はてなキーワード: ファザコンとは
鬼滅の刃やエヴァンゲリオンで私が持つ疑問は、組織的に「戦士」を育てて闘わせるのなら、戦士が子どもである必要がないのでは?というところ。子どもが闘う必要性がないように思う。
と友人に話したら、「エヴァは知らんけど、鬼滅は少年ジャンプで連載してたからでは?」と言われて話が終わった。— 麦ふみ (@fumfummugichan) January 16, 2021
この前の鬼滅とエヴァのツイートの反応から学ぶ事がいくつかあった。
反応で1番多かったのは、物語の設定について説明するコメントだったけれども、そもそもフィクション内の設定について疑問を持っているわけではなく、なぜそのような設定で物語を描いたのかの部分に私の疑問があった。— 麦ふみ (@fumfummugichan) January 23, 2021
「フィクション内の設定について疑問を持っているわけではなく、なぜそのような設定(戦士が子ども)で物語を描いたのか」が疑問ということなのでそこに絞って回答する。
当初の碇シンジはファザコンでありエヴァに乗ることからも逃げていたが、他者と接する内に成長し、父親に認められるためではなく自分がどうしたいかという意志に基づいて行動するようになる。それは子どもが大人になるということであり、エヴァンゲリオンという物語はアクション要素とわけわからん用語の羅列を除けばおよそそういうイニシエーションを描くことで成立している。
また同時に、碇シンジの周囲にいる大人たちは大人に見えて対して大人ではないということも並行して描かれる。ゲンドウをはじめとしてその誰もが未成熟で、言ってしまえば幼稚な欲望に振り回されている。子どもが大人になる物語でありつつ、周囲の大人もだましだまし大人をやってるにすぎないという身も蓋もなさがエヴァという物語でもある(そもそも人類補完計画からして他者が怖いから同化しようという幼稚な思想の産物であるし)。
鬼滅は複数の要素によって成立しているので一言ではまとまらないのだがひとつ特徴的な要素を挙げるとすると「継承」になろう。竈門家は木こりの家系だが、呼吸の始祖と関わりがあったため、竈門炭治郎は父祖から「日の呼吸」を受け継いでいる。それと同じように鱗滝左近次からは鬼殺隊の一員として戦うための基礎と水の呼吸を、煉獄杏寿郎からは心構えを受け継いだ。そうやって受け継ぐ度に炭治郎は肉体的にも精神的にも練り上げられ強くなっていく。これが大人主人公であれば受け継ぐことができないのでそういった成長を描けない。
この「大人主人公だと受け継ぐことができない」は歴代ジャンプで大人だった主人公を補助線にするとわかりやすい。北斗の拳のケンシロウ、シティーハンターの冴羽獠、るろうに剣心の緋村剣心。いずれも道を極めし者であり、子どもが大人に教えてもらうような形で何かを受け継いだり成長したりすることはできない。彼らの場合は肉体的にも精神的にも練達しているがどこか欠けたところがあって、その恢復が物語の主軸となる(ことが多い)。このように子ども主人公と大人主人公では描ける物語が違うのである。
鬼滅に話を戻すと、炭治郎たちの敵である鬼舞辻無惨は自らを天災になぞらえる怪物であり1人の人間どころか1つの時代ですら手に余る。ゆえに産屋敷家は何世代にも亘って呼吸の使い手を育ててきた。鬼舞辻無惨という怪物を倒したのは過去から現在、現在から未来へと連綿と受け継がれてきた呼吸や想いであり、炭治郎たちはその連なりの終端にいただけにすぎない。つまり鬼滅は天災のような存在と、それと戦う先人から技や心構えを受け継ぎし少年少女の物語だと言える。
ちなみに大正という時代設定も、人の命が現代よりはるかに軽かったがゆえに鬼殺隊のような人権無視甚だしい組織が描きやすかったというのもあろうが、大正で勝ち得た平和を現代で当たり前のように享受するラストシーンを描きたかったからという面もあるだろう。それが当たり前であればあるほど忘れがちだけど、その当たり前を勝ち取るためにかつて戦った人たちがいるのだ。
