はてなキーワード: 厚顔無恥とは
普段インターネットでふざけた話をしていた人間が急に政治を語りだすのは、辞書の「焼きが回る」の項の例文に載せてもいいくらい典型的な病だと思っているので匿名で書くことにした。
選挙権を与えられて初めての選挙のときもそうだったし、その前もそうだった。おそらく外山恒一と中田考のせいだと思う。
特に外山恒一の2007年東京都知事選の政見放送は今見ると改めてパフォーマンスとしても完成されていることがわかる。時間があれば是非見てほしい。
イチオシは超絶頭の良いコンピュータによる全世界一元管理だが、残念ながら今の所そのようなものは影も形もないので、消極的にではあるが選挙に基づく間接民主制を支持している。
消極的に、というのがポイントで、別に選挙に行くのが正しいとか義務だとか思っているわけでは決してない。
私が祈ろうと祈るまいと世界は何も変わらない。一票差で結果が変わる選挙などまずないからだ。
しかし私は祈ることを冷笑はしない。それは祈るという行為が(私のように)愚かで怠惰な人間が唯一可能な意思表示であり、一種の反射であるからだ。
多くの人の祈りが届けば天は翻意し、我々に何か恵みのようなものを与えるかもしれない。しかし私達の祈りが正しいものであったか、また天からの贈り物が本当に恵みであるかどうかなど事前にわかりはしない。
投票とは所詮そんな、とてつもなく大雑把でどうしようもなく頼りないものだ。
それでも多分、投票率は上がったほうが良いのではないかとうっすらと思う。
投票率が上がれば民意が正しく反映されるとか、若者向けの政策が増えて世の中が良くなるだとかは正直眉唾ものだと思っている。そもそも人間は愚かなので民意が正しく反映されたところで合理的な判断を正しく下せるとは思えない。
しかしまあノイズが増えて右往左往するほうが崖に向かって全力疾走ダイブするよりは幾分かマシだろう。
さて、選挙が近づいてきた。本当に嫌な季節だ。
顔出しアイコンがインテリ仕草で、あるいは匿名アイコンがさも庶民の意志を代弁するかのように、いずれにせよ厚顔無恥な態度で若者よ選挙へ行けと叫びだす。
選挙へ行かない人間は非国民だ、人非人だと偉そうに喚いている。
こんなにも頼りない投票という行為を、どうしてそんなに正義面して他人に押し付けられるのか私にはさっぱり理解できない。
選挙に行かない、または白票を投じる理由はたくさんあるだろう。
単に面倒臭くて投票しないのかもしれないし、どうせ自分の一票では何も変わらないのだから(これはほぼ確実に正しい)と考えてもっと有意義に時間を過ごしたいのかもしれない。納得できる政党や個人が存在しないのかもしれないし、あるいは棄権することで自分より賢い人間に選択を委託するほうが自分にとってプラスだと考えているのかもしれない。
結果的にそれが自分に不利益をもたらす行為であったとあとからわかったとしても、自由主義は愚行権を正当化したのではなかったか。投票を棄権することそれ自体が社会的正義を損なうと、本当に言い切れるのか。
もしあなたが特定の団体からしつこく電話を受け、「X党に投票してよ」と言われれば、多少X党の人物やマニフェストに魅力を感じていたとしてもX党に投票したくなくなるのではないか。
少なくとも私はそういう人間である。選挙自体を否定するつもりはないが、選挙に行くことが絶対に正しいという思想の持ち主からしつこく勧誘されたら絶対に選挙に行きたくないと思う。
なぜ若者は選挙に行かないのか。それは多分、あなた方のことが嫌いだからだ。
この文章が嫌味ったらしすぎて、逆に選挙に行きたくなる人もいるかもしれない。それならそれで良いと思う。もし選挙に行くなら、それくらい感情的かつ雑に選挙に行ってほしい。
https://anond.hatelabo.jp/20190612125338
フェイクあり
おっきな組織の話をすればバズ流れが来てるみたいなので。
フェイクあり
俺の中の俺~♫
お給料については国家公務員俸給表 https://www.jinji.go.jp/kankoku/h17/pdf/h18.4houkyuhyou.pdf を見ていただくのがいいと思います。
