「政変」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 政変とは

2016-09-08

やっぱり

ロシア政府ロシア国内での『ポケモンGO』の使用禁止した。その代わりにロシア政府は、モスクワ市政府監修の『ディスカバーモスクワ』というロシア歴史にゆかりのあるキャラクターを捕まえるゲームアプリ8月末までに提供するとしている。

ロシア政府が『ポケモンGO』を禁止した理由として、ロシア上院国防安全保障委員会のクリンツビッチ第1副委員長は「群衆を集めたり特定情報拡散したりして、政変を起こす道具として使われる可能性がある」と指摘した。

また、ロシア共産党ポロネンコフ下院議員は「『ポケモンGO』はアメリカ情報機関によって作られた可能性がある」と言っており、こうした疑念使用禁止に結び付いた可能性が高いと報じられている。

2015-12-12

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福沢諭吉について5 | 雁屋哲の今日もまた

ご無沙汰しました | 雁屋哲の今日もまた

さようなら! 福沢諭吉 日本の「近代」と「戦後民主主義」の問い直し : 安川 寿之輔, 雁屋 哲, 杉田 聡 : 本 : Amazon

福沢諭吉が日本の近代化誤らせた? 8日に名古屋で集い:朝日新聞デジタル

【愛知】2015.12.8 不戦のつどい 「福沢諭吉の正体 アジア蔑視と侵略戦争で果たした役割 ~日本の近現代史を問い直そう~」講演・安川寿之輔氏、雁屋哲氏、杉田聡氏(動画)

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其業たる最も賤しむ可く最も悪(にく)む可くして、然かも人倫の大義に背きたる人非人の振舞なりと云ふの外なし

窃(ひそか)に其無教育破廉恥を憐むこそ慈悲の道なれ。

「福沢諭吉の正体」-⑮

福沢諭吉の正体

朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す

最も恐るべきは貧にして智ある者なり

「“さようなら、福沢諭吉さん あなたに学ぶものはありません“ 」本誌編集委員・編集者・黒田 貴史 | コラム/深層

馬鹿と片輪に宗教、ちょうど良い取り合わせ

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福沢諭吉:独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は、必ず人を恐る、人を恐るる者は、必ず人にへつらうものなり。 | 芸能人や有名人の感動と共感する英語名言・格言集kyoucando

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2015-09-21

南アに勝った試合見てて泣いた

勝利が決まった瞬間とかじゃない。

ボカが終盤、トライではなくキックで手堅く得点に行って、ブーイングの中で得点したのに、格下の日本が、最終盤の似た場面でキックで同点ではなくてあくまでもトライを取りに行く姿勢に泣いた。

ドライビングモールでボカの選手達を押し込みながら、それでもグランディングさせてもらえずに、キックに逃げてもいい場面でも押し込み続けて、最後トライを取ったシーンはテレビを見ながら久しぶりに吠えてしまった。

南アフリカ人の友人も、きっと母国で吠えただろう。

95年のワールドカップの時は、僕はまだ小学生ラグビーなんてろくに知りもしなかった。まさか将来、自分プレイヤーになるなんて考えもしなかった。

僕と同世代のその南ア人は当時、やはり10歳くらいで、当時のことを決して忘れないと言っていた。

南アフリカ優勝劇の裏では、政変が起こったばかりで、白人の彼は黒人から家族ごと虐殺されると怯えていたそうだ。

この辺は、スプリングボクスマンデラ大統領を描いた映画インビクタス』を見て欲しいのだけど、そんな中で白人を中心とした選手ワールドカップを制したボカは本当に民族融和のシンボルだったそうだ。

友人は、酒を飲んでるときでも当時の選手を控えまで暗唱できた。

そして、当時をリアルタイムで知る、僕らより年上のチームメイト達と熱く語り合っていた。

決勝のオールブラックス戦、その前にオールブラックスに史上最高得点を許し蹴散らされたのが日本だった。

むかし、スポーツコメンテーター日本ラグビー人気凋落の原因を作ったと表した大敗だ。

言葉には出さないが、親友同士だった僕と彼の間でさえ、南アラグビーの一流国で有り、日本は明確に下だとの共通認識があった。おそらく、ほとんどのラグビーを知る日本人南ア人の中にあったように。

今回の勝利、南アにすれば敗北をきっと彼も見ただろう。

いつか彼に再会すれば、今回の試合を一緒に語り合いたい。

2015-09-09

移民難民も受け入れてしま

本文は後で書く予定。

一応概要だけ。


1.メリット

文化的交流の促進……エイズが入ってくるなら鎖国の方がよかったのか。

国際貢献……世界的に、出兵に変わるカードにはなる。

富の集積……有資産層も政変を逃れて移民することがある。

将来の国際的縁故……日本教育を受けた難民帰国して首班に座ることもある。

安価労働力提供……最低賃金サービス業単純労働につく人が増える。人手不足の解消。特に林業伝統工芸

2.デメリット

集積された資産の使途……払った人と使われる人が違う、どころか無関係負担不公平感。

教育道徳等の低下……平均値が下がると社会は全体的に負担が大きくなる。

労働ダンピング……移民難民で受け持てる仕事日本人がつきにくくなる。


3.総括

僕らは宇宙船地球号の乗組員です。

他にメリットデメリットが思いついたら教えてください。

文書とき言及します。

2015-09-08

覚えたての言葉を使いたがる中学生かよ

どこぞの左翼連中もそうだけど、「クーデター」って言葉本来の「暴力による政変」ではなく、「話者が気にくわないと思っている政治的言動への罵倒語」になってしまっている感。

