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はてなキーワード: 憂鬱とは

2021-03-28

月曜日は怖くない

毎月コンスタントに100時間前後時間外労働なんですが。

年俸なので時間概念本質的にはない)

日曜のサザエさん時間になると、あぁ明日からまた仕事が始まる・・・という

サザエさんシンドロームになる人は一定数いるんだろうが、自分からすれば土曜日のほうが怖い。

あぁ、土曜はメールを処理せずに休んでしまった、日曜の明日メール処理して資料書いて

月曜に備えないとまずい、ってなるんだ。

一週間で一番心地よいのは土曜の午前中、ゆるく置き出したとき

そして一番憂鬱なのは土曜の20時位、酒飲みながら仕事の事を考えて憂鬱になる。

メンタルは割と強い方だけど、体が危険信号を出してるみたいだ。

下痢頭痛胃痛ビッグウェーブアラフォーIT業なんてこんなもんだ。

明日初めてアイドルコンサートに行く。

去年はまったばかりでコールに自信がなかったが、今は「声出し禁止、着席での観覧」というルールが出来た為、静かに見ているだけなら大丈夫!と思って申し込んだ。

しか今日も同じアイドルコンサートがあったので、他の人のレポなどを見て回っていたら

「久しぶりだったけど振りつけ覚えてた!」「隣の女の子振りコピしてた!」という意見を見つけてしまった。

文の感じから読み取ると曲に合わせてペンライトを振る…と言うことではなく

それはもうアイドルと同じ振付を一緒に踊る、と言うことだろう。

全然かに観てないじゃん。

それルール違反じゃないのだろうか?セーフなの?

隣の人がもし踊る人だったらどうしよう。

全く集中できない気がする。

なぜわざわざ席数を減らし、声出し禁止、着席のみ、と言うルールでやっているのか、理解できてないのだろうか。

汗が散ったらどうするつもりだ。

そしてなにより視界の邪魔だ。

よくマサイ族は邪魔だ、と言う意見を目にしていたが、振りコピはあまり邪魔という意見は見てないので

踊る側もほとんどの人は隣に気を遣いながら踊っているのだと思いたい。

いやでも正直なんで踊るのか理解できない。

踊りたいだけなら家で踊ればいい。見て欲しければYouTubeに上げればいい。

なぜわざわざ着席にもかかわらずアイドルコンサート中に踊るのだ。

個人勝手とはいえ、せめてコロナが収まり通常に戻るまで我慢できないのか。

ジャンプコロナが始まる前から禁止になったらしいが、振りコピ禁止にならないかな。

行く前に少し憂鬱になってしまった。

どうか明日は目の前のアイドル達に集中できますように。

2021-03-27

丸一日パズルゲームなどに没頭しても後悔しない人生を送りたかった

いや、丸一日パズルゲームやろうと思えばできるよ?

でもさ、やったあとでめちゃめちゃ後悔しちゃうし、なんならやってる間から後悔始まってるじゃん?

 

「あー、貴重な休みを一日中ゲームしてしまった。」

「本当は掃除洗濯やらなくちゃいけなかったのに」

風呂ももう入る時間ないなぁ、汚いなー。歯も磨いてないなー」

明日から仕事憂鬱だなー。こんなことで時間潰してよかったのかな。もっと勉強した方がよかったよなぁ」

「ろくに料理もせずその辺にあるパンとかお菓子食っちゃったけど、不健康だよなぁ。ダメだよなぁ。」

毎日運動しようと決めたのに、できなかったなー。また不健康なっちゃったな。」

ツイッターのTL終えなかったなー。なんかまた揉めてるけどなんの話題かよくわからんなぁ」

もっと有意義休日の過ごし方あったよなぁ。人生こんなんでいいのかなー」

「あー、あっちのゲームログインボーナスあるから起動しておきたいし、そっちのゲームデイリーチャレンジだけやっておいたほうがいいかな」

 

などなど、

こんなことを一切考えずに粛々とパズルゲームなどに没頭したい人生だった。

大人になるともう駄目だね。

2021-03-26

企業アカの「中の人」の二代目が居た堪れない

会社知名度高くなかったのに上手くいってる企業アカウントって

担当社員がすっかり名物化している事が多い気がしている(個人的体感)

投稿する度に大量のリプや大喜利に溢れていて

異動が報告されたら物凄く沢山のファンからしまれて

最後の日には本人やファンから沢山のお別れのメッセージに溢れていたりする。

(勿論この手の馴れ合いにはデメリットもあるし、淡々情報発信する企業アカウントにはまた別の良さはある。)

表題についてだけど、担当者変更によってリプライRTいいね

露骨フォロワー達の熱量の差が見えるのがなんか心にくる。

新しくやってきた二代目中の人

最初は初代と同じくらいの熱量で歓迎されるんだけど

100%前任とは別の人間なわけで。

明らかに雰囲気投稿内容が違っててリプライ露骨に激減したり

逆に上手く前任の趣味趣向を踏襲しようとして空回りしてたり

そういうのを見てるとなんかソワソワして「ああ…」って目を覆いたくなる。

自分SNS企業アカウント実用性の有無で選んでフォローしてるけど

眺めてるだけで「人間味が好きでフォローしてたタイプ」の人々が離れていく感じが手に取るように分かって

なんかつらい。

なんだか自分が友人・恋人に飽きられた瞬間を悟ったみたいな気持ちになる。

見てるだけなのに。

前任SNSがショボかった場合を除いて、二代目でもう一度成功した例ってあるんだろうか。

間も無く3月も終わり異動で新たな二代目達が登場すると思うとなんか憂鬱になった。

多分「じゃあフォロー解除すれば」とか飛んでくるんだろうけどそんな事は分かっている。二代目大変だなって言う話。

2021-03-25

 異動の内示が出た。三年いた企画部門からイベント系の部門へ。今の職場は夜は遅いし(アベレージ22時退社)、守備範囲は広いし上司忖度しなきゃだし、課内で唯一の女だから自分業務以外にも身綺麗にして役員秘書やったり備品管理したり冷蔵庫掃除したり色々やらなきゃいけなかった。

