はてなキーワード: ウンザリとは
何の気なしに訪問した家から出てきたのは、俺たちが知っている人物だった。
家の主は“生活教”とかいう、胡散臭い新興宗教の教祖だったのだ。
「勘弁してくれよ。こんなイベントに宗教家が出張ってくるとか」
「別に不思議でもないでしょう。そもそもハロウィンは魔を退けるための厳かな風習だったんですよ。日本で言えば盆みたいなものです」
なんで日本を例えに出した。
「ちゃんとした伝承に基づくものです。みんな発祥を知らないというだけで、この世で宗教が関係していたというものは意外と多いですよ。日本の謙虚なライフスタイルと通念は、とある仏教徒の唱えた説法の影響が大きいとされていますし」
なんで日本を例えに出した。
俺たちはあんたの話を聞きたいんじゃなくて、お菓子を貰いに来たんだ。
ウンザリした俺は、今回ばかりは弟がイタズラしてくれないものかと心の中で祈った。
「なんだって!? じゃあ、僕たちはハロウィンを間違ってやっているってことなのか。バカみたいじゃないか」
だが、意外にも弟がこれに食いついた。
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ。
「いや……うーん……どう説明すればいいのやら……」
薀蓄程度のつもりで言ったから、そこまで食いついてくるとは思わなかったのだろう。
「私も詳しく知っているわけではないので滅多なことは言えませんよ……教義上、他宗教を否定はしないというだけで、すすんで調べるほど関心のある対象でもないので……」
「でも、今のハロウィンが本来の趣旨から外れているってことは確かなんでしょ?」
「まあ、それはそうなんですが、だからといってそれが悪いとは一概に……」
「それだけ分かれば十分だ。よし、今回のハロウィンは『お菓子祭り大作戦』じゃなく、『ハロウィンの真実キャンペーン』でいこう!」
おい、勘弁してくれよ。
これならまだイタズラで暴れてくれたほうが対処が楽で助かる。
「ああ、行ってしまった。じゃあ、お菓子はお兄さんに渡しておきますね」
「おい教祖よ。お前のせいで弟があんなことになったんだから、その始末をつけるべきじゃないか?」
「ええ? でも私は別に扇動したわけでも、洗脳したわけでもないですし……それに、これから来るであろう子供たちにお菓子をあげるため、家を離れるわけにも……」
「弟の行動力を甘く見るな。なまじイタズラとか諌めやすい行動じゃない分、なお性質が悪いことになるぞ」
西……さっき弟が走っていったのと逆方向だ。
あいつ、さては協力する気がないな。
俺は深くため息をつくと、袋をガサガサと鳴らしながら歩を進める。
こうして俺は、弟の捜索兼『ハロウィンの真実キャンペーン』の阻止とかいう、バカみたいな作戦をやる羽目になってしまうのであった。
麻生発言、擁護者も含めてほんとウンザリ。もし民主政権下で与党が言ったら、大バッシング、売国奴だの北の工作員だの、罵詈雑言が並ぶはず。
じゃあ擁護してる奴らは、麻生にならって「北朝鮮ありがとう、金正恩マンセー」とでも言ってみろよ。絶対言わねぇだろ。
楽しんでいる人がいるから水を差すようで言いづらいのもあるんだろう。
何故そのようなクソゲーを楽しんでいるんだと。
だから「クソゲーを遊ぶな、ヤメロ」ではなく「このようなクソゲーを真似しないように」
と導いてやるのが良いのではないだろうか。
オマージュも楽しめないならヤメロ!とまで言い出す始末である。
一回だけなら良いかもしれない。だがこれで何度目だ?
何度オマージュが出れば気が済むんだ?
オマージュというのは相手の作品を尊敬しているからこそのものであり
ネタでやるものはオマージュというよりパクリとかパロディという単語がお似合いではないか?
権利側が訴えなければ良い、権利側が自分の作品を知っている人がいるんだ、と言われて
別に悪いことじゃないだろと思うだけで終わりなのか?
誰しもが楽しんでもらえるゲームじゃなくて悲しいと思わないのか?
