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2020-09-18

若い女お笑い好きで何が悪い

もう頭にきた。

劇場に来てる女が全員出待ち目的だと思うなよ。

こっちは上京する前から漫才大好きなの。

文化祭漫才やってるし、一時期本気でNSC入ろうか考えてた。

毎年M-1準決勝見に行ってる。

女がお笑いわからんって誰が決めたんだよ。

女に生まれたせいで好きな芸人について語れないよ。どうしてくれんだよ。

地雷ファンでもミーハー顔ファンでもないってどうやったら理解してもらえるの?

BL漫才なんてくそくらえ。

ほんとはアインシュタイン好きなんだよ。

ちゃんも河井さんもトークめちゃめちゃおもろいんだよ。

でも言えないよ。ミーハーって叩かれるから

パンサー向井さんのラジオ毎週欠かさず聞いてるけど、パンサー好きって言えないよ。絶対誤解されるもん。

お笑いの話をするとき、誰の名前を言えば「そっち側じゃない」ことを理解してもらえるんだろう。

バイきんぐ? タイムマシーン3号? さらば青春の光

かに劇場に通い詰める女子の中には、痛いファンもいると思う。それは認める。

けど全員じゃないから。お笑いを楽しみたい人絶対いるから。

ネタを見たいんだ、ネタを。それとトーク

ちなみにフェミでもなんでもないよ。

一緒にライブ行く仲間でこの話題が出て、もやっとしたから書き込んだだけ。

こういうこと書くだけで「めんどくさいお笑いファンだな」と思われるんだろうな。

あーあ。

2020-09-13

anond:20200913165622

読んでくれてありがとうございます

あなた含め皆さん言語化がめちゃくちゃ上手なので「ほんとそれ」としか言えなくなってしまっている自分がいます。語彙はすぐに消える。

企業VTuberは通常配信が常にM-1みたいな感じ」という例え、一時期芸人にはまって胃を痛くしながらM1を視聴していた自分にあまりにも刺さりすぎる例えで唸ってしまいました。それは疲弊するわ…

一文一文頷きながら読みましたが、特に最後のまとめは「なぜ数字が気になってしまうのか」に対する一つの答えなんじゃないかと思ってしまいました。少なくとも私にとっては十分に合点のいく説明でした。ありがとうございます

これ書いた増田より

anond:20200913020110

他のゲーム実況者は、単独お笑いライブかただの素人みたいな感じで、滑ってもまあまあ別にって和やかな苦笑で済むけど、企業VTuberは通常配信が常にM-1みたいな感じあるわな。

その放送自体は一人でやってても、近い時期にやってる他のVTuberレースしてる感ね。

駆け出しゲーム実況者は趣味副業でやってる人がほとんどで、滑ってもファンがつかなくてもどうってことないけど、VTuberはあとのないガチっぽさあるからな。(副業でも、最近人気が落ちてきたタレント声優が顔出し実況はじめて視聴者数50とかだと気を揉むが)

それに、ファン視聴者を増やせばお仕事がきてタレントとして成功するルートがあるってのが現実味を帯びてるからこそ、逆に滑って視聴者を減らすことも現実的失敗として重くなってる。

あと企業VTuberって業界が、競争圧力が発生する程度には広く、色んな人や生き方いるから比べても意味がないと開き直れない程度に狭い、ってのもあるだろうな。

お笑いだったら芸人芸人志望がクソ多いから、M-1とか、オンエアバトルとか、一つの共演番組しかガチめ)に出た時くらいしかウケる滑るに気を揉んだりしない。

あと普通ゲーム実況業界もたぶん規模デカくて比べる気がなくなるくらい人多いんだろ、声優のしか見たことないから知らないけど。

なんか文章がゴチャっとしてきたからまとめるわ。

企業Vtuberは、業界自体面白いコンテンツとして社会に認められるかどうかの勝負所なうえに、メディアオタク会社から事務所配信者に振ってくれるお仕事の数はまだ少ないので席取りゲームが熾烈である配信個人も実生活生業情報を出す人が少なく、Vとしてコケたら路頭に迷うんじゃないかって心配したくなる。業界規模も、誰のどの配信がウケてどの配信微妙だったか比較対象が丁度把握しやすいくらいだし、コケて消えた前例成功して勢いに乗ってる前例も一覧しやすい。これらが絡みあって、見てる側も数字を気にしやすくなるって感じじゃないの。

