はてなキーワード: 小見出しとは
(※一部記法 [ ><| ] は変換されてしまうため全角にしてあります)
記法名 | 書式 | 機能 |
---|---|---|
見出し記法 | *~~ | 日記に見出し(h3)を付けます |
時刻付き見出し記法 | *t*~~, *t+1*~~ | 見出しに編集時刻を保存し表示します |
name属性付き見出し記法 | *name*~~ | 見出しに好きな name 属性をつけます |
カテゴリー記法 | *[~~]~~ | 日記にカテゴリーを設定します |
小見出し記法 | **~~ | 日記に小見出し(h4)をつけます |
小々見出し記法 | ***~~ | 日記に小々見出し記法(h5)をつけます |
リスト記法 | -~~, --~~, +~~, ++~~ | リスト(li)を簡単に記述します |
定義リスト記法 | :~~:~~ | 定義リスト(dt)を簡単に記述します |
表組み記法 | | ~~ | ~~ |, |*~~ | ~~ | | 表組み(table)を簡単に記述します |
引用記法 | >> ~~ << | 引用ブロック(blockquote)を簡単に記述します |
pre記法 | >| ~~ |< | 整形したテキストをそのまま表示します(pre) |
スーパーpre記法 | >|| ~~ ||< | 整形したHTMLなどのソースをそのまま表示します(pre) |
スーパーpre記法(シンタックス・ハイライト) | >|ファイルタイプ| ~~ ||< >|??| ~~ ||< | 整形したプログラムのソースコードを色付けして表示します(pre) |
aa記法 | >|aa| ~~ ||< | アスキーアートを簡単にきれいに表示します |
脚注記法 | (( ~~ )) | 日記に脚注を設定します |
続きを読む記法 | ==== | 次の見出しまでその後の日記を「続きを読む」にします |
スーパー続きを読む記法 | ===== | 見出しも含めてその後の内容を「続きを読む」にします |
改行記法 | (連続した空白の行2つ) | 改行(br)を挿入します |
pタグ停止記法 | >< ~~ >< | 自動挿入される p タグを停止します |
tex記法 | [tex:~~] | mimeTeX を使って数式を表示します |
ウクレレ記法 | [uke:~~] | ウクレレのコード譜を表示します |
記法名 | 書式 | 機能 |
---|---|---|
http記法 | http://~~、[http://~~:title]、[http://~~:barcode]、[http://~~:image] | URLへの始まるリンクを簡単に記述します |
mailto記法 | mailto:~~ | メールアドレスへのリンクを簡単に記述します |
niconico記法 | [niconico:sm*******] | ニコニコ動画の再生プレーヤーを表示します |
google記法 | google:~~、google:image:~~、google:news:~~ | Google の検索結果にリンクします |
map記法 | map:x~~y~~(:map)、map:~~、map:t:~~ | Googleマップを表示し、リンクします |
amazon記法 | [amazon:~~] | Amazon の検索結果にリンクします |
wikipedia記法 | [wikipedia:~~] | Wikipediaの記事にリンクします |
自動リンク停止記法 | はてな記法 | はてな記法による自動リンクを停止します |
ヘルプ | 書式 | 機能 |
---|---|---|
「*」や「-」をそのまま行頭に表示する | (行頭に半角の空白をつける) | 行頭で「*」や「-」などをそのまま表示します |
下書き記法 | <!-- ~~ --> | HTMLソースにも表示されない下書き日記を記述します |
表 | 組 | み |
---|---|---|
アスタリスクは | 網かけ・太字 | 下線・中央 |
2列目だけ | 網かけ・太字 | 下線・中央 |
本文((脚注は上手くいかない?))
====
ただし「>」は半角の「>」、「<」は半角の「<」を指す。
-箇条書き(番号なし) -箇条書き(番号なし)2 --箇条書き(番号なし、インデント) --箇条書き(番号なし、インデント)2 +箇条書き(番号あり) +箇条書き(番号あり)2 ++箇条書き(番号あり、インデント) ++箇条書き(番号あり、インデント)2 >> 引用 << |*表|*組|*み| |アスタリスクは|網かけ・太字|下線・中央| |2列目だけ|*網かけ・太字|下線・中央| [http://hatenadiary.g.hatena.ne.jp/keyword/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E8%A8%98%E6%B3%95%E4%B8%80%E8%A6%A7:title=リンク:はてな記法一覧] 本文((脚注は上手くいかない?)) ==== これから下の「続きを読む」も上手くいかない? *見出し **小見出し(区切り線無し) ***小見出し2(フォントサイズ小さくならない?)
Twitterにおける「@username」に近いかもしれない。
記事中のどこかに記事のURLを入れておけば、その記事に対して自動でトラックバックが飛んで、トラックバックツリーが形成される。
ちなみにURLを記事タイトルの欄に入れるのは慣習にすぎないので遵守する必要はない。
はてな記法と少し違う。
はてなダイアリーでは改行2つで空行だが、
↑このように半角スペースを入れることでも空行が作れるが、
これはHTML的に言えば<br />ではなく<p></p>なので微妙に違う。
改行タグを挿入する(改行記法) - はてなダイアリーのヘルプ
はてな記法と同じ。
[http://anond.hatelabo.jp/:title]と書けばページタイトルが取得されて表示される。→はてな匿名ダイアリー
[http://anond.hatelabo.jp/:title=自由なタイトル]と書くこともできる。→自由なタイトル
リンクを簡単に記述する(http記法、mailto記法) - はてなダイアリーのヘルプ
はてな記法と同じ。
>>
オルフェーヴル (Orfevre)は日本の競走馬。 中央競馬史上7頭目のクラシック三冠馬。おもな勝ち鞍は皐月賞、東京優駿、菊花賞(2011年)、宝塚記念(2012年)、有馬記念(2011年、2013年)。馬名はフランス語で「金細工師」(仏:Orfèvre)。
<<
こう書くと、
オルフェーヴル (Orfevre)は日本の競走馬。 中央競馬史上7頭目のクラシック三冠馬。おもな勝ち鞍は皐月賞、東京優駿、菊花賞(2011年)、宝塚記念(2012年)、有馬記念(2011年、2013年)。馬名はフランス語で「金細工師」(仏:Orfèvre)。
こうなる。
引用ブロックを作る(引用記法) - はてなダイアリーのヘルプ
はてな記法と同じ。
|*馬名|*出生年|*獲得賞金|
こう書くと、
馬名 | 出生年 | 獲得賞金 |
---|---|---|
オルフェーヴル | 2008年 | 13億4408万円 |
ディープインパクト | 2002年 | 14億5455万円 |
こうなる。
はてな記法と少し違う。
増田では記事タイトルは別入力なので、「*」ひとつで小見出し記法の扱いになる。
