昨日のツイッターでスーツアクターを巡るツイートがよくRTで流れて来た。
(参考:https://togetter.com/li/1265833)
この話の流れは
日テレ朝のワイド番組でジャニーズのタレントがスーツアクターに弟子入りして修行。
上手い事演じられたのか、感極まってヘルメットを脱いでしまった模様を放送したところに特撮ヒーローに造詣がある視聴者がスーツアクターに対するリスペクトが皆無だと批判。
スーツアクターが台本にないにも関わらず自らヘルメットを脱ぐのは、見ている子供の夢を壊す行為であり言語道断だ
感極まってしまった上での行為で、かつスーツアクターとしての心得をタレントが把握していなかったのではないか。もしくはその模様を放送した日テレの責任である
個人的にはいわゆる特撮ヒーローやゆるキャラに「中の人などいないルール」はある程度理解は示せるものの、結局は「中の人はいるものだ」と言う意識で見ている。
また、タレントとしても多忙な中で長期に渡って修行した結果の達成感での行為なら分からなくもないが、スーツアクターが何者かと言うところへの想像力が欠如していた故の行為とも取れる。
さて。この二つの対立構造をややこしくしているのが「罵声」だと思っている。
特撮側は「スーツアクターに微塵の理解の無いジャニタレ」と「世の中ジャニーズ無罪がまかり通ると思っているファン」と言い放ち
タレント側は、よく分からないけど気味の悪いオタクがわめき散らし、タレントを批判していて気分が悪い、としている。
もちろん互いに理解のある意見も散見されるものの、特に画像や短いツイートで罵る類のものには相手を理解しようとする意思は皆無だ。とにかく相手側を罵声で殴り倒し続け、相手が黙れば「論破」でこちら側の勝ち、と言う無益な戦いが繰り広げられている。
もはやSNSでの「炎上」は劣情や差別意識の塊にまみれ見るに堪えないものばかりで、日本の学校教育において議論を学ぶ機会が希薄だった結果がこれらから滲み出ているのでは、とさえ思える。
まぁアイツ顔出ししたら「ワーキンプリだー」って反応してもらえるに違いない!って感じでドヤ顔してたもんなそこらへん敏感な子供からキモいかっこ悪い言われるのはしゃーない