はてなキーワード: 愛嬌とは
IEは老犬だった。みすぼらしく、動きはのろく、もう新しい事は覚えない。Webデザイナーはこの老いぼれを大いに罵った。
しかしこの老犬はいつでも指示に忠実で、出来る事であれば大体〝きちんと〟こなしていた。
その老犬は先日とうとう息を引き取った。
では意識高いWebデザイナーは何を愛しているか?iOSに搭載されているSafariだ。
Safariはキツネだ。若く、毛並みは美しく、すばしっこく、愛嬌もたっぷり。Webデザイナーが絶賛しないはずがない。
意識高いWebデザイナーはアウトプットに熱心で、毎日、Safariへの賛辞をクリエイトし
カオティックなWebに対する概念的カウンターとしてのSafari、という形而上学の一般化にコミットしている。
しかし
このキツネは本質的に愚かで、不条理なイタズラを日に何度も繰り返さないと気が済まない病を患っているようだ。
怖いのが嫌だからホラーは避けてきたけど、前にミーハー心で話題になっていたヘレディタリー/継承を観た。超怖かった。
ただ、これを耐えたなら他のも行けようと思って、往年の名作を開拓してみた。
『エルム街の悪夢』『13日の金曜日』『トワイライトゾーン』『チャイルド・プレイ』『スクリーム』『エクソシスト』等々
全然怖くなかった。
シチュエーションや怪異への恐怖が、有名すぎてミーム化してしまったというのもあるんだろうけど。
ゴアやスプラッター描写は、怖いというか単に気持ち悪くなるから見たくないって感じ。
宗教観がどうのみたいな雑語りは、エクソシストではそうかもしれなかったけど他は言うほどか?って感じだった。エルム街〜でも十字架握ってたけど、さほどキーになる部分ではないし。
あと怖さより苛立ちを覚える方が多かった。かまいたちの漫才でもそんなネタあったな。
自ら袋小路に逃げ込むな
無闇に怪異を刺激するな
いつまでも驚いてないでさっさと逃げろ
動かなくなったくらいで油断するな
神の目線から観てて真実が明かされてる分イライラする所もあるのかもしれない。
キャラクターと同じ心境で疑心暗鬼になれる方が好きなんだと思う。だから『遊星からの物体X』は凄く面白かった。いやコイツ明らかに怪しいやんって所はあったけど、ご愛嬌。
『スクリーム』はホラーを成立させているお約束をネタにしたメタホラーと名高いけど、それでも普通にイライラした。メタネタも擦られまくった今や特に面白くはなかったし。
お約束に頼らず、必然的な状況で全身全霊を尽くすのが好き。それで勝つと怪異バトルものになっちゃうけど、負ければ多少後味は悪くともホラーにはなるんじゃないかと思う。
個人的には、未知の存在に不条理にも蹂躙されるけど抗う所にホラーの魅力を感じます。『エイリアン』は大好き。ヤバそうな巣に入って余計な事してパンドラの匣を開けてはしまうけど、それくらいのチョンボなら良いかなって。
ホラーとは少し離れて、進撃の巨人やエヴァも人間を蹂躙する未知の存在が結局種明かしされちゃって(後者は匙を投げたとも言う気がするが……)人間同士の内ゲバになっちゃったのが残念だった。面白かったけど。
みたいなこと言う人って、議題の能力が中の上な同性と下位層の異性を比較してる気がするんだよね
偏差値55~65の同性と偏差値35~45の異性を比較してる感じ
男女、全体で見れば言うほど大差なくない?
