「一言」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 一言とは

2023-12-13

anond:20231213103525

清潔感は美醜のことではない」と主張する人に清潔感の中身について話を聞くと

どうして容姿の美醜ばかりあげるのだろう

そんなこと一言も書いた覚えは無いですがね

これを書いた直後に「清潔感とは美醜のことである」と力説するし

anond:20231212233156

はい?どこをどう読んでそう思ったのか。

そんなこと一言も書いた覚えは無いですがね。

私は、女は恋人にする男には最低限「清潔感」を求めるっていうことを言いたいんです。そりゃ不細工+清潔感イケメン+清潔感なら後者モテるに決まってますが、そういうことが言いたい訳では無いです。おじさんとか、周りには清潔感すら感じられない男が女より多いため、女は最低限として清潔感提示するってだけです。

というか元がイケメンだって清潔感がないとモテませんよ?YouTubeとかで垢抜け的な動画を見て見たら分かりますが、土台が良くてもしっかりオシャレしないといわゆるイケメンには見えませんから。土台がいい+清潔感イケメン 、ですからね。そりゃイケメン清潔感ありますよ、元々含まれてるんですから

あと、「ただしイケメンに限る」とかなんだとか言うことに対して馬鹿らしいと言った理由は、それが当たり前な事だからです。そりゃ人間見た目でしょ。特にネットでは外見でしか人間のことを見られないのだから、その傾向がより強まるはずです。当たり前のことなのに言わなくてもいいことを卑屈になってぶつくさ言う人間は、本当に惨めに見えるってだけです。

2023-12-12

anond:20231212191840

山形県には、冷たいラーメンが食べられる「冷やしラーメン」という郷土料理があります山形市にあるそば店「栄屋本店」が戦後常連客の一言きっかけで開発したと言われています。

冷やしラーメンは、見た目は普通ラーメンですが、冷たいスープラーメンで、夏だけでなく1年中食べられます。氷を入れて提供されることも多いのが特徴です。さわやかな味わいで人気があり、山形の夏のご当地麺として知られています。

山形県には、冷やしラーメンに似た料理として「冷たい肉そば」もあります河北町谷地の名物で、伝肉そばとも呼ばれます

性に関する許容

このままだと兄妹婚なんかも「性の多様性」の一言認知され、それを否定するのは「価値観が古い」なんて言われて、社会では許容されるようになるんだろうか?

2023-12-11

やっぱりヤジって要らなくね?

anond:20231210080216

ヤジ要らないよねってエントリーブコメが人の話を聞かないヤジだらけでさ、じゃあやっぱり要らないんじゃねってなった。

安倍がどうのなんて一言も言ってないのに特定の人には(ただし安倍は除く)みたいな文言でも見えてんの?それ妄想だよ。

異論は辞さないなんてのもまっっったく書いてないよね。何で独裁がどうのとか言ってるの?何を勝手に見て勝手に憤ってるの?

その人の話をちゃん咀嚼しないで返してくる思い込み、早とちり、あのエントリー趣旨はそれが要らないって話だよ!

とりあえず人気ブコメレス

なるほどーヤジはNGだけど公権力による排除OKってことか。小学校は真面目に通ったけど中学校には行ってないとこういう思考になるんだな。義務教育大事

最も要らない何の生産性もないヤジ代表だね。

話も聞かず短絡的な文句つけてこいつ小卒って決めつけるのが義務教育の賜物なのか?ついでに言えば義務教育には中学校も入ってるわけで、イキるなら最低限の整合性を付けてくれ。

これに星つけた人、何を思ってつけたの?こんなヤジ、逆に恥ずかしくないのか?

こんな気に食わないやつに言ってやったぜみたいな唯の罵倒が支持されて、ちゃんと話を捉えて答えてくれてる生産性ある問答が埋もれてしまうのとかさ、正にヤジ要らないの実証なんだよね。

ヤジが要らない、というのはその通り。ただその考え方から、「公権力排除して良い」までの間には越えるべきハードルがいくつかあるはず。ここのバッファ大事だと思う。

これはそうだし、だから追記公権力排除ダメと書いたんだよね。

解釈改憲とかは要らないよ。公権力が動くなら法での明記が大前提だし、裁判判決が下った通り、公権力によるヤジの排除はアウトだろう。

でも、私は公権力による排除がどうのなんて話はしてないんだ。そればかりか全く政治に寄った話でもない。

そこは趣旨じゃないんだ。

「ヤジの要不要」と「ヤジった人を公権力排除することの是非」を切り分けないまま論じているのでぐちゃぐちゃになっている。子供にどんな社会を残したいかという話なら、ヤジの自由容認されている社会一択では

あのエントリーでどうしてその点を論じてるように捉えられたのかわからない。

まり貴方の子供は貴方含め人の話を好き勝手茶化したり遮ったりして聞かなくても良いってことかな。

異論が許される社会”と言う意味でそう言われてるなら私も異論はあって然るべしとしてるので、よく読んでください。

演説においてあまりにふざけた事言ってたらヤジることもありだと思うけど、集団シュプレヒコールよろしく合唱し始めたら選挙妨害よ。聴く側の権利もある。

そう、聞くの大事。まあ、政治に限った話じゃないんだけどね。

よく聞いて、理解して、返す。もちろん返すのは意見として対立してても良い。

ただ話し合いとしてのキャッチボールは成り立たせたい。

それにはまずちゃんと聞くの大事

安倍とか自分は散々国会でヤジってるのにヤジられたら公権力を使って排除するのはおかしい。自分がやられたら嫌なことを人にやってはいけない。

そうね。私もヤジ嫌いだからさ、与党だろうが野党だろうが安倍だろうがしょうもないヤジ許してないよ。

でもね、私のエントリー趣旨には掠ってもないのよ。

話聞いてくれ。

吉田茂に、コートを脱げっと言うヤジが飛んだ時に、「これが本当の外套演説」と言ったエピソードが良い。なんかそのレベルの大物感のある政治家がいなくてつまらない。

へー。昔は良かったんだね。

一見して不要ものをあえて権利として保護しなければいけない理由は、不要でないものまで不要とみなされて排除される危険があるからだ。恣意的な統制に利用される場合もあるし、巻き込まれ排除される場合もある。

