はてなキーワード: 幼なじみとは
40過ぎて妊娠したのでもちろん心配だったし、羊水検査もするつもりだったけど、流産の危険性もあるし染色体異常しか分からないしで受けるのをやめた。何より、あの検査は安定期に入ってからじゃないとできなくて、数ヶ月お腹で育てた子供を染色体異常だからといっておろせるとは思えなかった。ちなみに、羊水検査では、療育が最も進んでいるであろうダウン症と、そもそも数年も生きられない13トリソミーだっけ?の染色体異常くらいしかない。
いま3歳で身体は丈夫だけど、発達が遅れていて療育手帳はもらってる。定型だったとしても怪我なり病気なりでこの先どうなるかはわからない。
ただ、生まれて1年くらい経った時点でもう他に替えが効かない存在になり、今後どうなってもこの子しかいないと逆に腹を括れた。「我が子だから頑張ろう」みたいな綺麗事とはちょっと違うんだけどね。他に選択肢がないからこれでやっていくしかないっていう感じ。幼なじみがかなり障害の重い子供の親だけど、同じようなことを言ってた。
いまは療育もかなり充実してるし、親がどうしようもなく疲れてしまったなら、乳児院や児童保護施設がある。どちらも虐待被害児の駆け込み寺のようなイメージがあるけど、親の傷病とかで養育できなくなった時に短期間預けるというのがメインの使われ方。まあ実際預けるのには抵抗あるかもしれないけど。そこまで行く前の支援もいろいろあるよ。一度調べてみると安心できるかもしれない。地元の子育て支援センターとか社会福祉協議会とか、電話したらいろいろ教えてくれると思う。
3年くらい前に、フルバをすすめてきた幼なじみだか女友達だか、書いていた増田さんですねー。
セフレになれて良かったね。
それって男にとってはグレードが上がってるのかな?
女にとっては……。なんか女の価値的には下がってる気がする。
あと早速長いとかおもんないとか増田なコメントくれたやつら好き。このドロドロした感情が日常に戻っていきそうで。ありがとう。
【追記】こっちも書き殴ったのを直した。前の読んでくれた人、悪文でごめんなさい。
続き。
チームの全員が、Cに絶縁宣言をした。一方でCはチームの会計係だったので、連絡が取れないのはマジで困ったので、やむなくVtuberのTwitterアカウントにリプもした。
返事は無かった。リプをミュートされるかなと思ったが、それもなかった。
私はCの幼なじみ(「バーベキューの会」を開いている人)に連絡を取った。その人はイラストの仕事用のアドレスを公開していたのだ。
仕事用のアドレスに、関係ないお願いを送る非礼をお詫びしつつ、自分とCの関係、CがVにのめりこんでサッカーの練習を疎かにし、そのことについてチームでトラブルになっていたこと、サッカーチームと「就職も見据えて大会に出る」と決めていたのに、大会が明後日に迫る中、音信不通になったこと、しかしCは会計係なのでこのままにするのも困っていること、だから安否確認兼ねて連絡をお願いできないか……と書いて送った。
Vtuber活動のことがトラブルになっていることを書いたのは、私の性根が腐っているからなのは認める。Cの幼なじみを責めるつもりは一切ないが、少なくともCがVtuberになってどう過ごしていたかについては、無邪気に良い側面だけ知っている状態にはしておきたくない、と意地悪な心があった。
結果、Cは家で生きていた。
幼なじみさんは真面目でしっかりした人で、安否確認をしてくださった。Cはスマホやパソコンに一切触らず生活していた、と言ったらしい。
そう幼なじみさんから報告メールを貰った数分後、CがVではない自分の個人アカウントで「幼なじみちゃんが家まで来てくれた。ありがとう。心配かけてごめんね。」とツイートした。
CはチームLINEの方には「即ブロックではなく、ここに顔を出すのが、私が皆を友人と思っていた証です」と送ってきた。チームLINEで全員分の既読がついたのだろう、その後Cはこちらをブロックした。
私はどうしようもなく、やるせなさと空しさと、幼なじみさんやVtuber活動を楽しく見れている人達にわずかな嫉妬を覚えた。こんなことなら一緒にサッカーやらなきゃよかったと思った。
サッカーをやろうと言い出してチームを作ったのはそもそも私だった。チームのメンバーだって、私がサッカーチームなんか作らなきゃCと仲良くできていたろうに。
Cが預かっていたお金は翌日、伝えた通りの口座にちゃんと振り込まれていた。
それで大会当日が来たが、大会そのものは、台風が来て中止というオチがついた。チームのメンバーで「大会に台風が来て、結局出れないとか……なんだったんだろうね」と苦笑いした。
