はてなキーワード: 女子校とは
おいそれと他人にできる話ではありません。傲慢そのものだとも思います。
中学受験をして、目指していた進学校の女子校に通うことになりました。でも、今、私は学校が好きではありません。
閉鎖的で息苦しい。
一番多いのは、「この学校に入って良かったと思うことは何ですか?」という質問。
どう答えるべきかは分かっています。私が答えてもらったのと同じようにすればいいから。
嘘。受験する学校どころか、文理選択まで親に指示を仰ぐ人も珍しくはありません。
これも。高学年になればなるほど授業中は塾の宿題、スマホ、睡眠。実際、進学実績と塾は切り離せない関係にあります。
耳障りの良い神話です。塾帰りに誰が彼氏と帰ってたとか、あの子のメイクは濃すぎるとか、嫌でも耳に入ってきます。
他の学校と比べてどうなのか、私には正確に知りようもありません。
そしてもちろん、私の学校の全てが悪いわけではありません。
沢山の学びを得ましたし、一生仲良くしたいと思える友人にも出会いました。
中高女子校で育ち、男子と喋る機会が一切ないまま女子9割の共学大学へ進学。大学では告白されることは1度ではなかったものの、進展せずに卒業。同級生も彼氏がいる方が少数派だったので、さほど危機感のないまま就職。
けれど就職後、会社の同期の話を聞いていると、男子の8割は彼女がいる。なんなら結婚を考えているとすら言う。まじか。しかも就職後は新しい出会いが一切ない。ぜんぜんない。このままだと結婚できる気がしない。このまま動かないと本当に何もない。そういうわけで、婚活と恋活を開始した。
街コンは行ったし相席居酒屋も行った。マッチングアプリも複数使い、昨日はアプリで知り合った人と夕御飯を食べに行った。初対面の男性と一対一でご飯を食べたのは初めてだった。
ご飯を食べながら2時間ほど話をして解散。話が途切れることはなかったし、普通にいい人だと思った。ただもう一度会うことになってもあと2時間もつ気がしないと思いつつ、普通にいい人だったし条件も悪くなったので、別れたあとに連絡をした。素っ気なかった。これは脈がないと思った。
私の何が悪かったのか考えた。豚カツを注文しかぶりついたことか。伝票を持ってくれたのに、会計のときにデカい声で会計は別々でと言ったことか。反省点を見つけ出し、次回に活かさなくてはいけない。これは回数を重ねるごとにメンタルが削られていきそうだ。そう考えたところでふと、私は、何が目的だったのだろうかと思った。
できれば結婚したいし、恋愛したい。街を歩いているカップルをみて羨ましいと思う。けれど無理して誰かと付き合えることになったとしても何の意味もないのではないか。楽しくなさそう。と思う程度には夢をみている。でも多少猫を被って取り繕わなくては誰ともどうにもなれない気がする。そもそも結婚と恋愛は違う。私はどちらに重きを置きたいのか。
私がどう考えても、人間関係は私1人でどうにかなるものではない。今回、好感を抱いたのに今後に繋がらなさそうなことが意外と堪えた。
ただ、最初は、変な薬でも盛られて殺されたらどうしようなどと考えていたけれど殺されなかったし(食事中に席を外さないようには気をつけた)、もう少し気楽に会ってもいいのかもしれないと思った。
マッチングアプリのメッセージに返信し、迷っていた食事の誘いに了承の返事を送った。
つづく。
昨日、彼氏と絶縁した。
中高と一貫して女子校だったので、この年になるまで思春期以降の同じ年頃の男性と接する機会がほとんどなかった。
私も彼氏に憧れてたし、元々オタク兼腐女子なので理想は全然高くなかった。体重が私の二倍以下で身長が私以上で、暴力を振るわない人。ぶっちゃけそれだけ。
大学に入って、同じサークルのオタクと話が合った。やってるソシャゲが被って、向こうがチケ取った三次元イベントに誘われて、向こうがこのまま付き合わない?って言ってきて、私も好きでもないし嫌いでもなかったのでなんとなーく付き合う感じになった。
体重も身長も概ね希望通りだったし、ある程度清潔感もあったし、私は彼氏に憧れてたので、最初は幸せだったんだけど、だんだんボロが出てきた。
向こうはデートでもいつも通りTシャツにジーンズだったし、元々ファッションに疎い私が高校時代の友達に頼って精一杯選んだかわいい服にも大した感想はなかった。ふーん、まあいいんじゃないのって感じ。メイクを直せばトイレが長い、ヒールを履けば歩くのが遅い。そりゃおしゃれしろとは頼まれてないけど、私がボサボサ髪すっぴんTシャツジーンズ底に穴が空いたスニーカーで現れても本当に文句を言わなかったのか?