もちろん時刻付き見出し記法は使えない。
小見出しをつける(小見出し記法、小々見出し記法) - はてなダイアリーのヘルプ
記事のタイトルの最初に[今日知った言葉]などと書くとカテゴリーを設定できる。
カテゴリーを設定しておくと、同じカテゴリーの記事を簡単に一覧できる。
使えたり使えなかったりする。
とりあえず、リンクと引用と表組みの使用頻度が高いんじゃないだろうかと思ったので、それ以外の説明は省く。
記事タイトルが長くなると、ちゃんと表示されるかと心配になって、つい「確認する」ボタンを押してしまいがちだが、実は確認画面では長いタイトルはちょん切られてしまう。
「確認する」ボタンを押さずに、そのまま「この内容を登録する」ボタンを押せば、記事タイトルが長大でも省略されずに投稿される。
増田標準のCSSを利用することでいろんなスタイルを使えるが裏ワザみたいなものだからあんまり多用してはいけません。
はてな匿名ダイアリーの標準スタイルシートでデコるバッドノウハウ
増田には連投規制がないので、記事登録時に「この内容を登録する」を連打すると、そのぶんだけ同じ記事が投稿されてしまう。
悪意はなくても、増田が重くなったときなどに投稿が反映されなくて、思わず連打してしまうことがある。
「反応が遅いだけできっと増田に投稿できている」と信じて、登録ボタンを押すのは一回だけに留めよう。
警告なしにぶった切られるので、めちゃくちゃ気合の入った長文記事ほど途中で終わり、
しかも執筆者本人はそれに気付かない、という悲劇が起こったりする。
<> ←ちゃんと表示される。
あなたの夢はどの馬ですか?10;伝説の名馬へ投票もできちゃうスペシャル企画!現時点ではサイレンススズカが単勝1番人気です。10;10;【JRA】スペシャルCM「夢の第11レース」特設サイトを開設します! https://t.co/911dJ2ZP09— (株)中央競馬ピーアール・センター (@JRA_PRC) 2015, 12月 10
増田は実験サービスなので、連投規制もないし、それが実装される予定もない。
はてなは増田なんかロクに見てないので、荒らしやbotが跳梁跋扈していてもBANしてくれる可能性は少ない。
新しいジャンルの本を読むときになるべく負担のかからない読み方を教えるよ。
適応できる本のジャンル:小説以外のすべて(小説にも一応使える)。勉強にも使えるよ。
読者対象:本の読み方が定まってない人ね。
注意事項:
新しいジャンルの本を読むときの話なので、より理解を深めたいときの読み方じゃないよ(深い読み方は省略)。
また、暗記する時の読み方ではなく、理解する時の読み方だよ。
そこまで速読にはならないけど、少ない労力で新しいジャンルを頭に残す読み方だと個人的には思ってるよ。
結論からいうと、その本の構造の把握に心血を注ぐことだよ。これに尽きるよ。
その為には、
1目次と前書きと後書きを熟読して地図を必死にインストールする
2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する
ここの段階ではまだ本文をきちんと追っていかないよ。
新しいジャンルの本を読むときには基本的に気力が必要だよ。気力はリソースだからいつまでも続かないと思っているよ。だから、俺はいかにこの気力を効率的に使うかに腐心してるよ。
新しいジャンルは初見では理解できないところが多い。理解できないものを読み続けるのはかなりの苦痛だよね。かなり細かいので省略するけど、理解のメカニズム的にも全体の構造を把握するのは理にかなっているんだ。だから、理解する為に、まずは全体の構造の把握に全力を注ぐべきなんだ。具体的には、目次をコピーして、目次と前書きと後書きとまとめらへんを熟読する。その際に、「この本はどういう構造になっているのか、どれとどれが関連するのか」の把握に1時間弱くらい掛けるよ。割く時間は本のレベルによるけどね。これならどこを読めばいいのかが明確になって気力の無駄遣いにならない。
マリオカートでいうと、コース全体の地図を見ながら、どこにアイテムがあるのか、どこで分岐するのか、道が細いのか広いのか、曲がるのかストレートなのか、落ちそうなのかどうかをざっくり頭にインストールする作業だよ。こんなことやっているひとはそんなにいないと思うけどね。
この全体像を把握するときのポイントとしては、裏道を探すことだよ。 目次の章をまたいで「ここがわかるならここもわかるようになります(関連しています)」というふうに筆者が言っているなら、欠かさずコピーした目次に書き込んでおくよ。
これは例えるならマリオカートのコースのショートカットみたいなもんだね。コース(地図)を理解してるやつはショートカットできるけど、理解してないやつはショートカットできないよね。そんな感じ。
ここから本文をきちんと追っていくよ。
重要なのは、本論に入ってからも、「今何の話をしているのか」を常に把握しながら読むことだよ。目次のコピーを片手にね。例えば、英語の本を読んでいるのなら、「今は1部「英文法」の中の2章の「中学一年生」の3節の「三単元のs」の話をしているんだな」という認識をすることだよ。これをやってないと何言っているのかがわからなくなるから注意してね。
マリオカートでいうと、コース全体を思い出しながら、「確かここにアイテムがあるんだよな」、「ここで分岐するのか」、「ここは道が細いんだっけ」、「ここは道が曲がってるんだっけ」、「ここって落ちるところだよな」「そうそう、ここ裏道あるんだったよな」というのを実際に確認する作業だよ。(こんなこと略)
頑張ってもわからないのなら、それはまだ読むところじゃないよ。躍起になって読むと何がいけないかって、2つあるんだけど、一つは「地図を放り投げて(全体への位置づけがわからなくなって)その文章と格闘しがち」になること、二つ目は「気力を使うこと」。大人しくチェックつけて前に進もう。
マリオカートなら、練習すべきは走れないところ。だけど、それは全体が見れるようになってから。
初心者がコースの特定の箇所を練習しないのと一緒。気力は有限だから、まずは地図を覚えてコースの全体像を把握すること。
その本の構造の把握に心血を注ぐこと。
その為には、
1目次と前書きと後書きを熟読して地図を必死にインストールする
2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する
そもそもの話、新しいジャンルなんだからわからないところがあるのは当然だし、すべてわかるのであればその本は読む必要がないよね。わかりたいのであれば、何回も読む必要が有るんだけど、何回も読むためにはご利益がないといかんよね。そして(小説を除いて)「この本を読むメリット」は後書きに書いてあることが多いよ。
それじゃあメリットを書こう。
これを真面目にやると何がいいって、かけた労力の割には頭に残ってることだよ。新書だったら二三時間くらいで話の流れを記憶/理解することができるよ。一回読んだだけでそれなりに記憶に残って、人に内容の大筋を構造的に話すくらいにはなるから、読み返すときも楽になる。結構おすすめだと思うんだけどな。
それと、これも本と同じように目次とはじめとおわりをつけておいたから、実際にやってみるといいよ。
kindleだと、実際の目次の詳細に俺はマーカーを引いてすぐに参照できるようにしてるよ。一応kindleも目次機能は付いているけど、ざっくりとしか表示されないからね。目次は小見出しまでみれるべき。
それとそこまでおれはマリカーは好きではないよ。なんとなく思いついただけ。
だっけ?