2020-09-03

anond:20200903091433

中居コント演出とか本にいっちょ噛みしてて

M-1でもKOCでも吉本ならばネタ作りに作家が参加してる

そんなもんだよなお笑いなんて

2020-08-25

ハライチ澤部のことを書きたくなった

澤部のインタビューとそのブコメを見てて、澤部のことを書きたくなった。

別に誰かの意見批判したり否定したりする意図はない。ただ澤部とハライチファン回顧録だと思ってもらっていい。

彗星のように、彼らは。

から11年前。2009年M-1ハライチは、テレビ界に躍り出た。結成4年、まだ23歳だった。

当時のM-1は長らく、「笑い飯」というコンビを持て余していた。その笑い飯が「鳥人」を引っ提げ、島田紳助から100点を引き出した、その直後だった。

顔も名前もまったく知らない若者が、現れた。目つきの悪い右側の若者が、いきなりこんなことを言うのだ。

今日、ここに来る途中、犬が車に轢かれて死んでいた」

繰り返すが、笑い飯100点をかっさらった数分後である空気が、完全にリセットされる音がした。静まり返った、日本中が。

そしてハライチは、「だから犬を飼いたい」という漫才披露した。結果としては5位。芳しい成績ではなかったかもしれない。

最初から、屈指の受取師だった。

ネタを作る人間を「0→1」、それ以外を「1→100」とするならば、澤部は「1-100」の天才だった。

そして、それを誰よりも知っていたのが相方岩井だった。

岩井ボケとしての振る舞いの慎ましさ。

ハライチは、澤部さえいれば、岩井は「0→1」だけやればいい。「0→1」以上の発声動作必要ない。そう割り切ったのが、岩井設計したハライチノリボケ漫才だった。

岩井の発する単語の「1」を、澤部がすべて「100」に昇華する。

近年、盛り上がっている「受取師」トークの中で、岩井は何度も繰り返している。

「オレは、澤部が何をしても100になる言葉を言っている。だからオレの『0→1』に価値があって、澤部はオレの木偶だ」

あの夜から10年、いまだに澤部は、誰からも「やーつ」を振られる。そのたびに、澤部はけなげにそれに応じている。それなりの60や70を演じて見せている。

だが、岩井が澤部以外の誰かに「やーつ」を振ったことは、一度もない。

まり、そういうことなのだ。岩井の1を100にできる木偶など、この世に、澤部以外には存在しないのだ。

■そして澤部の天賦と、膨大なインプット

澤部の最大の天賦、それはフォルムだ。

例えばノブコブ吉村が澤部のフォルムを持って生まれてきていたら。彼は間違いなく、今以上のテレビスターになっていたに違いない。

テレビスター。それが澤部の戦いだった。

幼少期から、誰よりもテレビラジオバラエティインプットしてきた澤部は、本能的に「テレビスター」こそが自分の生きる道だと理解していた。

そしてすべての振る舞いを「好感度を得る」というベクトルに全振りした。

ピンで呼ばれれば、あれほど自由に泳ぎ回れる芸人はほかにいない。

コンビで呼ばれれば、幼馴染という関係性を武器に、とっつきにくい岩井を無遠慮に突き崩し、弱さを露呈させることでコンビごと好感度を上げていく。

同じ方向性で伸び悩んでいるのがカミナリというコンビだ。

たくみもまた、テレビスター資質を持った芸人だった。たくみハライチ2人の要素を1人で抱きつつ、それを抱えきれず、まなぶには「好感度を得る」資質がない。

からたくみは、振り切れない。受け止めきれない。

比較対象を挙げれば挙げるほど、澤部の無敵っぷりが際立っていく。

対抗しうるのはハリセンボン近藤くらいか

■誰よりもハングリーな澤部。

ハングリー芸人といえば、それこそ相方岩井バカリズム、03飯塚オードリー若林山里劇団ひとりあたりが思い浮かぶところだ。

だが、彼らはあくまで道を求めている。道を求めるとは、人気や好感度についてあきらめたということだ。

澤部はまだ、ここまできて人気や好感度を渇望している。町で顔を差されることに至上の喜びを感じ、自らの第3子誕生ネットニュースになっていないと知れば、夜通しエゴサーチを繰り返す。

この、好感度への執念こそが、澤部の最大の強みだろう。

それはアンジャッシュ渡部が追い求め、ついに自らの願望と欲望狭間に落ちてしまった類の執念だ。

ハライチのターンを聞いていると、時おり澤部の家族に対する視線の冷たさに寒気を覚えることがある。

平気で妊娠中の嫁に手コキさせたエピソード披露したり、娘を売春婦に例えたり、岩井が「離婚するつもりなの!?」と驚くほどの冷淡さを見せる。

大企業社長令嬢をめとり、子宝に恵まれても、澤部の渇望は止まない。

第七世代の猛追も、澤部の目には入っていない。追っ手が目に入るのは、振り返る余裕がある者と、すでに抜き去られた者だけだ。

ただ全身全霊で、「オレを見てほしい」「ほめてほしい」と、絶叫し続けているのが澤部という男だ。

それが、そう見えない。だから、澤部は強いのだ。

2020-08-23

旦那会社辞めたいってさ

相談できる友達もいないから、とりあえず「旦那 会社辞めたい」ってGoogle検索してみたら、

一番上に「旦那会社を辞めたいといわれた時、妻がとるべき行動とは」ってまとめ記事があった

開いたら「①一緒にM-1DVDを見る!」って書いてあって携帯閉じた

2020-07-18

anond:20200718075955

ここまで無責任コメント初めて見た。

努力が報われるなんて、そんなことないよ。才能は努力を凌ぐこともある。だが、出し切った人間、やり切った人間しかからないこともある。

喩えるならトータルテンボスサンドウィッチマンM-1で負けたけれど、でもいい顔で負けを認めたしそれから努力を活かして芸人として活躍している。努力はなにかの形であとに残るものだ。

2020-06-26

もしも年齢制限なしの漫才コンテストアルティメットM-1グランプリ」があったら

休日も家にいる時間が長いので Youtube とか動画配信サービスとかを利用する機会が増えたわけだが、

中でも自分場合漫才コントをよく見る。有名な芸人ネタはやっぱり面白い

もし M-1 みたいな年齢制限がなくて、全漫才師が参加するような大会を現時点で開催したらどのコンビが優勝するのかな?