考えてみればそれ以前から兆候はあったのだけど、友達だったから気づかなかったことが、二人きりで長時間一緒にいるデートを重ねるうちに段々見えてきた。
私が見たい映画は「どうせ腐女子が好きなやつでしょ」と半笑いで断るくせに、映画ポケモンは3回見に行った(面白かったからそこまで恨んでないけど、せめて一回くらいハイローを見てくれても良かったんじゃないか)。
ことあるごとにTwitterでバズったダメな女の話をしてくる。吉野家がバズれば吉野家に連れていかれ、サイゼリヤがバズればサイゼリヤに連れていかれた。
自分の話しかしない。私には分からないアイマスのキャラについて2時間も語られても、全く楽しくない。そのくせ私の推しの話は、途中で遮って面倒くさそうにする。こっちは向こうが知ってるジャンルについて選んで話してるのに。
もちろん食事だのなんだのは割り勘だし、私は吉野家にもサイゼリヤも好きだ。強いていうなら松屋の方が好きだけど、ともかくそんな扱いをちょっと嫌に思いさえすれ、まあこんなもんかなと思わせるくらい、彼氏という言葉のパワーは絶大だったし、私は盲目だった。
正気に戻ったきっかけは、昨日同じサークルの私とも元彼とも仲のいい友達に「ほんとに大丈夫?」と元彼の鍵垢を見せてもらったことだ。
そのアカウントでの彼氏は、ものすごい男尊女卑思想の持ち主だった。私のことをあの女と呼んでいたし、胸がないだの押し付けがましいだの我儘だの散々に言っていた。あとデート代が全額自分の奢りだと嘘まで付いていた。まあよくぞここまでネットから悪影響受けられるなみたいな感じだ。
一緒にとらのあなに行った時に買ったものを撮られていたとおぼしき腐向け同人誌を、侮蔑の言葉と一緒にツイートしているのを見た時にもう何もかも無理になった。
その場で奴にもう無理だ、別れてくれとLINEを送り、そのままブロックした。直近のサークル活動は明日なので、それ以降奴には会っていない。正直二度と顔も見たくない。
彼氏を作る気も完全になくなった。これは一過性の衝動かもしれないが。最初に引いたのがたまたま貧乏くじだっただけなんだろうけど、本当に嫌な奴だった。
もう十三年来の付き合いになる小学校からの幼馴染の一人の女の子がいる。彼女は褐色の肌でほっそりとスレンダーで大人っぽく背の高い可愛い人である。病的に白くどちらかというと胸や腰に肉付きがよく童顔すぎて背の低い私とは真逆である。進路が似ていたり、部活で苦楽を共にしたことで、この数年でもっともっと仲良くなった。
洋服や音楽などの趣味の話や死生観、恋愛観まで色々なことを話した。その中で彼女は恋人と友達の違いがわからないし恋愛する理由もなにもわからない、というようなことを言っていた。私はその人と自分が特別な仲で他の人には侵入できない範囲にいると周りに示せる特権を得ることでは、と答えた。彼女はよくわからないな、という顔をしていた。
そんな彼女が最近Twitterで仲の良い男の子がいるようだった。物腰が柔らかく優しいけどたまに適当だったりおちょくったりする返答をしていて人として可愛いな、と感じた。聞くと彼女と彼は家族ぐるみで仲が良く保育園から小学校の間一緒にいたが、女子校と男子校に分かれた中高は全く交流がなかった。しかし大学生になりTwitterでまた再会したと言う。片方は青学、片方は明治である。
私も小学校は彼と同じ時間を過ごした身なので、Twitterで3人プラスもう2人の女の子の幼馴染の5人でよく話すようになった。果てはリアルでも会うようになった。少し緊張したが昔の面影が残っていてネット上と同じように柔らかい人物だった。4月から夏まで様々なことをして遊んだし話した。話の中で彼も褐色の彼女と恋愛に関して似たような価値観を持っているらしいことがわかった。
