの現状や将来をあまねく象徴してるように見える

2024-08-25

一般人「変な家って本面白いよね!」

ヲタ最後にして最初人類文庫本で出てるぅうううううう!!!!!!???

2024-08-17

補足:趣味より儲かる本屋を残す必要性について

タイトル簡単に言えば「趣味的な本屋販売量だけでは、現在システムを維持出来ず書籍文化崩壊するから」という事になる。

これは他の経済活動でも同じで、趣味で採算度外視、あるいは薄給でもやりがいだけでやっています、と言うようなもの蔓延ってしまうと、後は滅ぶしかない。

一度滅んだ後に残存者利益が出てくると、改めて採算が取れるようになるのだが、その時は今の豊富で豊かな出版文化はなくなっているだろう。

と言うわけで、いただいた反応の中からいくつか補足としてワイの考えを述べておく。

何故客注を大事にする必要があるのか

上客、太客だから

書店顧客は、他の小売店と違い、売上の8割を2割の客が買っている、と言う極端な構造がある。色々な調査でひとりあたりの本の購入量の統計を取ると、左に大きなピーク、右に小さなピークの崩れたM字型になることが知られている。一つ目が年に数冊しか本を買わないライトユーザ。そしてもう一つが欲しい本があれば、後先考えず際限なく本を買ってしま病人である。つまりワイら。

そして、わざわざリアル書店で客注を出すような顧客というのは、大抵後者なのだ

「 客注は最速でも2,3日かかるのならば、ネット書店に勝てないのではないか」という話もあったけれども、こう言う後者顧客は、あえて意識的リアル書店を使っている。そしてお願いした本を仕入れてくれるという体験を求めている。

客注は儲からないのではないか

かに単体では儲からないが、その先にある最も儲かる「コンスタントに本を買ってくれる客」を育てる事に繋がるから


客注というのは今も昔も単体で儲かる仕事ではない。しかし、顧客サービスとしてはコスパが良いのだ。

日本書店委託販売という仕組みであり返品が自由在庫リスクがない一方で、利益率がかなり低くなっている。概ね売価の7割から8割ぐらいが仕入原価で、20%~30% ぐらいが小売店の取り分になる。ここから店の運営経費を賄うことになり、概ね原価率は9割を超える。一般食品スーパー利益目標が2割以上を指向することを考えると、利益率は低い。

そのため、一冊売る程度では全然からない。文庫本1冊注文されても仕入原価-売価が100円であり、客注対応の為に店員をひとり増やしたりすると赤字、と言うレベルである

が、当然ながら、人件費固定費に近い性質を持つのでこんなにシンプルではない。例えばコンビニ郵便はがきを売る・宅急便サービスをするのは、それらを利用するお客はついで利用を促すことが主だが、似たような性質と言えばイメージやすいだろうか。


さて、ネットの方が早いし面倒がない、と考える方の意見が多く見られており、これは事実である増田をみる様なユーザであれば尚更だろう。しかし、ネットリアル書店の間の配送期間というハンデがほぼ同じになる瞬間がある。

それが「新刊である新刊の発売日は統制が進み、現在ではネット書店ではフライング発売はほとんどない。

習慣的に本屋に行き、あるいは新刊が出ると、とりあえず自店で購入してくれる顧客をどれだけ確保できるかが店の成否に繋がるのである

そして、たくさんある書店の中から自店を選んでもらうには、価格統制がされている書籍では「体験」を育てるしかなく、客注とはそのための重要な機会なのだネットで買えばすぐに届くし、そうでなくてもコンビニコピー機で注文すれば早い事を知りながら、あえて書店を使う顧客を捕まえるチャンスなのだ