ヤジって話の妨害じゃん。会話とかじゃなく暴力行為の類だよ。如何なる人の話においてもそれは要らないでしょ。

ついでに言えば不要とされ排除されてきたもの社会にたくさんあるのでは?犯罪行為なんてその成れの果てでしょ。

ヤジは民主主義にとって非常に重要プーチンに、「いよっ!負け戦!」ってヤジを飛ばせないから、戦争がだらだら続いてるわけで。民主主義のほぼ唯一の長所とは、誰もが失笑する政策を潰せることである

ヤジの過大評価がキツ過ぎる。ヤジは世界を救うって論文書いてヤジでノーベル平和賞でも狙う気なのか?

ヤジを飛ばせない云々じゃなくて独裁から批判できないだけでしょあれ。

法律禁止する場合必要ない」ではなく「害がある」まで行って初めて禁止できるのが自由主義なので。

辞書からして明らかに妨害”なんだよなあ。

やじ・る【野次る/弥次る】

読み方:やじる

[動ラ五(四)]《名詞野次」の動詞化》他人言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく—・る」



自分必要なくとも「禁止せよ」には反対するのが権利というものだけど、嫌悪感で頭が埋め尽くされると突然記憶喪失になって「正しい選別」「子供に見せられるのか」とか言い出すやつどの分野にもいるんだよな

異論対立なども含めた話し合いを円滑に行う事を基軸に、コミュニケーションにおいてただ妨害に当たるヤジは要らないんじゃないかと言ってるだけであって、そこのところちゃん理解して貰えてんのかな?と思う。

大の大人が話も聞かずに喚き散らかす、怒鳴り散らす、話を逸らすって、そりゃ子供に見せるの恥ずかしいでしょ。そんなのOKしながら子供には『話を聞きなさい』なんて口が裂けても言えなくなるぞ。

はてなーの李徴を一言で言うと?という問が大学サークルの中で出たんだけども

臆病な自尊心尊大羞恥心

表現されててワロタ

anond:20231211132319

何より、旦那ポテンシャルを信じてたから気にせず結婚した。

この一言で結局増田年収判断したってことになるやないか

はよ消せこの1文

anond:20231211124618

太ってるやつてだいたい何かにつけて一言目には「膝が」て言うよな

anond:20231211032523

待つし、たいてい一言ですむんだから相手に断るよ。

熱くないとおいしくないもの相手がだいぶ待たされるものは「すみませんがお先にいただきます」っていえばいいし、そこで食べながら返事すると行儀がわるい。

話し続けながら食べることは行儀がわるいのでしゃべらずに手で制してのみこんでから返事するのをくりかえせば相手もそうそう話しかけてこないんだよ。

からおまえがいうようなことにはならんよ。

2023-12-10

コンカフェ通いで気が付いたこ

ただ世間話をして暇つぶしするためにコンカフェに時々通うようになって3年がたった。

最低限のお金以外は払わないケチな客だ。

それでも店が暇そうな時間を狙って行けば若い女の子世間話ぐらいはできる。

 

それで、だんだん気が付いてきたことは、一言で「若い女の子」とは言っても、一見同じように見えても、

彼女らの間には生まれ・育ちによって残酷なほどの格差があるということだ。

 

コンカフェという場で、年上の男性相手に、物怖じせずにふつう世間話ができる女子というのは、

たいていふつうにお父さんがいる家庭で育っている。

 

その一方で、驚くほど男性客とコミュニケーションが取れない子もいる。

そういう子の多くは母子家庭か、もしくは父親仕事の都合などの理由で、ほとんど父親がいない家庭で育った子である場合が多い。

 

これは本人の責任ではないのだから、気にせずマイペースにやってくれればいいとは思うのだけれども、多くの場合短期間で辞めてしまう。

本人が「やっぱりこれは向いてない」と気が付いたか、もしくはもっと他にやりたい仕事が見つかった、ということなのならば別にいいのだけれども、

メイド服を着てアルバイトしたい!」と思っていた子が、そんなことが理由でつまづくのはかわいそうすぎる。

2023-12-08

ブクマカの特徴をリストアップしたよ

「役に立つ記事に興味がある」

時事問題に興味がある」

「何か一言言いたい」

マンガアニメが好き」

映画小説も好き」

知的なことも好き」

婚活夫婦関係子育てに興味がある」

政治に興味がある」

「男女の対立に興味がある」

「くだらないけど面白いものを読みたい」

「食べることに興味がある」

ダイエット健康に興味がある」

「とにかくアドバイスをしたい」

ヤバい人間批判したい」

大喜利が好き(うまいこと言ってスターが欲しいから)」



増田でバズりたい人は、これらの要素を取り入れた記事を書くといいよ!