利益を生み出すためだけに作っているゲームはゲームとは呼ばない。
ただのビジネスだ。
楽しく遊べている連中は正直羨ましい。
こんな紙芝居のようなキャラグラにスキップも出来ない宝具演出、長いロード、終わりのない課金
よく続けていられるものだ。
横スクロール系ではキャラはやや正面に向けるのがキャラを魅せるコツだと知らなかったのか、
気づいたとしても初期設定からは変えられないよな、それがソーシャルゲームだからな。
泥船に泥を塗り続けてなんとか耐えているけどいずれ沈んでいくのか、いや潔く早く沈んでほしい。
付き合いだしてから20年、未だに廊下とかですれ違いざまに抱き合ってむちゅーってしてる。
まぁセックスは強要されてみたいかな。ああでも喜んでしちゃうから強要にならんか。
普段お互い好きなことして充足してるからこそ、合間合間にイチャイチャ充電して、また離れる感じ。
恋愛とかあんな面倒なもんもう一回やれって言われたらウンザリする、いらんわー、って7年目くらいにはお互い思ってたかな。
たぶん子どもが生まれたら、残念ながらキミんとこは完全に冷え切ると思うよ。
産後は奥さん修羅モードだから、奥さんの一番辛い時に逃げて一生恨まれるとしか思えない。
主人公たちの使う武器が凶器、子供が真似すると危険だと苦情が来たのだ。
父たちはその対応におわれていた。
「『私はヴァリオリが好きです。だが、ああ、なんてことだ。登場人物たちが凶器を持っている。青少年の健全な成長を妨げる。これはよくないことだ』とのことです」
同僚のフォンさんが苦情内容の一部を読み上げる。
一見すると尤もらしいことを並べてはいるが、その実は抽象的なテーマに対して恣意的な判断を下しているに過ぎないことは見え見えだったからだ。
それでも厄介なのが、このテーマについて知らない人間からすれば“それっぽい”と思える程度のレトリックは使われていることだ。
「的確ではないが間違ってはいない」要素を抽出し、それを根拠に自分の主張と織り交ぜてロジカルに語れば、いちゃもんは“一つの立派な批判”になる。
無視したいのに無視するわけにもいかない、非常に目障りな存在となるわけだ。
「そうだな。言論そのものは自由だ。そして、その内容をオレがどう解釈するかも、な」
「して、結論は?」
「その意見は自身の好悪の問題を善悪と混同している。それを正論に摩り替えて、意見を押し付けてくるばかりの頭でっかちな輩だ」
シューゴさんの吐く毒がいつにも増して強い。
ことあるごとにこういった“ご意見”がきていたためウンザリしていたからだ。
「まあ、いつもどおり“前向きに検討”しておけばいいんじゃねえの?」
社会における“検討”というものは、得てして結論とはさして関係がないことは周知の事実だ。
シューゴさんの立場から見れば、その意見がいくら論理的に見えても、そもそもの“目的”が同意しかねるものなのだ。
その意見を「一つの批判」として了承し、真面目に取り合うこと自体が思う壺だと判断したのだろう。
そうして、今回もシューゴさんたちはスルーを決め込むつもりだった。
「それが……今回は随分と大事になりかけていて、非常に面倒な状態に。“上”の数名からも『ウゼェから何とかしろ』とお達しが」
「は~ん……」
フォンさんの濁しつつも含みのある言い方に、シューゴさんは何となく察したらしい。
この時期、裏では『ヴァリオリ』の表現を問題だと思っている人間たちが徒党を組んで、親会社に直訴していたのだ。
それに耐えかねた会社の代表は、とうとう父たちのスタジオに通達を出したのである。
「不服ではありますが、こうなるとガン無視というわけにもいきませんね……」
「そうですよ。それに一番困るのは、そんな理由で親が子供たちにアニメそのものを見せないようにすることです」
「“子供のことも考えて”か。そのセリフを言うのはいつだって一部の大人だよな」
しかし子供を盾にされると、さすがのシューゴさんもバツが悪い。
シューゴさんの両親は厳格な人物で、そのため彼は少年時代を娯楽に飢えて過ごさざるを得なかった。
その経験から、親の理想で子供が犠牲になることほど悲しいものはないと思っていたのだ。
