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はてなキーワード: 独自とは

2021-07-24

ワイは自称保守なんだが

日本独自のものまともになくて、ゲーム音楽も一昔前に流行ったものばっかりで

タップダンスイマジン文化的侵略を受けまくった骨抜きであることアピールして、選手たちにマスクをつけさせ続けることすら出来ないってなに

落ち目センスも誇りもないやん、ワイはマジで悲しい

オリンピックが曝け出したゲームに対する差別意識時代遅れ認識

今回のオリンピック開会式では、賛否両論があるらしい。もちろん、「表現」において賛否重要である。誰もが絶賛するような作品存在しないし、存在してはいけない。ただ、作品批評を超えて、ゲームを「メインカルチャーではなくサブカルチャー」と見下したり、「ゲーム音楽程度」という表現を使う者が散見された。

これは作品批評とはかけ離れた評価であり、差別的であるとすら言える。そして、さらに悪いことに時代遅れ認識でもある。ここではそれを書き留めて、指摘していきたい。

そもそも文化に「サブ」と「メイン」という区分けを設けること自体が異様にも思うが、ここではそれに言及しない)

ゲーム文化

何を持って「文化」というのかは不明であるが、ゲーム映画に負けず劣らず文化性がある。

例えば、社会性。オンラインゲームは、良くも悪くもコミュニケーションを促進する。これは社会性と言える。

また、ゲーム談義。これも映画評論し、議論し合うのと同じだろう。もちろん、とき罵倒や難癖、アンチなどを生み出し、建設的な議論など難しい場合も多いが、それは映画もさほど変わらない。映画ファンが、お高く止まってゲームを見下す理由にはならない。

また、社会風刺するゲームだっていくらでもある。「Say No! More」や「還願 Devotion」、「Not Tonight」など。他にも様々なディストピアを描いたゲームや、政治皮肉った表現など、ゲームには珍しくない。

他にも、「BEYOND」や「James Bond 007:NightFire」、「Until Dawn」など、古くからゲームモデル俳優を起用する例も多い。また、ゲーム関係者映画演出担当したり、逆に映画関係者ゲームプロデュースになったりなど、そもそもこれらの業界対立関係にない。これらを差し置いて、ファンが「ゲームは俺の趣味より低俗」と見下すのは、なかなかに滑稽で、わりと風刺的でもある。

ゲーム経済

文化には経済という側面も重要である寄付しろ収益しろ、何らかのお金がないと芸術は先に進まない。

これでも、ゲームは「文化」の中で最先端を突っ走っている。

歴代で最も集積を上げた映画は、「アバター」の3146億円らしい(2019年に「アベンジャーズ」がトップになったが、2021年アバター中国などで再上映されたため、トップに返り咲いた)。

さて、これに対抗できるゲームタイトルはあるだろうか。もちろん、存在する。ポケモンgoは、サービス開始以来の5年で5500億円の収益を出したという(2021年7月時点)。

もちろん、映画は上映以外にも、サントラやグッズ、DVDなども売上になる。だから、これらがプラスされれば、ひょっとしたらアバターのほうが上になるかもしれない。また、基本的に1度の上映で客が満足する映画と、5年もユーザー継続するゲームでは、比較することがナンセンスかもしれない。

しかし、単純な収益で見れば、ゲーム映画ガチンコで戦えるレベル経済性も有していることが証明されたわけである

結論

さて、これらをもって、どうして「ゲームはサブだ」と見下せるのか。

マイクロソフトゲーム業界に殴り込みをかけて久しいし、昨今ではGoogleAmazonAppleなどが、独自ゲームを作ろうと躍起にすらなっている。

このように、もはやゲームは、文化の面でも経済の面でも「サブ」とは到底言えない存在感を有している。その事に気づかないのは時代遅れである理解し、そろそろ「価値観アップデート」すべき時期に来ているのではないだろうか。

そもそも、(言い尽くされた話でもあるが)100年くらい前には「映画低俗」「小説下劣」という時代があった訳だ。そんな価値観を「古臭い」と笑いながら、その古臭い人々と同じ価値観でいることなど、本当の文化人なら耐えられないはずである

