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はてなキーワード: 最先端とは

2023-08-08

乳首記事一覧2

タイトル記者 日付乳首個人的抜粋引用
『サイバーパンク2077』最新アプデで“豊胸ポロリ”問題修正される。そのほかいろいろ修正 Hideaki Fujiwara 22-11-09 1 乳首タイプを「なし・2・3」に変更した場合に、胸が衣服を貫通する問題確認できた。
Nintendo Switchゲームの性表現規制に方針変更があったと、海外スタジオが報告。禁断ゾーンをめぐり“新ポリシー”を主張 Taijiro Yamanaka 22-10-04 3 乳首を含め乳房がすべて露出している場合もある。
任天堂の暑中見舞いメールで、マリオが乳首を解禁。原点回帰の2022乳首 Ayuo Kawase 22-08-05 39 任天堂は多大な勇気をもってマリオ乳首を、控えめながら克明に描く決断に至った。
『ストリートファイター6』でリュウの乳首に称賛集まる。RE ENGINEで描かれる、最先端次世代乳首 Ayuo Kawase 22-06-03 37 乳首もまたダイナミックに描かれる点は好感度が高い。ビュワーモードを使うことでかなり拡大して眺めることもできるのも嬉しいところ。
『ストリートファイター6』の“リュウの股間”が注目集める。猛々しく主張する、リュウのリュウ Seiji Narita 22-02-22 1 (股間6) 歴戦の乳首が見て取れる
『ファイナルファンタジーVII』のセフィロスの“乳首”は、はたして何色なのか。とあるフィギュアがもたらした疑問 Ayuo Kawase 22-01-26 29 地味ながらしっかりと乳首描写されている。もう言い逃れはできないのだ。

2023-08-07

アルゴリズムによる掲載順位の調整に関する提言

1.「はてなブックマークガイドライン」公開

先日、はてなからはてなブックマークガイドライン」が公開された。

冒頭で「表現の自由意見多様性大事にする」一方、「安全性健全性を保つことも不可欠」という大方針が示されている。

双方が必要であるという大枠部分に関しては賛同する。

特に他者へのリスペクトを忘れず、コメント表現に気配りせよという指摘は重要だ。

はてなユーザーの中には、相手批判する際に人格否定のような言葉を付記する人が散見される。

私は相手に面と向かって同じことを言えるのか、と考えてから書き込むよう心掛けている。

基本的には良いガイドラインだと思う。

2.アルゴリズムによる掲載順位の調整

ただし、アルゴリズムによる掲載順位の調整には反対だ。理由は現状ではアルゴリズムより人間集合知の方が賢いからだ。

ガイドラインでは「建設的な情報に多くの表示機会がもたらされることを目指してアルゴリズムを調整」しているとあり、

具体的には

記事の内容や起こっている事象をより理解やすくするもの

共感を抱いたり支持したくなるもの

記事の内容に関連した興味深い体験談

客観的ファクト提示するもの

反論も含め、多様な視点意見を述べるもの

の五項目を提示されている。

しかしながら、アルゴリズムコメント内容を精査し、これら五項目に適合しているか判断できるとは思えない。

最先端AIであるChatGPTでも、生成内容に多くの誤りを含むことが指摘されている。はてな使用しているアルゴリズムが、ネット情報の中から信頼できるソースを選別してコメント内容と照合し、コメント内容が客観的ファクトかどうかチェックできるとは考えにくい。

他の項目も現状のAI能力を考えると、人間より精度よく判定できるとは思えない。

実際問題、現状のアルゴリズム適用結果を見ると、五項目について上手く判定できているようには見えない。

このコメントは優れているしスターを集めているのに何で注目コメント入りしないんだと思ったことは多いが、スターが少ないが注目コメント入りしているブコメを読んで、他のスターが多いが下位になっているコメントより確かに優れている、建設的だと感じたことは一度もない。

はてなブックマーク人間集合知によって有益情報を集めるサービスだ。はてなブックマーカー集合知を疑うのは、任天堂ゲーム面白さを疑うような会社の根幹を揺るがす行為ではないだろうか。はてなにはぜひユーザーを、ユーザー集合知を信用して頂きたい。