物流ではネット書店に勝てないのだからイベントやフェアを重視するべきだ

これはほとんどの場合間違っている。利益はでない。と言うのは、以下の様な性質があるためだ

この状況で、店頭型のフェアを増やす

  • 「本」という括りでは指向が広すぎて「フェア」などを開いても販売数量はほとんど増えない
  • 特定作家激推しフェアなどを開いても、その店に来る顧客の数は決まっているため、全体の販売額に繋がらない。
  • しかし、物流には負担をかける。例えば○○フェアをするからそのフェアに関する本を集めてくれ、というような依頼になるのだが、上記の通り販売量は期待できない中で結局返品になるからである。そして、データ的に今までフェアをやるからとたくさん仕入れても返品されていると言う実績が積み重なると、発注拒否されることが起きる。
    • こういった状況を「フェアをやろうと思ったのに取次が入荷させなかったからできなかった」と言うように言われがち。しかし、まずはその前に売上げの実績を立ててください、と言う事になる。今の取次は出版社はシビアデータを見て、返本やロスが出ないように配本するためこういうミスマッチが増えている。さら書店ちゃんデータを見て自店が持つ強みを伸ばすフェアをやるならば入荷されると思われるのだが。

またイベントを開くと

しかし、これらを承知の上で、上客を得るために実施するのは悪い事ではない。

が、それはいつもちゃんと本が買える、要望に応えてくれるという基礎があってこそであるので、そこを蔑ろにしたままやってもよくない。


さらに言うと、いつもちゃんと本が買える、と言う事に対して、イベントを開催するというと言うことは対立してしまうことがある。

本屋とは、ものすごい指向に幅があることを扱っているのが通常だから指向に合わないイベントをやっていると邪魔に感じることすらあるので結構気をつけなければならない。イベント顧客をゲットと繰り返したら、そのイベント指向自分にあわないと、居心地が悪く感じて顧客が離れてしまうと言うとは、残念ながらよくある話なのだ

大手書店が専用のスペースを設けるなどして、かなり気を遣っているのはこのためである

出版社や書店がフェアやイベント消極的だ、という事ではない。売れない事が問題なのだ。売れずにやりがいだけを消費してしまって持続性がないことが問題なのだ

Amazon楽天ヨドバシがあるから書店はいらないだろ

これはそう。

でも、Amazonの一番早い便でも半日であることに比べると、本屋店頭で買うのは見てすぐ実物を手に取れるので最速だし、本を読みたい欲を一瞬で満たしてくれるのはメリット

ん?電子書籍?  んん?ヨドの店頭受け取りだと30分でいける?  まぁそれはそう。

即配サービス使っても2,3日かかるの時間かかりすぎじゃね?

Amazonやヨドと比べられるとそれはそうなんだが、これでも他の小売業界向けの卸としてはめっちゃ早い。

Amazonやヨド、紀伊國屋などが取次在庫ありの場合、即配サービスより早いのは、彼らは自社で取次の倉庫まで取りにいっているからです。そこまでの出荷は一緒です。

それから大都市圏だと、午前中に出した客注が当日出荷になって翌日に届くことも仕組み上あります

パターン配本うんぬんかんうん

新刊の配本のうち8割以上が既にパターン配本でなくなっているので、認識がだいぶ古い。

パターン配本の批判が強まり出版社が指定した配本が行われるようになった。

が、結果から言うと、返本率が増加し出版社も在庫を抱える事になった。

そこで現在、取次は出版社や書店積極的データを開示し、配本を支援するシステムを用意して提供するようになった。取次のパターン配本だけに頼るのではなく、自分たちでも判断してもらおうと言う事である

これによって、中小出版社側もその注文に乗っかって大丈夫かと言うことをシステム的に判断するようになりつつある。


この状況で本が来ないと言うのは、出版社が数を減らしていると言う事だ。

結局は自分の店で売れるものは入荷するが、売りたいだけで売れそうにない本は入荷しないというだけ。出版社はベストセラー倒産などしたくはないのです。


ただ、最近買い切りの条件で注文数そのまま出荷する取り組みをやっている所も無いわけではないが、広がってはいない模様。

取次各社が、生き残らせる書店の取捨選択をやっている可能

これはもう間違い無い。

一般小売で考えると、趣味でやっていてきちんと経営していない店相手であると、卸売業者普通ここまで付き合わないが、取次という業態、あるいはその出自から考えて、半公共団体のようになっている面があるから今まで付き合ってたわけだが、それが限界に達しているのが今だ。


