はてなキーワード: 無党派とは
2番煎じです
オリジナルとは別人
入社直後の研修で勧誘される。入らなくても良いのかと聞くと「任意だが皆さん入って頂いてます」と説得が行われる。一時期の携帯オプション商法と同じ構図である。その間、帰宅できない他の社員からの視線も受けることになる。
そして、系列の政治団体への寄付金も「皆さんry」で支払うよう要求される。一人1000円。近年は自民党が優勢なので、どの政党に関与しているのかは極力隠したいようだった。
研修終了後も熱心な組合役員が集金にくる。やりとりは上と同じ。
安保闘争時代を思わせる、大げさな文体の新聞である。だいたいポストからはみ出しているのだが、近所に何かの活動家かと誤解されそうだ。
組合の大本営発表は「厳しい交渉を続けています!!」とする中、日経電子版に妥協結果がリークされる。
最終的な結果と日経の記事は合致しており、ネットでは「飛ばしばかり」と揶揄される同紙であるが見直した。
NTT健保は(IT健保ほどではないものの)高額療養費制度は充実しており、必要性の低い民間の医療保険等を勧めるのはどうなのかと思う。
男性ばかりの職場なので、トイレはいつも数十分待ちなのだが改善してくれない。胃腸が弱いのでつらい。
入社一年目から20日の有給休暇が付与されるのは存在意義の一つではあるが、出来る人に仕事が集中することもあり使いきれないまま辞めていく人も多い。
平和学習と称して広島、長崎、沖縄、北方領土に組合費で行ってデモを行っている人も存在する。
一度例の新聞に平和活動と労働環境の向上の関係性を問う記事が載っていたのだが、非常に歯切れの悪い回答だった。
幸いにも特定の候補の支援、投票を要求されることはなかった。情報産業出身の議員を標榜するならサマータイム議論の時に真っ先に反対して欲しいし、新元号も早く開示するよう迫ってほしいものだ。
情報労連が上位組織であるが、2010年代にもなって缶のプルタブ集め(一体化したタブをわざわざ缶本体からちぎって……)を始めており情弱なんじゃないかと思っている。
組合費はだいたい毎月5000円、43年(22歳から65歳、今から管理職にはなれないだろう)支払うと250万円にもなるが、その価値があるかというと疑問。
作り手の支持とは関係無く、ビジネスで行う社会派作品は許されるのだろうか?
いくつか例を挙げると
・自身の支持政党等を公表しない、又は公表しても映画や漫才とは関係なくビジネスだと明言する。
・その時々のやらかした政治家を与野党関係なく批判したり笑い物にする。
・一つの作品で貧富の両サイドとも批判する、又はジョークとしてこき下ろす。
・政権とかもジョークにするけど、それ以上にネトウヨブサヨ等を無党派向けにコメディにする。
こういうケースはアリだろうか?
現実問題として社会派作品が増えて欲しいなら、こういう物もそれなりに許容する必要があると思うが、どうなんだろうか。
追記
小泉のときの「自民党をぶっ壊す」などの改革イメージで若者の支持率がグンと上がったのを
安倍は間近で見ており、第二次安倍政権では実行、改革をアピールしてきた。
今やってる人づくり革命やはたらきかた改革なんかも、そういう意図が明確だし
他の政策だってわかりやすいフレーズを作って「何かやってる」感じを出すのが上手い。
とにかく、それでかつては無党派だった層が自民党に流れているし、左派に入れていたタイプの一部も自民に流れているだろう。
一方で野党とくに左派政党が(打ち出したいイメージほど)若者に支持されていないのはなぜか。
彼らがアピールしている政策は「安定」と「平均化による平等」だ。革命的な要素がなくなってしまった。
それに彼らの言っている安定は結局高齢者や弱者の生活を守ろうというブルジョワのノブレス・オブリージュであり
その上、何をしてくれるのかは明確じゃない。
支持者からすれば、いろいろと反論はあるのだろうが、少なくとも明確には見えない。
これらについて「こうなったらいいな」ではなく「こういう法案を実行します」と断言できるようなものを
しっかりとアピールすべきだ
最近ちきりんという人が天皇制は素晴らしいという記事を続けて書いていて、多少納得する点もあるけど、ここであえて反対の論陣を張ってみようと思う。
まあこれは全ての君主制に言えるけど、
生まれた時から一部の人が何らかの特殊なステータスを持っているというのは
今の日本の平等、民主主義、人権擁護の原則にそぐわないよねという話。
歴史的に女性天皇がいたにも関わらず現在のルールでは女性は天皇になれないし、
女系がダメというのも歴史的文脈以外の合理的な理由づけはない。
国の「象徴」が性差別的イデオロギーを生産し続けるのはどうなのと。
皇族は各種基本的人権を保障されていないため、言いたいことも言えず
今の日本の平等、民主主義、人権擁護の原則にそぐわないよねという話。
さらに、日本独自の状況として皇位継承者とその妻は子供を産めというプレッシャーも相当なもの。
皇妃と皇太子妃に期待されている素質は文字通り「産む機械」となること。
精神を病む人が続出するのも頷ける。
今上天皇の君主としての資質と国民に寄り添う姿勢が歴史的にも世界的にも最高レベルなのは疑いない。
だが将来にも渡って彼のような国民から支持される天皇及び皇族が出てくるのか?