国や島を奪うんじゃなくて、無人島を買って国を作るなら、実現可能性はさておき平和的じゃないか。

どこぞの左翼連中が「安倍政権によるクーデター」とか言ってたけど、普通に選挙議席とったでしょうに。

お前ら単に「クーデター」って言いたいだけだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20150907165855

2015-02-06

イスラム国ファンタジーのオープニング

9・11以降、アメリカは大規模な対テロ戦争を展開。

イスラーム過激派軍事的経済的に追い詰められる。

組織論の変更が必要な状況へと陥ってしまった彼らは、

脱集権化を進め、小規模な組織として分散していった。

だが彼らは、再び大規模に再組織化し、武装化を進め、

再建する機会を伺っているだけに過ぎないのであった。

まれるのは中央政府弱体化、周辺領域統治の弛緩。

勿論、それはただの妄想に過ぎないと思われていた――

アラブ諸国で、激しい政変の嵐が吹き荒れてゆく前は。

◆◆◆

2010年のジャスミン革命に始まる『アラブの春』。

ほがらかな名前を冠してはいるが、その内容は苛烈だ。

ひとりの青年による焼身自殺に始まった一連の運動は、

アラブ諸国における情勢を瞬く間に激変させていった。

長期に渡る独裁政権崩壊が、幾つもの国で実現した。

アラブ諸国で、政治参加が可能な状態が生まれたのだ。

イスラーム主義の政党誕生し、遂には権力を握った。

エジプトでのムスリム同胞団代表例と言えるだろう。

だが彼らは軍や官僚による抵抗により、追い出される。

エジプトでは、一年統治期間しか与えられなかった。

その間に統治能力を示せなかったのは内在的な失敗だ。

一方で、外在的制約が彼らを許さなかった側面もある。

制度の中での戦いを否定されたイスラーム主義者達が、

制度の外での戦い―ジハードを求めるのは自然である

ここで『アラブの春』のもう一つの成果を見てみよう。

成果というには余りにも過酷で、凄惨な、混沌である

革命」とは、実際には、ただの「反乱」に過ぎない。

多くは混乱と分裂の元、再び独裁くびきに繋がれる。

事実シリアは国土を焦土化する内戦の淵へ沈み込む。

これこそ正に、過激派が長年求めていた状況であった。

中央政府の弱体化と周辺領域統治の弛緩が実現する。

かつてのアフガニスタンのような聖域が目前にあった。

◆◆◆

シリア内戦を通し経験を積んだイスラム国戦士達が、

イラク北西部制圧したのは2014年の6月だった。

2014-10-06

腕時計を値段で買うことについて

ぼちぼち来春の就業を控えている学生さん達が、社会人装備を揃える時期に近づいているし、

クリスマスだの年末年始実家だのでもプレゼントで貰ったりするかもしれないので、

リア充爆発しろ。じゃなかった、装備品でも特に高めの腕時計についてちょっと言っとこう。

高いから良いものではないし、その装備品オプションだよ、という点についてね。

まあ、例の時計屋関連のコメントの件な。

腕時計は、高ければ高いほど価値がある」は嘘

まず、「これは高かった」という話が下品だっていう感覚は、持っておこう。

次に「高いから良いものだ」という発想は、骨董品でダマされる爺さんと同じだと言うのも基礎になる。

tpro business

腕時計はもはや実用品ではない。宝飾品は値札に価値があるのであって、安くしたらダメ

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機械式腕時計なんてもんはもはや高いから意味があるもんであって、安くなったからといって需要が増えるとは思えんねえ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/ascii.jp/elem/000/000/939/939920/

この手の「宝飾品は値札に価値がある」という価値観は、セールストークであって「売る側の都合」というのは抑えておこう。

宝飾品には3つの方向性があるので、少しその話をする。

投資対象

例えば、ダイヤモンド

3.0カラットカラーがHで、VS2クラリティとなると、おおよそ200万程度の価値がある。

これが、4.0カラットになると、400万ぐらいだ。

(VS2は、一般人がお目にかかれる最高レベル程度。I3なんかだと4.0ctでも150万くらいだったりする)

つまるところ、金の延べ棒なんかと同じでインフレデフレ無関係な、一定価値を持つ資産としての意味合いだ。

突如政変が起こりました中央銀行の都合でインフレします、みたいなのに影響を受けないための、防衛的な意味合い資産

一般人にはあまり関係がないが、客観的価値は知っておいても良いかもしれない。

魔除けや権威の誇示

有名なところで言えば、シータが身に付けていた飛行石のペンダントだろう。

魔除けであり、王家の証としても意味を持っている。(劇中ではもっと他の価値があるけど)

例えば軍人は略章・略綬として、「勲章を持っている」事を示す小さなリボンをつける習慣がある。

大抵の軍隊では左胸に付けているが、これには金銭的な価値は無いしファッションでもない。

アメリカにおけるパープルハート章の様に、その授与歴は名誉を示すものだ。

まあ、十字架ネックレスミサンガ等なら、馴染みもあるだろう。

この権威の一手段として、希少な宝石を用いる事があった。

ファッションアイテム

簪や櫛、カフリンクスからネクタイピン、メガネマフラーベルトに手袋と、

ファッションアイテムとして身に付けるものは数多い。

そのカテゴリーとして宝飾品がある。

これは権威を示すのでも魔除けでもなく、センスを示したり何かを表現する為に身につける。

ファッションアイテム権威の間で

腕時計がもはや実用品ではない、というのは一定説得力がある。

まあ、メッカの方角を示すクォーツ時計なんていうヒットした実用品もあるし、

スポーツウォッチなんかの実用品として使われている分野もあるけど、

腕時計というのは、宝飾品として位置づけられていると言って良い。

では、先の3分類のうち、どれだろうか?