利益率という点では、実は取次の取り分(仕入原価-卸売価格)は書店よりもさらに低く、5~10%程度だと言われている。ここから経費が引かれて利益率になるとすると、一般卸売業者利益率の半額程度になってしまうと言う状況だ。

統計に寄れば、書店販売額は立地と坪数でほぼ決まると言われている。好立地の所では、ひと坪あたりの月商が13万円だという。仮にこれで15坪の小規模書店とすると、約200万円の売上げになる。さて、この書店から取次が得られる粗利(諸経費を一切含まない)は20万円が最大と言う計算になる。アルバイトひとりも雇えない金額だ。ここから人件費運送費、配達比、様々なリスク費用システム費用などを支払って利益になる訳がない。


取次が利益を上げるには、仕組み的に規模の商売を追求する一方で、流通コスト削減(これには返本率を下げる、と言った活動も含む)ぐらいしかやりようがない。小さな書店商売できる様に支えるのはほとんどボランティアである

儲かっていたころは良かったが、限界が近付く中、少なくとも黒字になること、自社が用意したサービス(即配や、データリブ経営を行うシステム提供など)をきちんと使いこなしてくれる事を条件に、それ以外の自然淘汰を止むなしと考えているのはそうなのだろうと思われる。


この取次の利益率が固定されている中で、一般流通流通スピードを上げろと言うのは無理だ。物流コストが上がりすぎているからだ。中小書店への配送を維持しつつコストをどう下げるか、そのためにはサービス水準を下げることもやむを得ないだろう。

そのような状況下で、その代わりに用意した早く配達するサービスも、追加で送料を負担せよと言うことも難しいと言われ、さらに即配サービスについて暴利を貪っているかのように言われるなどの状況で、手の打ちようがないことも理解してほしいところだ。

取次は多くの書店親会社でもないし、経済的合理性を考えた時には付き合う必要は全く無いのだから純粋に儲けるだけなら小規模書店を全部捨てた方がよいぐらいの状況だ。

電子書籍になるから印刷書籍はいらない

そう考えている人は少数派でかもしれない。市場の動きは違うようだ。

まず、ユーザー数、習慣的に有料の電子書籍を購入するユーザは30%~40%ぐらいが限度で、これ以上は伸びないことが知られている。

日本統計も、アメリカヨーロッパなど先に普及した統計などを見てもこの傾向で、電子書籍市場はほぼこれで大きな変動なく推移すると言われる。

また、販売量としても、雑誌を除く印刷書籍販売量はじわりと減っているが大幅な減少がみられない。特にコミックスを除くと、ここ10年ほどは横這い程度だ。

電子書籍が増えている、好調だ、という事の正体は、雑誌の減少と、それを補う電子コミックの伸びによるもの電子書籍印刷書籍を置き換えると言う動きにはなっていないのだ。もちろん数十年単位ではわからないが、ワイは現在の話をしているつもり。

志がある書店に対してこのような言い草は失礼ではないか

具体的にどこの書店のことを言っているのか分からないのだけれど(少なくともワイの文章特定書店念頭に置いたものではない)

勝手にどこかの書店を想定して、事実説明に対して、勝手に怒る方がよほど失礼では?