3.現状のアルゴリズムの内容について

次に、現状のアルゴリズムの内容について、ガイドラインで明示されたことや、コメントの表示状況から推察されることに関して私見を述べる。

3.1.短いコメントが注目コメント入りしない点について

注目コメントの表示状況を見ると、短いコメントは一律に弾かれているかマイナス評価がかかっていることが推察できる。

はてなブックマークガイドライン」のブックマークコメントでもdogdogfactory氏の「文字数が少ないことは「コメント建設的かどうか」と何の関係もないとおもいます文字数少ないコメント上位表示させてください。」というコメントが圧倒的支持を集めていた。私も同意見だ。

百歩譲って、政治経済社会問題に関する記事であれば、短いコメントは熟慮されずに書かれている傾向があるかもしれない。しかしながら、「あと一つは?」といったアンケート記事において短いコメントが注目コメントから排除されているのは弊害しかない。改善をお願いしたい。

3.2.リンクを張ると注目コメント入りしにくい点について

ガイドラインでは「客観的ファクト提示するもの」を良いコメントとして提示されている。であるならば、ソースリンクを張ることは推奨される行為であるはずだ。

しかしながら、現状ではソースリンクを張ったコメントが注目コメントに入らないという事例が散見される。改善をお願いしたい。

3.3.誰が書いたかによってコメント評価が変動する点について

はてなブックマークガイドライン」によると、「アルゴリズムによる掲載順位の調整は、利用状況に関する情報も加味したものになります」とあり、ユーザーが望ましくない利用をしていると、コメントが注目コメント入りしにくくなることが示唆されている。

しかしながら、誰が書いたかによってコメント評価を変動させるのはおかしい。コメントの内容だけで判断すべきだ。

例えば、政治問題では暴言ばかり吐いているようなユーザーでも、おすすめ漫画を訊ねるような記事では非常に良い作品を挙げるような事例はしばしばみられる。このような場合に、普段の利用状況が悪いからと、良い漫画作品を挙げたコメント評価を下げることが、利用者利益になるとは思えない。コメントユーザーによらず、コメントの内容だけで評価すべきではないだろうか。

3.4.公共の場にふさわしくない表現について

アルゴリズムについて否定的な見解ばかり書いたが、唯一アルゴリズム機能し得ると考えているのが「公共の場にふさわしくない表現評価マイナス調整」という機能だ。公共の場にふさわしくないような罵倒表現人格否定するような表現登録しておき、マッチ度が高いコメント記事を注目コメント、人気記事に入りにくくするというような操作AIの得意とする所だ。

はてなブックマークコメントアノニマスダイアリー記事の中には、必要もないのに他者罵倒するようなもの散見される。そのような暴言が含まれていると注目コメント、人気記事に入りにくくなるのであれば、書き手表現セーブしようと考えるかもしれない。

アルゴリズムを導入した背景は、はてなブックマークコメント暴言が飛び交っており、安全性健全性が保てないという判断があったものと推察する。であるならば、アルゴリズム適用安全性健全性を保つという目的限定すべきではないだろうか。

4.提言

以上の議論を踏まえ、下記のように提言する。

アルゴリズムによる掲載順位の調整については撤廃してほしい。どうしても適用するのであれば、公共の場にふさわしくない表現抑制のみに機能を絞って適用して頂きたい。

ダメ場合せめて、アンケート記事アルゴリズム適用することによって短文コメントが注目コメント入りしない事態改善して頂きたい。

具体的には、「当該記事の平均文字数に比べ、著しく文字数が少なくなければマイナス評価しない」といった風にアルゴリズム修正することが考えられる。

また、アルゴリズム適用カテゴリ限定するという方法も考えられる。「安全性健全性を保つ」という目的であれば、議論が荒れがちな「世の中」と「政治経済カテゴリ記事にだけ適用すれば十分であり、元々安全健全な「おもしろ」等のカテゴリ適用する必要はないのではないだろうか。

