はてなキーワード: 自己嫌悪とは
何か自分が良かれと思ってしたこと(原因)でも、
望まない何か(結果)とかが生まれることもあって、
それなら原因なんか作らなければいいと思うのだけど、
それすると望む何かも得られない。という事案を考え中。
例えば目の前のごみを拾った(原因)
↓
・結果1:ゴミ拾うなんて偉いなと思う人
・結果2:いい子ぶりやがって善人アピールか?と思う人
・結果3:何も思わない人。
・結果4:俺の家の前なんだからほっといてくれよ!
他多数。
事実:町は綺麗になる。
事実だけに目を向ければいいのか?とも思うけど、
それだと、、
・結果X
→ゴミなんか拾ってるぜ?なんかうざくね?アイツ。
ああ、うざいな。
やっちまう?
おぉ。やっちまおうぜ。
→ボコられる。
とかいう結果を生む可能性がある原因を作る行為でもあるんだけど、、、
そこんとこどう?
と問われるとやっぱり出しゃばらず、おとなしく、目立たず、
難しくないそれ?
で、しないという選択をした場合は、すればよかったかな?とかいう後悔の
気持ちを生んだりして今度は自己嫌悪するわけですよ。
人って面倒くさいとつくづく思う。
長年、鬱に悩まされている。年中鬱すぎて、どれが鬱なのかがわからないくらい。とりあえず、ネガティブなことばかり思い浮かべる。死にたくなるような日は時々ある。大抵は自己嫌悪感がやばい。あとは社会から笑われている感じ。特に増田で叩かれた日には最悪だよ!
まぁそんな俺氏にとって、風呂場ほど地獄はない。俺の風呂場にはもちろんテレビなどもなく。iPhoneなので持ち込みできず。つまり退屈なんだ。退屈だとイヤーな思考が湧いてくる。そんな時、ふと天井を見てたらなんだかネガティブなことがぼやけてきた。スパッとポジティブって感じじゃなかったけど。少し楽になった。
ググってみたら姿勢と気持ちは連動しているらしく。
メントレ講座:第4回 正しい姿勢を維持すれば、心が落ち着き、仕事の能率も上がる | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
姿勢は心の状態と大きく影響し合っています。たとえば、背筋を丸めてうつむき加減にしながら、嬉しいことを考えようとしてもなかなか思い浮かべることができません。また、背筋を伸ばして顎を上げて斜め上を見ながら、辛いことや悩みごとを考えようとしても難しいのです。
これをやってみたら、確かにその通りだった。言われてみれば、いつも猫背だったなと思って。これからは上を向いて生きていきたいと思いました。そう、涙がこぼれないようにね。
マジレスしてやる
寝過ぎだ。
会社の入り口でおはようございますを言う心構えをしてドアを開けるが
結局小声のおはようございますしかでなくて、通りかかる人一人ひとりに小声でおはようございますを繰り返す。
デスクに座り仕事を始めるが、途中で電話が来る。明るく相手に不快な思いをさせないよう心掛けるが、
自分の中でフラストレーションが溜まって、イライラしてるんだけど、爆発ができず自分の中で悪いガスがぐるぐる回るのがよくわかる。
チラシの裏にイライラしたことを書き出せ。「声が嫌だ」じゃなくて「声が小さいのが嫌だ」とか少しでいいから具体的にしろ。
そしてコントロールできるところとできないところを分けろ
上の例なら「嫌だ」だけならコントロールしようがない。「声が小さい」ならコントロールできる。
できるところなら練習すればよくなる。できないところは考えてもしょうがないから考えるな。
お前の意思を信用するな。
メンタルガタガタで虚勢虚勢虚勢の繰り返しで本当の自分がみえなくて怖い。
気づけば30まであと数年で、いい大人で、家庭を持ったり子供を授かったり仕事で成果をだしたりしている周りと自分との差がどんどんついているようで漠然とした不安が拭えない。きっと年相応の不安で被害妄想に近いものなんだろうと思う。そもそも人生を他人と比べるなんてナンセンスだと思うけどでもどうしても考えてしまう。
5年後の自分どころか明日の自分にも希望が見えない。今日より悪い日になりませんようにという程度の望みしか抱くことができない。
どうしても他人に心をひらけなくて、自分の不安や悩みを口に出来ずここに零している。
自分がつまらない生き方をしていることを悟られたくなくてにこにこ笑顔を浮かべて人と接してしまう。悩みがなさそうだね、とか怒ることあるの?とか言われると自分が壁をつくっていることを自覚させられる。
たまに胸のうちを聞いてくれるひとが現れても、塞ぎ込んでた時間が長すぎたのかうまく伝えれないし自己嫌悪しかできない。善意の励ましすら怖い。それに応えれない自分。そんなことを言わせてしまう自分。怖がってしまう自分。
生きるのってしんどい。前を向かなければならない。自分らしく生きなければいけない。停滞や自虐は許されない。希望を持たなければならない。時々そういう意識がとめどなく浮かんできては窒息しそうになる。怖い。
そもそもこういう思考がいけないのだというのにそれをとめることはできない。いい大人なのに、思春期の頃のように自分をコントロールできなくて辛い。無限ループだ。不毛だ。ここにこんな言葉を残すことも。
これなんて自分、って思った。数年前までの自分がまさにこれだった。
わたしも学生時代もずっと寝ていて、とにかくいつも眠い。仕事を始めて仕事中にフラッシュ睡眠(一瞬だけ寝るのだけれどその間に長い夢とか見てて時間の感覚がおかしくなる)を繰り返して仕事にならないのでヤバいと思って病院に行ったらたぶん特発性仮眠症って言われた。自分は好きなことを仕事にしているのに、やりたいことなのに寝てしまう。人に迷惑をかけてしまう、なんてダメ人間なんだってずっと思ってた。でも病院へ行って「あなたは睡眠障害ですよー」って言われたら少し気持ちは楽になった。そんで薬をだしてもらって「全く眠くない」というのをはじめて体験して、なんだこれは、みんな眠くないってこういうことなのか、と感動した。病気のせいにしたら少し気分が楽になったよ。
でもその後もずっとリタリンとベタナミン(当時もダフィニルはまだでまわってなかった)で無理矢理覚醒させて仕事をこなしてた。周りの理解もなかったし、家族の理解もなかったし、薬で無理矢理自分にむち打って生きてた。そうしないと社会人できなかったし、社会人しないと生きられなかったし。
ほんで、ある時仕事をやめて薬もやめた。妊娠出産子育てもした。その間いっさい薬は飲んでいないんだけど、昼間のフラッシュ睡眠でなくなった。なぜなら、毎日12時間寝ていられたから。子供と一緒に昼寝もするし、夜も7時半に寝ちゃう。だいたい10時間寝ると、フラッシュ睡眠もなければ、吐き気もフラフラもない。薬なくてもちゃんと目が覚めている。つまり、わたしは病気なんじゃなくて「障害」なんだよな、って気づいた。つまり、世間一般の時間のサイクルにはあわせられない障害者。逆にあわせなくてよければ、薬なんて必要ない。まぁ、わたしの場合本当はロングスリーパーで、それなのに通常の社会生活を営もうとして無理が来て特発性仮眠症みたいになったんだろうと思う。
今子育てに一段落ついて、社会に戻ろうかと思っている。しかし、また薬で自分にむち打って生きていくというのが正しい選択なのか、迷っている。じゃあ薬を飲まないで、一般社会の時間についていけないとしたら、どうやって仕事をしてお金を稼ぐのか? って考えるとなかなか難しい。
睡眠障害の一番辛いのは、どんどん自己嫌悪に陥っていくことだと思う。なぜなら、眠たいだけだから。普通に起きられる人からはたぶん想像がつかないレベルの眠気。ナルコレプシーとかだともっとキョーレツだろうけれど、特発性仮眠症だってきつい。意思とか根性とかで太刀打ちできないレベル。
薬で無理矢理健常者のフリをして生きていくべきか。でもあくまでフリであって、どこかで無理が来る、そしてそのときに「病気の製にして甘えるな」って言われる。じゃぁ、最初から健常者の世界を目指さないで違う方向へ行くべきか? それで自分が納得できるのか?