結局取次が問題だ・取次こそが癌だ

おそらくはちゃんと内容を読んでいないし、構造理解できてないからこういった結論になるのだろうと思うのであまり説明しても仕方が無いのかなと思いながら、なのだけれど、以下は一応認識しておいていただきたい。

趣味でやっている・やってないにかかわらず、取次が消えたのに、中小書店が残ると言うことはない。

同時に出版社の多くも吹っ飛びますこちらは中堅どころまで存在できなくなる。

Amazonヨドバシ紀伊國屋も維持できなくなります特にAmazonは取次を通さなイメージを持っている人も多いようだが、実際には取次在庫への依存度は高いまま。

もちろん数十年単位での緩やかな変化の先にはありうると思うが、この話は現在の話をしているつもり。

出版業界なんて残さなくていい、町の書店なんていらない、滅ぼしてしまえばいいと言うなら、Not for youですね。それこそ客じゃないのでお呼びじゃないです。客目線で話をしているので。自分が客じゃないと言う認識をしてほしい。

取次を挟まず、委託販売を外して買い切りで買えばいいじゃない

それは、そう。

ただその場合でも- 出版社側にそれに対応するリソースがないので

  • 物流コスト、送料が無茶かかって利益が飛んでしまう(取次の物流コストは徹底的に下げられている)
  • 出版社側が想定していない動きである為、結局売価が一緒になったりする
  • 小規模書店がやる程度の規模では、結局出版社側で行動を変える要員にならない。

と言う事で、基本は大手に頑張ってもらうしかないと思っています

2024-07-14

純粋に楽しめなくなった

暇な時間スマホSNSyoutube見てるだけ

ゲームとかも最初純粋に楽しめるがある程度攻略すると、スキルアップを重視するようになってプラトーに達した時に壁を越えられないのが辛くてやめてしまう。

読書普通文庫本より自己啓発とか株とかスキルアップ系の本ばかりに目をとられるようになった。

スマホ無駄時間は過ごしたくないし、レベル上げに終始する人生も嫌だ。

純粋人生を楽しみたい。

2024-07-01

友達の居ない誕生日

増田は四十路で、昨日誕生日だったんだ。

正直なところ友達が居ない。

からこれまで誕生日というのは陰鬱イベントで、忌避すべきものであると思って生きていた。

しか最近、ふと思うところがあった。

一人でも楽しめばいいじゃないか。そうしたことにようやく気付くことが出来たのだ。

婚活は上手くいかず、そのため一種の諦念があったのかもしれない。

ともかく俺は精一杯、自分誕生日を一人で楽しむことを決めた。

一週間前から当日の予定をワクワクしながら立て、昨日無事に実行してきた。

朝は8時起床。軽めに朝食を取って、そのあと動物園に向けて出かけた。

電車バスを乗り継ぎ向かった動物園は数年ぶりに訪れる場所であり、天候は曇り。

それでも目的の象やライオンを見ることができ、白熊ペンギンも可愛かった。

増田は平日も休日もずっとモニターにらめっこしていることが多いので、目の保養という意味でも意義は大きく、非常に癒されもしたので来て良かったと大満足。

お昼頃に動物園を出ると、事前に調べておいた食事処へ向かう。といっても決めておいたのはチェーンのとんかつ屋。それでも普段増田外食をしないので十分だった。

日曜だけありお店は混んでいて、俺はカウンターの一席に腰を落ち着かせると、ヒレカツ定食を注文。それにジョッキのビールもだ!!

待っている間、ごまをすりすり。すりすりすってすりごまをつくり、そこにドロリとしたソースを落としてすりごまと合わせ、揚げたてサクサクヒレカツに垂らしかける。

ヒレカツは非常に美味で、思わずご飯をおかわりしてしまったほどだった。じめじめして蒸し暑かったのでビールも非常に旨く、ごくっごくっと喉を鳴らして二杯を飲んだ!