2021-07-22

anond:20210721135308

この件がKnoa氏の予測のものに対する評価を良い意味でも悪い意味でも変えることはないが、

ズブの素人独自思いつきであったことはほぼ確定なので、そういう指摘をされていたあれに対して

「これは名前を出せないが、専門家によるものだ」などと言っていた人たちはよく反省するように。

犯人名前に印がついたミステリー小説の山

彼は独自ミステリー研究していて、2周目から犯人名前キーになるセンテンスに線を引いたり丸で囲んだりする。

一緒に住み始めて本を貸してもらおうと思った時に知った。

曰く作家時代ごとに伏線の貼り方の傾向があるそうな。さりげなくも印象に残る仕掛けはピンクのマーカーを使っていた。

ネタバレ覚悟でその解説を聞いたことがあるが、主人公以外で何番目にセリフがある人がどうとか、この作家最初名前だけ誰かに言わせるキャラ犯人にしないとか、なるほど一貫性があり、ネットで調べてもそういう考察をしてない話もあって関心していた。

彼は去年亡くなった。

心不全だった。不摂生が祟ってのことで本当に急死だった。

救急車に乗る前に亡くなったそうで、受け入れ先がなくとかじゃなく、無駄に何かを恨まなくて良いのが救いだった。

落ち込んで誰にも言えなかった。

彼の話を聞かれた時はいつも犯人名前に印をつけるから読めないんだよという話で笑いを取った。そうすれば帰った時にいてくれそうな気がしていた。

家には本しかないので読み始めた。

ネタバレを食らうのも癪なので、既読かつベタそして誰もいなくなったを手に取る。登場人物紹介のところから丸をつけてあって吹き出ししまった。

笑っても泣いても、彼と共有したかったという気持ちは消えないけど、私にとっての彼の生き方を示すものがあるのはホッとする。

一部のレア本は共通の知人のマニアの方に譲った。

その方も「読みたかったけど印を見るの怖いです」と言っていて笑った。

anond:20210722103149

よくいる素人研究者」でしょ

意味わからん独自理論を唱えるタイプ

はてなでいうとblueboyの同類

本当なら一笑して終わりなんだけど

バカの都はてなではなぜかもてはやされてしまった

経歴的に専門的バックグラウンドは一切なし

何度言われてもまともなモデル提示できない

そもそも結果が全く当たってない

犯罪歴か抜きにして取り合うべき要素はもはや一片もないんだけど

はてなーはオレオレ詐欺にあってることを認めたくなくてお金を払い続ける老人状態

小林賢太郎自分の才能を勘違いしていた

まず、今回の件は文脈がどうあれ、知らない女の人のパンツに手を突っ込んでマンコ触っちゃったくらいのヤバさであって、アウト中のアウトだと思う。今日中になんらかの対応があるのでしょう。

あのころコバケンの頭の中にあったのはテレビへの決別、まったく新しい芸人モデルを築くこと、ラーメンズブランディングというものであって、そういう中で必要以上に露悪的なネタをやっていた印象だった。そこまでやらなくても普通にネタを作っているだけで独自スタンス表現できる才能を備えていたのに、自信がなかったんだろうな、あんな風に決意を表明しないと、不安だったんだろうなと思う。結果的に、才能を、低めに勘違いしていたんだと思う。