薬で無理矢理生きていた頃、体は辛かったし、自己嫌悪にもいつも苛まれた。でも、薬のおかげで起きていられて、やりたい仕事ができて、仕事仲間や友人付き合いもできて、人生はとても豊かだったことも事実。
当時は、車の運転は絶対してはいけないと自分に言い聞かせて、ペーパードライバー更新しないで無免許になった。最近、自分は夜十分寝ればフラッシュ睡眠がでないことがわかったので、免許取り直したよ。
どうやって生きていくのが、心の苦しみが少なくてすむのかなぁ...
元増田、なんて励ましていいのかわかんないけど、自分のせいではなくて病気のせい、でいいんじゃないかなぁ... それから、自分の辛くないくらい寝て生きていく方法を模索するのも手じゃないかなぁ、と、自分の今後も含めて感じているところ。
最近は田舎の不便さを過剰に持ち上げる(?)論調が出てきて、困惑している。田舎が好きな人は、田舎の不便さが好きな訳ではないのに。そのような幻想を持つ人が、濃い人間関係や伝統文化重視といったものを受け入れられるとは思わない。自分は都会でも暮らしたことがあるが、人間関係とか住居とか、全ての扱い方、考え方を根本から変えないと、この二つの文化圏を行き来するのは困難だと思った。それで自分が一番田舎の「優れた」点だと思うのは、「自分は他人と違う自分である」ということが、名前やステータス以外にもがっちりと守られていること。当然、身近な人から与えられる責任は増えるが、自分でなければこなせない役割であるなら、それほど苦にならない。都会では、特殊な技能とか外見のよさがないと、すぐ自己嫌悪に陥ってしまいそうだった。そういう点で自分は弱かったのかもしれないし、実際成績の良く人当たりもよい兄弟はすぐさま都会に馴染んでいった。それを私は素直に羨ましいと思う。だが人は人、結局私は私にとって居心地のいい場所に落ち着いたのだ。
自分が他人の行動を受けて不快に思っている事について、最近改めて考えてみると
自分も別の他人に同じような行動をかましていることに気が付いた。
物凄い自己嫌悪に襲われて、ここ数日嫌な気分が続いている。
このように抽象的に書くと自己を反省する善い行動に見えるかもしれないが、
上司や先輩からされている嫌な行動を年下の女子社員にはしている自分
ほら、嫌な奴だろう。最低だろう。
ちなみに、自分は40代のおっさんだ。猶更嫌な奴イメージが増しただろう。
相手が男性だとあまり腹が立たないのに、女性(特に若い女性)だと同じ事象でも腹が立つので
自分はいわゆるステレオタイプな「嫌な奴」なんだなあと感じる。
さりとて、沸き起こってくる嫌な感情はどうすれば良いのか途方に暮れる。
無駄な脳の働きなのではないかと思える。
まるで通勤電車内での腹痛の様に無駄で、迷惑で、誰の得にもなってない。
嫌な感情を湧き起こす部分だけ、自分の脳に死んでほしい。活動停止して欲しい。
一人で過ごす時間を、人より多く確保しないとすぐ疲弊してしまうのを自分で分かっているので、
二次会など翌日まで疲労が響きそうなものはなるたけ避けるようにしている。
だけど断って一人帰路につくと、決まって落ち込んでしまうのだ。
他の人と同じように、なんでもない世間話を楽しめない自分のコミュ力のなさとか、
付き合いの悪いやつだなと思われてそうなこととかに。
そしてネットで自分と同じように飲み会が苦手な人の言い分を検索して眺めたりして、
その場しのぎの慰めを得たりする。
他人にどう思われたって気にしない、その域にまでは至れない中途半端なマイペース。
二次会を断る理由も、素直に「ちょっと疲れたので」とかは言えず、
自分の休息のためならこんなに平気に嘘をつけるんだ、とたまに自分で驚く。
一人で過ごす時間は好きだ。何より楽である、他人に合わせる必要もない。
そう思って、好きなアーティストのライブにも、映画にも、雰囲気のいいカフェを見つけても、大体一人で行く。
そしてふと思う、なんかこのまま一人で死んでいきそうだなと。
苦労したくない。努力したくない。その結果、すごく楽な生活を手に入れた。
だけど満たされない。どこかで誰かと繋がりたいと思っている。
友人はいるけど少数だ。社会人になってからは一人も出来ていない。
恋人も長い間いない。欲しいと思う。出会いがないなんて嘆いている、家から全然出ないくせに。
楽だけど、それなりに幸せだけど、常に薄い不満で覆われた生活。
自己嫌悪に陥ったり他人を羨んだり、そんな気持ちを抱かず生活していくには
変わりたい。だけど結局楽なほうに落ち着いてしまう。
こうやってここに吐き出すのも、ただ肯定してもらいたいだけなんだろうな。
きっと本気で変わる気なんてない。
2回ぐらいキレたのが効いてると思われる。
で、母親のダイエットがいまだにいいことなのか悪いことなのかいまだに分からなくてモヤモヤする。
『やっぱり気にしてたんだな、けど傷つけたんだなゴメン』
『ニコニコ報告しやがって息子に媚び売るな』
『本当は好きなことやって欲しいんだけどな』
一つ目は自分はよくなにも考えずにしゃべって人を傷つけてしまうことがあるので、母親にもおんなじように言ってしまったことで心苦しい&自己嫌悪
二つ目は親ならおれの言うことなんか聞かずに威厳を保っていて欲しいとかいう無茶な要求
三つ目はただの願望だ。二つ目に近いかもしれない。
自分自身、20代後半になって親がこんなに話を聞いてくれるとは思わなかったので、戸惑いを覚えているのかもしれない。違う一面が今ごろになって見えてきたのは人としておかしいとすら思える。。。
もう少し親ときちんと話しておけば良かったのかな。
23歳社会人 少し前に6年間付き合った彼女と別れた。別れを切り出したのはこちらからで後悔や未練はないが、付き合いが長かっただけに思い出に浸ってナーバスになることはある。
別れた理由は性格の不一致とか些細な揉め事が原因だったんだけど、遊びたい(コンパなんかで出会った人とホテル行ったり)ってのもあった。
元カノと別れてから、職場のいくつか年上(キャリアもそのぶん上)の同期とよくご飯行ったりするようになった。
その人とは就職した当初から仲が良く、年上というよりも友達みたいな感覚。
性格はちょっと面倒くさがりだがしっかりしている。控えめで誰にでも優しくさりげない気遣いが上手。
よく他の同期も交えて飲みに行ったり、みんなで休日に出かけたりした。その人は一人暮らしで俺が終電逃したり、終電あっても帰るの面倒くさいときに泊めてもらうこともあった。
彼女以外の人と一晩過ごすというのはドキドキはするけど、もちろん何があるわけでもなく2人でテレビみたりしゃべって眠くなったら適当に寝るような感じ。
俺にとっては大切な友達だし、そもそも相手にされないだろうなと思ってたから、そのとき恋愛感情みたいなのはなかった。
しかし俺が元カノと別れてから、仕事終わりに2人で食事をすることが増え、その流れで今日泊まっていったら?ってなって2人でテレビ見てるときに肩寄せてきたりするようになった。
同僚はもともと寂しがりやで寄り症なので、友達感覚で無意識にやってることなのかもしれないけど、こっちも男なので、元気になってくる男の子を押し隠して涼しい顔するのに必死なわけである。
同僚はモテそうなんだけど、なぜかそういう話をあまり聞かない。
もう20台後半なんだし、そろそろ結婚考えて相手探さないとまずいんちゃうの?と俺は友達としてちょっと心配していたりもしていた。
口には出さないけど。
