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はてなキーワード: 時機とは

2011-07-22

諦めないことは大事だよ、というおはなし

高校生の時、同じ部活で好きな子がいました。

僕と同じ背丈で、同じ年で、違う町に住んでるけど同じ駅で家に帰るから、帰り道はよく一緒になりました。

彼女は、僕が知るより前から付き合っている彼氏がいました。

卒業式の時に第二ボタン抱き合わせ告白されて、時機時機なのでオッケーして抱きしめてキスしちゃったそうです

で、僕もそのことは聞いているからそれなりに話をしたりされたりする関係で、打ち解けてました。

でも、僕は彼女が好きでした。

そんな関係がずーっと続いて、部活も卒部して、受験勉強して。

僕は首都圏にある国立大学に進学して、彼女地方国立大学に進学しました。

しばらくは会えなくなるな、と、もしかしたら、もう縁が切れちゃうかもな、と、いろいろ考えて、悩みに悩んで、

僕も告白することにしました。

で、告白したら、ふられました。

当然ですよね。二股を求めるなんて、失礼にも程があると思います。最低です。人外です。死ぬべきです

というわけで、僕の青春の恋物語は潰えました。

大学に進学してからというもの、すっかり燃え尽き症候群となった僕は大して学業にもサークルにもバイトにも打ち込めず、成績は真ん中よりかなり下、サークルも幹部にならず、バイトも惰性で続ける有様、人生を不満喫していたのです

それを受けてかどうか、就職活動も力が入らず、あまり労働環境のよいとはいえない地元中小企業内定が決まるやすぐに辞めてしまいました。

ぶちスライムブーメランで刈り取るかの勢いで大企業に次々に内定する友人を見ておめでとうとは言うものの、大してコンプレックスも湧かず、でももったいなかったかな、と思うこともあり、もやもやぁっとした感情もありました。

で、地元に帰るかどうかというところで同窓会のおさそいが届いたのですね。

なつかしいなあ、みんなどうしてるのかなあ、と思う刹那、さっそくメールで返事を電信したわけです

地元に帰り、居酒屋という名の同窓会催場に足を運びました。

来てない人もそれなりにいたけれど、まあ半分以上は参加していて、そこに彼女の姿もあったわけです

で、再会の思いを交歓したのですけれど、なんと彼女彼氏とは別れたというではありませんか。

もうこの時点でぼくは自己主張してしまったのですが、それを隠しながらもいろいろ話をして、その場はおひらきになりました。

二次会に行く人は二次会へ、僕は家路につくのですが、彼女がついてきました。

なんだかいい気分だし、ぼくも冷めていないので、えいやっといちゃついてみたら、それやっといちゃつきかえされたので、もうここしかあるまいと、キスをしたらアルコール臭くて顔がムニェってなって、それを見た彼女が微笑んで、そのままホテルに行って昇華しました。人生の極相です。ぼくしあわせ。

という半年前の話があったわけで、今この増田を書いているのですが、彼女の浪費癖で家計ストレステストです。でも諦めちゃだめだよね。

2010-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20101124140757

認識がおかしい

あなたお茶を注いだのなら、時機を見てあなたが注ぎ直すなり、片付けるなりすればいい。それがもっとも合理的。男女の問題じゃない。

あなたお茶をつぐことなく、各自が好きなようにお茶を注いで、飲んで、でも片付けないなら問題だなあ。

でもその心配は要らない。なぜならあなたいるから。

2010-09-10

27歳

トゥギャッターにまとめのあがっていた27歳病の話は全然ぴんとこなかった……。

それはそれとして今年27歳の俺が最近考えているのは、そろそろ世界に対してうってでる時機だ、ということだ。

就職して仕事に慣れて・給料も上がって・貯金もできて・仲のいい友達もいるっつーことで多分このままだらだらっと生きていけばまずまず幸せ人生が送れそうな雰囲気だ。

彼女はいないけど最近合コンに何回か行ったら、高望みはできないけど、俺が得意とするパターンの女っていうのは結構いるのでそういうのを狙うとかなりの打率で打てるとわかった。