Cには、大会前1か月の釘を刺す時に
「例えばこの先、結婚や介護なんかが人生ではやってくる。たぶん。経済状況の違いとかも、それぞれバラバラになると思う。そんな大した理由がなくたって、単に趣味が変わったり、メンタルの調子が悪くなることもある。そんな時に『付き合いで』付き合ってる友達にはなりたくない。それはめちゃくちゃしんどいから。だからできなくても怒ったりしない。理由を伝えてくれるなら」
と、丁寧に伝えた。つもりだった。(※それの返事が「泣いてます」だった)
私は、自分の家族や親せきが、全部『付き合いで』付き合ってる人だ。身内が亡くなって降りた保険金を、身内の出来が悪かった、家の穢れを払わないとと言って、新興宗教に捧げてしまう親戚とか、特定の職業への差別意識があるとか、諸々がヤベー。血縁がないなら絶対関わらない。そんな人達に囲まれて育ったから、趣味の集まりや友達には極力『付き合いで』付き合いたくない。
Cには、そういう個人LINEも送っていたし、そういう身内がいてしんどいことを語った時もあった。(そしてCからもCの身内の似たような話を聞いていた)
だから今回の件も「↑こういう人付き合いは嫌じゃん、お互い。だからVtuberに今ハマッてるから今はこっちやりたい~って言ってくれれば、全然他のメンバーが大会に出るよう都合つけてもらうし、Vが落ち着いたらまたサッカーやればいいんだよ?」と言っていたのだが、うん、フラれた。
単純にこの話は、私が幼なじみさんとCの関係(?)にコテンパンに負かされたっていう、それだけの話なんだと思う。こんなにアホみたいに長く書いといてなんだけど。
Vtuberはひょこっとネットで出てきちゃうから忘れるのが難しくて困る。
Youtubeでうっかりおすすめオフにし忘れて、先日もクリスマスから年末にかけてウッキウキとボールは友達! ゲーム実況! バーベーキュー系Vtuberの皆と仲良し! 三昧してるCを見ちまった。Twitterからも、Cのツイートがメールで来るし……。即刻オフにしたけど。
ごめん、ほんと呪いで悪いけど、有名なVとかにはならないでほしい。有名なVほどちゃんと努力してないから、ならないとは思うけど。
結局、私がこんな怪文書を書かずにいられないのは、自分が、他人のイチャイチャにぶん殴られて、踏み台にされたって現実を見れてないのかもしれない。
考えすぎか。本当、単に、Cのことを早く忘れたいと思う。
元・友人は今でもVtuberをやっている。私は性根が腐ってるので供養としてここに書き散らす。
【追記】思ったより読まれていて自分の悪文が恥ずかしくなったので、半分の長さに整えた。1万文字バージョン読んでくれた人ありがとう、書き殴ったの読ませてごめんなさい。
スポーツをやってた。サッカーってことにしておく。(例えに良いので)
そいつがVtuberになって活動をはじめて、練習をすっぽかすようになり「サッカーの大会にはもう出なくていいのか?」と聞いたら「がんばる」と言っていたが音信不通に。
「サッカーがんばろーぜ!」って盛り上がってたのは私だけだったようだ。つまり片想いでフラれて今これを書いている。
長文読みたくない人向けに、↑ただこんだけの話だとお伝えしておくな。
あとはこれを書いてる私の性格の悪さだけが感じられる、くわしーい仲たがいの流れ。
私は新卒カードをブラック企業に切る→給料未払い起こされて退職→生活保護手前のフリーター。
履歴書のみで見れば(成人してからまだ若いのに学校や会社のリタイア経験があるという点で)お世辞にも優良とは世間から思われないであろう2人。私はCに仲間意識を持っていたし、時々将来のこととか生活の行く末を、チームの中でもCだけと語り合うことがあった。
私とCのなりたい職業は同じで、昨年私がなんとかその職業につけた。サッカーコーチの職だ。
それをきっかけに年齢やら職業を意識したCは、私に「まだ募集があるようなら、私もその職場で働きたい」と、場合によっては紹介を希望する発言があった。私もCが同じ職場で働けたら楽しいだろうなと思ってた。
履歴書の内容がよろしくないので、せめて面接で話せる経験を増やそうとCと話し、田舎の大会より少し大きい大会に出ることにした。サッカーコーチ目指してます! とか言って、アマチュアのサッカー大会すらほとんど経験したことないってどうかと思ったので。
Cは大学でも寝坊やレポートのギリギリ提出をするタイプで、普段も大会1か月前からしか本腰の練習をはじめなかった。しかし今回は大会の半年前からしっかり体づくりや練習をしたい、サボりそうであれば声をかけてくれと本人も意気込んでいた。