男も割りと気が利くし、女も大して気が利かないし、男も感情豊かに笑ったりキレたりしてるし、女もエビデンス揃えて理詰めしたりする
しかしネット、リアル問わず、異性全体をまとめて見下す人によく出会うので原因を考察してみる
→男は気が利かない、けど細やかな男は神経質でキモい
→同性としての男or女、異性としての男or女として関わるしかない訳なので、同性と異性によって態度が違う人間の場合、評価が全く違ってしまう
女にだけ横柄な男、男にだけキレる女は同性に観測されない
トランスジェンダーとかだと性転換して気づくのかも
→初めに関わった異性で分かった気になって異性全体を断じている、まあ世界の全異性と出会うことなんて不可能なので「少ない」をどの程度とするかによるけど
出会った異性の人数が増えたところで、所属コミュニティのバイアスがかかっているので難しい
→親切にしても不機嫌そうな態度を取るため雑に扱われるようになる、冷静に話しても聞く耳を持たないためついにブチキレる、というように話者に不都合な事情が隠されている(または本人も気づいていない)という可能性
思い付いたのはこれくらいだけどどうでしょう?
数年前に採用担当が変わって、入社する人のカラーが変わりすぎている
【以前の新入社員】
・愛嬌がある
・見た目が一定以上のレベル(顔立ちがどうとかいうより自分なりに整えている)
・コミュ力がある
・能力はうーん…
・無愛想!というほどでもないが愛想が悪い 相手がどう思うかを考えていない
・ブス、ブサイクとまではいかないけど、なんかもうちょっとできないのか…となる 少なくとも好印象ではない
こんな感じなんだけど、なんだかんだ仕事できるのって前者なんだよな
チーム間の雰囲気が良いのも前者
明らかに前の方がいいのに採用担当は「男女共に人に媚びる必要はない」と満足している
いや、あるだろ…
取引先、というかみんな人なんだから仕事ができる感じ悪いやつより仕事そこそこの愛嬌あるやつのほうがいいに決まってんじゃん
仕事なんてのは努力したらそこそこできるようになるけど人間的な部分はこっちが教育しづらいしさ
はー
イーブンじゃねえかな
前の世代と比べて若い男性の中にルッキズムの内面化が進んでいるような気がする。
氷河期世代は、「女性は美しくなるべきだし若くあるべきだが、男性の義務は金を稼ぐことでありイケメンになる必要はない」という価値観だった。
それがゆとり世代あたりから、化粧水を使ったり日焼けを気にしたりと、営業職を中心とした意識が高い層の男性が美容を気にするようになり。
Z世代ではTikTokでイケメンの数字が顕著に伸びたり、コメント等で好意的なリアクションを得られやすいことから、その傾向が増強されているようだ。
ジェンダー感覚が団塊の世代の影響を受けている氷河期世代までの旧世代と、
団塊の影響がかなり薄れて「顔出しのインターネット」が身近になった現在の世代とでは、男性の稼ぎや容姿についての感覚が全く異なる。
まずバブル世代が、「イケメン」が持て囃された第一期世代ではないだろうか?
当時、最もモテた女性の隣にいるのは、金だけは持ってるシケたオッサンではなく、「青年実業家」だった。
現在の若者は、バブル世代か、バブル世代より若い人間が産んだ子供たちだ。
スキンケア用品も、一昔前は非常に女性的なデザインの容器だったり、フローラル系の香りが強制的につけられているようなものが多かったが、
近年は女性が無印良品のようなジェンダーレスなテイストの容器のスキンケア用品を買うようになり、機能性をアピールした無香料の製品も増え、男性が買いやすくなった。
社会保障費の天引きが大幅に増えて実質賃金が低下したことにより、美容消費もデフレ化が進み、ドラッグストアで買える安価で効果的なスキンケア用品が増えたようにも思う。
ゆとりからZ世代にかけて多くの男性が稼ぐことを諦め始めてしまった。そうなると同世代の中で差別化するポイントがコミュ&容姿になる。
陽キャ陰キャといった用語でコミュ力をはかり、チー牛といった用語で容姿嘲笑あるいは自虐をしたりする。
氷河期には薄かった感覚だと思う。氷河期の男性は、容姿を査定されるのは女性のみに課せられる義務という感覚を持っていた。愛嬌も女性のみの義務であった。
今は、「チー牛はリアルに社会的不利益を被るから」と必要に迫られての側面と、スキンケア用品等の安価化・ジェンダーレス化によるとっつきやすさ向上の二種類の側面で、
何故男達は私を選ばないのか
・私が300万ちょっとしか無い→それなら相手にも250万後半くらいから範囲に入れるべき
・175cm~185cmぐらい?体重は身長にもよりますがmax80kgぐらい→非モテ自覚してるなら160cm~も範囲に入れな それでも自分より8cm高いんだよ…?