そんな中、その褐色の彼女が別のところで、彼と恋愛関係になろうか、結婚できるだろうか、というようなことを話していた。楽しんでいるようだった。今の現状も友達以上恋人未満な彼との関係も。とても大事で分かり合えて、しっかりものの彼女が甘えることもできる関係らしく、信頼しきっているようだった。
そのことを知って以来とてももやもやしたものがずっと胸を占めてやまない。
恋愛なんか、というスタンスを取ってたにも関わらず恋愛を楽しんでいるところに苛立ちを感じているのか、とても良い人な彼を独り占めされたようで寂しいのか。
それとも、人生の長い時間を共に過ごしてきて憧れでもあり親友でもあり正反対な性質なのに一緒にいると楽しくてしょうがない大好きな大好きな彼女をとられたようで辛いのか。
どれなのか、全部なのか、原因はまだわからないけれど一人暗闇に取り残されたようで、恐い。
30過ぎてから自分のセクシュアリティに迷いが生じるとは思わなかった。
これまでのおよそ30年間はずっとヘテロとして生きてきた。
ただし腐っていたので男女間の恋愛にはさほど興味がなかったし、あと女子校育ちなので女性の先輩にきゃあきゃあ言ったりきれいな同級生にひそかに憧れたりもしていた。
なんやかんやあって3年後には別れてしまったし今思い返しても稚拙な関係性しか築けなかったなと思うけれど、それでもその人のことは本気で好きだったと思う。
そのときは「この人とは恋愛がしたいわけじゃない、むしろ仕事で認められたい」と途中で気が付いて、それからは良いビジネスパートナーになった。
舞台で活躍する彼女はとにかく麗しく、一目見てすぐ好きになった。
といっても別に繋がりがあるわけではないしガチ恋でもなく、ふつうにいちファンとして彼女の活躍を見守っているに過ぎない。
彼女に対する感情は親心にも近く、とにかく幸せでいてほしいしそのためならなんだってしたい。
でも、彼女の一挙手一投足にきゃあきゃあ言ってかわいいかわいい連呼する自分は、もしかしたら女性とも恋愛ができるのかもなあと最近思う。
その着想を得てから色んな人で脳内シミュレーションをしてみたけれども、全然イケる。
好みのタイプはもちろんあるけれども、むしろ男性との恋愛関係よりしっくりくる気がする。
ただ気になるのは、「男性とは付き合ったことがあるが女性とは付き合ったことがない」という点だ。
もともと超がつく奥手かつ自分自身の恋愛にさほど興味がないから、ここ7年くらい男女問わず誰のことも新規で好きになっていないのだ(※推しを除く)。
特定の男性を好きになった経験はある一方で特定の女性を好きになったことが無いので、もしかしたらこれは女性芸能人のファンをやっていることで自分は女性もイケると錯覚しているだけなのではないかという疑念がぬぐいきれない。
まさか30を過ぎてこんな10代みたいなことで悩むとは思っていなかった。
どっちなんだ、わたし。
今のところ別に恋人が欲しいわけでもないし、そもそもカテゴライズをする必要性もないのだろうけれども、なんとなくモヤモヤしたものを抱えながら今日も生きている。
昔から、ラノベ原作と学園モノのアニメを自然に避けているということに気づいたのでその理由について考えてみた。
ラノベ原作アニメって、アニメの視聴者が感情移入すべき(?)男キャラがいるじゃん? そして、大抵ヒロインが主人公とツンデレとかその他で懇ろになるじゃん?
学園モノも共学なら必然的に男女がいてやっぱり、恋心抱いたりすんじゃん?