読み方ですが、高卒はおおむね1級5~15程度からスタートし、大卒(一般職)は1級の25~40程度からスタートし、おおむね4ずつ毎年級が上がっていきます。スタートが違うのは前職での経験を加味することがあるからです。総合職の場合は大卒で2級5号俸~、院卒だと2級15号俸~それぞれの経験を加味した号俸から始まります。
2級というのはいわゆる主任クラスです。1級が平、3級が主任/係長、4級が係長といった具合ですね。
昇給した場合は、その級において前の給料と同程度の号俸+4ぐらいになります。
級が上がるほど責任が増える代わりに毎年の昇給量が増えやすくなるということですね。
たとえばですね、1級25号俸170,200円からスタートして4年目で1級41号俸194,900、次の年に2級に上がったとして1級41号俸は2級7号俸と同じ値なのでそれに4号俸増やして5年目で2級11号俸201,600円となり、その7年後に昇給したら前年が2級35号俸245,300円なので3級13号俸を基準として4号俸増やしての12年目3級17号俸252,600 円、年収にするとボーナスが4.5ヶ月分でるとして416万円ですね。ここから10年3級のままだと3級57号俸324,100円なのでおよそ22年目で年535万円、これを多いと取るか少ないと取るかどうかは個人の感想に任せます。まあ、有能な人ならもっとトントン拍子で上がるでしょうけど。
地方公務員の場合もおおむね同じぐらいなので、基本的に公務員の給料はこれで計算できると思ってください(都市部の場合は国家公務員もそれ相応に補正がつきますし、潤っている自治体はそこを基準に考えるべきですががここでは割愛します。まあとりあえず東京都職員やっぱ羨ましいよねって)
なんだかんだ公務員宿舎は安いですが、値段的にも大手民間の社宅に比べると見劣りはする程度にはなってきてます。設備も古いですし。
むしろ、宿舎に住まなかった場合でも家賃の半額程度は手当してもらえることが大きいですね。
出張の旅費はほぼほぼ全額出ますし、転勤時の引っ越し代も持ってく荷物を服ぐらいにして家具は全部端金で売っぱらってから家電量販店の激安セットで我慢すればトントンになる程度は貰えます(こちらに関しては実質ほぼ赤字ですね)
配置によって残業時間はほぼ0~月200hまで選り取り見取り。残業が多い部署なのに残業代がロクにつかない所もあれば、各省庁の中央に近いところだと謎の権力が働いてアホほど多い残業がしっかり給与明細に反映されてたりと多種多様。
基本的には頭は死ぬほど固くて、リースのクソスペックPCを使って頑なにエクセル方眼紙を手作りマクロで頑張って出力してますし、電子決済なんて意地でも導入しないことに誇りを感じる人種だらけです。
非正規の職員さんがあちこちにいますが、数年おきにコロコロ部署を変えている連中と違って10年20年非正規として働き続けている方ばかりですので非常に高い専門性を持っていて完璧に仕事をこなしていただけるので助かっております。
担当者をコロコロ変えてまで防ぎたかった不正行為ですが……防げているとは言い切れない。というよりもガチガチに固まっていながらも相互にデッドロックをかけあってまともに組織が機能しなくなっている部分が多々ありますので、ある程度は現場の責任によって鉛筆を舌が濡羽色に染まるまで舐め続けなければ何も始まらないという状況が多いです。管理部門、経理部門、実務部門、窓口部門、それぞれが互いに嘘を付き合いながらそれをスルーしあいつつ、そもそもこうなるのはお前らが無駄に細かいせいじゃんと責任転嫁しあってなんとか回っています。時折我に返ると、規則を守るために働いていると言いながら規則を積極的に破り、それを報告するために存在すると言い張りながらそれを自分たちで隠蔽し続け、その対価として自分すらも含めて巻き上げてきた血税を頂いているという姿の情けなさに、本気で俺たちはみんな一度ちゃんと首を吊って詫びるべきなのではと感じますし、時折と言いましたがそう感じざるを得ない瞬間はほぼ毎日襲ってきますので、基本的には己の中にある希死念慮や切腹精神を厚顔無恥によって埋めていくことがワークライフの主成分となります。
