2020-11-02

初代バチェロレッテ 福田萌子女神である

普段バラエティ番組は見ないが、ふと目についた「バチェロレッテ」という番組。冷やかし気分で見たら一気に引き込まれしまった。

福田萌子 という存在

美しい美貌と教養溢れる立ち居振舞い。小さなことに感動し、子どものように笑い、自身を見つめ高めていく。芯のある行動。とても魅力的に見えた。こうありたいという私の理想像があった。

萌子さんは常に自分とは何なのかを見つめ続けているのだろう。「自分とは何であるか」という問いに答えられない男性は落ちていった。

萌子さんは結婚をし子供が欲しかった。だから自分を愛さな男性は落ちていった。

萌子さんは言葉を大切にする。人が口にした言葉真実であると信じる。自分も、ネガティブ言葉は決して口にしない。そして口にした言葉真実であると信じるのだろう。

最終回まで見て感動と違和感を感じ、「理想女性」の決断についてずっと考えていた。

黄コウさんが選ばれなかったのは分かる。彼はおそらく萌子さんを心から愛していなかった。

なぜ永遠の愛を示した杉ちゃんは選ばれなかったのか。ローズは?

萌子さんの世界は美しく、愛に溢れているんだろう。自身の醜い感情を知る機会が無くても生きてこれたし、これからも生きていけるんだろう。

ちゃん人格も申し分ないし波長も合う。収入も充分あるのでこれまで通り生活できるし、それを理解してくれる。なぜ選べない?

「男として見られない」の一点だったんだろう。

途中で萌子の弟というイケメン男性が現れる。幼なじみだが恋愛感情を持ったことは一度もないという。萌子さんは、美しい男性が当たり前にいる世界に住んでいると知った。

からきっと「愛に外見は関係ない」なんて言っていたと思う。でも杉ちゃん存在人生で初めてそれを崩した。

アフターローズでの「本当に好き」は本当なんだと思う。

そう生きてこれたのは一般人とは違う環境価値観で生きてこれたからだ。それは地上ではなく神の世界に住むかの様に。

まり福田萌子は「女神」だった。

それを考えるとローズが選ばれなかった理由は、きっと女神は人を引き上げる事はあっても自分が降りる事はない、ということなんだと思う。

地上で神の精神を持って生きることは大変で、自分の心を守る為にアフターローズ男性達のように攻撃的になったりもする。

それでも美しい心を持ち続けているから、杉ちゃんは心を動かす絵を描けるし、女神と心を通わせる事が出来たんだろう。

女神に恋をした二人の芸術家が、女神を描き、歌った。そんな物語だった。

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