ということを妄想したら止まらなくなった。

あのコンビは今でも新しいネタやってるから強い、とかあのコンビはもうネタやってないな、とか。

個人的決勝進出コンビの予想は以下のとおり。

【若手枠】

ミルクボーイ

霜降り明星

【中堅枠】

中川家

ナイツ

アンタッチャブル

サンドウィッチマン

ベテラン枠】

博多華丸・大吉

海原やすよ・ともこ

爆笑問題

これに敗者復活でブラマヨNON STYLEタカトシが入るんじゃないかな。

2020-06-20

テレビかい貧乏コンテンツ

まだ観てる奴いるの?

ホテル泊まった時とかに暇潰しに観るけど、10年前ですらCMの引っ張りがうざかったのに今は余計に中身スッカスカ。

昔:CMの後もまだまだ続くよ!→CM→くだらん映像と次回予告

今:CMの後もまだまだ続くよ!→CM芸能人が笑ってるくだらん映像(既出)→CMの後もまだまだ続くよ!→CM→くだらん映像と次回予告

大体どの番組もこんな感じじゃね?

しかも流してるのはYoutubeやらTwitter映像だろ?

M-1ですら1組目が始まるまで30分も引っ張りやがる。

今の人ってこんな糞コンテンツを有り難がってんの?

NHKに払う金でアマプラ、ネトフリ、YoutubePremiumくらい余裕で観れるだろ。

テレビみてるやつはCMの合間にネットで転がってる動画を観させられてることにいい加減気づけよ。

2020-05-18

てんしとあくま川口さんが亡くなったことに関して

お笑いは好きだが関東在住のため、俗に言う「関西お笑い」にはあまり触れていなかった

レースで決勝に行った大阪よしもとの芸人テレビで見たり、そこからYouTubeで周りの芸人ネタを発掘してみたりするぐらいだった

てんしとあくま」の存在自体は多分6、7年前くらいかぼんやりと知っていた

M-1キングオブコント上方漫才大賞などの賞レースでちょいちょい名前見るな〜という程度の認識だった

2015年の「おもしろ荘」で初めて地上波ネタを見た 面白かったという記憶はあったがどんなネタだったかは忘れた

今年3月の「ザ・ベストワン」でもネタを見た これも面白かったんだけど次の日にはもう忘れていた

漫才劇場(俗に言うマンゲキ)にレギュラーで出演されていたらしいから、関西劇場に通うファンならお馴染みの存在だったのかもしれない

関西のよしもと芸人によくいるネタはどれも水準を保って面白優等生タイプ、でも平場を見なければインパクトに欠ける、ただハマる人はめちゃくちゃハマる、ハマらない人にはすぐ忘れられるという印象だった

最近若手芸人にいるような「チャラ男で派手なパリピ」「元消防士から芸人に転身」「芸人と並行して税理士をやっている」といったキャラ付けも無かった

ただただ、ネタをやるだけの芸人

そんな芸人ごまんといる そういう人らに限ってネタ面白くて、でも世間評価はされない

から二日前、ツッコミ川口さんの訃報ネットニュースで知るまで久しく「てんしとあくま」の存在は頭からサッパリ無くなっていた

サッパリ無くなっていたというのに、衝撃だった

「えっ!?」と声を出してしまった

36歳の若さで、持病の内臓疾患で急逝だそうだ

数日前までは他の芸人リモート配信に元気に出演していた

てんしとあくまがそんなに印象に残っていなかったただの一お笑いファンだったはずなのに、泣けて泣けてしかたなかった

てんしとあくま真剣応援していたファンの方の気持ちなんてこんなもんじゃないだろう

他の芸人Twitterの呟きも見たが、「まだどう受け入れていいのかわからない」というものが大半だった

訃報が出たその日に行う予定だったZOOM配信生放送が次々と中止になった 「諸事情により急遽中止します」という事務的な連絡で

なんだろう、対して追ってなかったはずだったのにこの喪失感

心にぽっかりと穴が開いたような、ってこういうことか

その日のうちにYouTubeてんしとあくまネタを見た

ああそうだそうだ見たことある、と思い出せるものばかりだった チューリップ漫才椅子コント

面白いなあ

今まで頭の片隅にぼんやり存在していたてんしとあくま存在が急激にはっきりとした輪郭を持ち始めている

いやなんでだよ M-1決勝進出かにしてくれよそういうのは なんで訃報なんかで初めててんしとあくま存在をはっきり意識しなきゃいけないんだよ

今も頭の中が川口さんのことで埋め尽くされている 対して好きじゃなかったくせに

36歳なんてまだこれからだよ

M-1だってまだ出場権あったのに

一人の芸人が亡くなったんだなあ

うわなんかすごいやだな

ちゃんと生でネタたかったな

2020-05-10

ゴルゴに「領収書はいらないだろうね?」と言われたい人生だった

現金以外の取り引きはしないことにしている」

砂漠の逆光

経験の浅い女が、さも経験豊富なようにふるまう…白けるものだ」

潜入者の素顔

10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ…残る40%は…”運”だろう…な…」

ロックフォードの野望

プロの掟を知っているな? プロは二重に仕事をひきうけないことだ」

蝶を射つ!!

