はてなキーワード: ゆるキャラとは
( 2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その3 からの続き)
スマホゲー原作。時代劇にみえて異世界ファンタジー。舞台は概ね幕末あたりか。タイトルにある通り元々恋愛ゲームだけれど、アニメ化にあたり導入部分が改変、恋愛要素が廃されている模様。
史実のイケメンがたくさん出てくるので概ねチャンバラアクションがメイン。一方でモブとの戦闘がコントじみてて、シリアスになりきれない感じが好き。流血表現もない親切設計。
タイムマシンを使って訪れたパラレルワールドの幕末を舞台にしたファンタジーなので、登場人物は割と何でもありの模様。幕末なのに真田幸村出てくるし。原作ゲームはどれくらい武将が出てくるのだろうか。
「きつねのこえ」と読む。中国の人気漫画原作ショートアニメ。ゴーストシンガーソングライターのお仕事。制作はゆめ太カンパニー。
中国の原作でで日本でも放送する作品ってなんか世間を出し抜く影のヒーロー的なシナリオ多い気がする。
ゴーストシンガーソングライターという、おそらく現代ならではのモチーフが面白い。もちろん多少のファンタジーこそあれ「匿名で活躍する、顔も名前も分からない有名人」っていうのは実在するわけだし。意外だったのは「名声を得たイケメンアーティスト(声だけ偽物)」と主人公が対等な関係として描かれてること。「世間一般における成功」の、形というか在り方の変化を感じた。
コウテイペンギンのヒナが京都のまちを探訪するショートアニメ。ナレーションは森本レオさんでも岩合光昭さんでも増岡弘さんでもなく堤真一さん。
内容的には「街を歩くペンギンが可愛い」なので、毎週と言わず毎日放送してくれても見れるやつ。あとモブが無言でペンギンにスマホを向ける姿が今っぽい。
スパイク・チュンソフトのゲーム原作。元のタイトルは「CONCEPTION 俺の子供を生んでくれ!」。R-15なのでエロゲーでは無い、のかな。ちなみにアニメ放送に合わせてPS4移植版が発売予定。唐突に始まる異世界ハーレム生活。物語の本筋にたどり着くため、1話は怒涛の展開。
全体的にゲームのリスペクトが強い。例えば12星座の巫女システムをそのままシナリオに落とし込んでいる。ゲームのサントラかな?っていう感じのBGMに、ゲームのような演出、ゲームの解説パートみたいな解説パート。ゲームのチュートリアルだコレー!?
ゲームシステムの肝が「擬似セックスで戦力増強」なのが原因なのか、出てくるゆるキャラがゲスい。カマトトぶるキャラクター達の分までシモネタを吐き出しまくる。
結局セックスするんかーーーーーーーーーーーーい。セックスを描いている=18禁、ではないのね。単純に直接表現(秘部の露出とか)があるかどうか、っていうことなのかな。
監督の古川博之(「はじめてのギャル」監督等)が立ち上げた制作スタジオ「マギア・ドラグリエ」共同制作アニメ。
「妹の名を冠するラノベ」という、一種のテンプレートがあるのね。説明的な前置きが少なめで話を進められるのはアニメにとって大きなメリット(例:家に両親がいないのはなぜ?とか)なのかな。
1話はシスプリコラボ回(コラボ時間 約60s)。ちなみに作中のキャラクターと絡み無し。イースターエッグ的な趣向なのかな。永見涼花の中の人曰くアフレコブースが凄いことになっていた、とのこと。