30代には結婚も出来るだろう。

でも、このまま小さくまとまって人生を終えてはいけないと思う。

俺は一瞬でいいから世界に風穴を開けたい。

世界ひとつ会議室で、そこに沢山の人がいて、それぞれ小さな塊になってそれぞれの議題を話し合っているとして……、俺はそこで大きな声を出してできるだけ多くの人の注目を集め、自分の思いを伝えたい。

それで世界がどうなるってもんでもないと思うけど、まあせっかくこの世界こんにちはとやってきたのだから思い通りのことをやった方がいいと思うんだよね。

要は会社辞めるぜってことだ。

そもそもなんで就職したかと言えば、就職する前はまともに会社勤めできる気がしなくて、だからこそ逃げたくなくて就職した(逆境TRY)っつーことなんだけど、それについてはとりあえず俺は自分との勝負に勝ったと思う。

俺は全然サラリーマンやれる、良かった。

だから次は、自分の夢から逃げないのが素晴らしい人生だという構えですよ。

2010-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20100831224651

伊藤博文合併反対を2年で翻したのを確定事項のように言ってるが「そういう説もある」程度の話だぞ

近年の伊藤博文研究で最も熱心なのが瀧川一博先生

最新刊が四月に出たばかりの、中公新書伊藤博文』。

伊藤之雄先生も昨年本を出してるけど、こっちは不勉強でまだ読んでない。

瀧川先生伊藤をよく弁護してるよ。「ヤヌスの顔」、硬軟両面があったって。

韓国での「文明」を推し進めたって。

議会も設置して、自治をうながそうとしてたんじゃないかって。

でもさあ、あなたのような事実の認定は、してないな。

伊藤が二年で併合策に与した、という箇所は、この通り。

 伊藤が翻意して併合を認めたのは、一九〇九年四月である。この年の三月三十日、

小村寿太郎外相は桂首相に「対韓大方針」および「対韓施設大綱」を提出した。

それは「適当時機に於て韓国の併合を断行すること」を掲げ、韓国併合閣議決定を迫ったものだった。

桂としては異存はないが、懸案は伊藤の意向だった。桂と小村は、

伊藤が併合に反対であることを熟知していたのである。


 二人は伊藤に併合の直談判を行うことに決し、四月一〇日、相当の覚悟をもって上京中の

彼のもとを訪問した。だが、伊藤はあっさりと併合を承諾し、桂と伊藤は肩すかしを食らった(『伊藤伝』下、八三八頁)。

こうして最大の障害が取れて、七月六日に韓国の併合が正式に閣議決定されるのである。

あなたは、最新の研究でも支持されている、伊藤暗殺前に韓国併合に同意していたという物の見方を、

「『そういう説もある』程度の話」と一蹴するけれど、

では別の見解をいう研究者論文は、具体的にどんなものがあるのだろうか?

ぜひ見てみたいから、教えて欲しい。見てみないとわからない。



伊藤・桂・小村の会談の事実は、伝えられているものと違うだろうか? 

あるいは、伊藤が表向き続けていたかもしれない併合への慎重な態度の方こそ、

本心だったといいたいのだろうか?

そりゃあね、ここからの判断は、史料を読む側が決めることかもしれないよ。

だけど、総理大臣外務大臣の訪問を受け、同意をあたえたというのは、よほど重い決断じゃないの?

俺だったらそっちを取るよ。

伊藤があくまで併合反対に固執するなら、閣議決定につながる言質をあたえるようなことは、するわけないんじゃん?



あとさ、高宗を退位させたのも伊藤でしょ?

いくら併合に慎重な姿勢をとってたからって、植民地経営の矢面にたって色々せざるをえなかったんだから、

恨まれて当然じゃない?