「チャンスは一度でいい!」

統計解析射撃

「俺は犠牲になる気はない…自分が生き抜くために、やるのだ」

高度7000メートル

「俺は”一人の軍隊”だ」

激突! AK-100 vs M-16

「おれには昔ばなしをする趣味はない」

アカプルコ 散華の夜

「この場を逆転できる手段があったのなら、よけいな口を利いてないで行動することだ」

情報遊戯

「金を得る手段が金の本質を変えるとは思わない」

黒い肌の狙撃

「1発目は怒り、2発目は恐れ、3発目は…愛」

帰ってきた標的

2020-04-27

anond:20200427015736

岡村と一緒に番組やってたから、ジャルジャルもいろいろ学ぶことがあったんだろうね

今はYoutubeに移行して再生数が億単位突破してる

若い子にも支持されてるね

めちゃイケ炎上したジャルジャルが、「誰かを傷つけるのはしゃあない」と言い切る理由

https://m.huffingtonpost.jp/amp/2018/03/30/jaru-jaru_a_23399052/

そんな中、ジャルジャル2017年M-1舞台で颯爽と披露した「誰も傷つけない笑い」。

この時代からこそ、かつて「大炎上」を経験たからこそ、"優しい"笑いを追求したくなったのでは?そう聞くと、2人は「そうではない」と否定する。

福徳「これは本当に、ネタができてから考えついたことです。ある意味では、後付けですよね。これは人を傷つけてないなってふと気づいただけです」

後藤「結果として、出来上がったものが誰も傷つけなくて、たくさんの人が笑ってくれるだろうなって思えるネタだった。

人を傷つけない笑いを作るとか、そこを目指して作ったわけではないですね。傷つけないってことをモットーにしてネタ作るのはなかなか難しい。誰がどこでどう傷つくか、わからないじゃないですか

自分たちは、『これをやったらこういう人が傷つくやろうな』と思ってネタを作ってませんし、気を遣いすぎたらなんも出来なくなってしまう。だから、基本は自分たちおもしろいと思ったもの、目の前のお客さんが笑ってくれると思うものをやるしかない、っていうだけですよね」

2020-03-30

anond:20200330120853

増田が歳食って新しい笑いについていけてないだけで、

この前のM-1もかなり話題になったし若い世代にはまだまだ普通に人気あるんじゃないの

2020-02-24

お笑い芸人てもう限界じゃない?

数が増えすぎて、上が詰まりすぎてる。

最近M-1グランプリなんかも20代で決勝にでてると

若いのに凄い!みたいな雰囲気になるけど、

昔のM-1だと20代での出場が普通で、30代前半ででると大分苦労人、遅咲きと言われた気がする。

ここ15年くらいTVのひな壇に座ってる芸人なんか殆ど変わっていない気がする。

今を代表する千鳥なんかも遅咲きのイメージがあるのかもしれないけど

結成数年でM-1にでてたし、20代のころから恐らく食うには困っていない。

一方でここ数年で若くしてブレークしたのって霜降り明星宮下草なぎ四千頭身くらいでないだろうか。

かなり厳しい市場だと思う。

2020-02-19

水溜りボンドが好き

水溜りボンドのファン層って、おおむねは仲良しでおもしろい2人をきゃっきゃと見守る女性視聴者たちで平和だなあと思ってみています割合ちょっと熱すぎるファンがいるのはどこもおなじとして)。

いつも平和な彼らの動画が、NON STYLE井上さんとのコラボですこし荒れている。

私も該当の動画をみたとき「いつもの前向きな気持ちで終われる動画ではなかったかな」と思いました。おもしろポイントも多々あったのにね。

荒れてる、の内訳はざっくりわけると

井上さんに怒ってる

・水溜りボンドらしくないと悲しんでる

の2派閥のように思えます

井上さんは嫌われていることがおもしろになっているタイプ芸人だけど、中にはガチで嫌いな人もいる。それはもうどうしようもない。この人たちの反応を水溜りボンドは気にしなくていい。0にはできないから。