何ということでしょう! 小保方さんの博士論文の序論の部分はNIHの"Stem Cell Basics: Introduction"のコピペですね。difff《デュフフ》による比較:
http://stemcells.nih.gov/info/basics/pages/basics1.aspx
では、
となっている小見出しが、
博士論文Obokata, H. (2011) Ph.D. thesis, pp.1-22では、
A. Establish of embryonic stem cells grown in the laboratory
というふうに、少し改変して使っているようだ。
つまり「B. How are」を「A. Establish of」にわざわざ変えて、
"Establish" を名詞として扱っている。
でも、
Establishの名詞はEstablishmentと高校の英語で習うと思うんだけど。
http://wiki.answers.com/Q/Is_establish_a_noun#slide=2
分野によっては、高校レベル以下の英語力でもハーバードでやっていけるということなのかな?
それとも、
Establishを名詞として使う用法があるんだろうか。
使うと馬鹿だと思われるネット用語(2014年版) - Hagex-day info
相手や事象を攻撃するのに便利だけれど、使うと思考停止してしまう恐ろしい言葉があります。ネットをうろうろしていると、よく見かけますが、書いている人は馬鹿にしか見えないという……恐怖のキーワードですね。怖いですね〜、ホラーですね〜(淀川長治風)。私もうっかり使ってしまいそうなので、注意のためまとめてみました。
という記事でHagexは「マスゴミ」などの言葉を槍玉に挙げているのだが、それはいいとして、同記事内で
・放射能
「ああ放射能が怖い、ああ放射能が怖い~ え、正確には放射線だろって? 馬鹿野郎!! そんな発言をするとはさては東電の手先だな~ 国民の敵め!!」
放射線は怖いですね。直接浴びなくても、その存在だけで、人を狂わせて思考停止にさせてしまう。政治が悪いのも、童貞なのも、夫の稼ぎが悪いのもすべて放射能が悪い。
→放射脳 - Togetterまとめ
とサラッと「放射脳 - Togetterまとめ」にリンクが貼られていて驚く。「放射能」は無しで「放射脳」はありなの?
ブックマークのコメントを見たら、「放射脳」ならわかるが、「放射能」じゃ範囲広すぎだよ。
とか「放射能」は別に間違った用法ではないけども。まあ最近は「放射脳放射脳」騒いでる事自体がウザくなりつつあるような。
といった指摘の他に、こういうのもあった。
ayanolog 3つ目の小見出しは「放射『脳』」ではないかと。「池沼」は知らなかったけど検索してすごく嫌な気持ちに……
sqrt 見出しtypoしてますよ・放射能→・放射脳/あと、本来は一般語のはずなのにネットではなぜか残念な人しか使わない用語リスト→馬脚を現す、語るに落ちる、総括、論破
なるほど。実は私も最初に記事を読んだとき見出しのタイプミスを疑った。そこでとりあえず「hagex 放射脳」でGoogle検索してみたところ(以下強調筆者)
やっぱりキチガイ放射脳が言ってることはデマじゃん! と思いきや、実際にこの件について沖縄県庁に電話をかけている人がおり、その内容がブログに書かれていた。
東京電力さんは、放射脳対策もきちんとして欲しいね。え、ますます放射脳の人がダメになる!?
素で「放射脳」って使ってる…。(ドン引きした。ブログ内検索を見るともう本当に使いまくってて笑える。)
断っておくが、私は原発の話題については一切意見するつもりがない。もし仮にだけど、Hagexの主張が「マスコミはゴミじゃないからマスゴミって呼ぶやつはバカだけど、放射脳はいわば放射能に脳が侵食されたクズ野郎である、したがって放射脳と呼んで差し支えない」みたいな感じだったら、是非はともかく立場として一貫してはいる以上私が口を差し挟むことは無かったろう。でも、冒頭に書かれている通り相手や事象を攻撃するのに便利だけれど、使うと思考停止してしまう恐ろしい言葉
を批判している一方で「放射脳」とか使っちゃうのは、明らかにアウトでしょ…。
以前から感じていたんだけど、Hagexって周囲の空気を読んで安全に馬鹿にできるものを馬鹿にしているだけだよね。「ステマ」とか「マスゴミ」みたいな用語を槍玉に挙げているが、こういうのは既に多くのウォッチャーに馬鹿にされているから、Hagexも追従してちゃんと馬鹿にする。でも、「放射脳」はたまたまそうではなかったから使ってしまったのであろう。
(しかし、私もうっかり使ってしまいそうなので、注意のためまとめてみました
とか序文に書いてたけど、ウォッチャーであるHagexが「ステマ」とか「マスゴミ」なんて言葉を「うっかり使う」訳は絶対ないのに、「注意のため」とか言っちゃう嫌らしさといったらないね。注意のためというなら、そんな言葉よりも、自分が平時使ってる言葉にこそ注意を払うことが重要であろうに、そういう殊勝な心がけはHagexにはないのが「放射脳」の一単語で丸わかりである。)
他にも例えば、乙武氏がイタリアンレストランに入店拒否されたことをツイートした件で炎上したときには
乙武氏のブログ記事を読むと浮気をしていたとしか思えない件について
うーん、既婚男性が妻じゃない女性と銀座の隠れ家的なワインバーで、二人っきりで食事。しかもスーツで、いつもいるスタッフがいない。
どーみても、「浮気をしている」としか思えないのは、私だけでしょうか?(小町話法)。浮気相手が泣かされたので、いつも以上に激高したのでは……とゲスパーしてしまいます。
なんてゲスなことを書いていた(ついでに言うと、その3週間後にも乙武さんの謝罪エントリーに赤を入れてみた(読売新聞記事編)なんてゲスな記事を上げて例のイタリアンレストラン騒動の同伴者とされる女性の名前がネットにあがってるけど、あれは本当かどうか気になります。
とか書いていた)癖、1ヶ月程後、炎上した岩手県議が自殺したときには
私もこの日記でいろいろと書いてるけど、ターゲットが「自殺」したらどうなるか? はいつも考えている。ネットでは大言壮語だけどガラスのようなハートを持った人もいるので、個人的には気を使っている。しかし、そこまで配慮しても相手が死んだら、どうするのか? 私に責任はあるのか、ないのか? 訴えられるのか? 謝罪すべきなのか、ブログを閉鎖するか、すべておいて逃げるのか???
正解はないけど、いろいろと考えてしまう。
今回県議を叩いていた人は、「Twitterやブログ、Facebookなどでの自分の発言が原因で自殺したかもしれない」と、ぜひ考えてほしい。
誤解してほしくないのは「相手が死ぬかもしれないから、ネットで攻撃をするのはやめよう!」というのではなく、「ネットの攻撃で簡単に相手が死んでしまう」という危険性を実感してほしい。
などと県議を叩いていた人を啓蒙する側に回ったりするのも、1ヶ月前の言動と併せて見ると、周囲の(県議の自殺によって生じた)空気を読んでそうしたようにしか見えなかった。後のエントリで「危険性を知って入れば何をしてもよい、ただし責任がともなう」的なニュアンスで書いた
と主張している(私もそのように読んだし、その内容自体に特に反論するつもりはない)が、じゃあ乙武氏を「ゲスパー」で叩いたとき自身の責任をどう考えていたのか、あのエントリーのどこにどう「気を使って」いたのか、是非教えてもらいたいものだ。
コンテンツマーケティングの名の下に、雑な記事が増えてないかい?
