はてなキーワード: 出血とは
パッと見痔核が4個ある
もちろん毎回ではないにせよ出血する
血の量もバァーっと便器が鮮血に染まることもあるし、紙に少しつくだけということもある
常に尻のあたりに違和感がある
そうなっても意外なほど生活に支障はない
まだまだ大丈夫だぞ
飲み会に誘われた。
お断りした。
先週、出血したんだ。春にも1回出血した事が有って、久しぶりだった。
春の時と同じ肛門科に行ったら、マスクを掛けた先生が最初から最後まで
にこーっとした目つき(マスクをしているので口元は分からない)で、
「お酒です」、「止めないと治りません。」と、前回と同じことを言われた。
痛みも何もない、ただたまにどっと血が出る。
内痔核Ⅰ度とのことだが、Ⅲ、Ⅳ度と進むと手術の必要が有るらしい。
1、2日だけ酒は止めていたが、量を減らしただけで毎日少しだけ飲んでいた。
以前言われた事は、
「大なり小なり、酒飲みは皆痔を持っている。内痔は一種の静脈瘤で、酒のせいでうっ血し、裂けると出血する。」
「それが進むと痔核になり、肛門外に飛び出る事が有る」、「少なくとも休肝日を設けないと...」。
治まっていたから忘れていた。
憂鬱だなあ。
わかったらすぐ手術するものかと思ってたけど、血液検査の結果が出るのに1週間かかり、そのあとの手術になるらしい。
手術というのは、絶対するんですか、自然に出てくるのを待つとかはしないものなんですかと聞くと、胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)がもっと小さければ待つこともあるけど、あなたの場合は胎嚢も赤ちゃんも結構大きくなってきているから、ほとんどのケースでは自然娩出は待たない、待っている間に感染が起こることもあるし、手術することをすすめますとのことだった。
書くことで落ち着きたいので、妊娠発覚から今日までの経過を書かせてください。
夫も治療には意欲的で、精液検査もすんなり2回行なってなんの問題もなく、むしろ非常によい数値が出ていると毎回ほめられていた。
仕事等の都合で途中治療を休んでいた時期があり、排卵誘発でのタイミング療法を再開してしばらくしての妊娠だった。
自然妊娠はむずかしいのかなあと思い悩むことが増えはじめた頃で、妊娠検査薬が陽性になった時も、うれしさと同じくらい、浮かれてはいけない、ぬか喜びしてはいけない、という気持ちが強かった。
排卵誘発の注射が偽陽性を出すことがあると聞いたことがあったからだ。
夫に検査薬を見せると、飛び上がって喜ぶようなことはなかったが、へえ、と言いながらいろんな角度で何枚も力強いピンクの線を写真に撮っていて、この人らしい大喜びのしかただと思った。
でも、擬陽性かもしれないから、ぬか喜びかもしれないから、と何度も言ってその日は2人とも喜びすぎないことに注力して寝た。
その日はエコーも尿検査も何もしなかったが、医師からは、排卵誘発の注射からは1週間以上経っているし、最近の市販検査薬は精度が高いから、妊娠で間違いないでしょうと説明があった。
看護師さんからは妊娠初期に気をつけることや通常の産婦人科にかかるのは大体8~10週頃になるとの説明があった。
ここで子宮外妊娠が否定され、妊娠がはっきりとわかったが、夫にはまた、心拍確認までの流産の確率は結構高いから、まだ何があるかわからないから、と何度も言った。
私は、がっかりしないように、期待しないようにと身構えるのに躍起になっていて、今思えばそのせいで、結果最後まで夫婦で大喜びする機会を逃してしまったように思う。
その次の週にはエコーで卵黄嚢(胎盤が出来るまでの赤ちゃんの栄養源)と胎芽(胎児の前段階)の確認ができた。
同じ日に心拍の確認ができたが、大人と同じくらいの心拍数で、非常にゆっくりだと言われた。
心配な兆候だが心臓が出来たばっかりだとゆっくりのこともあるので、来週また来てくださいと言われた。
生活で気をつけることや出来ることはありますかと聞いたら、出血しているわけでもないし、この時期のことは食べ物や運動でなんとか出来ることは何もない、普通に過ごしてくださいと言われた。
はじめてのはっきりと不安な帰り道だった。
心拍が確認できれば流産の可能性は15%から5%に下がると聞いていたから、今日心拍が見られればやっと夫婦で喜べると思っていた。