後者の悲しんでいるタイプの人たちは過去にもカンタがメインで動画にしてまで釘を刺した「過保護視聴者」。

過保護視聴者は、カンタくんを保護したい。

いやな人に会ってほしくないし、やりたくないことをやらないでほしい。

毎日投稿される楽しい動画が少しでも色を変えると、心配と同時にこれじゃないという感情がとまらない。

これはある意味で、いままでカンタが積み上げてきた結果です。

水溜りボンドを好んで観る視聴者の多くは、過激お笑いをやらずにおもしろを追求する2人に惹かれているんだと思います

何かを傷つけたり、貶したりしない。

から当然2人も誰かから傷つけられたり、貶されたりしてほしくない。

そういう気持ちがふくらんで、気付いたら過保護になってしまう。

その視聴者たちに悪意はないんです。誰よりも応援したいと思ってる。

それゆえに盲目的なところがあって、他者攻撃する人も出てくる。これも0にはできない。カンタトミーは本意でないにしても5年間でそういうファンも育ててきた。

それで、じゃあこの騒ぎって視聴者が悪いの?と考えるとすこし複雑で、水溜りボンドも視聴者も「そんなつもりはなかった」でメビウスの輪みたいになってると思います

もともとお笑いサークル出身で賞レースにも挑戦していた彼らが、M-1王者であるNON STYLEさんと同じ画面にうつる

緊張もするだろうけど何よりうれしいだろうな、すごいな。YouTubeは夢があるな。

というシチュエーションのはずが、井上さん自身チャンネルを持ちYouTuberとして活動していたことで視聴者はややこしい気持ちになる。

YouTuberとしては紛れもなく水溜りボンドのほうがめちゃくちゃ結果を残してきている。えらいえらくないとかではなく、事実として。

なのでYouTubeコンテンツを楽しんでいる視聴者は、水溜りボンドにこの文化代表としてもっと堂々としていてほしかった。そんな感情がうまれたように思います

日ごろから特に芸人さんへの尊敬の意を示している彼らが、かつてテレビでみていたトップクラス芸人さんとコラボする。

どれだけ今勢いがあっても動画クリエーターという皮一枚をはいだらお笑い好きの青年なので、萎縮もするしいつものホームとまったくおなじに伸び伸びと撮影するのはむずかしくて当然だと思います

そういう点で、以前のカジサックさんとのコラボはカジサックさんがほんとうに研究配慮をしてくれていたことを再認識しました。

からといって今回の井上さんが悪ではなく、要するにこのスタイルカンタトミーが捌けなかったってだけだと思っています

井上さんの毒舌スタイルを、彼らのお笑いではにこにこ受け入れるしかできない。

彼らのクリエーターとしての姿勢も、元の人柄としても、残念だけど相性はよくなかった。

やろうと思えばできるにしても、彼らがゲストに強めのツッコミをしたらそれはそれでびっくりする視聴者がいますよね。本来の最適解はそこにあった気がするけど、彼らは今回できなかった。

その結果うまれた画が、一部のひとたちに「見たい水溜りボンドじゃない」という悲しみをもたらした。

カンタ編集がわるいわけではないし、井上さんは井上さんの仕事をした。

演者としてのカンタトミーも、相手を最大限敬いながら企画を楽しく進めてくれた。

ただ、彼らの芸風が噛み合わなかった。

シンプルにそれだけなんだと思う。

動画投稿から時間過保護派のコメントがどんどんいいねを増やしていくのを見ていました。

やがてカンタによる概要欄での補足が更新され、気付いた視聴者の「カンタくんごめんね」「このお笑い理解できてない人が多い」「2人が楽しいならいい」「私は楽しめた」という論調が増えてくる。

そして肯定的コメントカンタいいねをつけ始めたことで彼らが言ってほしい感想が浮き彫りになり、その意思に沿ったコメントもっと増えた。

更には序盤に支持を集めていたいくつかの過保護コメント便宜上こう呼びますが、正面から否定されるような攻撃的な内容ではなかった。あからさまに井上さんにアンチ的なコメントをしているものは、さすがに評価されにくい空気ちゃんとありました。)が削除された。

非難されそうな動きではあるものの、相手があることなので、多少の検閲っぽい動きは仕方ないかな、と思います

私も自作についたちげえんだよなあってコメントは削除することもあるし。それは自由です。

コラボした相手価値が下がるチャンネルであってはならないと、これもまた繰り返しトミーが言っていることなので。

動画の受け取り方の齟齬はこれまでも何度かあって、今回もきっとカンタはすごく気にしているしいろいろ考えてる。

笑って視聴してグッドボタンを押せなかったひとりとして、申し訳ないなと思います

水溜りボン2.0、今年は挑戦の年、新しいことは批判される。

彼らはそう言っているので、今回のこともそのうちのひとつとして処理するかもしれない。ちょっと違うんだけどな、という気持ちはあるけど、きっとそうなる。

どんなに2人が「すごく楽しかった」と言っても、私はなぐさめのような「楽しかったよ!」は言えないなと感じる動画であったことは事実です。

相性だけはどうしようもないんだよ!誰もわるくない!気に病まないで!!