歴史的に精神を病んだ王族は多く、日本はすでに皇太子妃がダウン。
これからの皇族の子供たちは現代社会の監視プレッシャーに耐えられるのか?多分無理。
間接的とはいえ国民の意思で政策決定されるのに、王室同士で付き合う意味が本当にあるのか?
1913年にはロシア皇帝とイギリス国王がドイツ皇帝の娘の結婚式に一緒に出席して仲良くしていたが
全く意味はなかった。ちなみに彼らはいとこ同士である。100年前の半独裁国家でさえこれ。
日本の皇室は世界で支持されている?まとめサイト以外のソースplz
それゆえ昔から続いているものを変更するなんてありえないという主張だが、
そもそも現状の天皇制自体明治憲法と戦後体制のミックスで作られたもので
女性天皇が複数いたのもそうだし、過去の天皇はみな仏教徒で、好き勝手に引退し、好き勝手に継承者を選んでいた。
もし昔の天皇が今と同じように後継者問題に悩まされていたら女系だってなんだってありだったろう。
政治的にも親政、院政、なんかよくわからんが偉い人、神聖不可侵の大元帥とコロコロ変わっている。
女系男系議論にも関わってくる話だが、天皇制の正統性は歴史的文脈だけから来るものではない。
天皇の現在の地位は国民の総意に由来するもので、天皇がどのように職務を務めるかという点が今の国民の天皇制への支持の大きなポイント。
その点を今の天皇は非常にうまくやっている。平成になって天皇廃止論が鳴りを潜めたのも現在の天皇の国民に近づこうという姿勢があるから。
逆に言えば今の天皇の職務をうまく果たせる人なら役割を果たせる。
ちきりん氏は「『民主的な、差別のない方法で天皇を選ぶ』なんてことをしたら、誰もそんなものの価値を認めなくなる。」と書いているが、
実際そうとは言い切れない。いい例がカナダ総督(ガヴァナージェネラル)
カナダ総督は憲法上君主の役割をはたしていて、任期は五年、実務上は首相が選ぶわけだが、
現在は元宇宙飛行士の女性でフランス語話者、その前は英語話者の高名な学者
その前は元ハイチ難民でフランス語話者で黒人女性のニュースキャスター、
「民主的な、差別のない方法で天皇を選ぶ」を地で行っているわけだが、
価値が認められなくなるどころか逆に多様性とその理念から幅広く支持されている。
まあ日本とカナダでは歴史も社会も全く違うわけで、いきなりカナダ風人選を日本に持ってくると
向井千秋、滝川クリステル、CWニコルのような人選となり支持されるとは思えないが
anond:20171024073018を読んだ。文字起こし中の北田氏の経済政策に関するいらだちは自分も共感するが、
「アベノミクスを超えるアベノミクス」を野党が打ち出すのは困難ではないかと自分は思う。以下その理由
自民党に詳しい人ならわかると思うがこの政党は野党の主張を取り込んで自党の政策にしてきた歴史がある。
田中角栄の福祉元年は有名だし(http://u0u1.net/GOmQ)、小泉氏が首相になる頃の旧民主党は規制緩和に親和的だった。
今度の選挙でも分裂前の民進党が掲げていた「All for All」に対して自民党は「全世代型社会保障」を打ち出した。
(「All for All」の生みの親である井出英策氏も自民党の「意図せざる」歴史的大転換だと評価している。http://u0u1.net/GOo0)
恐らく「アベノミクスの第四の矢は全世代対応の再配分政策です!」とかなんとか言って自民党が包括してしまう可能性が高い。
再配分政策を支持している有権者(特に無党派)にとっては政策が実現することが大事で、どの政党が政策の実現を担うかは重要ではないし
自民党は日本の政党のなかで一番政権運営能力が高いと有権者に思われているというアドバンテージもある。
選挙においても「自民党が再配分政策やるなら野党に投票する必要は無いか。」と思う有権者が自民党に投票するだろう。
冷笑系から左寄り無党派に至るまで、この5年近く「野党やリベラル左派はだらしない」というバッシングに精を出してきた人々の言説。