大満足で店を出ると休憩に喫茶店コーヒーを飲みながら優雅読書。このために前日、書店文庫版の『百年の孤独』を購入しておいたのだ。

文庫本は書店の袋に未だ入れたままで、この日のこの瞬間のために開封せずに居た。初めての喫茶店でその店のブレンドコーヒーを注文し、深い味わいで美味しい。

増田コーヒーに全く詳しくないので多くを語れないが、乏しい舌でも十二分に味わい深さの分かる味だった。

ゆっくり、じっくりとそのコーヒーを味わいながら百年の孤独を読み始める。

このときばかりは小説の中の世界に傾倒し、日曜であることも、自分誕生日であることも忘れて熟読した。

気付くとコーヒーはなくなっていて、それはコーヒーカップを口に傾けても何も流れ込んでこないことでようやく分かったことだった。

カタン、とテーブルに置いたときのその音で現実に戻り、文庫から顔を上げると時計が目に入る。ちょうど15時前だった。

俺は喫茶店を出ると帰路に着く。

途中でシャトレーゼに寄り、ホールケーキを買った。

一人でホールケーキを食べる悦楽!!こんなことは本当はもっと若い時に体験すべきことだったと思いながらも増田は試したことがなかったのだ。

それは30代を終えることに対する挑戦でもあったのかもしれない。

それからスーパーキリンの500mlのビールを3本買い、家に着くと18時近くてすぐに電話をかけた。

もちろん、ピザショップにだ。

増田チーズが好きなのでウルトラチーズにした。ウルトラチーズのL。計画通りピザであり、クーポンを使ってお得に注文できた。

ピザが来るまでの間、童心に帰ったようにドキドキしながらピザを待ち、そわそわして増田を流し読みしては時間を潰した。

インターホォンの音に飛び上がるとすぐにピザを受け取って、キンキンに冷やしたビールと共にテーブルに並べる。

宴だ!

俺は一人きりであるのを活かすようにピザをくちゃくちゃ乱暴に食べ、ビールを大いに呷った。

気兼ねなくゲップを何度も漏らし、ピザむちゃくちゃ美味く、ビールはすぐさま2缶目を開けた。

飲み食いしながら好きなVtuber過去配信を観て、一人でがやがや笑ってピザを一人で食べ切る頃には酔いも回ってお腹も膨れていた。

俺は重くなった体を持ち上げ、冷蔵庫からホールケーキを取りだした。一人ですべてを食べ切るのは無理だろう。それどころか半分さえ食べられるか怪しい。

だがこう言ったもの雰囲気だ。雰囲気重要。俺はケーキを四等分し、その一つを皿に盛ってパソコンの前に戻った。

飲み物お茶に代えてケーキを少しずつ頬張りながら増田を読む。ケーキは甘くて、甘すぎるぐらいで、それでも懐かしいような味わいがした。

俺はケーキじゃなくて、誕生日を味わっているんだ。

そう思うとなんだか勇気が湧いてきた。

増田バカみたいな増田を読んで独りでに笑い、皮肉の効いたトラバを見てはゲラゲラ笑った。

気付けば22時を過ぎ。明日仕事だ。俺はケーキをなんとか食べ切り、ずいぶんと酔っぱらっていた。

倒れ込むように横になると気付けば眠っていた。

そうして俺は40の誕生日を過ごし、そして終えた。

今、昨日の残りのケーキを食べながらこれを書いている。

40の誕生日は一人きりだったが、それでも楽しめたと思う。

誕生日は、一人で楽しんでもいいはずだ。

2024-06-25

手が空いたら黒木昭雄警察ジャーナルを読もうと思っていたところだったのだが

十何年ぶりに靴棚からトルーマン・カポーティ文庫本発見されたので、読んでみた

実は、カポーティも、カポーティが若き新鋭作家でオシャレで三島とも逢ってたことも、ドキュメンタリー書いてたことも、知らなかった

初めてソ連で公演をしたアメリカ劇団の話だった(昔のソ連北朝鮮のようだったから)