なんでそこまで、あれほどの才能ある人が勘違いをしていたのか、思い当たるのは同時代に少し前を走っていた人の存在で。

強く強く憧れたその人と、ユニットコントをして、打ちのめされたり、実力を認められて浮足立ったり、そういうことがあったわけで。

その人がテレビ適応できないのを横目に、自分テレビに別れを告げて、カリスマになって、信者も増えて。

一時は、抜いたと思ったその人が、テレビ完璧適応して、また嫉妬心がうずいたんじゃないかな。

オリンピック開会式なんて似合わない仕事を受けたのも、それはもうワイドショーの司会なんかより格上だろって、思い上がったんじゃないかな。

皮肉だし、大河だなと感じます。余談というかウワサだけど、あのころラーメンズのギャラって片桐1、コバケンだって言われてた。

anond:20210722023923

日米安保を破棄して独自核武装コストが割に合わないと思う。

どこまでやるかによるけど、複数ミサイルサイロに、原子力潜水艦運行など入れれば膨大な予算必要になるし。

作って終わりじゃなくて運用しないといけないから日々かかる予算も膨大なわけで。

日米安保を破棄して中国陣営降伏する。

さすがにそれはないかな。

日本人は、残念なことに半分近くが選挙いかいか選挙権がなくなっても困らないかもしれないが、自由言論がなくなると困るだろう。

それに、政府を叩けないとつまらないしな。楽しみが減る。

anond:20210721135023

もし中国日本を核攻撃すれば、日米安保による反撃で、最悪値で北京アメリカ核弾頭が落ちるだけ。

理由としては3つ。

同盟国が核攻撃されてそれを見捨ててはアメリカ権威が完全に失墜すること。

もう一つは日本には米軍基地があり、核攻撃をするということは、彼らも死んでしまうということ。

自国民が核で焼かれているのを見捨てるなら、それも権威の失墜を招くので反撃はかならずある。

最後に、日本が核で焼かれたあとは、ハワイグアムとかの自国領ターゲットになるので、なる早で相手国の核施設を焼かないと危険だということ。

から早い段階で、核かそれに匹敵する反撃がされる。

この3つの理由があるから日本を核攻撃すると自国首都が焼かれる。

我々は死ぬかもしれんが相手死ぬ。だから日本を核攻撃するメリットはない。

よって、日本が核攻撃されることはありえないと思う。

それでも、どうしても不安で夜も眠れずに昼しか寝れないというなら、

独自に核を持つというよりも、ドイツオランダのようにアメリカの核を共有するか、

または、核を積んだ米国の船の寄港を認めればいいだけだ。島国なんだしね。

まあ、つまらない妄想をするより、不眠症医者に行ってデパスももらって飲んだほうがいいとは思うけどな。

2021-07-21

この増田の勤め先が分からない人は幸福だな。俺がいまからその幸福を壊すが

社会人1年目です。アドバイスを下さい。助けてください。

増田は上手く伏せたんだろうけど俺にはハッキリ分かるよ。

お前、自衛官だろ?(警察可能性もあるが)

少なくとも公務員ではあるだろうな。

なんでわかったかって?

簡単だ。

公務員、中でも自衛隊警察独自言語が大好きなんだ?

なんでかって?

無能のくせに「俺は他のやつとは違う!」と思いたい馬鹿が集まってゴッコ遊びをする場所からだ。

あの世界で偉くなる奴らは単にゴッコ遊びが上手いだけだ。

まあ頭もいいんだろうし体力もあるんだろうが、それ以上に重要なのがゴッコ遊びだ。

自分たちこそがヒーローであると本気で信じて、日夜ヒーローごっこをするため怪人の気配を感じ取ろうとアンテナから電波を受信している。

そしてそんな電波っぱに人事権裁量、ひいては尻尾切りをしないであげるお友達だったり優遇する可愛い後輩やらの選択権がある。

すると組織電波っぱっぱのご機嫌を取れるやつが偉くなる。

まりレッドごっこをするやつに媚びるのが上手いブルーごっこや切られ役だ。

そして組織地獄になる。

自分ヒーローだと思った脳みそ小学生のおじいちゃんは「秘密暗号」が大好きだ。

ある種の造語症を患っていると言い切っていい。

そして突然口にした「秘密暗号」が伝われないとコイツ匿名掲示板アスペかってぐらい不機嫌になる。

から部下は必死にその暗号が分かっているふりをする。

それが上手いやつから順に偉くなるし、組織のすべてのルールがそれを中心に回りだすので、それが異常であると思える奴が組織から消えていく。

これに今でもハートマン軍曹ごっこに明け暮れている馬鹿な新兵時代人格破壊が組み合わさることで、組織はとんでもない馬鹿の集まりが延々とヒーローごっこをするだけの空間になる。

そんなゴミを維持するために我々は日々莫大な税金を払っているし、その自称ヒーロー達はせっかく鍛えた暴力を活かせるチャンスを日夜目をギラギラさせて待っているのだ。

ハッキリ言うがまともなやつは自衛隊警察には残らない。

残ったとしてもそれは就職時の景気だったり本人の家庭の事情がまともじゃないので辞めるに辞められなくて残ってしまったパターンだ。

基本的には狂った奴しか残れないし、残りたいなら狂うしかない。

知らないほうがよかっただろ?