仮に、山県なり桂の方が併合推進派だった、と安重根が知ってたとしても、やはり伊藤を狙ったんじゃないか。

ネームバリューが違う。初代韓国統監で初代総理大臣近代日本建築の立役者。

一泡吹かせるのが目的だろうに、山県有朋じゃ役不足だろう。

2010-08-19

利根川のことば

想像してみろ

何も築いてこなかったおまえらに

どこまで想像が届くかわからぬが 想像してみろ

いわゆるレールの上を行く 男たちの人生

おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ‥‥!

小学中学と塾通いをし‥‥‥

常に成績はクラストップクラス

有名中学 有名進学校と 受験戦争のコマを進め

一流大学に入る‥‥‥

入って3年もすれば

今度は就職戦争‥‥

頭を下げ

会社から会社を歩き回り

足を棒にしてやっと取る内定‥‥‥

やっと入る一流企業‥‥

これが一つのゴールだが‥‥‥‥‥

ホッとするのも束の間

すぐ気が付く

レースがまだまだ終わってないことを‥‥

今度は出世競争‥‥

まだまだ自制していかねばならぬ‥‥!

ギャンブルにも 酒にも女にも溺れず

仕事を第一に考え

ゲスな上司にへつらい

取り引き先にはおべっか

遅れず サボらず ミスもせず‥‥‥

毎日律儀に 定時に会社へ通い

残業をし

ひどいスケジュール出張もこなし‥‥

時機が来れば単身赴任‥‥

夏休みは数日‥‥‥

そんな生活を10年余続けて

気が付けばもう若くない

30台半ば‥‥ 40‥‥‥

そういう年になって

やっと蓄えられる預金高が‥‥‥

1千‥‥2千万という金なんだ‥‥

わかるか‥‥‥?

千万大金‥‥‥

大金なんだ‥‥‥‥!

世間一般の道‥‥‥‥

つまり命を薄めて手に入れる場合

これだけのことをしなければならない

それに比べて おまえらはなんだ‥‥!?

必死に勉強したわけでもなく‥‥‥‥

懸命に働いたわけでもない‥‥‥‥‥‥

何も築かず‥‥‥‥‥

何も耐えず‥‥‥‥‥

何も乗り越えず‥‥‥‥

ただダラダラと過ごし‥‥

やっとことと言えば

ほんの十数分の余興‥‥

なめるなっ‥‥!

2010-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20100607082110

でもマシじゃなかった。もうしばらく麻生に続けさせた方がよっぽどマシだった。それは認めるよな?

そこに関しては麻生に気の毒な面がなくはない。衆議院任期切れという要素があって、2009年8月の時点での個人能力という点では麻生鳩山であったにもかかわらず、自民党という泥船と一緒に撃沈させられたのは確か。

だが、麻生のやってることは「劣化小渕路線」とでも言うべきもので、決して褒められたレベルでも何でもなかったぞ。しかも、同じような性格の政策転換であっても、橋本→小渕のときよりも小泉麻生の変化は、小泉橋本よりよほど急進的だったという点で、有権者への裏切り度合いが極めて強い。到底、自民党政権をあと最大4年延命してもよいと思える要素はなかった。麻生は悲劇のヒーローなんかではない。安倍福田のあとで有能なリーダーが求められるときに出てきたのが「それなりに無能」な麻生ではどうにもならん。野党案を丸呑みして小沢と連立してでもやるべきことをやった小渕と、端金の定額給付金一つで些事にこだわって時機を逸した麻生を比べればそれは明らかすぎた。

しかも、麻生内閣中川(酒)で持ってた面が多分にある一方で、中川はいずれ時間の問題で再起不能になってたわけだから、結果論としても、麻生政権継続していてもどうにもならなかった可能性が強いわけだからな。