俺自身はまだまだ遊びたいし自分のやりたいこともしたい。
そのことは同僚も知っていた。
もしこんな俺に好意を抱いてくれてるとしたら嬉しいけど、複雑である。
ドキドキする瞬間もどこか心地良かったりもする。
でも同僚の将来考えたら、俺なんかとだらだら関わってる時間はないのではないかと思ってしまう。
結婚適齢期として残された時間はけして多くはなく、あっという間に過ぎていくだろう。
ここはこっちから距離を置くべきなんじゃないかとか考えていながら、それでも一緒にいると居心地が良くて、誘いを断る理由も勇気も俺にはなかった。
そうした関係をだらだら続けているうちに自分も同僚のことが友達として好きなのか、恋愛感情として好きなのか分からなくなってきた。
俺にとって大事な存在であるのは間違いないが、それ以上のことをしたいってのとは全然違っていた。
それは向こうも同じなんじゃないかって気がする。
そんな中、その時を迎えてしまった。
その日は仕事終わりに同僚の部屋で借りてきた映画を2人で見ていた。
チープなSF洋画で、ベタな設定のゾンビが出てくるやつだった。
くそみたいな内容だったが、彼はそれでもきゃっきゃ言いながら、驚いたときに俺の腕にしがみついてきたりなんかしていた。
俺はというと、彼が動く度にショーパン(普段あまり履かない)の間から覗く白いブリーフが気になって映画どころじゃなかった。
俺はなんとなく、今日は彼と何かがあるのではないかという予感がしていた。
それがなぜか分からないが、待ち合わせのメールの感じとか、彼の仕草がほんの少しいつもと違っていた気がしたからなのかもしれない。
頭の中には、そうなることを断固として避けなければならないという気持ちと、それを望んでいる気持ちの両方があった。
まさに天使と悪魔が紛争を繰り広げていて、それ以外のことは全く頭に入ってこなかった。
映画が終わると、彼は眠いと言って服を着替えもせずベッドに入った。
そしてすぐに面倒くさそうにベッドから出てきて、歯磨きをし、リップクリームを塗って再びベッドに潜り込んだ。シャワーも浴びていない。
しばらくして彼に、テレビと電気消してと頼まれたので、その通りにして俺も彼の隣で横になった。少しして彼は身体を俺のほうに向け、俺の肩にひげ伸びた大きな頭を押し付けてきた。俺も彼のほうを向き、自分の顎の下に彼の頭を抱き寄せた。 普段同じベッドで寝ることはあってもこんな風に抱きあうというのは初めてだ。
でもこれがなぜかとても自然で、心地よかった。
実は俺たちはもう付き合ってるんじゃないかと、そんな気持ちになった。
心の安らぎとは対照的に俺の身体は熱を帯びていった。
これは男として避けられないことだった。
鼓動が早くなり、手が汗ばむ。
彼はずっと目を閉じていたが、眠ってはいなかった。
何の匂いかは知らないけど、品があって俺はその香りが好きだった。
少し迷ったが、気づくと彼の首筋に軽くキスをしていた。
彼は無反応だった。
俺は止められなくなり、彼の耳から首筋のラインに唇を這わせ、耳たぶの端を優しく噛んだ。
彼は目を閉じたまま「アッー」と小さな声をだして、少し首をかしげた。
くすぐったいのと困惑が入り混じったような声だった。
俺は性急にならないように注意深く彼の様子を観察しながら、唇を這わせるタッチを強めていき、ときどき舌を出した。
彼のゴツゴツと隆起した肩甲骨と、存外にしなやかな上腕二頭筋のやわらかさが対照的だった。
彼はずっと目をつぶっていて、例の「アッー」という声をときどき出すだけだった。
その太い腕は俺の背中に回されていて、指先に少し力が入っていた。俺は一度顔を離し、彼を見つめた。彼も目を開いて俺を見た。
その瞳は暗闇の中でもまっすぐで力強かった。
彼は人差し指を伸ばし、俺の顎を小さくつついた。俺はその仕草が、キスをして欲しいということを意味していることに気がついた。
ここで俺の頭の中に赤信号が灯った。
しかしそんなちっぽけな理性などで、欲望に満ちた肉体が制御できるはずがなかった。
ゆっくりと彼に顔を近づけると、首を20°ほど右へ倒して、唇を奪った。
緊張と安らぎと、ああ やってしまったという気持ちが渦巻き、頭の中が混沌としていたが、冷静を装いあくまで丁寧に時間をかけてキスをした。
彼の唇の柔らかさに、俺は驚いた。
いまにもとろけてしまいそうな柔らかさ、これも元カノにはなかった。
純粋に彼の唇の感触を俺は楽しんでいた。
彼は無表情で、俺の動きに応じて控えめに唇を動かしていた。
俺は、彼の頬に当てていた手をゆっくりと大胸筋のほうに移動させていった。
手が鎖骨を通り過ぎ、柔らかな丘の麓に差し掛かろうとしたとき、彼の手が優しくそれを制した。
俺は唇を離し、彼を見た。
彼も力強い目でこちらを見て、はっきりした声で言った。
「寝る。」
今思うと彼がそう言ったのは不思議でもなんでもないが、その時は頭が真っ白になった。
数秒間思考停止したあと、その言葉の意味について脳みそをフル回転させて考えてた。
試しに、「寝れない」と言ってみたけど「寝なさい」と言われた。
自分の息子がしょんぼりしていくにつれて、後悔と自己嫌悪の念が雨雲のように胸の中に広がった。何やってるんだ、俺は。
あれほどこの人との関係について悩んでいたのに、一時の感情に負けてあっけなく一線を越えてしまった。
自分の下衆さに嫌気がさして死にたくなった。
寝息を立てる彼の横で、一人眠れるわけもなく悶々として一晩を過ごした。
次の日の朝彼は、何事もなかったかのように朝食を作り、2人で一緒に食べた。会話は普段より少なかった。でも彼が作ったソーセージエッグサンドは美味しかった。
もし付き合ったとしたら、お互いのためにならないだろうし、毎日会う職場でどう接したらいいか分からんし、周りに隠し通せる自信もない。
それに別れてしまったときのことを考えると寒気がする。かと言って元の友達関係に戻るにもどうやったらいいのか分からない。
やりようのない思いを増田にぶつける以外、今の俺には何もできないのであった。
拙い文章で申し訳ない。
23歳社会人 少し前に6年間付き合った彼女と別れた。別れを切り出したのはこちらからで後悔や未練はないが、付き合いが長かっただけに思い出に浸ってナーバスになることはある。
別れた理由は性格の不一致とか些細な揉め事が原因だったんだけど、遊びたい(コンパなんかで出会った人とホテル行ったり)ってのもあった。
元カノと別れてから、職場の同期でいくつか年上(キャリアもそのぶん上)の女性とよくご飯行ったりするようになった。
その人とは就職した当初から仲が良く、年上というよりも友達みたいな感覚。
性格はちょっと面倒くさがりだがしっかりしている。控えめで誰にでも優しくさりげない気遣いが上手。
よく他の同期も交えて飲みに行ったり、みんなで休日に出かけたりした。その人は一人暮らしで俺が終電逃したり、終電あっても帰るの面倒くさいときに泊めてもらうこともあった。
女性と一晩過ごすというのはドキドキはするけど、もちろん何があるわけでもなく2人でテレビみたりしゃべって眠くなったら適当に寝るような感じ。
俺にとっては大切な友達だし、異性として俺なんか相手にされないだろうなと思ってたから、そのとき恋愛感情みたいなのはなかった。
しかし俺が元カノと別れてから、仕事終わりに2人で食事をすることが増え、その流れで今日泊まっていったら?ってなって2人でテレビ見てるときに肩寄せてきたりするようになった。