自分の両親には夫の承諾を得て妊娠を知らせていたが、心拍が確認できれば、夫の実家や兄弟や親しい友だちにも妊娠をしらせようと思っていた。
結局電話はしないことにした。
夫に、心拍が確認できたらたまごクラブを買う、と言っておいたので、はじめてのたまごクラブという雑誌を買った。
夫は、表立って浮き足立つことはなかったが、体重計を買ってくれたり、座椅子がいるんじゃない、あれがいるんじゃない、と言って淡々と色々とさがしてくれたりした。
いそいそとしている夫をうれしく思った。
夜は2人で少し散歩をしたりした。
つわりも出てきて、体を動かすことが怖く、夫が帰ってきても晩ごはんが出来ていないことが何度もあったが、いいよいいよと言ってくれた。
エコーで、卵黄嚢が大きいですねと言われた。
検査後に自分で検索してわかったのだが、栄養源の卵黄嚢が大きいということは赤ちゃんに栄養が行っていないということらしい。
胎芽は1週間分ちゃんと大きくなっていたが、心拍数は先週と変わらなかった。
診察室に移り、夫とともに話を聞くと、よくない兆候ですとの説明があった。
医師が、元気ですよ、元気なんですけどね、と途中で言ったので、元気なんですか?と聞くと、元気というか、現時点で生きてはいます、と言いにくそうに言っていた。
この時期の胎芽がもし上手に育たなかった場合、ほとんどは染色体等の問題でもともと育つことができない子がなんとかここまで育ったがやはり上手くいかなかった、ということであり、医師にも、我々にも、出来ることはないとのことだった。
今後どうなるかははっきり言えないとのことだった。
でも医師はかなり難しい顔をしていたので、あの、もちろんはっきりと言えないと思うんですが、確率的には、と聞くと、医師はやっとここで、正直かなり厳しいでしょう、と言った。
呆然としてしまったが、今日は夫がいてくれてよかったなと思った。
夫に、どう思う?と答えにくい質問をすると、夫は来週まで待ちましょう、とだけ言った。
本当に良くないんだけど、『卵黄嚢が大きい』『心拍数が少ない』などで検索ばっかりしていた。
かなしい、不安、というよりぼーっとしてしまう、ついつい見てしまう、という感じだった。
落ち込む準備をしているようだった。
検査の前日、不安だよ、行きたくないよと夫に強く当たってしまった。
最後の検査の日、エコーでそう長く続けないうちに、やっぱり厳しいですね、と医師が言った。
心拍は見えなくなっていた。
この時期なら大きくなる一方のはずの胎芽は先週の半分に縮んでいた。
流産と診断された。
手術の説明の前に一度戻った待合室の端っこで、人から見えないように少しだけ泣いてしまった。
昼食をとりながら父母に電話するがつながらず、誰かに話を聞いて欲しくて、兄に連絡すると姪が熱を出してたまたま仕事を休んでいた。
今寝てるから電話できるぞと了承を得て、これまでのことを頭から話したら、いろんなことを思い出してぼろぼろに泣いてしまった。
兄は、俺は色々言えないし、かなしいことになったのは事実だけど、お前はずっと妊娠を目指してきたんだろ?かなしいことが事実なのと同じように、お前が妊娠したことも事実だし、次があるのも事実だから、というようなことを言った。
姪が起きたようなので、ごめんもう切るぞと言って電話は終わった。
父母に電話した。
少し落ち着いてきたので泣かなかった。
実家は離れていて、母は、こんな時に近くにいてあげられなくてくやしい、というようなことを言った。
はじめはGoogleで、次はTwitterで、あらかためぼしいものは読んだなと思ったので次ははてなで検索した。
体験記を読む間はあまり余計なことを考えなくて済んだし、内容に没頭できた。
ぬか喜びでもなんでも、後で死にたいほど大泣きすることになっても、もっとはしゃいで、もっと浮かれて、2人でばかみたいに大喜びしてあげたらよかった。
落ち込まないよう、がっかりしないよう、びくびく気をつけて、そんなことに気を取られている暇があったら、はじめから2、3ヶ月しか一緒にいられないと決まっていたとしても、もっともっと、おなかに来てくれてありがとうって、あなたが来てくれて幸せよって、伝えてあげられたらよかった。
元々お酒は宴席で飲む程度だが、妊娠してから夫の晩酌を見て、飲めないと飲みたくなるね~なんて言って笑っていた。