2010-03-25

思春期恋人が作れないレベル人間について

http://anond.hatelabo.jp/20100324210157

俺は元増田みたいなことを十年も前、思春期に考えた。

思春期彼女が出来ないような人間は後から何しても無駄じゃん、と。



よく、「学生時代に冴えなかった奴が社会的に成功して逆転」みたいな話があって

だから頑張れ人生はこれからだみたいに励まされるしそれは正しいんだけど、

恋愛とか異性関係については全然あてはまらないんだよね。



「本来異性に好かれないような人間財産や地位を築き、そういうのに寄ってくる異性と付き合う」

戦略問題点は3つある。



1.客観的に醜い・見苦しい

醜いよね。社会的見下しの対象でもある。

(よく世間的な揶揄の対象になるのも、「正しいカップル」より一段以上低い・卑しいものだからだろう

「正しいカップル最上位は勿論、若く互いにホルモンに突き動かされて付き合ってるような2人)

まずこれ目指して頑張るっていうのは俺は気力が湧かなかった。



2.時期のズレ

一番恋人とか欲しいのは十代から二十代の初めまで。 精神的にも肉体的にも。

二十代後半だの三十代だので異性に寄ってこられてもそもそもあんま嬉しくなくね?

少なくとも嬉しさ十分の一ぐらいかそれ以下だよ、思春期だったらに比べて。

つまり時機を逸することによるニーズのがた落ち。

また、その異性が同い歳前後だとすると、言っちゃなんだけど、相手の市場価値もがた落ちした頃だよね。

つまり時機を逸することによる品質のがた落ち。

双方向から時機を逸する。

取引が成立する頃にはもう取引をする動機がかなりうせてるんじゃないかと予想した。



3..そうして出来た恋人は実は恋人ではない

重要

だって、金や地位でひきつけた異性なんて、本当は俺の相手なんかしたくないわけで。

言ったら恋人と言うより愛人でしょそんなの。

俺と居る間ずっと打算や仕事気分でいる人が欲しかったんじゃない。

俺のプレゼントを即効で換金して本当に好きな人プレゼント買う異性にプレゼントしても楽しくない。

と考えるとこんなの全然、わざわざ獲得する価値がないモノとわかる。

シミュレートすると、愛人作ってガッハッハというタイプの男のマッチョさは想像を絶する

 相手が腹で自分を好いてなかったり憎んだりしててもそんなのお構い無しで楽しんじゃうんだから)



こういう予測を十代の頃に立てて、

予測を立てたと言うかあらゆるルート絶望が身に染みただけだが)

仕事趣味は頑張ろう、しかし恋愛とかはすっぱり諦めて降りるしかないんだ・・・と決めた。

そして今二十代後半になった俺は、一応社会的ステータスのある資格仕事についたけど

キリンですし元増田の言うことがよくわかる大人になっちゃいました。



恋愛とか恋人に関しては生まれた時から詰んでたんだよ、

とっぴんぱらりのぷう。

2010-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20100225171018

いや、どこまで行ってもこれは規模の問題だよ。

彼らの言い分を嘘だと認定するには彼らは多すぎるし時機も逸しすぎた。これがせいぜい数百人レベルなら話は違ったかも知れないが。

2010-01-14

夜と霧 ヴィクトール・E・フランク

夜と霧

ヴィクトール・E・フランク



時機にかなった言葉



 収容所で集団を対象に精神ケアをほどこす可能性はきわめて限られていた。これには言葉よりも効果のあるものがあった。模範だ。たとえば居住棟の班長の中に公正な人物がいたが、その毅然とした、見ているだけでも勇気づけられる存在は、ことあるごとに彼の統率下の被収容者に深く広く影響をおよぼしていた。存在、それも模範的存在の直接の影響は、言葉よりも大きいものだ。だが、なんらかの外的根拠を挙げて内的な共感をよびさますときには、言葉も有効だった。わたしは集団に話をし、外的状況を伝えて一居住棟のすべての被収容者に心の準備をさせ、精神的なケアに役立てたことがある。

