はてなキーワード: ライフとは
母方の婆ちゃんが自殺した。まあ長生き願望がある人ではなかったから、病気で自由がなくなるって時点で死にたくなったんだと思う。気持ち、よく分かる。
なんというか、メンヘラ気質な家なんだよね。爺ちゃんも昔、手首切ってたらしい。おばさんは引きこもりを乗り越えて子育て、うちの母は動いてないと死んじゃう人で、多分スケジュール詰め込みまくる病気。なんか心理学者がテレビで言ってた。私も私で、軽い自傷癖がある(かさぶたほじるとかその程度)。従兄弟のことは分からないけど、学校に通えなくはなってた。
増田を含めてインターネットがあってよかったな、と思うのは乗り越えた人もそうでない人も、自分の経験を吐き出してくれているところ。無かったら、どうなんだろう、他にいろいろ見つけてたかもしれない。でも、ああ私は人に迷惑をかけるな、って思えたから良かったと思う。とりあえず、1人で生きる準備が終わった。
風の強い日曜日、母が、恐らく死んでいるであろう年齢までの、私のライフプランを考えて、これで生きていけると思った。春の憂鬱に引きづられてるのは私自身かもしれないけど、いつかこの通りにできたら、私の人生は上出来だな。メンヘラは終わらせるからね。
そろそろ結婚して1年がたつ。
新婚はおしまい。
初セックスして付き合って、1ヶ月後に子供ができて、あわてて入籍して、昨年冬に出産。
新婚生活と同時に、セックスレスライフもスタートしたのである。
セックスを断られるというのは、なかなかつらい。
しかも私の頭の中では「好きな人とのセックス=唯一の愛情確認行為」だったもんで、なおさら落ち込んだ。
性欲解消するならオナニーでいいのよ。
なのに、なぜしてくれないの。
私のこと、もういらないんですか、そうですか。
「セックスレスを強いられるかわいそうな私」状態が続いたのは、入籍から半年ほどだったかしら。
夫に真正面から「なんでしたくないの?」と聞いても、なんだか本心をごまかされているような、曖昧な返答しか返ってこなかった。
悩んで悩んで考え込んで、気持ちを割り切るに至ったのは、見知らぬ女性が書いたという1本の恋愛コラムを読んでからだった。
「配偶者に対して”親”や”夫”、”パートナー”、さらに”男”の役割まで求めるのは、ちょっとムリがあるんじゃない?」
そんな内容だったと思う。
うーん、なるほど。
腑に落ちた!
というわけで、その時期から夫に対して”男”という役割を求めるのをやめた。
そうしたら、それまでのモヤモヤが嘘みたいに晴れて、気持ちが楽になって。
夫は、いつか外でセックスをしてくるかもしれない。
私も、もしかしたら外でいたすことがあるのかもしれない。
パートナーとして本当に大事に思えているから、それもアリなのかもしれない。
私と子供を人間として見下したり、邪険にしたり、バカにしたり、家庭生活にマイナス影響を及ぼしたり、ということがなければ、アリなのではないかしら。
今のところ夫が外でセックスしてきそうな気配はないし、私も外でいたす気はまったく起きないけども。
もし次にするとしたら、すごく大好きな人と幸せなセックスがしたいぞ。
…という気持ちの動きが、私の胸中では繰り広げられて。
心身ともに健康、すごく良い状態で初めての結婚記念日を迎えられそうなのだ。
しかし先日、酔った勢いで夫から聞き出した言葉に衝撃を受けた。
「いやー実は、そろそろしたいかなって……」
無料で読めると言ったって漫画村とは違って無制限読み放題とはいかないのだけどその制限のかけ方は主に下記の3パターンのようだ。
いずれにしろ無料で読めないものについては、「単行本を買ってね」になるウェブ漫画と違い、コイン消費で読める。コインは有料で買えるほか、キャンペーンで配布されたりログインボーナス的に配布されたり、広告動画をみて配布されたりすることもある。
以下、マネタイズについては有料コイン販売を省略した。(みんなやってるので)