彼らも以前は彼らなりに、筋道の通ったことを言っていた(だから我々としても反論しようがあったし、隙を見せたらやられる手ごわさもあった)わけだが、
最近(ここ1年ほど)の彼らは、明らかに間違いと認められた主張をいくら指摘されても延々と繰り返すわ、少数の極端な例を取り上げて全部がそうであるかのようにミスリードするわ、
同じではないものをミソクソ一緒くたに論じるわ、相手を叩くためだけに自分の立ち位置を都合よくコロコロ変えるわ、
完全にでたらめというか、筋が通らないことばかり言うようになってきた。
彼らの物言いを見ていると、
「俺たちの言っていることは滅茶苦茶ででたらめだし、筋道など全く通っていないが、しかしそれでもいいのだ。何故なら俺たちは勝ち続けているし、お前たちは負け続けているではないか」
「太陽は西から昇る。太陽は地球の周りを回る。何故ならそう主張する者が勝ち続けているではないか」
という空気をビシビシ感じる。
なんだか、投稿しても途中で切れてしまうので、追記部分だけをトラックバックでつなぐことにした。
すごい伸びていてびっくり。読んでいただいてありがとうございます。
はてブなどの反応を読ませてもらって、補足したいところとか言い訳したいところとかたくさんあるけれど、元々長いしキリがないので文章が飛躍してるところやタイポを中心にちょこちょこ直せるとこだけ直した。いらんとこだけ書き直したわりに、あんまり直ってないかもしれない。それ以外では、
御用wikiについてもいっぱい指摘があったので追記したかったけど、本題とずれるわりにくっそ長くなったのでやめた。3.11以後の動き、の項の一段落目にアエラ表紙とか青プリン先生とかとあわせて含まれていると察してください。
きくまこ先生否定ありきで見てる、みたいな意味合いの感想もちょこちょこ見たのだけど、確かにたまたま何回も名前を出すことになってしまったけど、別にそんなわけではない。他のおかしなニセ科学批判派含めた、ワンオブゼムとして批判の対象になるべきだと思っている。個人的な好き嫌いでいうのならば、きくまこ先生には同情するところも少しはあるし、感情レベルでむしろ一番不愉快なのは多層な批判層の(3)にあたるような人たちである。ただこの人たちは(2)と区別がつけにくかったり((2)だって大嫌いだが、不愉快度だと「通じるとこのある」分(3)のが高い)、ニセ科学批判者としても論客としてもいまいちなサイズの人が多かったりで、名前を挙げにくかったので特に具体名は挙げなかったのだ。「また人文系か」タグを振り回すのが好きだった某はてなブックマーカーあたりはここの例としてに限れば最適だったんだけど、ニセ科学批判とは関係ないし、ツイッターではさして存在感がないし。かといって、最近頭角()を現してきた大貫剛氏あたりを出すのも、さすがにかわいそうな気がするし。
追記も長くてごめんなさい。
ツイッター経由で、元記事について伊藤氏がこんなツイートをしているのを知った。
それですね。元増田のひとが、いわゆる左派をもう信じられなくなっているが、失われた信頼を想像的に回復するため、じぶんと近しい批判対象を必要としたという見立ては可能でしょう。
「それ」というのは埋め込みツイートされている別の人のツイートのことだがそれはともかく、いやマジで何を言ってるの。
俺がニセ科学批判者を批判するのは俺がもう左派が信じられなくなっているせい?どういうロジックよ。「ニセ科学批判への批判はサヨクのせい」ですか。
こんなん、10年くらい前なら「伊藤剛検証blog」とかブログが立った時に酷すぎる支離滅裂発言の例として取り上げられるレベル、20年くらい前なら山本弘に著書の中で太字で突っ込まれた上に小見出しのネタにされるレベルのおかしな物言いじゃないか(伊藤氏にはトンデモ本シリーズで取り上げるべき著書がない、とかそういう話はここでは関係ない)。
言葉を単純に置き換えればいいというものではないのかもしれないが、例えば、エア御用とか言ってた人が、「エア御用で放射脳批判をしている人は、実際はもう放射能安全派を信じられなくなっているが、失われた信頼を想像的に回復するため、じぶんと近しい批判対象を必要としているだけなのだ」とか言い出したら、それこそ伊藤氏含めたネット言論で袋叩きにされるんじゃないかね。