 あれは最悪の日だった。今しがたの点呼で、古い毛布を帯状に切り取ることも(即座にゲートルを作るのによく使った手口だ)、ほんのささいな「窃盗」も、今後すべてサボタージュと見なし、即刻、絞首刑をもって罰せられる、という布告がなされた。さて数日前、飢えかけた被収容者がじゃがいも倉庫に忍びこみ、数キロジャガイモを盗むという事件が起こった。浸入は露見し、被収容者たちは、「侵入者」が誰か、知っていた。収容所当局は、このことをどこかから聞きおよび、違反者の引渡しを要求してきた。これを拒めば、収容所の全員に一日の絶食を課すという。もちろん、二千五百名の仲間は、ひとりを絞首台にゆだねるよりは断食のほうがましだと判断した。

 この断食日の夕方、わたしたちはむき出しの土の床の居住棟にごろごろしていた。気分は最悪だった。ほとんど口をきく者もいない。なにか聞こえるとすれば、とげとげしい言葉だった。そこへ、停電が追い討ちをかけた。悪い雰囲気はここに極まった。居住棟の班長は賢明な男だったが、全員が耳をそばだてるような短い話をした。ここ数日に病死したり自殺したりした仲間のことを語ったのだ。そして、死因はさまざまでも、彼らの死のほんとうの原因は自己放棄だと言い、これについて、そしてどうしたら精神的な崩壊でつぎの犠牲者が出ることを未然に防げるか、少しばかり解説してもらいたいのだが、といって私を指名したのだ。

 私は、心理学の視点から解説をしたり、居住棟の仲間に精神医として話をして、いわば医者としての立場から魂を教導するなどとんでもないという気分だった。寒さに凍え、空腹で、ぐったりとし、またいらいらしていた。だが、わたしは力をふりしぼって立ち上がり、このまたとない機会を利用した。なぜなら、今話をすることは、かつてないほど必要だったからだ。



医師、魂を教導する



 こうして、わたしは語りはじめた。まず、とらわれのない目には、お先まっ暗だと移ってもしかたない、と言った。また、わたしたちはそれぞれに、自分が生き延びる蓋然性はきわめて低いと予測しているだろう、ともつけ加えた。収容所にはまだ発疹チフスはひろまっていなかったが、生存率は五パーセント見積もっていた。そして、そのことを人々に告げた。わたしは、にもかかわらずわたし個人としては、希望を捨て、投げやりになる気はない、とも言った。なぜなら、未来のことはだれにもわからないし、つぎの瞬間自分になにが起こるかさえわからないからだ。そして、たとえあしたにも劇的な戦況の展開が起こるとは期待できないとしても、収容所での経験から、すくなくとも個人のレベルでは大きなチャンスは前触れもなくやってくることを、わたしたちはよく知っている。たとえば、とびきり労働条件のいい特別中隊への小規模な移送団に思いがけなく編入されるとか、同じような羨望の的の、被収容者を「幸福」で舞い上がらせるようなことは、いつも突然起こるのだ。

 わたしは未来について、またありがたいことに未来は未定だということについて、さらには苦渋に満ちた現在について語ったが、それだけでなく、過去についても語った。過去の喜びと、わたしたちの暗い日々を今なお照らしてくれる過去からの光について語った。わたしは詩人言葉引用した。

「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」

 わたしたちが過去の充実した生活のなか、豊かな経験のなかで実現し、心の宝物としていることは、なにもだれも奪えないのだ。そして、わたしたちが経験したことだけでなく、わたしたちがなしたことも、わたしたちが苦しんだことも、すべてはいつでも現実のなかへと救いあげられている。それらもいつかは過去のものになるのだが、まさに過去のなかで、永遠に保存されるのだ。なぜなら、過去で<ある>ことも、一種の<ある>ことであり、おそらくはもっとも確実な<ある>ことなのだ。