アプリ | 会社 | 方式 | マネタイズ | オリジナル連載率 | 感想 |
---|---|---|---|---|---|
マンガボックス | DeNA | 中抜け | バナー広告、電子書籍販売 | 40% | 広告少なめ。操作感は独特。アマチュア投稿プラットホーム併設。 |
LINEマンガ | ライン | 中抜け | 電子書籍販売 | 10% | 広告全然ない。既刊本の追いかけ連載が主で、短いと分割したのを10話くらいで掲載(連載)が終わるのが特徴。無料試し読みに近い…。(分割…当初月刊誌等で連載時の1話分を複数話分扱いする)アマチュア投稿プラットホーム併設。 |
少年ジャンプ+ | 集英社 | 中抜け | 電子書籍販売 | 80% | 広告なし。たまに昔のジャンプ系列漫画が○日間○巻分無料で読めるキャンペーンがある。WJの二軍か。アマチュア投稿プラットフォーム併設。 |
マンガワン | 小学館 | ライフ消費 | 広告動画閲覧 | 70% | 広告少ない。最近「動画視聴で無料コイン!動画を見ますか?」が出るようになった。サンデーの二軍か。 |
サンデーうぇぶり | 小学館 | ライフ消費 | 電子書籍販売 | 0% | 小学館が雑誌横断ですごく沢山読める、が、アプリの操作性が死ぬほど悪い。重くはないが表示や仕組みが物凄く分かりづらい。マンガワンがグーグルならこちらはヤフー。ただし単行本出たばっかの漫画も無料コインで読めるのがある。いいのか。 |
コミックDAYS | 講談社 | 中抜け | 広告閲覧 | 20% | 広告少なめ。新しいアプリなので今なら抜けるナカか無くほぼ全話無料だぞ急げ |
マンガPark | 白泉社 | ライフ消費 | 広告閲覧 | 40% | 広告やや少なめ。全体的にシンプル目で操作性良い。 |
マンガの時間 | 新潮社 | ライフ消費 | 広告閲覧 | 20% | 広告はかなり多い。話を読む前、読んでる最中、読み終わったところで強制的に出る。ただし操作感は親切で優秀なので広告以外のストレスはかなり小さい。元が月刊誌などで1話あたりのページ数の多い話も分割が無いのも親切。 |
マンガZERO | 株式会社さいころ | ライフ消費 | 広告閲覧 | 0% | 広告が多く、そのぶんアプリのクオリティが高い。他と違い連載がされず読める漫画はどかっと読める。作りが漫画村を意識してそう。完結前の数話は有料コインじゃないと読めないというものがたまにある。 |
マンガトリガー | 株式会社ナンバーナイン | 待てばタダ | なし? | 5% | 広告は無いが、ページ遷移の読み込み中に、白地に黒太ゴシックで「掘り起こせ。あなたを変える、一冊を。」って出るのがメッセージ性強すぎてうっざい。上記ZEROやラインマンガに近い存在か?完結前の数話は有料コインじゃないと読めないというものがたまにある。 |
マンガJam | 祥伝社 | 待てばタダ | 広告 | 0%? | 広告多め。連載じゃなくて最初からほぼ全話掲載か。 |
その他ピクシブコミックやコミコ、ワンピースナルトジョジョ専門アプリ、その他あるけど疲れたし特殊性高いのでこんなもんで。
触ったことあるアプリだけなので網羅からは遠いと思う。ダウンロード数多いのを見落としてるかもしれんが知らん。あまり丁寧に触り直さず半分記憶で書いている。ご了承ください。
後発組ほど遠慮なくガンガン広告を挟んでいる印象。下部にずっとバナーでてるとか、読もうとすると「読み込み中…」のバーが伸びると同時に広告を数秒強制表示している、とか。
初期のアプリは「ピクシブ的な読者投稿プラットフォーム(「インディーズ)を併設してあわよくば青田買いオリジナル連載」を目論んでそうだけどライン漫画やマンガボックスを見る限り、インディーズから移籍して連載始まっても打ち切りっぽく終わることが多くて、なかなか商業漫画として金儲けできるレベルの完成度の作者を青田買いなんてうまい話はないんだろうなぁと思う。