現代一般的日本人は、ファッションアイテムか、権威の誇示のどちらかだろう。

(私は魔除けとして水晶腕時計を身に付けている!と言う人は少数派だろう)

ここに不幸な逆転があって、特に日本男性社会人にとって、権威価格に求めることがある。

高いから偉い、という不幸な逆転現象だ。

少しだけ寄り道。芸術品として

腕時計には宝飾品としてではなく、芸術作品としての側面もある。

美しい機構があり、それを組み立てる職人が居て、その作品性を買う、というパトロンがいる。

これは、布に塗料を塗りたくった「絵画」に価値を見出す人間がいるのと同じだ。

投資対象に似ているが、若干方向性が異なる。

これから大事になすって下さい

みんな大好き『なんでも鑑定団』の中島誠之助さんは、値段が低かった壷や皿に対しても、大事にしてねと言う事がある。

粗悪なコピー露骨な偽物には嫌な顔をするが、数が多い人気がない市場で売れないものに対しては愛を持って接する。

これは、「良いもの」と「市場価値があるもの」とに差があることが解っているからだ。

同じように、本来「良い腕時計」と「高価な腕時計」とは、独立概念のハズなのだ

ファッションアイテムとして、スーツに似合うベルトや盤面を選び、他の装身具(カフリンクスネクタイピン)との調和が大切であって、

品質が良く手入れが頼みやすく、好みの形があるからという理由で「結果的に」高価であることがある、というだけのハズなのだ

機械式腕時計とは「嗜好品である

湿度が高く夏暑いからベルトでなくメタルにしようと考えた時点で、それは実用なのだ

同じように「社会人なら10万円以上の腕時計は付けないと」みたいなバブルを引きずる親父の意見無視して良い。

さっき、ファッションアイテムとして選ぶと結果的に高くなるという話をしたが、実はファッションは外見なので、クォーツで良い。

なぜ「機械式」なのかという理由は、それが「嗜好品」だからだ。

チチチと着実に動き、秒針がスムーズに流れ、週に数分ズレたとしても、その歯車の塊を腕につけることが楽しい

冠婚葬祭接待の時に、古い知り合いからもらった昔のオメガを付けることがあるが、やはり場にすんなりと馴染む。

油を挿そうが調整しようが日に3分はズレる時計だし、中古でも大した値段じゃないが、自己満足できる。

その意味で、実用的な品質で、つけていて楽しくなるような機械式腕時計が手頃な価格で手に入るのであれば、それは喜ばしいことだ。

まとめ

機械式腕時計は、実用品ではなく嗜好品である

嗜好品を値段でしか語れないのは、下品な上にセンスが無い。

値段や希少性を無視した上で好き嫌い判断できる事が、大人の階段一歩目だと、オッサンは思う。

キッコーマンの卓上醤油瓶は、量産品な上に低価格だが、低級で低品質だとは思わない。あれは良いものだ。

2014-07-09

しかゼッタイ割り勘なんだぜ。

結婚退職した会社のA先輩夫妻と飲む話をしていたら

A先輩の結婚式に出席した他部署の元部長(数年前に定年退職)Bさんがくるんだって

 

A先輩にとっても増田にとっても他部署なんだけど、A先輩曰く

会社大好き人間なBさんだから会社の話とかしたいんだと思う。

Bさんの元いた部署では構ってくれないでしょ」。

現役社員増田だけ…。

 

そんな旧き良き時代を懐かしんで飲めるような会社の状況じゃないんです。

(というか、まさに人事の政変が起きている落ち着かない状況ので、普通飲み会ならまだしも

心境的にも倫理的にもあんまり会社の話なんかしたくない)

2014-06-10

立憲君主制成功例は、実はレアケースでは?

タイクーデター政変が起こったが、その背景には「現国王の高齢化」(いつ崩御してもおかしくない)と、「王位継承の争い」がある。

また、スペイン王室代替わりし、国内に王政廃止論が高まっているらしい。

ということで、立憲君主制の2国が、状況次第では「立憲君主制の危機」「共和制移行の可能性」という事態になっている。

最近では、ネパールが、あっさりと王政から共和制に移行した。

このように眺めてみると、実は「立憲君主制」というのは、政治学が想定しているような安定的制度ではなく、

実は「極めてイレギュラーな、極めてローカル政治形態」なんじゃないか、という気がする。

共和制移行過程の過渡期の政体で、最終的には共和制に移行してしまうんじゃないか、と。

言い方を変えれば、立憲君主制君主存在意義が、以前と今では変わっている、だから立憲君主制不安定になっているのかもしれない。

かつては「立憲君主制の国と絶対君主制の国」で国際社会が成り立っていたから、外交儀礼君主存在意義があったが、

今は「立憲君主制の国と共和制の国」で国際社会が成り立っているから、君主存在意義を発揮しづらいのでは?

ところで、この文脈において、日本は「立憲君主制」なのか?「共和制」なのか?