Cは他のメンバーへの教え方がうまかったり、良いテクニックを持っていたのでチームでも慕われていた。チームの皆は「体力づくりやってますか、先生?」「先生は今がんばってる最中ですもんね~」とか言って声をかけてた。
正直にいえばその時点でメンバーの皆が「ん????」と思った。
Cには幼なじみがいて、バーベキューが好きな人らしくCを含めて「バーベキューの会」を開いていた。手先が器用なその人は、最近Vtuberにはまったのをきっかけに、自分でもVtuberモデルを作ったのだった。そして「バーベキューの会」のメンバーにもモデルを提供し、Cもモデルを貰っていた。
Cは「基礎体力作りとか、モチベがあがらないからさ。筋トレ動画とか、ドリブルとかシュートの練習動画を上げることでモチベを維持しようと思う」とチームにV名などをLINEしてきた。
CのVじゃない個人Twitterのつぶやきが私のタイムラインに流れてきて、生活の合間の時間は全部、機材の調達や撮影、動画資料作りに費やしているのが垣間見れた。週に3~4本は動画を投稿していた。
キャラのプロフィールには「大会に出るのですが、体力がヤバめ……。一緒に体力づくり&もっとボールと友達になりましょう!」と書かれおり、キャラとしての定番挨拶も「みなさーん、ボールと友達してますか~?」だったが……。
肝心の動画では「30分、筋トレします!」→自分の筋トレグッズ語りを25分、残りの5分で「雑談多めになりましたね。ちょっと集中!」と、ゆーっくりとした有酸素な腹筋を数回して終わり。
ドリブルやシュートの練習動画では、自分が憧れてるプロ選手のフォームの美しさを語る以外は、ほとんどボールは蹴らずに鏡を見ながら「体の重心が……」「いやもうちょっと足を……」と時々つぶやくのみ。30分間ほぼ無音・無言。ボールと友達、おまえが一番できてないぞ……という感。
ちなみに動画説明欄には「ボールを蹴る音、ASMRにもどうぞ」と書かれていたため、ASMR好きの私はASMR(をがんばって撮ってるYoutuber)をなめるなと静かに怒っていた。その怒りは一番どうでもいいのだが、その内、「#30日間おすすめのプロテインについて語るチャレンジ」「ホラーゲーム実況します!」という、定番のYoutuberな流れになっていった。
しかしモデル作者の幼なじみさんやそのフォロワーがCを褒め、グッドボタンを押していくので、Cは大満足の様子。
チームの私たちは黙って静かに見守っていた。逆に誰も何も言わなかったからか、Cはなぜかチームの私たちは、誰も動画を見てないと思ってたようだ。
チームのメンバーは呆れはしたが、「でも今回はCもちゃんと大会に出たいはず、本当にがんばらないといけない状況になったら、Cもさすがにがんばるでしょ」「やればできる子なはずだし……」と、まだ『仲たがい』まではいかなかった。
甘かった。
決定打になったのは、全部で3点あってその1。
Cに「私たちも動画を見ている、このままでは良くないと思う」と伝えた。
「もともと就職の話もあってCをメインに予定を組んでたから、このままだと大会への出場キャンセルも考えることになる。大会4日前のキャンセル期限までに決断したい」「できないことはできないと言ってほしい。それで友達やめるとかはない」と釘をさした。
Cは「こういうことをはっきり言ってくれる友達を持てて良かった。今、LINEを読んで泣いてます。動画の投稿頻度は落とします。できないならできないって言うし、正直に素直になります。私も自分の人生をかけるつもりです」と返してきた。
このやり取りの翌日。
「大会が近づいてきたので、実況プレイはお休みして、練習動画だけにします~」とは言っていたが、いつも通り筋トレという名の雑談動画を上げたCがいた。
更に数日後に投稿された動画では、よりによって家の階段から落ちて足をくじいたと告白。家の階段から落ちたのも、実況プレイをしていたゲームをやりこんでいて、徹夜して、寝不足が原因で足を滑らせたそうだった。
「全治2週間ぐらいなんでまあ……大丈夫です!」と語るC。
「いやいや? それなりの怪我で、大会出場に関わりそうなのに、なんでこっちに一言も報告してくれないんだ?」となる私たち。
これでCを心配するよりも、その誠実性の無さ(&先日LINEで泣いたとまで言ったのはなんだったのか)に抑えようのない怒りを持ってしまった。
更に数日後。Cは夜更かしをしていることをTwitterで語っていた。
足をくじいたからどうせ練習できないしと言って、生活リズムがおかしくなるレベルで、ずっとぶっ続けで野球のドラマを見ていた。