上記で述べたようにどこか頭がおかしくならないと自分で自分を殺すか辞めるかの二択しかなくなってしまいますので、大体の人は若干どこか壊れています。多いのは、極端に腰が低いタイプの人(組織の良心です)、世間擦れをカッコイイと思い込んだ勘違い社畜(空気の破壊者です)、特権意識に凝り固まった小役人(実在しますご安心を)辺りでしょうか。多種多様な人間の壊れ方が見れますが、見ていて楽しい壊れ方をしている人は少ないので、それを楽しむ目的での入社はオススメしません。
こんな職場ですが、専門性が身につかないため転職する人は少ないです。これが非常に大事なのですが、転職しない理由は待遇というよりも、専門性が全く身につかないことによる部分が大きいです。ほぼほぼ全てです。専門性どころか、一般的な感覚すら養えないです。強いて言うならば官公庁系との付き合い方を内側から知ることが出来ますが、辞める人の多くはそれが嫌になってやめているのでそれが活きる道は選ばないでしょう。よっぽど若いうちでないなら腰掛けで入るのはオススメしません。
フェイクあり
2000年前後のインターネットを知っている老人会の皆さんは知っているだろうけれど、それまでパソコン通信では確認されていたオタク女というのは極少数だった
それは様々な理由があるだろうけど、オタク女が少なかった要因の1つには「コミック・アニメカルチャーとコンピュータカルチャーが今ほど混ざり合って居なかったから」というのはあると思う
少なくともPC98シリーズなどである程度のライトなオタクにまで花開いた日本のコンピュータカルチャーの時代では、まだまだコミック・アニメはアナログの時代だった
発色数がこうだの発音数かどうだのとパソコン通信でオタク女と語り合った記憶はほぼ無い(パソコン通信の頃は実名で活動しているユーザも多かったのでハンドルと実名がイコールで結ばれていることも少なくなかった)
オタク女がバッシングされるようになった経緯を知らないユーザも今では多くなっただろうけれども、その契機はWindows 2000とWindows XPの時代まで遡る
これらMicrosoftのOSがリリースされるとインターネットの人口は一気に増え、主にコミック・アニメを取り扱う電子掲示板のコミュニケーションで衝突が起きるようになる
それはネットワークを介したコミュニケーションに慣れていない新規ユーザーが一気に増えたことにより、住み分けという意識がなく今で言うBLネタを投下しまくったという歴史的事実がある
これがまた悪いことに新規ユーザーの大半は若い世代だったので直情的な傾向があり、注意を受けても反発する、ほんの少しの時間を置いて繰り返すなどの行動を頻発させた
あまりにもBLネタがヘイトを集めすぎたため、そこで起きたのが電子掲示板の分割である「BL隔離板」の発生だ
例えばわざわざBL系同人サイトにまで嫌がらせがあったというのを当時リアルタイムで確認しているが「なぜそこまでのヘイトを集めていたのか?」というのが語られていないので上記しておく
そしてそれだけじゃない、ほぼ同時期に問題視されていたネットミームがある
こちらはオタク女の皆さんも「そんなのは極一部」「私達は関係ない」と言うだろうが、大きな属性として同じ括りに居る人間として歴史を直視してもらいたい
「女神」はネットミームで言うところの「神」から派生した言葉だが、その内容は「女としての特徴を活かした人気集め」だ
内容としてはそれらよりも過激な面はあったが大体の認識として、少し前の「女生主」や、現在の「女性Youtuber」とほぼ変わらない
例えばオタク女へ対して「まーん」という蔑称ミームが使われること過去(もしかしたら今も)あるかも知れないが、これは大半は「女神」属性を持ったオタク女へ使われた言葉だった
これら住み分けの杜撰さと女神を契機としてインターネットの雰囲気は一気に変わった