話を簡単にまとめると、子どもが大人になる過程でしか描けない物語があって、鬼滅もエヴァもそういうタイプの物語だ、ということ。以上。
そろそろ、どのギルド職員のねーちゃんがどの作品だか分からなくなってきた。
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かの美人大女優グレースケリーだって、実の父親からの「別に美人じゃない」という評価は覆せなかったんだよ。アカデミー賞インタビューの時だって、ケリーの父は「信じられない。(父が可愛がってる一般人の)姉の方がいい女優になれただろう」って答えてる。ちなみに姉を可愛がってた理由は、父親似でスポーツ好き(グレースは病弱でスポーツ苦手)だったから。モナコ王妃になろうと大女優になろうと、家族を貶すような人に客観的評価なんて関係ない。あんなに魅力的だったケリーも、結局ファザコン拗らせて破局繰り返して王妃になっても冷めた家庭だったと娘にいわれる人生。あなたもファッションの勉強より愛してくれそうな人を探す(自分じゃ難しいなら評判いい婚活業者にでも何社か登録して「絶対見下してこない性根のいい人」とか指定してトライ&エラー繰り返すとか)のにお金と時間かけた方がいいよ。そんなにファッションの勉強して努力する根性がある時点で幸せになれる資質は持ってるから自己肯定感獲得さえすれば幸せになれると思う。
フレネミー誘引体質は生まれつきじゃなくて教育の結果だから、今からじゃ難しいけど直せないほど絶対的じゃないと思うよ。逆に、服を替えて脱ダサを目指すのは一見難しくなさそうだけど、自分で買い与えた服を着た小学生の実子をダサいという親兄弟に「ダサくない」と言わせたいなら、悪いけど難易度ベリーハードじゃきかない位に無理な挑戦だと思う。仮にあなたがファッションモデルになったって、きっと評価は変わらない。
かの美人大女優グレースケリーだって、実の父親からの「別に美人じゃない」という評価は覆せなかったんだよ。アカデミー賞インタビューの時だって、ケリーの父は「信じられない。(父が可愛がってる一般人の)姉の方がいい女優になれただろう」って答えてる。ちなみに姉を可愛がってた理由は、父親似でスポーツ好き(グレースは病弱でスポーツ苦手)だったから。モナコ王妃になろうと大女優になろうと、家族を貶すような人に客観的評価なんて関係ない。あんなに魅力的だったケリーも、結局ファザコン拗らせて破局繰り返して王妃になっても冷めた家庭だったと娘にいわれる人生。あなたもファッションの勉強より愛してくれそうな人を探す(自分じゃ難しいなら評判いい婚活業者にでも何社か登録して「絶対見下してこない性根のいい人」とか指定してトライ&エラー繰り返すとか)のにお金と時間かけた方がいいよ。そんなにファッションの勉強して努力する根性がある時点で幸せになれる資質は持ってるから自己肯定感獲得さえすれば幸せになれると思う。
「若者のライトノベル離れ」が話題になっておりますが、そういえば近年異世界/なろう系のラノベ・コミックにおっさん主人公のものが増えているなと。
実際どのぐらいあるのか雑に調べてみました。
タイトルに主人公あるいは準主役が中年男性であることが明示されている、なろう系に典型的な異世界もの(VR・異世界→現代日本含む)という定義で抽出。
死んだおっさんが現代でアイドルに転生みたいなのは除外しました。
……わりとありますね。異世界系は中高生から中高年へって感じでしょうか。
小説漫画の区別、作者名、出版社、初巻刊行年、既刊数まで明記したかったのですが面倒くさいのでやめました。
暇な人がいたら抜けてるタイトル含めて補完してください。これだけは読めというおすすめも教えてくれたらうれしいです。
この中で私が読んだことがあるのは『異世界おじさん』と『おっさん冒険者ケインの善行』だけですがどちらもおもしろいですよ。
オールラウンダーズ!! 転生したら幼女でした。家に居づらいのでおっさんと冒険に出ます
ダンジョンおじさん
愛弟子に裏切られて死んだおっさん勇者、史上最強の魔王として生き返る