そしてくじいた足が治った頃(※大会6日前)に動画を上げ、「野球のドラマなんですけど、体力づくりの練習法が出てきてて、ありだなと思ったんですよね。今からこれやって、体づくりはじめます!」と動画で言った。
まず大会2週間前~1週間前の貴重な時間を、ドラマの視聴でつぶしたという事実。
またその練習法をやってるメンバーは実はチーム内に既にいた。そいつは1年前からコツコツやってて、やっと実践に活かせるようになってきた感じだった。そういうメンバーがチームにいるのを、Vtuberとして生活しすぎて、忘れたらしかった。
なんというか……本当にチームの人間が動画を見ているのも忘れているらしかった。そういう言い方をするのは、そのメンバーの努力を軽んじてるようにも聞こえた。Cはメンバーに対して、悪く受け取るなら『自分が参考にするところはない』と軽い見下しを持ってるのかと思った。
空しかった。Cとチームをやっていることが空しかった。また心が離れた。
大会の5日前にチームのLINEで「動画とか全部見てるよ。とてもメイン選手で出れる状態じゃなさそうに見えたけど、Cはどう思ってる?」と訊いた。
でもそのLINEは、いつもより既読が1足りなかった。Cの既読が付かなかった。
日付が変わる深夜0時までまった。絶対にキャンセルできない日にもなった。チームのメンバーが知ってる連絡先に連絡したが、応答はなかった。
これで、チームの全員が怒った。Cとは7年ほど付き合いがあって、人生のそれなりの相談もし合う仲だった。Cが自分の向き合いたくないことと私たちを天秤にかけて、私たちを無くす方を選んだ事実がそこに転がってた。
富野作品には厭世観や人間不信が感じられるので、生殖や恋愛への否定を予想して見ることになるのだが、いつの間にか性愛への肯定描写がされていて、そこがうまく繋がらないのだ。
下世話に言えば、アムロもカミーユも機能不全家庭育ちで恋愛や家庭への不信をこじらせ幼なじみにも冷たい非モテっぽいのに、ララァやフォウとは出会って即スマートにいい感じになるのはNTの共感を踏まえても納得できないってこと。
これは富野自身が結婚し子供を作っていることへの「こんな作品作ってて家族持ちなの!? だから子孫肯定なのかもしれんけどよく結婚する気になったな!?」という戸惑いとも近い。
アムロもカミーユも家庭を省みず仕事にのめり込んだり不倫する両親を軽蔑していたし同時にそんな親に愛されたかったけど叶わなかった
そこで「あの両親を見て恋愛なんかする気が起きる訳ないだろう!」とはならず気になる女を見かけたらすぐに口説いて親密になろうとしてしまう
その理由は簡単で、単純にあの二人は性欲が強くその上で自分の欲望にとても正直なので、両親という最悪のケースを知っていても性愛を肯定出来てしまう
アニメだと生々しすぎて描かれなかったけど、小説版ではあの二人が戦争に巻き込まれる前頻繁に自慰を行っていた事や女性を性的な目で見ていた事が明かされている
アムロはセイラさんと寝たり親父のPCでエロ画像見ていたり、カミーユはファの体操着の写真を性的なオカズにしていた事が匂わされていた
他人と一緒になっても良い事なんてある訳が無いだろう…って諦観と、それでも異性とやりたくて仕方ない…という本能の肯定が同じ作品で描かれるのが富野作品の生々しさなのかもしれない
初代ガンダムの映画とZの映画とF91の映画と逆襲のシャアとリーンの翼を見た。
基本的にどれも面白かった(面白くなきゃこんなに見ない)んだけど、全体を貫く家族観というか男女観というかがどうも納得できない。
そして、軽くググったんだがその辺をうまく言語化してくれてる考察記事なんかも見当たらないので書く。
まず基本的に私は、男女に本質的差異はない……というか、あるかもしれないが、文化と科学の力でそれは限りなく縮小していくべきだと考えている。
男女に差異はあるかもしれないが認めるべきでない、というのが正確か。
生まれた時に定められる性別などというものがついて回るのは人間にとって不幸だと思うからだ。
時折SF作品などで描写される、無性で生まれ、ある程度成長したら本人の意思で性別を決定できるとかそもそも性別の概念がないので決定もしないとか、そういう世界が好ましいし美しいし幸福だと考えている。
また、家族制度もなくてよい。個人として生きるのに、家族がついて回るのは恐ろしい。
強い反出生主義ではないが、性別や家族の檻から抜け出すのが困難な現状での生殖は、あまり喜ばしいことだとは思えないので複雑な表情になる。
そして富野アニメなのだが、性別の差異を強調しているような描写があるかと思えば性差に無頓着な描写もある。
女性性を持ち上げたりしたあとに、逆に所詮女子供と馬鹿にしているような言動を主人公格が言ったりする。