って言いたいだけなんですけど、うまくまとまらなくてこうなりました。

人を楽しませるってほんとうにむずかしいな。

毎日おもしろ動画をつくってくれる2人はほんとうにすごい。紛れもないプロです。

2020-01-31

お笑い芸人世代分けを再考する

多くの人はこちらのWikipedia記事を参照していると思われる。

日本お笑い史 - Wikipedia

この記事も踏まえた上で、実際に主だった芸人を「活動開始時期」や「人気が出た過程」で並べ、あらためて世代分けを考えてみたい。

芸名活動開始人気が出た年代備考
横山エンタツ花菱アチャコ1930年1930年しゃべくり漫才元祖コンビとしては1934年解散するが、それから60年代までラジオ映画などで活躍アチャコ吉本看板芸人となる。
夢路いとし・喜味こいし1937年1950年代1949年ごろからラジオ番組上方演芸会』に出演して名をあげる。いとしが亡くなる2003年まで漫才を続けて「上方漫才の宝」と称される。
中田ダイマル・ラケット1941年1950年代1957年開始のテレビ番組ダイラケのびっくり捕物帖』はテレビの「上方コメディ番組元祖
ザ・ドリフターズ1956年1960年代1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』に出演したこからコントを中心とするようになり、1969年開始のテレビ番組8時だョ!全員集合』にて大ブレイクする。
てんぷくトリオ1961年1960年代大正テレビ寄席』などへの出演で人気を博す。「トリオブーム」の中心的存在三波伸介1970年テレビ番組笑点』の司会に就任するなどしてテレビスターに。
コント55号1966年1960年代1968年開始のテレビ番組『お昼のゴールデンショー』『コント55号の世界は笑う』などで支持を得てドリフと人気を二分する。1975年以降は萩本欽一がピンで活躍する。
横山やすし・西川きよし1966年1960年代60年代後半に演芸ブームに乗って人気を獲得、80年代前半までバラエティ番組の司会などで活躍する。「漫才ブーム」では大将格となる。
B&B1972年1980年代実力は評価されつつ関西でくすぶっていたが、吉本芸人としていちはや東京進出したことで人気を得て、漫才ブームを牽引した。
ツービート1972年1980年代漫才ブームに乗って「毒舌」を武器に台頭。特にビートたけしは、1981年開始のテレビ番組オレたちひょうきん族』などへの出演からピンで大人気となった。
明石家さんま1974年1980年代70年代後半から関西で人気を獲得、東京進出してのち『オレたちひょうきん族』でブレイク。たけし・タモリと合わせて「お笑いBIG3」の一人と称される。
タモリ1976年1980年代キワモノ芸人としてマニアックな人気があったが、1982年開始のテレビ番組笑っていいとも!』の司会を務めるなどしてお茶の間の顔となる。
島田紳助松本竜介1976年1980年代漫才ブームに乗って「ツッパリ漫才」で若者の支持を得る。『ひょうきん族』にも出演して人気を博す。1985年コンビ解散して以降は、島田紳助がピンで活躍した。
とんねるず1980年1980年代お笑いスター誕生!!』に素人ながら出場して知名度を高める。ラジオ深夜番組若者からの支持を獲得する。1984年楽曲『一気!』がヒット、1988年に冠のテレビ番組みなさんのおかげです』を開始する。
ダウンタウン1982年1990年代1987年開始のテレビ番組4時ですよーだ』の司会をきっかけに関西若者から爆発的な人気を得る。80年代末に東京進出深夜番組夢で逢えたら』を経て、1991年に冠のテレビ番組ごっつええ感じ』を開始する。
ウッチャンナンチャン1985年1990年代結成当初に『お笑いスター誕生!!』に出場している。1988年開始の深夜番組夢で逢えたら』で知名度を上げ、1990年に冠のテレビ番組『誰かがやらねば!』『やるならやらねば!』を開始する。
爆笑問題1988年2000年代1994年開始のテレビ番組タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。90年代後半から深夜帯を中心に冠番組が増えはじめ、2000年ごろからゴールデンでもレギュラー番組をいくつも抱えるようになる。
雨上がり決死隊1989年2000年代1991年に結成されたアイドル芸人ユニット吉本印天然素材」のリーダー格。2000年開始のテレビ番組ワンナイR&R』や2003年開始の冠番組アメトーーク!』などで人気を博した。
さまぁ〜ず1989年2000年代90年代前半に「バカルディ」名義でいちど人気が出たが、2000年ごろに「さまぁ〜ず」に改名して再ブレイク、多数の冠番組を抱えるようになる。
ナインティナイン1990年1990年代吉本印天然素材」出身1994年開始のテレビ番組ぐるぐるナインティナイン』、1996年開始の『めちゃ×2イケてるッ!』など、早くから冠番組を持ってブレイクする。
くりぃむしちゅー1991年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』にて「海砂利水魚」名義で人気を博す。2003年ごろから再び人気が出はじめ、2000年代後半には多数のレギュラー番組を抱えるようになる。
ロンドンブーツ1号2号1993年1990年代ダウンタウンナイナイに続く、若者人気の高いコンビとして早くからプッシュされ、90年代後半から『ぷらちなロンドンブーツ』『ロンドンハーツ』など多数の冠番組を持つようになる。
ネプチューン1993年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。1999年開始のテレビ番組『力の限りゴーゴゴー!!』で司会に抜擢されるなどしてブレイク2000年代には多くのレギュラー番組を抱えるようになる。
バナナマン1993年2010年代あえて『ボキャブラ』への出演をせず、ライブ中心に活動したことで売り出しが遅れたものの、2000年代半ばから徐々にテレビに出演しはじめ、2012年ごろから冠番組が急増してブレイクした。
有吉弘行1994年2000年代『進め!電波少年』の企画1996年に「猿岩石」としてブレイクするもまもなく停滞。2004年からピン芸人として活動を始め、2007年ごろから毒舌ネタ再ブレイク
タカアンドトシ1994年2000年代札幌で結成されたコンビで、2002年東京進出2005年ごろから笑いの金メダル』などで披露した「欧米か!」というツッコミ流行り、2000年代後半には複数冠番組を持つようになる。
ブラックマヨネーズ1998年2000年代2005年M-1グランプリで優勝する。2006年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
チュートリアル1998年2000年代2006年M-1グランプリで優勝する。2007年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
サンドウィッチマン1998年2000年代2007年M-1グランプリで敗者復活から優勝する。2010年代後半からレギュラー番組が増加し、2018年芸人好感度ランキングトップに立った。
オードリー2000年2000年代2008年M-1グランプリで敗者復活から2位となりブレイク
オリエンタルラジオ2003年2000年代結成してすぐの2005年ごろに「武勇伝ネタブレイクし、まもなく冠番組を含むレギュラー番組を持つことになった。
霜降り明星2013年2010年代2018年M-1グランプリで優勝する。