こんなことをふまえると、僕が苦手なのは「女が男に好意を抱く」っていうシーンそのものなんだろう。そんなシーンが出てくると耐えられない。ドラマとかマンガとか見てても同じで視聴を即中止するレベルだったから、自分の好みの再認識なんだなあ。
アニメを見てて、おもしろいストーリーだなあと思ってもそこに色恋沙汰が絡むと一気に冷めてそれ以降は視聴をやめてしまう。
だから、基本的に女キャラだけの関係を描く箱庭萌4コマ系は大好きだし、女子校が舞台で女キャラだけで成立する学園モノは好きだ。百合系もちろん好きだけど、それだけじゃものたりないよね。男が登場しても、それっぽい感情を抱かなければセーフだと思う。
こうやって考えると僕は小麦・そばアレルギー並に許容範囲が狭く損をしているのかもしれない。でも、自分の好みが合ってよかった。これからも、おんにゃのこがかわいくて男女の関係に発展しないアニメを楽しんでいこう。
女子中高生と恋愛関係になって性行為に及んだとして、それが女子の意思だ!相思相愛だったらいいんだ!と大人側が言い訳するのってやはり難しいと思う。
いや、女子中高生とセックスしたい側はそうであってもらわなくちゃ困るからなんだろうけど。
中高生ってなんだかんだ言って判断力のない子供ですよ。身近な大人に憧れたり(女子校の子がおじいちゃん先生に恋するのなんてのもよくあること)、そのために身体を投げ出すしか無いと思い込んだり、おこずかいのために怪しい店で働いたりセックスするのもいいかも…と無茶をするあたり、実に判断力がない。
小出恵介のアレにしたって、周囲に自慢したり週刊誌にネタをホイホイ売っちゃうの本当に子供でしょ。
ちょっと前に、誘拐された女子中学生が何年も監禁されてた事件について、やたら犯人のカタをもって、「女子中学生は家出!彼はそれを拾ってあげただけで実は純愛!」って言いたい人たちがたくさんいた。マジで13歳の子にそこまで判断力あると思ってるのか?
女子は16歳になったら結婚出来るんだし…と言いたい人もいるだろうけど、そんなの親が結婚を決めてた時代の名残なだけだからね。まともな判断力を期待されてのことじゃないから。もうすぐ18歳からになるんだっけ?
女子中高生からセックスを迫られたとして、まともな大人ならそれを断らなきゃいけないよ。純愛だと言い張るなら18歳までセックスは待てよ。子供なんて簡単に言いくるめられるんだから。本人の意思?未成年と結んだ契約は無効ですよ。
中高生同士のセックスはもうどうしようもないわ。男子も子供だし。でも大人が子供にそれをしちゃいけないよって思いますね。大人なんだから。
あくまで推論なんだがあれってウィンプル(シスターさんが被ってるフードみたいなやつ)を被る時の話なんじゃないかと思うんだ
というのもポニーテール禁止って話を聞くのって大抵校内にチャペルがあるカトリック系の女子校なんだよね
ポニーテールだと多分、ウィンプルの後ろ側が浮いちゃってうなじがチラチラ見えると思うんだよ
うなじが男を誘惑するのではなく、フィットしてないウィンプルから覗くうなじのチラリズムが男を誘惑するという話だったのではないだろうか
そう考えると分からんではないという男はそこそこ居るのではないかと思う
よくメシマズ関連の記事に「学生時代に手伝わなかったのか」「実家暮らしでも料理くらいするだろ」とコメントがつく。
でも我が家の台所は母の城で、勝手に手を出すなと怒られた。だから料理をするなんて、ましてや夕飯を作るだなんてことはほとんどしたことがなかった。
幸いにも女子校に進学して家庭科で一通りの基本は学べたし、ビビりなのでレシピ通りにしかやれないからそこそこのものは作れはする。
但し、経験数がものを言う包丁使いが全くダメ。千切りとかみじん切りとかそりゃもうひどい。三枚おろしはすぱーんと指やりそうだから避けている。
スパムみたいなタイトルになったんだが、本人大真面目でここにしか書けないんだ。
オチ無いし長いけど、こんな頭おかしい葛藤してる人間もいるんだなってくらいで見てもらえたら嬉しい。
3次元に恋しなくもないが、没頭するのはいつも漫画やアニメの男性キャラクターだった。
そして、もうひとつ。物心がついた頃から、エロいものが好きだった。男性向けの。