悪いな。

俺の薀蓄自慢のためにお前らの知らない自由を傷つけてしまった

anond:20210721094234

やまい」って平仮名で書くだけで独自ニュアンスとして受け取っちゃう病の増田がいることを考えると、みんなに分かりやすく伝えるってことの難しさってとんでもないものだってわかるね。

anond:20210721093911

漢字がわからない人向けだったらそこだけひらがなで書いても意味無いだろ

そうじゃなくて「やまい」とひらがなで書くことによって独自ニュアンスを与えようと狙ってるんだよ

anond:20210721092805

人間っておろかだから肌の色が違うと肌の色で判断ちゃうんだよね

問題貧困かどうかなのにさ

同じ日本人でも貧困のほうが軽犯罪を犯しやすいんだが、「貧困日本人」は独自人種か?

2021-07-20

俺の好きなゲームに厄介が来た

つらい

俺のやってるゲームは、一応今でも週一回は対戦が成立する程度の過疎ゲーだ

今も新作が出てるゲームシリーズの五年以上前過去作で、独自システム実装されているのがこれだけだから、新作が出てもそっちで代用できない曰くつきのゲーム

で、今年の六月くらいかTwitterで暴れてる厄介がいる

ゲームシリーズ公式アカウントツイートに、「○○の続編を出せ」といちいちリプライでぶら下がる奴だ

俺は即座にブロックしたが、一ヶ月経った今でもアカウント存在していて出せ出せとせっついてる

だって本当ならこのシステムで新作は欲しいが、もう昔の事なんで諦めてリプを飛ばしたりはしない

でも厄介の行為を見た外部の人間は、きっと「○○やってる奴はコイツみたいなキチガイしかいない」とか思うだろう

同じ人種だと思われるのマジに嫌。凍結しねーかなーあい

2021-07-19

テキストWebアプリ比較

Simplenote(Androidアプリ:あり)

テキスト保存系では文字通り最もシンプルインターフェイスが特徴

単純なタグによる管理しかないが、そのシンプルさでわかりやす簡単に使えるのが利点

Markdown対応(一部非対応)しているので、Markdownを使っている人、使ってみたい人に向いている

作ったノートWebに公開(Publish)できるので、プレーンテキストコピペとか)を公開するのに便利

Dynalist(Androidアプリ:あり)

Simplenoteとインターフェイスがよく似ているが、こちらはリストを軸にしたアウトラインテキストを扱う

Simplenoteのようなタグ管理機能と、アウトラインマインドマップ形式に表示できる機能があったのだが最近有料化されてしまった

作ったノートWebに公開(Publish)できるので、アウトライン形式テキストを公開するのに便利

ScrapboxAndroidアプリ公式はない)

テキストのほかに画像動画も挿入できる(左寄せ固定)ほか独自記法で装飾が可能

タグリンクを使ってページ間を連結することで様々な情報管理できる。「個人Wikipedia」とも呼ばれるWebサービス

Webへの公開・非公開はページ類全体に設定でき、ページごとの設定はできない

単純なBlogとして使うのもよし、独自研究したり蓄積した「個人Wikipedia」の公開するもよし

Notion(Androidアプリ:あり)

形式データベースが便利なWebサービステーブル構築やデータ入力などがしやすくできている

カレンダータイムラインなどタスク管理目的とした機能が多いが、スケジュール的な使い方をするには周期的な入力(毎週〇曜日とか)ができなかったりとちょっと足りない面がある

画像動画も挿入可能だが、テキストは1行ごとにブロック管理されるため、長文を扱うのは不向き

ブラウザ拡張機能や共有機能でWebページをNotionに飛ばすことができる。データベースに飛ばすと後の管理ラク

ページ(データベース)ごとにWebに公開(Publish)できるので、データベースを公開するのに便利


EvernoteAndroidアプリ:あり)