まず画期としては1953年テレビ放送の開始が挙げられる。この時期に人気があったのは落語家喜劇俳優であり、またコミックバンドも人気があった。上の表で言えばいとこいダイラケあたりが該当する。いわば「第0世代」であろうか。

次にやってくるのが「演芸ブーム」で、1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』を中心に数々の演芸番組放送され、その勢いが1970年ごろまで続いた。一般にこの時期に人気が出た芸人が「第一世代」と呼ばれる。「寄席」をテレビでやるので落語漫談漫才コントコミックバンドなど幅広い芸人が登場した。てんぷくトリオを筆頭に三人組が多かったので「トリオブーム」とも呼ばれた。1970年代はドリフ萩本欽一コント番組が人気を二分した。やすきよもこの世代に含まれる。

続いて、1980年放送された『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』『お笑いスター誕生!!』『THE MANZAI』などが立て続けに高視聴率を取り「漫才ブーム」となった。このブーム自体は二年ほどで終息するが、若手漫才師がアイドル的な人気を得て「漫才」のイメージを変えたり、吉本興業が東京進出したりするきっかけとなった。1981年から1989年まで続いた『オレたちひょうきん族』が『8時だョ!全員集合』の視聴率を超え、出演していたビートたけし明石家さんま山田邦子らは一躍スターとなった。たけし・さんまタモリを加えた「BIG3」を中心に、漫才ブームひょうきん族から出てきた芸人を「第二世代」とみなすべきだろう。

その次が「第三世代」と呼ばれる芸人たちで、お笑い養成出身の若手が、小劇場ライブで腕を磨き、夕方番組深夜番組きっかけに人気を得て、ゴールデン帯で「バラエティ番組」を持つ、といったキャリアを踏むのが特徴であるとんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンがこの世代代表格となる。一般に「第三世代」は80年代デビュー組で区切るようだが、個人的には似たようなキャリアから早めにブレイクしたナイナイロンブーあたりも含めるべきではないかと思う。

次に来るのが「ボキャブラ世代である1992年から1999年まで続いた『タモリボキャブラ天国』は、当初は視聴者投稿型の番組だったが、徐々に芸人ネタ見せ番組に移行。この番組登竜門に「キャブラー」と呼ばれる芸人が続々と登場した。吉本興業が首を突っ込みそこねたらしく非・吉本芸人が多い。またボキャブラ終了とともに一時的に低迷した芸人が、2000年代に復活するあたりも共通している。先述したとおり、ナイナイロンブーなどを第三世代に含めるとすれば、この「第四世代」は爆笑問題くりぃむしちゅーネプチューンあたりが代表格となる。

2000年代に入って「M-1グランプリ」が始まったことで「お笑いブーム」が醸成された。また同時期に『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』などのネタ見せ番組スタートしてお笑い人気に拍車をかけた。賞レースを目指してストイックに芸を磨く若手芸人と、多数のネタ見せ番組により短期的な人気を得た「一発屋」が混在し、芸人レベル底上げされたものの、数としては飽和した感がある。2010年M-1グランプリが終了するとブームも終息し、多数の「ひな壇芸人」を出演させてトーク中心に作られる低予算番組が増加した。(2010年までの)M-1ブレイクした芸人と「ネタ見せ番組」によって登場した芸人が「第五世代」といえるだろう。

2010年代になると、第二世代・第三世代がフェードアウトし、第四世代と第五世代バラエティの「司会」の座を奪い合う群雄割拠時代に入った。第五世代は図抜けた存在はいないものの層が厚いので、2000年代デビュー組の多くがつかえて中堅に留まっているように思える。そんな中で、霜降り明星および彼らが「第七世代」と称する2010年代デビュー組が既に台頭してきている。この場合2000年代デビュー組が「第六世代」とされるわけだが、2000年代デビュー組は遅咲きになりそうなので、おそらく2000年代デビュー組と2010年代デビュー組をあわせて「第六世代」と呼ぶようになるのではないか2020年現在芸人の主戦場YouTubeになりつつある。後世から振り返れば「第六世代」は「YouTube世代」と括られるのかもしれない。

2020-01-24

ぺこぱ多様性の受容ではない

まず、このエントリにはM-1でのぺこぱ漫才に関するネタバレが入る。知りたくない人は閉じて欲しい。

anond:20200124131120

上記エントリのように、ぺこぱ漫才多様性の受容だという変な重りをつけられているが、多様性需要なんかじゃない。ツッコミを見ればわかるはずだ。

まず、M-1 決勝の松蔭寺大勇(本名松井勇太)のノリツッコまないボケを見てみよう。

「被っているなら俺が避ければ良い」

「どこ見て運転してんだよって言えてる時点で無事でよかった」

「俺が車道側に立っていたのかもしれない」

「スーンの車がもう町中に溢れてる」

しらねぇんだったら教えてあげよう」

「右になってる」

「実際に時間が返ってきたよって人」

「休憩は取ろう」

ハンドルを握らなくても良い時代がもう目の前まで来てる」

ナスじゃねぇとは言い切れない服装だ」

キャラ芸人になるしかなかったんだ」

「さっきとった休憩は短かった」

「お前よりはうるさい」

「急に正面が変わったのか」

「戻り方は人それぞれだ」

「良い加減なことなんかない」

この中で相手のことに触れてるコメントはいくつある?