俺が左派論客を全面的に信じるなんてことは今も昔もあったことはない。そういう世代じゃないし。でもそんなのは左派相手に限らず当たり前の態度であるわけで、左派を「もう信じられなくなった?」と言われたらいやそんなことはありませんよ、と答えると思う。俺は別に家柄も収入もたいしたことない人間なので、左派不信になってトクする理由があんまりないし。それと左派のおかしな発言をする人について批判的なことを言ったり考えたりするのは別に矛盾しない。ニセ科学批判クラスタを批判してるからといって、ニセ科学批判の内容なんてもう信じられない、放射能のせいで鼻血が出る福島の子供やホメオパシーの治療効果や虐殺された江戸しぐさの伝道者も実在したんじゃないか、と主張したいわけではないのと同じである。
それは別に元の記事から読み取れることではないと思うので別に当てられなくてもいいんだけど、だからといって伊藤氏がどうやって上の推測にたどりついたのかはやっぱり謎である。どこかパラレルワールドには左派不信な「俺」がいて、伊藤氏と親しかったりするのだろうか。
あと、そういう「推測」が成り立つのなら、伊藤氏が「みんな左派が信用できないんだ」と思い込み、イデオロギーにとりつかれているのを勝手に俺に投影している、その傍証じゃないかという見方も出来るのではないか?と思えるのだが。少なくとも伊藤氏よりはロジックもアクロバティックじゃないと思うけど、どうなんだろうね。
もうこれ以上の追記はしないつもりだったが…… 被曝方面のニセ科学批判で目にする林智裕氏がこんな反応をしていたらしいという話を見た。
元増田では名前を出さなかったとはいえ、放射能デマ関係のニセ科学批判に熱心な人、こんなんばっか目立つの本当悲しくなるな、と思って見ていたアカウントの一つだ。
そして、一読してやっぱり悲しくなった。
左派のことばかり批判するな、と言われても、じゃあまずはこの件から謝ってみせて下さい、としか。左派政党の代表達が、放射能デマゴーグとべったり。総括も反省もしない。謝罪も無い。
俺はどっかの政党の党員じゃないので、左派政党の代表がだれと仲良くしてたとかについて謝ったり総括してみる義務も責任もないはずなのだが…… この人もどこかの平行世界ではそういう政党に所属している「俺」と知り合いだったりするのかな?謎だ。というか、党員であってもあんまり代表の不手際を謝ったり反省したりしないよね、左派政党に限らず。逆ならまだしも。
もっとも、そういう党を支持するだけでもけしからんという見方もあろう。俺は左派政党のそういうところは支持していないので関係ないともいってしまっても良いのかもしれないが、元増田で書いたRT論はそのような属人(党)的で判断する考え方に近いともいえるし。
ただそれならそれで、林氏が普段、どの政党を支持して票を投じているか、知りたいところだ。RTする相手はアカウントの数ほどあるが、政党はそんなにたくさんない。今の日本で非左派政党とみなされる政党というのは、ニセ科学やデマゴーグにまみれた主張や政策を推し進めているか、そういう政党の衛星政党としてしか機能していないか、その両方か、のいずれかしか心当たりがないのだが。あやまって、やくめでしょ。って言ってやりたくならないのだろうか。そうじゃない、あくまで無党派なんだ、というのかもしれないが、その割には随分左側のニセ科学だけが許せなさそうな様子のツイートだ。
特に、いま一番議席を持っている右派政党、代表から末端の組織までニセ科学やデマゴーグがあちこちに観測されるんですが…… その人たちやその支持者にこういう総括や反省や謝罪を求めたことがこの人にはどれほどあるのでしょうか。右派メディアで有名な産経新聞や「WILL」「正論」、それにあまたあるアフィブログやネットメディアもしかり。いや、総括や反省や謝罪を求めなくてもいいっちゃいいんだけど、そういう人にこんなこと言われたところで知るかとしかいいようがない。