これを無視してオタク女はオタク男にイジメられていたなどという発言は厚顔無恥と言わざる得ない
付け加えて言うが、これは「オタク女の先輩たちがインターネットでやらかした過去の失敗であって、その反省は多少されており、反省したあとのインターネットに触れた新しい世代オタク女は昔ほど酷くはない」と強調しておく
年齢で言えば若くても30代より上の世代の話なので「先輩もやらかしてたんですね」と笑ってあげて欲しい
このエントリはオタク女をバッシングするために書いたものではない
ただ厚顔無恥な連中へ対して当時のことを思い出させようとしているだけだ
あるいは志の低さ、またはプライドの無さ、もしくは社員の厚顔無恥。
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ブックマーク数ってのはこのサービスの根幹じゃねえの?トップページで表示されてるブクマ数と詳細ページでのそれが違うってなんだよ?PC、スマホで切り分けがどうたらとか知らんけど、だったらトップでもそうして数合わせろよ。気持ち悪くないんかね。はてなのエンジニアは。あと、ページ表示されないとかよ。SSL対応だかなんだか復数ページのブクマまとめるとかなんのかんのぐちゃぐちゃなんじゃねーの?一般的にはこういうのバグっていってリリース前に改善するんじゃないの?これで出来上がりって思ってんの? 最初からこんな低レベルならまだわかるよ。でも前はちゃんと表示されてたじゃん。それが、半年か1年前からこのバグ状態だ。ずーーっと、改善される様子もなく。これでOKってこと?全社員的にも?
私だけ?悲しい
上司に追い出しをされた結果、とあるIT企業を休職して1年近くになる。
(個人的に色々思うことがあるので、増田名物の社名リークはしない)
なんども不幸なコミュニケーション上の事故だったと思って反省をしたが、何度考えても、経緯と結果のどちらに軸を置いて判断しても追い出されたという結論にしかならない。自分の言行を過度に暴力的であったと仮定して、自分から見た事実の一切を全て自分に都合の悪いように解釈してようやく不幸な事故だったと結論するしかできない。
予め断りを入れておくが、本件は関係する人によって全く異なった見方になるだろうのは間違いない。人によっては、自分が以下で述べる内容について「よくもいけしゃあしゃあと厚顔無恥な言葉を述べるものだ」と思うだろう。しかし、私は私としてこのように感じた、という趣旨で書く。なにせ1年以上前のことなので記憶も曖昧なので、細部について自分に都合のいいように誇張が入っている点はご容赦願いたい。
当時、自分と当時の直接のチームリーダーにして上司(Aさん)は同じプロジェクトに取り組むことになっていた。
しかし、
などがあり、あまりにもこれは酷いと人事方面に上訴し、自分は7月からは当時のサブリーダーのBさんの下に入ることになったものの、最終的なレポートライン上にはAさんは存在したままだった。
また、Aさんは常に新規商材の開発・開拓を希望していたが、自分はオペレーションの整理が主業務であり、観点の違いから意見が対立することが多々あった。その過程で、自分も非常に強い意見を言ってしまったことに関しては後述の点から後悔している。しかし、少なくとも自分と若干名のチームメンバーとの後に話した認識では、正論ではあるものの言葉遣いについて問題があるようなケースはそれほど多くなかったと聞いている。
他にも
などなど推挙に暇がないが、会社的にはもはや自分は一切の弁明を許されていない模様であったことと、言った結果として何かが覆ることは一切ないのと、言っても無駄としか思えなくなったために言っていないことも多い。何より思い出すだけで心理状況が本当に沈んでしまうので心底厳しいものがある。
その後、特に私に対しては明確な注意も仲裁もないままに半年以上が経過した。
結果に着目した場合、(健康面に関しては、期間の有無が重篤度合いを示す訳ではないので、このような言い方は非常に慎重を期するが)Aさんに健康面を理由に罪をなすりつけられて追い出されたなとしか思えない。