1分1秒すべて幸せでも相手の預金は3万の増田が祝福されてるのに
年収600万~が良いって、それ銀座のデートクラブにスペックだけでパスできる女子大生の願望だから。
「あー175ないのかー」とか「600万無いのかー」とかいう視線がバレてるんじゃないの?
とりあえずモテる女性は30代後半でも50代なってもすぐに惚れられて結婚するけど
とにかく楽しそう、よく笑う、ノリがいい、冗談の程度とTPOを間違わない、よそよそしくない、そして相手を選ばず親切。
相手を選ばずというのが大事で、これは非モテ男にもいえることだけど
モテる女性の愚痴の聞き役をしょっちゅうするけど、素敵な人は、相手が50歳以上の女性や同性をぞんざいに扱ってると簡単に警戒スイッチいれるからね。
店員に暴言吐いてると一瞬で冷める現象のほうが伝わるかもしれないが。
とにかく愛嬌、を心がけて
そして一緒に時間を過ごしてくれる友人にそういう格付けの目線をやめよう。
どんなに居場所がないっていっても、外食誘ったら来てくれて、これ美味しいねって言ってくれる人がいる尊さを、非モテコミュで学ばなかったの?なんで?
我に返って寂しくなる気持ちはわかるけど、絶対に瞬間風速的に幸せな時間もあるわけじゃん
そういうのをちゃんと覚えて、拡大して、人に話せるような人間になればすぐだよ。
居場所がないな「でもあれは楽しかったな」の後半を大事にする人生を送って欲しい
勝手に素敵な人になるし、素敵な人になると勝手に相手はよってくる。
マジでバレるから。モテる人っていうのは、いい人もやばい人も色々寄ってくるので、目が肥えてる。
っていうか結婚して子供いる友だちと遊ばなくなるの意味わかんね~~~~~~!!!!
子供いる友だち誘うとめちゃくちゃ喜んでくれるし、一緒に居て楽しいし、お互いそんなマイナス感情感じたことない。(何度もどちらともなくまた今度が実行されてるので勘違いではないはず)
むしろ子供いる人のほうが、子供いるから制限できてごめんね、ありがとうね、って気遣いめちゃくちゃ発揮してくるよ。
あんな人間でも結婚できるのになんで、って思ってる時点であんな人間側だよ
久しぶりに親戚家族に会った。
親戚のお姉さんは私よりすこし年上で、素朴な感じがして、笑顔が可愛くて、周りから愛されているんだろうなーという感じがする。
中高と顔のことでいじめられて、そんな環境から抜け出したくて、いろんなことを犠牲にして勉強を頑張って、そんなに頭の良くない高校から有名な大学に受かった(高校の先生も塾の先生もめちゃくちゃ驚いてたし喜んでくれた、これが私の人生の絶頂期)けど大学生活コロナ禍も相まってそこまで楽しくなかったし、同期が大手の会社から内定をもらう中、私だけ中小企業からしか内定をもらえなかった。めちゃくちゃコンプレックスだ。
親は大学とか就職先とかより女は愛嬌だ、といって事あるごとに私を前述の親戚の姉と比べてくる。
そりゃそうだ、と私も思う。私も親戚のお姉さんみたいにかわいらしく振る舞えたらどんなに良かっただろうか。だけど。
中高と顔でいじめられてきて、大学でも一度も恋愛がうまくいかない私がどのようにしたらかわいらしく振る舞えるというんだろう。
高校生のある日友達を真似してスカートを折って短くしたらめちゃくちゃからかわれて、自分はスカートを短くしちゃいけないんだなと思った。考えてみたら友達は可愛くて、私は醜い。誰も醜いやつの足なんか見たくないよな、と思ってそれ以降スカートは折らなかった。