それぞれに目覚めたのが小学生の時だった。どうしてこうなったかは分からない。
ともかくまだPCが家庭に普及していない頃だったので、頭の中で夢妄想をし、そういう絵を描いたり、またひっそりと落ちているエロ本を読んだりしていた。
そして時は経ち、ネット環境を手にした小学生半ばの私は、毎日毎日夢小説とエロコンテンツを読み漁っていた(年齢制限を守っていなかった事については心から反省している)。
ネットという海を漂い膨大な情報を摂取した私は、妄想では我慢できずに行動に移したくなってしまった。
そう、簡単に言えば恋人とセックスがしたい!という気持ちが湧いてしまったのだ。
だが、2人ではできなくとも1人ではできる。
そうして小学生にして自慰行為というものにも目覚めてしまったのであった。
いつか漫画のような素敵な男とエロ本のような滅茶滅茶に気持ち良さそうなセックスが出来る事を夢見て。きっと中学や高校に上がれば彼氏も出来、そんな未来がーー
と思っていたのだが。
中高大、エスカレーター式でずっと女子校を選んでしまったのであった。彼氏どころか、日常的に顔を合わせる異性がまずいない。これでは恋に落ちれるわけがない。
そういう出会いを求めていたわけではないが、エロコンテンツが好きだったのをきっかけにハマった男性向けのジャンルで、オタサーの姫的なものになった事もあった。
だが、身近に男がいても、彼氏は出来ず。
そう、相変わらず夢女子も拗らせていたのだった。
2次元のキャラクターに本当に恋をしている。しすぎて、頭の中で作り上げた理想のキャラ像に敵う現実の男が見つからないのだ。
相変わらずセックスはしてみたい!でもこれだけ心の中で愛している人がいるのだから、軽率に体を許すのは嫌だ!!でも女としてヤってみたい!!!R-18の夢小説に感謝!!!でも足りねえ!!!!現実でヤりたい!!!けど相手がいない!!!!推しよ3次元に召喚されてなにかの間違いで恋人になってくれ!!!!
という気持ちで延々と自慰行為に耽る毎日が何年続いているだろうか。そろそろ解放されたい。
ファッション誌のアンケートとか見るともう初体験を終えてる人がほとんどな割合の歳だし、そろそろ女の身体を持つ人間としてそういう事をしたい。
でも、心から好きな人とセックスができるってことに希望が無いし、もう本当に適当な人としてしまっていいのでは?って想いが日々強くなってるんだけど、受け入れきれない自分もいるわけで。
女子校教師時代に二人の生徒に手を出し孕ませ二人と連続で結婚したほどに見境の無い女好きの与謝野鉄幹に惚れて不倫、鉄幹編集で赤裸々に不倫エロを綴ったみだれ髪でデビュー。
鉄幹がバナナを晶子の性器に突っ込んで翌日取り出して食べたなどエロエピソードを披露。
日露戦争に行った弟を悲しみ君死にたまふことなかれを発表するが、表現への取り締まりが厳しくなった第一次世界大戦からは今は戦うべき時と手の平クルーさせて「強きかな 天を恐れず 地に恥ぢぬ 戦をすなる ますらたけをは」など戦意高揚系の歌を発表、四男が戦争に行った際に詠んだ「水軍の 大尉となりて わが四郎 み軍にゆく たけく戦へ」は内容が君死にと真逆。
結婚後全く詩が売れなくなった鉄幹が腐ってヨーロッパに行きたいと言い出し、7人の子供を抱えて生活が苦しい中金を捻出し送り出す、その後鉄幹に会いたくなり森鴎外に資金を工面してもらいヨーロッパへ飛び子供達を放って二人で四ヶ月の旅行満喫。
最近といってもおそらく2年くらい前から、家の近くに初恋の女の子が引っ越してきた。
彼女は社会人なので、通勤のために実家から通っている。僕の方は取りこぼした単位を拾う為に今期から真面目に1限に出席するようになって、そのおかげで朝の電車が同じになることがたまにある。今までは1限なんかにとてもじゃないけど出席することもなかったから、まさか1限に出ることで同じ電車のしかも同じ車両になることがあるなんて思いもしなかった。