言わずと知れたテキスト管理サービスクライアントアプリが有名だが、Webサービスもある

テキストの装飾はいろいろできる

だが重い。デバイス制限もあるので使い勝手が悪い

すべてはここから始まった。現在過去遺物の置き場所になっている

ケモとショタ電脳ライブ

竜とそばかすの姫の感想です。

ネタバレと他の人の感想先入観を持ちたくなかったのでなるべく早く見ようと土曜日の朝一に行きました。

一応細田守監督映画作品はほぼ見ています

(未来のミライTV放送視聴、お祭り男爵は未見)

一番好きな作品ぼくらのウォーゲーム次点時かけ、その次がサマーウォーズ

サマーウォーズは昨日の金曜ロードショーで久しぶりに見たのですが、12年前というだけあって今見ると結構キツイ部分もあって少ししょんぼりしました。

好きなシーンはいっぱいあるんですけどね。

典型的細田監督脚本を手がけるようになってから作品があまり好きではない人間です。

おおかみこどもで「う〜ん」となり、バケモノの子で盛大にがっかりしました。

それはわたし作品ターゲットから外れてしまったということなので、それ以降は少し寂しく思いながら劇場に見に行くことはありませんでした。

それなのに何故、今回劇場に足を運んだか。

一つは、描きたいと思っている作品の題材被る可能性があり、それがないかチェックしたいと思ったこと。

もう一つは、主人公アバターであるベルデザインディズニージン・キムが手がけたという情報を目にしたからです。

細田作品でよく言われている「ヒロインへの興味の無さ」が、一部他者に委ねることで、もしかしたら今回は解消されて好きになれるかもしれないと期待したのです。

それ以外は流れてくるCMくらいで、ほぼ事前情報なしで見に行きました。

前置きが長くなりましたが、決してアンチがアラを探しに行った訳ではなく、むしろおもしろかった!」と思いたい気持ちで見に行きました。

がっつりネタバレしていくのでご注意ください。

冒頭のUの世界へと向かうシーン、ライブは素敵でした。

今までの作品を周到した演出物語への期待感が上がります

仮想空間という3Dと相性のよい舞台設定もあり、2D3D違和感も少ないです。

映画の一つの見どころでもある竜の正体探しなんですが、これは細田作品今まで見てきた人はすぐわかっちゃうんじゃないでしょうか。

わたしも早々にわかってしまって、もうちょい誰なんだろうって楽しみたかったのが正直なところです。

あん細田監督好みのショタいたらそりゃあバレますよ。

それはさておき、主人公すずのAs名前ベルからも分かる通り竜そば美女と野獣オマージュが多く登場します。

城、薔薇、顔が見えなくなった肖像画ダンスシーン……。

オマージュ自体別にいいのですが、ただ単に竜と女の子の二人が美女と野獣っぽいから表層的になぞっただけいう印象を受けました。

同じ美女と野獣オマージュしたシェイプ・オブ・ウォーターは、野獣がハンサム王子にはならず最後まで野獣のまま二人が結ばれ、本家踏襲した上で独自ストーリーになっていました。

ですが、竜そばはそれが出来ていません。

そもそも竜が作中で醜いと言われてますけどかっこよくないですか?

いかもしれないけど醜くはないでしょう……。

人間だらけの中なら浮くかもしれないですけどUの世界みんな色んな格好ですし。

竜の野獣である要素が薄く、本家でも言われているルッキズム助長がむしろ強化されてしまっているようにも感じられました。

Uならまったく別の人生を生きることができると謳っているのに、アバターは生体情報から自動生成で自分意思では自由に出来ない。

そして見た目で差別を受ける。

仮想空間理想の世界ではなく現実の地続きで、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

でも、自動生成である意味は?