 そしてわたしは最後に、生きることを意味で満たすさまざまな可能性について語った。わたしは仲間たちに語った。横たわる仲間たちはひっそりと静まり返り、ほとんどぴくりとも動かさなかった。せいぜい、時折かすかにそれとわかるため息が聞こえるだけだった。人間が生きることには、つねに、どんな状況でも、意味がある、この存在することの無限意味は苦しむことと死ぬことを、苦と死をもふくむのだ、とわたしは語った。そしてこの真っ暗な居住棟でわたしの話に耳をすましている哀れな人々に、ものごとを、わたしたちの状況の深刻さを直視して、なおかつ意気消沈することなく、わたしたちの戦いが楽観を許さないことは戦いの意味や尊さをいささかも貶めるものではないことをしっかりと意識して、勇気をもちつづけてほしい、と言った。わたしたちひとりひとりは、この困難なとき、そして多くにとっては最期の時が近づいている今このとき、だれかの促すようなまなざしに見下ろされている、とわたしは語った。だれかとは、友かもしれないし、妻かもしれない。生者かもしれないし、死者かもしれない。あるいは神かもしれない。そして、わたしたちを見下ろしている者は、失望させないでほしいと、惨めに苦しまないでほしいと、そうではなく誇りをもって苦しみ、死ぬことに目覚めてほしいと願っているのだ、と。

 そしてしめくくりとして、犠牲としてのわたしたちについて語った。いずれにしても、そのことに意味はあるのだ、と。犠牲本質は、政治理念のための自己犠牲であれ、他者のための自己犠牲であれ、この空しい世界では、一見なにももたらさないという前提のもとになされるところにある、と。もちろん、わたしたちのなかの信仰をもっているものには、それは自明のことだろうし、わたしもそのひとりだ、と。

 わたしは、ひとりの仲間について語った。彼は収容所に入ってまもないころ、点と契約を結んだ。つまり、自分が苦しみ、死ぬなら、代わりに愛する人間には苦しみに満ちた死をまぬがれさせてほしい、と願ったのだ。この男にとって、苦しむことも死ぬことも意味のないものではなく、犠牲としてのこよなく深い意味に満たされていた。彼は意味もなく苦しんだり死んだりすることを望まなかった。わたしたちもひとり残らず、意味なく苦しみ、死ぬことは欲しない。この究極の意味をここ、この居住棟で、今、実際には見込みなどまるでない状況で、わたしたちが生きることにあたえるためにこそ、わたしはこうして言葉をしぼりだしているのだ、とわたしは語り納めた。

 わたしの努力が報われたことを知ったのは、それからほどなくのことだった。居住棟の梁に電球ひとつともった。そしてわたしは、涙を浮かべてわたしのほうへ、礼を言おうとよろめき寄ってくるぼろぼろの仲間の姿の見たのだ。しかし、この夜のように、苦しみをともにする仲間の心の奥底に触れようとふるい立つだけの精神力をもてたのはごくまれなことで、こうした機会はいくらでもあったのにそれを利用しなかったことを、わたしはここで告白しなければならない。


p.135

2009-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20090919113406

タイムふろしきじゃなく、狂時機(という名前ではなかったかもしれないけど、似た機能の道具)だったと思う。

でないと、ジャイアンスネ夫プラモ制作前の状態に戻るというオチに繋がらない。

2009-04-20

追記 http://anond.hatelabo.jp/20090415235800

先日の記事がえらく注目されて、この話に対しての皆の関心が判りました。

自分としては単に違和感を吐き出したかっただけなんで、叩きに関しては予想のうち。

というか思ったより擁護意見があったのが逆に「冷静な人も居るんだな」という印象を受けて安心しました。

その上で、いくつか反駁しときたいことがあったので追記させて貰いました。完全に時機を逸したけど。

 

ていうかさ、編集者疑惑とか勘弁してくれよ。

あの言説に対してカウンター意見を述べたら自ずと編集者的な立ち位置に近い意見になるって。

業界全体見通した話をするならそりゃ一作家より編集者の目線の方が高いに決まってる。あえてその目線を借りたって事になります。

 

あと匿名で前記事書いた事についての批判してくる奴らは何なの?内容の是非に発言者が誰かなんて関係無くね?