彼女はもともと寂しがりやで寄り症なので、友達感覚で無意識にやってることなのかもしれないけど、こっちは一応男なので、元気になってくる男の子を押し隠して涼しい顔するのに必死なわけである。
もう20台後半なんだし、そろそろ結婚考えて相手探さないとまずいんちゃうの?と俺は友達としてちょっと心配していたりもしていた。
口には出さないけど。
俺自身はまだまだ遊びたいし自分のやりたいこともしたい。
そのことは彼女も知っていた。
もしこんな俺に好意を抱いてくれてるとしたら嬉しいけど、複雑である。
異性としてドキドキする瞬間もどこか心地良かったりもする。
でも彼女の将来考えたら、俺なんかとだらだら関わってる時間はないのではないかと思ってしまう。
結婚適齢期として残された時間はけして多くはなく、あっという間に過ぎていくだろう。
ここはこっちから距離を置くべきなんじゃないかとか考えていながら、それでも彼女といると居心地が良くて、誘いを断る理由も勇気も俺にはなかった。
そうした関係をだらだら続けているうちに自分も彼女のことが友達として好きなのか異性として好きなのか分からなくなってきた。
俺にとって彼女は大事な存在であるのは間違いないが、結婚したいってのとは全然違っていた。
それは彼女も同じなんじゃないかって気がする。
そんな中、その時を迎えてしまった。
その日は仕事終わりに彼女の部屋で借りてきた映画を2人で見ていた。
チープなSF洋画で、ベタな設定のゾンビが出てくるやつだった。
くそみたいな内容だったが、彼女はそれでもきゃっきゃ言いながら、驚いたときに俺の腕にしがみついてきたりなんかしていた。
俺はというと、彼女が動く度にフレアスカート(普段あまり履かない)の間から覗くタイツ越しに透けた白い腿が気になって映画どころじゃなかった。
俺はなんとなく、今日は彼女と何かがあるのではないかという予感がしていた。
それがなぜか分からないが、待ち合わせのメールの感じとか、彼女の仕草がほんの少しいつもと違っていた気がしたからなのかもしれない。
頭の中には、そうなることを断固として避けなければならないという気持ちと、それを望んでいる気持ちの両方があった。
まさに天使と悪魔が紛争を繰り広げていて、それ以外のことは全く頭に入ってこなかった。
映画が終わると、彼女は眠いと言って服を着替えもせずベッドに入った。
そしてすぐに面倒くさそうにベッドから出てきて、歯磨きをし、リップクリームを塗って再びベッドに潜り込んだ。シャワーも浴びず、化粧
も落としていない。俺は黙ってテレビ見たり携帯いじったりして過ごしていた。
しばらくして彼女に、テレビと電気消してと頼まれたので、その通りにして俺も彼女の隣で横になった。少しして彼女は身体を俺のほうに向け、俺の肩にその小さな頭を押し付けてきた。俺も彼女のほうを向き、自分の顎の下に彼女の頭を抱き寄せた。 普段同じベッドで寝ることはあってもこんな風に抱きあうというのは初めてだ。
でもこれがなぜかとても自然で、心地よかった。
実は俺たちはもう付き合ってるんじゃないかと、そんな気持ちになった。
心の安らぎとは対照的に俺の身体は熱を帯びていった。
これは男として避けられないことだった。
鼓動が早くなり、手が汗ばむ。
俺はそれが彼女にばれないよう、自分の腰を彼女から少し遠ざけた。
少しウェーブがかかったセミロングの髪からは、いつものヘアオイルの甘い匂いがした。
何の匂いかは知らないけど、品があって俺はその香りが好きだった。
耳から首筋にかけての見事な曲線に俺は見惚れた。
彼女は無反応だった。
俺は止められなくなり、彼女の耳から首筋のラインに唇を這わせ、耳たぶの端を優しく噛んだ。
彼女は目を閉じたまま「ん」と小さな声をだして、少し首をかしげた。
くすぐったいのと困惑が入り混じったような声だった。
俺は性急にならないように注意深く彼女の様子を観察しながら、唇を這わせるタッチを強めていき、ときどき舌を出した。
彼女の柔らかな背中の筋肉と、ブラの留め具の硬さが対照的だった。
彼女はずっと目をつぶっていて、例の「ん」という声をときどき出すだけだった。
その細い腕は俺の背中に回されていて、指先に少し力が入っていた。俺は一度顔を離し、彼女を見つめた。彼女も目を開いて俺を見た。
その瞳は暗闇の中でもまっすぐで力強かった。
彼女は人差し指を伸ばし、俺の顎を小さくつついた。俺はその仕草が、キスをして欲しいということを意味していることに気がついた。
ここで俺の頭の中に赤信号が灯った。
しかしそんなちっぽけな理性などで、欲望に満ちた肉体が制御できるはずがなかった。
ゆっくりと彼女に顔を近づけると、首を20°ほど右へ倒して、唇を奪った。
緊張と安らぎと、ああ やってしまったという気持ちが渦巻き、頭の中が混沌としていたが、冷静を装いあくまで丁寧に時間をかけてキスをした。
彼女の唇の柔らかさに、俺は驚いた。
いまにもとろけてしまいそうな柔らかさ、これも元カノにはなかった。
彼女は無表情で、俺の動きに応じて控えめに唇を動かしていた。
俺は、彼女の頬に当てていた手をゆっくりと胸のほうに移動させていった。
手が鎖骨を通り過ぎ、柔らかな丘の麓に差し掛かろうとしたとき、彼女の手が優しくそれを制した。
俺は唇を離し、彼女を見た。
彼女も力強い目でこちらを見て、はっきりした声で言った。
「寝る。」
今思うと彼女がそう言ったのは不思議でもなんでもないが、その時は頭が真っ白になった。
数秒間思考停止したあと、その言葉の意味について脳みそをフル回転させて考えてた。
試しに、「寝れない」と言ってみたけど「寝なさい」と言われた。
自分の息子がしょんぼりしていくにつれて、後悔と自己嫌悪の念が雨雲のように胸の中に広がった。何やってるんだ、俺は。
あれほどこの人との関係について悩んでいたのに、一時の感情に負けてあっけなく一線を越えてしまった。
自分の下衆さに嫌気がさして死にたくなった。
寝息を立てる彼女の横で、一人眠れるわけもなく悶々として一晩を過ごした。
次の日の朝彼女は、何事もなかったかのように朝食を作り、2人で一緒に食べた。会話は普段より少なかった。でも彼女が作ったソーセージエッグサンドは美味しかった。
もし付き合ったとしたら、お互いのためにならないだろうし、毎日会う職場でどう接したらいいか分からんし、周りに隠し通せる自信もない。
それに別れてしまったときのことを考えると寒気がする。かと言って元の友達関係に戻るにもどうやったらいいのか分からない。
やりようのない思いを増田にぶつける以外、今の俺には何もできないのであった。
拙い文章で申し訳ない。
元増田の以前の投稿も読んでて、「自分みたいな奴いるんだ‥」と思ってた。
そのうちどんどん刺激を求めるようになって、SMや同性にまで
それで、結婚を機にしばらくおとなしくなったんだが、
何年か経ってから妻が病気になったのをきっかけにセックスレスに
しまった。
それでも表向きはなんとか体裁を取り繕ってやってたんだが、
ある時いきなり全部崩壊した。
これで家庭も何もかも全部失った。
セックスに対して飢餓感があった頃は「出来なくなったら発狂するんじゃないか」
と思ってたが、案外諦めがつくもので、心に平安は訪れた気がする。
まあ、病気の後遺症による体調不良で、それどころじゃないという
のもあるが。
元増田も苦しいと思うが、頑張ってほしい。
何ら解決策も提示しないでこんなこと言うのもなんだが、元増田の
辛さはわかる気がする。