ネットでちょっと調べて、要点をまとめて小見出しを付けただけのようなエントリー。
それっぽい画像をアイキャッチにして、「○○をするための5つのコツ」だとかなんとか。
「コンテンツマーケティングだ」「インバウンドマーケティングだ」とかけ声よろしく、
中途半端な流入稼ぎなのか提案時の取り組み実績紹介なのかしらないけれど、
「これからはコンテンツですよ」としたり顔でやっている。「ソーシャルと掛け合わせて」とか。
でも内容が薄い。
もしくは古い。
もしくは間違っている。
で、あなたたちはどういったことをしてくれるのですかと聞けば、
でも、実のところは、CMSを入れましょう、ツールを入れましょう、だけ。
「コンテンツはがんばって週2回は書いてください」と放り投げ。
それはこちらの課題なのでそのとおりですが、あまりにも、ねえ。
「パパvs思春期の娘! 父娘がうまくコミュニケーションを取るコツ7つ」
ツイッターでの評判はどうかと言うと……
「クソキモい^▽^」
「これが普通に記事として公開されてるのにびっくりです…この方、アウトですよね…」
「そこまでしてコミュニケーションとりたいのかな。年頃ならむしろ距離感とったほうがいいんじゃないの?」
「ウェイ学生が子供作るとヤリサー感覚で娘に手を出すのか……勉強になるなぁ……」
「舌打ちしたり罵倒されたりするような父娘関係がこんな気味悪い行為で真逆になるかい。このライター、娘なんていないんじゃないの?」
「これ釣りじゃなくてガチ記事だと思うんだけど、ホントどうかしてるぜ。救えない気持ち悪さ」
「ふと思ったんだけど、日本には「恋人」じゃない異性との良好な付き合い方のメソッドがないんじゃないだろうか」
……とまあ大好評です。
書いたのは潮凪洋介という人。エッセイスト・講演家で現在、株式会社ハートランド代表取締役。早稲田大(社)卒、だそうです。
では具体的に内容を見てみましょう。
かつては「パパ~」と走り寄ってきたり、「一緒にお風呂はいろう~」と可愛らしかった娘。しかし、思春期になると別人のようになってしまうものです。
私もその経験者です。すれ違っただけで「チッ!」と舌打ちされたり、「臭い」「キモい」「うざい」と罵声をあびせかけられたこともありました。成長を喜ぶ気持ちを帳消しにしてしまうほどの哀愁を、つい最近まで背負っていました。
しかし、いくつかの方法を駆使することで、それは少しづつ改善されていきました。意気消沈することも少なくなっていったのです。
今回は、実際に効果のあった7つの方法をご紹介したいと思います。題して、「思春期の娘と良好なコミュニケーションをとる8つの方法」。それではさっそくいってみましょう。ご参考にして頂ければ幸いです。
「7つの方法をご紹介」なのに直後に「8つの方法」になっていますが原文のままです。
さて、潮凪洋介氏の実体験に基づいているその方法とはどんなものでしょうか?
娘が何か話しはじめたら、テレビから目をそらし、しっかりその話を聞くことです。せっかくのチャンスをみすみす逃してはいけません。肯定的に頷き、ときに笑い、しっかりとしたリアクションをとりましょう。「話を聞いてくれる父」という印象を与えることで、娘さんが少しづつ心を開いてくれる可能性が高まります。私たちは意外に娘の話に上の空なのです。
ー(2)学校の噂話には「同級生目線」で乗っかる――正論は言わない
学校で起こったことを娘が話しはじめたら、同じ生徒目線で聞いてあげてください。できるなら一緒になって少しだけ“悪ふざけ”してあげましょう。親という立場上、すぐに「ちゃんとしなさい」などと正論を言ってしまいがちです。しかし、それではたちまち心を閉ざされてしまいます。ここは学生時代に戻って、“あいのり”してあげましょう。これにより、「共感力」のある父であることを印象づけられます。
「うざい、きもい」と罵る娘が学校の噂話なんてするか?という疑問がわきます。
ー(3)部活による筋肉疲労を和らげるマッサージをしてあげる――快感を覚えさせる
これは、運動部に所属している娘さんとの関係を良好にする最強スキンシップテクです。筋肉疲労のふくらはぎや、足の裏などをマッサージしてあげればよいのです。そのうち、「今日、パパの部屋で寝る! マッサージして!」などと言い寄ってくるようになります。運動部の娘なら、ほぼ100%喜びます。もちろん、会話を楽しみながらマッサージをしてあげてください。
小見出しからして破壊力抜群なの来ました。近づくのも嫌がられるのにマッサージなんてセクハラでしかありません。「快感を覚えさせる」「パパの部屋で寝る!と言い寄ってくる」という、娘を性的な目で見ているとしか思えない表現がおぞましさを倍増させています。
ー(4)10代のファッション誌を一緒に見る――ぺらぺらめくれば寄ってくる
娘が購読しているファッション誌をペラペラめくり、「へ~」と言っているだけで、数分後、娘の方から話しかけてきます。さらに、「このモデルかわいいね」などコメントすれば、「え〜私はこの子のほうが好き」などと会話が生まれます。自然なコミュニケーションが生むテクニックです。
父親が自分の読んでいる10代の女性向けファッション誌を見ていたら「何勝手に見てんの!」と言って取り上げると思います。
ー(5)「パパは体が固いんだよね」といって弱音を吐いてみる――優越感を与える
あえて、娘の目の前で柔軟体操をやってみてください。「いてて、体が固いなあ~」とつぶやくうち、娘が近寄ってきます。そして、「ほら、私なんか!! 柔らかいでしょ」と父親の前で優越感に浸ろうとします。これをコミュニケーションの糸口にします。反応がないときは、「○○ちゃんも体固いのか?」などと軽いジャブを。負けず嫌いな子なら近寄ってきて、「ほら! パパより柔らかいよ」と前屈を見せてくれるはずです。
さきのファッション誌の話もそうですが、この娘は父親の狙い通りよく近寄ってきますね。
ー(6)一緒にボートに乗る――父に「頼らざるを得ないシチュエーション」をつくる
父親に頼らざるを得ないレジャーに誘い出すという作戦です。おすすめなのが、「手漕ぎボート」。船上では娘は父に命を託すことになります。有無を言わさず信頼関係が復活するのです。我が家も「カヌー」で試しましたが、この日ばかりは妻よりも私のほうが需要が高い1日となりました。
そのシチュエーションに娘がのってこない場合はどうすればいいんでしょうか。
ー(7)夜に一緒にコンビニまでジュースやお菓子を買いに行く―――付き添いで一体感
冷蔵庫のジュースがなくなった夜がチャンスです。コンビニに一緒にジュースを買いに行ってあげましょう。夜道に少女が一人歩きするのは危険だから。そんな名目で付き添います。コンビニでは100円くらいのお菓子も買ってあげましょう。月明かりの下、和やかに会話が弾みます。
最近はジュースがなくなったくらいで少女が夜中に買い物に行くんですね。コンビニもほとんど普及していかなった時代に田舎で育った私には考えられない環境です。しかも父親がジュースばかりかお菓子まで買い与えるとは、潮凪家の娘さんの健康が心配です。それはさておき、実際に付き添おうとしたら「ついてくんな」と言われるのが関の山だと思います。
さて、いかがでしたか?