経緯に着目した場合、そもそも一度人事的な抗議を行ったものの、私は終ぞAさんの手駒から離れることはできなかった。結局はどう頑張っても対立軸にしかなかった上、私の言行に問題があるとしても、それについて一切の仲裁も何もなく「いざ問題が起きたので異動させます」というのは、異動が確定するまで泳がされたという印象しかない。
何点かある
戻ったところで、自分は「人を追い込んだ上に自爆して、会社の籍だけ貪る」悪人という評価のままなだろう。
そしてAさんは順調に出世を続けている。今後、Aさんが会社の中では正義であり続けるのだろう。
自分はどうだろうか。戻ったところで、どのような椅子が渡されるのかはわからないし、同僚と話すのが怖い。同僚に何を話しても「お前がこの意見に反対したことで、私の人格を否定された思いだ」などと言われてしまえば、また懲罰が下ることになると思うと、もう何も言えるとは思えない。そもそも自分が取り組んでいた仕事も全て追い出しの前後でキャンセルさせられた。もう何かが残っているとは思えない。
とにかく目標と目的が立てられなくてさ。やりたいことなんて、無くて。ずっと。なりたいものも無くて。
おかねをかせぐ!が目的だったとき楽だった。すごく明確で、わりと最適解がすぐでてくるし。お金さえあれば楽園にいけると思ったんだよ。でもお金稼ぐの、わたしのような無能には結構きびしいんだよね。すごいもん、プレッシャー。普通の人が軽々超えていくハードルを必死で超えてさ。超えちゃったもんだから分相応でない仕事もらえてさ。でも、貧乏でもそれなりに楽しいの知っちゃったら、あえて、必死で稼ぐ意味わかんなくて。仕事は失敗がおそろしくて、苦痛で面倒な、責任と外面のためにあるものになった。
ここは地獄だけど、やり続ければ楽園に近づくんだ!って思ってた。なんとかキャリアは少しつけたからこのまま同じ職種でホッピングしてけば、ちょつとは上がるはずなのよ。おかねは。でも、やり続けたって地獄が地続きに続くだけのようにしか見えない、何年か前から。
やらないよりはマシ!きっとやった先には楽園がある!って思いでとにかくやってきたけど、目標も目的もないと判断基準がゼロだから、なんか、どこにいるのかわからない。先を見据えてってよく言われた。先ってどっちなの?
楽園ってなんだろう。とにかく苦しくないところって答えが出た。あやふや。苦しくないことを色んなパターンを想像したけど、生きてたらきっとずっと苦しいだろうな。そこからもう次の答えが見つからない。
こんなプレッシャーでボロボロになりながら仕事して、金稼いだって、楽しくないんだよ。だって、使い道ないんだもの。ああ、両親の介護費用くらいかな。金があれば金で困りはしなくなるだろうけれど、金があっても人間をやんなきゃならんじゃないですか。
なんでだっけ。なんでやってんだっけ。やりたいことなんか、なんもねぇや。ずっとなんもなかったけど、一時そんなこといったって仕方ないから、見えないフリしてなりふり構わず厚顔無恥と知りながらとにかくやってみたんだけど、やっぱり苦痛だった。ここは地獄だ。どこにいっても、きっと地獄だ。世界を楽しむには私は無能すぎた。
最初はアートに携わってる人の中でも当人の責任を問う声と、公開講座って面と会田誠ってとこからの同情、大学も気をつけるべきではって声で意見分かれてたのに、声デカく現れた、人を傷つける表現はすべきでない、人を傷つける表現に価値はない、芸術ではない、芸術は万人に向けられるもの、人を傷つけない表現は可能なのに派閥によりメディア問わずもの創ってる層が一丸になってハァ?ってなってて、更にそれまで何も言ってなかった層からまで被害訴えた女性への批判意見引き出してて、まさに彼女らの言うセカンドレイプの様相を招いてて何か解りやすい縮図を見てるような気になった
その女性本人でさえ会田誠は否定しないけど大学はちゃんとしろよってスタンスなのに、代弁者のフリで考えなしに、自分では代弁者として弱者の、女性のためにやっていると確信を持って拳振り上げたら逆に総叩きにあって、それがその被害受けたって女性にまで飛び火してるのほんとアレだなって