その他個人的な感想や漫画アプリ業界全体への要望は以下の通り。
・待てばタダ方式は待ち時間を24時間じゃなくて23時間55分とかにして欲しい。そうすれば例えば「毎朝いつもの電車を待ちながら、アプリを開くのは8:00±5分」って生活習慣に馴染むのに、だんだん後ろにずれてしまう。
・「ノーリスク(時間回復するものだけ消費)」で読めるのかどうかの部分がわかりづらいと好感度低い。
・このアプリで読める漫画ってこれで全部なの? が分かりづらいと何か逃してそうでもやもやする。トリガーとか。
・アプリの操作性がよければ上記表中のアプリ程度の広告は気にならない。
・特にライフ消費式とかで「続きを読む」がわかりやすいと嬉しい。
・ジャンプ+は新連載始まると「読むとコインプレゼント」をやるけど、あんま面白くなさそうだけどコイン目当てで読むか→面白いじゃん毎週読もう!単行本買おっかなぁ〜ってなったのがいくつかあるので(買ってはない…けど…)新連載はコイン消費なしとかじゃなくてそれくらいやってくれるとうれしいかな
・理想を言えばウェブ漫画サイト含め一本化されるのがユーザー的には一番だけど難しいんでしょうね
・余談ながらウェブ漫画サイトは「ウェブ漫画あんてな」というRSS的なウェブサービスを使ってるけど、「好みの漫画がいっぱい連載されているサイトの新連載」がいつのまにか始まって終わってたりして気づき逃すのが弱点
・その点アプリはどれも結構「これを読んだ人にオススメはこれ」とか新連載告知とかゴリゴリで、たまにうっとうしいが、良い
・おしなべて今後の発展を祈っております
ご自由にどうぞ。
勝手に自警団を名乗り出るのも人民裁判を好き勝手に始めるのも、マッドマックスみたいな終末感があって素敵ですね。
そのうちショットガンや釘打ちバットならぬスター連打での吊し上げや、ブックマークへの直接ブクマやメタブでの集中砲火が見られるようになるのでしょうか。
間違っているかどうかは俺様が決める!!っていうのが、世紀末救世主っぽくて潔さを感じます。
スターリニズムやマオイズムのように時代がかった気もしますが、勧善懲悪は昔から親しまれてきた物語でもありますし、それに抗う方が無理というものです。
よりよいブクマカライフを満喫(恐怖政治の監視の下)というわけですね。了解です。
考えてみれば、IT最先端を突き進んでいる中国では共産党による監視社会のおかげで人民が平和を満喫しているようですから、それに倣うということなのかもしれません。
党ならぬはてな運営がきちんと管理しないのでユーザーたる我々が自ら他人の言動をチェックするというのは、運営の負担を減らして相互監視で秩序を維持するという素晴らしい発想だと思います。
まさに「人民の人民による人民のための政治」そのものを体現した活動、賞賛致します。
開かれたコミュニティで名前のないモブが黙してる状態が許容されてることが望ましい
タイムラインの捌ける量が半端ない、とにかく匿名性、モブは基本的にブロックされないなどウォッチャーのためのSNSといってよい
炎上のレベルも頻度も高い、火事を見に行ったと思ったらすぐそこで新たに火が燃えてる
フェイスブックは使い所がかなり難しい
なにより実名だしフレンズは承認制、タイムラインはフレンズのどうでもいい日常で埋もれてく
インスタはよりその傾向が強くタイムラインをラーメンとスイーツ笑と子供のオンパレードが埋める
サブ垢の切り替えが容易なのでウォッチ用と垢を分ければいいが最適化のロジックが強く、いつの間にか投稿頻度の高い一定の推しがウォッチライフを蝕んでいく
幅広いジャンルでセレンディピティを求めるためにはアカウントを何個も作る、あるいはフォローをつけたり消すたりするなどかなりめんどくさい運用がいる
最近は動画系もYouTubeからtiktokと幅広く増えてきてウォッチが追いつかない