始まりは、軽い拒食症。今までは三食食べない日はないぐらいだったのに、貧乏学生スタートと共に昼ごはん抜きの生活が始まった。朝は毎日ハムサンド。昼はなし、若しくは甘いコーヒー。夜はまずはサラダ一皿山盛り食べてから、好きなモノを食べるってルーティーンだった。最初はキツかったけど、その内やりくりしてる自分が楽しかったし、何よりもそれで平気になってた。お腹がグーグー鳴りっぱなしでも、我慢している自分素敵☆みたいな。そんな生活を続けてて、久しぶりに体重はかったのね。そしたら、今までないぐらい痩せてて、体脂肪も初めて見る数字で、小躍りするぐらい嬉しかった。思えば、ここからが軽い拒食のスタートだったのかも。
自分の家には体重計がなかったんだけど、何とか前見た数字より増やしたくなくって、夕食の量も減らすようになった。甘いものも大好きだったのにめったに食べなくなった。毎日カロリー計算してくれるサイトに行っては、「摂取カロリーが少なすぎます」って見てほくそ笑んでたし。皆となにか食べるときも、絶対少ししか食べなかったし、周りの人が自分以上に食べているのを見るので優越感に浸ってた。たまにジム行っては体重量って、一人でニヤニヤしてた。特に運動しなくても六キロぐらい痩せて、ガリガリまではいかなかったけれど、今までそんな痩せたことなかったから幸せでいっぱいだった。ちょと甘いモノ食べたって、体重にほとんど影響与えなかったし、大体二日後には増えた体重も元通りだった。
ある日、「どうせご飯一日抜いたらすぐ戻るしー」って思って、ずっと我慢してた甘いもの食べたのね。それが忘れられなくて、一週間に一回のデザートが3日おき、毎日、一食が甘いものって推移していって、体重もあっという間に増えた。一日ご飯抜いたところで、もう戻らなくなってきたのね。それから過食の始まり。今までやけ食いなんてしたことなかったのに、一度したらやめられなくなった。ストレス→ドカ食い→自己嫌悪→ストレスの無限ループ。一回の過食も段々量が増えてった。別にお腹が空いてもないのに、「なにか食べたい、なにか咀嚼したい!」って衝動が止められなかった。気がついたら冷蔵庫やフードストッカーを漁る日々。拒食期の時に食べ物への執着が育っちゃってたのかもね。私の場合、吐くのが無理だったから体重はうなぎのぼり。その内、「飲み込まなきゃいいんだ!私って天才☆」とかバカな考えをおこしてチューイングも始めるようになった。食べ物捨てるのに罪悪感があるから、あんまりはしないんだけど。それでも明らかにカロリーが高い甘いものがどうしても食べたくなった時は、口に詰め込んで咀嚼しては吐き出すってことをしてた。
これじゃヤバイって思って運動も始めて、毎日20キロぐらい走ってた。でも相変わらず暴食の発作はあったから、体重は増えはしなかったけど、減りもしなかったのね。筋肉はついたんだけど、結局厚い脂肪に邪魔されて、あんまり見た目でよく分からなかったし。その内足壊して、ジョギングが出来なくなって、ジョギング習慣もストップ。元から走るの嫌いだったし、正直いい口実が出来たって思ってた。それで案の定、筋肉は落ちて体はブヨンブヨン。頑張って運動続けてたけど、体重は変動せず。そして過食衝動も相変わらず。
それが最近、家にいることが多くなって、食べ物にアクセスするのが簡単になったのね。誰にも見られてないから、甘いものも買い放題、食べ放題、チューイングし放題。頭では「駄目だって」って思ってるんだけど、一度何か口にしたら、もう何も考えないであれこれ食べまくってる。無意識って訳じゃないんだけど、無我の境地に入ってる感じ。食べてても嬉しいとか美味しいとか思ってないから、無表情だし。
ドカ食いしてる時って、食べ方が上品じゃないのよね。入れ物から直食いとか、立ちながら食べるとか。畜生だってもうちょっとマシな食べ方するよってぐらい。その姿が醜くて、我慢できない自分が情けなくて、増える体重も弛んだお腹も、痩せてる他人を僻む歪んだ心も何もかもが嫌い。
人前ではそんな食べ方絶対しないし、誰にもこんなことしてるなんて言ってない。だから「あの子太ったわね」って思われてるだろうけど、「あの子やばくない?」ってバレてはない。このままじゃ結婚どころか、彼氏だって出来やしねー。誰にも言えないから、吐き出したかった。もちろんもっと酷い症状に悩まされている人がたくさんいるのは知ってるし、私はまだまだ恵まれてる方だってのも知ってる。だけど私も私なりに苦しい。けどこれで誰かを不快にさせてしまったら、申し訳ない。
いい年ぶっこいて片想いが発生。
何年ぶりかの出来事に対処もままならず、悶々と眠れぬ日々が続く今日この頃。
出会ったのは約1年前。よく話すようになったのは2ヶ月前。
多分に勘違いの要素を含むと思うが、
「もしかしてこの子、こっちに気があるんじゃね?」と思ってしまったのが運の尽き。
我ながら何たる乙女チック。
超気持ち悪いと思いつつも薬がないと、いても立ってもいられない禁断症状。
まさに「ヤクをくれぇぇぇぇぇ」状態。
「相手の何が好きなのかどこが嫌かを思い返しましょう」ってのを実践する。
これでプラス要素が勝るならそのまま続けなさいと。
性格:優しい。が、クール。きゃいきゃいしてない。ぱっとみ何考えてるか分からない。
笑顔:時折見せる笑顔がぱっとみのギャップとあいまってかわいい。
容姿:細い。
再度熟考すること数日。恐らく人恋しい状態であると仮定。
5. なりすぎた結果、ストーカーじみてるのではと自己嫌悪する。
6. 少し距離を置こうとする
7. 2.に戻る
超強烈な焦りと辛さに繋がってる気がする。
一時の病的な苦しさからは開放される。
それも含めて恋なんじゃないの?と言われたらそうかもしらんけど。
で結局どうしよ。
ダメさと魅力を両方持ったキャラ同士のストーリー性のあるエロを読みたい
凡人と完璧超人異性の組み合わせはもう飽きた
腐女子:名誉男性の母親から「女は嫉妬深く非生産的、世の中は男が回している」「オシャレはバカ女のすること」という教育を受け、灰色やカーキ色のユニクロしか着られないオシャレコンプレックス女。女なのに女性嫌悪。小学校高学年で腐を発症して以来、大学生になるまでBL依存。
百合厨:運動音痴と虚弱な身体のせいで、男子から下に見られ女子から無視されてきたのがコンプレックスの男。いじめっ子への嫌悪感と自己嫌悪によって「男は汚くて臭くて乱暴」というイメージを持ち、美しい世界を百合に求める。
共に「自分の性別は醜い性別、異性は清らか」という強烈な思い込みを持っている。腐女子は「BLは醜い自分と関係ないから素晴らしい」と思っているし、百合厨も「百合は醜い自分と関係ないから素晴らしい」と思っている。そんな二人が大学のオタクサークルで知り合って、お互いに性的に惹かれてしまったら自己嫌悪が凄そうでよい。
セックス依存症男:両親に構ってもらえず、学校で必死に注目を集めようとした結果、常に何らかのキャラを演じるようになった男。相手が求めるキャラを察して演じ分けるためモテる。しかしキャラを演じて居ない素の状態を見られて振られると自我が崩壊する気がして恐ろしく、恋人など継続的な関係が築けない。
学者女:学者ばかりの家系に育ち、他の選択肢を考えず学者になった女。会話の雰囲気を読み取るのが下手で、察しが悪いと言われることが多く、周囲からなんとなく距離を置かれている。特に子供とは会話が成立しない。
