ダメさと魅力を両方持ったキャラ同士のストーリー性のあるエロを読みたい
凡人と完璧超人異性の組み合わせはもう飽きた
腐女子:名誉男性の母親から「女は嫉妬深く非生産的、世の中は男が回している」「オシャレはバカ女のすること」という教育を受け、灰色やカーキ色のユニクロしか着られないオシャレコンプレックス女。女なのに女性嫌悪。小学校高学年で腐を発症して以来、大学生になるまでBL依存。
百合厨:運動音痴と虚弱な身体のせいで、男子から下に見られ女子から無視されてきたのがコンプレックスの男。いじめっ子への嫌悪感と自己嫌悪によって「男は汚くて臭くて乱暴」というイメージを持ち、美しい世界を百合に求める。
共に「自分の性別は醜い性別、異性は清らか」という強烈な思い込みを持っている。腐女子は「BLは醜い自分と関係ないから素晴らしい」と思っているし、百合厨も「百合は醜い自分と関係ないから素晴らしい」と思っている。そんな二人が大学のオタクサークルで知り合って、お互いに性的に惹かれてしまったら自己嫌悪が凄そうでよい。
セックス依存症男:両親に構ってもらえず、学校で必死に注目を集めようとした結果、常に何らかのキャラを演じるようになった男。相手が求めるキャラを察して演じ分けるためモテる。しかしキャラを演じて居ない素の状態を見られて振られると自我が崩壊する気がして恐ろしく、恋人など継続的な関係が築けない。
学者女:学者ばかりの家系に育ち、他の選択肢を考えず学者になった女。会話の雰囲気を読み取るのが下手で、察しが悪いと言われることが多く、周囲からなんとなく距離を置かれている。特に子供とは会話が成立しない。
コミュ力が並外れて高い男と、ゼロに等しい女の組み合わせ。学者女が本を出すことになり、セックス依存症男が編集者として出会う設定など面白いと思う。セックス依存症男が学者女と関わる中で己の依存症を問題視するようになりセックス断ちを目論む中、学者女がセックス依存症男に対して性欲を覚えはじめて困惑したりなどすると大変こじれてよい。
中学生向けカルチャーと言えばボーカロイド、ライトノベル、アニメになってしまい、明るいノリのヤンキーも楽しんでいる。自分たちは頭のレベルが違うんだセンスが違うんだと思いたいある中学生男女は、古典文学を教室内でこれ見よがしに読んでいる。そして共に図書委員になり、おすすめの小説を貸しあうようになる。古典文学、芸術、を隠れ蓑にして、性的な内容を含む小説のやり取りもするようになる。表面的には動揺を見せず感想を述べ合う二人。
女性向けモバイルウェブサービスの改修を手がけることになり、クソコードに手こずるSE男とデザイナー女の共闘。デザイナー女は彼氏持ちで可愛く、ややサブカルスイーツ臭。SE男はインターネットアニメ評論家。ブラック労働でデザイナー女が彼氏に振られ、半分ヤケクソで仕事に打ち込むようになり接近する。泊り込み仮眠などがイベント。性交とそれぞれの転職成功がゴール。
だんだん雑になってきたけど例に挙げたものの共通項って伝わってるかな
こういう誰が見ても「めんどくせえなあ」ってなるようなエロが読みたいんだよ