2014-02-24

ウクライナ政変についてid:Midas氏のコメントまとめ

示唆に富む内容だったのでまとめました。ご本人から要望があれば削除します。

出典:http://b.hatena.ne.jp/Midas/20140223

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世界Twitter同時革命エジプト暴動の時にもこの違和感を覚えたのだが何だかんだいってクルマがきれい。この写真とかで見れる自動車どれも当ってない(過去事故歴がない)しこんな暴動の中で普通(1こ前のモデルはいえ)ベンツ停めとかない(燃やされたりしたら困るから)。ベンツの1番高いの買えるお金持ちは普通そういうとこすごい気をつかう人たち。今やラゴスでもカイロでもキエフでも下手したら東京よりいい自動車にみんな乗ってる。だから報道で「ウクライナ景気後退」とか言われてるけどこの貧困はこれまでの歴史上のどれとも違う。故に「ロシアが正しい」や「米国が裏にいる」「ナショナリズム許すまじ」は誤り。第三次世界大戦覇権争いでなくポトラッチ

世界Twitter同時革命][ピンポイント][ハルマゲドン]ユーゴ内戦ソ連崩壊の結果。シリアウクライナ米国日本中国EU金融政策の結果。市場原理に任せてれば必ず訪れるバブル崩壊が今や不可能(起これば世界破滅)になった代償(局地的破綻)。小国経済大国犠牲

この件を「左翼目的の為にウヨと共闘すべきか否か」と(反原発運動チベット人弾圧でそうしてきた様に)捉えるのは誤り。報道も含め参加者が「自由」「民主主義」と言ってるのは実は全く別の事が問題になってるから

良識ある人々(エジプト革命クーデターと呼ぶ様な)が受け入れないのは『もしも参加者の行動(自由を求める)が崇高なものでなく単なるストレス解消でウヨと変わらずなおかつそれが唯一の選択だったら』という可能性

[ああ勘違い][↓バカ勢ぞろい]↓「河野えらい」とか言ってる奴はバカ。本件は『排外主義』vs 『 国際協調』の争い(我々は自由と人権の為に闘おう!的な)ではない。河野サヨクも全く解ってない。現在(特に日本において)『ナショナリズム』ほど誤解されてる概念はない。皆うすうす「まさか戦前のあの感じになるとは思わないけどそうなったら困るし…」としかイメージできてない。この場を借りてはっきり言っとくがいま全世界で復活してるナショナリズムウクライナ極右イラク武装勢力日本ウヨアメリカンウェイオブライフ『アメリカ的なものとは何か?』の『アメリカ』をそれぞれの国の名前に置き換えただけ。問題の本質は全員が同じメロディで踊ってるにも関わらずそれに気づいてないとこ。既にグローバリズム世界中の人の心に染み付いてる。これは断じて排外主義」vs 「自由、人権民主主義」でなく『同質の人々同士の衝突』。みんなが「それぞれの『アメリカ』心の中にあるマイプライベートアイダホ」を求めた結果。なぜ気がつかないかというと『アメリカ的なものとは何か?』この理想愛国主義は常に「個人」vs 「 社会」であって国家ではなく荒野(ウエスタン)の論理から

内戦の世紀][第三次世界大戦]どの国も今度のナショナリズムは国土を荒野化しようとしてるのであってこれは全体主義ファシズム国家とは正反対(故にもっと悪質)。河野サヨクのいう事を絶対に信じてはならない。彼らもウヨも(そして我々も)同質

[他人の夢]皆社会的状況(しがらみ)から己を切断したがってる。「国歌で起立したくない」「勝ち逃げしたい」「歴史から解放されたい」は同じ自分探し。『荒野(新天地)でなら真の自分定義できる』アメリカ神話に巻き込まれてる

2013-08-29

だれが牧伸二を死なせたか

今、なぜ牧伸二亡きあとの 「牧伸二」 がいないのか。

そのことを牧伸二本人が、一番口惜しく思っていたであろう。

亡きがらは川面の上に浮かんだが、

魂魄はまだ川底にあり、浮かばれないのではないか

 

彼の死後、自殺の原因は経済的な行き詰まりか、

自分会長を務める演芸人の会の預かり金の使い込みか、

といった話題がメディアの続報では飛び交った。

 

だが、これも情けない。

そんな詮索より、エンタテインメント番組が全部、

巨大プロダクションの仕切るものとなり、

タレント金太郎飴の顔ぶれ、

いつも似たようなおちゃらけばかりといった、

報道機関の息吹とは無縁な状態に陥ったところに、

本当の原因を探るべきではないのか。

 

明治民権運動時代民衆のなかで川上音二郎らは

オッペケペー歌」など、壮士演歌を創った。

大正の初め、桂陸軍大将内閣が出現すると、

憲政擁護運動の勢いが強まり演歌師添田唖蝉坊

マックロ節」などで底辺大衆の怒りを表し、

昭和民衆に歌い継がれる演歌を定着させた。

その流れのなかで戦後にもつづく石田一松の

「ノンキ節」が生まれてラジオでも歌われ、

さらにその遺伝子は、三木鶏郎によるNHK番組

「日曜娯楽版」の数々の歌にも受け継がれていった。

 

牧伸二も高度成長の中、そうした批評精神と風刺の技を、

メディアのうえで発揮してきたのだ。

 

メディアは、彼の冥福を祈ろうとするのなら、

「3・11」と安倍改憲政権出現という、

かつてない大きい政変のただ中、

この時代に相応しい批評性と、

“悪役”の骨の髄まで突き通す鋭い風刺を、

みずから武器として取り戻す必要があるのではないか

 

www.news-pj.net/npj/katsura-keiichi/20130523.html

2011-08-27

日本新党出身の政治家総理にしてはいけない

今回の民主党代表選だが、なんと3人も日本新党出身の政治家がいる。

そもそも、日本新党ってどんな政党だったんだろうか。

90年代の「新党バブル」の頃に熊本県知事だった細川護煕によって立ち上げられた政党。当時は自民党社会党などの既存政党に対する不信感が強く(今と変わらない)、選挙の度に勢力を拡大(まるでどこかの党みたいだ)。宮澤内閣の「嘘つき解散」により実施された第40回総選挙では35議席を獲得。武村正義新党さきがけとともにキャスティングボートを握り、当初は分派により党制退潮した自民党と連立する予定だったが、細川小沢一郎により総理大臣に担ぎ出され非自民共産連立政権誕生することとなる。