「……ちっ、分かったよ。もめ事が起こると疲れるだけだから、とりあえず従っておくか」
シューゴさんは作り手として、多少の批判を恐れていてはモノ作りなんてできないと考えていた。
それを汲み取りたい気持ちは父やフォンさんにもあったが、上の声が大きくなったときに無視とはいかないのが企業の常だ。
大人しく従ってくれるシューゴさんにホッとしたと同時に、彼の鬱屈とした想いが手に取るように分かることもあって父は複雑な気持ちだったらしい。
「では早速対応……と行きたい所ですが、スケジュール的に数話分の大幅な修正はもう無理ですね」
「そうですね。なのでオープニングの前に、ひとまず“あのカット”を挟みましょう」
「うげえ……“アレ”かよ」
疲れた奴らだよ。
だからサーバルちゃんが「フレンズによってできることは違うんだから」とか言った時に「ああああああこのアニメ見るううううう」とか思うんだよ。
何より難民キャンプの存在を軽んじたのがデカいよ。たつきをクビにするってのはそういうことだよ。難民キャンプを作れる人材なんていらない、俺達金もない再生数しか稼げないゴミクズ共は必要ないっていう意思表示なんだよ。
まぁ信者できたもんね。態々動物園行ってくれる信者できたもんね。
いいよ、金だけでいえば最高の判断じゃないか。でもキモいオタクで金稼いでる臭い連中はもう癒しとか作らないでもらえるかな。たつきにも言っとけ、できねーならすんな。
吉崎にも言っとけ、止められねーならリーダーとか言うな。
業界人も物知り顔で言うな、契約を破ったから言いましたじゃねえよ。契約を破ろうが破るまいがお前がギャーギャー言ってやりゃああのゆるい雰囲気は締まったんだよ。
出来なかったんだろ?管理が。出来なかったことをダラダラ述べんじゃないよ。お前はコンテンツを殺したんだよ。
たった1ツイートだよ。
それを止めればよかった、あの文面を柔らかくすればよかった。交代とか言わせればよかった。そういう意味で1ツイートだって言ってるんじゃない。
たつき監督の1ツイートを喉から手が出るほど求められてたんだよ。
信者も、信者じゃない雰囲気を楽しみに来てる人達も求めてたんだよ。
その1ツイートなんだよ。
その空気感はたつきが二期やるからけもフレ見るかの空気感だったんだよ。その空気感も読めないで何が契約だよ、何が委員会だよ。烏合の衆は黙ってろよ。 お前ら集まって出来たのがあんなアプリなんだろうが。
なぁ、大の大人よぉ。
お前らの褒めるパースだとか何だとかわかんねえよ。あーすごいなーとしか言わねえよ。だからアニメーターが死んだってかなしーねーぐらいしか出てこねーよ。
どうしてだかわかるだろうが。制作者のクビを最後の最後に締めるような作業してるからここまで腐ったってまだわかんねえのかよ。
アニメ全体にも言ってんだよ。クソばっかり蔓延らせやがって。お前らのアニメ来年には忘れてんだよ。一生懸命作るなよ。何が委員会だよ。委員会名にネタ仕込まれてももう笑えねえよ。
お前らがコンテンツを殺してるんだよ。お前らは生きてる生きてるって言ってももう怖くて見れねえんだよ。死人で腹話術見せられてるんだよこっちは。
もう俺の時間を取らないでくれ。
お前らの話題なんて一秒もしたくない。
話題にされたいなら、もっと表に立って誠実に動いてくれ。出来ないなら単なるエネルギー源になってくれ。
お前らは裏方になっちゃったんだよ。また立役者になるつもりなら、石を投げられるつもりでいてくれよ。
意味のわからん言い訳はやめろよ。ヤオヨロズが何を言おうとお前らは石を投げられるんだよ。だから、石を投げられて当たりどころ悪くなって亡くなるぐらいはしてくれ。
まさか、ここまでのことになるとは、って話題になって一気にクソ化してくれ。
覚悟を持って二期なんか作らなくていいから。もう、そういうのいいから。
全部、もういいんだよ。けもフレって名前見るだけでウンザリするんだよ。
お前らSHIROBAKOで齟齬を発生させた奴が悪党扱いされてた理由がわからないんだろ?だけど、その描写を発表して、それから2017年になっても何も変わらないんだろ?2017年にもなって俺達は劣悪だって表明したんだろ?