佐藤秀峰氏は自分の主張を広めるために自分看板利用しただけ。偉くも何ともない。返り血浴びる事も無関係な人に迷惑かけることも何も考えてない。

匿名関係者に迷惑かけないための、大人として当然の行為です。少なくとも顕名の方が偉いとか、増田やSBM使ってる奴に言われるって何のジョークだ。

だったらまず自分で名乗れば?俺はやんないけど。つまんない揉め事看板汚す気は微塵もない。どうせ名前出したらこんどは「売名行為」とか言い出すに決まってるから。

 

それからアシスタント年収300万について。

安いか高いかで言えば、そりゃ安いよ。でも一般的にアシスタントというのは、いずれ作家になるための修行を積んでる人たちのことなのね。安いのは当たり前じゃん。

もちろんプロアシとして一生食っていこうという職人も居る。でも最初からその位置に安住しようとしてる人は意外と少ない。

そしてプロアシで稼ごうとするなら一人の作家にずっとくっついてるより、色んな作家仕事掛け持ちしてるアシの方が多い。だから一作家からの収入に頼る必要は必ずしも無いわけ。

作家Aから100万貰って作家Bから200万貰って作家Cから100万もらう、ていうケースがほとんど。こうしてれば仮にAの連載が終了してそこの収入が絶たれても、他の働き口を見つければ済む。

そして大抵すぐ見つかる。この業界、アシはいつでも売り手市場

 

だから人件費を抑えようと思えば出来るし、それで困る人も居ない訳。何より作業量に対して人を使いすぎなのは間違い無い。少なくとも六人ものアシ全員を社員にする必要は無い。(←あ、違う?ご指摘どうも。まあでも人件費高すぎというのは同じ。)

そこは漫画家って言うか社長としての経営努力の問題。その辺を棚に上げて漫画は赤字体質っていうのは違う、という話をしたかった。

改善する余地はあるのにやらないっていうのは怠慢だろ。漫画家経営者でもあるという視点は、プロですら持ってない人も居るからこれを理解しろと言うのは無理かもしれんが。

 

とにかく佐藤氏が金の話をするなら、そういう零細なりに企業経営者としての意識がないというのはまるでお話にならない。

それでお前の金は俺の金、みたいなことをまるで業界良心ヅラして言うのは厚かましい。まるで彼を改革者のように見てる人はそこが判ってない。

応援するとか言ってる人も、実際彼がウェブ作品販売した時に金払うか?10円だか30円だか知らないけど、金額よりも払う手間を惜しむのが人間

それなら本屋なりコンビニなりで雑誌買う方がよほど身体に馴染んでる分、簡単に思えるはず。惰性の力を侮っちゃダメだ。

 

近い将来、雑誌ウェブに移行するというのはもう明白だけど、佐藤氏の企てが巧く行くかというとそれはまた別の問題。

どうせ金を使い果たした挙げ句に、誰かに頭下げてまた戻ってくるよ。あるいは携帯サイトで描くか。

 