毎日楽しすぎる
うん。嫌われ系の元イジメられっ子です。
といっても軽いハブや陰口とか、あとヒソヒソです。自殺しようと思いつめた事もありません。
トラウマにはなりましたが引きこもらずに仕事もしてます。仕事先では不思議とそういうのありません。まあ陰口が自分から見えなくなっただけかもしれませんけど。
そうです。トラウマにはなってるんです。
人の敵意と無関心のフリを見ると胸が締め付けられて、目を背けたくなるんです。ドラマでもアニメでも漫画でも小説でもそう。
ナルトみたく迫害・差別されてた主人公、アスタみたく軽蔑・見下されてた主人公の生い立ちとか見るのとてもしんどいです。自分に重ね合わせてしまいます。
もっとも、俺は螺旋玉も魔力殺しの剣も使えませんし、後半の彼らのように人に好かれませんが。
ライフとかミスミソウとか読むの怖いです。どっからどう見ても全編俺が苦手な描写が待ってそうです。
少女漫画のよくあるクラス元締め主導のイジメに主人公が苦しめられる展開も辛いです。辛いです。
というかもう人が拒絶されるシーンとか無理です。おかげで読める漫画は4コマほのぼの系ぐらいしかありません。
私の涙腺は馬鹿なようだ。
「泣くのは恥ずかしい」という意識が常にあった。
高校生まで泣かなかった。
高校生になり、初めて泣いた。
問題児(女の子)と1対1での話し合いの際、学校の廊下で話したのだけれど
彼女は腕をくんで壁側に立ち、私が廊下の真ん中に立つようになっていた。
「何故、私がいじめられているような構図なの?」とか色々思うところがあり、
その場は言いたいことを言って、後で友達の所に戻り泣いた。
悔し泣きだった。
教授に「これはどういう意味なの?」とかその他根掘り葉掘り聞かれ
「これもできないんじゃダメだよ」という優しい言葉だったのに泣いてしまった。
やはり、悔しいからだった。
社会人になってすぐに泣いた。
二人きりになったときに
「感情が振り切れると泣いちゃうんです。 泣きたくないので我慢するんですけど、
どうしても勝手に涙がポロポロ出てきちゃって…」という話をしながら泣いた。
悔しいとかじゃなく、上手く伝えられるかとか恥ずかしいとか色んな気持ちがごっちゃになって泣いた。
私やってないのに責任押し付けられて怒られたから、即座にトイレに逃げ込んで泣いた。
悔しくてこらえているのに、涙は溢れるからたまったもんじゃなかった。
そもそも、12月とか10月とか時期関わらず
歩いているだけで涙がこぼれることもある。
私の涙腺は既に壊れてしまっているらしい。
あれ凄く面倒なんですよね。女は皆歩幅と靴の関係で足がクソ遅いので、どうしても抜かす事になり
追い抜いた瞬間にビクッ!!てされる事が多々あり。近付く足音に警戒して無駄に加速する女なんかも居ます。
遠回りして前方に出れるような道なら良いですが、街灯一つ無い道の前方に女が一人で歩いていると
痴漢扱いされたら詰むなぁとゲンナリしながら対応を考える事となる。面倒な事この上無い
女側の気持ちもわかります。いざとなったら力尽くでどうにでもされるヤベー奴が真後ろに居るとかどう足掻いても警戒しますよね。
体格差的には一般人男性の後ろにロシアの親父くらいのガタイの奴が付けてる感覚だと思うと、理解はできます。
なので対策を考えてきました。クソ生意気男奴~~!とか思われるかもしれませんが、一応聞いておいてください。
1.暗い夜道は歩かないようにしよう
街灯のある人通りの多い大通りがあるなら、帰宅が10分遅れてでもそちらを通るようにしましょう。
ショートカットして裏通り突っ切るような事はしてはいけません。裏通りを無警戒で歩く女は結構居ますよ。
2.人の波に乗ろう
駅からの帰宅ルートの場合、明らかに無難そうな人の付近に居た方が良いです。女の一人連れや、子連れの夫婦とか
3.迎えを呼ぼう