人を傷つける表現に価値はない、って有名人に噛み付きに行ってお前が今やっとる事なんやって指差されてるのもやばくて笑った
どういう思考回路してんだろうか
主観と客観でものが違うって事を知らないまま生きて来ちゃったのかなって心配になる
それともむしろ逆に共感性が異常に低くて自分が口にする、批判する相手の立場に自身を当て嵌める事が出来ないのかもしれない
だからこそ被害女性とは異なる意見を堂々と代弁してるかのように語る厚顔無恥さを何とも思わないのかもしれない
そういう人たちに限って自称フェミニストだったりするのもまた酷い
アート分野は洋の東西問わず被害側の女性が自分の傷と向き合い表現する場として顕著なものだし、性的な表現も実は女性アーティストに多く見られるもので、それはフェミニズム的な性の開放という面でのものでもあるし、ヴァギナやペニスをモチーフ、インスピレーションにした作品だって有名どころから学生作品までごまんとあるどころかむしろ主要インスピレーションのひとつと言っていいもので、また映画や小説、アメコミやバンドデシネにおいても女性の苦境や逆境、被害やそういう状況を敢えて描く事で啓発を促し、そこから立ち上がった女性を讃えるフェミニズム的表現の作品なんてある意味ひとつのジャンルと言っていい程に存在してるのに、それらをどういう気持ちで否定してんだろうって思う
否定してる気は恐らくないんだろうけど、それなら不必要に分母をデカくするのは自己顕示欲からなのか、自己承認欲求から自分の意見のサイズ感を補強してるのか何なのか
以前同じように人を傷つけるような、差別的な表現はどんな場合でもすべきでない、なんて話見た時も思ったけど自身の想定の偏りに自覚が無いまま、もしくはある一定の層だけを指す自覚はあってもそれを口にする時の表現への無責任さがあまりにもって感じある
人を傷つける表現はすべきでない、と言う事は傷付いた人がその事を、傷付けられた人を他者が代弁的にも表現すべきではないという事にだって繋がるし、価値はないと切り捨てる表現は対象が何であれ傷つけるものだなんて明白で、そこの矛盾に気付かないのはよほど無神経か傲慢かのどちらかに思える
過去批判して非難して闘って権利勝ち得て来たフェミニストに謝罪案件だよ
毒を持った近代芸術やシーレを嫌った毒にも薬にもならないまさに誰も傷つけないであろう絵を描いたヒトラーを引き合いに出す人もいて、実際人を傷つける表現を表現ではない、表現として価値がない、というならホロコーストで、当時何があったかを描く作品も否定されてしまうのだし、自分は正しいと思ってそう言っている辺りもまさにナチス的だなと思う
声でかい一人にプロフィール欄フェミでドイツ好き海外留学したいって書いてる人がいて皮肉過ぎてちょっと笑った
ドイツなんてナチス関連でショックや人の心を抉る事で痕を残して歴史を考えさせるって作品のメッカみたいなとこあるのに
攻撃的で性的で毒のあるアート表現はヨーロッパの方が活発で理解も日本に比べれば市民権もあって公共の場で明らかな性器モチーフの彫刻飾られてる事もあってそういうの知ってるのかな知らないとしたら知ってどう思うんだろうって思う
狂気性をアートで表現する人間がいるだけで本来アートは人を傷つけるものじゃないみたいなリプも見たしやっぱり自身の定義と自分の外のそれの差異の存在を理解以前に認識出来てないのかもしれない
るみ子へ噛み付いたツイートなんかを見ると認知バイアスも入ってるように見える
そういう自分が解ってない、知らない範囲が何であるか自体にさえ自分の理解が及んでいないというか、個人の狭い見識も無知さも罪ではないけどそれを自分の属する年代なり性別なりフェミニストなりのグループ代表として、客観的意見として語るからやばいわけで、実際今回の事でもそういう人は「フェミニスト」という枠で語られ評価されてしまっていて枠ごと敵を増やす結果になっているのを見ているとタイトルのままこういう事なんだな~と何だかどこかで納得してしまった