面白いよなー2017年に流行ったコンテンツが2017年内に殺されたんだぜ。
もう幾ら海外がアニメ、ニホン、ダイスキって言ってもはいはいとしか言えないんだわ。俺がアニメも日本も嫌いになってくれとしか言えないからさ。
好きだったものが好きだった人に失望されるのがしんどいんだよ。
それを日本の体質にしたら、海外に全部取られるって本気で考えてないから、お前も、お前らもドヤ顔で物申してるわけだろ?
RWBYみたいな自主制作アニメが逆輸入されて悔しくねえのかよ。
何がしてえのかわかんねえんだよ。
フェイトみたいに信者から金搾り取るシステム使っても番宣しか出来ねえんだろうが。
億動いてますドヤーじゃねえ、アニメ映画出来たよー程度じゃねえか。毎回お前ら死ぬ思いして電子データ手に入れてるんだろうが。それを誇りだ?野獣先輩と一緒の存在かよそれは。
ごちうさが何期作られようがどうでもいいわ、萌えアニメ嫌いなんだろ?俺もどうでもいいよ。結局いずれは一般男性と結婚する女の踊り見る為だけにやってんだろうが。
女児アニメを楽しんじゃいけない年齢なのに女児アニメが楽しいか。何なんだその禁忌感は。いつまでそれをやってるんだよ。
ガンダムの脚本がクソだった?あとでドヤ顔で見せつけるくせに何がクソなんだ?ウンコがあるから見せつけがいがあんのか?クソガキかお前は。クソだったな、クソ使いのクソガキだもんな。
ヤマカンが監督降ろされたから何なんだよ。お前のネームバリューであの人気の低さなんだろうが、それを何とか持ち直したのはヤマカンじゃなくて信者とアイドル本人だろうが。そこはドヤ顔でもう充分に育ったんだなって言えや、言え!
これ以外にもいっぱいクソみたいなクソが出てくる。クソクソクソクソ。なんでクソしか出てこなくなる。何より時間が無いんだ。だから五分のアニメとか見やすいんだ。わかるだろう?わかれよ。
テメーの重厚さは裏返したら鈍足の亀なんだよ。
わかってくれー、頼むー。こういうことなんだよ。
だからたつきは黙って海外に雇われて面白いアニメを海外に出しまくってくれ。あいつらの方が1億倍マシ。一億総劣等列島だからこんな場所で良いもの作ろうなんてジブリですら許さねえからな。お前はのたうつ人間を馬鹿にしたCGでも全国でも流しててくれ。
あーたのむー。理解出来ようと出来まいと石がぶつかって死ぬのはたつきをクビにする判断した奴らだけだからよー。二期出来たー三期も銀行から金降りてくるから出来そーとかもうこの半年の活躍でわかったからよ。そんなもんわかってるから死んでくれって言ってるんだよ。
もうお前ら金を抱いて寝てりゃ良いんだから。俺の大好きなものでシゴいて作ったお金で大麻でも吸ってお気楽に過ごしててくれ。あー。
そうして映し出された子供の人生のハイライトは......なんというか、“ビミョー”だった。
どん底というほど不幸でもないが、かといって成功や華やかさとは無縁に近い。
「ねえ、ガイド......このアイテムのシミュレートって、どれくらいの的中率?」
「そうだなあ、今回だと75%ってところかな」
100%だと言ってこないだけ良かったと思うべきなのか、それでも高い確率だと落胆すべきなのか。
「ん、どうしたんだい?」
シミュレートのことを知らないノムさん夫妻は、俺たちの沈んだ表情を見て首をかしげる。
結果が何であれ、ノムさんたちにシミュレーションのことは言わないとガイドと約束している。
「もしも、もしもですよ。産まれて来た子供が不幸な人生を歩むとしても、それでも子供が欲しいですか」
「おい、マスダ!」
「未来のことは分からないけど、それでも子供は欲しいかな。幸せになってくれるよう善処するよ」
シミュレートのことを知らないからそう言えたのかもしれないけど、俺たちはその言葉に何だか安心感を覚えた。
「深く詮索はするなって言ったじゃないか。キミはかなり危険な行動をしたんだぞ! あの夫婦の選択が変わらなかったから未来に大きく影響は及ぼさなかったものの......」
帰りの道中、ガイドはご立腹だった。
「しかし彼らの選択も不可解だ。子供が将来幸せになれるか分からないのに、なぜあんな選択ができるんだ。自分達の都合だけで子供を産むなんて、エゴもいいところだ」
俺のせいとはいえ、こうもまくし立てられるとウンザリしてくる。
