ほんとどこにでもある話。
このご時世だから、似たような境遇の人はわんさかといるのではないだろうか。
「うちは直線距離5km以内は交通費出ないから」と後付けで言われる。
ふざけんなよとか思いつつも、出ないというならしょうがないとあきらめた。
後日、仕事場の同僚アルバイターにこの話(上記愚痴)を聞いてもらったところ、
バイト(女)「え? 私ここから徒歩圏内だけど交通費(ガソリン代)全額出てるよ?」
就労規則を正社員の人に見せてもらい、交通費についての記載があるところを確認した。
確かに直線距離で5km以内は交通費を支給しないと書かれている。
なら、なんで同僚のバイト(女)は交通費支給されてるんだよ。意味がわからない。
店長はただでさえ店にいることはほとんど無い。いつもどこほっつき歩いてんだよ。
この件について確認を取りたいのに、連絡がつきやしない。
【ここから作り話】
どうにもバイト仲間に話を聞いてみたところ、同じ5km圏内から通勤していても、
交通費が出ている人もいれば出ていない人もいることが発覚。いい加減だな、おい。
交通費が出ないことに不満を持っている人たちは、勤務時間を15分勝手に延長してタイムカードを押しているらしい。
勝手に、とは言っても、仕事を終えたあとに何かやれることを勝手に見つけてその分の給料をもらっている形のようだ。
3分過ぎたら15分加算、みたいにして、交通費相当を水増ししているようである。うーん、いいのかそれ。
バイト仲間の間では暗黙の了解で行われている行為のようで、正社員も見て見ぬふりをしているようだ。
あまりにも酷い場合(1分過ぎたら30分加算みたいな例)は、多少注意したり修正されるようだが、
正社員も自身の待遇に相当不満を持っているようで、知らんぷり状態である。正社員はバイトと仲良くしたいようだ。
ま、正社員も所詮は雇われ、経営者じゃないからね。経営側のお金が漏れ出ようと自分の懐は痛まないわけで。
どこにでもある、典型的な、労務管理がいい加減でずぶずぶ状態になってる仕事場。
中途半端に交通費をけちってるせいで、こういう変なやり方で余計に出費を増やしてる。
交通費より多く取れるから今のままが良い、という長年勤めてる人さえいる。
交通費や労働時間の管理のグダグダ感だけで、ああ、この仕事場は人があまり定着しないし、
入れ替わりが激しいのも納得だよなぁと思わされたわけである。
もうこの時点で、自分も逃げ出したい。自分は年末までの臨時だから別にどうでも良いけど。
【作り話ここまで】