 それに比べれば新しい職場残業はないし休みも取れるし働きやすいらしい。女性も多くて女性が働きやす職場だと思うよ!と既に在籍している同期の女子がにこにこしている。なるほど、そりゃあいい。

 だというのに、憂鬱で仕方ない。私のいいところは、男性並に残業してもピンピンしてるのに、女性らしさがあるところだとかつて上司に言われたことがある。聞いた瞬間はおいおいこのご時世に?と目の前が真っ暗になる心地だったが、いつのまにかそれがアイデンティティになっていた。若くて可愛いのに、根性があってぐいぐい仕事をする、みたいに評されるのが、いつのまにか嬉しくなっていた。

 男の中にいるか評価されていたものが、女の中にいくと評価されないかもしれないと思うと怖くて仕方ない。女社会では少なくとも、残業が長くできるとか仕事をたくさん抱えられるとかは褒められるポイントではない気がする。物おじせずに総会でプレゼンできることも、コンサルとやり合えることより、いつもニコニコしていて家庭的で、夫や子供のお弁当毎日作ってます!みたいなのが評価されるとしたら?

 内示は間違いだった、まだ今の職場にいなさいって言われないかなと毎日思ってしまう。自分のことを女性的でジェンダーなんかにも興味があると思っていたから、自分がこんなに男性性を内面化しているとは思わなかった。でも、理性とは別の場所で怖くて仕方ない。

ウマ娘気持ち悪い

巷で流行ってるウマ娘にどうしても気持ち悪さを感じるんだけど楽しんでる人に水をさすのもあれだし、でも言いたいし、みんながどう思ってるのか聞きたいのでつらつら書く。

 

 

ウマ娘面白いよね!

たぶんめっちゃ競馬好きな人が書いてるんだなってわかるキャラクター面白い

実在の馬を背景にしてて、かつフィクション映えするようにキャラクター造形してるし、関係性まで含めて作り込んであってすごい。

これはサイゲのいいとこなんだけど、ちゃんキャラバックボーンがあるのがわかるからウマ娘名鑑見てるだけでも楽しいし、ロード中に出てくる「実は~~~」ってやつだけでもキャラ解像度深まるのでめちゃくちゃセンスあるなって思う。

おかしいだけだと思ってたゴルシが「アタシと出会えてお前の人生面白くなっただろ?」って言ってるの惚れそうになった。

エロ禁止になったおかげで本当にそのキャラが好きな作家解釈二次創作が見られるし、そこはほんと良かったと思う。

 

 

 

競走馬アイドルって掛け合わせ、プロダクトとして一貫してなくない?

個別のものをくっつけただけっていうか、アイドル要素どう考えても後付けでしょ…(というかこれのせいで調整難航したでしょ)

ここがとにかく気になるので以下箇条書きでいきます

 

 

・「歌って踊る可愛い女の子たち」以上の意図がないステレオタイプアイドル描写

 →これってオタクに媚びるためだけに存在してる要素だよね。

  二人三脚で頑張ってきたウマ娘をついに優勝させてあげられて、そんで見せられるのがステージオタクに媚びる担当の姿ってどんな拷問だよ。

 

・(マネタイズのための)アイドル要素でキャラ個性を上書きされてる

 →いっぱいいるウマ娘の中にアイドルになりたい子が何人かいるってんならわかる。でも歌って踊るのが好きな子ばっかりじゃないだろ、むしろそういうの嫌いな子もいるでしょ。

  そういうのガン無視カメラに向かってポーズ取ってるキャラ見ると「あ~作り物なんだな」って冷めた気持ちなっちゃう。

 

アイドル服、ダサくない?

 →単純にダサい服が多すぎるのも取ってつけた感が……。シャニマス見習って。

  アイドル要素がなければもっと見た目にも自由度あったはずだよね。服ってそのキャラアイデンティティが一番反映される部分じゃないのかと。

  ヒラッヒラした空気抵抗とんでもなさそうな衣装で速さを競うレースしてるちぐはぐさがどうも…。(ハルウララの服に関してだけはアイデンティティ一貫してていいと思います!)

  胸元開いた短いスカートで走ってレース後にうまぴょいうまぴょい歌ってんの、地下アイドル番組運動会企画みたいで「きみたち本当に真剣にやってんの?」って思っちゃう

 

・曲にハマれない

 →好みもあるんでなんともだけど、キャラが歌ってるんじゃなくて「声優が歌ってる合唱曲」なので感情移入ができない。

  分かる人にはわかる感覚だと思うんだけど声優キャラクターの体で出てくる(かつその言動公式設定かのように扱われる)のが本当に受け入れられないので、そのうちライブとかやるんだろうなと思うと憂鬱です。

 

ただまあマネタイズって大変だし、開発の承認取るために金になりますアピールする要素必要なのはわかります

まりやるならやるでもっとうまくマッシュアップしてほしい、せっかくのキャラクターが作り物になってくのすごい悲しいよ俺は。

 

 

 

ついでなので

 

ゲーム性ある?これ?

マスクデータ探ってる段階だけど、これ解析されて育成の最適解が出たら最終的には課金で重ねたサポートつけて、決まった手順でいい因子とステータス引けるまで周回する作業になると思うんだけど

これリセマラしてんのと大差なくない?