「子供を産むというのは、その選択をした人間側のエゴが存在する。そのエゴはどう取り繕っても逃れられるぬ。だからこそ、人はより良い未来に子を導く努力をするのではないか。エゴが子を産み、エゴが子を育むのだ」
いつもの調子とは違った、精悍な顔つきに落ち着いた佇まい、まるで別人だ。
そんなシロクロの様子に俺たちは戸惑いを隠せなかった。
「し、シロクロ......?」
不安になったミミセンが、シロクロを軽く小突く。
「ふがっ......アイ! ワズ! ボーン! アイ! ワズ! ボーン!」
すると変な声を出して、あっという間にいつものシロクロに戻ってしまった。
いや、それともさっきのシロクロこそ元の状態だったりするのだろうか。
「エゴこそが原動力......か。なるほど。ボクの時代でも形は変われど、本質は変わらないってことか」
そんなシロクロの突発的な言葉に、ガイドは勝手に納得してしまった。
俺たちはまるでついていけない。
こうして俺たちの“取材”は幕を閉じた。
けど、それでも幸せになれると信じて、前向きに決断することが求められる時もあるのかもしれない。
https://anond.hatelabo.jp/20170824000841
十年くらい前、夫の家業が潰れたので私が働いて夫が専業主婦をしていた。
夫は失業期間中本当に全く仕事無かったのは三ヶ月位で、あとは知人の紹介でボランティア活動をしてた。身体が鈍らない様に。バイトは時勢的に、軌道に乗ったら辞められなくなってワープア一直線になりそうだったのでしなかった。でもまぁバイト探ししたところで、三十路の今までバリバリ仕事してた血気盛んなタイプの男をバイトで雇いたいなんて雇用主はいなかったんじゃないかなとも思うけど。
夫が全く仕事をしていない時期は家庭の中がかなり悲惨だった。夫は完全に意気消沈してしまい、最初の一週間は真面目に家事をしていたのに、次第に何もやらなくなった。朝、私が仕事へ行く時間にはまだ寝ていて、夕方帰って来るとテレビゲームをしていた。脱け殻とはまさにこの事。
夫はただボーッとしているだけでなく、いじけまくって私にネチネチと絡んだ。どうせ俺を捨てるんだろうとかなんとか言っていた。
私は全然そんな事思っていなかったし、むしろこんな時に相手を助けるのが夫婦だと思っていた。けれども夫は私に助けられるという現実が受け入れられない様だった。
あんまりウジウジされるのはウンザリだったけれど、世の常識というやつでは男はバリバリ働くものという思想がまだ現役なのだろうし、失業慣れしている女の身で言える事は何も無いよねって私は思った。
でも私が頑張れば頑張る程に夫がダメになっていくのが怖かったし、働かないと食べていかれないとはいえ、夫の心を潰してまで稼ぐ意味なんかあるんだろうか?と迷ったし、心が折れそうだった。
だから、夫が就職すると、夫が仕事に慣れて先の見通しがつくのを待たず、私はスパッと仕事を辞めた。夫のためを思ったというより、仕事でも色々嫌な事があるのに家に帰ると夫にグチグチ言われるというのにそれ以上我慢が出来なくなってしまった。
私の場合は仕事が人間関係などが劣悪で大嫌いだったから、仕事を棄てる事に躊躇は無かったけれど、仕事の方がやり甲斐があって楽しいのだったら、夫よりも仕事の方を取ろうと思ったかもしれない。でもあんなグダグダになっても夫の事が好きだったんだから、苦しみながら仕事を諦めたかな?どうだろう……。
夫婦は病める時も健やかなる時も助け合いたいものなんだけれど、しかし一方が相手に助けられたくないと思ってたら上手くいかないね。
オタクを見下しているんじゃなく、人気者になりたい・認められたいという気持ちを持ちながら、その為に努力をしない人間を軽蔑しているんだよ。
オタクだというだけでそんななろう小説みたいな人格と扱われるだけでもウンザリするし
ハルは男全般を嫌っている(=ミサンドリストである)のではなく、男性規範に囚われる男のみっともなさと、女性規範に囚われる女のみじめさを批判してるだけだよ。
これもよくある言い訳だが結局男全般嫌ってるのと変わらないじゃん
結局普通に生きてる男全体にガバッとお前は加害者ダーとかなんとかいうアレっしょ
なおそれ以外の指摘は正当だと思う。
少し別の捉え方してる2人が言い争ってるからこそわかりやすくて助かるけど
そもそも前らにききたいけど
人気者になりたいとか認められたいとかそんな気持ちがそんなに強くある?