正直これに尽きます。女は暗い夜道を一人で歩いてはいけません。明るい商店街とかだったらまた話は別ですが、田舎のベッドタウンは基本まっくらですよね。
貴方が吉田●保里並のフィジカルを備えていれば話は別ですが、殆どの女は体力的にクソ弱いです。で、突発的な暴力は一番に恐れるべきものです。
学生であれば父親か男の兄弟を呼びましょう。夕飯以降の時間で迎えに来てくれない奴だったら失敗ファミリーなので次の手段へ移ります。
信用できる男を見つけましょう。男と違って女は一人だと行動の制限が相当多いです。男女差別とかではなく、生まれ持った区別と言えます。
これが出来たら苦労しねーよとか思ったかと思いますが、ある程度は寄せていけるので努力しましょう。
仕事の帰宅時間は1.2.3のどれか一つを意識するだけでいらないリスクを減らせます。
男は深夜2時に寝間着で20分くらいの距離にある暗い道を通り、コンビニに行ってもリスクは低いですが
不公平感からクソ生意気男奴~~!と思った方が結構居るとは思いますが
共感して「わかるーつらいよねー」とか言ってお茶を濁すより、解決策を見直して判断した方が後の生活の幸福度に貢献すると思うので
https://anond.hatelabo.jp/20180302021808
ドーパミンサプリメントを手にした私が今思うことを、まとめてみました。
ご一読くださいm(_ _)m
「人生を豊かにする上で、ドーパミンなんかより、よっぼど大事なもの。」
よく夢を見る。
それも、皆が想像するような素敵な夢などではなく、とんでもなく、吐き気がするよな最悪な、悪夢を。
タワマンに引っ越してからというもの、僕の生活は快適そのものだった。
きれいに清掃された、広い内廊下。冬でも暖房が行き届いた、美しい内廊下。
いや、褒めるべきは内廊下だけではない。
以前の部屋より、(ずっと)明るい室内。十分に換気された空気。清潔感のある床板に、浄水機能付きの水道。
ただ、一点を除いては。
そう僕は、引っ越しの前に寝具を捨てた。
寝具というのは、東京に引っ越してきて以来、4年間ずっとお世話になり続けた、セミダブルのベッドのことだ。
部屋に似合わず大きすぎる、フレームサイズ。合成樹脂でできた組み板の悪臭。
ベッド下についている、引き出しの雑な作り。その結果起こる引き出しの引き出しづらさ。
すべてが、僕の洗練されたモノへのニーズを、阻害していた。
ずっと嫌いだった。そんなやつを。4年の節目、タワマンへの引っ越しという
光輝く栄光への大革命(とでも呼ぶべき大きな変化)の折に 捨てた。
タワマンにピッタリの、もっと素敵な寝具との出会いが、僕を待っている。
新しい生活に、心を躍らせる当時の僕は、そう信じていた。
引っ越して数日が立ったある日、夢をみた。
今日までつづく例の悪夢だ。 体は呪われたように重くなっていた。
その時の僕の寝床は、床に布団だった。
気持ちのいい朝を迎える準備は整えた。(つもりだった)
日に日に、不調は目に見える形で僕の体を蝕んでいった。
不調を訴える、ギリギリのなか、僕は逃げ道を求め、あの記事を書いた。
「ドーパミン最強説。」
すべてを変えられる気がした。
テンションを変えられば、痛みなど吹き飛ぶだろう。
藁にもすがるような願いをこめて、ドーパミンに投資したのだ。記事に書いているとおり、サプリを大量購入した。
かの記事を書いた翌日、偶然兄の自宅に行くことになり、そこで3泊した。
寝床は同じく、床に布団だった。
驚くべきことに、その3日で、首の呪いのような痛みはすべて解け、
体は見違えるほど軽くなっていた。
僕は、焦った。
この違いはなんだ。床に布団、構成は同じハズ。
なぜこんなにも、パフォーマンスに差がでるんだ。
この時点でドーパミンサプリを摂取していない僕は、パフォーマンスの差が、ドーパミンではないことだけは確かに理解していた。
間違えた間違えた間違えた。ドーパミンじゃない。必要なのはドーパミンじゃないんだ!