ぜひご検討を宜しくお願いします。

anond:20230807145717

Fundamentalな部分を勉強しておく、というのは何かと役に立つという昔から経験則なんだろうね。

料理研究野良野球研究も、最先端じゃなくても自分研究し続けるのは尊いと思うよ。

2023-08-06

anond:20230806211936

まあ今更v推し最先端もクソもないとは思うけど、推し活、オタ活のジャンルの一致から恋愛結婚なんてのはめちゃくちゃにありふれたパターンで今どきのってかここ10年来の恋愛モデルケースの一つと言っても良いパターン化してるよな。

推し活=非モテのものとは全然言えない。

その中でアーリーアダプター気取りでシニカルさをもって向き合えるやつに非モテが多そうな、あくまで「印象」がある。

anond:20230806211936

あんなのサブカル最先端でもなんでもねーよ

せいぜいがお面被ったツイキャス廃人キャバ嬢ホスト声優崩れ、ホステスさん、クラブママじゃん

バカが多すぎて突っ込まれてないだけだよ

日本はもうサブカル最先端じゃなくなってまともなエンタメも作れなくなったんだよ

2023-08-05

ファッションおじさん怖すぎる

ファッション怖すぎ

若い頃にこれはないと言われていたアイテムやシルエットが、一周して最先端になってたりする

でも自分の中で一度クソダサ認定した物はかっこいいと思えないか

若い頃の感覚のままでキメたつもりでいると一周回ってクソダサおじさんになっている

こうして時代とおじさんはズレていく

ファッション怖すぎる

2023-08-04

anond:20230804221837

最先端ニキ〜❗️

AIマジですごいよな それ扱ってるん尊敬しますわ

ただネキの仕事小馬鹿にするのはやめときദി^._.^)仲良くな

2023-07-31

東京に住んでるだけの人って、どうやって文化享受してるんだろう。

西日本のよくある地方都市に生まれて。

大学だけ関西マンモス私大に通っていた。(院は京都)

関西は、文化的趣味(美術音楽、古伝を基礎にした先端の感性に触れる)機会があって、けっこう楽しかった。

大阪京都神戸。どこも自分の住んでいた古い町よりも深くて大きくて驚いた。驚くことで調べて地元の深さ広さ高さ長さも知った。「大阪」や「東京」という一語にくくれない。どんな都市文化だってそうだ。自分の街も関西についても0.4%だって知らなかったなってイキり散らした間抜け自分ダメージ

最先端のものを追いかけて、日本上陸サムシングに群がる有象無象クルクルパームーブって虚しいなと思った。彼/彼女らは、たいてい東京に3店舗くらい来て3年待たず撤退する不良債権みたいな事業ばかりを追いかけてる。殺虫灯に走っていく夏の夜の虫みたい。

もちろん、東京しかないものもあるだろう。人口が多いから成立する商売だ。たしかに5%くらいは東京のものかもしれない。でも5%なら、その他の市町村にも固有性はあるんじゃないだろうか。語彙「文化」は、まさに、そういった普遍性固有性を汲み上げるための教養であり、それを支え、そこに参与していく主体性と不可分ではないだろうか。

から東京に住んでいることだけで、自分たちを文化の中心にいると勘違いしてる人を見ると哀れだなと、としみじみ思った。

それで、社会人になってからだ。

出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市の豊かさに心打たれるようになった。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。でも国会図書館にはアクセスできる。

こういう場所暮らしている人々もまた、それぞれに趣味を楽しみ文化をつくっている。自分のいる場所が中心じゃない。

大人になると誰でも、この程度は判る話だ。

辛くならないんだろうか。東京に住んでるだけ、海外文化消費者第一人者自称することで、文化つくってる気になるなんて。

まあ、地方だって展覧会には行列ができる。でも東京で数時間ならんで観るくらいなら、その時間で、もっと文化的で豊かなことできそうだけど。

寂れた東京痴呆民の戯言だけどね。

なんか、悲しくなってきた。

追記

地方文化なんて単なる消費じゃないか!みたいな意見が大きな釣り針で垂らされていて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

海外から東京地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは深く長く高く広い伝統文化と、そこから湧出する人類普遍文化的性質との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが人間醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

文化」は東京に住んでるだけでつくれるモノじゃ、ないんです。

海外で生まれ文化を、周回遅れで東京享受する。

そんな受け身体験は、消費であって文化ではない。

または、京都奈良のような古都について。

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかける人々にも出会えない程度の人脈と教養しかなかった君のどこが文化的なの?