二重だし、元々の顔立ちがそこまで酷いわけじゃないとは思っているんだけど、肌質が最悪だし、高校のときは化粧がダメだったから3年間をそのまま過ごすしかなかった。大学生になって化粧をするようになって、またコロナでマスク生活になったのもあって自分の顔のいちばん嫌いな部分を人に見せずに済むようになった。
大学生になってから何回か人を好きになったけど、彼女がいるのを隠されたり、バレンタインにチョコあげても突き返されたりしてあまりうまくいかなかった。
3年生の時知り合った同じ学年の男の人とは仲良くなった。その人とは何回か2人で遊んで、なんとなくうまくいくかなーと期待していたけれど、何ヶ月か前彼女ができたと知らされた。とてもショックで1週間くらい寝込んだ。
その彼女のことは写真しか知らないけど、かわいらしくて、女の子っぽくて、性格も愛嬌があるんだろうなと思う。高校の一件以降私服は中性的な格好しかしなくなり、女の子らしく振る舞えなくなってしまった私とは大違いだ。私とは真逆のタイプの女と付き合ったことも含めてさらにショックだったと同時にものすごく後悔した。私がもっとかわいらしく振る舞えていたらこの恋はうまくいっていたのだろうか、と。
3ヶ月経って失恋のショックも癒えたと思ったんだけど、親戚のお姉さんを見て思い出してしまった。私もいつか親戚のお姉さんや前好きだった人の今カノみたいにかわいらしくなりたいな。
本当に他人に気遣いができて他人を不快にさせない他人のフォローができて愛嬌とユーモアがあって人を悪者にすることなく人間関係を構築できて100%善意で人のために行動できる親切で性格のいい男はモテモテ
こんなん男はウンコを食わせれば落ちる笑と言ってるのと変わらん。一部の変人を一般化されても
ネット上で「良い奴はモテない」などと言ってる奴の大半は実際には「暴力を振るわないし犯罪歴がない、本人は付き合う女ができたら大事にするつもりでいるがそもそも人付き合いがうまくないのでデリカシーはないし気遣いはできないし不快で幼稚、無意識にミソジニー発言が出る」レベルの奴を良い人にカウントしてそう
最近2019年版のどろろにハマった。Amazonプライムにて面白そうだと思い視聴した結果、見事深みにハマってしまった。
特に百鬼丸の性格や見た目などが好みどストライクだったので、それだけでアニメを一気見してしまうほどだった。
その後、原作も電子で購入し全て読み、流石は手塚作品だと大いに感銘を受けた。
百鬼丸のキャラはアニメの方では大幅に変えられていたけど、原作の気の良いお兄ちゃんと言った感じのキャラも捨てがたい。
当時の事情ゆえ、打ち切り的な中途半端な終わり方をしてしまったのは名残惜しいけれども、体を奪われてしまうので、取り返す為の冒険と戦いの物語や初めは少年だと思ったけど、実は少女だと発覚するヒロインなどの要素は噂通り時代の先を行っており、今でも十分に楽しめる。
そして、それらを見終わった後、タイトルにある「どろろ Re:Verse」の存在を知り、そちらも課金して最新話である15話まで一気読みした感想をここに書き記す。
脚本家はなんでも手塚作品のファンとの事だが、今の所、大本である原作どろろに対するリスペクトがまるで感じられない。
そもそもこの漫画は新アニメ版の続編という位置付けで作られている事が早い段階で分かるのだが、まだその新アニメのどろろファンとして描いてるなら分かるが、マジで原作の方のリスペクトは皆無である。