しらねぇんだったら教えてあげよう」

「戻り方は人それぞれだ」

ぐらいだと思う。

全然受容してない。(もちろん貶してる訳でもない)

ではなんなのか?

それは、自己完結だ。

相方の変な行動、相方が生み出した変な状況を自分の中で納得させて完結させているだけ。

人を貶しもしなければ、人を受容する訳でもないしない。

漫才一般的形式は、ボケが変なことを言えば、その変なことを行った「人」に対してツッコむ形式だろう。

ぺこぱ場合は、ボケの言った変な言葉が松蔭寺大勇(本名松井勇太)によって処理されるだけだが、それが今までの漫才とは違う流れを生み出している。

もちろん、この時の言葉選びと間、そしてネタ面白いので笑える。これはセンス努力の賜物だろう。

では、なぜこのような自己完結世界が心地よく感じられるのか?

それはSNSを見れば明らかだ。

Twitterなどを見ればやれネトウヨだバヨクだ、ヲタクフェミだ、人に貼られたレッテルに対する不平不満の言い合いであふれている。

しかし、そんなのは声の大きな一部の人たちでしかない。

普通の人のSNSの楽しみ方といえば、

「○○に行ってきた」「○○美味しい」

そんな自己完結話題は、誰もきづつけることもなく、朗らかな日常幸福感を感じさせる。(辻希美等の一部の例外は除く)

自分に起こったこと、自分が見たもの自分言葉で処理し、発信する。

それがベースにあるのがぺこぱ漫才だと思う。

そんなSNSネイティブ時代漫才だと思ったよ。

多様性需要なんかじゃない。そんな表現は、フェミだバヨクだのレッテル貼りとなんら変わりない。

お笑いの末期?

んなこたない。笑いは時代を反映するものだよ。

頭のいい音痴の人

世界にはかなりの割合音楽にまったく興味を持てない層がいる。

音楽意味がわからない人。良し悪しどころか存在意味がわからない。

リズムに乗せてメロディを奏でる歌う。その気持ちよさがまったくわからない。

頭のいい人は「自分にはわからないが、きっとそういうことだな」と理解した表面上の技術でそれをしのぐ。

ただし自身の楽しみとして音楽を聞こうとは思わないしいわんやお金を出そうともしない。

頭がいい音楽に興味のない人はひょんなことでそれが露呈する。

とくにテンポリズム。会話でももそうだが書き言葉でそれが露呈しやすい。

平易でとても刺激的でおもしろいことが書いてあるのに内容がまったく入ってこない時がある。

あたまのいい人に音楽センスが皆無だからこうなる。最近気がついた。

全体的なテンポがなくリズムバラバラなので読んでいてそこはかとなく拒絶反応がおこる。

頭のいい人は頭がいいのでそういう文章であっても読みこなすことができる。そしてそれを「いい文章」として書き加えることができる。

そのことでさらテンポリズムバラバラ気持ち悪くなるが、頭がいいのでそれのなにがおかしいのかわからない。文法上は正しいだろうと思っている。

こういう層が「頭がいい人」にかなりの割合でいる。いわば文の音痴。文痴というと意味がまた微妙になっていくのだが、たかだか100文字はてなブックマークコメントですらときおりなにいいっているのかわからないひと。

かまいたちというコンビM-1でも披露したネタフレーズ「もし俺が謝ってこられてきてたとしたら絶対に認められてたと思うか?」。こういうフレーズを連発している。

もっと自然気持ち悪い。全体的に「変」としかいいようのない。

ここではてなブックマーカーの有名なひとの名前を取り上げて「ここがおかしい」「このフレーズ気持ち悪い」と説明しようと思ったがだるいのでやめる。

2020-01-06

年末M-1で初めて知ったコンビ年末年始の漫才番組で「みなさんご存知の実力派漫才師です」みたいな顔して出てるの見るとどっから湧いてきたんだと思う

2019-12-31

anond:20191231120144

松本人志

本来、笑いに点数付けるなんて絶対無理ナンセンス

笑いなんて好みの問題

M-1はその無理なもの冗談で、遊びで適当にふざけて決めるお祭り

元々紳助さんもお祭り感覚、遊び半分で始めた。

遊びで楽しんだら良いのに周りがドンドンとマジになって行って変な方向に行っている。

お笑いコンテストなんて酒飲みながらのように冗談で、お遊びでやらないと。

笑いの1番決めるなんて本来絶対無理。」

ってことだからまりまじめすぎに見るのもどうかなと思う

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