まあ東京4世代から住んでいて、かつての東京の深みのようなものを、ある程度まで理解してるなら別だけど、住んでるだけなら、もはや首都神話観光業界が生み出したファンタジーだってかると思うけど。

東京サロン文化だなんて言うけど、どこでももサロン文化あるからね。明治維新の頃に、日本近代化したの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

東京の雑踏に住んでいたら新しいもの出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの。そして人類の多くが集まって暮らしてる。

あと、蛇足だけどガルシアマルケス翻訳をみたの?原文を読んだの?

anond:20230727214057

こういうやつはどこ行ってもダメ東京世界最先端文化が生まれる街の一つだし、そもそも規模的には世界最大の都市圏だ。

その土地にはその土地文化がある。西洋ファインアートが好きならそれに適した街があるだろうが、お前はそんなものを見ても何も学べない。

視野狭窄のつまらない出羽守になるのがオチさ。

自分の貧しさを呪うがいい

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(1〜22)

50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います

点数をつけるのはしっくりこなかったので、

好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。

ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。

今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。

リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。

好き好き大好き超愛してる

超探偵事件簿 レインコード

雨が降り続ける街カナイ区を舞台真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語3Dリッチな箱庭でキャラ操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム

主人公見習い探偵ユーマと相棒死に神ちゃん関係値の変化がたまらない。

舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体ゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。

ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオ世界観キャラクタが魅力的だった。


AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ

AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。

前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。

マルチサイトものではベタトリックだけれども、ゲーム表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。

システム面も物語邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。


EVE ghost enemies

さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、burst errorエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。

今回はかなり辛い展開も多く、小次郎まりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。

かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。

法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE rebirth terror

偉大な名作burst error物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品

特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花エピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。

僕がテキスト主体アドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。

満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE burst error

探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトストーリー

おちゃらけた軽そうなイメージ主人公が、やるときはやるという類型完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。

不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。

終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。


○大好き

一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム

短編ほどのプレイ時間ながら長大世界を楽しめる。

宗教倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。

残酷で重たい話だがタイトル意味理解できたとき少し前向きになれ安心できる。


タコリタ・ミーツ・ポテト

海中で暮らす種族と陸で暮らす種族会合食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム

好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。

子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。

遊ぶと絶対フライドポテトが食べたくなる。


イハナシの魔女

沖縄離島舞台にした王道ボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの

一人ぼっち同士の彼らが少しづ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活エピソード面白かった。

物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道

二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。


カガミハラ/ジャスティス

公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム

最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話

しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラ視点人物になる群像劇になっていく。

それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。


リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

キラークイーンの続編で前作とは異なるデスゲームが描かれる。

前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。

今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。

いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。


シークレットゲーム -KILLER QUEEN-

若い男女が突如奇妙な建物拉致され、強制的暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの

いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。

デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し

特に敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。


時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-

魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象解決していきながら、学校のものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム

いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるものヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイ精神で読める。

用意された素材が全部重要タイプ作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校のものの謎という一点に集約していくのが面白い。

原作18禁美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。


カテゴリーI -死線上のサバイバー-

爆発事件に巻き込まれ瀕死状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータ世界に移され、手術の順番を人狼ゲームモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートゲーム

人狼ゲームを通じてキャラ性格過去を描くのが面白く、主人公ゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。

女性キャラだと、アイドルオタク白雪サツキさんが気に入ったかな。

思考する類のゲーム戦略的面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。


ファミコン探偵倶楽部後ろに立つ少女(スイッチリメイク版)