「そんなにがんばらなくちゃいけないの?」そのように思った方もいるでしょう。でも、これは「やったが勝ち」です。人生が何倍も楽しくなるのですから、それはもう勝者といっても過言ではありませんね。
さて、それはそうとこの間合い、なんだか懐かしくありませんか? そうです。これは独身時代、女性の気持ちをふり向かせるときの、“あの間合い”ととても似ていますよね。なんらかの「きっかけ」さえ掴めば、そこから突破口が広がる。それは娘でも同じことです。
タッチポイントは違いますが、女性の心に魔法をかけて自分の土俵にいざなう――その点では恋愛となんら変わりありません。プレイボーイに戻って、娘の気持ちを鷲掴みにしてしまいましょう。
七つの項目でかなりお腹一杯になったのに、デザートに巨大パフェか出てきました。堂々と「娘と恋愛感覚で接しろ」と公言しちゃってます。完全にアウトです。この記事を読んだお父さんたちが嫌がる娘に無理矢理マッサージしようとしたりしないことを祈ります。
まずはじめに断っておくがこれは何も虚構新聞みたいなくだらないネタではない。
俺はあの手の誰も徳をしない、内輪ネタのマスターベーションが大嫌いな人間だという事をご理解願う。
そしてあなたが今日、ここを見ているという事は少なからず大日本帝国が掲げた戦略から見ても無視は出来ないはずだ。
大日本帝国は同じ島国の大英帝国が全世界の三分の一を植民地化したケーススタディをお手本に海南の支配という戦略を企てた。
しかし、その戦略はシーレーンに対する見識の甘さ、ロジスティクスをおろそかにした見識の甘さによって失敗した。
海戦当時、兵器ではドイツのジェット機、Uボート、日本の大鑑、零戦、空母などどれをとっても、兵器の近代化という点では枢軸国が有利だった。
ロンメル、三川 軍一など優れた作戦を遂行する指揮官も枢軸国には存在した。
マッカーサー、パットンなど連合国側の指揮官は決して優秀ではなかった。
これ以上、大東亜戦争の話しをすると長くなるし軍オタから色々と細かい意見を述べられるので割愛させて戴く。
今日、俺がいいたい事はたった1つ!
どこの誰がいったのかよく分からんが小見出しの言葉は俺の祖父の事をよく表している。
祖父はきっとインパール作戦の最中、今が最悪の状態だ。と心の中で思っただろう。
弾薬は底をつき、食料はなくなり、体力の弱った兵士を伝染病が襲う。
機関銃と火炎放射器で攻めてくるイギリス軍に雨で錆びた銃剣ひとつで勇敢に向かっていく兵隊。
この頃、日本はインド、シンガポールにおける制空権を完全に失っているので容赦ない空爆もうける。
平和ボケしている今のあなたがたには想像すら出来ない地獄絵図を、生前に祖父が語っていた。
その地獄絵図の話しを祖父は何故か、私にしかしなかった。父も兄もそんな話し聞いた事が無いという。
おそらく日の丸を背負って戦った兵隊の誇りがあるから祖父は他言しなかったのだろう。
大本営から退却命令が出てインパールから帰ってきたという事実は、けっして誇れるものではなかったのだと思う。
ではなぜ、祖父は私にインパール作戦の話しをしたのか?それは私が3才の時に戦争の話しを根掘り葉掘り聞いたからだ。
「かわいそうなぞう」という絵本を読んだ3才の私は戦争に対する好奇心が止められなかったのだ。
当時の私の好奇心といったら夜9時からはじまるドラマ「毎度おさわがせします」と「戦争」この2つしかなった。
兄が寝てる横の部屋で母と一緒にテレビの音量を下げて「毎度おさわがせします」を楽しく見ていたもんだ。
祖父は祖父で俺がまだ3才だからと油断してインパール作戦の事をぺらぺら喋ったのだと思う。
インパール作戦の地獄から生きて帰ってきた祖父の命を奪ったのは餅だった。サ●ウの切り餅
祖父はきっとインパール作戦当時、今が最悪の状態だと思ったに違いない。
しかし本当に最悪の状態というのは餅を喉に詰まらせて脳に酸素が供給されなくなり意識が朦朧としてきた時だった。
毎年、この時期になると祖父の事を思い出す。
自動車産業が抱える問題って、現在の日本の置かれた状況を象徴するものだよなぁ、と思い、少し掘り下げて考えてみた。「推測」と書いたのは、バックデータ・統計資料にわざわざ時間をかけてあたる暇はないので、状況証拠だけで考えていくということだ。暇な人、もしくは自動車産業関係者のマーケターの方、もしくはマクロ経済の専門家様、データを元にこの推測、といいますか仮説を検証してみてくださいませ。
「自動車の国内市場規模は縮小の一途。特に若者がクルマに興味を持ってくれない。」というのが、業界的に広く共有された悩みのよう。その典型的な事象の捉え方が痛いニュースのこの記事。
痛いニュース(ノ∀`) : “若者、車離れ” 日本国内で車売れない…トヨタ、本気でアイデア募集 - ライブドアブログ
この2ちゃんねるまとめブログで、板の題材として選ばれている記事がこれ。
国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集 (1/2) : J-CASTニュース
ま、痛いニュースとJ-CASTなので、、、、、でも、こういうメディアって、一般的な状況の捉えられ方やルサンチマン的なストレスを推し量るには本当に都合がいい。でもJ-CASTの元記事にはファクトデータも載っている。ちょっと引用してみると、
国内での販売は2年連続の減少だ。ダイハツ工業、日野自動車を含めたトヨタグループ販売は前期比同4%減の227万台と、米国販売との差が広がる一方だ。国内市場全体の落ち込みより減少幅が小さかったため、トヨタのシェア(軽自動車除く)は過去最高の45.8%まで上昇したが、トヨタ車単独で11万台の減では、シェア上昇も手離しで喜べない。
国内の自動車需要(全需)は、2006年度の軽を除いた日本国内の新車販売は前年度比8.3%減の358万台と、29年ぶりの低水準だ。登録車市場の低迷の原因としては、経済性や実用性を求めて軽自動車に人気が移っている影響とされてきた。しかし、軽を加えても同4.1%減の561万台であり、国内市場全体が収縮していることが鮮明になっている。
要は、
ってこと。ちなみにこの元記事は1997年という4年前のもの。
で、その対策として当時のトヨタは、
トヨタは06年末に社内横断的なチームを立ち上げ、国内低迷脱却のアイデアを懸命に探り始めた。
対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。
少子化対策は政府でも有効策を打ち出せていない難題中の難問だ。それでも、トヨタの渡辺捷昭社長は「国内市場を活性化するためには、何よりも市場創造型のいい商品を投入することだ。地域の活性化を含めて、いろんな手を打っていきたい」と、社内チームの試みに大きな期待を寄せている。
というわけで、「国内市場をどうにか活性化させるための手を打ちたいと考え、具体的なアクションを起こしている」というメッセージを打ち出したわけですね。
それに対して2ちゃんねる側の反応はだいたい2分されていて、
となっている。