シリーズ構成は「はじめてのギャル」で監督と一緒に仕事をした人なので、作品のベクトルは「はじめてのギャル」に近いかも。冴えない主人公を中心としたハーレムモノ。古川博之監督が手がけてきた作品の流れをくむエロアニメ(「奥様は生徒会長」「魔装学園 HxH」「はじめてのギャル」など)なので、Q:なんでヒロインはパンツとか乳首晒してんの? A:監督がそういう作品を作ってきた人だから と思われ。「妹さえいればいい。」「エロマンガ先生」みたいな作品を想像しながら観ると大抵びっくりする。でも監督が手がけた他の作品と比べ疑似セックスシーンが無いのが気になる。徐々に本気出すのかな。
ビキニアーマー販売店の日常ショートアニメ。冒頭のドット絵とか作中の8ビット音楽とか、ファンタジー世界というよりファミコン時代のRPGが舞台といった感じ。ゆえにゲームでしか出てこないようなデザインの防具を売っている。当時のあるあるネタとか出てくるのかな。
ひかりTVのみ見放題。アマプラ等で各話が有料配信されている他、公式Youtubeチャンネルで1,2話が無料配信中(コレで1話を観ようと思ったのだけれど、右上とか下に出ているテロップがどうしても耐えられなかった)。
Netflix独占配信。DEVILMANと同様全話一斉配信済み。
FOD独占配信。1期みたいに後で1話ずつ無料配信してくれないかな。
いろいろある作品の企画でも特に「アニメと同時に展開されるスマホゲーム」というパターンは2010年以降に顕著な形だけれど、いかに現在スマホゲーが他のコラボの形と比べて儲かっているかが分かる。いち視聴者として思ったのは「スマホゲーなんて片手間でできるレベルのものしかないし、たいていおもんないやん。その派生/宣伝であるアニメ化なんて推して知るべし」という雑な先入観はクソの役にも立たなかった、ということくらいだ。そんな私にとって本年は、スマホゲーと同時展開でアニメを制作するというやり方が「最もメジャーなアニメの作り方の一形態」として確立しているんだ、ということを再認識する機会に恵まれた年になった。今後もこの形がアニメ界隈を席巻していくのかな。楽しみ。
新作1話全部視聴はおすすめできない。今期は敢えて「1週間で全作品を追っかけるためのスケジューリング」を組んでみたのだけれど、仕事をしていない時間をほぼすべてアニメに突っ込んでようやく、という感じだったので「生きるためにアニメを見ているのか、アニメを見るために生きているのか」ということをいよいよ真面目に考えてしまった。「尊すぎてしんどい」の「しんどい」は多分これじゃない。
そんなこんなで新作を一通り観てみるという趣味を続けて早1年近くになり、それを経た率直な感想は「なんて業の深い趣味なんだ」ということである。趣味の域を超えているというか、誰も幸せにならないというか。少なくとも作り手が「毎期何十作品も見比べている人」を想定してはいないだろう(知らんけど)。もっと別の、それこそ何らかの個人的な挟持でもない限り継続は不可能に思える。これを成し遂げている人がいたらぜひ「なぜ?」と聞いてみたいくらいだ。そういう意味でも、新作1話全部視聴はおすすめできない。
ちなみに毎期に渡って特に1話切りはしていないけれど、かといってすべての作品を完走しているわけでもない(理由として一番多いのは「作品が多すぎて、どれを観ていてどれを観ていないのかわからなくなる」だったりする。あと夏期は転職したり通勤中の事故で救急車のお世話になったりストレスで難聴になったりと色々忙しかった)。完走した作品の感想を書くのは本旨にそぐわないので省略するけど、以下に今年完走した作品の一覧を乗せる。リアタイ勢の参考になれば幸いだ。
〜作品一覧〜
からかい上手の高木さん
ヒナまつり
鹿楓堂 よついろ日和
ルパン三世 Part 5
SAOAGGO
〜ここから旧作〜
アニメガタリズ
エロマンガ先生
ヤマノススメ 1st,2nd
のんのんびより 1期、2期
響け!ユーフォニアム 1期
ゆゆ式 1期
ゆるゆり 1期
多すぎないか?