家族についても、家族や血筋は呪いだというニュアンスと、家族って大事だよな!みたいなニュアンスが混在している。
そして性愛や生殖についてはなぜか妙に生々しく描かれている……基本的には肯定的だと思うのだが、美化というよりとにかく生々しい。
これがもし一貫して「男女は別物、家族は大事、ヘテロ恋愛して生殖バンバンしようぜ」みたいなことを語る作家であれば、私も「性別概念に魂を縛られた古い人間め」と見切りをつけるのが簡単なのだが、見た限りの富野アニメはそうとも言い切れない。
もちろん、そもそも作家性がなくその場に応じたエンタメを作ってるだけなので考える必要がないとかそいういうクリエイターでもなさそうだ。
識者からすると、富野由悠季の性別観、家族観、生殖観というのはどのように整理されているのだろうか?
私にとっては大雑把に言えば不快な場面が多いのだが、ただ不快だとは言い切れない部分もあり(だからこんなに見たのだ)、なんとも落ち着かないのだ。
16日の18時頃追記/
トラバを見て、少し整理できた。
富野作品には厭世観や人間不信が感じられるので、生殖や恋愛への否定を予想して見ることになるのだが、いつの間にか性愛への肯定描写がされていて、そこがうまく繋がらないのだ。
下世話に言えば、アムロもカミーユも機能不全家庭育ちで恋愛や家庭への不信をこじらせ幼なじみにも冷たい非モテっぽいのに、ララァやフォウとは出会って即スマートにいい感じになるのはNTの共感を踏まえても納得できないってこと。
これは富野自身が結婚し子供を作っていることへの「こんな作品作ってて家族持ちなの!? だから子孫肯定なのかもしれんけどよく結婚する気になったな!?」という戸惑いとも近い。
お下劣アニメの「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」をひさしぶりに視聴したくなり、某アニメ配信サイトを契約した。
そしたら昔見たロボットアニメがいろいろあって、なつかしくなってラーゼフォンを観たあとにゼーガペインを見つけたので十何年ぶりに全部通して観た。
当時から自分はカミナギリョーコまわりのストーリー展開がとにかく気持ち悪いと感じていて、当時は自分でもなぜこんなに嫌悪感を感じるのかわからなかったのだが、最近のフェミニズム関係の感覚と照らし合わせるとなんか腑に落ちたので吐き出しておく。
ネタバレありです。なしで語るのは結構むずかしいアニメだと思うので。
誤解がないようにまず言っておくが、カミナギリョーコ(守凪了子)はものすごく可愛い。
ショートヘアで快活、物腰柔らかく、映像研究部に所属している映像作家、少し不思議ちゃんで、なにより「幼なじみ」である。
花澤香菜さんの「良い棒」と言われる初々しい演技もアクセントになっており、人気投票でもトップであったようである。
そして”だからこそ”、中盤からのストーリー展開に嫌悪感を抱かざるを得なかったのだ。
ゼーガペインの世界は「コンピュータの中に人間の意識が閉じ込められている」という、今となってはよくあるSF設定だ。
そしてなぜかストーリー中盤(具体的には13話のラスト)以降、カミナギリョーコを痛めつけるためにマトリックス設定をフル活用し始める。
とにかく手を変え品を変え、1話ごとに少しずつ状況を変化させて継続的にイジメる。
この舞台設定で起こりうる障害をうまく使ってストーリーを回していると言えなくもない。
だが、だとしたらなぜカミナギリョーコ1人だけがその責を負わなければならないのだろうか。
蓄積したウェットダメージにより消滅したアークというキャラもいるが、彼女は物語開始時からそういう設定であり、カミナギとは少し状況が違う。
主人公ですらただ「思い出して」いるだけであり、舞浜サーバーのリセットに直面しての絶望は予定調和感すらある。生徒会長の寿命も同様。
ストーリーが進展することによる状況の変化が悪い方向に積み重なっていくのが、物語全体を見通してもカミナギだけなのである。
(アンチゼーガの出現による被害を受けたのも、ほぼほぼカミナギだけではないだろうか)
セレブラントとして覚醒する12話以降、しばらくは完全にカミナギを中心に話がまわっていく。
いや正確には、カミナギが脳裏にチラついて、他のキャラの話が頭に入ってこなくなる。
その主な原因をメタ的に探ると、単体でもヒロイン属性として成立しうる設定を一話ごとに切り替えていることが大きいのではないだろうか。
冒頭で上げたヒロイン特性は言うに及ばず、ゼーガの中でしか会えないというのは完全に「織姫と彦星」だし、感情欠落は綾波レイ。