心拍数が遅いと言われてから、少しでも体を冷やさないように、好きなバニラアイスを食べないことにした。
妊娠がわかってから、友だちと前から楽しみにしていた遊園地の約束を断った。
アイスクリームが食べられることがかなしい。
遊園地にでもどこにでも行けるのがかなしい。
世界中どこにでも行けるのがかなしい。来年の何月頃にと想像していたことがかなしい。来週おなかからこの子がいなくなるのがかなしい。
かなしい、かなしい、かなしい
手術の前なのでまだつわりがある。
気持ち悪い。この気持ち悪さが、来週の今頃にはきっとないのがかなしい。
でもこの子はまた来てくれると信じて、しばらくは体を鍛えたり、体を冷やさないように気をつけたり、食べ物に気をつけたりしながら、また不妊治療がんばりたいと思います。
正式化で高くなるかもしれないというので買って遊んでみた
チュートリアル終了直後にネズミが発生、3人いたコロニー住人のうちAさんが噛まれて逃げ周り唯一の治癒技能持ちの身で出血で重傷レッドカード
Aさんを医療用ベッドに運ぶ方法に手間取っているうちに重体になり、Bさんに指示してアホみたいに遠い箇所からコロニーに運んだもののAさんは重体化し意識不明
同時期に遠くで資源を採っていたCさんもネズミに襲われる。ライフルで応戦するもこちらも重傷で移動不能に
グロッキーで寝ていたBさんにCさんの救助運搬を指示し移動開始させるも意識不明だったAさんがコロニー内で死亡、同じ部屋にいたペットのハスキーが発狂し、救助に向かうBさんを全力で追いかけて襲い掛かり重傷を負わせる
たまたま通りかかった不審な黒服の男を追尾しハスキーは消えるものの、噛まれてショック状態のBさんが間に合わず意識不明になり死亡、噛まれた最後の一人はショック状態で昏倒
急に肌寒くなりましたね。増田のみなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
表題の件について、地方でできる下記のような仕事を知りませんか?
・手取り15万/月以上
・毎日定時帰り
・転勤なし
・年収300万(額面)以上
・土日休み
・常時残業なしの生活を手に入れて、ご飯作ったり布団洗ったりにリソース割きたい。現職は月平均にしたら40時間程度だけど、繁忙期は100時間越えなので体力的にしんどい。
・現職の先行きがあやしい
【スペック】
・29歳既婚女性
・いわゆるSI屋~
・主な仕事は自社パッケージソフトを使ったシステム構築・保守。同じようなことの繰り返しで正直飽き気味。
・工学部(非情報系)学卒/こまごめピペットと共洗いの経験があります…
・プログラミングは実務では数えるほどしか書いてない。楽しかったけど。JavaとかRubyとか。
・学生時代はサブカル女子(笑)だったのでAdobe系ソフトは申し訳程度に使えます。慣れてる順にPhotoshop,Premire, Illustrater
・Dreamweaver使えないけど、かつてテキストサイト管理人(笑)だったのでふっるいHTMLの知識ならある。キリ番(笑)直リン禁止(笑)
・プレゼンはわりと誉められるけどコミュ障なので営業、接客は厳しいと思います
・北陸の寒村に置いてきた両親が心配。一人娘だし、呼び寄せからの近居も検討中。
・もちろんたまの贅沢もしたい。家族で沖縄とか、回転寿司とかね。
【悩みのポイント】
・現職は取ろうと思えば育休・時短取れるし、成果さえ出せば男女平等なので、辞めたらもったいないかな?取る人5%未満だけど…
・育休取って時短取れば一時的には家庭にフルコミットな生活ができそうだけど、その後は残業生活に逆戻りかと思うと今のうちに逃げたい
・そもそもギリギリで回してる職場なのに残業、長期出張できない人員がいたら負担だよなーやっぱり
・一人目産んで育休復帰してしばらく働いて二人目…ってそのとき何歳?そもそもできにくい疑惑浮上中だし/(^o^)\
・気持ちだけでいうなら一人目妊娠と同時に辞めて、半年ぐらいキャリアに繋がる勉強などして、出産→1、2年後に二人目→34歳までに新しい職場見つけたい
「いってらっしゃい。お仕事頑張ってね。お土産楽しみにしてるわ。」
そう。今回のシゴトは、私の一生を掛けた大仕事。最後までわずかなミスも許されない。
大手機械メーカーの大阪支社に勤める私は、大分県別府市内に建設計画中の工場案件の全てを任されている。