「日本の昔の首都は奈良なんだから日本人なら奈良に詳しくなれ」
とよく言われて育ってきた。
俺はそのことになんの疑問も持ってこなかったし、日本人だし当然のことだと思ってる。
ちなみに生まれも育ちも奈良だし関西だ。むしろ関西から二十歳になるまで出たこともない。
休日によく奈良県内へ連れて行ってもらい、近鉄沿線や駅名、道の駅、奈良健康ランド、谷瀬の吊り橋、昔そごうがあった場所、せんとくんは当然ながら、ピンクルというゆるキャラがいることまで、奈良の隅々まで教えてもらった。
もし母親に教わってこなかったとしても、当然日本人として自分から奈良の勉強はしていただろう。
就職は奈良県内でしたが、同僚に奈良のことを全然知らない人が多くて驚愕した。頭の悪そうな若者がピンクのプーマのジャージを着て徘徊することをやたら気にしてた。それでも人数比率に対する、東大京大合格率ナンバーワンの県だ。
学生時代友達とそんな話をしたことがなかったから気付かなかったが、これが現状とは。
有名な観光地くらいしか知らず、南北朝時代の天皇の名前や京終や帯解の駅名を読めないものや、マント君というゆるキャラすら知らない者もいた。近畿地方の地図を書かせたら奈良が無いこともある。
たまたま職場の人が教養のない者ばかりだったのだと信じたいが。
この記事を見て胸に刺さった人。
昨日のツイッターでスーツアクターを巡るツイートがよくRTで流れて来た。
(参考:https://togetter.com/li/1265833)
この話の流れは
日テレ朝のワイド番組でジャニーズのタレントがスーツアクターに弟子入りして修行。
上手い事演じられたのか、感極まってヘルメットを脱いでしまった模様を放送したところに特撮ヒーローに造詣がある視聴者がスーツアクターに対するリスペクトが皆無だと批判。
スーツアクターが台本にないにも関わらず自らヘルメットを脱ぐのは、見ている子供の夢を壊す行為であり言語道断だ
感極まってしまった上での行為で、かつスーツアクターとしての心得をタレントが把握していなかったのではないか。もしくはその模様を放送した日テレの責任である
個人的にはいわゆる特撮ヒーローやゆるキャラに「中の人などいないルール」はある程度理解は示せるものの、結局は「中の人はいるものだ」と言う意識で見ている。
また、タレントとしても多忙な中で長期に渡って修行した結果の達成感での行為なら分からなくもないが、スーツアクターが何者かと言うところへの想像力が欠如していた故の行為とも取れる。
さて。この二つの対立構造をややこしくしているのが「罵声」だと思っている。
特撮側は「スーツアクターに微塵の理解の無いジャニタレ」と「世の中ジャニーズ無罪がまかり通ると思っているファン」と言い放ち
タレント側は、よく分からないけど気味の悪いオタクがわめき散らし、タレントを批判していて気分が悪い、としている。
もちろん互いに理解のある意見も散見されるものの、特に画像や短いツイートで罵る類のものには相手を理解しようとする意思は皆無だ。とにかく相手側を罵声で殴り倒し続け、相手が黙れば「論破」でこちら側の勝ち、と言う無益な戦いが繰り広げられている。
もはやSNSでの「炎上」は劣情や差別意識の塊にまみれ見るに堪えないものばかりで、日本の学校教育において議論を学ぶ機会が希薄だった結果がこれらから滲み出ているのでは、とさえ思える。
この前リアルに訊かれたので
Q Vtuberって何の略?
Q 一番有名なVtuberは?
A キズナアイ
Q 誰が見てるの?
Q どのくらい流行ってるの?
(参考:国内Youtuber上位が500万、世界が2000万)
A いいえ
Q 技術的にどうやってるの?
A 一言では無理。ググって
Q Youtubeでやってるの?
A Youtube以外でもいろんなプラットフォームでやってる。基本はYoutubeとTwitter
Q VRなの?
A VRなのと、VRじゃないのがある。ゴーグル付けると表情トラッキングが難しい
Q 会社がやってるの?
Q 一人でもできるの?
A がんばれば出来る
Q 中の人は男?女?
A 男も女もいる。アバターと性が不一致な人も居る
Q 男と女どっちが人気なの?
A 女
Q どういうVTuberが人気なの?
A とにかく幅広いので難しい
A 声優だったり素人だったり生主だったりお天気お姉さんだったりする
Q 中の人は何歳くらい?
A 20代が中心
Q 中の人は同じ人?入れ替わるの?
A ほとんど同じ人。極稀に入れ替わりキャラあり。入れ替わるメリットが薄い
Q 生放送なの?
A 生と録画がある
Q 初音ミクとの違いは?
A 皆が1キャラを作るのが初音ミク。個別にキャラを生み出すのがVtuber
Q ゆるキャラとの違いは?
A バーチャル。喋る。
A 自由に喋る。レスポンスがある。Twitterやってる。中の人の要素が濃い
A おおよそその認識で間違ってはないが、ややズレが有るので決めつけないように
A 技術者とオタクにウケてる分、ネットでは存在感が大きく見えると思う
A 新しい表現方法。容姿の自由さ。顔は出さないが表情や動きは伝わる。技術的に面白い
A 現状リアルなものに触れられない。意外と技術的にコンテンツ作りづらい。複雑なポーズができない
Q どうやって儲けてるの?