争点だった小選挙区比例代表並立制を実現させると、政権目標を失い突如として「消費税を廃止し国民福祉税7%を導入」を連立与党合意を得ないままぶち上げる。これにより連求心力を失い、更に細川佐川急便から借入金問題や、小沢一郎武村正義の対立などもあり連立与党は分裂。263日で細川内閣総辞職することとなる。

まり政権ブン投げの元祖は、17年前の日本新党細川護煕首相元祖というわけだ。

その日本新党出身の政治家

小池百合子

ご存知「政界渡り鳥」。所属政党の数では鳩山邦夫に及ばないものの、日本新党新進党自由党保守党自民党と「その時に調子がいい政党」を渡り歩き、細川護熙小沢一郎二階俊博小泉純一郎安倍晋三中川秀直とその時の調子がいい権力者に取り入る。2009年総選挙では幸福実現党/幸福の科学選挙応援を依頼するも小選挙区落選twitterでの発言がすごい。国会議員というよりもネット右翼のような発言。

河村たかし

名古屋市長。2009年衆院議員を辞し名古屋市長選へ。住民税10%減税などをぶち上げるも、市議会と対立しさらには民主党とも対立するようになる。「市民に是非を問う」との理由で任期途中で市長を辞し、自らが先導した市議会リコール選挙に合わせて市長選に再び立候補当選。その後リコールされた市議選にも自ら率いる「減税日本から41名擁立し28当選する。第一党はとれたものの過半数に届かず、自ら仕掛けた政局騒動により民主党とも対立している。更にほとんど政治経験のない「素人集団」の減税日本もまともな政党として機能していない状態である。「中京都構想」「減税」「議員定数削減・議員定数カット」「歳出改革」など派手に政策をアピールするが具体性はなく、市役所に丸投げ状態である

中田宏

横浜市長。高秀秀信4選を阻止し市政の若返りをアピールし衆院議員を辞して市長立候補。当初は箱物行政の転換、市立大学改革、住基ネットの任意参加など「改革派」のイメージ無難に市政を回していたが、2期目に「横浜開国博」を開くも入場者は伸び悩み巨額の負債をかかえて失敗、任期途中で市政を投げ出す形で辞任。市長辞任後は新党ブームにのり「日本創新党」を結成し参院選立候補するも落選。近年は産経新聞への国防関連の寄稿など右旋回しつつ有る。また、高岡蒼甫韓流にかんする発言に同調するなどしている。

山田宏

杉並区長。杉並区長時代は石原伸晃を支援する。2010年中田宏と共に日本創新党を結成し参院選出馬するも落選区長時代からチャンネル桜番組を持っており、維新政党・新風から推薦も受けている。

目立つ政治家だけ並べてみたが、この他にも荒井聡キャミソール)、小沢鋭仁中韓から電力輸入発言)、渡辺浩一郎会派離脱騒動)など、とにかくひどい政治家ばかりだ。共通する特徴として

やはり、新党バブルに出てきたということでその程度なのだろう。そんな人達総理大臣にしてはいけない。

追記

枝野幸男という大物を忘れてたが、上に上げた面々と比べるとはるかにまともに見えるのは気のせいだろうか。

追記その2

さきがけは…

うーん、鳩菅があんまりにも目立ちすぎて結構地味な印象。途中で新党日本から先に上げた前原枝野キャミソール荒井・電力輸入小沢が合流。

社会党出身者や公明党出身者はそもそも総理候補はいない。

2011-03-03

ネットに接していると情報がとても早く入りすぎる

http://anond.hatelabo.jp/20110303213737

海老蔵事件の時にも、相撲騒動の時にも思っていたことだけれど、

最近私が目にするニュース番組はものすごく間延びしてるのが多い印象。

(実際に間延びが多くなったのは最近からなのかどうかはわかりません。

 です最近から多くなっていると仮定して話を勧めます

あんまり関係ないんだけどさ、俺もあなたと似たような事を最近、感じているよ。

っていうかね、間延びしているように思えるのはたぶん、そのニュースの第一報に触れるタイミングがとても早い時点になっているからだと思うんだ。恐らく、あなたが間延びしていると感じると言う事はきっと、感覚が昔の感覚なんだよ。俺もそうだけど。

昔は、新聞だってテレビだって、何かニュースが書かれている場合、それはすでに過去のモノだったり、話が決着した後だったりする訳。だから、話の頭から話の最後まで、統一感のある文章で、まとめられているから非常に解りやすく簡潔。紙面の物理的面積に応じて、深く掘り下げたり、シンプルしたり、好きなように加工する時間もあった。さらに、編集内容に関して、かなりの人間が公表される前にタッチ出来たから、政治的圧力も入れられたし、ほどよく偏向する事も可能だった。なんせ、夜中の23時位に締め切りがあって、翌日の朝にならないとオープンにされないのだから

そしてテレビ週刊誌は、新聞の後追いとなるので、速報性よりも内容の充実に重点が置かれた為に、間延びしたような話なんてありえなかった訳。

ところが、今では、ニュースが出た場合現在進行形でコトが進んでいる事が多い。今の京大カンニング事件なんかがそうだ。テレビニュースになってから逮捕されるまでの時間がとても長く感じる。そして、人によっては、ネット上で、これってカンニングじゃね?って話題が出て、どうやら確定的だとなった場面なんかに遭遇していると、逮捕という事実が知らされるまでが長い長い。ネット上ではすでに、憶測を含めて様々な話がある。防止策はこうするべき、バレ無いためにはどうするべきか、警察対応の話、大学対応の話、容疑者の人となりや地域の話、ありとあらゆる話がいくらでも入ってくる。ところが、公式なテレビ新聞報道はまだまだ始まったばかり。テレビでちょっと突っ込んだ話になってみても、とっくにどこかで語られていた話題だったりして、なんだよ、まだそんな事、言ってんのかよとなる。