違いはなんだ。この部屋と、僕のタワマンとの。違いは一体なんなんだ!
焦りを、抑えながら、寝起き、今までにないくらい軽い体で僕は、
寝ていた布団をきれいに整える。
ふと気づく。敷布団の下に、何かがいる。
慌てて掛け布団を投げ捨て、枕を蹴り飛ばし。敷布団をめくった。
そこにやつがいた。そう。それは……
マットレスだ。
敷布団の何倍もの、豊かな厚みを蓄えた。クッション性抜群のマットレスがそこにはいた。
こいつだ! こいつだったんだ。
すべての源はここにあったんだ。
思えば、僕の旧来の寝床。今はなき親愛なるセミダブルのベッドちゃんも
それを有していた。 マットレス。
思えば、あのとき、多忙な日々のなか睡眠時間は削られ、多少の疲れはあったものの、
それもこれもすべて、 この マットレスのおかげだったのだ。
今まで僕の体を、優しく受け止めてくれていた。 親愛なるマットレスよ。
僕は間違えていた。 その辛さに耐えきれず。薬(サプリメント)にまで手を出して……。
僕は急いで持ち込んでいた、Apple社製 Mac book Ari 13インチを取り出し。
フィット感のいい、黒の純正内蔵キーボードを壊れるほどに叩いた。
カタカタカタっ……!
その速さはゆうに光の速度をこえ、僕のPCは光回線をつうじて、いつもどおりの速度で
検索結果を表示していた。
高反発 マットレス(https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%E9%AB%98%E5%8F%8D%E7%99%BA%E3%80%80%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9)
これだぁ!私が欲しかったのはテンションでも、ドラッグでも、ましてや、酒によった20分間の泡沫のような快感でもない!
一日を充実させる最高の睡眠が、摂取できるマットレスだったんだ!
有無を言わさず。迷わず。即座に、その検索結果の最上位に位置する。マットレスをポチった。その速さはゆうに光の速度をこえ(ry
私は、この週(今週)のアタマから、毎日、マットレスのことだけを考えていた。
マットレスよ。早く私のもとへ届いてくれ。 そうして、一刻もはやく素敵な睡眠と、悪夢の毎日から私を脱却させてくれ。
月曜日、商品発送のメールがとどいた。帰宅すると不在届が入っていた。いよいよマットレスと出会える。
期待と不安が入り交じるなか、仕事での多忙、職場への寝坊がつづき。
やっと来た。待ちに待った。マットレスが。 午前中 泥のような睡眠と悪夢を取っていた私の部屋に。
宅配ボックスに商品が投函された通知音が、鳴り響いた。おかげで目が覚めた。(会社には遅刻した)
期待を、胸に、朝、部屋の玄関をでた。
そう思いながら、マンションのホールに出た私だったが、うっかり確認は、忘れ、そのまま会社へと向かった。
でもまあよい。 今日帰宅すれば、最高の睡眠を保証してくれる。厚さ6cmのマットレスが僕を待っている。
今日の睡眠には十分に間に合う。大丈夫だ。落ち着け。慌てるような時間じゃない。
仕事を早々に切り上げ。初恋の人との運命の再開のような高揚感を胸に、宅配ボックスに向かう。
408。
僕の部屋番号が表示される。 宅配ボックスの電子音が鳴り響き、いかにも頑丈そうな鉄製の扉が開く。
…………。
そこに、マットレスではない何かがいる。入っている扉のサイズからしても。こんな小さいボックスに、あの豊かな厚みをたたえたマットレスが
収まるわけはない。
こいつは一体なんだ!!