しかも行き着く先が対人というのが……不毛………。

 

 

サイコロの合計値が大きい方の勝ち!

 

ただし何回振り直してもいいし、金を払えば10面、20サイコロも使えますよ!

 

 

ゲームか?これ?

2021-03-23

仕事したくねえ

まだあと30年以上はこの仕事しなきゃいけないと思うと憂鬱すぎる

一生続くなら毎日同じことをしているだけで良い仕事転職したいけどそういう仕事はすぐ無くなりそうで怖いわ

2021-03-22

孤独

当時私は二十五歳の青年で、丸まるの内うちのあるビルディングオフィスを持つ貿易商合資会社S・K商会のクラークを勤めていた。実際は、僅わずかばかりの月給なぞ殆ほとんど私自身のお小遣こづかいになってしまうのだが、と云ってW実業学校を出た私を、それ以上の学校へ上げてくれる程、私の家は豊ゆたかではなかったのだ。

 二十一から勤め出して、私はその春で丸四年勤続した訳であった。受持ちの仕事会計の帳簿の一部分で、朝から夕方まで、パチパチ算盤そろばんだまをはじいていればよいのであったが、実業学校なんかやった癖に、小説や絵や芝居や活動写真がひどく好きで、一いっぱし芸術が分る積つもりでいた私は、機械みたいなこの勤務を、外ほかの店員達よりも一層いやに思っていたことは事実であった。同僚達は、夜よな夜なカフェ廻りをやったり、ダンス場へ通かよったり、そうでないのは暇ひまさえあればスポーツの話ばかりしていると云った派手はでで勇敢で現実的な人々が大部分であったから、空想好きで内気者うちきものの私には、四年もいたのだけれど、本当の友達は一人もないと云ってよかった。それが一際ひときわ私のオフィス勤めを味気あじきないものにしたのだった。

 ところが、その半年ばかり前からというものは、私は朝々の出勤を、今迄いままで程はいやに思わぬ様になっていた。と云うのは、その頃十八歳の木崎初代が初めて、見習みならいタイピストとしてS・K商会の人となったかである木崎初代は、私が生れるときから胸に描いていた様な女であった。色は憂鬱ゆううつな白さで、と云って不健康な感じではなく、身体からだは鯨骨くじらぼねの様にしなやかで弾力に富み、と云ってアラビヤ馬みたいに勇壮うそうなのではなく、女にしては高く白い額に左右不揃いな眉まゆが不可思議な魅力をたたえ、切れの長い一ひとかわ目に微妙な謎を宿し、高からぬ鼻と薄過ぎぬ唇が、小さい顎あごを持った、しまった頬ほおの上に浮彫うきぼりされ、鼻と上唇の間が人並ひとなみよりは狭くて、その上唇が上方にややめくれ上った形をしていると、細かに書いてしまうと、一向初代らしい感じがしないのだが、彼女は大体その様に、一般美人の標準にはずれた、その代りには私丈けには此上このうえもない魅力を感じさせる種類の女性であった。

 内気者の私は、ふと機会を失って、半年もの間、彼女言葉も交わさず、朝顔を見合わせても目礼さえしない間柄であった。(社員の多いこのオフィスでは、仕事共通ものや、特別に親しい者の外は、朝の挨拶などもしない様な習わしであった)それが、どういう魔(?)がさしたものか、ある日、私はふと彼女に声をかけたのである。後になって考えて見ると、この事が、いや私の勤めているオフィス彼女入社して来たことすらが、誠に不思議めぐり合せであった。彼女と私との間に醸かもされた恋のことを云うのではない。それよりも、その時彼女に声をかけたばっかりに、後に私を、この物語に記しるす様な、世にも恐ろしい出来事に導いた運命について云うのである

 その時木崎初代は、自分で結ゆったらしい、オールバックまがいの、恰好かっこうのいい頭を、タイプライターの上にうつむけて、藤色セル仕事着の背中を、やや猫背にして、何か熱心にキイを叩たたいていた。

HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI ……

 見ると、レタペーパの上には、樋口ひぐちと読むのであろう、誰かの姓らしいものが、模様みたいにベッタリと並んでいた。

 私は「木崎さん、御熱心ですね」とか何とか云うつもりであったのだ。それが、内気者の常として、私はうろたえてしまって、愚かにも可成かなり頓狂とんきょうな声で、

樋口さん」

 と呼んでしまった。すると、響ひびきに応じる様に、木崎初代は私の方をふり向いて、

「なあに?」

 と至極しごく落ちついて、だが、まるで小学生みたいなあどけない調子で答えたのである彼女樋口と呼ばれて少しも疑う所がないのだ。私は再びうろたえてしまった。木崎というのは私の飛とんでもない思違おもいちがいだったのかしら。彼女彼女自身の姓を叩いていたに過ぎないのかしら。この疑問は少しの間私に羞恥しゅうちを忘れさせ私は思わず長い言葉を喋しゃべった。

あなた樋口さんて云うの? 僕は木崎さんだとばかり思っていた」

 すると、彼女も亦またハッとした様に、目のふちを薄赤くして、云うのである

「マア、あたしうっかりして。……木崎ですのよ」

「じゃあ、樋口っていうのは?」

 あなたのラヴ? と云いかけて、びっくりして口をつぐんだ。

「何なんでもないのよ。……」

 そして木崎初代は慌あわてて、レタペーパを器械からとりはずし、片手で、もみくちゃにするのであった。

 私はなぜこんなつまらない会話を記したかというに、それには理由があるのだ。この会話が私達の間にもっと深い関係を作るきっかけを為なしたという意味ばかりではない。彼女が叩いていた「樋口」という姓には、又彼女樋口と呼ばれて何の躊躇ちゅうちょもなく返事をした事実には、実はこの物語根本こんぽんに関する大きな意味が含まれていたかである

