はてなキーワード: 皿山とは
まあ一言で言えば、歳なんだろうな。
子供がいるから仕方なく食べ放題に行くことがあるが、まあ食えない。いや頑張れば食えるけど、この年齢だと量より質なんだよ。
だいたいビュッフェ形式の料理はたいてい質がそこまで高くないから、食べたいとはそこまで思わない。それに、年齢的に太りやすいから、たくさんは食べたくないんだよ。
昔は食べ放題ってだけでテンション上がって、全種類食べてやろうと意気込むくらい、皿山盛りにして、テーブルと料理を何往復もしたもんだ。でもそれが今はない。
子供を連れて行くと、子供は嬉しそうなんだが、俺はゆっくりテーブルで座ってるだけ。元を取ろうなど思う気持ちもない。
でも本当は、ガツガツ食べて、でもその分エネルギッシュに働いたり運動したりする親父になりたかったんだ。だが、それをする気持ちが足りない。食べ放題に行くお金はできたのに、食べるエネルギーが減ってしまったんだ。なんてバランスが取れてないんだろう。
自分が子供の時、自分はこんなに嬉しいのに親はなんで喜んでないんだって思ってたけど、その理由が今なら分かるよ。
ドリンクバーで喜ぶ年齢でもなくなったしな。色々混ぜて喜んでたあの頃に帰りたい。
・室内のどこでも喫煙する
・寒い、虫が入ってくるという理由で部屋の窓を開けることを拒む
・寒いといって、暖房をつける。北国でも何でもない、最高気温20度の都内で、室温30度、風速強設定。
クソ熱い熱風が、室内の煙草の煙をぐっちゃぐちゃにかき回す。
俺は髪に煙の臭いがつかないようにニット帽をかぶり、煙をなるべく吸わないようにマスクを6枚重ねで装着。
とんでもなく暑い。そして煙はマスクで防ぎきれず臭い。マスクを重ねすぎて耳が痛い。
今まではむしろ嫌煙家を嫌っていた自分だけど、やっと気づいた。
ゴミは分別はしないで、缶でも瓶でもペットボトルでもなんでも同じゴミ袋に入れるし、
入浴の際、ユニットバスはトイレ部分までびっちゃびちゃに濡らすし、
トイレつかったあと必ず照明は点けっぱなしだし、もちろん便座は上がりっぱなしだし、
蛇口使ったあと、ハンドルの閉めがゆるくていっつもチョロチョロ、ピチョンピチョン水が流れてるし、
自分の衣類を洗濯機にかけても、かけたことを忘れてるのか洗濯終わっても丸一日以上、回収しないし
傘は畳まないで傘立てに入れるし、勝手に人の傘使うし、
……
親から「あんたはほんとにだらしない子ね」と口うるさく言われながら育った俺だったが(今でも実家に帰るとたまに言われる)、下には下がいるというか、こんな人間がいるのかとビックリした。
始まりは、軽い拒食症。今までは三食食べない日はないぐらいだったのに、貧乏学生スタートと共に昼ごはん抜きの生活が始まった。朝は毎日ハムサンド。昼はなし、若しくは甘いコーヒー。夜はまずはサラダ一皿山盛り食べてから、好きなモノを食べるってルーティーンだった。最初はキツかったけど、その内やりくりしてる自分が楽しかったし、何よりもそれで平気になってた。お腹がグーグー鳴りっぱなしでも、我慢している自分素敵☆みたいな。そんな生活を続けてて、久しぶりに体重はかったのね。そしたら、今までないぐらい痩せてて、体脂肪も初めて見る数字で、小躍りするぐらい嬉しかった。思えば、ここからが軽い拒食のスタートだったのかも。
自分の家には体重計がなかったんだけど、何とか前見た数字より増やしたくなくって、夕食の量も減らすようになった。甘いものも大好きだったのにめったに食べなくなった。毎日カロリー計算してくれるサイトに行っては、「摂取カロリーが少なすぎます」って見てほくそ笑んでたし。皆となにか食べるときも、絶対少ししか食べなかったし、周りの人が自分以上に食べているのを見るので優越感に浸ってた。たまにジム行っては体重量って、一人でニヤニヤしてた。特に運動しなくても六キロぐらい痩せて、ガリガリまではいかなかったけれど、今までそんな痩せたことなかったから幸せでいっぱいだった。ちょと甘いモノ食べたって、体重にほとんど影響与えなかったし、大体二日後には増えた体重も元通りだった。
ある日、「どうせご飯一日抜いたらすぐ戻るしー」って思って、ずっと我慢してた甘いもの食べたのね。それが忘れられなくて、一週間に一回のデザートが3日おき、毎日、一食が甘いものって推移していって、体重もあっという間に増えた。一日ご飯抜いたところで、もう戻らなくなってきたのね。それから過食の始まり。今までやけ食いなんてしたことなかったのに、一度したらやめられなくなった。ストレス→ドカ食い→自己嫌悪→ストレスの無限ループ。一回の過食も段々量が増えてった。別にお腹が空いてもないのに、「なにか食べたい、なにか咀嚼したい!」って衝動が止められなかった。気がついたら冷蔵庫やフードストッカーを漁る日々。拒食期の時に食べ物への執着が育っちゃってたのかもね。私の場合、吐くのが無理だったから体重はうなぎのぼり。その内、「飲み込まなきゃいいんだ!私って天才☆」とかバカな考えをおこしてチューイングも始めるようになった。食べ物捨てるのに罪悪感があるから、あんまりはしないんだけど。それでも明らかにカロリーが高い甘いものがどうしても食べたくなった時は、口に詰め込んで咀嚼しては吐き出すってことをしてた。
これじゃヤバイって思って運動も始めて、毎日20キロぐらい走ってた。でも相変わらず暴食の発作はあったから、体重は増えはしなかったけど、減りもしなかったのね。筋肉はついたんだけど、結局厚い脂肪に邪魔されて、あんまり見た目でよく分からなかったし。その内足壊して、ジョギングが出来なくなって、ジョギング習慣もストップ。元から走るの嫌いだったし、正直いい口実が出来たって思ってた。それで案の定、筋肉は落ちて体はブヨンブヨン。頑張って運動続けてたけど、体重は変動せず。そして過食衝動も相変わらず。
それが最近、家にいることが多くなって、食べ物にアクセスするのが簡単になったのね。誰にも見られてないから、甘いものも買い放題、食べ放題、チューイングし放題。頭では「駄目だって」って思ってるんだけど、一度何か口にしたら、もう何も考えないであれこれ食べまくってる。無意識って訳じゃないんだけど、無我の境地に入ってる感じ。食べてても嬉しいとか美味しいとか思ってないから、無表情だし。
ドカ食いしてる時って、食べ方が上品じゃないのよね。入れ物から直食いとか、立ちながら食べるとか。畜生だってもうちょっとマシな食べ方するよってぐらい。その姿が醜くて、我慢できない自分が情けなくて、増える体重も弛んだお腹も、痩せてる他人を僻む歪んだ心も何もかもが嫌い。
人前ではそんな食べ方絶対しないし、誰にもこんなことしてるなんて言ってない。だから「あの子太ったわね」って思われてるだろうけど、「あの子やばくない?」ってバレてはない。このままじゃ結婚どころか、彼氏だって出来やしねー。誰にも言えないから、吐き出したかった。もちろんもっと酷い症状に悩まされている人がたくさんいるのは知ってるし、私はまだまだ恵まれてる方だってのも知ってる。だけど私も私なりに苦しい。けどこれで誰かを不快にさせてしまったら、申し訳ない。