しかし、どろろというタイトルを冠していなければ、ヒロインであるロロの出生の秘密や百鬼丸の体に隠された幾つもの謎に迫るストーリー、作画の綺麗さ及びクオリティの高さなどで個人的にはそこそこ面白いと感じた。
ただし、あくまで別物として完全に割り切る事が出来ればの話なので、無理な人とっては徹底的に受け付けない漫画である事は断言出来る。
さて、ここからは具体的にこの作品が続編物としてどのような問題があるのか挙げようと思う。
ただ、筆者はどろろシリーズに関してはにわかもにわかなので、作品知識に関して間違っている箇所や誤解している箇所があるかもしれない。
なので、今回はそこら辺のツッコミはやや浅めにするもののどろろファンというよりも他の手塚作品ファンとしておかしい部分の指摘にのみ留めておこうと思う。
ちなみに筆者はブラックジャックや火の鳥を8割程読了済み、ブラックジャックのみアニメをチラホラ見てて海のトリトンやILなどを齧った事がある程度の知識である。
感想は「どろろRV」(長いのでこう略称する)読了前提だが、今の所全部読むには課金しなきゃいけないので出来る限り話の説明を入れつつ、書いていく。
というわけで早速書いていくのだが、問題は大まかに三つ+αに分けられる。
・百鬼丸、おまえどうしちまったんだよ
・何故世界観変えたし
・その他
・百鬼丸、おまえどうしちまったんだよ
まず、この漫画を読んで真っ先に鼻につくのがこの点。
前述した通り、どろろRVは新アニメ版の続編であり、百鬼丸本人は続投という形でW主人公の片割れとしてメインを張っている。
必然的に出番は多いし、活躍もするのだが今作では生い立ちの設定から性格まで違和感の塊になってしまっている。
今作の百鬼丸は何故か不死身になっており、前作の最終回から400年以上経っている。そして、400年後の現代でも生きている精神年齢おじいちゃんキャラになっている。
これは作中でもはっきり明言されており、作者も意図してそういうキャラにしているようだ。
しかし、実際の百鬼丸というのは到底400年以上生きた老戦士特有の渋さや落ち着き、思慮の深さといった物が見えてこない。
所謂彼は、粗悪ななろう小説やラノベ小説に出てくるやれやれ系主人公に成り果てており、どう甘く見ても外見通りの20代半ばの若造のようなメンタリティである。
そのうえ若い女性かつほぼ初対面であるメインヒロインのロロをラブホに連れ込んだのは、ある程度の理由付け(自分やロロが真っ当な人間では無い為ちゃんとした宿泊施設には受け入れて貰えないなど)があったので、目を瞑るとしてもなんでシャワー後、裸でホイホイ出てくるんだ。
体目当てじゃないのは分かってるけどいい年した女を匿う為にラブホは百歩譲って仕方なかったにしても、もう少し場所を考えて行動しろよ、気持ち悪い。デリカシーが無くて、何ともムカつく。
前作の百鬼丸にもデリカシーは無かったが、それは特殊な生い立ち故に仕方が無かった。
しかし、今作はその生い立ちの言い訳は効かず、作中の描写で400年以上生きていて社会生活の中に身を投じているにもかかわらず、この体たらく。
あんたより何百年も年下のブラックジャックの方がよっぽど大人びててかっこよかったよ。
正直、コールドカプセルの中で400年以上眠ってて10年だけ現代で生きてましたとか記憶を引き継いで転生しましたとか言われた方がずっとしっくり来る。
ツッコミはまだ続く。百鬼丸の目的というのは実はまたしても体を喪失してしまったので、取り戻す為だと言う。
なにやってんの?本当に、なんでまた体無くしてんの?