A 広告と投げ銭がメイン、あとは企業案件とか、タレントと同じ
Q 何やってるの?
A Youtuberと同じ。あとは雑談、ネタ、歌ったり3Dで遊んだり、ゲームしたり、何かを紹介したり
Q 何が面白いの?
A それはYoutuberに対する問いと、個人生放送に対する問い、ゲーム実況に対する問い、ラジオに対する問いに近い
A そうだね、生の方はね
A そうだね、生の方はね
Q 儲かるの?
A 儲からない
A プラットフォームに何割かもっていかれる。生活費のたしにはなるけど事業にするには厳しい。ブロガーのがまだまし
A まだ無視しといてOK。サブカルというレベル。しかし若年層にはリーチするかもしれない
A それはYoutuberになって楽しい?とか、ゲーム実況主になって楽しい?みたいな問いに近い
A まだ無い
Q 何で企業は参入してるの?
A 新しいビジネス開拓、又は広報の一環だが、中の人がやりたくてやってる気がする
今後技術革新次第では化けるかもしれない
Q どんな企業が参入してるの?
A 一部を除いて非常に若い企業が多い印象(社長が20代前半とか)
A 各種あるが、UUUMが一番近いと思う(マルチチャンネル ネットワーク)
Q Vtuberになりたい
A がんばれ、楽しんだもん勝ちだ
A やめろバカ
A ポン子
__追記__
id:midnight-railgun “Q 技術的にどうやってるの?” ここを一番知りたかったんだが
以前見た参考
http://greety.sakura.ne.jp/redo/2018/01/how-to-vtuber.html
https://www.moguravr.com/vtuber-tools/
もう数種類ある
中の人達大変
__
しかしポン子を勧めるのです
__
さっきポン子の生放送で「初心者向けではない」とコメント欄で全否定されておりました
訂正してお詫びいたします
今やゆるキャラブームも落ち着き、見かけることも少なくなったふなっしーだが彼(?)も元々はYouTuberだった。
船橋市在住の一市民がまちおこしをコンセプトにデザインを行い自費で着ぐるみを用意してYouTubeに動画投稿していたのが事の始まりである。ふなっしーが船橋市公認でないのは一個人が自発的に行っている活動だからだ。
言ってしまえばのじゃロリおじさんがモーションキャプチャーの技術を習得し機材を揃えていった労力を、ふなっしーは着ぐるみの手配とその中に入り込んでしまうことに割り振った。
Vtuberはバーチャル空間で空想の肉体を人格をもって存在するかのように操る。ふなっしーはそれを現実世界で着ぐるみという肉体を使って行った。Vtuberがやっていることを何のノウハウもない素人が物理的に力技で成し遂げたのがふなっしーだったのだ。
Vtuberは今後の動向の参考としてふなっしーに注目すべきかもしれない。
中の人の持つ生々しさがメルヘンなキャラクターに実態を持たせることに成功しその活動をネット外にまで広げ支持を得たという点でふなっしーはVtuberのロールモデルになるだろう。
ぜんぶゆるキャラで良くない?