コミュ力が並外れて高い男と、ゼロに等しい女の組み合わせ。学者女が本を出すことになり、セックス依存症男が編集者として出会う設定など面白いと思う。セックス依存症男が学者女と関わる中で己の依存症を問題視するようになりセックス断ちを目論む中、学者女がセックス依存症男に対して性欲を覚えはじめて困惑したりなどすると大変こじれてよい。
中学生向けカルチャーと言えばボーカロイド、ライトノベル、アニメになってしまい、明るいノリのヤンキーも楽しんでいる。自分たちは頭のレベルが違うんだセンスが違うんだと思いたいある中学生男女は、古典文学を教室内でこれ見よがしに読んでいる。そして共に図書委員になり、おすすめの小説を貸しあうようになる。古典文学、芸術、を隠れ蓑にして、性的な内容を含む小説のやり取りもするようになる。表面的には動揺を見せず感想を述べ合う二人。
女性向けモバイルウェブサービスの改修を手がけることになり、クソコードに手こずるSE男とデザイナー女の共闘。デザイナー女は彼氏持ちで可愛く、ややサブカルスイーツ臭。SE男はインターネットアニメ評論家。ブラック労働でデザイナー女が彼氏に振られ、半分ヤケクソで仕事に打ち込むようになり接近する。泊り込み仮眠などがイベント。性交とそれぞれの転職成功がゴール。
だんだん雑になってきたけど例に挙げたものの共通項って伝わってるかな
こういう誰が見ても「めんどくせえなあ」ってなるようなエロが読みたいんだよ
まず、前提として。この日記を書こうと思った理由は2つある。
ひとつは単純に自分の気持ちを吐きだしたかったから。2つ目は、「なぜ死にたいという思考までたどり着いたのか」を書くことで、自殺についてのケーススタディの役立つかもしれない、という思いがあったからだ。まぁこんな匿名の日記を誰が読むか、とか、好き好んでスタディするのか、みたいな思いは勿論あるが。
あと、書き手について。自分は大学4年生だ。大学は私立で、専門性も学費もかなり高い。入学時から東京の外れで一人暮らしをしながら通っている。就職活動中で、無い内定。
「死にたい」という気持ちは、複合的な理由から生まれるようだ。
【就職活動が上手くいかないこと】
正直なところ、自分の就職先は才能がものをいう世界のため、実力が無いと就職をするのが厳しい。勿論専門とは関係のないところに行っても良いのだが、どうにも夢を諦められない。しかし、才能が無い。ひとつの手段として、一般的な職に就き、専門のことは趣味に抑えることも考えた。しかし、そもそも職に就けないのだからどうしようもない。
自分は、大学生である今が一番幸せだと思っている。したいことができて、時間をゆっくりと使うことができる。しかし就職すると、自分の時間はぐっと減ってしまうだろう。さらにもし、仕事にきちんとした意味を見いだせなかったとしたら。それは長い苦しみの末死ぬのと同じではないのだろうか。だったら今、楽しいと思える段階で死ぬ方がよほど合理的ではないだろうか。
【やる気がでないこと】
自分は努力厨だ。努力すれば大体の物事は叶うし、努力出来ないのは自分がたるんでいるからだと考えていた。しかし今、その気持ちが首を絞めている。やる気が出ないから自分を責める、しかしやる気が出るまでやってみるも、うまくいかない。そしてまたやる気が無いからと自分を責める。責めてばかりなのでやる気も潰える。結果は出ない。そもそも褒められるようなことをしていないので、自己嫌悪のスパイラルに陥るのだ。
【その他諸々】
たとえば、臼蓋形成不全という病を患っていること。大掛かりな手術をしない場合、早くて10年年後、痛みで足が動かせなくなるらしい。あとは、数百万の奨学金という名の借金を背負っていること。中学のとき一度自殺を図った(方法はとても死ねるようなものではないお粗末なものだったが)ことによる人生の延長戦感。今まであまり必要とされてきたことがないこと。何をやっても感動しなくなったこと。ネット依存がひどいこと。今日は新学期の授業があったのに寝坊で出なかったこと。などなど。
自分の場合は全体を通して「理想と違う自分への嫌悪」が気持ちとして大きいが、やはりちいさなきっかけが積み重なってこうなってしまうのだろう。
○最終的な決め手
最終的な決め手は、自分でも笑ってしまうが「Twitterの退会」だった。
【依存による退会を決意】
自分のアカウントは、現実の知人とは一切繋がりを持たず、漫画やゲームの趣味でつながるものだった。アニメ化の話でリプライを飛ばしあったり、ちょっとした日々のことをツイートしたり。しかし、最近どうにも依存が過ぎた。リプライが来ないことにそわそわし、つねにタイムラインを監視しつづける日々。ひょっとしたらやる気がでないのは断続的にTwitterをやるせいでは無いのだろうかと思った自分は、思い切ってアカウントを消すことにした。アカウント連携を外し、理由は述べずに明日で退会する旨のツイートをする。これにはとても勇気がいった。(余談だが、同時に今まで積み上げてきたものをぶち壊す高揚感もあった)
【アカウント削除という擬似的な死】
Twitterを止めることは、つまり「ネット」社会的に死んだことに他ならない。「ソーシャル自殺」と言っても良いだろう。ネット世代の馬鹿な考えに思えるかもしれないが、直接的な繋がりのないソーシャルネットワークでは、消えたアカウントとは(新しくアカウントを作らない限り)永遠に会えなくなる。そしてこの擬似的な死を体験することが、死にたいという気持ちをはっきりと持つ決め手となった。漠然とした感情であった自殺を、バーチャル的にでも体験してしまい具体化することで、形を持ってしまったのだ。
自分も例に漏れず、孤独だ。孤独は嫌いじゃないし上手く付き合ってるつもりだが、「死にたい」という気持ちを加速させる力を持っている。
【何でも話せる友人がいない】
自分は昔から誰ともペアになれなかった。「AとBっていつも一緒にいるね」と思われたことは一度も無かった。そもそも、固定のグループにいることがなく、クラスのグループの3,4つを転々としていた。だからグループ全体での遊びに誘われることはほぼなかった。そういうわけで、周りに人がいるのに大して仲のいい人はおらず、ましてや「死にたい」などと言おうものなら中二病かと一笑に付されること請け合いだった。(そう思ってしまうくらい、プライドが高いということも理由のひとつだろうが…)
【親にも話せない】
バイトもしておらず、サークルも似たような有様だったので、自分は一人暮らしを始めてからずっと親にだけ相談をしてきた。しかし、「死にたい」という気持ちは親にも言えなかった。勿論生んでくれたから申し訳ない、という気持ちからでもあったが、それよりもっと大きな理由があった。まず、父はこのご時世珍しくはないが、心の病気を患っていた。母はそんな父の言動から「人生の希望」を失ってしまった。今の母は、ネットゲームを生き甲斐にしている。そんな彼らに「死にたい」とは言えまい。
というか先日、実際に「辛い」ということを電話で母に相談したのだが、「そんなこと言われても」「そうは言ってもやるしかないでしょ」「アンタは頑張ってるよ」と、返答した。
その間ずっと、受話器越しにキーボードを叩く音が聞こえていた。
そういうわけで、「死にたい」ということを話せる人間がいなかった。カウンセリングも対して役に立たなかったし、心療内科には毎週薬を渡されるだけで終わった。一番心が軽くなったのは横浜中華街の占い師だったなんて、いっそ笑えてすらくる。
ともかく、きっかけを与えられた「死にたい気持ち」は、孤独によってより膨らんでしまうということだ。
○で、自殺するの?