独立して商売する経営センスなんか無いんだから。

2009-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20090127210645

単純に時機の問題って考えるのがよい

あと、満足は求めるもの、自分で辿り着くもの

2009-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20090111055535

それはそうだけど、努力教信者の俺としては、

ちゃんと努力して駄目でも、努力せずに駄目でも、等しく馬鹿だとは思うが、

ろくな努力もなしに「火事場の馬鹿力」で切り抜けるスタイルは、大体才能のある奴じゃないと高い効果が発揮・期待できないし、横から掠め取るのは見苦しい

オーバーヒートしないように少しずつ暖めて、今が時機と見てフルスロットルで飛ばすように、周到に準備してこそ底力は発揮されるもんだ

たぶん元増田はそっちの意味での本気だと思うけど

2009-01-07

[][]利根川

やっと入る一流企業

これがひとつのゴールだが

ホッとするのも束の間

すぐ気がつく レースがまだまだ終わってない事を

今度は出世競争

まだまだ自制していかなければならぬ

ギャンブルにも 酒にも女にも溺れず

仕事を第一に考え ゲスな上司にへつらい

取り引き先にはおべっか

遅れず サボらず ミスもせず

毎日律儀に定時に会社へ通い

残業をし ひどいスケジュール出張もこな

時機が来れば単身赴任

夏休みは数日

そんな生活を10年余続けて 気が付けばもう若くない

30台半ば…40…そういう年になって

やっと蓄えられる預金残高が1千万…2千万と言う金なんだ…

わかるか?

2008-12-21

やめようとは前から思っていた。

でも今辞めたら、どうなるだろうか。食いつないでいけるだろうか。

俺の良いところは慎重なところだが、それが悪く働くと優柔不断で結論を先延ばしにして何もやらなくなる。

そのせいで今の職場にいるんだ。

他に行く場所がなかったから。

経済的、社会的な状況を考えたら、最適な「時機」を待つべきなのだろうと思う。

でも俺の性格だったら「まだまだ、もっと良い時期が来るかも」って思いこんで、理由にして、結局行動を起こすのを先延ばしにするだけな気がするんだ。

普通の人ならば今辞めるのはバカみたいなことだと思う。でも俺に一番必要なのは、選択して、決断して、実行することだと思えるんだ。ずっとそういうことができなかった。今初めて、俺は自分人生自分で選んでいる気がする。周りの状況、経済的なことを考慮しなくちゃいけないのはわかる。

しかし今、ここから跳ばなければ、何時までも跳べないんじゃないか。

2008-11-21

国籍法改正に未だに反対して人種差別を煽ってるやつらを見ると本気で

イラついてくる。なんなの?キチガイなの?死ぬの?

こんな衆愚どもにはマジで死んでほしい。ちゃんとした専門家サイト読めば懸念する必要なんかないことがわかるし、そもそもこれは

裁判所違憲判決を受けて作成された法律なのに、反対するってもう民主主義三権分立を理解してない亡国の徒としか思えん。

もうね、こういう「日本人であることだけが誇り」なやつらの考えを変えさせるためにももっとガンガン移民入れた方がいいとすら思えるようになったよ。

とにかく今回のことほど、腐れネットウヨクの頭が沸いてて差別意識丸出しのクソ野郎と思えたことはない。

最近は特にアホ空幕僚長の“国辱”ものの作文騒ぎなんかもあったし、そろそろ末期的な時機差し掛かってる感じがする。

俺が変えてやるしかないのか……。

2008-11-12

彼氏オバQに乗ってた。別れたい…

オバQだと並ばれた時なんか恥ずかしいww

下向いちゃうしww

男にはせめてパーマン乗って欲しい・・・

ピンチとかで助けにこられたら・・・・もう最悪ww

せめて普通タイムマシンタイムマリンぐらいは乗って欲しい。

常識的に考えて欲しいだけなんです!

オバQで迎えにこられた時の恥ずかしさとか分かる?

あのね?たとえば週末10〜20人ぐらいでバーベキューとか行くでしょ?

それぞれ彼氏藤子不二雄モノとかで来るわけじゃない?

みんな普通に航時機ワンダユウ円盤やハットリ凧やドラキュラで来るわけでしょ?

Q太郎がノコノコついてきたら大飯喰らうでしょうがww


http://anond.hatelabo.jp/20081111000645

2008-08-07

時機を逸するな

かなり久しぶりにCDを買ったわけ。

特典応募ができるってのでちょっと惹かれたんだ。

開封して、応募要項を観たら、7月いっぱいで締め切りだった。

おお、なんてこと。

すごくすごく残念だ。

- 転職ならen
- 派遣ならen
 
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