サマータイム導入から10年。すっかり国力の落ちた日本では、ベトナムに工場を作るよりも国内に作った方が
輸送費等の兼ね合いで安く済んでしまう。AIによる製造工程の自動化が進んだ結果、人件費も無視できるレベルに抑えられたのも大きい。
だが、それが一番の問題でもある。
雇用を産まない工場が地方にどれだけ敬遠されているのか、経営陣は本当に分かっているのだろうか…。
私はこの2年間、何度も別府市に行き、地権者から商工会関係者、市会議員から市長まで接待を繰り返した。
接待というものは、される側にはとても気持ちのよいものだが、する側の味わうストレスは大変なものである。
そんなストレスを解消するために、ある時より別府から大阪への帰路にフェリーを使うようになった。
別府 19:35 発~大阪 翌朝 7:35 着 のさんふらわあ号12時間の旅は、翌朝会社に直行するのにちょうどよい時間であったのと、
市街地の明かりが全く見えない海上で甲板から見上げた星空の美しさは言葉では表せない素晴らしいものであったのだ。
半年ほど前からは、携帯式の反射式望遠鏡を購入し、甲板からつかの間の天体観測を楽しむようにしていた。
フェリーの船長は、そんな私に気を利かしてくれて船の常夜灯を最小限の明るさに抑えてくれた。
その日は、数々の環境確保条例をクリアして工場着工に関する最終認可を別府市から得ることに成功し、
この2年間の苦労が報われた本当に長い1日だった。
もちろん、工場は建設が始まれば、後は全て現場任せにできるという簡単なものではない。
すべての設備が導入されて、最初の製品が出荷されるまではまったく気が抜けない。
私はいつものように甲板から星を眺めつつ、これからの仕事に対して、改めて、自分自身に気合いを入れるのであった。
朝 7:40 頃、私は大阪南港のフェリー乗り場の近くでタクシーを捕まえて会社に向かった。
気の良さそうなタクシーの運ちゃんにフェリーでの天体観測の話をしたのち、夜間、誰にも邪魔されないように切っていたスマホの電源を入れたところ、5分と経たずして、電話が鳴った。
警察から掛かってきたその電話は、妻の非業の死を告げるもので、自宅での現場検証に立ち会ってほしいとのことだった。
私はひどく狼狽し、しどろもどろになって、タクシーの運転手に自宅の住所を告げた。
朝 8:10。
自宅周辺に張られた規制線のそばで私を出迎えたのは、よれよれのコートを着た冴えない中年の刑事だった。
刑事「このたびは、まことに…なんといいますか、奥さまが亡くなられたことにお悔やみ申し上げます。」
私「社交辞令はいいので。いったい何が起きたのか教えてもらえますか?」
刑事「ん~。あたしもまだ詳しいことはさっぱりなんですがねぇ。。。
分かってるのは、朝6時半に親切な牛乳配達員が、玄関そばの牛乳箱の周りの血痕に気づいて、不審に思って半開きのドアを開けたら血だらけになった奥さまを発見して通報したことだけ。」
配達員は妻からなにか最後の言葉とか犯人の特徴とか聞いてないんですか?
刑事「ん~。この出血量だとねぇ。。心肺停止と言っても即死みたいなもんだからねぇ。。どうなのかなぁ。。」
要領を得ない刑事の言葉に少しイラッとしたが、玄関口から廊下の奥まで広がる血の海は、
配達員は間違いなく何も聞けていない...。
その後、警察は自宅内に残された犯人の指紋を探すとのことで、家人である私は鑑識に指紋を採られた。
自宅に出入りした可能性のある人物を聞かれ、親族と妻の友人数名の名を挙げた。
おそらく彼らの指紋も照合されるのだろう。
室内には荒らされた形跡があり、盗まれたと思われる妻の財布や貴金属、通帳などいくつかを警察に伝えた。
窓や勝手口などの出入り口については、1ヵ所ずつ状態を確認し、普段の施錠状況と合わせて異常の有無を説明させられた。
勝手口の鍵が掛かっていなかったことから、犯人はそこから出入りしたとも思われる。
例の刑事は、「あのー。大変聞きづらいんだけど。。これ。おたくさんの?」
と妻の寝室のゴミ箱から取り出した使用済みのコンドームを振って見せた。
私「…。その。。妻とはずっと、レスでして。。。」
刑事「あー。そう。」
しばらくの沈黙後。
私「分かりません。涙。」
仕事で大成功した翌朝に妻を殺されて、その直後に妻の不貞が発覚したとき、夫はどんな顔をすべきなんだろう?