anond:20231207154737

うわっ。貧乏くさいからやめなよ

この一言人間性がにじみ出てるな。

2023-12-07

anond:20231206173234

それっぽい部署に直接電話かけて「たらい回しが嫌なのでわかる人につないでください」と少々キツめに一言言えば迷惑認定されて、わかる職員にすぐつないでもらえる。

役所クレーマーがとにかく嫌いなので「こいつクレーマーか?」と疑われるぐらいがちょうど良く、対応が段違いによくなる。

職員名前をしっかり聞き返すのも静かに圧をかける手段の一つ。

2023-12-06

コンビニを出入り禁止になった頃の思い出


思い出を語ってみる。俺はしがない社会人だけど、できるだけ面白くなるよう心掛ける。

あれは確か、2021年秋だった思う。当時も今も、うちの家の近所に老舗のスーパーマーケットがあってさ、朝早くに行ったら居酒屋だと刺し盛り2,000円だろ!! ってレベルの新鮮な刺身パックが売ってた。

それが楽しみで、週に二度通ってた。たまに、生マグロとかウナギ解体ショーもやってたけど、コロナ禍のせいで中止になってしまった。今でも再開されてない。

さて、ある秋の日の午前だった。いつものように刺身パックを買って、あと昼酌のためにビールも買って、そのスーパーマーケットレジに並んだ。そしたら、いつもいる小柄な大学生ほどの女の子レジを打ってたんだが……。

「あっ!!」

つい、驚いてしまった。本音だった。その子はびっくりしてた。

ここまできたら、恥ずかしいけど言うしかない。当時はそう思ったはずだ。

「〇△さん、髪切りました!?」

そんなことを言った。善意でも悪意でもなかった。思ったことを口にしただけだ。

するとさ、その女の子がさ、

はい…切りました…」

って、悄らしい感じで答えるのだ。まごまごしてた。

の子刺身パックとアサヒの缶ビールを手渡して、当時は有料化されたばかりのレジ袋も渡して、お会計で千数百円を出した。

すると、その子が小銭をレジに入れる前に、チャリーンと落とした。すぐに拾い上げた。慌てていたんだろうか、お釣りは受け皿に置いたけど、割り箸レシートもくれなかった。

袋詰めコーナーで刺身レジ袋に入れて、レシートゴミ箱に捨てた後で○△さんの方を見ると、片手を後ろに組みながら、左足?のつま先で床を掘り返すような仕草をしてた。この場面は記憶に残ってる。

正直、気持ちが悪かったと思う。相手にとっても。俺にとっても。俺、そんなに若くもないのに……当時は31だったけど、やはり若くはないと感じる。でも、その時から俺はなんか、変わった気がした。

それから、チャンスがある時はその女性店員S子さんと雑談をした。俺のほかにおじさんやおばさんがレジ店員と会話してるのを聞いて、天気の話とか、メイクが変わったこととか、相手ちょっと褒めるのとかした。

S子さんが喜んでくれるのが嬉しかった。うざそうにしてたらすぐにやめたけど。



でも、俺は調子に乗ってしまった。

ひとつは、その年の冬だった。レジコーナーに行くと、レジ打ちの人の中に、背が高い20代前半ほどの女性と、もう一人レジ係がいた(2人組)。俺がレジに入ろうとすると、背が高い方のT子さんが、両手で無言でブロックサインを作った。

前を見ると、そのレジは止まってた。客と店員の話を聞くに、カード割引の電子決済トラブルがあったようだ。T子さんじゃない方の子マイクスペースに行って店内コールをするんだけど、これは……「聞こえてないな」と思った。

チラッとT子さんを見た。不安そうな顔で立ってたよ。それで、俺は彼女に声をかけたのだ。「今の聞こえてないよ。あなた社員さん呼んできたら」と言った。すると、T子さんは走り出して精肉コーナーの方に向かった。

社員さんがT子さんと一緒にやって来て、レジ操作して事なきを得た。夕方~夜だったはずだ。3割引の刺身を買っていた気がする。

次の来店時から、T子さんのレジに並ぶと会話が弾むようになった。ピアスとか、イヤリングとか、シルバーリングとか、いろいろ付けてる子だった。アクセサリーの話もしたし、進路のことも話したかな。

ある日の夜だった。半額ハンターとしての役目を終えてレジコーナーに向かうと、そのT子さんのレジの隣に、先ほどの背が低い子(S子さん)がいた。俺は何も考えずにT子さんのレジに並んだ。

そしたらさ、それを見たS子さんがどっかに走って行くんだよ。サービスカウンターっていうのか、お歳暮地元土産物が置いてあるコーナーだった。

S子さんに悪いことをした。罪悪感が込み上げてきた。確かに、S子さんとはたまにしゃべってた。会計の時、「こんばんは」「雨が多いですね」とか一言二言くらい。

でも、当時の俺にはそういうのが非常識だとわからなかった。今思えば恥ずかしい。穴があったら入りたいよ。

T子さんとは、それから偶然スーパー駐輪場で一緒になって、そしたら話が弾んで、電話番号を交換して、一緒にご飯に行った。それから何度も、いろんな場所に連れて行ってあげた。いい子だった。

付き合ったのは半年だったけど、いい思い出だった。先日、バッタリと会う機会があった。おいしい物を奢ってあげた。



残りひとつコンビニだ。あの当時、近所のコンビニでも女性店員と話をしていた。どっかの遊戯王キャラクター台詞じゃないけど、「お前、キモイだろ!!」みたいな感じだった。

当時はまだ、T子さんとの付き合いに発展する気配はなかった。というか恋愛に興味がなかった。でも、コンビニ店員に声をかけてみたいと思っていた。愚かだった。

そのコンビニには、姉妹同士と思しき店員が働いてた。一緒にシフトに入っていることが多かった。そのコンビニは、時間が経った店内調理品を値下げするタイプだった。俺がさ、仕事帰りに唐揚げとかカレーパンをまじまじと見てると、姉の方は目の前で割引シールを貼ってくれた。控えめに見て神だった。妹さんは接客がしっかりしてて、とても高校生には見えなかった。

その姉妹とか、ほかの店員さんとも会計の時に話をしてた。十秒以内だけど。天気の話とか、好きなホットスナックとか、見た目が変わったこととか、他愛のない話ばかりだ。

師走の頃だったか。いつものようにコンビニに入ってヤングジャンプを読んでたら、なんとお廻りさんに呼び止められた。「ちょっと来てください」と言われて、パトカーに乗せられた。コンビニ駐車場に1台だけパトカーが停まってるのって、なかなかシュールだったよ。

それで、ポリ公の2名からこんな職務質問を受けた。

(ポリツァイ×2から職務質問

・「女性声かけしてる人がいる」という店から相談があった

・詳しくは言わないけど、ある女性店長さんに言ったんだって

・ほんとに変なことしてないよね?