正直、ここは別の理由付けにした方が良かった。
一度奪われたものを取り返したはずなのに、また無くすってなんやねん。
あの腕の仕込み刀をやりたいが為にそうするしか無かったのだろうけども、ぶっちゃけ400年以上生きる不死身体にしたんならサイボーグとかミュータントにして腕が変形するとかにしても良かったのでは。
それで別目的にすりゃいいのでは。
どうしても体無くした設定にしたいなら相当理由付けをしっかりしてなきゃ到底納得出来ず、また身体を無くした400年以上生きてる癖に大間抜けのうつけ者という印象は拭えない。
でもこの作品の脚本レベル的にあんまり期待出来る理由付けにならなさそうだな…
百鬼丸とロロを狙う敵キャラは目鬼というセクシー系の女キャラなのだが、謎にレズビアン設定でロロの事を何かしらの陰謀で狙うのはともかくとして、性的な意味でも狙ってきてるのが何ともきもい。
ここで誤解しないで欲しいのだが、そういう同性愛的な設定がキモいと言っているわけではなく、別件で萌えという形で好意的な感情は持てる事は明記しておく。
そうではなく、目鬼の場合はロロだけでなくほかの女の子にも手を出し、会って早々ロロの髪の毛を舐める等、単純にセクハラ的な行動が気持ち悪い。
これで目鬼が男であっても同様の感想を抱くだろう。セクハラは同性間でも成立するのだから。
そのうえ平気で犬は蹴り上げるなど、とにかく言動が不愉快極まりない。
そして、これは目鬼に限らず、どの敵キャラや脇キャラにも言える事だが、敵キャラを愛嬌があるように描きたいが為に挿入されるギャグやコミカル描写が尽く滑ってて超寒い。
やっぱ手塚先生のギャグセンスって偉大なんだとしみじみと感じた。
悪役だからムカつくのは当然なのだが、前作のどろろは敵キャラであっても同情の余地があったり、共感することの出来る深みのあるキャラとして丁寧に描かれていたので尚更、違和感が強い。
敵キャラはどいつもこいつもイキリ散らしてて、癪に障る言動しかしない。
・何故世界観変えたし
これに関しては当初は肯定派だった。
現代に受け入れて貰う為に世界観の設定や見た目のデザインの刷新などは必要だと思っている。
新どろろもキャラデザや設定を大幅に変更したもののそれなりに受け入れて貰えたので、必要な処置だったと思う。
どろろRVもそのように擁護する予定だったが、上記のような惨憺たる内容を見て考えを変えた。
はっきりいって脚本家は、室町末期の日本初め現代以外の日本を描写できないから、世界観変更という形で逃げたのだろうなと感じる。
なぜなら、400歳以上にも関わらず、お子ちゃまメンタリティのイキリ百鬼丸やウザイだけの脇キャラと言ったダークマターが誕生している時点で室町末期の舞台設定を調べて、丁寧に描くなんて高等な事が出来るように思えないからだ。
前作の主な敵キャラは侍もしくは鬼神や妖怪だったが、今作は妖怪は続投なもののヤクザやゴロツキ、ホームレスといったものに代用されているが、まあ陳腐。
時代物で戦の惨さをメインテーマに扱っていた作品がそこらへん全部ぶん投げて、手垢まみれでベタベタなヤクザがどうのゴロツキがどうのだのやり始めたら個性の喪失という他無い。
・その他
細かいものだと、前作で言うどろろ枠のロロの女バレが早すぎるのだ。
どろろは原作だと終盤、新アニメだと中盤に実は少女だと発覚するがこの漫画は一話の時点で女バレする。
いやいや、少年かと思ったら少女だったはどろろのアイデンティティなのにそりゃねーだろ。
男(という体裁の女)の相棒書けないからこういう雑な処理したのかな…
ここまで散々作品をdisり倒したけど前述の通り、褒められるべき点も多数存在する。
まずは作画。ベテランの人を呼んであり、戦闘シーンは中々に迫力がある。
絵柄が女性向けとか00年代のエロゲとか言われているが、慣れてしまえば問題無い。
作画の崩れも殆どなく、私も一応絵を描く身なので構図やデッサンなどは参考になる。
またシナリオも新どろろの続編であることと百鬼丸が新どろろの人物と同一である点を無視すればそこそこ面白い。
主人公兼ヒロインのロロはベタな設定ながらも今のところ応援できる良いキャラだし、見た目に関しても作画含めて可愛い。
どういう出生になったのか謎も多いキャラなので、テンポの早い展開も含めて、少しづつ解き明かされていく流れは中々に爽快感がある。