そういうのがある奴はネットでもはてなやtogetterでうぞうぞやってないでyoutuberにでもなると思うんだけどなあ
なんでオタクが人気者になりたがってることにしたいかというとそれが「みっともない内心」だからでしょ?
叩いて侮蔑するために最大限にみっともなくチューンした人格をオタクって呼んでるんだよね
スクールカースト最底辺のオタクってだけでその千葉っていう奴もゴミみたいな人格に設定する
侮蔑して楽しむためだけの設定だよねそれ?
別に陰キャオタクが性格よいとは言わんけど人間のクズってほど性格腐ってるわけでもないだろ
でもお前等が楽しんだ小説では陰キャのオタクな時点で最低のクズに決まってるわけだろ?
いやなろう小説の一部はヘイト性はあんまりない単純な(アホな)英雄譚もあるから
って、そんなチョロい言い訳があるかよ
ミソジニークズが「俺はクソ女を叩くだけで女のことを憎んではいない」とか言ってたらお前等だって笑うだろうに
それをひっくり返したレベルの言い訳は真顔でいっちゃうんだよな
要するに自分に甘くて頭がわるい
男とか女とか以前の問題だわ
でもここ15年で書いた小説未満の駄文は全部合わせて100行未満!
それなのにいつか小説家になれると思ったままなんだからオラワクワクすっぞ!
マジで唐突に覚醒していきなり文庫本1冊分ぐらいならアッサリしあげてそのまま芥川賞GETとか思ってるのかねオレは。
流石にいい加減現実見ろよと思うんだけど、こんなくだらん妄想でも将来に対して何か明るいビジョンを持っておかないと人生が嫌になって電車ダイブかましそうだ。
俺を発狂させないためのストッパーになるからって事で、実現する気のない夢を見続けているのかも知れないな。
夢を実現させるのが目的ではなくて、夢を見ること自体が目的となっているという歪な姿が俺の諦める理由はいくらでもあるのに諦めるとは到底思えないこの夢の正体なのか。
なんだそれ……
聞かせる奴によっては
「アドラー心理学は本当だったんだ!」
とでもほざかれそうなレベルで滑稽な手段と目的と過程と結果の逆転現象が起きてやがんな。
とはいえ
今更現実を見て現実的な夢(人生の目的・目標)を探そうとした所で、何か見つかるとも思えないな。
日本百名山制覇?
山登り自体が面白いとは思えないのでヤマノススメオタクにでもおまかせします。
軽く漫画を練習してツイッターで白ハゲ漫画描いてチヤホヤされる?
承認欲求には飢えてますが飢えてるなりにグルメですのでそういう担がれ方はちょっとね。
今更頑張ってもそんなお金が稼げるとは思えませんね。
お金稼げるように頑張る?
頑張りたくない。
安くて美味いお菓子を沢山食べる?
健康的な体づくり?
頑張りたくない。
小説家になるためにまずは本を沢山読む?
往年の名作ゲームの制覇?
ゲームも飽きてきた。
大体どれも飽きてきた。
恋?