あるいは(これはあまり想像したくないことなのだが)、放射能デマがらみ、あとたまに反医療デマがらみ?以外なら、デマでもニセ科学でも大歓迎!ということなのだろうか。
元増田でも触れたけど、ニセ科学の文脈であれそれ以外であれ、ニセ科学批判者には右派を(あるいは「も」)批判する人は(「ニセ科学批判批判クラスタ」が時に大げさに言うよりは)意外にいる。というか俺もリアルアカウントでニセ科学批判をするときはそういう人として見られていたはずだ。なのだが、「左派のことばかり批判するな、と言われても」というからには、この人は自分の属する「ニセ科学批判集団」が右派の批判をロクにしていないという自覚があるのだろうと思われるわけで、そのへんどう思っているのかというのも気にかかる。あいつらは頭のおかしいことをやっている、とでも思ってこちらの陣営を見ていたのかな。そんなニセ科学批判者、「放射脳」並みに御免である。
まあなんていうか…… この論法好きじゃないのだが、伊藤氏にしろ林氏にしろ、自分がゴリゴリの党派性を韜晦したつもりで普段「イデオロギーフリーなニセ科学批判」をしてるからこそのこういう反発じゃないのかな、とか言ってみたくなるんですがどうなんですか。アリバイ的に左派的な口ぶりをするだけなら、ダダでも出来るんだよね。
さっきTwitter観てたら「♯野党は全面審議拒否を」っていうハッシュタグがトレンドに出てた。
人気のツイートをいくつか見てたんだけど、改めて民進党とその支持者がどこに向けて動いているのかよくわからなくなってしまった。
彼ら曰く、「国会を止めるという異常事態を喚起して国民の関心を集めよう」ということらしいけど、それって本当に意味のある行動なのか。
私は”共謀罪”に関する一連の与党の態度には疑問を持っているし、安保法案の時同様に強行採決されそうな風潮にはNOを唱えたい。
でも、「全面審議拒否」という、ある意味不貞腐れたように見える態度をとることは、メッセージを届けたい層に対して逆の効果をもたらしてしまうんじゃないかな。
ただでさえ森友や加計の議論の中で(与党の印象操作があるにしろ)粗を探して反対のための反対を続けている野党に対して、無関心な層がちょっと引いてしまっている風潮を考えると、今回もし審議拒否したら、同様に「野党ってクソだな」という印象をまた重ねてしまうのではないか。
たとえ意味がないことであっても、いくら与党の引き延ばしにあっても、国会のルールにのっとって愚直に審議の場で反対する姿勢を示した方が、「横暴な与党」が顕在化できる気がする。どうせ強行採決されるなら、せめてうまく負けたほうが良いと思う。
身内だけで自己満のアジテートして、「我が代表堂々退場す」してみたところで民進党の支持率は上がらない。あなたが思うほど無党派の僕らはバカじゃないよ。
これに限らず、ゴミみたいな安倍政権を崩したいなら、愚直な優等生を演じた方がいいんじゃない。今の民進党は全打席ホームランを狙って三振してるうちに、四球やエラーで失点していつの間にか与党に大差をつけられているように見える。
考えられる要因
・ (無党派層の)政治不信で、この件で政権批判しようとする野党とは関わりたくない。もしくはそもそもこの問題に関し政権批判する事が、政治的・イデオロギー的で避けるべきと思っている
・ イデオロギー的な対立にはしたくない→他のイデオロギー的対立を生みやすい諸問題に関して政権与党に不満を抱える人々や野党と一緒になり、当初の主張が埋没するのを避けたい(もしくは待機児童以外の「諸問題」に関しては彼らと対立するor与党を支持している
まず、日本は「アリーナ型議会」という側面を持っていて(正確には混合型だが)、野党は常に与党の批判点を探している。なぜなら与党を批判し、自分たち野党の方が国民の声を聞いていることをアピールし、政権の座につくことが、そもそもの「政党」の目的(存在理由)だからだ。