確かに地元は一緒だったし、なんだったらどの辺に住んでいるのかも知っていたから、僕の最寄り駅にも自転車を使えば通えないこともない。彼女の大学が高田馬場から東西線で一駅のところだったから車両の一番後ろに乗ることを知っていて、僕の方は西武新宿で乗り換えて中央線に乗っているので、一号車に乗る。だから思いもしなかったっていうのはさすがに言いすぎかもしれない。ただ同じ車両になるというのはひどく窮屈だ。緊張しさえする。こちらとしては彼女の姿をこの目に収めておきたいのに、羞恥心が邪魔をしてしまう。職場が青山にあるというので大江戸線に乗りたいのだろう、彼女が中井で降りる気配を感じる。夏目漱石のこころをiPhoneにインストールしているkindleで読み直しているけど、様子が気になって内容がちっとも入ってこない。
こんなことになるなら、引っ越すとしても元の家から徒歩で15分くらいのところじゃなくて、もっとこう"シティ"な感じのところにしてくれたら良かったのに。パパが僕たちの地元を大変お気に召しているのだろうけど、大したもんはココにはない。ジョギング中の夫婦が「ヨーロッパに来たみたい」なんて言っていたのを聞いたことがあるけど、僕は地元に"ヨーロッパらしさ"を感じたことは一度もない。ヨーロッパらしいってしかもアフリカっぽいと同じレベル感なのがグッとくる。フランスもドイツもスイスもフィンランドも"ヨーロッパっぽい"のだろうか。
それにしたって彼女は気まずくないのだろうか。もしかしたら彼女の方は全く気にしていないどころか、僕なんかに微塵も興味を感じていないのかもしれないけど、それにしたって不都合だ。朝の通勤時間に小説やビジネス本を読むような彼女には東横線か、あるいは田園都市線がお似合いだと思う。青山の広告代理店でパリッとクリエイティブな仕事をしているのなら、意外と二子玉川や武蔵小杉なんかも良いかもしれない。トレンディがある。そんな彼女の住まいが閑静なローカル線の住宅街で僕の家から走って2分だなんて。
初恋の女の子が僕の通っている小学校に引っ越してきたのは4年生の時だ。
学芸会の準備で役を決める際に視聴覚室か何かに学年で集まる機会があって、僕はその時三組だったから、二組に転校してきたその子を見かけるのはそれがはじめてのことだった。僕は一目惚れをした。
控えめにいって、ものすごく可愛かった。もしかしたら可愛くないのかもしれないとかそういうことを思うことなんか一切ない。疑いのない可愛さ。とにかくものすごく可愛かったのだ。広末涼子のような清涼感にしかしどこか影のある、もしかしたら深田恭子かもしれないようなミステリアスさ、とまではいかないけど、こう、幸の薄そうな、アンニュイな佇まい。目が合っているようでどこか僕よりも遠くを見ているようなそういう雰囲気のある女の子。きっと心臓に包帯を巻いているに違いない。
そんな少女の横顔を偶然にもあの場で拝んでしまったその日から、僕の好みの女性のタイプが確立してしまった。確実に言える。初恋というのは実に恐ろしいものだ。
僕は地元の公立中学に進学することを決めていたし、彼女が日◯研かどこかの塾に通っていてそれで女子中学校を受験するというのは友達から聞いていたから、中学に上がったらこの思いも終わってしまうんだなと思っていた。金輪際のお別れになるんだろうなって思った。なんでかわからないけど、また会えることを期待したお別れであったり、悲しさのようなものを感じないまま中学生になった。今思えば、そういう感情が終わってしまうということが当時の僕にはよくわからなかったのだと思う。小学生の頃の僕たちはただ誰が好きだ誰と両思いだとかそういう秘密を"バクリョー会"と名付けたなんだかよくわからないグループでこっそり共有しあって、それでその子と廊下ですれ違うたびに肘で突き合うといった交友関係を楽しんでいただけだったのかもしれない。一度も話したことのないにも関わらず、これは初恋なんだって確実に言えるそれは小学校卒業と共にお別れしたかのように見えた。
僕もその当時ノリノリでプリクラをプロフィール写真に設定し、好きな異性のタイプのところに「幸薄い子」って書くくらいにはエンジョイしていた。
今でいうTwitterのようなタイムラインは「リアル」と呼ばれていて、幼稚園の同級生だったモデルの女の子は「りさのりある」とかいって人気を博していた。
「ぼくのりある」もささやかな人気を誇っていて、"ねっとりとした"自分語りとますだおかだの岡田のような芸風がウケて意外にもいろんな人に見てもらえていた。