ファミコン時代アドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。

とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。

こちらはこちらで皆口裕子さんの熱演シーンが熱い。

この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。


探偵撲滅

理想探偵外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。

メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品

ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。

ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。


シロナガス島への帰還

探偵池田助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。

クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。

ジャンル一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成面白かった。

僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現豊富にあり、この中でダントツエッチ作品でもあった、大好き。


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステム武器に、色々な美少女イチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF恋愛ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。

壮大な物語なんだけど、あくま家族ものテーマを一貫しているのが素晴らしい。

年上ヒロインが多いのもマザコン主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。

システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。


ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(スイッチリメイク版)

FC時代ADV最先端リメイクした作品

シンプル物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和ゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。

特に背景で動くモブ表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。

声優の熱演、特に主人公緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。


○好き

A YEAR OF SPRINGS

現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム

三人のキャラが交代で主人公を務める短編集のような作品

フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的日常淡々と展開する。

その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。


最悪なる災厄人間に捧ぐ

自分を含めた人間認識できない主人公の豹馬が、誰から認識されない透明人間少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。

かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語

重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。

しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム


未然探偵 The Protea Cases

株式会社オレンジロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公男性といい雰囲気になりつつ事件解決していくシリーズだ。

今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。

主人公の伊月千春が最初AI攻略対象男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。

なお、攻略対象男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。


パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

本所不思議にまつわる呪いを巡るマルチサイトストーリー

なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語パズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。

魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。

世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。


23作目以降はこちら

2023-07-30

anond:20230730105537

言いたいことはわかるよ。ほとんどどんなものでも『その時代モード最先端』を作るのはそういう環境だと思う。

別に東京でなくてもいいんだけども、東京近郊は人が密集してるからね。良い環境だ。自分が作らないジャンルにしても、アーリーアダプターになるのは楽しい

まあ一方で、文化教養というものをあまりにも狭く見過ぎていないか?というところは批判したい。Cultivated ってもっと広い概念だろ。京都大原に住んでたイギリス貴族ベニシアさんの暮らし、どう思う?

ダサいイケてる」のアップデートをしたい

人間の多くは流行を追い求め

古いものダサいという感覚が元々ある

から過去流行ったものや、両親・おじさんおばさん・老人のイメージがあるもの忌避する

しかし、自分たち世代忌避した結果、その下の世代では見直されてまた流行るという事件が発生する

 

するとどうだろう?

下の世代流行りつつあるのはわかるが、自分の中にダサいという感覚があり、周りの同世代の中にもあるので、その流行は追えない、となる

これによって「世代はその世代ファッションの中に閉じ込められる」と言う現象が起こる

 

結果、若者からは「ダサいおじさん」などとみなされるわけだ

 

これを解決するのが難しい

ベター解決

若者感覚を頼る

TPOに応じて使い分ける

流行にとらわれない普遍的もの採用する

だが、一歩間違うと

「それは流行ってるわけでもなく、若者の間でも異端」というもの採用してしまい、ただの痛いやつになることがある

 

一番いいのは流行最先端や、そのちょっと後ろを負い続けることだ

情報キャッチアップするしか無い

しかしやりすぎるとやはりただの流行オタクになり、痛いやつになってしま

 

基本皆疑心暗鬼だし、「誰にとってイケてる」みたいなものは発生しない

30点か70点かみたいなゲームなんだが

そこで諦めた瞬間におっさんは完成するんだと思う

2023-07-29

古代文化最先端ローマ帝国では……

ローマ帝国ってよっぽど強かったから、ローマ帝国遺跡って、イタリアのあの辺だけじゃなくてトルコとかあの辺まで、かなり広い範囲分布しているわけよ

んでもって、ローマ帝国遺跡ってよっぽど洗練されてたのか、どこ行っても全く一緒に見えちゃうわけ、いや微妙には違うかも知んないけど、スペイン遺跡も、はるかに離れたトルコ遺跡も一緒な印象なんだよね