 この書物かきものは、恋物語を書くのが主眼でもなく、そんなことで暇どるには、余りに書くべき事柄が多いので、それからの、私と木崎初代との恋愛の進行については、ごくかいつまんで記すに止とどめるが、この偶然の会話を取交とりかわして以来、どちらが待ち合わせるともなく、私達はちょくちょく帰りが一緒になる様になった。そして、エレベーターの中と、ビルディングから電車停留所までと、電車にのってから彼女巣鴨すがもの方へ、私は早稲田わせだの方へ、その乗換場所までの、僅わずかの間を、私達は一日中の最も楽しい時間とする様になった。間もなく、私達は段々大胆になって行った。帰宅を少しおくらせて、事務所に近い日比谷ひびや公園に立寄り片隅かたすみのベンチに、短い語らいの時間を作ることもあった。又、小川町おがわまちの乗換場で降りて、その辺のみすぼらしいカフェに這入はいり、一杯ずつお茶を命じる様なこともあった。だが、うぶな私達は、非常な勇気を出して、ある場末ばすえのホテルへ這入って行くまでには、殆ど半年もかかった程であった。

 私が淋さびしがっていた様に、木崎初代も淋しがっていたのだ。お互たがいに勇敢なる現代人ではなかったのだ。そして、彼女容姿が私の生れた時から胸に描いていたものであった様に、嬉しいことには、私の容姿も亦また彼女が生れた時から恋する所のものであったのだ。変なことを云う様だけれど、容貌については、私は以前からややたのむ所があった。諸戸道雄もろとみちおというのは矢張やはりこの物語重要な役目を演ずる一人物であって、彼は医科大学卒業して、そこの研究室である奇妙な実験従事している男であったが、その諸戸道雄が、彼は医学生であり、私は実業学校の生徒であった頃から、この私に対して、可成かなり真剣な同性の恋愛を感じているらしいのである

 彼は私の知る限りに於おいて、肉体的にも精神的にも、最も高貴ノーブルな感じの美青年であり、私の方では決して彼に妙な愛着を感じている訳ではないけれど、彼の気難しい撰択に適かなったかと思うと、少くとも私は私の外形について聊いささかの自信を持ち得うる様に感じることもあったのである。だが、私と諸戸との関係については、後に屡々しばしば述べる機会があるであろう。

 それは兎とも角かく、木崎初代との、あの場末ホテルに於おいての最初の夜は、今も猶なお私の忘れ兼かねる所のものであった。それはどこかのカフェで、その時私達はかけおち者の様な、いやに涙っぽく、やけな気持ちになっていたのだが、私は口馴れぬウィスキイをグラスに三つも重ねるし、初代も甘いカクテルを二杯ばかりもやって、二人共真赤まっかになって、やや正気を失った形で、それ故ゆえ、大した羞恥を感じることもなく、そのホテルカウンタアの前に立つことが出来たのであった。私達は巾はばの広いベッドを置いた、壁紙にしみのある様な、いやに陰気な部屋に通された。ボーイが一隅の卓テーブルの上に、ドアの鍵と渋茶しぶちゃとを置いて、黙って出て行った時、私達は突然非常な驚きの目を見交わした。初代は見かけの弱々しい割には、心しんにしっかりした所のある娘であったが、それでも、酔よいのさめた様な青ざめた顔をして、ワナワナと唇の色をなくしていた。

「君、怖いの?」

 私は私自身の恐怖をまぎらす為に、そんなことを囁ささやいた。彼女は黙って、目をつぶる様にして、見えぬ程に首を左右に動かした。だが云うまでもなく、彼女も怖がっているのだった。

 それは誠に変てこな、気拙きまずい場合であった。二人とも、まさかこんな風になろうとは予期していなかった。もっとさりげなく、世の大人達の様に、最初の夜を楽しむことが出来るものと信じていた。それが、その時の私達には、ベッドの上に横になる勇気さえなかったのだ。着物を脱いで、肌を露あらわすことなど思いも及ばなかった。一口に言えば、私達は非常な焦慮しょうりょを感じながら、已すでに度々たびたび交わしていた唇をさえ交わすことなく、無論その外の何事をもしないで、ベッドの上に並んで腰をかけて、気拙さをごまかす為に、ぎこちなく両足をブラブラさせながら、殆ど時間もの間、黙っていたのである

「ね、話しましょうよ。私何だか小さかった時分のことが話して見たくなったのよ」

 彼女が低い透き通った声でこんなことを云った時、私は已すでに肉体的な激しい焦慮を通り越して、却かえって、妙にすがすがしい気持になっていた。

「アア、それがいい」私はよい所へ気がついたと云う意味で答えた。

「話して下さい。君の身の上話を」

 彼女身体を楽な姿勢しせいにして、すみ切った細い声で、彼女の幼少の頃からの、不思議な思出おもいでを物語るのであった。私はじっと耳をすまして、長い間、殆ど身動きもせずそれに聞き入っていた。彼女の声は半なかば子守歌の様に、私の耳を楽しませたのである

 私は、それまでにも又それから以後にも、彼女の身の上話は、切れ切れに、度々たびたび耳にしたのであったが、この時程感銘かんめい深くそれを聞いたことはない。今でも、その折の彼女の一語一語を、まざまざと思い浮うかべることが出来る程である。だが、ここには、この物語の為には、彼女の身の上話を悉ことごとくは記す必要がない。私はその内から、後にこの話に関係を生じるであろう部分丈けを極ごく簡単に書きとめて置けばよい訳である

