2015-10-31

新しい本を読むとき負担のかからない読み方

新しいジャンルの本を読むときになるべく負担のかからない読み方を教えるよ。

目次

はじめに
1目次と前書きと後書きを熟読して地図必死インストールする
2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する
重要なところではなく、わからないところをチェックする
終わりに

はじめに

適応できる本のジャンル小説以外のすべて(小説にも一応使える)。勉強にも使えるよ。

読者対象:本の読み方が定まってない人ね。

注意事項:

新しいジャンルの本を読むときの話なので、より理解を深めたいときの読み方じゃないよ(深い読み方は省略)。

また、暗記する時の読み方ではなく、理解する時の読み方だよ。

そこまで速読にはならないけど、少ない労力で新しいジャンルを頭に残す読み方だと個人的には思ってるよ。

結論からいうと、その本の構造の把握に心血を注ぐことだよ。これに尽きるよ。

その為には、

1目次と前書きと後書きを熟読して地図必死インストールする

2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する

重要なところではなく、わからないところをチェックする

必要だよ。それぞれ説明していこう。

1目次と前書きと後書きを熟読して地図必死インストールする

ここの段階ではまだ本文をきちんと追っていかないよ。

新しいジャンルの本を読むときには基本的に気力が必要だよ。気力はリソースからいつまでも続かないと思っているよ。だから、俺はいかにこの気力を効率的に使うかに腐心してるよ。

新しいジャンル初見では理解できないところが多い。理解できないものを読み続けるのはかなりの苦痛だよね。かなり細かいので省略するけど、理解メカニズム的にも全体の構造を把握するのは理にかなっているんだ。だから理解する為に、まずは全体の構造の把握に全力を注ぐべきなんだ。具体的には、目次をコピーして、目次と前書きと後書きとまとめらへんを熟読する。その際に、「この本はどういう構造になっているのか、どれとどれが関連するのか」の把握に1時間弱くらい掛けるよ。割く時間は本のレベルによるけどね。これならどこを読めばいいのかが明確になって気力の無駄遣いにならない。

マリオカートでいうと、コース全体の地図を見ながら、どこにアイテムがあるのか、どこで分岐するのか、道が細いのか広いのか、曲がるのかストレートなのか、落ちそうなのかどうかをざっくり頭にインストールする作業だよ。こんなことやっているひとはそんなにいないと思うけどね。

この全体像を把握するときポイントとしては、裏道を探すことだよ。 目次の章をまたいで「ここがわかるならここもわかるようになります(関連しています)」というふうに筆者が言っているなら、欠かさずコピーした目次に書き込んでおくよ。

これは例えるならマリオカートのコースのショートカットみたいなもんだね。コース(地図)を理解してるやつはショートカットできるけど、理解してないやつはショートカットできないよね。そんな感じ。

2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する

ここから本文をきちんと追っていくよ。

重要なのは、本論に入ってからも、「今何の話をしているのか」を常に把握しながら読むことだよ。目次のコピーを片手にね。例えば、英語の本を読んでいるのなら、「今は1部「英文法」の中の2章の「中学一年生」の3節の「三単元のs」の話をしているんだな」という認識をすることだよ。これをやってないと何言っているのかがわからなくなるから注意してね。

マリオカートでいうと、コース全体を思い出しながら、「確かここにアイテムがあるんだよな」、「ここで分岐するのか」、「ここは道が細いんだっけ」、「ここは道が曲がってるんだっけ」、「ここって落ちるところだよな」「そうそう、ここ裏道あるんだったよな」というのを実際に確認する作業だよ。(こんなこと略)

重要なところではなく、わからないところをチェックする

チェックするのは重要なところじゃなくて、わからないところ。

頑張ってもわからないのなら、それはまだ読むところじゃないよ。躍起になって読むと何がいけないかって、2つあるんだけど、一つは「地図を放り投げて(全体への位置づけがからなくなって)その文章と格闘しがち」になること、二つ目は「気力を使うこと」。大人しくチェックつけて前に進もう。

マリオカートなら、練習すべきは走れないところ。だけど、それは全体が見れるようになってから

初心者がコースの特定の箇所を練習しないのと一緒。気力は有限だから、まずは地図を覚えてコースの全体像を把握すること。

4 おわりに

結論

その本の構造の把握に心血を注ぐこと。

その為には、

1目次と前書きと後書きを熟読して地図必死インストールする

2読んでいる途中でも常に地図を手元に置いて現在位置を把握する

重要なところではなく、わからないところをチェックする

からない箇所についての補足

そもそもの話、新しいジャンルなんだからからないところがあるのは当然だし、すべてわかるのであればその本は読む必要がないよね。わかりたいのであれば、何回も読む必要が有るんだけど、何回も読むためにはご利益がないといかんよね。そして(小説を除いて)「この本を読むメリット」は後書きに書いてあることが多いよ。

メリットについて

それじゃあメリットを書こう。

これを真面目にやると何がいいって、かけた労力の割には頭に残ってることだよ。新書だったら二三時間くらいで話の流れを記憶/理解することができるよ。一回読んだだけでそれなりに記憶に残って、人に内容の大筋を構造的に話すくらいにはなるから、読み返すときも楽になる。結構おすすめだと思うんだけどな。

それと、これも本と同じように目次とはじめとおわりをつけておいたから、実際にやってみるといいよ。

その他

kindleだと、実際の目次の詳細に俺はマーカーを引いてすぐに参照できるようにしてるよ。一応kindleも目次機能は付いているけど、ざっくりとしか表示されないからね。目次は小見出しまでみれるべき。

それとそこまでおれはマリカーは好きではないよ。なんとなく思いついただけ。

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