ふと、これってイオンモールと一緒なんだって思ってさ、奈良とかの、イカニモ文化が違ってていいような場所イオンモールに入ったときの「地元とほぼ同じじゃん」ってあの感じよ

住んでる分には過不足無くてそうなるのもわかるんだけどさ、まあそりゃ商業主義であって、東京しか見れない買えないアレも商業娯楽の延長で、提供されなきゃダメですっていうのはなんだかなと思うし、あるがままのトライアルまでの山道に全力で面白みを感じれるような奴が最強だなって思うわ

まあイオンモール普通に強いですわ

福井県民だけどさ

地元イオンモールがあるのはガチで嘘

福井県イオンが無いのだけは本当

誰か助けてくれ

2023-07-28

anond:20230727214057

東京じゃないと享受できない最先端文化って結構限られてると思うんよね

明確に東京優位って経済サブカルくらいじゃないかな〜

例えばアカデミアも全部東大最先端なわけじゃないし、文系学問でも仏教文化研究とかなら奈良京都の方がおそらくいいだろう

あと女性トップ目指したいなら問答無用東京と思う

地方は多分競う相手がいなくてダメ

anond:20230727214057

最先端のものにいち早く触れられるのはうらやましいが、東京は飯がまずい。これに尽きる。

anond:20230727214057

高水準の最先端で洗練された文化に触れられるはずなのに、どうしてトー横みたいなゴミダメとかできてるの?

anond:20230727214057

こういうの、核心部分は「俺の位置はセーフであって欲しい」っていう『祈り』だよね。

なんで祈るかって言うと、言葉とは裏腹に、俺の位置普通にアウトだって不安(なんなら確信)があるから

東京にいても”文化享受”なんかできない。“上澄み”しか啜れない。“最先端海外文化”が”日本上陸”するのを待ってるだけ。座ってたら”安くて美味しいご飯”が降ってるだけの東京なんか、”恵まれてる”内に入らない。”寂れた世界地方都市”にしか過ぎない。

そういう自覚、完全にあるよね。

別にそういうコンプレクスか何か知らんけど、そういうの持ってる事自体は好きにすりゃ良いんだけど、でもそこに向き合えないから身勝手理屈自分位置ちょっと下に線を引いて、「俺の位置だけはギリギリセーフ!!!」ってやってるの。

から増田は、仮に定住先が京都大阪なら「東京京都大阪に住んでない人って、どうやって文化享受してるんだろう」って言っただろうし、福岡とか仙台なら「地方都市にすら住んでない人って、~~」って言っただろう。ド田舎に行ってりゃそれでも「俺の所以下に住んでる人って、~~」って言ったかも知れないし、逆に張って「まだ東京で消耗してるの?」ってやってたかも知れない。

そして、もし海外移住してたら、「東京だろうが京都だろうが福岡仙台高知だろうが、日本に住んでりゃ五十歩百歩だよねw でも俺の位置だけはギリギリセーフ!!!」ってやってただろう。

まり増田が線引きした「東京に住んでない人」も、逆に「東京に住んでても結局アウトの増田」を線引きしてるのも、結局は全部、増田自身のifの姿なんだよな。

イントゥ・ザ・マスダーバースやねん。

anond:20230727214057

釣りとわかってても東京最先端って思える感覚がすごく面白く感じた

もしかして東京に住んでなくて“東京”ってイメージだけなんかな?

最近は知らんけどだいたい最先端技術文化ローンチって札幌とか福岡とかじゃない?

そんでそれが人口の多い東京にやってくるってだけじゃん

ライブ美術展は増田の言うこともわからんではないが、日本にくる美術展ってなんかぱっとしないのしかこなくない?