ここまで書いておいてなんだが、おそらくすぐに自殺することは無いだろう。勿論今も死にたいという気持ちはかわらない。未来に希望も持てないし、内定も無いし、やる気もでないし、自己嫌悪もひどい。しかし吐露したことによって気持ちの整理がついたし、少しすっきりもした。それについさっき思い出した、母に言われた一言が、自分の自殺をかろうじて止めてくれている。
「旦那が心の病気になったのは、自分の責任でもある。もしアンタもそういう病気になったら、私はもっと自己嫌悪が酷くなる」
だから自分は心の病気にもなれないし、自殺もできない。もう死ぬしか助かる道はないと分かっているけれど、両親の死や自我崩壊など、更に大きな決め手ができるまで、自分は「死にたい」という気持ちを心に持ちながら、生きていくしか無いようだ。
サークルで毎日のように遊んでた一番仲の良い友達がいたんだけど、
純粋にいま忙しいのもあって、とは言われているんだけども、
こっちが別の絡む相手見つけるの待ってるんじゃないかとか
今までの自分の言動振り返って、そもそも嫌がられてたんじゃないかとか
自己嫌悪に直結してどうしていいんだかさっぱり解らん。
でも嫌な思いさせてたなら謝りたいし態度直したいし、
嫌だと言うならもうしないって誓いたいんだよ。
でも直接聞いても全然嫌じゃないって言うんだよ。
でも何話してもすぐに会話を終わらせようとするんだよ。
これって俺の考えすぎなのか?
本当に俺と関係なく落ち込んでるだけなのか?
でも気を使って嫌じゃないって言ってくれてるだけの気もするんだよ。
コミュ障には考えても考えてもわかんねえんだよ
つい2日前のことだ。
せっかくのデートなのになぜ些細なことに頑なになってしまったのかと
自己嫌悪に陥っている自分にすら自己嫌悪する悪循環にハマってさらに落ち込むわ
機嫌の悪い状態で相手に迷惑をかけているのに時間だけ過ぎて行って焦るわ
私は感情のコントロールが下手で、直ぐに怒ったり泣いたりする。
機嫌が悪い理由を教えてくれたらこっちも心の準備ができるから大丈夫と彼氏は言ってくれる。
なにも言うことができず、押し黙るだけ。
全く予測不可能に、時には理不尽な理由で怒りや悲しみに襲われる感覚なのだけど、
本当は、心では、その原因は分かっているのだと思う。
全く理不尽でない理由があるのだと思う。
けれど、それを頭で知覚することができない。
言葉にできたとして、それを相手の分かるように伝えるにはどうしたらいいのだろうか?
書いてみてわかったけど、
相手への思いやりだとか気持ちを慮るみたいなことが欠落してるんだな
自分の溢れ出てくる感情に完全に翻弄されて喚いている幼稚園児みたいだ
このままだと嫌われてしまいそうで怖い
旦那側だが
うちの嫁はなんかノらなくなると行為が苦痛の時間に一瞬で変わるらしくいきなり素面になってたな。
最初の頃は訳がわからなくてどうしたの?って聴いても答えてくれなかったから、いろいろ悩んで参った。
その後何回か腹を割って話して、それがわかってすげー脱力した、早く言えよなって。
嫁は俺が傷つくんじゃないかと思ったから言えなかったと。訳がわからん状態のほうが余計に悩むわ!
嫁は自己嫌悪する暇があるなら代わりに楽しくピロートーク(してないけど)すること、とかルールを決めた。
今はなんか悩みが少なくなったからかその頃に比べてだいぶエロくなった。
腹を割って話してなければ今頃はレスになって別れてるか、今より仲良くはやってなかったと思う。
俺:都内で働き、会社は小さいが給料は大卒平均ぐらい。学歴それなり。小さいころから顔は良いと言われるので、客観的に良いんだと思う。
勿論彼女がとてもいい女だって理由が一番だが、俺が精神的に安定したいのもすごい大きな理由。
今までそれなりの数の女性と付き合ってきたものの、「もう自分から好きになれないな」と思ったら毎回スパっと別れてきた。
でもその度に振った相手への罪悪感に苛まれ、辛い思いをしてきた。
その時期は精神的にとてもきつい。1ヶ月以上それしか考えられなくなり、他のことが手につかなくなる。
俺はSEをやってて、そのせいで仕事に集中できずにパソコンに座ったまま時間が経つという日々が続くと激しく自己嫌悪もする。
そんな精神状態に何回も振り回された結果、恋愛自体に疲れてしまった。
早く愛する1人の相手と、安定した日々を送りたい。あの時期が怖いので逃げたい。
出会ったのは2年半前
付き合ったのは2年前
たった四ヶ月で別れた
長期休みにお互いの家に泊り合って20日間同棲のようなことした
遠距離でもないが、すぐに会いにいける距離でもない
一緒にいるのはすごく幸せだが、自分の時間が取れなくて不満に思うこともあった
泊りあった20日間の後は、自分の時間が欲しくて、少しだけ彼女と通話する時間が減った
付き合い始める前から、毎日最低3時間、長いときは6時間は通話していたが、
それから一ヶ月も経たずに振られた
振られる前の一週間くらい彼女から通話で「好き」と言われなくなった
以前は私が「好きだよ」と言うと「私も好き」と返してくれた
それが振られる直前は「好きだよ」と言っても「ありがとう」と返ってくるようになった
私はこれがすごく気に食わなかった
それをやめてくれ、と彼女にLINEを送ると、「他の男を好きになった」と別れを切り出された
最初はなぜか冷静に「やっぱりな」と思った
そのときは頭が真っ白になってどう返していいかわからず、簡素の受け答えになってしまった
振られて30分くらい放心状態が続くと、頭も状況を理解したらしく
涙が流れてきた
そのときは大学の講義中だったが、どうしても涙を抑えることはできなかった
このまま終わるだけは嫌だった
その足ですぐに彼女の家に向かった
向かっている最中に「今向かっているから会って話そう」と送った
「来るなストーカー」という返ってきた文字を見て戦慄した
『振られる直前まで彼氏という立場だったのに、自分は彼女にとってもうストーカーでしかないのか』
「とりあえず行くからどうしても嫌なら警察でも呼んで」と返した
もうやけくそだ
彼女の家に着くと、父親が出た
「あれ?今日来るなんて聞いてないよ、どうしたの?」と不思議そうだ
まだ別れたことを親には言っていないみたいだ
事情を説明して、とにかく話がしたいと訴えた
つい最近まで朝も昼も夜も一緒で、「好き」と言い合っていた相手に会えない
距離にして10mもないところにいるのに会えない
私は父親の前でみっともなく泣いてしまった