異世界おじさん
異世界帰りのおっさんは父性スキルでファザコン娘達をトロトロに
鑑定魔法でアイテムせどり 1 ~アラサー、掘り出しアイテムで奮闘中~
元異世界転移者だった課長のおじさん、人生二度目の異世界を駆け廻る
最強のおっさんハンター異世界へ ~今度こそゆっくり静かに暮らしたい
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
転生してから40年。そろそろ、おじさんも恋がしたい。
普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。 疲れたら転移魔法で自宅に帰る。
テンガさんと結婚してればいいのに
もし相手がなびいたとしたらそれも40代男性の社会的地位や金銭を自分だけに独占させてくれるタイプの優しさに恋してるだけだよ
相手がものすごいファザコンで父親と同じ年代にしか欲情しないケースしかみたことない
そういうのってたいてい自分が「虐待」されてたから「優しい人」に惚れた云々っていって
蓋を開けると自主性のないかなり頭の弱い女性でひとなみにいきていくための躾を虐待とうけとめてる
夫婦で虐待しだしたり夫が躾と称したDVで妻ごと子供を殺しそうになったりするんだよね
https://www.asahi.com/articles/ASM9K413VM9KUTIL011.html 指示待ち女性が強い男性のいうなりに子供を殺した事件いっぱいある
https://anond.hatelabo.jp/20200807081338
割れ鍋に綴じ蓋
去年結婚した。
ちょうどその1年前くらいに結婚した周囲の友人たちのうち、ちらほらと子供を持つ人も多くなった。
3人に1人は、結婚して2年後くらいには子供が産まれてるんじゃないだろうか。
結婚して半年が経ち、逆算するなら、子供が産まれた人たちはだいたいこのくらいの時期から子作りを始めていたのかなと、そんな下世話なことをぼんやり考える。
まだ結婚して半年から1年の間に、子供を作ること、ひいては親になることを決心する。
結婚する前から、夫には「あなたが欲しいと思わないならいらない」と伝えてある。
私は、男の人にとって【対して強く望んでいないけどなんとなくヤッてたら出来た】みたいな状況になるのは絶対に避けたかった。
女性だってそういう事態はなるべく避けるべきだろうが、実際に妊娠する側は否が応でも10か月子供と一心同体になるのだからその期間に親にならざるを得ない(少しずつ、足りないとしても、だんだん覚悟ができていくものだろうと思う)。
産まれてからも、母親ばかりが子につきっきりになって育児に注力する家庭の方がまだまだ多いだろう。
そういう状況で、もし男性がなんとなくヤッてたら出来て、ぼーっと10か月待ってたら(特に事前勉強もせず、生活を変える覚悟もせず)赤ちゃんが産まれて、育児もお手伝いくらいの感覚でいたら、母親との意識の差がどんどん開いてしまって、きっと夫婦の今までの関係は崩壊するんだろうな。
もちろん、妻が里帰りしたために出産の前後数か月子に会えない状況にさせられる男性は、会えないのに親として心の準備をしろと言われてもなかなか実感がわかず難しいところだと思う(こういうのももっと良い方法がないだろうかと思う)(ちなみに私は里帰りはしたくない)。
そもそも妊娠する前から何故こうも神経質に拘るのかと考えてみた。
本当は自分の弱さを誰かのせいにするのは嫌なんだけど、実父に原因がある気がする。
そのせいなのか、本人の資質によるものなのか、あまり父親らしい父親ではなかった気がする。
子供の頃はよくどやされていた。
姉は、1~2歳のまだ訳が分からない頃に外出先で騒いで蹴られたことがあるらしい(実母談)。
私も母が出かけて泣いていると、よく「うるせえな」「ママはいねえんだよ」と冷たく言われていた。
決定的なトラウマは、実母が事故に遭って入院生活を送っていた小学生時に、余裕を無くした父親からずいぶん冷たく当たられていたこと(お前のせいだからな、とまで言われていた)。