「いつかもお話した様に、私はどこで生れた誰の子なのかも分らないのよ。今のお母さん――あなたはまだ逢わないけれど、私はそのお母さんと二人暮ぐらしで、お母さんの為にこうして働いている訳なの――その私のお母さんが云うのです。初代や、お前は私達夫婦が若かった時分、大阪川口かわぐちという船着場ふなつきばで、拾って来て、たんせいをして育て上げた子なのだよ。お前は汽船待合所の、薄暗い片隅に、手に小さな風呂敷包ふろしきづつみを持って、めそめそと泣いていたっけ。あとで、風呂敷包みを開けて見ると、中から多分お前の先祖のであろう、一冊の系図書けいずがきと、一枚の書かきつけとが出て来て、その書きつけで初代というお前の名も、その時丁度ちょうどお前が三つであったことも分ったのだよ。でもね、私達には子供がなかったので、神様から授さずかった本当の娘だと思って、警察手続てつづきもすませ、立派にお前を貰もらって来て、私達はたんせいをこらしたのさ。だからね、お前も水臭い考えを起したりなんぞしないで、私を――お父さんも死んでしまって、一人ぼっちなんだから――本当のお母さんだと思っていておくれよ。とね。でも、私それを聞いても、何だかお伽噺とぎばなしでも聞かせて貰っている様で、夢の様で、本当は悲しくもなんともなかったのですけれど、それが、妙なのよ。涙が止めどもなく流れて仕様がなかったの」

 彼女の育ての父親が在世ざいせいの頃、その系図書きを色々調べて、随分本当の親達を尋たずね出そうと骨折ったのだ。けれど系図書きに破けた所があって、ただ先祖名前や号やおくり名が羅列られつしてあるばかりで、そんなものが残っている所を見れば相当の武士さむらいの家柄には相違ないのだが、その人達の属した藩はんなり、住居なりの記載が一つもないので、どうすることも出来なかったのである

「三つにもなっていて、私馬鹿ですわねえ。両親の顔をまるで覚えていないのよ。そして、人混みの中で置き去りにされてしまうなんて。でもね。二つ丈け、私、今でもこう目をつむると、闇の中へ綺麗きれいに浮き出して見える程、ハッキリ覚えていることがありますわ。その一つは、私がどこかの浜辺の芝生の様な所で、暖かい日に照らされて、可愛い赤あかさんと遊んでいる景色なの。それは可愛い赤さんで、私は姉ねえさまぶって、その子のお守もりをしていたのかもしれませんわ。下の方には海の色が真青に見えていて、そのずっと向うに、紫色に煙けむって、丁度牛の臥ねた形で、どこかの陸おかが見えるのです。私、時々思うことがありますわ。この赤さんは、私の実の弟か妹で、その子は私みたいに置去りにされないで、今でもどこかに両親と一緒に仕合せに暮しているのではないかと。そんなことを考えると、私何だか胸をしめつけられる様に、懐しい悲しい気持になって来ますのよ」

 彼女は遠い所を見つめて、独言ひとりごとの様に云うのである。そして、もう一つの彼女の幼い時の記憶と云うのは、

「岩ばかりで出来た様な、小山があって、その中腹から眺めた景色なのよ。少し隔へだたった所に、誰かの大きなお邸やしきがあって、万里ばんりの長城ちょうじょうみたいにいかめしい土塀どべいや、母屋おもやの大鳥おおとりの羽根を拡ひろげた様に見える立派な屋根や、その横手にある白い大きな土蔵なんかが、日に照てらされて、クッキリと見えているの。そして、それっ切りで、外ほかに家らしいものは一軒もなく、そのお邸の向うの方には、やっぱり青々とした海が見えているし、その又向うには、やっぱり牛の臥た様な陸地がもやにかすんで、横よこたわっているのよ。きっと何ですわ。私が赤さんと遊んでいた所と、同じ土地景色なのね。私、幾度その同じ場所を夢に見たでしょう。夢の中で、アア又あすこへ行くんだなと思って、歩いていると、きっとその岩山の所へ出るに極きまっていますわ。私、日本中を隅々まで残らず歩き廻って見たら、きっとこの夢の中の景色と寸分違わぬ土地があるに違いないと思いますわ。そしてその土地こそ私の懐しい生れ故郷なのよ」

ちょっとちょっと」私はその時、初代の話をとめて云った。「僕、まずいけれど、そこの君の夢に出て来る景色は、何だか絵になり相そうだな。書いて見ようか」

「そう、じゃあもっと詳しく話しましょうか」

 そこで、私は机の上の籠かごに入れてあったホテルの用箋ようせんを取出して、備そなえつけのペンで、彼女が岩山から見たという海岸景色を描いた。その絵が丁度手元に残っていたので、版にしてここに掲かかげて置くが、この即席そくせきのいたずら書きが、後に私にとって甚だ重要な役目をつとめてくれ様などとは、無論その時には想像もしていなかったのである

「マア、不思議ねえ。その通りですのよ。その通りですのよ」

 初代は出来上った私の絵を見て、喜ばしげに叫んだ。

「これ、僕貰もらって置いてもいいでしょう」

 私は、恋人の夢を抱いだく気持で、その紙を小さく畳たたみ、上衣うわぎの内ポケットしまいながら云った。

 初代は、それから又、彼女物心ついてからの、様々の悲しみ喜びについて、尽きぬ思出を語ったのである。が、それはここに記す要はない。兎とも角かくも、私達はそうして、私達の最初の夜を、美しい夢の様に過すごしてしまったのである。無論私達はホテルに泊りはしないで、夜更よふけに、銘々めいめいの家に帰った。