竜のあざやベルそばかす現実リンクし、すずに竜の正体を気にさせ、探せるようにするために必要だっただけではないでしょうか。

細田監督はこういったシーンを描きたい!といったところからストーリーを膨らませていくタイプに見えます

その手法全然アリだと思うんですが、キャラクターストーリーがそれを実現するための駒に収まってしまっています

からキャラクター人間味が薄く感情移入がとてもしづらい。

特に脇役はひどいです。

ルカちゃんはすずとベルとのギャップが際立つよう、現実での立ち位置を対比で表すため。

ヒロちゃんはすずをUの世界スムーズ活躍させるための便利屋

しのぶくんに手を握られて学校中の女子から叩かれ炎上する際のゲームのような演出も力が入っていましたが、あまり必要性を感じずやりたかっただけのように見えました。

敵役の魅力も乏しいです。

明らかな噛ませ犬だと竜の強さが伝わらず、バトルシーンにも緊張感が生まれません。

自警団とのバトルはストーリーの本筋ではないですが、アンベイルという重要能力を持っています

そんなキャラクターの作りが蔑ろなのはマイナスしかありません。

何故Uの管理者でもない彼らが、キックブロックや削除ではなくAsオリジンを暴く能力を持っているのか。

権威がある印象をつけるためスポンサーが多数いる描写がありましたが、それでは説明になっていません。

おそらくストーリーが進めるため、ベルがすずになって歌うシーンを作るために作られたのだと思います

それでも説得力のある設定を付随してあげればいいのですが、それがなされていません。

そばはこういったものが多すぎます

描きたいシーンとシーンの間をとりあえず大きな齟齬が出ないように埋めているだけのストーリー

とりあえずでは見せ場に行く前に気持ちが躓き、せっかく力を入れて描かれたシーンが空虚に感じられてしまます

インストリーであるはずのすずの成長はこれでもかと言うほど分かりやすく描かれています

母が死んで歌えなくなった

Uの世界なら歌えるようになった

ありのまま自分でも歌えるようになった

母のように他者を救えるようになった

他者との関わりから閉ざされていた心が開いていく王道ストーリー美女と野獣オマージュし、今までやってきた得意なものを詰め込んだ今回の作品

新しい試みは何かあったのでしょうか?

技術進化した分はあったと思います

でもそれ以外は既視感のあるものほとんどで驚きがありませんでした。

唯一あるとすれば音楽へのこだわりでしょうか。

それもライブシーンに至るまでのストーリーで白けてしまうのがあまりにも勿体ない。

今の技術で、得意な分野で、わざわざ新しく作った意味は。

細田監督は何を伝えたかったのか。

わたしにはケモとショタクジラ電脳世界でのライブが描きたかたこしかからなかったです。

結論としては前置きで書いたものと変わらず、細田監督脚本他者に任せるか、共同にした方がいいと言うものになってしまいました。

残念ながら今回もやはりわたしターゲットにはなれなかったようです。

あくまわたしのものさしがストーリーに重きを置くのでこういった評価になってしまうだけで、他の評価軸で見れば全然楽しめる作品であると思います

まだ他の方の感想を読んでないので、どれくらい自分との感じ方どれくらい差があるのかちょっと楽しみです。

似た意見があっても嬉しいし、全然違う意見を読むのも面白い

書き慣れていないので読みづらかったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます

増田読者の皆様へ

最近では初めてとなるお願いですので、単刀直入に申し上げます。この月曜日、誰もが自由に読める増田を守るためにブクマしていただけませんか?読者の98%はブクマをしてくださらず、見てみぬふりをします。あなた私たち特別支援者のお一人であるならば、あなた感謝し、心からお礼を申し上げます


お忙しいあなたのお邪魔をするつもりはありませんが、どうしてもお伝えしたいことがあります。もし皆様が3つのブクマをお寄せくだされば、増田は長くホッテントリ入りすることができます増田は購読料をいただかず、わずか2%の読者からブクマによって支えられていますコメントの長短にかかわらず(人気コメントには考慮されます)、読者の皆様のブクマがなければ、増田を今のように運営することはできません。


ほとんどの人は、この増田無視するでしょう。でも今日あなた増田支援してくださることを願っています増田ボランティア筆者たち(一部の方は独自寄付などを求めていますが)は、あなたがここで読む増田ユーモア示唆に富むことを保証します。