で、このあと2010年になってどうなったかというと、、、、市場動向、トヨタの対応、そしてネット民wの反応がツンダオワタ情報にまとめられている。(本当は産経新聞の元記事URLを引きたかったのだが、既に削除済み。というわけで、元記事の存在証明はないところはご容赦を。(だから、論文とかでは、データとしては使えないなぁ、、、増田で使うのが精一杯。)
豊田社長「マスコミは若者の車離れと言うが、離れているのは私達メーカーではないのか」 - ツンダオワタ情報
まずはトヨタがどのような手を売ったのかというと、、
トヨタは今年1月に「スポーツ車両統括部」を立ち上げ、スポーツカーの企画や開発に関する最終権限を経営陣から現場に移譲。スポーツカーの復活とともに、走る楽しみを演出する複数の
プロジェクトが始動している。足回りの良さにこだわった特別仕様車を相次ぎ発売。4人乗りで世界最小の「iQ」6速MT搭載限定車は予約開始から1週間で完売。
9月3日。強い日差しの下、静岡県小山町の富士スピードウェイで、1台のスポーツカーが強烈なエンジン音を響かせていた。12月から世界限定500台で販売が予定されている高級
スポーツカー「レクサスLFA」(価格3750万円)。報道関係者らを対象にした試乗会が行われていた。LFAの最高時速は325キロだが、この日は1周4.5キロのコースを約2分で駆け抜けた。「ハンドルを握ったときにドキドキ、ワクワクするクルマをつくりたい」自らレースにも参戦する豊田社長は常にこう言い続けてきた。
つまり、
のようにスポーツカーに活路を見出そうとしているよう。
でも、その結果は、、、、「文中の」ファクトデータを洗ってみると、、
クルマが売れない。昨年の国内新車販売台数は約460万台と、ピーク時(平成2年)の6割程度にまで縮小している。景気低迷が一因だが、一般的には若者のクルマ離れが最大の理由とされている。調査によると、大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(20年度)と、40~50歳代が大学生だった当時の7位から大きく後退している。
要は、
ということ。ただし、MTのiQは限定台数を売り尽くしたし、Wikipediaの記述を見るかぎり、LFXもきちんと台数は捌けているよう。要は、「作ったクルマはちゃんと売れたけど、市場全体の構造を変えるまでに至っていない」ってことですね。それに対するネット民wの反応は、1997年の痛いニュースから、全く変わっていないというのも面白いところだ。
結局のところ、市場の縮小は人口減少トレンド下では不可避。でも、せめて若年層にクルマを運転する楽しみを知ってもらい、高付加価値のクルマを継続して買ってもらえるようにすることで、市場構造の問題を少しでも緩和したい、っていうところだと思われます。少なくとも、ここまでに取り上げた情報ソースからすると、、、、ですが。
まず、「若者」という括りに対してツッコミがあるというのは、甘んじて受け入れよう。というか、全面的に納得せざるを得ない。で、話を単純化するために、母集団を「大学生」という括りに絞ってみることにする。大学進学率が上昇し、それによって「大学生」という母集団の性質が変化したという点については、「なぜ大学進学率が50%を超えたのか? -大学進学人口と大学数との関連-」という小樽商科大学の学報掲載記事をご覧いただければ一目瞭然。(ああ、やっと真っ当なデータリソースを挙げることができた、、、ホッ。)
であれば、「大学生」よりも、より限定した形で母集団を設定しなければ、まともな時系列比較ができない、ということになる。でも、そんな統計はまともに存在しないだろうなぁ、、、、ということで、ここからは、私の実感という超主観的な状況証拠を絡めてで話を進めたい。私は30代半ばで、某都心から50kmくらいにある某大学を職場とする人間だ。で、自分の周りがみんな全くクルマに興味がないかというと、そんなことはない。R32スカイラインをシートを始めとしてひたすら改造しながら乗っている先輩、フランス製オープンカーに乗る後輩、馬鹿でかいアメリカ製SUVで駅まで送ってくれた後輩、、、、普通にいる。しかし、キャンパスの周りが整備され、駐車場の確保が難しくなったなどの事情もあるのだろうが、昔はその存在を確認できた30万円で買った中古車で大学に通い、金はなくともバス/電車という公共交通機関の利用を忌避するタイプの層は、ほとんど見ることができない。つまり、エンスー、とまではいわないかもいれないが、クルマに対しそれなりのお金を費やししている層は昔も今も、少数ながら存在していて、がんばってクルマに乗ろうという層がいなくなったということになるだろう。
30万円の中古車というと、当時の車種で具体的に言えば、10年オチのファミリアハッチバックとか、カローラⅡとかですな。当然乗り心地は良くないし、内装はパットしないし、、、でも、なぜわざわざそんなクルマを乗り回していたかというと、一番大きな理由は「クルマが無ければ不便だった」ということではないかと思うのですよ。この15年ほどで、私鉄や地下鉄の延長、新規路線開業は相次いだし、JRも湘南新宿ラインなどの直通電車をバンバン投入した。職場近辺は、15年ほど前までは、各駅停車しか止まらない私鉄の駅までバスで15分。都心に行くには2時間じゃ利かないという状況だった。かつ周囲には自動車工場と関連施設、更には清掃工場とかしかない、街だったわけで、、、、そりゃ、がんばってバイトして、クルマ買うよなぁ。逆に言えば、今となっては、無理してバイトしなきゃ手に入らないならクルマなんて買わずに、大学が斡旋してくれるUQ Wimaxのルータでも買って、電車の中で課題をこなしている方がよっぽど効率的だ。
これと同じ状況が広く各大学で生じている。また、首都圏・関西圏のいたる大学で、文系を中心に、バブル期に都心から30〜50km圏に新たに取得した土地に移転させた学部を、都心部の本部キャンパスに戻すというプロジェクトが進められている。というわけで、大学生の多くがクルマに乗らなくなるのは必然、というべき状況なのだ。
"Fun to Drive"というのは80年代〜90年代(だったかな?)にトヨタが掲げていたコーポレートスローガン、というかキャッチコピー。今あらためて読んでみると、いいキャッチコピーだなぁと。クルマを運転するのはやっぱり楽しいと思う。車高の低い、重心の位置が決まっているクルマって、運転技術が下手な人間でも、走らせるとむちゃくちゃ楽しい。(助手席に乗る人はたまったものじゃないわけだけれど、、、)研究者の職場というのは、普通のホワイトカラーと比べて圧倒的に交通の不便な場所に設置されていることが多い。大学しかり、企業や行政立の研究所しかり。将来的にそういった職場で、ある程度の期間働くことになったとしても、個人的にはクルマで通勤するのはできるだけ避けたいと思う。だって、遅刻の心配しながら朝必死に高速を飛ばしたり、長時間デスクワークした疲れた体で夜道を長時間かけて走って帰宅なんてしたくないじゃあないですか。しかも、クルマに乗っている限り、酒が飲めないというオチまでついてくる。正直、Fun to Driveを実感するきっかけが、自分に巡ってくる機会なんてめったにない。