ネット上のニュースに触れていると、話題の咀嚼速度が早くなり、テレビ新聞スローな展開がダルく感じてくる。間延びしているように見える。そしてテレビ新聞はそれを知ってか知らずか、とっかかりの速報性を上げようとしているのか知らんが、どこどこで何々が起きた。事実関係を確認中。というような、消化不良も甚だしいニュースが流れる事になる。5W1Hどころじゃなかったりしてきている。そんで、政治的な圧力とか微妙なさじ加減が必要な偏向報道時間をかけられないから、極少数の人間が、わが社はこのくらいのバイアスでいいよなと動くので、何かおかしいぞと気づかれてしまったりする事も増えているように思う。バイアスをかけている意識があるうちはいいが、素でバイアスがかかっている人間だとさらに酷くなる。

で、まさにここ数日、とある事案で、間延びの違和感を感じていたので聞いて欲しいんだけど、ネット上で知るニュースを咀嚼していると、テレビ新聞よりもかなり先に、ニュースの内容を理解する事が出来てくる。そうすると、自分の理解よりも、現実世界が送れてやってくるというか、反応がとても遅く感じてくる。リビア政変なんかは、世界各国の様々な相場に影響を与えているけど、こちらの理解よりも遅れて相場が反応しているんだ。ネットニュース解説の方が早く、相場の反応が確実に遅れている。

ああーこんなんじゃ、株式市場暴落だ。と思っても暴落しない。次の日に暴落したりしている。原油価格上昇も同様。

ファイナンス系のニュースじゃ、立派な会社から今日は、何々によって買い優勢か。とか、何々の為に底堅いとか解説されてるけど、ネット上のニュースに触れているだけでその程度の事は理解できてしまう状態になる。

テレビ新聞は後追いの状態になるから相場ですら、遅れてやってくる。

日本語ニュースを読んでいるだけでコレ。英語ソースニュースをなんとか拾い読みしてるとさらに速く様々な事を理解できることもある。

でも、恐ろしい事に、24時間突っ込んだ話が聞けたり、議論できるのは日本語の方じゃないかと感じている。なぜか日本人は寝ないのではないかとすら思えるくらい。アメリカEUはあれだけ東西に広くて時差もあるくせに、特定の時間になるとぱったりと話題が更新されない。もう夜も遅いし、続きは明日な。みたいにあっさり中断してしまう。日本だとどうでもいい話題ですら、夜明けまでガンガンやりあったり、話題が伸びまくる。伊勢丹への内定が取り消しになった某学生の話題とか時間関係なく加速しまくっている。

さらに恐ろしい事に、どんな話題でも、誰かが超高速で"まとめ"ていたりするので、テレビ新聞で第一報が報じられた時には、すでにネット上では話が完結している事すらある。

きっと、そこらへんのニュースが間延びしていると感じるのは正しい感覚だと思うよ。そしてそれを感じたのならば、自分なりに考えて、その感覚を鍛えた方がいいと思う。ネット一口に言っても利用の仕方は様々。その人なりの感覚の伸ばし方も違うし、伸ばした感覚の利用方法も自ずと変わってくると思う。

2011-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20110130162123

むしろ 選挙をして政局が変わっても、経済は良くなるどころか、停滞することもある。

という 典型例として 日本政変を 各国は参考にすればいいんじゃないだろうか?

選挙政党が変わって、最初に選ばれた総理大臣を 国じゅうであいつはルーピーだみたいなノリになって。

自分たちで選んだ政党を 自分たちでルーピー言うんだから 外国から見たらこれほど、可笑しいことはないだろうと。

2011-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20110105165128

アメリカ日本軍事占領することにいったいどんなメリットが?

えーと、メリットよりは、アジア不安定化した際のデメリットが多すぎるから占領するって事だな。

まずは、日本がどういったプロセスで丸腰になるかについてだが

おそらく、アメリカ軍を撤退させて、自衛隊解体して、海上保安庁警視庁武装解除という段階を踏む事になると仮定する。

だがアメリカ軍の撤退を現状では自衛隊は良しとしないだろう。

となると、一時的にでもアメリカ軍が居なくとも自衛隊のみで単独防衛が可能である戦力まで自衛隊を増強する事とバーターにするしかない。

また、アメリカとも新たな軍事同盟を締結する必要があるだろう。

そのどれかが抜けてもアジア不安定化は起こるので、アメリカはその阻止に動かざるをえない。

その後、自衛隊解体になるが、自衛隊はこれも良しとはしないだろう。

今度は何をバーターにするかだが…、警察海保の増強では自衛隊は首を縦には振らんだろう。空軍の代わりになる組織が無いしな。

特に取引材料が思いつかないし国内軍だし、無理やり解散しても良いか?となると当然クーデターが起きるわな。

であれば、それを鎮圧する武装が必要。

警察庁海上保安庁重武装させて対抗するか?