そして調べたら、2人の作家はいずれも、組織犯罪匂いがするなかで、割と若くして亡くなっているのだった

殉教したと言えそうなひとたちだ

でも真実を知っているひとたちが真実を語らないのは、人類に対するズルい騙しだと思うよね

司法職員や御用ジャーナリストがズルいから、フリージャーナリストがいるのだろうなぁ

2024-06-12

40代の男が痴女に遭ったんだが

誰に言っても信じてもらえないんだが、怖かったんだ。

中肉中背の疲れた40代別に男前ではない。

5月の朝のラッシュ、ギュウギュウの山手線に乗っていた。ひどいラッシュで体が動かせない。いつもより混んでるなと、電車のドアで圧迫されていた。新宿までもう少し、人が降りて少し楽になればいいなと高田馬場新大久保のあたりで考えていた。混雑はひどくて文庫本スマホも出せない。いつもの風景を見ながら混雑に耐えていた。

電車新宿に向けて走り出す。女の手が自分の尻を揉みだした。最初は何が起きているかからない。混みすぎて体勢が変えられない。怖くなってきた。声が出せない。「やめろ」と言いたいが、怖い。声が出ない背中をさすってくる。怖い。

新宿駅に電車が着く。捕まえようと思ったが、降りる人が多く、誰かわからない。遅刻しそうだったので一本逃すわけにもいかない。朝に会議もある。

ほんの1,2分のことだった。今も混んだ電車何となく怖い。

かに言いたいが、男の反応はおおよそエロ方面で来るだろう。女性にも言えない。

2024-06-07

anond:20240607134601

横だけど

俺は日本語だと人(ネイティブ)の半分、文庫本2時間くらいで読めるけど

英語は苦手なので人(ネイティブ)の倍で8時間くらいかかるんだけど

英語の方はテキスト化?な感じだけど日本語テキスト化すると追いつかない気がする

あくま個人的な気分の話だけど

2024-05-28

[] 2024-05-28

朝食:はちみつパン、昼食なし、夕食: ごはん, 麻婆豆腐, ナス, いちごヨーグルト

今日は嵐なので家に籠もりっきりだった

そういえばヤングシェルドンシーズン4を見終えた。人間関係カオスビリヤードの玉に喩えるシェルドン、様々な人間関係トラブルに悩まされる

ヤングシェルドンを見ていた時間を別のTVシリーズを見る時間にしたいが、レンタルや購入は避けたいところ

購入するのであれば、レナードニモイがスポックだった頃のスタートレックシリーズ大人買いするという方法もある

現状でアマプラで見ているのはこのすばだけだ。正直、日本アニメの「原作」というやつを見たことはない

これは私だけかもしれないが、プログラミング心理学物理学健康法などの書籍理解できるのだが、文学書は読んでいても全く理解できない

から異世界もの文庫本などは、読む気がしないのである

そういうものを読んでも視覚イメージが全く湧いてこないので、映像ゲームのほうが楽しめる

ただ、ゲームが楽しめるというのは高校生までの話で、最近ゲームストーリーだけをYoutubeで見る以外にはゲームに触れることもなくなった

少し前にFF7リメイクSteamからDLしてプレイしたが、それをクリアしたあとはまともにゲームというものをやったことがない

マジックギャザリングアリーナリーグ・オブ・レジェンドなどにも手を付けたことはあるが、すぐに飽きた

というか、色々なものに楽しめなくなっているのは、投薬量が増えているからだと睨んでいる

こう、挑戦する前のワクワク感、みたいなものを以前は感じたのだが、最近はやる前から面倒臭さを感じてやめてしまうのだ

私の遺伝傾向として新規探求性が高いらしいのだが、面倒くさがりであるという性質も同時に持っているので、常に混乱状態である

うーん、なんか楽しいことないか

2024-05-27

鈍器本にもやもやしている

 Twitter(X)で時々バズる、いわゆる『鈍器本』。

 とにかく厚い同人誌、大抵小説本を指す言葉である

 背幅にして6cmとか、ページ数にして1,000pとか、そういう規模の本だ。