増田で今年読んだ増田に3ブクマ価値があると思われるのでしたら、増田未来を守るためにぜひブクマをお寄せください。どうぞよろしくお願いいたします。

anond:20210719093908

政治好きで頭悪いネット民ってスラングとか独自略称蔑称使うの好きじゃん

森元元総理」だと思ってるガイジも結構いそうだけど、「森元」というスラングになってるんじゃないかとも思う。

2021-07-18

心霊ユーチューバーが山奥の廃墟とか巡ってて

パチッとかペキッって音にいちいちびびってるけど

都会の住環境ってそんなに無音なんかね

家鳴りとか虫がぶつかる音とか小動物の出す音とかめっちゃあるけどああいうの聞く機会ないんかね

なんかいちいち驚きすぎててまたそれに対して過剰に演出もあってつまんなすぎる

どうせなら昭和の頃の心霊特集みたいに演出もりもり付けるとか海外心霊系みたいにポルターガイスト全開にするとかして楽しませてほしい

和物心霊系はまだまだ伸びしろがあると思うのでどうでもいい環境音でビビらせる段階ではなくもっと素材の良さを活かして和物独自文化を作り上げてほしいと思う

需要なし】ゲーム業界黎明期のことを調べる人向けの業界レビュー

やあ、かつて初心会についての記事を書いた増田だよ。いろいろ本を買い足して読みなおしては新規の古い知識を突っ込んでるよ。新作はまだもうちょっと時間がかかるから待っててね。

息抜きとして今まで読んだ業界本を簡単レビューしていくよ。当時のことを調べたい人は参考にしてくれるとうれしいな。

1.スーパーファミコン 任天堂陰謀1991年

 ある種のバイブル存在スーパーファミコン登場時の任天堂ゲーム業界周りのことを非常に詳細に書いている。任天堂のことを持ち上げつつも当時から流通網の矛盾ロイヤリティビジネスおかしさを指摘していて非常にハイレベル。是非読んで欲しい。ただ後日山内社長は「300万台買うからリコーCPUを安くしてくれ、なんて言ってない」と否定してる。(後年の社長が訊くではリコー工場稼働率が非常に悪いことが上げられていた。だから任天堂無茶振りリコーが応えたのかな?)

2.久多良木健のプレステ革命1998年

 PS1立ち上げに関しての裏事情を綴った本で、流通ソフト会社呼び寄せるにあたってのアプローチが詳細に書かれている。またこの本では「任天堂がふざけた契約違反をしたかソニー激怒してゲーム機突っ込んできた」説を取っていて、任天堂との会談をまるで見てきたかのように書かれているが、久多良木健氏は別に恨みをベースにやっていなかったんじゃないか、とは丸山茂雄氏の談。それはさておき、最初任天堂久多良木氏が接近した話なども載っていて面白いFM音源ディスクシステム音源?)と、PCM音源スーファミ音源)との聞き比べ対決をして久多良木氏は任天堂音源チップの売り込みにいったんだと。

3.ゲーム戦争1993年

セガゲーム王国」が改題された文庫セガメガドライブでどんどん任天堂を追いつき追い抜く(米国にて)様を持ち上げたものセガ歴史を学びたい人にはうってつけ。ただ今読むと苦笑してしまう持ち上げっぷりなのは愛嬌

4.任天堂が危ない(1993年

 スーパーファミコン全盛期に書かれたものだが、上の「スーパーファミコン 任天堂陰謀」などを読んでそのまま書き足した記述があちらこちらにあってげんなり。作者自身取材した様子はなく、今の時代わざわざ読む価値はないと思う。ちなみに同作者は同時期「ソニー任天堂に食われる日」「セガにおびえる任天堂」、後年には「ソニープレステが消える日」なんて本を出している。一応全部読んだけれど、わざわざ読まなくていいレベルの本。唯一評価できるポイントソニースーパーファミコン一体型CD-ROM機について「スーパーディスク」と銘打ち、ソニーだけの独自規格広告したのを任天堂危機感持ったのでは、と指摘したことくらいでは。