ゲストブックというのが前略プロフの中の機能にあって、そこに知人がコメントを残すことが出来るようになっている。そのときに現れた nさんが話題になった。彼女は僕のゲストブック=足跡 にミルクキャラメルが欲しいと言った。
僕が高校にあまりいかず(行ってなかったことはしらないだろうけど)近くのコンビニでバイトをしていたことを彼女は知っていた。
彼女の言うミルクキャラメルがうちのお店にあるかどうかの話を聞かれて、多分あるとかいう適当な返信をしていたのを覚えている。そのうちみんなが僕とnさんのやりとりに興味を持つようになって、学校に行くと「あのn ってだれ!?ww」とか言われるようになった。
僕とnさんとのやりとりが130件を越えたあたりで、nさんはバイト先に来た。
僕は度肝を抜いた。まさかこんなことがあるのだろうか。あの女の子だった。
バイト中にも関わらず連絡先をその場で交換した。夜勤のお兄さんと一緒に夕勤に入っていたのだけど、事情を説明したら怒られなかった。むしろ茶化された。
そこから僕たちは小学校を卒業してから今までの4年弱を埋めるかのようにメールをした。
当時の携帯は文字数制限というのがあり、1万字を越えると入力ができなくなるのだけど、僕たちは文字数いっぱいになるメールを1時間半かけて50~100つのトピックを会話した。
たとえばニコ動が面白いとか、彼女は御三家クラスの女子校に通っていたので、自然とヲタい趣味を持ちやすいのだと思うけど(偏見)、時かけMADがあーだとか、あるいは東京事変だどうだとか、そういう話もした。彼女は軽音部で、家にはドラムセットが置いてあって、透明人間をコピーしたりしていたらしい。椎名林檎が好きな女の子だった。高校1年生にしては早熟しているという感想がある。
次第に僕達の仲は縮まっていき、バイトから上がって、電話がかかってきて。僕は彼女から気持ちを伝えられた。僕はそれには返事をしないままデートに誘った。
正直にいって、僕は彼女に対して劣等感があった。先程も言ったとおり、羞恥心なのだ。彼女は1時間半かかるメールをしながら、僕が必死に入力している時間に勉強をしていたのだ。大学入学に向けて自主的に勉強をしているような子だった。
僕は偏差値が50もない都立高校に進学して、あまつさえ学年ワースト10の人間だったから、そういう天上人の姿を目の当たりにして惨めな思いがした。
「勉強なんて、くだらない」
「どうせやったって役にたたない」
僕はみんなが僕と同じようにそう思っているに違いないと思っていたから、ボイコットと言えるような授業態度を取ることもあったし、それがきっかけで停学になることもあった。そういう人間なのだ。そういう貧困家庭で文化資本の微塵もない人間が彼女のような幸福に溢れる少女と関わるなんてこと、あってよかったのか。
僕は気持ちに応えたかった。けど、自分の無様な境遇を誰よりも理解していたからこそ、彼女の気持ちに応えることもなく、返信を止めてしまった。
「あの時いったこと、なかったことにしてください」
そういう経緯もあって、高校二年生にあがって、ひょんなことで自分も大学進学ができることを知ってから、たまらず勉強をしてみたくなった。
早大学院が家の近くにあって、その高校に幼馴染が進学していたこともあって、高校に行っていなかった時はもっぱら学院の子たちと遊ぶようになった。
もう一人、学院にいったバスケ部の友人が僕に言ったことがある。
「ココにはお前みたいなやつがいっぱいいるぞ!」
僕の居場所はきっとこっちなんだろうなって思った。
僕は変に尖っていたから、東大は無理だけど早慶ならやればイケると思っていた。だから学校で受けることになっている模試の志望校には早稲田の法学部と慶應の法学部を必ず書いた。当時の僕は文系最難関は法学部だと思っていた。偏差値は30台だった。
僕が勉強に対してひどいコンプレックスを抱えていたのは、進学した環境へのミスマッチもあったけど、それよりも大きかったのはきっと彼女へのコンプレックスが勉強に向いていたからだと思っている。僕はそうやってここまでやってきたのだ。
幼馴染いわく、彼女はAO推薦で早稲田の国際政治学科に入学したと聞いた。
ものすごくモテるけど、性格が奇抜らしく、恋愛に発展することはそう多くなかったらしい。
