病院に行くことの重要性について、もっと語られるようになればいいなという話。
読んで気分を悪くする方もいると思いますが、一人でも多くの人に伝えられたらな、と思ったので書きたいと思います。
いきなりですが私は先日手術を受けました。
"胞状奇胎"という絨毛性疾患になったためです。
通常の妊娠のようにお腹の中で赤ちゃんが育つことは無く、手術をして子宮の中身を取ってしまわないといけません。
そちらは、子宮外妊娠という本来赤ちゃんが育つべきでない場所で妊娠してしまう疾患です。
その時私は早期発見ができて、たまたま経過が良かったため手術や投薬といった処置をすることなく完治することができましたが、
もし発見が遅かったら母体が命の危険にさらされる可能性だってありました。
調べたところ流産を経験したことのある女性は妊娠経験者の中の40%にもおよぶそうです。
妊娠して、そのままお腹の中で育って、可愛い赤ちゃんが産まれてくることは、本当に本当に奇跡なんだなって思います。
その中で、避妊の大切さや人工中絶の恐ろしさはたくさんたくさん教えてもらいました。
・人工中絶は体にも心にも良くない
そういったことは学びました。
この図式だけで終わっていたと思うんです。
もしかしたら、
それが子宮外妊娠で放っておくと大量出血を引き起こすかもしれません。
もしかしたら、
それが切迫流産でちゃんと経過を見ないといけない状態なのかもしれません。
もしかしたら、
それが胞状奇胎で処置が遅れると絨毛ガンが発生してしまうかもしれません。
いろいろ事情はあるでしょう。
それでも、それが "正常妊娠かどうか" は、まず一番最初に知っておかなくてはいけない事象だと思うんです。
「中絶はダメ」のイメージしか持っていなかったら、不安になって誰にも相談できずに産婦人科に行く機会を逃してしまうかもしれません。
「妊娠=赤ちゃん」のイメージのまま、医療費が無いなどの理由で出産間際まで産婦人科に行かない人もいるそうです。
なんです。
今回も、経過観察がしばらくの間必要ですが経過が良好であればまた妊娠を望める体になります。
もし、すぐに病院に行っていなかったら、もっと危険な状態になっていたかもしれません。
ということも教えなくてはいけないんじゃないのかな、と思いました。
そして、すぐ産婦人科に行きましょう。"」
ここまでがセットで
大変でしたね。体も心もあなたのご家族も、しばらく養生されてください。子供はいてもいなくても、幸せに暮らせると信じています。 私も同じような感じです。今もし子供の頃の私に...
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