百鬼丸も気になる点はあるものの割とかっこいい面もあり、これはこれで魅力的だとは感じられるので、嫌いになりきれない節がある。
ただ、これが新どろろの百鬼丸だとは到底思えないので、勝手に別人だと言うことにして読むのが必須。
何故、体をなくしたのか?何故不死身なのか?などの謎の要素は作者としても、シナリオの引きとして使うぐらいには何かしら考えがあるようなので、そこら辺が解き明かされるのは楽しみに出来る。
でもやっぱあんま期待しない方がいいな…
以上である。
総評を述べるならば「どろろの続編としては擁護不可能だが、オリジナルとして見ればそこそこ面白い」である。
正直ここから先は読もうか読まないか迷っているのだが、取り敢えず購入したコインの話数分だけでも読んでみようと思う。
出来ることなら他の人にも読んで色々と感想を聞かせて欲しいからこのような記事を書いたのだが、これを書く前に他の人の感想を探したらどこにも見当たらないのだ。
あったとしてもTwitterなどで数行程度のものか未見の人が見た目だけの感想を述べてるのみ。
まだ無料分が7話しかないのを加味してもYahooニュースや5chなどでも取り上げられたにも関わらず、絶望的な感想の少なさでどうしようも無かったのだ。
結果、私はこうして自分の思いの丈を長文でぶちまけるしか道は無かったのだ。
そもそもこの作品が連載されているピッコマはなろう系作品が人気の漫画アプリであり、脚本家の別作品も所謂なろう特有の異世界転生チーレム系が主である。
そんな人なので、どろろをなろう風味にして続編書けば、人気出るだろうという甘い考えでこれを書いたんだろうなというのが透けて見える。
正直、どろろが好きな人ってなろう系好きな人とあんま被らないと思うんだよな…
少なくとも自分はなろう系全く興味無いし…
余談
ピッコマでは一話終わる毎にいいね数が書いてあるのだが、どろろRVは話数を重ねる毎に凄い勢いでいいね数が減っており、大丈夫だろうか。
有料の部分だけで見ても最初は1147いいねだったが最新話は31いいねと2桁も違う結果になっている。
私は普段ピッコマは読まないのでいいね数の平均や基準は分からないし、流石に徐々に増えていくとは思うが、かなり心配になってくる。
まあ、でもそりゃそうだよな…
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誤字とか修正
幼少期から転勤を繰り返し、コミュニケーション能力が周りよりも著しく低い(例えば突拍子もないようなことを喚く、声が大きすぎるなど)のでいじめに遭い不登校になった。
体型は太く、モテるなどとは無縁の生活のまま中学に入り、軽い気持ちで(当時ミスフルが好きだったので)中途半端な気持ちで野球部に入ったら運動神経ゴミカスな自分は誰よりもトロく鈍臭く、馬鹿にされ続けた。もちろん学校のカーストなど推して知るべしといったところ。
高校に入って卓球部で心機一転と思ったが三年生最後の大会で同級生の中で自分だけがスタメン落ちするというカスっぷり(しかも同級生のうちの一人は自分よりも練習に来てなくて態度も悪かったのに、自分は選ばれなかった)。中学の頃好きだった身長が小さくてか弱そうな子に告白したら想像したこともないような声で否定されて次の日から学校で噂されたりなどもした。
勉強は親のスパルタ教育でアホちゃんな自分の頭でもなんとかそれなりの大学には入れ、しかしその大学でハメを外しすぎたか所属した部活動でも問題児扱いされ、同級生からガチめに説教されるなどのことをされ、もちろん彼女など出来ず夜な夜な画像サイトでシコり倒すと言う毎日であった。
そんな増田にも理解のある同性の友達がいた。彼は自分よりも異性の交際に長けており、彼女もいた。その彼女とのアレコレ(彼女を大型犬用の檻に入れて一日監禁プレイした、ノーパンで大通りを歩かせたなど)を聞かされたりなどし、妬ましいという気持ちもあったがアニメオタクであり、当時のアニメの話を語り合うことができる本当に唯一と言ってもいいほどの大切な友達だった。
あの声優いいよね……とかそういう会話を何気なくできる存在は彼だけだった。彼には自分が童貞で部活では置いてけぼりにされているという情けない話も言えた。大抵彼は「よっ、アスペルガー」と茶化していたが、その茶化しが本当にありがたくて涙が出てくるほどに嬉しかった。彼も性病を患っており、二人で「アスペと性病のコンビじゃ」とかなんとか言って笑い合ってた。