ほんとにいいものって美術館側が貸し出さないよねえ、まあ仕方ないけど

現代アメリカヨーロッパがいいよやっぱ、持ってるものの質の桁が半端じゃないか

増田みたいに文化享受必須な人は東京なんかにいちゃだめだよ

古いものは別として、本当にすごい近現代美術館にはないよね

コレクターの家にあるんだよ

彼らの家に行ってみせてもらうしかないんだよ

すごいのあるからねまじでびっくりしちゃうよね、東京にきてる展覧会の騒ぎじゃない、腰抜かすよまじで

増田や私みたいなのが気軽に金払っただけでみれる機会なんてないんだよ、悲しいね、ほんと、それは同意するよ

東京文化マンの謎

必ず博物館美術館の話をするんだけど美術の具体的な話を聞いたことがない

どの作家が好きとかどの時代のどのジャンルが好きとかないの?ただ美術館に行くのが好き?クソにわかでは?

あと博物館とか美術館ていうても過去じゃん

現役の作家交流を持つとか個展に行くとかそういう話がないのはなぜだろう

そこが文化最先端では?

anond:20230727214057

文化最先端に触れたい人はちゃん東京に出ていくし、そこまでの人は年に数回イベントごととかで出ていくし

ネットもあるし地方で十分な人は自分生活圏でやりくりするし、

そんだけのことじゃねえの?

どうやって・・・と長文垂れ流すほどの疑問があるように思えないけど

若者東京を目指す。アメリカ若者だってニューヨークを目指すでしょ。

シリコンバレーハリウッドも目指すかもしれないけど

とにかく地方から最先端都市を目指すものなんじゃないの?

もちろん全員がそうではないけど、それは日本も同じでは?

違いがあるとしたら何か教えてけろ

anond:20230727214057

自分文化創造できないで享受するだけの人かな?

俺の場合自分創造できるから、どこに住んでいようが

自身最先端なわけよ

と言いつつ俺もほぼ東京みたいなところ(松戸)に住んでるが、それはたまたま

2023-07-27

東京に住んでない人って、どうやって文化享受してるんだろう。

都心3区に生まれて。

大学だけ京都の某大学に通っていた。(院はやはり東京)

関西でも、文化的趣味(美術音楽最先端海外文化など)って、けっこうキツかった。

大阪京都神戸を合わせて、東京の4割くらいのイメージ

最先端のものはほぼないし、日本上陸サムシングも、たいていは東京に3店舗くらい出来てから関西に来る。

もちろん、趣味の95%はカバーできるんだと思うけど、上澄みの5%は東京しかない。

言ってみれば、京都首都だった頃の一級品は京都しかないのと同じだ。

から東京に戻ってきたときは、ああこんなに恵まれてるんだな、としみじみ思った。

安くて美味しいご飯は多いんだけどね、関西は。

それで、社会人になってからだ。

地方出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市に行くわけだ。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。国会図書館だってない。

そういう場所暮らしている人って、どうやって趣味を楽しんでいるんだろうか。

大人になると誰しも、尖った趣味の一つや二つはあるだろうに。

辛くならないんだろうか。

まあ、東京だって印象派展が大行列

寂れた世界地方都市だけどね。

なんか、悲しくなってきた。


追記

東京文化なんて単なる流行りモノじゃないか!みたいな意見が多くて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは海外から異文化との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが都市生活醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

美術美術館だけで見るモノじゃ、ないんです。(巡回展の例えは皆にわかやすく書いただけだよ)

東京"で"生まれ文化を、周回遅れで地方享受する。

そんな受け身体験こそ、消費であって文化ではない。

もしくは、京都奈良のような古都

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかくことの、どこか文化的なの?

まあ京都に4年住んでみて、かつての京都の深みのようなものが、ある程度までは現存していても、あとはもはや観光業界が生み出したファンタジーだって分かったよ。

京都サロン文化だなんて言うけど、東京サロン文化からね。明治維新の頃に、華族は皆東京に移り住んだの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

田舎の畦道を歩いたら蛙に出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの

あと、蛇足だけどガルシアマルケス短編集読むと過大評価だってわかるよ。

[]SOTA

State of the Art」の略。

直訳では「技術状態」だが、

現在技術水準で出来るかぎりのこと」という文脈で使われ、

「最新式の」「最先端の」を意味する英語言い回しになった。

最近ではAI界隈でよく使われる。

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