・もうこんなことはしない方がいい。あなたもいい年なんだから

あなたにとっては気軽でも、相手にとってはそうじゃない

それで、パトカーの中で詰問が続いた。俺が犯罪をやってるみたいな決めつけだった。正直ムカついた。だが、相手お上だ。忍耐しか勝たん。唯一の道だ。

お巡りさん(ポリツァイ・若)に、「あ…そうだ。身分証見せて」と言われた。俺は免許証と一緒に、名刺入れの中から地元町内会子ども会の役員)の名刺を出した。

会社名刺はある?」とお巡りさん(ポリツァイ・老)に聞かれたけど、「土木作業員なんで持ってないです。この見た目でわかるでしょう」と答えた。本当は地元区役所勤め(※時々作業着を着用する事務吏員)だったか名刺を持ってたけど、見せたくなかった。

だって、こいつらは俺のことを犯罪者扱いしてる。それこそ小学生の頃から地元一筋で生きてきたのに。横浜田舎だけど此処が本当に好きで、ずっと地道に活動してきた。子どもながらに地元イベントの手伝いを何度もした。大したレベルじゃないけど地元に貢献してきた。

から、高三の時に区役所試験を受ける時だって祖父や実父が顔を利かせてくれたし、学校先生や、剣道部監督コーチだって学校単位で推薦状を書いてくれた。「できることはやった。試験がんばれ」って応援してくれた。

(以下追記

※誤解があったらよくないので弁明する。地元のために活動してる人が公務員試験で有利になるのはありうる。ルールに書いてないだけで。実際、俺以外の採用者を見る限り、地元枠というのが明らかにある。ルールに定めはないけど、故郷を想う人を優先するのが地方公務員試験のあるべき姿だと思う。国の機関だったら、外務省非公式ながら縁故採用してるじゃん。国にとって大事な家柄や血筋の人を採用してる。それくらい、社会では『つながり』というのが重要視される。

まあ、警察官に疑われたのはいいよ。実際、俺は悪かった。だけども……お巡りさん通報を受けたので仕方ないにしても、問題はあのコンビニ店長だ。一応、顔は知ってるけどさ。

同じ組内(くみうち)なのに、あの人は町内の溝上げにすら参加しない。お前がひい爺さんの代から経営してる商店(コンビニ)の前の水路、俺らがさらってるんやぞ?? と、急に怒りが込み上げてきた。

子ども会の行事での弁当発注とか、イベントが終わった後の飲み会地元店を順繰りに利用してるのを思い出すと、さらに腹が立ってきた。

そんなこんなで、職務質問は15分ほどで終わった。あの時、子ども会の名刺を見せた途端、警察官二名対応が一気に緩くなったのだ。以降は和やかムードになった。

その一人(ポリツァイ・老)は、俺の祖父を知ってるみたいだった。「あー、連合会長さんのお孫さんなんですね」って感じだった。「今は故人です。お世話になりました」と言っておいた。

漸くパトカーから解放されて、警察官に連れられてコンビニの中に入ると店長さんがいた。それで、出入り禁止を告げられた。

「……そういうことなので。今後のご利用はなしでお願いします」

「わかりました。そうします。すいませんでした。ただね、店長さん。そう思ってたんなら、話をしてもらいたかった。いきなり行政ではなくてね、同じ町内なんだから店員さんに話しかけるのが迷惑なら、まずは言ってほしかった」

はい……では、すいませんが。今後はご利用はなしということで。お願いしますね」

「わかりました。もう利用しません」

言うまでもないが、子ども関係発注リストからあのコンビニを無くした。町内会寄り合いでも情報を共有した。利用客とトラブル解決の話し合いをせずに警察通報する店があったことを。俺はあの時、嫌な気分になったし、地元民同士で腹を割って話し合えないような者と付き合いたくない。

子どもの頃を思い出した。昔、俺の爺さんの世代なんかは、何かあるごとに皆で公会堂に集まって、午前中に話し合いが始まって、昼になろうと、日が暮れようと、夜になろうと、ずっとやってた。話すことがなくなった人から家に帰っていくスタイルだ。夜を跨いだ場合太陽が昇った直後だと討論組と雑魚寝組に分かれていた。

あの人達は、とにかくずっと腹を割って議論し続けていた。そういう農民DNA身体に刻まれていた。それが、この組内(くみうち)のしきたりだ。百姓世界の決まり押し付けるみたいで悪いが、腹を割って話し合いができない奴とは仲良くしたくない。

でも、俺が悪いのは間違いないと思う。だって、俺があの姉妹店員に話しかけなければ、こんなことになってない。悪いことをした。申し訳ない。もし祖父が生きてたとしたら、俺はすごく怒られていただろう。「他人迷惑をかけたらいかん」って、絶対に怒られてる。俺が悪かった。反省してる。