何カ月も前からこの瞬間について考えていたのだが結局分からなかったので、私は泣くことに決めた。
全ては計画通りに進行しているので、本来、喜ぶべき時なのではあるが...。
昼13:30。
午後になると、私は警察署に連れて行かれ、妻の遺体と対面した。
(・・・おまえが全て悪いんだよ。私が心血を注いで集めたコレクションを二束三文で売り払ってしまうなんて。)
(・・・結婚前にもお互いの趣味について尊重するとあれほど約束したのに。。)
(・・・プレミアのついた「レイカは華麗な僕のメイド」 フィギュアをいったい、いくらで買ったと思ってるんだ・・・)
無言の妻を前にして、言いたいことは山ほどあったが、私は沈黙を貫き、ひたすら号泣した。
刑事ドラマでみかけるような取調室とおぼしき部屋で待っていたのは、あの刑事だった。
刑事「あのーですねぃ。ひじょーに聞きづらいことなんですが。。
これは捜査の一環として、どうしても関係者一人ひとりに確認しておかなければならないことがありまして。」
と尋ねた。
刑事「そうなんです。
べつにあなたを疑ってる訳じゃなくてね、容疑者から除外するために必要と言いますか、聞いておかないとあたしが怒られちゃうんで・・。」
私「はぁ..。私は昨日の夜19時半に別府港でフェリーに乗って、今朝7時半に大阪港に着きました。それからタクシーで家に戻りました。これでいいですか?」
おもむろに財布にしまってあった、フェリー乗車券の半券と大阪港から自宅まで乗ったタクシーの領収書を取り出した。
半券には 19:35発 7:35着の文字がくっきり書かれている。
間違いなくフェリーに乗っていたことは、天体観測している様子を見た船員が証言してくれる。
領収書は自宅到着時の印字時刻しか書かれていないが、タクシー会社は何時何分に客を乗せたか記録しているはず。
刑事は、私のアリバイ以外にも妻の普段の生活習慣のことや近所付き合い、最近のなにげない出来事まで、こと細かく聞いてきた。
一通り聞き終えた刑事は満足したようで、ようやく私は質問責めから解放された。
私が取調室を出て帰る瞬間、刑事は「すみません。あと1つ。」と呼び止めた。
刑事「おたくさん、お持ちのスマホは1つだけ?個人用と会社用と別に持ってない?」
私「うちの会社は経費節減で会社専用の携帯は支給されてないんですよ。個人のスマホで代用して仕事で使った通話料だけ請求するカタチなんです。」
刑事「あらま。実は、これから関係者の電話の通信記録を調べようと思ってましてね。もし犯人が奥さんの知人だった場合、過去に一度くらい電話してるかもしれないでしょう?見落としがあるといけないので聞いてみたんですわ。」
刑事「それにしても最近のスマホはすごいもんですなぁ。うちのかみさんがスマホを忘れた時なんて、パソコンでちょちょっと操作するだけですぐに置き忘れた場所が分かっちゃったんですよ。」
あの刑事は私を疑っている?
かみさんの話は私にカマを掛けたものかもしれない。ちょっと面白くなってきた。
最新のスマホは複数の基地局と同時に通信するため、およその居場所が通信局のログに残ってしまう。
だから私はフェリーに乗る時にスマホの電源を落とした。念には念を入れて、スマホをアルミ箔で包むことで
完全に電波遮断したので、スマホの移動履歴からアリバイを崩すのは不可能だ。
夜18:00。
自宅のリビングのソファに座り、長かった今日一日の出来事を考えていると、うとうとして眠くなってきた。
昨夜から一睡もしていなかったことを思い出してしばらく仮眠をとることにした。
夜23時過ぎに、リビングの窓を叩く音で目が覚めると、外にはあの刑事が居た。
刑事はどうしても確認したいことがあるとのことで、しかたなく私はリビングに招き入れた。
刑事「昼間聞いた、おたくのアリバイなんだけどね。もう一度、説明してもらえる?本当のところを。」
私「はぁ..。私は昨日の夜19時半に別府港でフェリーに乗って、今朝7時半に大阪港に着きました。それからタクシーで家に戻りました。これで満足ですか?」
刑事「でもねぇ。昨夜はサマータイムの切替え日だったでしょ?夜中に時刻が2時間巻き戻ってるよねぇ?」
夜19時半から航行時間である12時間後が何時になるのか?これ見よがしに数えてゆく。
刑事「1,2,3,4・・・12。ほらね?大阪港に着くのは今朝の5時半だ」
刑事「5時半に着いて、7時40分のタクシーに乗るまでの約2時間。おたくはいったいどこで何をしていたんです?