そもそも、どんな理由で重武装させるのか。

…と、順序良く解体するにはそもそも無理があるんだよね。

なんで、いきなり、

米軍出て行け、自衛隊解散。海保警察重武装禁止と強行採決するなると、当然自衛隊海保警察野党は反発してクーデター起すだろうし、

米軍政変が起きたと見て鎮圧に乗り出す。

それすら凌駕するマジックがあったとして、突如日本から自衛隊海保警察の装備が消滅なんて事になったら、アメリカは一時占領して新しく政権を立て直すでしょ。

何が起きたのか確かめなきゃいけないし日本の国土と国民保護しなきゃならん。

米豪EUでの多国籍軍になるかもしれんがまずは米軍が動く事になるだろうね。

どうやっても、武装解除できないようになっとるんよ。

今みたいに、自衛隊干上がらせていくのだって限界点まで行ったら各所から圧力あるだろうし。

PKO要請とか、多国籍軍要請とか。

2010-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20101206005057

いやー・・・。結構な比率で焼いたんだぞ。

しかも、四人組辺りが超元気な頃とか学者弁護士医者などなどぶっ殺し放題で、そりゃもうインテリが死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ・・・ってザマで。眼鏡かけてるからあいつはインテリだ家ごと焼き払えーみたいなものを経てきてるからそりゃもうガチで資料が無い。その上若者を片っ端から徴農して荒地に放り出したもんだから、餓死するわ疫病で死ぬわ反乱を戦車キュラキュラするわ大学に向かって迫撃砲ぶっぱなすわもうそりゃもうスサまじい状態で。当時、大学組織にあった文物の8割くらいは焼かれたと一般的に言われてるよ。死者も数百万から3億と言われている。多分、人類史上最大の文化破壊だったと思うよ。

というかだね。日本中国の関係みたいに「別の国が文化を保存してた」ってのは珍しいことじゃなくて、例えばアリストテレスやタレスと言ったギリシャの諸学問についてもイスラム学者が保存していたものが再輸入される形で戻ってきてるって事実があるんだよ。文革に代表される政変やらかしてた中国にとって日本文化バックアップフォルダになってた事実は間違いなくあると思うよ。

日本人は元々中国大好きだし、非常に敬意を持っていたからね。超必死で文化を学ばせていただいてた。だから、非常に古い時代の資料を超大事に保存している。国宝なんて大半が日本にとっても中国にとっても国宝になり得るものでしょ。ある意味で、中国文化日本に保存されているのはいかに日本人中国って国に対して敬意を抱いていたかってことの現われでもある。

実際、近代に入る以前の中国ギリシャローマと伍して全く劣らない世界最強クラス先進国だった。それ以降、2000年代になるまで「んで、いつ目を覚ますのこの獅子?阿片効き過ぎたんじゃね?」状態だったのは、真に哀れというか悲惨というかアレだけれども。

というわけで、日本に残っている中国の資料を参照する中国人学者は非常に多いよ。

それは、日本中国に対して飽くなき興味と敬意を持ち続けた国家だという事実に根ざすよ。近代になって中国歴史に残る大バカな所業をやったため、それは非常に明確な形で現れてるよ。ところで君は、何をそんなにカリカリしてるんだ?俺が言ってることは結構な事実で、自分の大事な大事な文化をモリモリ焼いたのは、そりゃ間違いなく中国人ですよ。

2010-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20100930235442

為政者にとっての負けしろだからそれで良いんだよ

クーデターが起こったり国境線が変わったりっていうのは、「国」にとっては一大事だけど、「国民」にとってはむしろそっちのが良かったりする。

(良いと思うから独立運動が起こったりするんだし)

そう言う意味で、負けしろ論ってのは、

「持てるモノにとって良い国だよね」っていう話。

「持たざるモノ」にとっては、

政変ドラスティック環境の変化もない

平和で退屈で、未来への絶望から自殺を選べる幸せな国のままずっと変わらないってこと

2009-03-07

Re:ダルフール紛争日本にも問われている理由

 標記のダールフール関連記事を読ませて頂きました。

 きちんと過去ログを追ってはいませんが、ダールフール危機関連の記事を精力的に拾い上げていらっしゃることに敬服しています。事実、今回の記事を目にしなければ、私はご紹介されたNYTやFTの記事その他を読むことはなかったでしょう。

 しかし、ご多忙のせいでしょうが、訳し急ぎのご様子がそこここに見られるように思われますし、それをもとにしたご論旨もいささか明瞭でない部分もあるように思われます。一読して感じた違和感を整理するため、増田からですみませんが、記事を起してみました。

 まず、FT記事の「展望」の紹介の仕方にやや違和感があります。その部分(''What happens next ... in exchange for surrendering Mr Bashir'')を私が要約するなら、構造は以下のように取ります(重要と考えるところを< >で囲って強調します)。

イ.(逮捕状を出した結果、)何が起こるかははっきりしない。

ロ.最も楽観的なシナリオは、体制内プラグマティストが政変を起こし、和平交渉へ向かうこと。

ハ.しかし、ICCの法的決定の<政治的帰結>がそううまくいくとしたら奇跡

ニ.<第一の理由>は、逮捕がすぐに実現しそうにないから。

ホ.<第二の理由>は、バシールが<全てを統べる>独裁者ではないから。つまり、正義が追求されるなら、体制内のバシール以外で責を負うべき者も起訴されねばならないから。

 特段の予備知識のない私の単純な読みを述べますと、ここでFTは、楽観的なシナリオに釘をさしています。ICC逮捕状は、国際的に正義を追求するというメッセージだが、その原則は、罪に関与した体制派をより広く射程におさめるものであるため、内部からの変革をためらわせるのではないか、ということです。つまり、はっきりと言いきってはいませんが、正義と和平を天秤にかけています。