「さあ、カミナギかわいいだろう? かわいそうだろう? 萌えろ!! オナペットにしろ!!」
と強要されているような胸焼けを感じる。
マトリックス系SF設定から浮かぶヒロイン属性としては理解できるし、中華娘や副館長にそれを盛ってしまうと話がとっちらかってしまうので、ある程度仕方ないところがあるとはいえ、限度があるだろう。
一番理解できないのは随所に挿入される軽度な性的描写...はっきり言うとエロである。
スーツ着用時の執拗な下半身まわりのカメラワークが特にそうだ。
主人公が「なんかエロいな」とかセクハラ言っちゃうし、それに対してまんざらでもなさそうなのがまた違和感。
特に感じたのが、敵にボディブロー打ち込んだときに頬紅潮させて「もっと深くっ!」とか、あのシーンおかしいですよね?
そういうのじゃねえだろうがよーーー!!! カミナギわーーー!!!
それはつまるところ視聴者のためだ。
つまり視聴者が楽しむためにカミナギは消失し、織姫になり、綾波になった。
自分が達した結論は、「これはカミナギを性的消費するためのポルノなのではないだろうか?」だった。
キャラクターを徹底的にイジメることで感情移入させ、時には明確にエロをもって楽しませるポルノだ。
物語最後にカミナギが妊娠するのは本来なら人類の未来を感じさせる感動的な描写だが、別な意味にも見えてしまう。
初回視聴時の自分は、無意識のうちにそれを感じて嫌悪感を持ったのだろう。
さんざんこき下ろしているように感じるかもしれませんが、ゼーガペイン自体はすごくおもしろいSFロボットアクションアニメだと思っています。
「おお!そうなんだ。サイトの地図見たけど、ネットカフェがあったとこね。しかしこれだと近くのカラオケアミは経営大変だね。」
「アミって懐かしw もう閉店してね?てかアミってどこにあったっけ?」
「イトーヨーカドーからもうちょっと東に行ったほうだよ。マガジン2の道渡ってイエローハットの奥あたりにあったはず。」
「マガジン2懐かしw てかもう潰れて10年以上経つんじゃないか?あとイトーヨーカドーも3年前に潰れて、いまヨシヅヤになった。」
「なんとw イトーヨーカドーも潰れてしまったんだ。駅西口側のユニーも潰れたし、ついにイトーヨーカドーも潰れてしまったのか。これで昔から残る市内の大型スーパーは清水屋だけか。」
「ユニー潰れたって20年以上前w あと清水屋も耐震基準満たしてないとかで今年の2月いっぱいで閉店したぜ。」
「なんと!まさか清水屋まで潰れたとは…。これで昔からの大型スーパーは全滅か。」
ラインを終えたあと、twitterで「清水屋」を検索したら建物に解体作業中の写真があがっていた。
過去にさかのぼると昭和レトロなスーパーということではるばる訪れた投稿もいくつかあった。
モザイクアートの壁画や、階段の丸窓など、確かに昭和レトロ感があって良い。
地元にいたときはただただ古いスーパーと思っていて全然良さに気づかなかった。潰れる前に行っておきたかった。
イトーヨーカドーも検索したら確かに閉店していた。店のロゴがヨシヅヤに変わってるけど合成写真みたいだと思った。
カラオケアミとマガジン2は情報すら出てこなかった。マガジン2があった場所をGoogleマップで見てみたら、もはや建物すらなくなっていて眼科の駐車場になっていた。
地元を離れて10年以上経ち、昔行ってた場所はどんどんなくなっている。
けれど、駅東のスーパーはイトーヨーカドーで、眼科の駐車場はマガジン2で、地元でカラオケと言えばアミと、きっと10年後も20年後も自分の中ではそうなんだろうなと思った。
普段バラエティ番組は見ないが、ふと目についた「バチェロレッテ」という番組。冷やかし気分で見たら一気に引き込まれたしまった。
美しい美貌と教養溢れる立ち居振舞い。小さなことに感動し、子どものように笑い、自身を見つめ高めていく。芯のある行動。とても魅力的に見えた。こうありたいという私の理想像があった。
萌子さんは常に自分とは何なのかを見つめ続けているのだろう。「自分とは何であるか」という問いに答えられない男性は落ちていった。
萌子さんは結婚をし子供が欲しかった。だから自分を愛さない男性は落ちていった。
萌子さんは言葉を大切にする。人が口にした言葉は真実であると信じる。自分も、ネガティブな言葉は決して口にしない。そして口にした言葉は真実であると信じるのだろう。
最終回まで見て感動と違和感を感じ、「理想の女性」の決断についてずっと考えていた。
黄コウさんが選ばれなかったのは分かる。彼はおそらく萌子さんを心から愛していなかった。
なぜ永遠の愛を示した杉ちゃんは選ばれなかったのか。ローズは?