今はこんなことはしてない。大人しく買い物してる。あのスーパーは、今でも週に何度か利用する。買う物はずっと一緒だ。新鮮な刺身と、アサヒビールor焼酎を少々。あとは半額総菜。黒烏龍茶インスタントパック。冷凍食品。そんくらいしか買う物がない。実家暮らしからな。

結局、子ども関係コンビニへの発注分は、こっちのスーパーに移ることになった。大資本がやってるスーパーマーケットではあるが、地元税金を払ってるならいい。



いつまで経っても同じ生活を繰り返すのだと思う。今週もいつもどおり、あのスーパーマーケットで何度か買い物をする。それで、日曜日には水路の清掃とか、子ども会の伝統行事とか、ほかの地区と合同で〇△フェスティバルをやったりする(小中学校の校庭でやるお祭りetc...)。

あとは、そうだ。いつか必ず、子ども会の行事として劇団四季ミュージカルツアー企画してみたい。今思ってるのはそれくらいかな。

こんなことをして一生が過ぎていくんだろうな。そして地元死ぬのだ。できれば祖父みたいに、実家死にたいな。朝起きたら死んでいるのがいい。

話は散らかったが、懺悔を聞いてくれてありがとう。すっきりした。増田の皆さんがよい週末を過ごせるように祈ってる。



追伸

あの後、コンビニとは仲直りしました。

子ども会の弁当発注も元通りです。

最近妻が結婚指輪を外している

からといって別に不仲というわけでもないし、なにか揉めたような記憶もない。

ただ、ある日から結婚指輪を外していた。

理由は聞いていない。

おそらく「家事の時にちょっと邪魔だったから」と何気なく言うはずだ。

そこに悪気も悪意も作為もない。

そう信じている。

信じているが聞くことが出来ない。

俺は浮気をしているわけじゃないし、何かやましいことをしたつもりもない。

それでも度々、妻が指輪を外したという事実が頭の片隅を過り、その度妙な無力感に襲われる。

仕事中、シャワーを浴びているときランチ時。

ふと気を抜いた時に、そのことが頭を過る。

俺は未だ妻のことを愛しているし、これは愛しているからこその感情だと思う。

今度、新入社員女の子が「相談したいことがある」というから二人で食事に行く。

こうした状況があまり良いものではないことは知っている。

それでも止めようとは思わない。一種嫉妬、なのかもしれない。

そのことに部下の女の子を用いるのは卑怯であるのは分かってる。合理的でもない。

それでも…俺はその旨を夕飯のときに、向かいに座る妻に話した。

へぇ~そうなんだ」の一言で片づけられた。その後には特に何もない。

妻が食器を洗っている音を聞きながらこの記事を書いた。

すぐには投稿できなかった。いつの間にか水の音は止み、ねぇ何やってるの?と妻がいつの間にかのぞき込んでおり、慌てて俺は起き上がってソファ姿勢よく座り画面を隠すようにしながら「別に」と答えた。

妻は何も言わず俺を見つめた。

翌日の朝。ほんのわずかにでも期待していたのかもしれない。

しかし妻はやはり指輪をしていなかった。

今晩、部下の子と二人きりで食事だ。妻にも伝えてある。だから問題はないはずだ。

終電になるかも、と告げて家を出ると彼女は「そうなの。じゃあ、いってらっしゃい」と言った。

その”じゃあ”は何を意味するものなのか分からない。もやもやした気持ちを抱えたまま、あと数時間仕事は終わる。

俺は部下の、妻よりも若い新入社員女の子食事に行く。

終電帰宅し、その際には指輪を外すかもしれない。

そうして妻に「指輪は?」と尋ねてほしい。

そうすればきっと、俺も同様に「指輪は?」と尋ねることが出来るだろうから

anond:20231206153423

社会にさばいてもらいたいなんて一言も言ってないんだけどやっぱ糖質入っちゃってる?あとその付加疑問の言い方すれば既成事実化できるとでも思っちゃってる?

世界一ブロックされた人

Xの機能追加の数々は、一言で言えば「馬鹿の発想」である

それが与える影響はやってみないとわからないではないか!といって実装してやはり失敗している

イーロン・マスク試行錯誤スピードは早いかもしれないが、SNSの「コミュニティを維持する」という根本理解していないかもしれない

SNSは車でもロケットでもない。人間が互いに協調する場なのだから共感性が一番重要では?