その上で、あの例の投稿がここまで注目を浴びるようになったのは、大手マスコミがこれを大々的に報じ、それを受けて野党が国会に持ち込み議題設定がなされたからであり、その結果首相から答弁を引き出し、それがまたマスコミに取り上げられることで、待機児童問題はおそらくこれまでにないほど世論に浸透した。
立法と政策(行政)は、言うまでもなく国会と政権与党が担う「政治」そのものだが、もし待機児童問題で「政策」を変えたければ、殆どの場合今回のように野党に国会で取り上げてもらい政治的論点にするしかない。
なぜなら、待機児童問題は大量の税金やその他のルール作り(保育士の給料など)が必須の専ら「政治的問題」であり、国民の声を拾い、それを政策につなげていく場がまさに「国会」であるからである。
もし上記の箇条書きのように無党派で、政治不信が強く、どの(自分の政治的志向とは相容れない)政党・市民勢力にも与したくないのなら、圧力団体を立ち上げ、政権与党の議員にロビイングして、自分の要望を「金と権力」の力で聞き入れてもらうしかない。(ただ、日本は政党ごとの拘束が強く、一人の議員にそれほど高い自由度はない)
表題のような人々はもしかすると、待機児童問題にコミットする事が既に政治的である事を忘れてる、もしくはそう信じたくないのかもしれない。
つまり、「政治的」なものに、なるべく接点を持ちたくないと思っている。
もしそうなら、自分だけは政治性を持たずに政治からは遠い世界にいて、当事者ではないと考えて、要望を叫んだらそのあとは政治に丸投げしようという、ある意味「消費者意識」があると言える。
しかし、自分達の要望を政策に反映したいのなら、国の唯一の立法機関である国会で、国を動かす与党の議員が集まる国会で、その与党議員に直接意見をぶつけることのできる国民の代表である国会議員の力を頼るのが、議会制民主主義の本質である。
そしてその為に、莫大な税金を使って選挙で代表者をわざわざ選んでいる。
もし待機児童問題に危機意識と、上の箇条書きで示した考えを抱きつつ、ロビイングする金も権力も時間もないのなら、行きつく先は政党政治を排除し、一つ一つの問題の解決策を国民投票で決める「押しボタン型直接民主制」しかないだろう。
※ただ、表題のような人々は、実際には本当に保育園に落ちて困ったお母さんお父さんではなく、彼らの批判の矛先を、与党への支持が高じて政権与党から逸らさせようとしている人たちが大半かもしれない。
その中で、直接にそのことを表明するのは露骨すぎるために、「野党に擦り寄ってほしくない」とか「胡散臭い、政治利用するな」などと言って目的をカモフラージュしようとしているのかもしれない。
"はじめに、SEALDsとは、「Student Emergency Action for Liberal Democracy s」。日本語で言うと、「自由と民主主義のための学生緊急行動」です。
私たちは特定の支持政党を持っていません。無党派の集まりで、保守、革新、改憲、護憲の垣根を越えて繋がっています。"
と述べていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00003690-bengocom-soci
この演説で、SEALDsの中にも改憲派がいるのだと初めて知って驚いた人もいるだろう。
つまり、「安保法案に対して反対」という一点によって無党派が集まった団体だということだ。
多くの人は、彼の言葉を信じて、これが彼らの活動の根本にあると受け取っているはずだ。
"別にSEALDsは戦争法案廃案のために立ち上がった団体ではねえですよ。もとの目的は改憲阻止" と明確にぶっちゃけている。
https://twitter.com/ILLMATIC_UCD/status/657101498933899265
こんな重要な点について、主要メンバーの奥田愛基と牛田悦正が語っていることには明らかな矛盾がある。
これだけ各種メディアで話題になっている団体についてこうも矛盾があるのに、なぜそれが語られないのか。