そんな彼が、ミソジニーになった。
きっかけは彼の就職だった。自分は理系大で院に入ることが決まっている頃で、彼は大卒で就職活動中だった。彼は活動がうまくいかず、イライラが目に見えてわかるほどであった。彼女のエロい話を露骨にしなくなったので、多分その頃には別れていたのだろうと思う。
そんな彼が、会うたびに女がいかに恵まれているかという話をするようになった。会話の中身はテンプレみたいな話なので割愛するが、ともかくそんな話が会話の大半を占めた。
あんなに彼が愛していたはずの女性声優ですら貶すようになっていき、流石にうんざりするようになった。自分はただ好きなコトを話して盛り上がりたいのに、投げかけれる話題は常に怒りで満たされていた。
彼との付き合いは自然と少なくなってしまった。会っていてもストレスが溜まるだけだから。一緒にミソジニーになりかけた時期もあったが、彼からは「童貞が女の何を知ってんだ」と言われ、一緒の道に進むことすら拒まれた。
そしてなんとは無しに、ミソジニーの反対のことをするように心がけるようになった。ミソジニーの結果の彼の姿を見たからと言うのもあるが、ややヒステリー気味でもあったと思う。とにかくああなりたくない、という強迫観念のようなものに取り憑かれた。唯一の友達を失ってしまったというショックもあったと思う。好きなオタクの話で盛り上がって楽しかった思い出が、ミソジニーというものに全部奪われたという被害者意識があったのだろうと思う。
その頃から女性がかかえる問題をやんわりと「そうなんだ」という感じの気持ちで捉えるようになった。女性専用車両など、まあ必要なんだろうなという受け取め方をするように心がけた。特に夫のちんぽが入りませんという本を読んだ時はかなり心にキた。親に支配されて苦しんでいるというのは女性にも同じなのだというのを知ってそれがすごい嬉しかった(当時は親が本当に憎かったので、同族がいたという嬉しさもあったと思う あんまり友達とか男性同士で親が憎いとかそんな話はしないので まあそりゃそうだという話だが)。
とは言いつつも結局就職まで彼女なぞ出来ず、女性の苦しみに共感する童貞という訳の分からない存在のまま何年かが経った。
これまでの振る舞い方を大きく見直して社交的な態度を取るようになり、今は会社の同僚と旅行したりするほどのコミュニティの形成力を築けるようになった。
そして数年前に結婚相談所で女性と交際し、結婚した。交際から結婚生活まで、あの時の唯一の友達がミソジニー全開で喋っていたことの全てを逆張りした結果、存外なほどに良好な関係を維持している。元々アホアホな性格だったので、自立しているしゃんとした人と結婚したいと思っていたので、その通りの人のおかげでもあるが、家事や体調のケアなどをするとありがとうと言ってくれたりして、互いに支え合うということができている。
こんな未来はきっと、ミソジニーの彼は思い描けなかっただろう。元々女性を軽蔑しているのだから、何か女性側に不備が一つでもあると憤りを隠さずに喚く。どんなに優れた女性が目の前に現れても、優しくて愛嬌のある人でも、彼の目には全ての女性が劣って見えるのだろう。
そんな色眼鏡を持たないでいられたおかげで、自分は今の嫁の個性を、性格を、人格を、心から受け入れられる。
ミソジニーになった彼へ。
俺は幸せになる。
ネットでここまでブサメンだと無理もないって感じの評価をよく見かけたが、私には普通の顔にしか見えなかった。
妻子持ちのくせに、君の誕生日俺の姉と一ヶ月違いだわ運命感じるなー、そのメモ帳俺のと同じ運命感じるなーと、運命感じまくるを決めゼリフにバイトに粉かけまくっている鬱陶しいチャラ男だった。
あそこまで自信満々に既婚チャラ男になれる程度のルックスで底辺ブサメン扱いはないのでは。
てゆーかあの程度で底辺ブサメンだと騒ぐネット民たちも、生まれ持った顔は普通のくせに顔のせいで女にもてない云々甘え腐ってやがるのではと思った。
最近もちびまる子ちゃん成人式回でさんざんに言われていたブスキャラが、目が大きいし鼻も輪郭も形悪くないし、眉整えてメイクを変えたら普通に可愛いのではと思った。