イーロン・マスクサイコなので、共感の逆を行っている

世界一ブロックされたユーザーイーロン・マスクである

2023-12-05

どこにでもある話 / 労務管理者、仕事しろ

ほんとどこにでもある話。

人手不足で請われて始めたアルバイト

このご時世だから、似たような境遇の人はわんさかといるのではないだろうか。


最初交通費出るって話だったのに、最初給料支給日に突然、

「うちは直線距離5km以内は交通費出ないから」と後付けで言われる。

最初説明ではそんなこと一言も言われてないし聞いてない。

ふざけんなよとか思いつつも、出ないというならしょうがないとあきらめた。


後日、仕事場の同僚アルバイターにこの話(上記愚痴)を聞いてもらったところ、

バイト(女)「え? 私ここから徒歩圏内だけど交通費(ガソリン代)全額出てるよ?」

と言われる。おい、労務管理者、なんだこのダブスタは。


就労規則正社員の人に見せてもらい、交通費についての記載があるところを確認した。

かに直線距離で5km以内は交通費支給しないと書かれている。

なら、なんで同僚のバイト(女)は交通費支給されてるんだよ。意味がわからない。

店長はただでさえ店にいることはほとんど無い。いつもどこほっつき歩いてんだよ。

この件について確認を取りたいのに、連絡がつきやしない。



【ここから作り話】

どうにもバイト仲間に話を聞いてみたところ、同じ5km圏内から通勤していても、

交通費が出ている人もいれば出ていない人もいることが発覚。いい加減だな、おい。


交通費が出ないことに不満を持っている人たちは、勤務時間を15分勝手に延長してタイムカードを押しているらしい。

勝手に、とは言っても、仕事を終えたあとに何かやれることを勝手に見つけてその分の給料をもらっている形のようだ。

3分過ぎたら15分加算、みたいにして、交通費相当を水増ししているようである。うーん、いいのかそれ。


バイト仲間の間では暗黙の了解で行われている行為のようで、正社員も見て見ぬふりをしているようだ。

まりにも酷い場合(1分過ぎたら30分加算みたいな例)は、多少注意したり修正されるようだが、

正社員自身待遇に相当不満を持っているようで、知らんぷり状態である正社員バイトと仲良くしたいようだ。

ま、正社員所詮は雇われ、経営者じゃないからね。経営側のお金漏れ出ようと自分の懐は痛まないわけで。


どこにでもある、典型的な、労務管理がいい加減でずぶずぶ状態になってる仕事場

中途半端交通費をけちってるせいで、こういう変なやり方で余計に出費を増やしてる。

交通費より多く取れるから今のままが良い、という長年勤めてる人さえいる。


交通費労働時間管理グダグダ感だけで、ああ、この仕事場は人があまり定着しないし、

入れ替わりが激しいのも納得だよなぁと思わされたわけである

もうこの時点で、自分も逃げ出したい。自分年末までの臨時から別にどうでも良いけど。

【作り話ここまで】

祖父のような人が、昨日死んだ。

祖父のような人が、昨日死んだ。

血の繋がった祖父は、自分の生まれる前に亡くなっていた、少なくとも父方の祖父は、割と早くに亡くなったらしかった。

母方の祖父は、母親子供の頃に祖母離婚しており、多分早くに亡くなったのだと思うが、仮に生きていても会うことはなかった。自分がいつそんなことを聞いたのかは確かではないが、物心ついた自分が、血の繋がった祖父、というもの意識した時にはどうやら亡くなっていたらしいのは確かだ。

祖父のような人」は、僕が生まれるずっと前から祖母と一緒に暮らしていた。多くの人が誰しも持つ思い出のように、自分子どもの頃、祖母と彼の住む家に遊びに行き、甘やかされ、小遣いをもらい、トランプやら野球やら将棋やらをして、思う存分に遊んだ

将棋ルール司馬遼太郎池波正太郎、他にもいろいろと、今ではどれが彼に教わったものか一々思い出せない程、いろいろなことを彼は教えてくれた。

しろ祖母と彼には、高級旅館に何度も旅行に連れて行ってもらったり、高級料理を食べたり、普通の人よりも随分いい思いをさせてもらった、祖母お金だったのか、彼のお金だったのか分からないが。

祖父、おじいちゃん、適切な言葉は分からないが、彼は自分にとって唯一のそういった存在だった。彼は無責任で、冗談と嘘をよく話し、調子のいい軽口を叩き、良い人間とも思えないが、憎めない人だった。

陽気に昔の自慢話を語り、祖母や叔母に返す刀で昔の失敗をからかわれると、機嫌を損ねて無口になり、眠ければ眠り、食事の時は誰よりも早く食卓について料理が出てくるのをやたらと祖母に急かした。彼は一言で言えば、「簡単」な人だった。読書好きで、色んな経験をしてきたらしい割に難しいことは考えず、毎日似たようなことをして気楽な生活を送っていた。

祖母が彼と暮らし始めたのは、離婚した直後のようだった。母や叔母(母の姉、祖母の娘)は、彼のことを時折「おとうさん」と呼んだし、祖母、叔母、母、彼の四人で暮らしていた時や旅行をした話を聞くことも稀にあった。

ただ、彼は、外に出れば家族ではなかった。彼の苗字は一人だけ違った。祖母が「田中」(仮名、でもそれくらいありふれた苗字だった)と彼の苗字を口に出す時、聞いてはいけないタブーに踏み込んでいるようで、胸がざわついた。今でも克明にそのざわつきを思い出すことができる。

父方の家族に会う時、彼がその場に来ることは当然なく、それどころか、彼のことを口に出してはいけない、そんな人はいないものとして話さないといけないことは、子ども自分にもいつの間にか十分過ぎるくらい分かっていた。

父は自分や兄や母とともに、母方の祖母の家に行くこともあったが、彼のことを嫌っており、彼と会ってもまともに話さず、彼の話を自分や兄から聞くと不機嫌になった。自分も兄も馬鹿じゃなかったので、幼い頃から、彼の話を父の前でしてはいけないことは分かっていたが、父は、祖母の家から帰ってくるたびに普段の落ち着いた様子からは考えられない程ぶっきらぼうに「田中はいたんか」と自分に聞いて、「うん」とだけ自分が答えると、より一層不機嫌になった。

母は、自分たち兄弟を育てながら、よく酒を飲み、よく荒れた。父は単身赴任で平日ほとんどおらず、母は毎晩のように台所で酒を飲み酔っ払って、自分や兄を理不尽に怒鳴って手を挙げ、警察学校や塾にやたらと電話をかけてほとんど脅迫に近いようなクレームを怒鳴り散らかした。たまに帰ってきた父がそれを制止すると、コンクリートで出来た平成生まれの一軒家ですら、簡単に壊れてしまうのではないかという程の暴れ方で反抗した。酒を飲んだ母は、怪物だった。