2021-03-21

先日の失敗もあり、ここ数日は本当に憂鬱

一応食事は取るようにしてるが、あまり美味しいと思えないし量も食べれない

この状況を改善するためにまず何からすべきだろう

2021-03-20

相棒season19

今回の相棒は、あまりにも酷い出来だったがそれなりの視聴率だった。

やっぱり根強い人気は健在だった感じ、今回視聴していて感じたのは、出雲麗音は要らなかった。

seasonも居ると思うと憂鬱である

2021-03-19

俺の電気通信大学大学院(都内理系)卒業までの6年間

こんにちは

突然だが俺はもうすぐ電気通信大学大学院卒業する

そこで卒業にあたって、情報共有と備忘録目的に6年間の系譜をここに記そうと思う

高校生

プログラミングに興味を持つ

埼玉偏差値60ぐらいの高校に通っていた

ゲームが大好きで当時は家に帰ると深夜3時までネットゲーム寝不足で授業爆睡という感じだった

ゲーム作りたいという意識が芽生えて見様見真似でプログラミングを始め、理系志望になった

関東国立理系情報は限られる

理系志望になって気づいたのは私立学費が高いということ

から埼玉の家から通える国立に行けといわれ、不幸にも電通大に進学を決めてしま

灰色大学生活が幕を開けた

電通大1年】

最初から陰キャに厳しい電通大

最初から新入生合宿があって北関東に知らない奴らとバス旅行した

これで友達ができるかと思ったが、なんと陽キャグループとそれ以外が自然と分かれる

俺は自然陰キャ側へ、しか守備範囲バラバラオタクトークが盛り上がることはなかった

旅館では陰キャは全員すぐ寝る、陽キャは深夜まで大騒ぎ

これがオタク大と言われた電通大現実なのかと戦慄した

・授業も陰キャに厳しい電通大

授業が始まるとクラス分けされた高校みたいな日々が始まった

1年はだいたい全員同じ授業で履修の自由度は皆無だった

既に教室には合宿形成されたコミュニティに別れている

陽キャの固まりが1つ、やや陽キャの固まりが2つ

散り散りになった陰キャ達に居場所はないし、後から仲間に入れてとも言えない雰囲気だった

大学生活終わったと思った

・助け合わないと生き残れない

意外と授業は簡単過去問大学が公開するなどぼっちに優しかった

時間割高校に比べるとスカスカで暇すぎて時間を持て余していた

もう精神さえ保てば大学ぼっちでもいいかなと思い始めたところで

体育と実験が始まった

[体育]

電通大には体育がある(必修)

中学の「はいペア組んで〜」が大学でも発生するとは思わなかった

やめろ

[実験]