冴えない刑事の目が、一瞬、狼の目のごとく鋭く光ったように感じた。
それでピンときたね。
あれ?この人、もしかして奥さんが運ばれている様子を見ていたのではと。」
だから無意識に救急隊員という言葉を口にしてしまったことを思い出した。
迂闊だった。
私「そんなことで・・・」
刑事「そうだよ。
5時半に着いたあんたは、バイクか何かで自宅に戻り、6時過ぎに奥さんを殺した。
毎朝6時半に届けにくる配達員にわざと死体を発見させたのを確認して、7時半には大阪港に戻った。
違うかね?」
…素晴らしい。完璧だ。
…およそ完全犯罪というものは、良きライバルに巡り合えてこそ、真に完成するというものだ。
…だが、君がたどり着けるのはそこまでだ。
私「そんなことで。そんなくだらない妄想で、今日一日。初動捜査の貴重な一日目を無駄にしたんかっ」
私「この一日の間に真犯人が絶対捕まらないところへ逃げおおせたら、いったいどない責任とるつもりやねん」
顔を真っ赤にした私は、自分でもびっくりするほどの大声で刑事に怒鳴りつけた。
私「お前はなんもフェリーのことが分かっちゃいない。
サマータイム切替え日には、航行時間を10時間にしたり、14時間にすることで
時刻の辻褄をあわせてるんや。ほら、ここよくみいや。」
フェリー会社の「よくあるご質問」ページをスマホで開いて見せた。
Q:サマータイム切替え日の乗船/下船時刻はどうなるのでしょうか?
A:海上での航行時間(速度)で調整しますので、時刻表通りとお考えください。
無慈悲な一文が、刑事の考えた時刻表トリックをあっさりと打ち砕いた。
私「信じられんなら、明日フェリー会社に問い合わせてみるといい。
船長も船員も乗客も、そうじのおばはんも、み~んな朝7時半に着いたと証言するわっ。アホめ。
もうお前が私を疑っていると分かった以上、今後はいかなる質問も弁護士を通してもらうからな。
こんなクソの役にも立たない捜査官なんて、もう二度と顔もみたくないわ。」
これから先、あの刑事がどこをどう調べても私のアリバイが崩れることは無いだろう。
だって、私は本当に19:35発~7:35着のフェリーに乗っていたのだから。
アリバイ崩しをあきらめて、寝室で見つかった精液の持ち主を追い始めてくれたらそれで十分だ。
私が出張先の風俗店のごみ箱から拾った精液の持ち主がどうなろうと知ったことではない。
夜23:55。
私は自分の寝室に戻り、省電力モードで待機しているメイドロボット・レイカのスイッチを入れた。
レイカ「お帰りなさいませ。ご主人様」
魔改造を重ねられたレイカは、どんな命令をもこなせる最強メイドだ。
もちろん夜のサービスだって完璧だし、アイ・カメラからの映像をネット経由で遠隔地に飛ばすことも可能。
完璧なメイドに完璧な仕事をさせる。夜のいちばん長い今日を執行日に選んだのはそれが理由だった。
今日から、死が二人を分かつまで、彼女との二人きりの甘い生活が始まる。
妄想で頭をいっぱいにした私は、レイカの柔らかな胸に顔を埋めつつ、深い眠りにおちるのだった。(終
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参考)
https://www.ferry-sunflower.co.jp/route/osaka-beppu/time/
http://my-s-maid-reika.sakura.ne.jp/figure/index.html
レイカさん、良いですよねぇ。
原作は1冊のみで完結なんですが、番外編としてぐすたふ先生ご本人の同人誌が続くようでファンとしてはうれしい限りです。
最近、ミクさんと結婚された男性が話題になってましたけど、私が結婚するなら絶対レイカさんが良いデス。
http://b.hatena.ne.jp/entry/370544145/comment/gabill
http://b.hatena.ne.jp/entry/370569310/comment/tetsutalow
https://anond.hatelabo.jp/20180907005441
「19:35発」と書いた時点ですぐに、サマータイムで時間のズレがぁぁ
アリバイが崩れて不可能だった犯行が可能にぃってバレバレじゃないですか。
少しひねって、サマータイムの時差で2時間分の余裕ができたが、犯行に必要なのは3時間。残り1時間はどうやって?