A5サイズの厚みのある茶封筒。振ると中からジャラジャラと音がしている。
これは、まさか。
封を切ると、見慣れないどくどくしい色使いに、英字がプリントされた、見るからにヤバそうな容器が5つ出てきた。
ドーパミン最強説。 そんな理論は今の僕の中では見事に崩れ去っている。
ちがう。欲していたのはこれじゃない!!もうドーパミンなんてどうでもいいんだ。僕は叫んだ。
ぼくがほしいのは、柔らかくて、ぐっすり寝られる。 ちゃんとした、ちゃんとした寝床なんだよおおお。。
くそそおお。
寒さと怒りに、震える手で、僕は送られてきた、大量のドーパミンサプリメントを仕方なく頬張った。
はぁ~…千葉が良いとか、横浜が良いとか、アホかと。発想が貧しくて、悲しくなるよ。
日本で一番恵まれてるのは東京。その中でも、清澄白河が最強だってもう結論は出てるでしょ?
半蔵門線はご存知、大手町、渋谷、青山一丁目、表参道など都心の主要駅にストレートアクセス。
田園都市線と直結してるが、清澄白河は奥側にあるのでカッペ東急民のラッシュに巻き込まれずマターリ移動できる。
そして大江戸線。月島駅まで行けば、そこから有楽町線に乗り換えてオフィス街である有楽町にアクセス可能。
ぶっちゃけ20分ラッシュ無しで渋谷・大手町・有楽町にアクセス出来る時点で、半端ない価値があるんだよなあ…
ま、千葉から東西線でギュウギュウになりながら通勤してる千葉カッペには分からんだろうけどw
最近は東京オリンピックで豊洲やら海側が持て囃されてるけど、もうね、アホかと。
あんな狭い所にタワマンたてちゃってまあ。ららぽーと豊洲はなんちゃって都民でパンパンですよ。人口密度高くて、たまったもんじゃない。
それに比べて清澄白河ときたらまあ、閑静な住宅街。おしゃれなカフェ。
外人のお客様がきたら清澄庭園でお出迎え。スカイツリーにも近い。いやあ、これぞ「まったり」東京ライフですよ
しかもですねえ、豊洲や海側よりずっと安い。さすがに森下までいっちゃうと不便さが目立つけど、清澄庭園、お手頃価格なんですよ。
豊洲のアホなタワマンみたいに、バブル崩壊確定の糞マンションと違って、現実的な値段で、住み心地も通勤も最高。
千葉だの横浜だのさいたまだの、中途半端なトコロに住むくらいなら、ハイブリッドでお手軽な清澄庭園に住んだほうが百倍クオリティ・オブ・ライフ上がりますよ。
あの頃は、めちゃくちゃセックスをしていた。
ゼロ年代後半、いわゆるオフ会が流行っていた時期。都内にいたわたしは、若さもあり、性欲もあり、オフ会で出会った人とスキがあったらセックスをしていた。不思議と(?)、同じ人と二回以上することはなく、どれもワンチャンに終わっていた。ごく稀に(たぶん2〜3人)、継続する関係の人もいたが、恋人でもセフレでも、なんら名前のある契約あるいは口約束を交わしたことはなかった。
オフ会以外のひとも、サークルコンパ、街コン、ナンパ、クラブであったひとともセックスした。楽しかった。
でも周りがだんだんとバディを作り始めるようになった。彼氏いない歴=年齢(当時)だった友達も、彼氏ができるようになった。遊ぶのはめちゃくちゃ楽しかったけど、就職したり生活が変わると同じように遊べなくなったし、なによりもやっぱり「ワンチャンはよくないよなあ」みたいな思いも募り始めた。
2017年は述べ2人しかセックスしてないし、2人目は3ヶ月くらい遊んだけど最後にセックスしたのは夏前だったと思う。(1人目はワンチャンだった)
今はワケあって海外在留中だけど、セックスがしたいとか彼氏が欲しい(彼氏は欲しいけど)とかじゃなくてもっと、ワクワクするようなことがしたい。「ワンチャンはしないほうがいい」とかそういう価値観が生まれる前の、あのドキドキが懐かしい。
あのころの価値観に戻れるわけじゃないけど、「やったほうがいい」「やらないほうがいい」とかの先入観に左右されずに、自分の感覚をもう一度研ぎ澄ませてエンジョイライフしたい。