母は、素面の時、神経質で、常に他人の目を気にしていた。タクシー運転手にも、ずいぶん年下の店員にも、学校先生にも、息子の同級生の親にも、そこまで丁寧に話さなくてもいいのにという程、丁寧に低姿勢に話した。素面の時も、酒を飲んで暴れる時も、母は「正しい社会から向けられる目に怯え、苦しみ、酒を飲んだ時だけ、自分の正しさを暴力的に吐き出すことで、何とか自分という存在を保とうとしていた。

自分中学生高校生くらいの頃、彼には今は離れて住む子供がいることを知った。思えば「いない」とも聞かされたことはなかったが、はっきりとそれを聞いた時は、ただ胸の内で「そうだったんだな」とショックを受けたのを何となく覚えている。

それくらいの頃、叔母が離婚し、一人暮らしを始め、段々と精神病み、盗聴されている、組織に狙われてるなどと、典型的統合失調症の症状が出始めた。

この頃から父はよく自分にもはっきりと言い始めた。母が酒に荒れ、叔母が病んだのは、家庭環境のせいだ、母、叔母の親である祖母と、彼が不倫をして、母や叔母の実の父親を追い出したからだ、と。きっと母や叔母は、「外で言ってはいけない」ことを家の中で強く教えられ、世間の目を気にして怯えて生きてきたのだと。

それはある意味で納得のいく説明だった。祖母は、離婚理由を、相手、僕の実の祖父の賭け事のせいと言っていたが、どこまで本当かよく分からなかった。

知り合い、昔からの友人である大学同級生と会う時も、祖母は、「娘が二人いて、孫もいる独り身」として話しており、彼のことを誰にも言っていないようだった。

お盆、お坊さんがお経を唱えに祖母の家に訪ねてくる時、彼は訪ねてくる少し前に外出し、お坊さんが帰ってもういないことを電話で聞くと、すぐに帰ってきた。用事があって出かけるのではなかったから、すぐ近くにいたのだろう。祖母は、お坊さんが来る時間をいつも気にして、去年は遅かったとか今年は早過ぎるとか言っていたが、後ろめたさと面倒なことへの苛立ちが入り混じっていたのだと思う。

彼は、彼の子供とは長年会っていないようだった。彼の子供は、僕の父や母と同年齢程度のはずだが、彼の子供や、家庭のことを思うと、僕に罪はないのに申し訳ないというか、複雑な気分になった。彼の家族が彼のことをどう思っていたかからないが、少なくとも誇りには思っていなかったのではないかと思う。

祖母と彼は、僕が知る身近な家族の中で最も夫婦らしい二人だった。時に自分の子どもたちを犠牲にしてまでも二人の時間を過ごし、お互い喧嘩し、お互い気ままに生きて、美味しいご飯を食べ、よく酒を飲み、一緒になってから数十年間を死ぬまで共に暮らした。

この一年程、彼はほぼ寝たきりになり、祖母は、彼の子供のところへ帰って欲しいと伝えていたようだが、結局最後まで彼が聞き入れることはなかったようだった。

彼とのことで一番はっきりと思い出せるのは、大学落研に入った自分に、彼が帯をくれたことだった。自分の着ていた着物は、桃色で、当時自分が持っていた水色の帯とは合っていなかった。祖母がその写真を見て、「合う帯があったら、おじいさんにもらい、おじいさん、呉服屋社長をやってたから」と言った。彼は昔の仕事の話をされるのが少し気まずいのか、「ええの残ってるか分からんで」と言っていたが、次会った時に、自分着物によく合う、濃紺の帯をくれた。とても気に入った帯だったし、締める時は不思議気合が入った。他人に言えない自分の生まれを、言葉に出さずとも身に纏って話しているようだった。

思えば彼について知らないことも多い。下の名前も一度くらいは聞いたことはある気もするが思い出せない。思い出すのは、人となりと、「田中」と呼ばれているのを聞いた時の、あのばつの悪さだ。彼がくれた帯も、彼がどこにしまっていたのか分からない。少なくとも祖母と彼が暮らしていたマンションには、彼の私物しまうスペースはほとんどなかったはずだった。彼は、祖母マンション以外にも一応自分の部屋を借りていたらしいが、ほとんど帰っていなかったし、何を残して、何を捨ててきたのか、いつから祖母暮らし始めたのかも、本当のところはよく分からなかった。

彼が死んで、母から僕に電話が来た。

「二日前くらいか入院してもう危ないとは聞いてたんやけどな、おばあちゃん病院行かはったんやけど、内縁の妻、言うんかな、死んでも詳しくは教えてくれへんのやて。ほら、おじいちゃんて、"田中"さんやんか、息子と娘さんがお葬式とかお通夜はるから、心の中で弔ってあげてな」

母は冷静に話すようにつとめているようだったが、その話し振りは、まだ状況が飲み込めない子どものようでもあった。

母にとって、彼がどんな存在だったのか分からない。少なくとも、幼少期ともに過ごし、自分の血の繋がった親である祖母暮らし続けていた「彼」のお葬式にもお通夜にも出れないことは、やはりショックな出来事であり、何を悲しんでいいのか、すぐには整理がつかないようだった。