人付き合いにももちろん飽きてる。
この人生は本当に何がしたいのか。
多分もう何もしたくないんだ。
小説家になってチヤホヤされたいってのも、人生をやりきって1人の人間分として十分な結果を出したと自分に言い聞かせたいんだと思う。
それと一度ゆっくりしてそのまま再起不能になっても問題ない程度の金を手っ取り早く手に入れたいのだろう。
人生に疲れてるんだ。
とにかく一度休みたいんだ。
いつだって結果を求められる。
休んでいる間すら、何か仕事の役に立つヒントは掴めたのかと問いただされたりする。
休み方にすら有意義であること、リフレッシュしきる事、休み明けからはバリバリと働けることが求められる。
とにかく疲れる。
休まらない。
どこまでも休まらない。
一度冬眠したい。
もしもこれが一人プレイのゲームならとっくの昔に一度セーブして別の事をやっているだろう。
レベリングに疲れたRPGや、クリア後のトロフィー集めにウンザリしたゲームからそっと距離を置くように、そこから離れて別の事をやりたい衝動でウズウズする。
もしこれが本ならば一度閉じて別の事をしているだろう。
小説家を目指してると言っておいて実際は全く書いて無い奴らしいありきたりな表現だと自分でも思うけど、表現のしかたはともかく気持ち的には本当にコレなんだ。
寝ている間は人生のことを忘れられるはずなのに、夢の中でもふとそれが夢であることに気づいた途端に自分の本体が現実に有り、そのハードウェア上で動くソフトウエアとして夢が存在しているという事実に気づいてしまう。
眠っている時間は休んでいる時間であり、それはつまり、休んでいる時間にしっかり休んで仕事等で結果を出すための準備の時間として扱われてしまうのだ。
現実でバリバリ頑張るために必要なクールダウンに過ぎない眠りの時間は、結局は現実の一部のままなのだ。
夢から醒めて現実から帰ってきたとき、再び二度寝する事も出来ないわけじゃない。
仕事場に一度電話を入れたり、そもそも休日だったりすればいいだけだ。
でもそうじゃないんだ。
二度寝して三度寝して四度寝してトイレに行って少しお腹を満たして歯を磨いて五度寝して……それを百億回繰り返してもまだ百億一度寝が出来る状態を俺は求めてるんだ。
実際に百億回二度寝がしたい訳じゃない。
無限に休んでも何ら咎められる事がない、完全に人生の時間が止まった休憩時間が欲しいんだ。
でもそんなのは手に入らない。
だけど金を沢山持ってセミリタイアをしてみせたのならそれに近いことは出来る。
でもただ金を持ってるだけじゃケツ吹く紙にしかならなくなった時に困る。
それと単に沢山金を手に入れるんじゃなくてしっかり人間社会に貢献したという形で金が欲しい。
そうじゃないと何だか納得できない。
納得できない状態で何もしなくて良くなると、自分のような弱い人間はきっと自分を苛め抜いて自滅するだろう。
たとえ金の価値が何度暴落してもそのたびに何度でも金を手にするような力が欲しい。
そんな方法として、何か自分にも出来るような物として、自分は小説家で億万長者という幼稚園児レベルの夢を見たのだろう。
小説は文章を書くだけだからもしも俺が超天才だったなら才能が覚醒さえすれば(どんな前提だ)、億万部だって楽勝に達成できる。
意味不明だ。
冷静に考えると意味不明過ぎる。
だけど意味不明な物に根拠のない自信を持つと逆に理屈が通ってる気がしてくる。
スポーツや絵と違って才能の無さを証明するのも難しいという事が一役買っている面もある。
とにかく俺には夢が必要だったんだ。
滅茶苦茶でもいい。
その夢に向けて歩もうとする気力すら無いけど、その消えかけの気力を夢が支えているんだ。
何がどうなってそんな事になっているのかもう分からんけど、俺の心はいつの間にかそういう構造になっていたようだ。
最初に言ったけど本当にこんな奴どこにでもいると思う。
とにかく休みたいという願いを持ってる奴も沢山いるだろう。
天国の話に人が惹かれるのは、そこで幸せになれることよりも、そこに行けばもう頑張らなくてよくなるからなのかも知れないな。
ただ単に頑張らなくてよくなりたいだけなら死ねばいいけど、死ねば頑張らなくてよくなった自分を観測出来なくなる。
それだけじゃない。
それを無理に捻じ曲げれば自分の中から出てくる言葉が自分をいつまでも切りつけてくるようになる。
そういったシステムから脱するには、肉体を捨てた上で観測者としての意識を残して、努力を不要とする世界に行く必要がある。
もしかしたら俺は小説家なんて目指してないで(全く書いてないくせによく言う)、神にでも祈るべきなんだろうか。
でも流石に話がうますぎるな。
小説家を目指してるせいで見え見えの作り話に見えちまうぜ。