 私自身、同人誌を作り続けて10年以上であることもあり、それだけの本を作るのがいかに大変かはよくよく理解している。

 文字数10万字を軽く超えるのだし、装丁校正だって労力がかかる。

 印刷だって高いだろう。

 制作にとてつもない時間努力と金額がかけられている本だ。

 だけど私は印刷所や、作った本人が自慢げにTwitter(X)で鈍器本の紹介をしていると、どうしてもももやししまう。

 理由は主に2点だ。


背割れについて

 本は厚いと背表紙割れしまう。

 すべて読み切るまで、割れずにもつのだろうか。

 さらに、割れずに一体、何年保存できるのだろうか。


・重さについて

 本はもちろん、手に取って読むのである

 重くないだろうか。

 そのために、きっと読む場所時間を非常に選ぶ。

 読むのに疲れる以前に、手が疲れるのは本末転倒だ。


 総合すると、『読む人のこと、考えてる?』と言いたい。

 本を買ったからには、大事に扱いたいものだ。

 だが背表紙割れない、綺麗な形をどのくらい保てるだろうか。

 手に持って、何分読めるだろうか。

 重さを気にせず、物語に没頭して楽しめるだろうか。


 確かに厚い本は映える。

 見た目からして迫力がある。

 でも本はあくまでも、人に読まれることで価値が生まれるのではないだろうか。

 上記2点の問題から、私は鈍器本が本として優れているかをだいぶ疑問に思っている。

 鈍器本を買った人の何割が読破しているかどうか、統計を知りたいくらいだ。


 すごく個人的意見を述べれば、鈍器本1冊分の文字量は、300pの文庫本3冊という形で出してほしい。

 読むのも保存も、格段に楽になると思う。

 私はただページ数と厚みが増えるよりも、手に取ってくれた人が、その本の中にある物語を心から楽しんでくれるほうが、ずっと嬉しい。

2024-05-22

タイパの時代こそ文庫本一冊でネーム20人殺し合わせたり、映画一本で一クラス全滅させたりしていくべき

タイパの時代だと言う割には短時間辺りの死者数では逆行してきてる気がするんだよね。

昔の作品は「はーい10人vs10人で殺し合いまーす」が文庫本一冊で終わったりしてたもんよ。

今は文庫本一冊目だと8人vs6人ぐらいまで行ったら早いぐらいだよね。

マジで速度が鈍化してる。

映画も平気で3部作4部作にしてしまう。

マジでどこがタイパの時代なんだろうな

2024-05-10

弱者男性問題について知ってもらうためにも弱者男性テーマ映画を作ったほうがいい

タイトル:君の心臓をたべたい

あらすじ:学校の誰もが惹かれるクラスのマドンナ・さくらに想いを伝えられずにいた少年・「僕」。

ある日、病院で一冊の文庫本を手にした「僕」は、そこで1冊の日記帳を見つける。

それは、さくら日記帳だった。他人日記を読むべきではないと思いながらもページをめくる手は止まらず、やがてそこに記されていたのは、彼女弱者男性であること。

そして弱者男性寿命人間の半分以下であり、死が目前に迫っていることを知った「僕」は……。

登場人物

僕-クラスのマドンナ・さくらに想いを伝えられない内気な少年

さくら-クラスのマドンナ。モテモテ美少女だが実は弱者男性

鈴木先輩-さくら友達最近さくらいじめている

おじさん-さくらのお父さん。「僕」に弱者男性未来を託すことに決める

おばさん-さくらのお母さん。産んだ子供が必ず弱者男性になる特異体質

長谷川先生-弱者男性支援施設に勤務する女性。主に弱者男性になった女子生徒のメンタルケア担当

2024-05-07

百年の孤独

6月26日文庫版が発売されるらしい。

https://amzn.asia/d/eYOw9mr

読んでみたいな。

しかし……672ページ。単行本のほうがよいのでは?

でも文庫本の方が安いしなぁー。あーどうしよっかなー。

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