きっと、親である祖母離婚して、その後すぐ彼が家に来て、そこからずっと母は、同じように色んなことを飲み込めないまま生きてきたのだと思った。

もう高齢で、ボケかけの祖母は、すぐには状況が完全に理解できなかったらしく、母からLINEが入っていた。

母は気持ちの整理がつかないのか、若干文章ががおかしかったが、「やはり 悲しいことと思います。」と書かれていた。

彼が死んだら、お葬式にもお通夜にも、自分はおろか、「田中」以外の人間が出ないことは、ずっと前から、僕が生まれるよりも前から分かっていたことだった。

別に祖母がそのことをどうにかしようとする素振りもなかった。祖母と彼はただ一緒に暮らして、おそらく楽しい思い出をつくり、何かを片付けることもないまま、彼は死んだ。

残された人はみんな、この悲しみをどう受け止めていいかも、怒っていいのかも、誰に話していいのかも、どう弔えばいいのかも、分からないままだ。

祖父のような人が、昨日死んだ。このことを上手く話せる日が、いつか僕に来るだろうか。

2023-12-04

秩父を謎に愛している

秩父に縁もゆかりもないのだが、今年の夏、仕事がやたら忙しく、週末になんとなくラビューにのって秩父にいったら、すっかり魅了されて5回も行ってしまった。


秩父のなにがいいかって、都内からちょうどいい距離感で抜けるような空と山と渓流があるところで、駅からちょっと離れたところにある道の駅に入るとポテくまくんの上りが上がっているすぐそばでみそポテトが売っていて、御花畑駅前の駅そばのはなゆうのそばのダシが美味く、長瀞にいくと最高な感じのロープウェイに乗れて、降りると山の中腹の意外と規模の大きい動物園で猿が大騒ぎをしており、秋になると紅葉が美しく、宝登山神社参道の道の脇に野菜やお風呂に入れる用の柚子無人販売されてたりして、自然を胸いっぱい摂取した後は西武秩父駅前の祭り湯で都内に帰る最終のラビューが出る21時ギリギリまで風呂に入れて色々最高なのである


参拝すると人生が変わるとまで噂の三峯神社最近やたら人気で、秩父市内から結構遠い上に、山の上の駐車場に参拝者の車が入りきらずに2時間駐車場渋滞が発生したりするのでちょっと注意だ。


秩父はこういった観光資源生活の場があんまり明確に分かれてなく、観光地ありがちな緊張感があんまりないのがいい。

神社ロープウェイ温泉も、そこにいくまでの特急も、実のところ箱根にあるし、よりちゃん観光地然としてるのはなんだったら箱根で、秩父ちょっとユルいのだが、そのユルさがいいのだ。

箱根海外でも有名で、最近外国人観光客でいっぱいなんだが、そこいくと秩父欧米外国人にはあまり知名度がないらしく、たまに台湾韓国から見た人を見かけるくらいで呑気なものだ。

秩父生活の場というのもあって、土地に「秩父LOVE」的な空気が流れており、それも心地いい。


秩父夜祭を見てきて興奮冷めやらなかったので秩父について書いた。

またそのうちわらじカツ丼を食べに秩父に行く。


追記

朝おきて夜祭と昨夜秩父土産で買ってお風呂に入れてゆず湯にした路上販売ゆず香りを思い出しながら、ささっと書いたエントリーがバズっててびっくりした。

みんな秩父一言あったりするのね。

嬉しい。


書くきっかけの夜祭についてちょっと書くと、ブコメで紹介した人の言うとおり、秩父夜祭は日本三大曳山まつりの一つで、昼に出発した山車が町内を周り、夜の帷が降りた後も、冬の花火が上がる空の下で男衆女性の引手がボンボリの赤い光で照らされた山車を引き廻す。


2日の宵祭に行った時には秩父神社神楽奉納されていて、演目日本神話で最も有名なエピソードの一つである天の岩扉開きでなんかラッキーだった。

演目クライマックスアメノウズメの踊りは神話に忠実にやると結構凄い事になってしまうんで、そこは榊をもってバタバタするコミカル表現になっていたりした。


で、山車の方なんだけど、夜になると照らされるボンボリの光源はLEDとかでは無く、トラディショナル蝋燭で、そういうモノとはいえすげーなと思った。


圧倒されたのが山車の方向転換で、秩父夜祭の山車には車輪に方向転換できるような舵がない。

なので、ゆるいカーブは大回りに曲がるけど、90度の方向転換が大仕事になってくる。

これをどうするのかというと、山車の側面に備え付けてある角材を抜いて、山車の底面にかまして、そこに20人ほどの男衆がぶら下がってテコの原理で持ち上げて、下部に方向転換用の軸を入れて水平に回すという「ギリ廻し」で山車を回す。


これが見もので、2階建ての家屋ほどある木造山車に角材突っ込んで上げるもんだから、乗っかった男たちが掛け声を上げる中、「ギギギ」とちょっと心配なるようなすごい軋み音を上げて山車が持ち上がるのだ。


この「ギリ廻し」は動画でも見られるし、実物を見たい人は来年12月秩父に行ってみてほしい。


読んでくれてありがと!

2023-12-03

弱者男性子どもを持つメリットあるよ。

かに子ども育てるのはお金もかかるし毎日が嵐にみたいに大変だけど弱者男性に取ってはメリットあるよ。

一言でいうと「妻子持ちのステータス」を得られるわけでそこから得られるメリットは少なくない。

正直かなり生きやすくなったと思う。

弱者男性気持ちいか会社でもどこでもゴミのように扱われるけど、特に女の人からの態度が軟化する。

それだけで生きやすくなるのがわかる。人間として扱われるのがわかる。

あと無条件で子どもから抱っこせがまれると自己肯定感が上がる気がする。

今まではどこの大学出てどこの会社に勤めてるとかでギリギリ存在してよかったのが、ありのまま自分をそのまま受け入れてくれるのが嬉しい。

(たまにパパイヤはするけど。)

あのまま独身子どもがいなかったら鬱々としたものを抱えて生きてたんだなと思うと本当に彼と会えてよかったと思う。

そういうわけで経済的なところ以外なら少ないながら大きいメリットはあるのは伝えたい。

anond:20231202120923

自民党支持者は根が正直だな

野党支持者は国民馬鹿にして自分正義の振りをするからお前らのために言っているとか余計な一言に現れる

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん