はてなキーワード: 福祉事務所とは
申請の前に、まず本当に働くところがないのか。もっとよく探してみてはどうか。
親だけでなく、親戚も難しいか⇒ 難しい。疎遠になっている
生活保護を申請するにあたって、親元に確認の書類が送られるが⇒恐らく援助できないという返事を送るだろう
すぐに申請するのではなく、まずは別の方法で支援を受けてからになる。順番としては、まず一ヶ月分の食料を支援する制度があるので、それに申し込んでいただく。その間に、仕事を探してもらい、もし見つかるようなら申請をせずにその仕事をして賃金を得ること。その間どうしても仕事が見つからないようであれば、また相談に来てほしい。職安のOBもいるので相談に乗ってくれると思う。
(光熱費について)電気等が止まるかどうかについては、こちらが関与する話ではないので相談者で何とかしてほしい。
(貸付金について)過去に非営利団体に勤めていた時に利用していた事があり、再度貸し付けることはできない。住宅手当も借りているようなので、こちらも再度の利用はできない。(非営利団体当時の給与は14万円)
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ということで、ひとまず食料支援(フードスタンプ?)を受けることになった。近日中に食料が送られてくる模様。
あと、仕事でいくつか進展。知り合いの方がある事業を受けているので、週末だけだが働かないかというありがたいお誘い。今月だけの仕事だが、当面の凌ぎということで引き受ける。
派遣会社経由の応募はことごとくお祈りまたは無視が続いたが、内1社が「面談しましょう」と言ってくれたところので来週早々に行く予定。就業に繋がるようがんばってきます。
今後の予定として、
という流れで行きたいと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20170408143806
適応障害で療養してたとのことだけど、今は働けるぐらいに回復したの?
通ってる心療内科の先生は、働けるって許可を出してくれてるの?
働くってのは凄くエネルギーのいることだから、体調が悪化するリスクもある。
もし、しばらく病院に行けてなかったり、主治医から働くことを勧めていられなかったりするのなら、今働くのはお勧めしない。
じゃあどうするのか?っていうと、まず考えられるのは生活保護。
持ち家であっても、預貯金額のトータルがだいたい6〜10万円以下なら、申請自体はできる。
保護の決定は申請から14日以内に行うことになってるんだけど、本当にお金がないなら当座の生活費も貰える。
精神科通院歴があって、増田の状況であるなら、福祉事務所は保護を認めないといけないはず。
会社でのパワハラから鬱病を発症し、就労困難状態になって引きこもり、あっという間に貯金はゼロ。
見かねた保険衛生士が生活保護の受給を勧めてくれて、即受給(水際とかもなく福祉事務所の対応も早かった)。
5年くらい何もする気がせず、一日中寝ている生活をしていたが、徐々に回復して、医者と相談しつつ5年くらいかかって少しずつ働けるようになって、
去年の夏前から新しい職場で本格的に働きだした(とはいえ非常勤なので給料は安いが)。
半年働いて、自信がついたころ福祉事務所のCWが「もう大丈夫だね。でも体調が悪くなって働けなくなったらすぐ言ってきて。その時はまた支給するから」
と後押ししてくれて、とうとう今日、「廃止」と話し合いを持った。
最近取り沙汰される受給者叩きなんかまったくせず、気長に親身に自立を助けてくれた担当CWと上席の方に感謝。
そして生活保護は必要な人間には本当に大切なセーフティーネットだと思い知ったこの10年だった(あと、CWが任期付き職員で非正規雇用と言うところ
に闇を感じた)。
仕事頑張ろう。
http://nariblog.com/seikatsuhogo-namennna/
現役のケースワーカー(※生活保護の担当職員のこと。受給者の支援や保護費給付をします)です。
眠いので、細かな数字とかは割愛して、書きたいことだけ書きます。乱筆乱文本当に失礼します。
後日余裕があったら、細かなエビデンスとかを挙げます。文体も訂正するかもです。
上記の論点は、1.「不正需給を許さない」という主張は正しいから問題ない、2.ジャンパーに至った経緯(切り付け事件)を考慮しないのはおかしい、であります。
1については、「不正受給を許さない」ということは当たり前なので、言うまでもないことです。ですが、何もそれを日常業務(特に受給世帯の方々と接するときに)にあえて前面に主張する必要もないでしょう。
2についてもマスコミの報道が背景に迫らず、現象だけを追っている批判は妥当だとは思います。
ですが、「切り付け」られた→なめんなジャンパーというのは短絡的すぎませんかね?
私が一番に違和感を感じるのは、この主張に保護受給者の心情とケースワーカー(行政)の立場や関係性が抜け落ちている点です。
良いですか?もしも、あなたが生活に困って支援を求め、保護を受給した立場だったら?
ジャンバーに①「不正受給は許さない」と書かれたケースワーカーと、②「あなたを精一杯に助けます」と書かれたケースワーカがいたとして、どちらを信頼しますか?①のようなケースワーカーに自分のことを正直に話して、アドバイスを受けて、素直に従う気持ちになれますか?
ケースワーカーの仕事は受給者の方との信頼関係を構築することが求められます。
これは非常に重要です。これがなかったら仕事になりません。信頼関係が気づけなかったら、支援なんてできません。誰だって信頼できない人の意見を素直によく聞こうなんて思わないでしょ。
不正受給と言いますが、全体の保護費総額のコンマ数%の世界です。さらに不正受給の多くは、面倒くさがって(あわよくばという気持ちもあるとは思いますが。。)収入の申告を怠っていたくらいのもので、悪質と言えるものはさらに僅かなものになります。(不正受給が良いと言っているわけではありません。)
※ちょっと解説しますと、生活保護は足りない部分を補う制度なので、収入があったら申告してもらい、その分保護費を減額する必要があります。
私の意見ですが、今回の事件の何が一番不適切かということ、受給者の方を委縮させ、信頼関係を損ねるようなことをして、ケースワーカー自らが自分の仕事をやりづらくしているということです。
自分の首を絞めていることに福祉事務所の誰も気づかないなんて、「ばか」ですよね。
彼らに言いたいです。
今朝の朝日新聞で、母子家庭で生活保護を受けていたのに息子がバイトをしていたことが福祉事務所に「発覚」(この表現を使った記者むかつく)して、75万円の返還をしろと言われて困ってるいう過去の朝日新聞の記事が昔掲載されたけど、その後それを支援したいという人間が出てきて、その人らが全額肩代わりして返してあげたってのが美談として載ってたけどすごくムカつく
息子は「バイトしたカネで大学入って~みたいな夢描いてたのに借金を背負わされてつらい」みたいにコメントしてたのも、いや違うしと思ったし、
その記事読んだ人が制度の欠陥だとかいう意見があったのも違うって今ならわかる
なぜなら、「健康で文化的な最低限度の生活」っていう福祉事務所の新人が主人公の漫画でほぼ同じシチュエーションのお話があったから。
その漫画ではバイトとかするんだったらお金返さないといけないってのが書かれた契約書みたいな書類に息子もサインしてて、ほらここに書かれてて、あなたもサインしたから、仕方ないけど返さないといけないのって結論になった
でも決まりでそうなってるんだよ
生活保護がどういう趣旨で支給されてるかを考えれば、別におかしくもなんともない
生活保護を何もせずにもらって、バイトしたカネは全部自分のために使うってのは筋違いだし、制度を理解してないだけだ
それを超えてバイトしたりしたらその分減らされるのは当たり前
つーか生活保護受ける条件に健康で文化的な最低限度の生活の漫画読ませろ
最低時給より高いとかいうのが取り沙汰されることもあるけど、生活保護を受けるにあたってあまりにも無知が多すぎる
無知だから生活保護受けるハメになったんだとしても、それなら受給するにあたって知ることは必要だ
本当に必要な人間には支給されずにパチで使う人間がいる一方で餓死する人もいる
生活保護の役割と範囲についてあまりにも無知すぎる人間が多すぎる
貧すれば鈍するなのか?もうどうしようもないのか?
http://news.yahoo.co.jp/feature/234
を読むと胸が苦しくなってくる。
殺人は憎むべき犯罪かもしれないが、やむにやまれず介護してきた相手を殺してしまったこの人たちを責めるのは私にはできない。
私は、いま40代半ば。結婚はしていない(離婚)。子供はいない。
母親は存命で、70代前半。まだまだ元気だが、いつ介護が始まるともしれない。
母親が要介護になった場合、私は直接介護をしないだろう、と思う。
母には、多少の資産があるし、その子どもである私たちも、そこそこカネはある。
だから、ある程度の施設にいれてあげることくらいはできるだろうと思う。
ただ、すべての人がそんなに恵まれているわけじゃない。
本当にどうしようもないところまで追い詰められてしまう人たちがいても少しも不思議ではない。
原則として、一定以上の介護が必要な人たちは、みな施設に入るべきだと思う。
私は、このままだと独身のまま、一人で老後を迎える。
だが、それって素晴らしいことだと思わないか。
私が、病気しようが要介護になろうが、少なくとも家族には迷惑をかけなくて済むからだ。
ひょっとしたら、福祉関係の人たち(福祉事務所やケアマネジャー)のお世話になるかもしれない。
ただ、彼らは他人だから、あくまでも仕事として淡々と私という案件を処理してくれるだろう。
仕事だと思えば、我慢もできるだろう。
私が悲惨な状態だとしても、彼らはそれに個人的な思い入れは持たないだろう。
なんだか、家族というのは何のためにあるのかわからなくなってきた。
家族の絆は、老人が関わると、かえって不幸のもとになるのではないか。
私は、数年前までは、恋人がほしいとか、再婚してもいいかもしれないとか思うこともあったが、いろいろ冷静になって考えると、独身こそが最強である気がしてきた。そういうのも、もの悲しい話だけど。
地方在住。高校卒業してから43歳になる今まで、ずっと年収200~250万をいったりきたりしてる。
正社員時代もあれば、派遣時代もあった。今は契約社員。高望みしなければだけど、50歳くらいまではこれくらいの年収でぼちぼち食っていけるんじゃないかな。最終的には介護に行けばいい。50歳過ぎてから介護業界に入ってくるリストラされたおっさんもたくさんいる。
俺が住んでる地方だと、地元企業に勤めている周りの連中は、40歳くらいで年収300~500万ってところかな。新卒からずっと働き続けての給与で、仕事はケーブルテレビ局員、工場、飲食店、タウン誌の営業、公務員などなど。転職組は、もうちょっと低いと思う。まあ、転職組がほとんどだわな。ケーブルテレビ局員と公務員は本当勝ち組だと思う。農協職員も一目置かれる。銀行はまさにトップに君臨するくらいの超勝ち組職業だけど、一時期付き合ってた行員の女の子は「銀行辞めたい」しか言わなかった。30前に辞めて、家事手伝いやってるらしい。
一時期、クレジットカードを発行するにあたって、お客さんに年収を書いてもらう仕事をしていたけど、「え、ここの会社に勤めていて、こんなに安いの!?」とか「勤続年数が長くてこの年齢なのに、これだけしかもらってないのか…」とか、いろいろ驚いたことがあった。みんな、意外と貧乏だった。すぐ隣が名古屋市ということを考えると、年収の格差は大きい。若くて行動力のあるやつは、名古屋へ行ったり大阪へ行ったりして働いている。
結婚は、中小に勤めていようが大企業に勤めていようが、20代後半あたりで結婚決めちゃう人が多いから、なんだかんだでやりくりしてはいるんだろうと思う。俺が派遣で働いていたとき、副店長の女性が無職の男性と結婚してたけど、新居と土地は、女性の親が全部買い与えてた。結婚相手が無職とか、都会で仕事をしている女性なんかにはまず信じられないだろうけど、ド田舎はこういうことがあるから、割と年収関係なく結婚してる人たちがいたりする。田舎は、相手の収入が云々というよりも、「良い年した娘がいつまでも独身でいる」ことのほうが恥ずかしいので、親が結婚を強引に後押しすることがあるんだよね。「相手が落ち着くまで何とかしてあげるから、早く結婚しなさい!」みたいなね。だから、金銭を親に依存してる人、結構多いんだよねー。
俺の周りも、年収200~250万円台の人たちが多い。独身もいりゃ、妻子持ちもいるわけだけど、自分がそういう世界で生きている以上、それよりも稼いでいる人たちに会えないってことなんだろうけど。病気や事故なんかが起こったら…って思うと、確かに怖い。心身壊して働けなくなったとき、福祉事務所に何度も足を運んで、担当の人と綿密に相談した上で、生活保護の申請の一歩手前まで行ったからなー。
このあいだも同じような事件があって執行猶予つき判決が出ていた(「精神障害の長女を殺害した父親に長男「よく我慢してきた」)が、こちらの長女の場合は他罰的症状を伴う「強迫性神経症」で入退院を繰り返していたとのこと。
統合失調症の場合は幻覚妄想をもとに暴言暴力などの他害や迷惑行為が現れる場合「も」あるが、双極性障害の躁状態・自閉スペクトラム症やADHD・パーソナリティ障害などでも他害や近所に対する迷惑行為が起こる場合がある。
身近にも現在進行形で暴言暴力や近所に対する迷惑行為を行い措置入院を繰り返している者がいるが、診断名は強迫性障害である。
精神科に定期的に通院をし服薬もしているが、抗うつ薬や睡眠薬は飲むものの、抗精神病薬に関しては副作用の錐体外路症状が出やすいせいか、飲んだり飲まなかったりと服薬アドヒアランスは不良(副作用止めも出ているがあまり効かない様子)。
興奮状態のときこそ薬を飲んで欲しいが、そういうときに限って頑なに頓服を飲まない。
福祉事務所にも何度も相談に行っているし、警察沙汰にも何度もなっている。
つい先日も大暴れして緊急措置入院になったものの、入院継続とはならず24時間以内に退院してきた。
上記リンク先の長女もそうだったようだが、暴れている時以外は人並み以上に優しくておとなしいという面がある。
元記事「DV周りがえらいことになっているのを知ってましたか」 http://anond.hatelabo.jp/20140124153514 に、たくさんの反応ありがとう。
見出し『〜知ってましたか』のとおり、あまり知られてない情報から何かを汲み取っていただけるひとが一人でもいたら良いと思って書いたものなので、ホッテントリにまでしていただけただけでありがたいです。
・『配偶者からの暴力の被害者の保護に関する証明書』を取れば、DV加害者から身を隠したい被害者にとって欠かすことのできない手続きが可能になる、という知識の普及。
・この『証明』が簡単に出されること(本当の被害者にはとても大切なことです)を逆手に取り、父子引き剥がしのツールとして悪用する輩が実在するという情報の提供。
・悪用する輩に利用された冤罪被害者に、他のほとんどの行政手続きに準備されている「異議申立て」などの救済方法がまったく準備されていないという情報の提供。
・悪用する輩はそれに加えて児童扶養手当や生活保護の不正受給も実行しているという情報の提供。
DV被害者が救済される手続きは今のまま出来る限り残した上で、DV冤罪・父子引き剥がし被害者の発生を抑制し発生後の救済がなされる制度や、諸手当の不正受給を減らす方法についてもっと検討されるべきではないか
ということでした。
さて、と。
http://anond.hatelabo.jp/20140124153514
>生活保護も同様に、養育費を受け取っている銀行口座を福祉事務所の目から隠すだけだ。
ダウト。養育費を受け取っている口座って受給者の口座だろ?どんな怠慢な福祉事務所だって申請する時に受給者の口座は全部調査する。
うん、ダウトだと「普通は」思いますよね。でも、「普通」じゃない情報だから書いています。
受給者の口座は全部調査する「ことになっている」が、現実には全部の調査がなされておらず、自己申告に任されている。そこにつけ込んで悪事を企図する輩がいるのです。
「何事にも不正を企図する奴っているよね」くらいじゃ納得してもらえないだろうから、別の資料を提示しましょう。
下記のリンクは、内閣府主催の「ゼロから考える少子化対策PT」会合で、シングルマザー支援団体が提出した資料です。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/13zero-pro/k_6/pdf/s6.pdf
シングルマザーの生活実態を一番熟知している人が、「養育費の自己申告はほとんどされていない」と言っています。
第三者の口座に養育費を振り込ませる手口はときどきある(事情で出所は明示できない。すまん)ので、養育費を支払う側は注意が必要ですね。
最後の行の指摘については、冒頭で書いたとおりです。「バッシング」というとすれば、「冤罪への無策」と「不正」をバッシングしているだけです。
もちろんその一方で、既に発生している・今後も発生し続けるであろう冤罪被害者を救う方法も必要ですね。
http://anond.hatelabo.jp/20140124170613
元増田だけど、男のDV被害者とかがいないとは思わないし、男女関係なく守られるべきだと思ってるよ。
現時点では圧倒的に女性が多いのは確か。
(ひょっとして苗字がもとますださんで実名を名乗っておられるだけだったとしたら、ごめんなさい。)
でも良いサンプルを出してくださいました。
「現時点で圧倒的に女性が多い」のは「確か」などでありません。
2010年度の横浜市「配偶者からの暴力に関する調査及び被害実態調査」によると、DVの被害経験(「何度もあった」「1、2度あった」の合計)は女性が全体の43%、男性は42%と、ほぼ同率でした。
http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/danjo/chousa/20dvchousa/dvchousa.pdf
「何度もあった」だけを比較すると女性16.9%・男性11.0%と女性のほうが多いのですが、それでも「圧倒的」とは到底いえません。
別の調査結果(内閣府「男女間における暴力に関する調査」(平成 23年度調査))では、「何度もあった」「1、2度あった」の合計は女性が全体の32.9%、男性は18.3%でした。
http://www.gender.go.jp/e-vaw/data/dv_dataH2507.pdf
これも「圧倒的」というかどうか微妙です。
むしろ問題は、
その程度の差しか現実には無いにもかかわらず、「圧倒的に女性の被害のほうが多い」と思い込んでいる人が多数いること
と、
にあります。
平成24年度の「配偶者暴力相談支援センターにおける配偶者からの暴力が関係する相談件数等の結果について」(内閣府)はこちらです。
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/violence_research/pdf/2012soudan.pdf
相談総数 89,490件中、女性 88,425件、男性 1,065件。
さきほど見ていただいた横浜市や内閣府の実態調査にある男女比との違いを考えると、いま必要な施策は男性被害者数の矮小認識の是正と男性からの相談窓口の強化ではないでしょうか。
相談したあとについても
・男性からの相談のときだけはなぜか証拠を要求するなどしてなかなか『証明書』を出してもらえないという話
・男性がさんざん配偶者から暴力を振るわれ堪りかねて相談してみたら配偶者が先に「相談」に来ていて『証明書』獲得済みだったため相談自体受け付けてもらえなかった話
などさまざまな要改善点がありますが、長くなるので今回は触れません。
http://anond.hatelabo.jp/20140124153514
全然カンタンな話じゃないし、親権を剥奪されるほどどうしようもない旦那が多いからそうなんでしょ。
悔しかったら冤罪を証明するしかないね。女性は今迄の不遇の歴史から這い上がってきた。男も頑張ってそうしたらいいんじゃない。
ただでさえ父親の責任は軽く見られてんだから、こうなるのも当然な流れだと思うけどね。
責任も軽く、産む辛さも知らず、親権もほしいだの、美味しいところだけほしいなんて虫が良すぎんだろ。どこまで甘えたら気が済むんだよ。
こういう方法を取る人はそうしないと生きられないような人が殆どじゃないかな。
第一ごくごく一部の例を拡大して全体みたいに言うのって、頭悪いよ。
いろんな方が既に返答しておられるから元増田からはもういいかな。
ふたつだけ言っておくと
・『悔しかったら冤罪を証明するしかないね』というのは、頭がいい悪い以前の言葉だと思いますよ。
・「ごくごく一部の例を拡大して全体みたいに言うのって、頭悪いよ」元増田記事はもともとごく一部の例を語っています。元増田の記事の中に、すべてが冤罪であるかのように書いている部分があればご指摘ください。
https://twitter.com/tarupachi/status/426859806704402432
この件に限ったことではないが、「この制度で助かっている人が多いのだから、冤罪を簡単に作れることは仕方が無い。」 というコメントが意外と多くて目を疑う。自衛してもどうしようもないリスクが冤罪
こちらは、たるはち @tarupachi さんのツイート。まったくそのとおり元増田も感じました。怖ろしいことです。
https://twitter.com/suna_kago/status/426722487900979200
それは悲惨かつ緊急性のある事例が多かったからだろうな、と思う。本当の被害者には絶対に必要な措置もある。とはいえ、なんらかの改善が必要なのも事実かな……。
籠原スナヲ @suna_kago さんのツイート。まったく同感です。
https://twitter.com/tailwisdom/status/426709520132239360
DV被害者というのは一般に立場が弱いため、それを保護する法律がDV被害者に有利につくられているというのは原則して納得できる。その原則は維持したまま、悪用を防ぐシステムがあると良いなぁ。
tailwisdom @tailwisdom さん。同感です。
https://twitter.com/mongrelP/status/426697809752895488
よく考えたらDVは逆の可能性もあるのに「婦人相談所」…\そもそも女性も弁護士に相談に行けないから「婦人相談所」があるわけで男性で該当する物が無いのはどういうことなんじゃろ /
mongrelP@もんぐれ提督 @mongrelP さん。ありがとうございます。元増田の説明不足でした。
実は「婦人相談所」も、男性からのDV相談を受け付けています。(ならば名称を変えればいいのにね。)
また、前出の「配偶者暴力相談支援センター」も男性からの相談を受け付けています。
『配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設一覧』(内閣府)
http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/pdf/center.pdf
前述のとおり男女にほとんどDV被害数の差はないのですから、当然といえば当然です。
ただ、個別に見ていくと、受付時間が男女で違っていたり(「女性からは毎日8時間電話対応+来所受付予約不要・男性からの相談は週2回各2時間+来所受付は要事前予約」など)します。
また、元増田は何箇所か電話してみて、「男性からの相談」受付時間に電話が繋がらなかったり、男性カウンセラーがいなかったり、男性からのは相談として受け付けない・件数にもカウントしない(Why?)といった反応を確認しました。大幅な改善が必要と思われます。
※「婦人相談所」についてご指摘があったので追記。現在も法律上の正式名称は「婦人相談所」です(根拠法は売春防止法)。婦人の語が差別的という指摘で多くの相談所は名称を「女性相談所」などに変更しています( http://www.gender.go.jp/e-vaw/advice/advice03list.html )が、男性からの相談しやすさの意味では何も変わっていません。「名称を変えればいいのにね」はその点を指摘しています。
>生活保護も同様に、養育費を受け取っている銀行口座を福祉事務所の目から隠すだけだ。
ダウト。養育費を受け取っている口座って受給者の口座だろ?どんな怠慢な福祉事務所だって申請する時に受給者の口座は全部調査する。
※追記(2014年1月25日12:55) 続き、書きました。 http://anond.hatelabo.jp/20140125125450
『配偶者からの暴力の被害者の保護に関する証明書』という、長ったらしい名称の証明書がある。
この証明書があれば、
・一方の配偶者の了解なしに健康保険の脱退や加入が自由自在にできる
など、DV加害者から身を隠したい被害者にとって欠かすことのできない手続きが可能になる。
しかしこの『証明書』、DV冤罪加害者にとってきわめて使いやすいシステムにもなっている。
婦人相談所は、DV被害者(と自称する者)が相談に来たら、いともたやすく『証明書』を発行する。
さすがに電話相談だけではダメという決まりになっているが、逆に言えば、足を運びさえすれば『証明』を得られるのだ。
しかも、証拠調べなど一切無しに。
普通に考えれば、それで証明できるのは『配偶者からの暴力被害について保護(相談に応じるのも『保護』の一環である)に来たこと』だけであり、実際に書面の名称もそうなっているのだが…
現実にはその書面は、「被害を『受けたこと』」の証明として各省庁で使われる。
裁判所が発行する保護命令と同様の取扱をすることになっているからだ。
そして、ほぼ全部の官庁窓口には、この証明を持っている女性の言い分を些かも疑ってはならない旨の通達が届いている。
そんな威力を持つ「証明」にもかかわらず、この証明に対してDV冤罪被害者から異議を申し立てるシステムは一切無い。
救済システムもない。
そのあとの夫側の悲嘆などを詳しく知りたい人は「DV冤罪」「父子引き剥がし」などでググってみてほしい。
そして、損害を被るのは冤罪被害者だけではない。現実に起きているのは、これを利用した母子家庭による児童扶養手当や生活保護の不正受給だ。
調停や裁判(DVシェルターに入ったまま起こすこともできる)で婚姻費用を勝ち取ったとしよう。
児童扶養手当は本来、婚姻費用を受け取っている間(婚姻成立前)には支給されない。
しかし例外として、非同居親から1年以上遺棄されている場合には支給対象となる。
そこで、遺棄されている証拠として、それを受け取る銀行口座と異なる銀行口座の通帳を年金事務所に見せる。
それだけで、離婚成立前にも(婚姻費用と並行して)不正に児童扶養手当を受け取れる。
離婚後に受け取る養育費は8割を妻の収入として算入することになっている(算入すれば支給額が減る)が、これを隠すわけだ。
それだけで月額4万円ほどの不正受給ができる。
この手口は年金事務所も把握していて、なんとシングルマザー支援団体自身も認めている。
しかし、プライバシーの壁と、何より輝くDV被害者証明の錦の御旗のもと、「自己申告に任せる」という何とも弱腰の対策しか取られていない。
生活保護も同様に、養育費を受け取っている銀行口座を福祉事務所の目から隠すだけだ。
これらをフルに受け取れば、養育費や婚姻費用と【別に】、月20万程度が働かずに国から入ってくる。
年収1000万くらいの夫で小さい子がひとりなら、婚姻費用は月額20万近い。離婚成立後の養育費も月15万円程度だ。
これを合わせると、手取り月額35~40万円の「生活の苦しい母子家庭」の完成である。
裁判や調停で子供の面会を義務づけられてもいくらでも逃げようがあるという話は有名だから省く。
この不正受給をサポートする代わりに半分くらいをピンハネしているフェミ貧困ビジネス団体(しかもそいつらが自治体から委託を受けて「相談センター」やってんだぜ)の話もあるが、裏を取り切れてないので省く。
ともあれ、気に入らない夫をDV夫に仕立て上げさえすれば(しかもその仕立て上げには国が全面的に支援し証拠もなしに『証明』してくれる)、カワイイ子供を攫って快適なふたり暮らしを始めるのはこんなにカンタンなんだというお話でありました。
思いのほか反応があったので、真面目に応えようと思う。
いずれ続き(コメントやトラックバックへの返答、元記事を書いた背景など)を上げてこちらにリンクを貼ります。
続き、書きました。 http://anond.hatelabo.jp/20140125125450
元夫の立場だけど、問題の障害者は弟でなく自分の兄ですでに両親は他界。
自分の場合は兄の世話をするのは基本的に自分だけだし通所施設にも通っている。仕事中でカバーできない時間は居宅支援のヘルパーも使っている。
いまの福祉制度で利用できるだろうことはほぼ利用しているけど、その上でなお普通の生活は難しいし、このままでは自分が独りになって仕事も辞め介護で人生終わるという可能性も有り得なくないといつも考えている。
休日が介護(というか監視)で終わって自由に出かける自由もないというのは、実際に経験してみるとかなりしんどい。
地方の施設は入りづらいとか入り易いとかって議論もあるけど、少なくとも東京都で入所施設を見つけるのはほんとに難しい。今まで福祉事務所などで見聞したところによれば、東京都(それとも厚生省?)は入所施設の運営をほぼ完全に民間任せで、自治体や国の方針として増やす気は一切なく、「地域共生」を合い言葉に通所施設を障害福祉の中心にしたいと考えているらしい。(なので、入所施設とは別に小さなグループホームなどは微増の傾向かもしれない)
この体制からこぼれ落ちるのは、元増田にあるような(または自分の兄のような)一人で生きて行けない障害者だ。グループホームから通所施設へ通うことが出来ない障害者は、その障害者が住む地域の福祉事務所に空きのある入所施設から声がかからない限り、(人員足りないので仕方ないけど福祉事務所の仕事はたいてい受け身)そして声がかかった障害者の中から運良く選ばれない限り、下手をすれば一生家族で面倒を見ざるを得ない。
こうした障害者にとって「地域共生」など奇麗事でしかなく、面倒を見る家族が死亡すれば全国の入所施設で短期入所を繰り返し、最終的な入所施設が見つかるまで全国を放浪することになるという。(入所施設には「短期」と期間のない「入所」があって、どの施設にも「短期」の枠は常にある)
>差別を無くすには個人の意識云々の話ではなく、知的障害者の世話を家族に一任するシステムを変える必要がある。
まったくその通りだと思ったけど、一任でなくてもしんどいだよね。たとえば、居宅支援のヘルパーさんが24時間使えますとなっても正直全然うれしくない。見知らぬ人が24時間、自分の家に出入るするとか落ち着かないし、それってただ自宅が施設になっただけの話だと思う。
きっと知的障害者の世話ってのは素人には無理な仕事なんだって思う。たとえば、重度の知的障害者は普通の病院に入院すると追い出されることもある。日常の激務に耐えている看護師の方々でさえ通常の対処法では相手しかねる、それってもう、その道のプロフェッショナルに任せないと駄目ってことでないのかな。
通所施設の人たちも、小さなグループホームを運営する支援団体の人も、みんな一生懸命やってるのに、公的な援助は少なく立場も保証されない。(移動支援や居宅支援のヘルパーさんはたいていバイトみたいな立場)
行政が口を出すのは利用実績の管理に間違いはないか、不正はないか、利用時間上限超えてないか等々「お金」のことだけみたいで、内容がどうかなんて二の次。専門家がその内容にふさわしい報酬を貰えないのに、その道の興隆なんて望めるわけがない。
問題はたんに行政の施設に対するスタンスだけではないかもしれない。施設を開設しようとすると上がる地元民の反対の声、家族介護のための休日が取りづらい日本の雇用環境(とくに中小)等々、いろいろな問題があって今の状況があるのだろうけど。
生後すぐに処分してしまうのが正しいのか悪いのか、正直、自分にもよく分からない。そうした道を突き詰めると果てはナチのような社会が出現するのかもしれないし、とはいえ現状のような状況もまた健全とは言い難い。自分自身「〆る行為」を肯定したいくらいうんざりしているし。ただ、「〆る」行為を批判できる人など、行政や司法含めてごくごく一部の人に限られるのは間違いないと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20121121194852
個別の質問には答えないけど、いくつか代表的な意見に関して補足を。
「色々あって内科医やめる、つうか生保うざい」とでもしたほうが正確だろうね。
どうあれ、これまで俺が感じてきたモヤモヤの多くにからむのが生保患者問題であり、辞めるにあたっても最後に背中を押したのは間違いない。
これでどうかな。http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3652048.jpg.html
テキスト類は職場じゃなく家に転がってたやつだから、ちょっと古いね。
まあ別に謝る必要ないです。ていうかこっちがすまんね。ディテールをぼかし、抽象化して書いたのは俺なんで。
これは証拠出すの無理。まさか一件一件カルテの中身を張るわけにいかないし。m3.comであったね、医療訴訟のカルテを掲示して問題になったことが。
ところで、福祉事務所に生保の行動を通報するためにカルテを抽出することは問題なのかな?俺が今考えてることなんだけど。
これは電子カルテ化されてるので簡単。数秒もかからない。例えばスズキさんで検索するとこうなる。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3652050.jpg.html
何個か代表的な苗字でやってみたけど、生保は地域住民に占める割合とそう変わらない。
紙カルテの病院ならば、表紙(1号用紙とよぶ)に保険の種類が書いてある。そして、紙だろうが電子だろうが危ない患者の見分けはつくようになっている。
紙の場合は表紙の隅を塗るとかね(例:赤は要注意、黒はブラックリスト)。最近病院で俺の扱い違わね?と思ったら自分のカルテ表紙をよく見るとよい。
その通り。生保の受診行動についてきちっとしたデータを出すなら、保険の種類をマスクした上で、マナーやら服薬コンプライアンス、
アドヒアランスを定量化して、保険その他患者属性と一緒に多変量解析なんかしてみるといいのかな。それを多施設で。ちょっと無理な気もする。
この文章はほとんどが俺の主観にすぎない。でも医療関係者なら大なり小なり感じてることだと思うんで、近くにいたら尋ねてみるといいかもね。
誰がすぐいっぱしに働くと言ったか。修練を最初からやり直すという意味だ。
俺はまだ若手だしね。認定医とって、自分の外来持って数年。専門分野は勘弁してくれ。身バレしてしまう。
転科すると給料はまた修練医レベルに落ちてしまうが、これまでの業務で感じた苦痛に比べたら大したことはない。
当直や救急のない病院に行けばいいのか。そうもいかない。俺は今、大学医局の所属だ。
大学医局が用意する民間病院のポストは中核病院がほとんどだ。当直や救急のない病院などない。つまり悪質生保の来襲も避けられない。
そして若手ごときが医局人事に逆らって関連病院を辞めるといったら、それは医局を辞めるってこと。
いや実際もう辞めると言ってきたんだけど。院長よりも教授に事情を説明するのが大変だったな。
さて、今後医局人事外の病院に就職しても、それなりの病院で修業しようと思ったら生保周りのいざこざは避けられない。
こんな生活を50や60になるまで続けられる?続けてなんになる?と思った時に、足が前に進まなかった。
かといって検診医・バイト医になって内科っぽいことを続ける、というのも先が暗いと思った。
自我崩壊せずに生きていくためには、もっと自分に合った分野でキャリア構築を最初からやり直すしかない。
科が変わると、元の内科仲間の前では働きにくいかもしれないって?他の地方に行けばなんということはない。
俺、地元を離れた出身大学になんとなく残ってしまったクチなんで、単に戻ればいいだけなんだ。
もう言っちゃうと、放射線診断医になることにした。地元の病院に今度専門医になった同期がいて、「うちで修業しろよ」と誘ってくれてる。
そうそう、臨床検査科についてだけど、技師だけじゃなくて医師もいるよ。少ないけど。
病理と臨床検査は、どっちもずっと大学べったりじゃないと修練できないから、やめた。
そうだとしても、彼らの素行がスタッフの士気に与える影響の方が問題で、生保患者の多量取り込みは中長期的には予後不良であると考える。
あと、勤務医は自分の病院が経営的にヤバイことに関しては無関心。事務がどう思ってるかは知らんけど。
部長クラスになると「おたくの部門回転率低いよ」みたいな突き上げがあるが、本質的に、勤務医には病院そのものに対する忠誠心はない。
望む医療を実現したいとか、先輩のようになりたいとか、偉くなりたいとか金が欲しいとか、自分自身の価値観に拠って立つ人がほとんど。
どうせ医局人事で転々とする身だしね。究極、働こうと思ったらどこでも働けるし。「逆に考えるんだ、病院がつぶれちゃってもいいやと考えるんだ」
一般の患者には気の毒なことになるけど、日本はまだ病院多いからなんとかなるだろう。
まず税金で食ってると思ったら間違いで、病院の収入イコール人件費のメインは健保から。
社会保険も広義の税と解釈しても、保険診療があるおかげで国際水準より安く医療を提供できて(させられて)いる。
だから感謝しろと増長するつもりはないが、逆立ちしても食わせてもらっているという意識にはならない。
現行の保険制度が崩壊したほうが病院の儲けは増えるよ。施設間の格差は広がるだろうけど、全体として医療費が増える。
そこのところ、心に留めておいてほしい。
まあその通りっていうか、当たり前だと思うのよ。せめて普通にしろと。
俺は五体満足だし普通に教育受けて医者にもなれて、友達もいるし二親揃って元気だ。自分が幸運なほうだと自覚している。
これがもし困窮した身になったら、生まれた環境が悪かったら、と想像すれば、そりゃ助け合いは大事ってことくらい分かる。
そんな時に生保みたいな制度があったら、ああ、ありがたいなあって思うだろうよ。でも現状の生保患者の態度は、何ですかあれ。
そうかもね。内科だけでなく、この国で前線部門で医者やるには色んな問題があるって、働いて分かった。
日本では一次救急が機能しておらず、二次救急病院で〇.一~二.五次救急まで対応していること。
本来は精神救急主体の症例まで一般病院に運ばれてしまうこと。薬出すだけ出して救急対応しないクリニックの存在。
応召義務の理不尽さ。当直明けで普通に働かされてること。これらはそれぞれに解決しなければならない問題であると思った。
でも俺は頑張ってたよ。誰かのために役立ちたいと本気で思ってた。嬉しい経験も、充実感も使命感をおぼえることも一杯あった。
※※補足エントリ追加したよ!http://anond.hatelabo.jp/20121123003130※※
最近ジェネリック義務付けとか話題になってるけど、そんなのは小さなことだ。
問題は彼らの受診行動。病院でみる生保患者の素行は、とにかく目に余る。
俺の働いてる市の生保受給者は人口の1.5パーセント前後。うちの受診患者を無作為に調べてみても、大体そのあたりの数字に落ち着く。
ところがこれが夜間だと、その割合がぐっと跳ね上がる。ちなみに先月の3連休は5/36、2/29、3/25(人)であった。
「日中の外来に来てくださいねー」と言っても無駄。次にお会いするのはやっぱり時間外。
午前1-5時あたりは元々患者の少ない時間帯である。生保患者はなぜか、この時間を狙ったかのように集中する。
ちなみに一般人で変な時間に来る人は、ホンモノ(本当に病気がある場合)が多く、こちらも身構えてアドレナリンが出るのだが、
生保だと軽症であることがほとんどで、仮眠時間を取られ体力が削がれる以上に気力が萎えること甚だしい。
時間外のうち救急車で来る人は1-2割だが、生保に限れば4-5割程度になる。
自宅で気分不良?たいがい酒酔いか過量内服、それかいつもの不定愁訴である。酔って転倒する奴も多いな。
週に3回とか普通。日に二回もたまに。
「あそこじゃ十分診てくれなかった」と日に複数施設をハシゴする者も。もちろん全部時間外なのは言うまでもない。
残念、それを決めるのはセンセイたちの仕事です。
きついから入院させてくれ?だってあんた検査も診察所見も全部正常ですやん。
以前救急外来から引き取った生保患者、次の日には勝手に帰ってやがった。
病室に仲間を呼び込んで苦情が来たり、トイレで煙草吸ったりする者も。
生保が診察券を出すところを目にしたことがあるが、財布の中は「○○整形外科」「△△ハートクリニック」「××内科」…と診察券でパンパン。
方々で鎮痛剤や向精神薬を過剰に処方されてるのは明白。
以前、生保の医療費が3倍というニュースがあって、怪我や病気が多いからそのくらいは普通なんて言われてたけど、
これだからお花畑は困るんだよねー。
ここで、困った人が普通よりちょっと多いだけか、一部の人間が極端な悪さをしているだけで多くの生保患者は日中普通に受診してるんだろ?
という声が聞こえてきそうである。そうであればよかった。
俺の通常外来に来てる生保患者の大半が服薬もきちんとしてないし、予約した時間に来ないし、とにかく病気に対する意識が薄い。
それを指導するのがお前の仕事だろ、って?ええ。頑張ってましたよ、これまではね。でももう飽きた。
いままで何してたの、って感じの人ばっかだし。慎ましい難病患者、貧困患者、高齢者、なんてのは幻想。
もうこいつらに必要な医療といったら、疫病の感染源にならないとか、不慮の事故で死なないとか、その程度っしょ。
Y本病院みたいに囲い込んでカテーテルの実験台にしたとか、いいじゃん。もうどっかで囲い込んでくれ。そして外に出さないでくれ。
俺が助けたいのは善良な人間なんだ。ちゃんとした人たちのためなら、当直明けの勤務だって頑張れる。でももう無理。
てなわけで今年いっぱいで辞める旨を院長に伝えてきた。病理、放射線、臨床検査などの、診察のない部門での再出発を考えてる。
俺自身最初は戦おうとしたこともあった。
こっちにきてからも三人、悪質生保をブラックリスト送りにしたけど、物凄く大変だった。
殴ってくれたら無条件で受診拒否なんだが、奴らその辺は上手いんだ。
今の職場には世話になったし、感謝している。だから最後にもう一仕事、今も続く不逞の輩の受診をなんとかしたいと思う。
最近、悪質生保の受診行動を福祉事務所や民生委員に通報すべく、資料集めを開始したところ。
最近ニュースになってる、受診回数の制限は是非実施してほしい。救急車有料化、施設の指定も併せてね。
俺が踏みとどまるのには、ちょっと遅かったけど。
という流れなんだろうか。
参考
・"河本準一・生活保護不正受給疑惑"に切り込んだ、片山さつきの狙い | ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2012/05/post_133.html
・Ceron.jp - 「生活保護の“不正受給”を許すな!」ベテラン芸能記者が、次長課長・河本準一と吉本興業を指弾!! - 日刊サイゾー
http://ceron.jp/url/www.cyzo.com/2012/04/post_10414.html
・河本準一の「実名報道」解禁に人権侵害と吉本興業【目がテン】 | キャリア | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/eyenews/2012/05/post-195.html