それはSEALDsという団体が明らかする公式的で明確な政治的主張はないというしかないからだ。
もちろん、「安倍が嫌い」「戦争反対」「戦争法案反対」というような緩やかな主張のつながりはあるが、具体的な公式見解はない。
なぜなら、彼らはリーダーを持たず、「SEALDsの公式見解」というものは存在しないからだ。
SEALDsに所属するメンバーがデモでそれぞれの意見を発表したり、インタビューに答えたりするわけだが、それはそれぞれ個人の意見なだけだ。
「肩を組んで酒を飲めば戦争はなくなる」とか「スイス軍的なものなら認めてもいい」とか発言はあっても、それはただの個人の意見なだけだ。
あるデモでのあるスピーカーの発言について異論を唱えたとしても、それは別にSEALDsとしての見解ではないということで大きな議論には決して発展しない。
例えば、あなたはSEALDsが「自衛隊が違憲か合憲か」どのようなスタンスを示しているか答えられるだろうか。
答えられないだろう。
これだけ安保法案の話題の中心にあり続けた団体が「自衛隊が違憲か合憲か」についてどう捉えているかということも、誰も知らない。
誰も分からずに、議論が進んでいたわけだ。何の前提も共有しないまま議論が進み、終わった。
これは安保賛成派にとっても、反対派にとっても不幸なことだったと思う。
SEALDsがリーダーを持たず、公式見解を持たないというのは意図的にやっていることで、チェ・ゲバラのゲリラ軍に学んでいるらしいということは各種インタビューで述べられている。
それは響きはかっこいいし、ゆるやかで大きなつながりを生んだことにつながったことは間違いないのだけど、
その結果、団体としての具体的な主張が明らかにされず、議論の前提が共有されない状況を招いているのは明らかだ。
もはや大きなムーブメントとなった今、具体的に議論をすすめていくうえで、具体的なイシューに対する団体としての公式見解が具体的に何なのか明らかにしなければ、議論は全て無駄になる。
だから、もう「無党派の集まり」などという欺瞞を捨てるべきだ。
あるいは、「自衛隊は合憲/違憲と捉えているのか」を明らかにしなければ、憲法と軍事の関係についてどう議論を進めればいいのだろう。
というか、何が議論されてきたのだろう。
なぜSEALDsが「自衛隊が違憲か合憲か」考えているかも分からずに、僕らはSEALDsに賛成したり反対したりしてきたのだろう。
安倍内閣支持が37%まで急落したそうです。
とはいえ、いくら安倍内閣の支持率が落ちようとも、他に支持する政党がなければ現実問題、内閣が引きずりおろされるような事態にはならないでしょう。
民主党、維新の党、共産党など野党の体たらくを見るに残念ながら現状の安倍晋三内閣を支持してないないとしても次回選挙において自民党以外の党に投票してもどうしようもないじゃんというのが率直なところです。
そこで普段安倍内閣を批判されているお歴々に置かれましては、この機にぜひポスト安倍晋三となりうる人材を我々無党派という名の憐れな羊に示していただきたいところです。
特にid:scopedog、id:ikamaru、id:xevra、id:wideangle、id:hobo_king、id:Gl17、id:kojitaken、id:kowyoshi、id:tikani_nemuru_M、id:watto あたりにはぜひぜひお答えをいただきたいところ。
対案なし。でももちろんかまいませんが、そのような場合我々は不承不承安倍晋三内閣の存続を消極的であれ認めざるを得ないということになり、そのような事態は避けたいところでもあります。
参考としてid:enderuku、id:big_song_bird、id:m-matsuoka あたりのはてブ三大右翼(他にもいたと思うけどぱっと思い出せない)の意見も聞きたいところですが、現状安倍晋三内閣の方針に不満を持っている右翼はいないでしょうし、こちらは聞くだけむだでしょうかね。
あ、id:cyberglass さんは無理に言わなくても大丈夫です。ゆっくり休んでてください。