萌子さんの世界は美しく、愛に溢れているんだろう。自身の醜い感情を知る機会が無くても生きてこれたし、これからも生きていけるんだろう。
杉ちゃんは人格も申し分ないし波長も合う。収入も充分あるのでこれまで通り生活できるし、それを理解してくれる。なぜ選べない?
「男として見られない」の一点だったんだろう。
途中で萌子の弟というイケメン男性が現れる。幼なじみだが恋愛感情を持ったことは一度もないという。萌子さんは、美しい男性が当たり前にいる世界に住んでいると知った。
だからきっと「愛に外見は関係ない」なんて言っていたと思う。でも杉ちゃんの存在が人生で初めてそれを崩した。
アフターローズでの「本当に好き」は本当なんだと思う。
そう生きてこれたのは一般人とは違う環境、価値観で生きてこれたからだ。それは地上ではなく神の世界に住むかの様に。
それを考えるとローズが選ばれなかった理由は、きっと女神は人を引き上げる事はあっても自分が降りる事はない、ということなんだと思う。
地上で神の精神を持って生きることは大変で、自分の心を守る為にアフターローズの男性達のように攻撃的になったりもする。
自分はどう感じ、どう行動するだろうか?
***
私は学生の頃は弱く、恋において良い思い出はあまりなかった。初恋の時は、自分の好きな人に先に友達が告白して付き合いはじめ、私は自分の気持ちを整理できず、ダメ元で彼氏のいる女の子に告白し、当然のように振られ、友達も失った。ただただ苦い思い出だった。
それから月日は流れ、私も彼女を作ったり別れたりし、そのうち本当に愛し合える人ができ、一度は結婚もしたが、いろいろとあって別れてしまった。
離婚してからしばらくたって、自分の環境が変わった事もあり、色恋でも様々な経験を重ねた。一言で言えば、金持ちになってモテるようになったのである。モデル、グラビアアイドル、声優、AV女優など、多くの女性と遊ぶようになった。
それらの経験から私はある考えに至った。金に群がる女性は数いれど、かつて結婚したほど愛し合える女性は中々見つからない。だが今は、多くの女性に会い、見つけるまでの機会には恵まれている。そこで私は「10年後に結婚する」と目標を定めた。昔のように色恋で尻込みするほど若くない。そして今は仕事が自分の中心だ。色恋よりもすべき事がある。だから期限を定めて経験を積むと心に決めたのだ。
その期間をまだ半分を残している中で、今日の出来事が起こった。
遡ること1年ほど前、仲良くなった女性がいた。年は5つ下だが、遠慮なく私に絡んでくる子で、気兼ねなく話せる友達という感じだった。良く飲みにも遊びにも行くし、きっと「幼なじみの女の子」がいたらこんな感じなんだろうな、という女性で、私もとても居心地が良かった。私も彼女も、本当に気兼ねなく何でも話した。互いに最近ワンナイトで遊んだ話なんかも、楽しく酒飲んで笑いながら話していた。
この時の気持ちは「ザワついた」というのが最も適切な表現だと思う。悲しいとも悔しいとも後悔とも言えない、何ともまとまらない感情。その瞬間に、自分は思いの外惚れていたんだなと気付かされた。今までに会って遊んだ女性が同様にどこかの誰かとくっついても感じなかったザワつきがあったのだ。
とはいえ、数日でその気持ちも一旦の整理がついた。さすが経験を積んだ私である。成長したな俺!今はいくらでも彼女選べる!昔とは違うのだ!と歓喜すらした。・・・が、程なくして、また普通に友達として、その女性と二人で会う機会が訪れることになり、心がザワつかせられたのである。
この機会に決着をつけたい。そう思った。
もうこんなザワつきに惑わされたくなかった。次に進むには精算をしなければいけない。だが今は昔とは違う。もう無邪気に告白して玉砕する様な俺ではないんだ。少々強引でも強く押せばセックスするくらい今ならできるさ。一回ヤればもう満足して、次に進めるに違いない---!