優しくされることももちろんあったが、そういう気分でない時はあまり相手にされなった。
そういうのを全部覚えている。だから昔の私は「自分は父にあまり好かれてないかもしれないな」と子供心に思っていた。
今でこそ、子供の扱いがわからなかったんだろうとか、仕事が大変だったんだろうとか、情状酌量の余地があると思えるけれど、あの頃の寂しい気持ちはなかなか消えてくれないのだ。
父は、意思疎通がしづらく一緒に遊ぶこともできない年齢の子供が得意じゃなかったんだろうな。
口で冷静に言い聞かせてもしょうがないから、どやしたり蹴ったりしたのだろうか。
でも私は思うんだけど、そんなの子供だったら当たり前のことじゃないですか。
子供は自我が育ちきってないんだから、大人の思い通りになるはずがない。
わかりきったことに腹を立てて、子供を怯えさせる男が本当に嫌い。
叱ることは良いんです。でも、叱って、それでもきちんと後始末をして、抱きしめてくれるのはいつだって母親だった。
父にそんなことをされた覚えがない。怒鳴りっぱなしで逃げるだけ。
今では、父とは普通に仲良くしているし、二人で食事に行くことだってある。
育ててくれたことは感謝してるし、家計を支え続けてくれたことも尊敬してやまない。
姉と協力して、きちんと最後まで面倒を見るつもり。
それでも私は、一度だって父のことが好きだと思ったことがない。
あの人にとって、意思疎通できない年齢の子供は犬猫くらいの存在だったんだろうと思ってる。
今の私たちに親切にしてくれるのは、あくまで私たちが自分で自分の尻を拭ける手のかからない人間になったからだと思ってる。
そんな感じなら、もっと自分が父親として成熟できるだけの精神年齢になってから子供を作ればよかったのにね。
深く考えずに避妊を怠って、子供ができたから籍入れて、産まれても基本は母のワンオペ育児で、たまに任されたら「ママが良いと泣くから」苛立ってどやして子供を怯えさせるだけの男ってなんなの?
ただ孕ませただけじゃないの? それでも父親として慕わなきゃダメ?
父親に、「いい子だね」「かわいいね」って言われたかったなあ。
いつ抱き着いても、抱き返してくれる父親だったらよかったな。
もしそうだったら、私はもっと、自分のことを男性に愛されて然るべき人間だと自信を持てた人生だったかもしれないなあ。
まあ、そこまでの贅沢は言わなけれど。
夫が父親になった時に、実父みたいな面を発見してしまったら、私は夫のことが嫌いになるんじゃないかと不安。
新しい家庭に、また父親という存在が発生することに堪えられるかどうかわからない。
家計を支える男性は本当に偉いと思う。そのプレッシャーや苦労を、自分は本当にはわかってないんだと思う。
でも、子供の立場から言えば、育児をしないなら、経済的な支えになってくれるのは別に父親じゃなくてもいいとも思ってる。
実母が稼げる人ならそれでいいし、実母の実家が資産家ならそれでいいし、育児をしないなら父親なんていない方がいい。
少なくとも、小さい頃の私はそう思ってた。
「今日は帰ってこないといいな」とか「お金だけ置いてどっか行ってくれればいいのに」と思ってた。
自分がおかしいのかもしれない。というか、生粋のファザコンなんだろうな。
実際夫は、私よりもずっと我慢強くて絶対怒鳴ったりしないし気分で態度を変えたりもしないニュートラルな人だから、きっと大丈夫だと思う。
夫にも少しだけ、父のことが苦手だったことは伝えてある。
父親が本気で望んでいないのに産まれてきて、邪魔っ気にされるくらいなら、子供が不幸だから産まない方がいいと思っているとも。
自分だって全然完全な人間じゃない。母親になんかなれる気がしない。誰もが喜んで母になるわけではない。
いずれにしても一人では育てられない。
親が苦手な人は、どうやって親になる覚悟を決めるんだろう。
どうやって、何を夫と話し合えば、ちゃんと二人で親になろうと覚悟が決められるんだろう。
最近は、そういうことをぐるぐる考えてる。