5.証言 革命はこうして始まった(2011年

 PS1立ち上げの話をいろんな人にインタビューして記事にしたものCPU流通本体機構サードサポートコントローラーグリップ、値下げ合戦と、セガ任天堂に負けるなという気概でどのようなことをしてきたのか、どう決めてきたのかわかる一級品の資料となっている。PS1発売が12月3日に決まったものの、8月の時点でまだ生産台数が決まっていなかったなど、当時のどたばた状況が伝わってくるインタビューが載っている。あと最初のほうの開発機材でCD-R10枚焼いてもまともに読み込みできるのは3枚だけだった、などなど。

6.プレイステーション 大ヒットの真実1998年

 タイトルプレイステーションだが、内容は任天堂セガ松下にもバランスよく触れていて、いかにしてソニー任天堂を打ち倒すべく思案してきたかが書かれている。洗練された流通で、問屋を利用する任天堂よりもきめ細かい制御ができるソニーから勝利した、という内容なのだが、最終章に「このままいけばこの流通破綻するのではないか?」という記述があって驚く。革命は起こした時よりも、その後のほうが大事だという至極最もな結論に至ってる良書。

7.ゲーム業界三国志1997年

 当時のゲーム流通をうまくまとめてある本。セガ任天堂ソニーの三社をそれぞれ解説している。特にこれと際だってすぐれたものはないが、初心会流通任天堂独自ソニーバンダイ提携するかもしれないセガ立場をそれぞれかみ砕いている。

8.売られた喧嘩 買ってます 任天堂勝利青写真1996年

 とてもアレな題名だが中身は大真面目。「王者任天堂に勝つのセガでは無理だ。ソニーしかあり得ない」という視点で、挑戦者ソニー解説している。よほど念入りに取材をしたようで、初心会幹部セガが引き抜き工作をした話などが載っていて驚いた。面白い本だから是非みんな読んで欲しい。

 

9.セガvs任天堂 新市場で勝つのはどっちだ!?1994年

 任天堂山内セガ中山社長同士の経営理念過去を対比させて現状を解説していく本だが、とにかく取材がすごい。任天堂労働争議の話や、メガドライブ以前のセガコンシューマ機が問屋から嫌がられていた話(1ケースがでかくて重い!)など、他の本ではでてこない話がバンバンでてくる。わざわざアメリカにいって各地の小売店ゲーム売り場の様子まで確認しにいく取材力は感嘆する。著者の国友隆一氏はゲーム関連の本をこれ一冊しか出していないのだが、残念でならない。是非今のゲーム業界取材して本を書いて欲しい。そう思える良書。

10.ソニーvs松下 DVDゲーム最終戦争2000年

 「セガドリームキャスト日立製のパワーVR2というCPU採用している」や「入出力にはUBSホストコントローラー」といった腰砕けになる記述がある。お察しください。

 

2021-07-16

anond:20210716162504

そうですね。

モノマネをした上で独自の要素を入れていくのはとても良いと思います

anond:20210716153552

ただしそれをいっちゃう基本的人権肖像権とかどうなるんですか、侵害してませんかってなる

ジャンプとかの巻頭に生身のアイドルさんたち載ってるし、

アイドル写真顧客吸引力の保護のためジャニーズなんかは独自圧力amazon書影からも削除させてるのにな

顧客集客力=著作権法保護課金対象」ってのはデジタルキッズの誤った思い込みだけど

その社会通念をそろそろどうにかして法制化・システム化しなきゃ本当に保護されるべき著作者が喰ってけないってのもわかるのよな

2021-07-15

anond:20210715124657

少数派かどうかと影響力は別だろwwwwwww

マジで独自定義すぎるwwwwww

anond:20210715123742

ノイジーマイノリティ」という語のネガティブ要素は「声は大きいが影響力は少ない」という点にあって

ないぞw

やっぱ日本語下手なやつって言葉独自定義で使いがちだよねーw

ノイジーマイノリティは「少数だけど声が大きい集団」に対してネガティブに使われる言葉であって、「少数だけど声が大きくて影響力もある煩わしい集団」に対しても使われるぞ、ちょっとコミュニケーション勉強しようなw

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