彼女は3年生になって、イェール大学に1年間留学した。留学費用は親から借りて、社会人になった今、親に返しているって言っていた。
彼女はきっと大学でケインズやハイエクを勉強するような感じではなかっただろう。
きっとホロコーストに関心を持って西欧政治史を勉強していたのだろう。ハンナ・アーレントのようなそんなイメージがある。"アンシュルス"という響きが彼女を形容する。留学ではどんなことを学んだのだろう。
僕の方はどうだっただろう。
見えない格差に悩まされないことはなかったし、この断層をどうにかして上り詰めてやろうと思った。もしかしたら届かなかったかもしれないし、もしかしたら届いたかもしれない。
でも、ある種の上流に来て思った。僕は平面的な世界しか見ていなかった。ここには奥行きがあって、階層が同じになったように見えても、生きる世界が交わることがないのだと。
彼女の生きてきた歴史を僕が覗くことが出来ないことが、たまらない不安となる。彼女の見える世界と僕の見える世界はブラウン管に映るカサブランカと最新液晶で見る君の名はくらい違うに決まっている。
恵まれた家庭に生まれ、愛され、そうして社会になんの疑問を抱くことなく生きてきたのであれば、どうかそのまま幸せになってほしい。
社会人になって、通勤中にビジネス本を読んだり、コピーの勉強をする必要なんてきっとない。いつかきっと、おそらく今も付き合っているであろう彼氏や職場の人と結ばれて、2児の母になって、幸せになっていってほしい。
彼女が政治経済学部に進学したように、僕も政治経済学を学んできた。
彼女が広告代理店に就職したように、僕も卒業したらネット広告を生業とするだろう。
どこかで交わってもよかったはずの世界が、どんなに類似共通する点があっても交わることのないこの世界の片隅で僕はまことに勝手に息苦しさを感じている。
おそらく10月までに引っ越すことになるだろう。
僕が24年間生きてきた思い出深い地元を出た時、僕と彼女を結ぶ共通点がついに無くなる。
それは小学生のときにはわからなかった別れのような感情を僕に芽生えさせるのか。
あるいは僕の眼前を照らす原動力として、ずっとこころのどこかに仕舞われたまま生きていくことになるのだろうか。
国境の南、太陽の西という小説がある。あの主人公の気持ちが分かるような気がしてしまう。もし30歳とかそのくらいの年齢になって、島本さんのように現れてしまったら、僕はどうすれば良いのだろう。
一度空いた穴が塞がることはないのだろう。
AKBのファンでも何でもないのに、最近の須藤凜々花さんに関わるニュースを逐一追いかけては、友達とメールで文句を言い合うという意地の悪いことをしている。なんでこんなに躍起になって彼女のことを追ってしまうのか、何がわたしを苛立たせているのか。
アイドルとしてチヤホヤもされたいし恋愛もしたい。選挙前にはファンに対してガンガン課金をあおり上位に入賞したい。しかし週刊誌に載ってダサいことにはなりたくない。これは真剣な結婚であるからこれまでの熱愛スクープなどとは一緒にされたくない。ファンが悲しむことより先輩や同僚たちに迷惑をかけることより自分のポリシーを貫くことが優先。だからどうしても言いたかった。今後グループは卒業するけど名前も売れたし芸能界は続けたい。もちろん結婚もする。全部欲しい。清々しいほどに自分の気持ちしか考えてない人だと思った。(個人の感想です)
自分が和を乱すことを恐れたり人目を気にしやすかったりすることもあって、彼女の行動が理解の範疇をこえて恐ろしかったのだとわかった。得体の知れない怪物を見ているようで目が離せない。
余談ですが小中学生の頃にAKBファンで憧れてAKBに入ってきた女の子が、今回の総選挙の須藤凜々花さんを見て、来年ファンの人にお金を出させてあの舞台を目指す価値はあるのか分からなくなったと言っているそうで、さもありなん…。
そして西森路代さんのツイートを読んで、豊田真由子衆院議員も全部欲しがる女だったのではないかと思った。
あと私、頑張り屋は全部で認められたいということを知ったのが、10年くらい前で、東京の優秀な女子校出身の編集さんが、同窓会に行くのがしんどい、みんな受験も就職も勝ってきたから、結婚でも勝たないとって思ってるから、って聞いたのがきっかけで今でもすごく覚えてる。