としたら、ただの時刻表トリックと変わりなくなってしまいそう。
アリバイは崩れたけど証拠が無いよ系を面白く書くにはショート・ショートでおさまらないかなと。
推理モノなら、家宅捜索の時点で埃を被って動かないレイカさんが出てくるべきなんでしょうけど、
最初の草案では、正統派コロンボのように、天体観測が趣味なのに関連する書籍が本棚に少なかったり、荒らされた部屋の紛失物をすらすらと言える姿に疑いを深めてゆきます。
最後に、奥さまの体内のチタンプレートにこんな傷を負わせられるのはロボットしか居ない。とか、あなたはロボットの目を通してしか現場を見ていなかった。だからこんなケアレスミスをしたんだ。
みたいなことを考えていたんですが、これだと、魔改造によってロボット3原則を破れるようになったレイカさんは破壊処分されてしまいます。
それが嫌でこうなりました。
地方在住だが、今回出張で都市部に行く機会があり、退屈しのぎに滞在したホテル周辺のセクキャバに行ってみた。
セクキャバじゃなくいちゃキャバなのかもしれないが、線引きがはっきりしないし、ここでは重要な要素でもないので詳しくは触れない。
一般的なキャバクラは7,8年前に行ったことがあったが、セクキャバと呼ばれるところは人生初。
その店は脱がすのはNGだったようだがおさわりは大抵OKで、女の子さえよければ、こっそりDKや服をまくって直接TKBを触る&舐める、さらにはアソコ(下着の中)に手を突っ込むなんてことまでできてしまった。
しかもこれで自分の満たされていないものの8割くらいが満たされてしまった(気がしている)。
病院に行くことの重要性について、もっと語られるようになればいいなという話。
読んで気分を悪くする方もいると思いますが、一人でも多くの人に伝えられたらな、と思ったので書きたいと思います。
いきなりですが私は先日手術を受けました。
"胞状奇胎"という絨毛性疾患になったためです。
通常の妊娠のようにお腹の中で赤ちゃんが育つことは無く、手術をして子宮の中身を取ってしまわないといけません。
そちらは、子宮外妊娠という本来赤ちゃんが育つべきでない場所で妊娠してしまう疾患です。
その時私は早期発見ができて、たまたま経過が良かったため手術や投薬といった処置をすることなく完治することができましたが、
もし発見が遅かったら母体が命の危険にさらされる可能性だってありました。
調べたところ流産を経験したことのある女性は妊娠経験者の中の40%にもおよぶそうです。
妊娠して、そのままお腹の中で育って、可愛い赤ちゃんが産まれてくることは、本当に本当に奇跡なんだなって思います。
その中で、避妊の大切さや人工中絶の恐ろしさはたくさんたくさん教えてもらいました。
・人工中絶は体にも心にも良くない
そういったことは学びました。
この図式だけで終わっていたと思うんです。
もしかしたら、
それが子宮外妊娠で放っておくと大量出血を引き起こすかもしれません。
もしかしたら、
それが切迫流産でちゃんと経過を見ないといけない状態なのかもしれません。
もしかしたら、
それが胞状奇胎で処置が遅れると絨毛ガンが発生してしまうかもしれません。
いろいろ事情はあるでしょう。
それでも、それが "正常妊娠かどうか" は、まず一番最初に知っておかなくてはいけない事象だと思うんです。
「中絶はダメ」のイメージしか持っていなかったら、不安になって誰にも相談できずに産婦人科に行く機会を逃してしまうかもしれません。
「妊娠=赤ちゃん」のイメージのまま、医療費が無いなどの理由で出産間際まで産婦人科に行かない人もいるそうです。
なんです。
今回も、経過観察がしばらくの間必要ですが経過が良好であればまた妊娠を望める体になります。
もし、すぐに病院に行っていなかったら、もっと危険な状態になっていたかもしれません。
ということも教えなくてはいけないんじゃないのかな、と思いました。
そして、すぐ産婦人科に行きましょう。"」
ここまでがセットで
一時期、産婦人科に若い女性が行くのは嘆かわしいという時代錯誤甚だしい教育関係者が大炎上していた。
自分も故あって産婦人科にかからなければならない状況になった。突然の不正出血に見舞われ不安を感じたからだ。
自分は過去に強烈な腹痛で産婦人科に行ったが、病院選びを完全にしくじった。