どうしようもないので、その日は会えないまま帰った
まさか振られるなんて思っていなかった
それだけが頭の中をぐるぐる回っている
自己嫌悪でどうにかなりそうだった
朝起きると「昨日は会えなくてごめんね」とLINEが入っていた
通話する内容も、お互いの対応も付き合っているときと何も変わらないのに
ただ"関係"が以前とは違う
始めての彼女であるし、こんなに自分のことを想ってくれる人はいなかった
別れた後でも、連絡できなくなるのが怖かった
振られてから二週間ほど経ったある日
彼女が「新しく好きになった人」に振られたらしい
私は「また付きあおう」と猛烈にアピールした
彼女はそれに了承し、また付き合うことになった
私はもう二度と失敗を起こさないことを胸に誓った
その表情は暗かった
「好きだよ」と言っても、「私も好き」とは返ってこなかった
以前と全然様子が違った
彼女は口では言わなかったが、自分のことを好きではないことがひしひしと伝わってきた
自分がクリスマスの話をすると、彼女は「クリスマスは会えない」と言い出した
理由を聞くと、クリスマスは新しく好きになった人と会う約束をした、とのこと
やっぱり、私のことを好きだった彼女はもういなかった
このときは聞かなかったが、なぜ好きでもないのにまた付き合うと言い出したのかと疑問に思った
しかし、それでもそのときの私は彼女といられればそれでよかった
彼女のことが本当に好きだった
その夜は彼女と久しぶりのセックスをしたが、本当に味気のないものだった
お互い名前を呼び合い、「好き」と言い合い、お互いを感じ合った
自分は付き合っている頃と同じ、いや一度振られてからそれ以上に愛情を注いでいるのに
それでも
それでも私は彼女が好きだった
次の日、彼女が帰る前に自分の家で、新しく好きになった人と電話をしていても
それでも私は彼女が好きだった
彼女が私のことを好きでなくても、彼女は私と付き合うと言ったのだから
私達はカップルだ
そう信じ込んでいた
この文章を読んだら、誰だって「そんなのカップルではない」と思うだろう
それから毎週末に「会おう」と持ちかけたが、何かと理由をつけて会ってくれることはなかった
そしてそんな関係が長く続くはずがなく、一ヶ月と経たずに振られた
「今度、新しく好きになった人の家に泊まりにいくんだ」
あ、ついに来たかと思った
彼女は新しく好きになった人に振られた後も連絡は取って猛アタックしていた
その話を何度も楽しそうに自分に語っていた
まったくすごい女だ
この時点では、新しく好きになった人と彼女は付き合っていなかったが
会うなら付き合うのは確定のようなものだ
そして最後に「そういうことだから、やっぱり付き合うっていうのは撤回ね」と
ついでのように書いてあった
ここで彼女と会ったときに攫うか殺してしまえば、新しく好きになった人に会わせなくて済むな
そんなことを少しでも考えるほど、ショックだった
それでも言われるがままに駅の案内をした
彼女が案内を終えて去る私に言った
「私ではなく、もっと良い人見つけなよ」
これ以上にない皮肉だった
私は酒は飲まないが、この日は酒を飲んだ
何も美味しく感じなかった
自分と付き合い始めた当初の彼女のツイッターを見ているようだった
彼女とは一週間に2,3回通話した
やはり付き合うことになったということを聞いた
「増田ならそんなことで怒らないのに、新しい彼はすぐ怒る」「束縛が厳しい」
他にも不満だらけだったような気がする
日に日に愚痴が増えていき、「増田と別れなければよかった」なんて言い出す始末
「束縛されて我慢している分、付き合っていないと悔しい」とわけのわからないことを言われた
このとき以外にも「悔しい」とよく言っていた
悔しい思いまでして付き合うことあるのだろうか、と毎回思った
しばらくして、新しい彼が彼女に内緒で他の女とデートしようとしたことが発覚した
それでも、結局付き合い続けることにしたらしい
彼女と新しい彼のことは何かあるたびに通話で聞いていた
束縛が厳しい、新しい彼の浮気
その度に新しい彼は逆ギレし、彼女はうんざりしているようだった
それでも付き合い続けていた
毎回同じパターンだった
その頃には彼女との連絡も少なくなってきた
2ヶ月くらい連絡しなくなった
新しい彼の家に泊まりに行く帰りに東京に寄るので、そのついでだそうだ
それからずっと連絡を取らなかった
半年が経った
やっと「自分を好きではない人を好きでも仕方ない」と思えるようになった
さすがに彼女も彼に呆れたらしく、今度は別れるつもりらしい
と言っても、過去に何度も「別れる」と言って続いてきたので
内心信じていなかった
しかし、今回は本当に別れたいらしい
彼に別れを切り出してもしつこく連絡がくる、鬱陶しいから助けてくれ
と私にSOSを出してきた
ここ数日ずっと彼女の話を聞いたり、慰めたりしていたので
「また付きあおう」と切りだすと、その場では断られたものの
私は楽しみで仕方がなかった
私が迂闊に別れさせた彼の話題を出してしまったのが理由だった
そう彼女は語ったが、それが本当の理由ではないのは明白だった
ここでようやく
ようやく自分は彼氏でもなんでもなく、ただの暇つぶしのためだけの「キープ」なんだなと悟った
私がまともな人間ならここで話が終わるのだが
もちろん本当に何かほしいわけではなく、新しい彼に振られたから私に連絡をよこしたのだった
付き合っている四ヶ月のうちに自分は誕生日を迎え、彼女が誕生日を迎える前に別れた
キープってわかっていて、同じ想いをするのをわかっていたのに
どうかしていると思う、病気か何かだと思う
それでも彼女に会って晩飯を奢った
彼女に会うと、仕草や言葉のひとつひとつが愛おしく思ってしまう
本当に馬鹿だと思う
利用されているのもわかる
そんな自分が嫌になる
今となってはこれっぽっちも「好き」と思われていない相手を好きになってしまう自分が
本当に嫌いだ
この文章を書いている今は、彼女は新しい彼と絶賛交際中だ
そんな自分が本当に嫌だ
どうしても、付き合っていた頃を思い出して好きになってしまう
もう「好き」というより、「執着」に近いかもしれない
こんな女を好きになっても良いことないのはわかっている
自分のことを好きな彼女がまた戻ってくるのでは、と思わずにはいられない
しかしそんなことはあり得ないし、あったとしても彼女とその女性を比較して
それでもこんな自分をどうにかしたくて、ここに投稿しようと決意した