1年は週に3時間ぐらいの実験があった

2人1組でペアを組む

ペアを組まなくてもいいが実験効率は半分になる

協力が大事

やめろ

そういうわけでいくら勉強がどうにかなっても知り合いを増やさないと精神が摩耗するのは明らかだった

俺は早急に単独行動者に声掛けを行ってなんとか生きるための知り合いグループを作った

無慈悲な別れ

なんとか1年間過ごしてみたが

当時の電通大は2年からは専攻ごとにクラスが分かれた

頑張って繋いだ薄い人間関係は専攻分けでズタズタに寸断された

電通大2年】

・慣れた

開始直後に生きるための知り合いグループを作った

このタイミンググループに入る重要性は去年痛いほど学んでいた

授業は相変わらず楽だが、面白くもなかった

内容としてはプログラミングを少しやるかぐらいで基本的には数学勉強が続いた

サークル重要

2年からだがサークルに入ってみたところ利害関係のない友達ができた

飲み会というものに生まれて初めて参加した

精神的な安定感や大学への通学欲が増したのは確かで人間関係重要性を再認識した

電通大3年】

・楽しくなってきた

3年になると勉強が専門寄りになってきて一気に面白くなった

そうだよこれを待ってたんだよ俺は

人間関係も2年生で培ったものを引き継いで安定した

時間を持て余してゲーセンに通っていた

研究室配属

4年生から研究をやるために研究室に分かれる

他の大学理系もだいたい同じだと思う

電通大では3年生のうちに学生が行きたい研究室希望を出し、成績と面接教授から選ばれる

俺の研究室選びは就職先を何より重要視した

有名企業に行くために大学に通っているんだから就職の悪い研究室なんて行きたくない

ずうずうしく質問して回り徹底的にサーチした

分かったことは研究が強い研究室就職も強いということ

就職先は研究室次第でかなり偏りがあると感じた

最後学生生活

研究室配属が希望通り決まるとまともな学生生活はこれで終わりなんだと実感した

研究室には春休み夏休みもないと聞いていた

大学院に進むことは決めていたか就活はしなかった

電通大4年】

研究室生活

研究室に配属が決まると

大学生活は研究室生活になった

毎日研究室に行き、自席でプログラミングする毎日が始まる

興味のあることでもずっとやるのは気が滅入るなと思った

・何かに追われている

研究室は1週間に1回、進捗報告があった

しか研究はどれだけ頑張っても成果が出ないことがあった

大学でも家でも研究成果を出さないといけないという気持ちになり

報告までに研究成果が出ないと憂鬱気持ちになった

院試に落ちる不安

俺は大学院に進む前提で将来を考えていたため3年生で就活をしていない

院試に落ちたらどうしようと思った

結果的には2月から早めに勉強していたのが功を奏し、危なげなく院試合格した

・とはいっても楽しい

研究室自分の席があるというのがまず楽しかった

研究さえすれば研究室マンガを読んでも怒られない

夏冬もエアコンつけ放題で、電気代的に家にいるより良かった

同期と切磋琢磨するのもエキサイティング

電通大大学院1年】

・何も変わらない

大学院に進むと授業がほぼない

ただ研究をやるという日々が変わることはなかった

自分との戦いになってきた

学会で発表

自分研究海外学会で発表した

ポスターを壁に貼って近づいてきた人に英語説明する

そんなの無理に決まってると思っていたが

俺の英語が下手だとわかると英語話者も優しい英語で話してくれた

海外に行ったのは初めてで、渡航費は研究室持ちだから興奮した

就活がある

から就活を始めた

インターンに行くと宮廷早慶の多さに驚いた

電通大一般知名度が低い

大学名を言うのが若干恥ずかしかった

でもだいたい知ってくれていて良かった

インターンからの早期選考内定は冬には出た

第一志望だったので満足

電通大大学院2年】

・何も変わらない…だがコロナ

去年と変わらないがコロナ学会が中止、延期、オンライン

研究海外に沢山行くという夢が絶たれた

・そして卒業

とくに何も起きずに卒業を迎えた

【総括】

Q. 電通大で良かったのか

A. 分からない

3年生から先の勉強は楽しかった

就活成功といっていいはずだ

後半は貴重な友人もできた

しか自業自得でもあるが、一般大学生のような学生生活は送ってこなかった

まれ変わったら文系に進んでもっと別の大学生活を送ってみたいとも思う

Q. 大学生活のターニングポイント

A. 研究室選び

研究室選びは就職先に直結すると思った

教育してくれる度合いも研究室ごとにバラバラ

得られる経験も機会も研究室によってバラバラ

研究室選びに成功するのが何よりも大事だと思った

10年後これを読んで笑っていられる自分がいることを願いたい

それからたまたま見かけた誰かの参考にもなれば嬉しい

2021-03-14

anond:20210311231824

年中か年長の頃、スカートめくって興奮してた記憶がある

保育所でのまともな記憶なんてそれくらいしかない

間違いなくドラえもんの影響だ のび太変態うつった

思い出すと憂鬱になる嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

2021-03-13

憂鬱な土日が始まってしまった。

平日は仕事に没頭することで何とか誤魔化しているのだけれど、

休日の土日になると特に趣味もない僕にとっては時間があることが地獄になる。

 

うん、振られたんた、先々週の木曜日に。

あー何が悪かったんだろう。

全部ブロックされてしまって何もわからない。

ひたすら苦しい。

精神科に行ったら何とかしてくれるんだろうか。

つらい。

2021-03-12

anond:20210312151422

経産婦になると子宮口広がって生理軽くなる人もいるらしいから、それに期待。

閉経は閉経で更年期障害かいう別の苦行が始まるから憂鬱や…。

2021-03-11

期末がヤバイ

アニメを見る度に憂鬱な期末を思い出す。

2021-03-09

同じ種でペット商業動物があるやつ

例えばミニブタとかだが

同じ動物なのに、なんでここまで扱いに差があるんだろうって

憂鬱気持ちになってしま

逆に考えると全家畜ペット品種を作って流行させればヴィーガンの念願は叶う?

2021-03-08

体力がなさすぎて、生きるのが辛くなってきた。

ワークアウトアプリの指示に従って運動をしてみるのだけど、どれもハードに追い込むメニューばかりで、

2,3日やるとめちゃくちゃ憂鬱な気分になり死にたくなる。

憂鬱な気分がなるのが嫌で、運動セーブしてしまう。

日課的に30分程度のウォーキングはしているのだけど、体力が落ちてメンタルも弱ってきている。

YouTubeや本は大体、ハードに追い込む系ばかりだ。

体力がない人向けの、でも徐々に体力がついていくトレーニング方法が知りたい。

2021-03-06

生理用品が高くて買えない学生さん

生理用品が高くてトイペキッチンペーパーで代用している貧乏学生さんがいるという記事を読んだので書く。

いかナプキンの代わりになるのは紙ではない、布だ!