自分は幼い頃に犬に追いかけられて以来、動物全般が苦手になってしまった。
動物園や、写真やテレビなんかで動物を観ると可愛いなとは思うけど、言ってしまえばアニメのキャラクターやゆるキャラなんかに抱く「可愛い」と同じで、どうしても「人間」と「それ以外の動物」に如何ともしがたい距離を感じてしまう。
だから、動物愛護の精神だとか、生体ビジネス云々みたいな話もピンとこない。(アコギな商売はイカンとは思う)
野良犬が殺処分される…みたいな話を聞いても「かわいそう」という感情が湧いてこない。
ここまで読んで「血も涙もない増田」と思った人は、きっと幼い頃から犬や猫が家族同然という環境で育ったのだと思う。
家族同然の存在が、ビジネス的に売買されたり、人間様の都合で処分されることに憤るのは自然な感情だろう。
正しいとか、間違っているとかではない。どんな価値観も尊重されるべきだ。ただ、どうしても少し気になってしまう。私のような人間が、犬や猫は家族同然という人たちに、「血も涙もない人間」だと思われてることが。
これって、被害妄想ですかね。
ゆるキャラの存在が受け入れられないイスラエル人 - Togetter http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1237330
上記のブコメでは、「主語が大きい」と勝手に勘違いして怒っている人が見受けられる。
じつは、英語圏においてはそのような「主語が大きい」と勘違いして怒り出す人は存在しない。
なぜなら、英語は文法上「単数」か「複数」か、「特定」か「不特定」かが、明確に区別されるからである。
上記の見出しは英語なら「A Israeli」となるので、ある一人について語られていることが明示されるのだ。
日本語は英語と比べて名詞の差す範囲が曖昧である、ということが理解できていれば、「主語が大きい」という勘違いは起きないのだ。
奈良県のせんとくん、経済効果が2105億円だか何だか知らんけど、いろんなもんが多過ぎ
まわしを締めた「相撲せんとくん」、桜の花が頭を飾る「桜せんとくん」……。現在、オリジナルのせんとくんを含め、8パターンのデザインが存在する。
県の使用指針には「違う要素を加えたり表情など細部を部分的に加工することはできません」と著作権保護のため、厳格な規定がある。テーマに沿ってせんとくんをアレンジするには、その都度、新たなデザインが求められるのだ。
県は売り上げや製作費用の3%をライセンス料として納めることなどを条件に、商品や広告に利用することを認めており、遷都祭があった10年度には約4900万円の収入があった。
ところが祭りが終わって一段落した11年度は、699万円に激減。同年に県のキャラクターになったのを機に、県は12年度に、「官服」「桜」「紅葉」の3デザインを追加しててこ入れを図ったが、各地に次々と特徴的なゆるキャラが誕生する中で存在感の低下は否めず、16年度は154万円にまで落ち込んだ。県は先月、さらに「はかま姿」を投入し、起死回生を狙う。
通称「海づくりせんとくん」。2014年に開かれた「全国豊かな海づくり大会」PRのため、前年に誕生した。デザイン料約60万円、着ぐるみ代約180万円をかけて作成したが、大会終了後は大型商業施設でのアマゴ販売イベントなど、3回しか登場していない。
県農業水産振興課の一角で、「海づくりせんとくん」は箱に納められている
昨年の「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」に登場した通称「はかませんとくん」も、同様の状況に陥る危機にある。デザイン料約60万円、着ぐるみ2体計約330万円をかけて生み出したが、運営を担った大会特別課そのものが、来年度にはなくなる見込み。
実は、私たちが目にするせんとくんには、2種類があるらしい。県の主催事業や県外で催されるPRイベントで会えるせんとくんの多くは、プロのスタッフによるもの。自治体が主催する小規模な行事などでは着ぐるみを貸し出すだけで、自治体職員などがその役目を引き受けているという。県観光プロモーション課幹部は「時々、『元気がない』と指摘をもらいます」と明かす。
ツイッター社の公式マークがついているのが「せんとくんのつぶやき」だ。
奈良県庁の担当者によると、こちらのアカウントでは、主に奈良県全体に関わる情報を発信しているという。もう1つのアカウントが「せんとくん 《OFFICIAL》」で、こちらはせんとくんの活動報告などをメインに発信している。
ツイッターでは奈良県庁が管理する公式アカウントのほか、非公式アカウントもあり、人気のものではフォロワー数は7万を超える。
県ならの魅力創造課の担当者は「問題になる内容はなく、目くじらを立てるつもりはない。持ち味の違う2人のせんとくんを楽しんでもらえれば」と静観しつつ、「公式のフォロワーも増えればありがたい」と期待する。
※なら和み館の場合
「今は売り場のほとんどが『しかまろくん』で、『せんとくん』の売り場はここしかありません」
奈良市観光協会が5年前に作った「しかまろくん」に追いやられてしまっています。
【土産物店の人】
「『しかまろくん』のほうがやっぱり。『せんとくん』は商品がかなり少なくなっている」
お客さんが手にとるのも、「せんとくん」ではありません。
【子供は】
「駅前の土産店なんですが、他のキャラクターグッズに比べると、せんとくんのグッズはやや少ないように感じます」(記者リポート)
店内には奈良市観光協会のマスコットキャラクター「しかまろくん」が所狭しと並んでいて、せんとくんは片隅に追いやられています。
「だいぶ減りましたね。遷都1300年祭が終わった年くらいから、問屋さんが在庫で終わらせていくみたいな感じで」(土産物店)