そこまで考え、今日に臨んだのだが、ふと思い留まったのだ。結局は昔と同じ、自己満足のための行動と変わらない、また同じく自分勝手に吐き出すことで、自己完結させようとしている自分のままなら、進歩していないのだと。
どこで気づいたのかはよく覚えていない。ただなんとなく、そうしなければ、今日見て楽しんだ映画の思い出も汚れそうだな、という気持ちはあった。
そうして私は、彼女にこの日記に書いてきた内容と同じ話をしていた。
感情を吐いてぶつけるのではなく、語った。
そして、得難い友人であることは変わりないこと。
そういった話をしたあと彼女は、少し驚いたあと、とても喜び、「ちょっとだけ遅かったな!」と言って笑った。
それを聞いた私も「早く言えば良かったと、改めて後悔した!」と返し、そしてまた二人で笑った。
***
この物語を人はどう思うだろうか。様々な受け止め方があると思うが、少なくとも私は今日、自分自身を乗り越えられたのだと感じている。新しい答えを見つけられたのだと。
けど、今までとは違うのは、互いの思いを知って笑い合った上での友達となった。今後も友情が続くとしても、また別の展開があるにしても、この物語は終わらず前に進んだのだ。
かれこれ17年くらいの付き合いになる。
きっかけは両親の離婚と、同時にあった学校でのストレスだった。
今もそういう文化があるのかは知らないけれど、所謂「手がかかる子のお世話係」になったのだ。
6年ぶりの再会だった。彼女は6年前と変わってなかった。
学生時代の「6年」がどれだけ重いものか。全く変わってなかった彼女に、私がどれだけショックを受けたかは、今表現する語彙を持たない。
自分で言うのもなんだが真面目で先生からのウケも良かった私は、どんな時も彼女と一緒に組まされた。
3人以上で組まなきゃいけなかったときは、みんなが私たちを避けた。結局大人しい幼なじみがお情けで組んでくれることが多くて、申し訳なかった。
そんなことがあっても、私は誰にも相談できなかった。
弟たちの世話もしなきゃいけなかった。スクールカウンセラーに相談しても、「頼られてるってことなんだよ」と言われて話にならなかった。
気が付いたら、家でも学校でも自分の髪を抜くようになっていた。
頭頂部がだんだんハゲてくる私を、クラスメイトはもっと避けた。
面と向かって「おまえの髪の毛掃除する身にもなれよ」って言われたこともある。
家には自分の部屋はなかったから、どうやって家族に誤魔化すかで必死だった。
これは人によると思うんだけど、私はひとしき髪を抜いたら、そこから一切抜毛しない時期がある。
で、私はこの半年の間に「自分は抜毛癖が治ったんだ」と錯覚する。
でも毎回必ず再発する。原因はまたストレスだったり、ただどうしようもなく頭皮が痒かったり。
抜毛癖ってどうしたら治るもんなんだろう。
調べても結局精神療法しかないみたいだし、あの頃のスクールカウンセラーみたいなことを言われると思うと怖い。
でも、行くしかないんだろうな。
年に一、二度、数日帰省する程度の生活をして、もう20年程経つ。
今年はコロナの影響でお盆には帰っておらず、春になる前に1泊したきりだ。
その田舎のコミュニティを抜けた理由は、幼少期からの友人、幼なじみだ。
その時、これまでその友人にしか話していない話に対して「みんな心配してたよ」と言われた。
聞いた瞬間、
えっ何でみんなが?うわっえっ気持ち悪い えっ
誰にも何も伝えてないが、私がこの友人にも、「みんな」にも会う事はもう無いと思う。
田舎での噂話はすぐに広がる。
当人たち的にはちょっとした雑談の種なんだろうけど、私にはそれが気持ち悪くて仕方がなかった。
私は「その場にいない人の話」をする人が苦手だ。
こいつもそうなんだな、と思ってから、もう話せなくなった。
Twitterでの繋がりもそろそろ断とうと思っている。
こういう気持ち悪さ、性の合わなさから田舎を離れる人は少なくないと思う。
娯楽と仕事でいっぱいの場所に出たら、他人のことなんて気にしてる暇はない。