ということを言いたいので書く。

あくま経済的理由市販生理用品が買えない!って人に向けてだから布ナプ厨(たまにいる)とか衛生厨は静かにしていていただけるとありがたい。

というわけで布ナプキンという言葉すら知らなかった人はググってみてくれ。

ほんと言葉のまんまで、布でできた生理ナプキンだ。最近は付けやすいのとかかわいいのとかいっぱいあって楽しい

が、今回はこれをおススメしたいわけではない。

ナプキンの代わりになるのは紙ではなく布」

ということだけご理解いただければよい。

・まずは100均タオルを買ってこよう

フェイスタオル?で名前はいいのかな。まぁ自分の気に入ったのでいいと思う。どうせ切るからバスタオルでもお得かもしんない。

・で、それは普通に使え

新品のタオルもったいない。あと新しいのは吸いがわるかったりするから

古くてもう捨ててもいいかなってやつを使え

・ぶった切れ

ハンドタオルくらいのサイズが良いかな。半分に折ったらナプキンサイズになるくらいの。

・使え

あとは設置するだけだ。驚くことに「布」なのでつけている感覚あんまない。これが布ナプの最大の利点だと増田は思っている。

固定してないかトイレの時に落とさないように気を付けろ。

タオルから使用毎に捨てていい。外で捨てるときはその場所ルールにだけは気をつかって欲しいな。

もちろんちゃんとした市販生理用品や布ナプには性能面で劣る。

下着に染みない仕組みはないし、切断面はボソボソになるし。

ただトイペキッチンペーパーよりは各段にマシだから試してみろ、という程度のつもりだ。タオルを消費するので経済的かはわからないしな。

絶望的に憂鬱な日がただの憂鬱な日になりますように。

2021-03-05

今年も憂鬱症者決定戦がやって参ります

さぁ見合って見合って

残ったぁ

筋トレ病みかけている

アホみたいだと自分でも思うのだが

去年くらいからなんとなく家トレを始めた

はじめは腕立て10回くらいしかできなかったが、

少しずつブヨブヨだった多少カラダが引き締まって

回数が増えることに喜びを感じるようになった

しかし多少体が引き締まったあたりからめっきり上達を感じなくなり、

かといって筋トレ自体の苦しさは相変わらずで、だんだん筋トレをすることが憂鬱になってきた

筋トレ効率的なやり方、というのを見ると、どれもギリギリまで筋肉を追い込むことで筋肥大が起きる、と書かれている

苦しいがそこまで追い込まないと意味がない

例えば腕立て伏せは、今でも20回過ぎたあたりからいい加減にやめたくなってくる

でも筋肉ギリギリまで使ってるかというと、まだ余裕はある

から30回までやって、それでも余裕があるときはもう5回、10回と追い込む

ここまでやっても、もう半年ほど体の変化を感じない

いっそやめたいが、やめてまたブヨブヨの体に戻るのも我慢できない

こんなことを繰り返しているうちに、仕事が終わって家に帰るのが憂鬱になってきた

家に帰って休みたいのに、休んでいたら体は太る、筋肉は落ちる

筋トレやれと言われるかもしれないが、これから仕事があるのに限界まで筋肉を追い込もうなんて気に全くなれない

下手に筋トレに手を出したばかりに止めることもできず地獄

2021-03-04

復帰までカウントダウン

2回目の産休育休からの復帰予定。

前回は抜けるときも戻るときも戻れる場所はあった、と、思うような感じ。

今回は抜ける前にコロナもだけど色々あって、職場が潤沢状態

これは…戻る場所がない状態ってやつでは?!実際誰でもできる仕事だし。

あっ、ちゃんと復帰のための話し合いは終了していて、こちらの希望は伝え済み。職場の人はみんないい人。私の望むように全部してくれてマジ感謝。続けられる限り働かせてほしい。

それもだけど、いざ復帰して1人でこども2人回せるのか?

20〜21時までに布団にいれたい。ごはんもお風呂も。買い物も。

夫の手がないこと前提で考えねばならないか不安しょうがない!!!

それから朝起きれる自信がない!こどもと一緒に早寝しても早起きできないのに…笑

案ずるより産むが易し、なのはわかってるけど、考えが止まらなくて気分が悪い。

はぁ〜春だな〜春だな〜春は憂鬱

2021-03-03

出社して会議憂鬱すぎる

人の時間を2時間も奪うならせめて議題くらい共有しといてくれ〜

1対1とかならまあ内緒にしとかなきゃいけない話もあるだろうけど部署全員(といっても5人ですが)集めてなんの事前連絡もなしなんだよ

2021-03-02

バイト日記

 昨日から何か色々面倒くさい催しが行われるせいで、夕方でも容赦なくレジが激混みするのが確定していて、今日の出勤が憂鬱だ。

 どうやら本部は、暦が変わればコロナはどっかに行っちゃうとか楽天的に思っているようだ。こんな時期にわざわざ店内を密にするようなことをしないで欲しい。

 この間、可愛い女子高生アルバイトさんが客から連絡先のメモを渡され、昼勤のパートさんにこわいどうしたらいいんですか? と相談したら、そんなことくらい自分で断れないの? と逆に詰られたという出来事があった。

 前々回のシフト女子高生アルバイトさんと一緒だったので、「相手どんな奴? この時間にも来る?」って聞いたら、とりあえず今のところ夕方四時頃にしか来ないか夕方そいつの襲来の心配はしなくていいらしく、見た目は「とにかく気持ち悪い」のだそうだ。とにかく気持ち悪い。それじゃどんな奴なのかさっぱりわからないけど、とにかく気持ち悪いのか、なるほどな!

 他のバイト人達によればその「とにかく気持ち悪い人」は見た目30歳くらいの、女に話しかけるとか普通にできなさそうな奴、ということで、やっぱりそれじゃあどんな人相なのかまるでわからない上、顔が不細工からというただ一点の為にオヤジ認定されたが実は中学生高校生可能性がなくはなく、なんかソイツのことが一周回って憐れになってくる。

 でもまあ、連絡先を渡す、しか電話番号だけでなく家の住所まで書いて寄越すというのは、やった方的にはフェアなやり方に見えるのかも知れないが、やられるコンビニ店員的にはだいぶドン引き事例だ。ここはスナックではない。コンビニだ。

 二十代の頃、喫茶店バイトをしていたらたまにそういうこともあったけど、まあそんな事もあるのは仕事の一部のようなもんだけど、絶対電話とかしちゃダメだよと店長に言われて、店長の見ている前で連絡先の書かれた紙を丸めゴミ箱に捨てたものだった。そんであとはいつも通りに接客してればいいよってことで、「こういうことはやめてください」と自分で言うのも危ないからしなくてよくて、連絡先を渡される場に丁度店長や先輩がいたら「そういうことは止めてくださいますかね。うちはそういう店じゃないんで」と客に言ってくれたものだ。

 女子高生アルバイトさんにこういう時どうしたらいいのか聞かれたので、答えた。

「そういう場合はサクッと無視で!」

無視イェイ!」

無視イェイ!」

無視イェイ!」

無視イェイ!」

 なんか盛り上がった。

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