タイトな仕事に従事する層が通勤でFun to Driveを感じるというのはかなり厳しい。逆に言えば、サボってもいい授業を沢山履修していたり、帰り道にドライブデートする機会が多い学生というのは、Fun to Driveを感じるのにものすごく最適化された生活をしているのだろう。もちろん、クルマで通うことが正当化されるような大学に通っている場合に限るわけだけれど、、、、
それ以外では、「もともと自宅に乗っていて楽しいタイプのクルマがあって」「工場勤務で工場隣接の寮に住んでいるから平日は閉じ込められている。近所にろくに店もないから、週末はクルマで遠出するのが趣味。店がないということは、そもそも他にお金の使い道もないし、、、」という人くらいなのではないかと思いますよ。
まあそれでも、ものづくりニッポンの文化として、モータリゼーションは浸透し続けるべきだし、それは可能だとおっしゃる向きもあるだろう。であれば、自動車文化先進国といわれるヨーロッパの状況を見てみたい。
ヨーロッパに行くと、日本ではあまりお目にかかれないブランドのクルマをよく見かける。SKODA、SEAT、そして90年代には多少日本にも乗っている人がいたけれど、、、的なOPEL、LANCIAなどもまだまだ現役だ。注目したいのはSKODAとSEAT。この2つのブランドはAudi同様VOLKS WAGENの一ブランドなのである。SKODAはもともとチェコ、SEATはスペインのメーカー。それぞれVWによって買収され、現在は中〜低価格帯のラインナップを担っている。逆にVWの高級ラインがAudi。VWは、ヨーロッパで最も販売台数が多い自動車メーカーだ。ACEA - European Automobile Manufacturers' Associationの、Year 2011 by manufacturer and by vehicle category (Enlarged Europe) <※注1:エクセルファイルへのリンクです, 注2:1月〜8月までの数値>によると、メーカーとしてのシェアは23.2%。で、問題は23.2%の内訳だ。VWブランドは全体の12.3%。高級ラインのAudiは全体の5.0%、SEATが2.3%、SKODAが3.6%である。VWはフェートンやトゥアレグなどの高級車(というか、実質中身はAudi A8・Q7ね、、、)はあれど、代数的にはごく一部だろうから、23.2%のうち、15%くらいはBセグメント以下の中小型車と推測できる。そしてVWグループの低価格帯のクルマにスポーツカーは極少数だし、Golfにしても他の車種にしても、ホットバージョンのグレードは売上のほんの少しだろう。
一方、スポーツブランド、エンスーな人御用達ブランドはというと、、、ALFA ROMEOで1.0%、PORSCHEで0.3%。ボンドカーASTON MARTINもヨーロッパでは8ヶ月間で1,664台(0.0180630955651735%)しか売れていない。(これだけ売れれば十分か、、、?)ちなみにみんな大好きフェラーリは、FIATグループの中でもその他扱いされていて、数値が出されていない。っていうか、その程度のもの。ヨーロッパは階級社会が未だに色濃く残る社会なので、先祖代々馬車に乗っているような人たちが、相変わらず週末の嗜みとしてポルシェやフェラーリ、はたまたブガッティやランボルギーニなどのカロッツェリアがリリースする少数生産の高級車に乗っているのだろう。ということは、ですよ。日本においてエンスー車のみをひたすら取り上げていたCar GraphicやNaviのような雑誌がそこそこ売れ、地方自治体立の図書館に配架され、なおかつテレビ朝日系で番組まであったというのは、どう考えてもおかしい事態、なわけですね。
というと、やっぱり車の運転が「好き」っていう人はそんなにいるように思えない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの時代から、若者の憧れはSUVだったし、トヨタがアメリカの若年層を攻略するために導入したサイオンだって、ラインナップはxB(日本名Bb)、xD(日本名ist)だし。アメリカ市場といえば、、、のホンダの戦略車種だって、ELEMENTやCR-VにMDX。ようは、SUVをカリフォルニアサーフカルチャーに振るか、ニューヨークのヒップホップカルチャーに振るか、はたまた高級志向に走るかしか、手はなかったわけで、、、、
経済成長期というのは、来年は今年よりも所得が増える人が沢山いるという状態のことだ。経済的に余裕が出来てくると、多くの人間が考えるのは生活の質的向上を図ろうというものだ。その結果、未知の様々な趣味にお金と時間を突っ込んで見ることとなる(これ、現在の中国沿海部がちょうどそういう状態)。そういった状況下で、日本のメーカーはレビン/トレノ、MR-2、CR-X、ユーノスロードスター、FTOなど低価格でかなり走りが楽しめるスポーツカーを量産してしまうことに成功してしまう。ミドシップのツーシーターが200万円台前半とか、V−Tecエンジンを積んだ2ドアホットハッチが100万円台、車の歴史から見たら、おかしいだろう!ということですよ。更にホンダビートやダイハツカプチーノ、極めつけはマツダAutozam AZ-1。軽自動車なのに、ミドシップでガルウィング。とんでもなさすぎる、、、、
で、いろいろ手を出してみるものの、そこそこ収入が安定する頃には、自分の趣味や可処分所得に見合った趣味だけに落ち着いていく。ま、もともとクルマで女の子にもてようと思えば、そこそこの外車や国産車でもレクサスになるだろう。中途半端に月3万円のローンとほぼ同額の維持費をクルマに突っ込むくらいなら、3万円を衣服費に使い、残り3万円でデートに誘う店のグレードを上げた方がよっぽどモテるだろう。結局日本という市場は、相も変わらず500万円オーバーのクルマを買い続けてくれる一部の層と、下駄として使うための安くて丈夫なクルマを選ぶ層(しかも、子育て期限定でワンボックスを買う層も多いと見た、っていうか00年代前半は、2シーター乗っていた人が、パパになってSTEPWGNやセレナに乗り換えを余儀なくされるというパターンが本当に多かったのですよ)と、クルマなんてそもそもいらないっていう多くの層によって形成されることとなる。下駄クルマは利益率は低いし、韓国・中国勢がブランド力を向上させていけば、取って代わられる事態も当然ありうる(それを日本にやられた先例がアメリカだ)。国内市場で利益をあげ続けようと思うならば、高級車のシェアを取りに行くしかない。そういう意味でトヨタはLexusを止める訳にはいかないし、他社は実質国内市場はあきらめかけているんじゃない、、、としか思えない。高級車ラインを展開できなければ、日本は欧州・アジア向けモデルを導入するone of themの市場という前提で戦略を立てざるを得ない(実際、日産、ホンダ、マツダなんかはまさしくこの戦略をとってる。マーチが全量アジアからの輸入になるなんてね、、、、)。