 一方、前回ご紹介のクリストフ記者によれば、両者はトレードオフ関係にはないとされます(''I think Graham is wrong that that's the trade-off, and I agree with Tutu that there won’t be peace until there is an element of justice.'' この部分の紹介はより原文に沿った形にしてもよいのではないかと思います)。彼は基本的にICCの決定を肯定的に見ているようです。

 続く文章を読んだ限り、ブログ主様はFT寄りのように見えますが、このあたりを「微妙に異なっている」等々とぼやかす必要はあるのでしょうか。

 また、この問題に関しては、国務大臣民兵指導者それぞれ一名に対し、2007年4月の段階で、ICCから既に逮捕状が出ていることも留意されるべきではないかと思います。

 次の論点、悲観的なシナリオスーダン南北の内戦再点火に移ります。「クリストフ記者の洞察が重要」とのことですが、どの部分かやや不明確なように思います。

 彼は、包括的和平合意は既に著しく不安定となっているのであり、逮捕状がその流れを悪化させるとは見ていません。そして、南部は独立に向かっているが、石油資源喪失を阻止するため、北部は戦う(''fight'')だろう、と前回ご紹介の記事で述べています。その一方で、逮捕状は戦いを抑止する効果を持つだろうとも述べています(''there’s vast uncertainty about the CPA, but I don’t think there’s any reason to think that an arrest warrant for Bashir worsens the trajectory. Right now, the South is headed for independence in 2011, and the North will fight to prevent that because the South has oil. Frankly, an arrest warrant may make it less likely that Khartoum will fight (or make it less able to fight), perhaps averting a resumption in the north-south war.'')。つまり、南北の火種は非常に大きいが、逮捕状にはある程度の抑止効果があるという見解のようです。

 文章を拝見した限り、ブログ主様は、「南北問題は再燃する可能性」を重視していらっしゃるように見えます。

 

 この再燃を促すかもしれない逮捕状、その火種の大きさという前提に立って、ブログ主様は、その逮捕状を出した「ICCを支える諸国」の責任へと言及されています。そこの論旨には基本的に賛成なのですが、いくばくかの違和感を感じますので、述べてみます。

 まず、FTの訳について、一文だけ、こなれているようには見えないので、不出来ですが拙訳を出します。

もしICCがこの件でへまをやり、スーダンが崩壊していくのを世界が傍観するようなことになったなら、水曜日の決定は、人権の勝利では全くなかったことになるというリスクがあるのです。

(''For if the ICC bungles this case, and the world stands by as Sudan crumbles, there is a risk that Wednesday’s decision will prove no triumph for human rights.'')

 スーダンでは確かに人権が蹂躙されてきました。とはいえ、人権が完全に空文化することはないでしょうし、ICC加盟国<だけ>の責務でもないでしょう。

 お示しの地図にあるように、スーダンICC加盟国ではありません。それなのに、どうしてICC逮捕状を発行したのでしょうか。それは、<国連安保理>がICCに付託したからです。つまり、今回の逮捕状の件について、「ICCを支える諸国」に安保理常任理事国が「含まれていない」とされることには賛同できません。

 もちろん、「ICCを支える諸国」の責任の重さは言うまでもないでしょうし、「日本に問われている部分も大きいはずだ」という結論に異議はありません。

 最後に、このような問題について紹介の労を取って下さったことに改めて感謝します。

不勉強増田より、乱文乱筆失礼しました。

<参考URL

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/03/post-0f1e.html

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/03/post-1cfc.html

http://www.ft.com/cms/s/0/52a9c366-08f1-11de-b8b0-0000779fd2ac.html?nclick_check=1

http://kristof.blogs.nytimes.com/2009/03/04/answering-your-darfur-questions/

http://www.icc-cpi.int/NR/exeres/0EF62173-05ED-403A-80C8-F15EE1D25BB3.htm

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7924195.stm

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/3496731.stm

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7039360.stm

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7887007.stm

http://www.mofa-irc.go.jp/link/kikan_info/icc-c.htm

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol8/index.html

http://www.hrw.org/ar/news/2008/07/14/icc

http://uuair.lib.utsunomiya-u.ac.jp/dspace/bitstream/10241/6368/1/kokusai26-003.pdf

2009-02-26

胡錦涛糖尿病悪化説が駆けめぐる

秋に習近平(副主席)と交替という噂はどこまで本当か?

胡錦涛主席チベット党書記時代、重度の高山病にかかり、ラサで執務できず殆どを四川省成都にいたというのは事実だが、その後、糖尿病を患い、執務に支障が出ているという噂が以前からチャイナウォッチャーの間に広がっていた。

直近の北京の流言に曰く。秋の国慶節軍事パレードで「異変」が起こり、胡は引退を余儀なくされ、上海派太子党の習近平(現国家副主席)と交替するというのである。

陰謀と策略の国で、重病説はときとして政変前夜に流れる特徴がある。

だが、アフリカ歴訪、サウジアラビア訪問のあと、ヒラリー訪中でも胡錦涛は頻繁に登場しており、重体説は怪しい。

第一に政敵=上海派太子党と組んで、意図的に流している可能性がある。

第二は逆で、胡錦涛派が自ら流し、各派がどう動くか反応を見ている可能性もある。

第三は、チベット党書記の王楽泉を近く更迭説があり、そうした人事争奪に政治的に絡んでいる可能性もある。

いずれにしても密謀、策略、謀略が飯よりも好きな北京中南海奥の院で、本当に何が起きているかは誰も分からない。

2008-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20080630090333

普通会社広報アレやったらよほどのことがない限り一発倒産だし

政治家が同じ事やったら政変が起きるだろ

産む機械レベルの発言とは次元が違う

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