病院自体は地元でも評判、設備もしっかりした良い病院らしいのだが「分娩設備のある病院」だった。
周りは当然妊婦健診の女性たちばかり。疾患で訪れたような類の女性を探すのが難しいレベルだった。
正当な理由で来ているはずが場違い感が凄まじく、結果私は産婦人科に行くのが怖くなってしまった。
早速行ってみることにしたが今回は病院を変えることにした。
今回は「分娩設備のない病院」、入院設備がない「レディースクリニック」と命名されるタイプの病院を選ぶことにした。
ある程度妊娠が進むと転院の指示が出るようで、転院先には先で触れた産婦人科もしっかり名を連ねている。
待合室には確かにマタニティマークを鞄につけた女性もいるが、年配の女性が半分を占めていた。
検診で来たのか、更年期障害というやつなのか、疾患を抱えているのかは分からない。
しかし見た感じはすべてが普通の女性である。「妊婦さん」とひと目で分かる頃には転院先のお世話になっているようなので、見た目上のストレスがない。
語弊があるのは承知だが「肩身の狭さがない」。これだけで十分落ち着ける環境になっていた。
問診票には炎上を起こしたピルの処方についてもしっかり明記されていた。
運動系の部活でもなければ、旅行に行くような華々しい経歴がない自分には無縁な話であり、炎上した話題がホットワードと化していた当初は正直ピンとこなかったが
「生理をずらすために数日分のピルを処方してもらう」というのは至ってメジャーな来院理由でだった。
(かくいう私もホルモンバランスが狂っていたため、ホルモン剤を処方していただく事になった。風邪を引いたときの抗生物質レベルでさらっと出てきて恥ずかしながら少し衝撃を覚える)
その他肉体的な理由、精神的な理由、様々な理由で来院していい事が、問診票の症状記入欄から学ぶことが出来た。
若い女性で産婦人科にかかるならまずは入院設備のないタイプの病院を探したほうがいい。
最初から子供を授かりたい!という明確な意思があるならその限りではないし、不妊治療専門ともっと方向性は細分化はされる。
しかし初めて行くなら恐らくは入院設備がない方が個人的には安心すると思う。
町医者感覚でさらっと産婦人科に行けるような世の中になりますように。
(あと、基礎体温は紙ベースじゃないと受け付けないというのは都市伝説か少数派かなにかなのも分かった。
アプリで管理している旨を話したらグラフ化されているかだけを聞かれたので、アプリ管理の人はグラフ生成してくれるタイプがおすすめ。
精神的にも肉体的にも叩きのめされて、一切逆らえない状態にされたのか、「警察言ったらぶっ殺す」的な脅迫もあるのでしょう。
立ち上がって怒りで相手に復讐して地獄に落とすという思考すらできない状態かも知れません。
まず体の損傷や怪我、性病、HIV感染の状態を、女性の医師に確認していただき、レイプセンター的なワンストップで告発出来る場所が無いか聞きましょう。
普通の警察主で根掘り葉掘り聞かれて、「うそだろう」「狂言に決まってる」「なんでそんなとこにノコノコ行った?」「お前が誘ったんだ」が無い場所に誘導して頂ければ宜しいのですが?
普通なら顔がはれ上がって歯が折れて眼球出血するぐらいの状態なのが普通と思いますが、怪我も損傷も殴打跡すらなく狂言で、「彼氏に大事に思われてるか試したかった」みたいな真似をされることもあるでしょう。その正解の言葉を私は知りません。
性病の心配はないとか言い出したり、医者にすら行ってない、問い詰めても口ごもったり、答えに整合性が無かったり、何故どこでどうなったのかも一切言えないなら狂言です。
芸能人や金持ちの相手をした場合、タイソンでもマイコーでも山本でも、合意して謝礼までもらっておきながら、帰宅して彼氏に説明するときは必ず「レイプされた」と言い出して、彼氏がどう反応するのか試し、一緒になって訴訟起こして大金をせしめてから逃げるのが女脳です。
単にあなたを試して、反応が薄ければ「愛されてない」と言って別れるつもりかもしれません。
ヤンキーやDV男のように「どうしてそんな所に行った、お前は俺のもんだっ、ふざけんなっ」と言って殴る蹴るの暴力、滅茶苦茶にした後で「どうして俺にはこんな愛し方しかできないんだ~!」と号泣するのが正解だそうですが、私にはできません。