で、以下のURLから1本のテレビCMをご覧頂きたい。トヨタグループの一員であるダイハツの企業CMだ。
テレビCM 企業CM「日本のどこかで 新しい町」篇【ダイハツ】
このCMの読み解きは、あくまでも僕の憶測にしか過ぎないのであしからず。
都会でクリエイティブ(たぶん美容師とか、ショップ店員とかかな?)な仕事をしていた瑛太が、突如田舎にIターン(Uターン、じゃないだろうなぁ、、、)して、ガテン系(工務店)の仕事を始める。そこで、これまで乗っていたアメ車のシボレー・カマロを第三のエコカーであるダイハツの軽(ミラ・イース)に変える。生活の変化と平行して、地元の郵便局員である吹石一恵との関係が始まり、、、、というストーリーなわけだけど、設定の1つ1つに企業戦略として重要な意味合いが込められていると思うのだ。(あくまでも推測だけど、、、)
都心にはダイハツが売り込む市場など、商用車以外に大して存在しない(それでも、乳幼児を抱えるお母さんが、電車に乗れなくなったから必要に迫られて車を買うというケースは結構ある(タントのCMを参照。それにしてもダイハツのCMは、意図がすっきりはっきりして清々しいほど。マーケ的お手本ですね。)。だから、当然第一次・第二次産業(の生産部門)が経済の中心であるエリア、もっとわかりやすく言い換えると、でっかいイオンモールが唯一のデートコースという地域が、ダイハツ(とかスズキとか)の主戦場となる。
そういったエリアは、都心とは異なる理由で市場の縮小が進んでいる。まずもって、人口減少トレンドがものすごく強いということ。都心の場合出生率は下がっても、人口流入が大きいので若年層人口の減少トレンドはかなり緩和されている(というか、江東区とか、横浜市なんかは、保育園入園の待機児童問題がぜんぜん解決されないままで、、、、)。でも、地方は加速度がついて若年人口が減っているというのがまず前提となる。
その上に自動車市場を冷やす意外な要因というのが、実はイオンモールの進出ではないのかな、と個人的には睨んでいる。こう書くと、「イオンモールこそが、駅前商店街衰退の最大の要因で、だからみんなクルマを保有せざるをえないのじゃないか」というツッコミがきそうだが、たぶん逆じゃないかな、と。地方の駅前商店街なんて、もともと若年層が楽しめる娯楽や、ファッションを提供する機能を持っていなかった。だから、暇な若者に出来る時間つぶしって、女の子を誘ってドライブくらいしかなかったわけだ。例えば、90年代にものすごく売れたホンダ・S-MX は、フルフラットシートにできるだけでなく、ご丁寧にティッシュボックスまで備え付けてある。わかりやすくニーズのど真ん中をついていたわけだ。
それが、イオンモールができることで状況は一変する。シネコンやタイトーとかセガとかの大規模ゲーセンやROUND1で時間は潰せるし、服を買うのも、ワールドやイトキン、オンワードといったアパレル大手のちょっと低価格ラインのショップ、レディースならば宮崎あおいがCMしてるEarth music & ecologyとか、OZOC、Melroseとか。メンズならTK Takeo Kikuchiとか。ユニセックス&チャイルドで、UNIQLOに満足しない層のために、GAPとか、無印とか、COMME CA ISMとかも入っている。ABCマートがあれば、靴も含めてそんなにダサくない、というか都心で売っているものと遜色のないものが揃ってしまう。そりゃ、裏原宿のテイストは無理だけど、池袋マルイやサンシャインシティくらいのレベルは買えてしまう。片道30分でイオンモールにつけるのであれば、その短い時間にお金をかけるよりも、一日中過ごすイオンモールの中でお金を使ったほうが楽しいわけだ。つまり、人口が少ないだけでなく、残っている若者にもクルマに必要以上にお金をつぎ込むインセンティブがもはや存在しないということだ。
じゃあ、粛々とシュリンクする市場規模に対応するだけの資源投下をすべきか、、、というとそうは問屋がおろさない。それができない要因、それは地方に数多く存在する独立資本の販売店フランチャイジーだ。バブル崩壊後、自動車メーカーはそれぞれ、ドラスティックに販売網ネットワークを整理した。今となっては複数の販売チャネルを運営しているのは、実質的にはトヨタだけになってしまった。ただし、トヨタ・日産・三菱といったメーカーの場合、販社は一部自らが出資している法人が大半であり、スムーズに(とはいかないまでも、どうにか)店舗網の縮小、合併を進めることができた。ところが、ダイハツ、スズキ、スバル、ホンダ(の旧プリモ店)は、三丁目の夕日に出てくるような個人経営の自動車整備業にフランチャイジーとして販売を委託するという形態の店舗を数多く抱える。販売店網が密だということは、アフターサービス・メンテナンスの質を向上させることにつながる。アフターサービス・メンテナンスはアフターマーケットという業界用語があるくらい、利益率の高い市場なので、各社力を入れているわけだが、サービス水準を高めるためには、各店舗の士気が高められていることが重要だ。
販社としては、生涯価値の高い顧客、つまり長くお金を落とし続けてくれる顧客を捕まえたいというニーズを持っている。となると、地方にやってきた若年層というのが、一番欲しい顧客のプロファイルとなる。地方にやってきて、工務店という地域密着な仕事をし、地元の(たぶん)特定郵便局の職員とつきあって結婚して、、、というのは、まさしく地方の販売店にとって喉から手が出るほど欲しい顧客像だといえるだろう。こういう層に向けて、ストレートに刺さるCM、というのは、ミラ・イースの本当の想定顧客かどうかは関係ない。(実際、イースの車種CMは、ブルース・ウィリスを起用してダジャレを言わせているわけだから、瑛太のようなプロフィール、ではないことは明白。)「企業CM」して瑛太と吹石一恵が出演するCMを放映するということは、メッセージのターゲットは販売店フランチャイジーなのではないかな、と。
小見出しで結論は言い切っちゃいましたが、基本はこれ。自動車メーカーもボードメンバーや車種開発部門は既にわかっていてやっているはず。じゃなきゃ、瑛太が乗るクルマはミラ・イースにならないし、マツダのスカイアクティブテクノロジ搭載車やホンダのハイブリッド車に国内独自モデルが1つもない、なんて事にもならないはず。
ところが、販売部門、とくに販社といっしょにプロモーション計画を取りまとめる部門は、国内は縮小均衡で粛々とやっていく、なんてことは口が裂けても言えないはず。なので、国内販社向けマーケティング担当者が考えるべきは、シュリンクする市場環境下で、世界共通モデルをいかに低コストでローカライズして、他者のシェアを奪うのか、しかないのが現状なのだと思いますよ。正直、ね。