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2024-01-24

anond:20240124143616

いいえ、「SciFi」は蔑称ではありません。

これは「Science Fiction(科学小説)」の略語で、特定文学ジャンルを指す言葉です。

この言葉は、科学技術未来社会宇宙空間時間旅行、異なる生命体などをテーマにした作品表現するために使われます

したがって、「SciFi」は侮蔑的意味を持つ言葉ではなく、一部の人々にとっては非常に魅力的なジャンルを指す言葉となります

2023-11-17

過去歴史?)改変SF人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの

かの有名な「ドラえもん」というSF日常ギャグマンガに「のら犬『イチ』の国」というエピソードがある。

のび太が拾ってきたノラ犬に知性を植え付けて過去のどこかの土地で、捨てられた動物の国を作らせて問題解決、というあらすじだ。

このエピソード、昔からなんとなく苦手で、知性をもったイチの描写が怖かった点も大きいのだが、そのまま歴史が進んだら人類社会誕生しないんじゃね? という妄想に発展するのも大きいな、

と考え直していた。

そうすると、特別ドラえもんが好きというわけでもないが、「ガラパ星から来た男」も似たような部分がある。

または「パラレル西遊記」もちょっとばかりではあるが、似たニュアンス描写があることに気づいた。

このテンプレート、好きなんですかね、藤子・F・不二雄は。

さて次の段で、他の作家作品はどうかなー? と進んだのだが、たまにSFを読むくらいの自分には、ほぼ全然これが思い当たらない。

というわけで、掲題のとおりなのだが、過去を改編するタイプSFで、そもそも地上に人類種がまったく、あるいはそんなに反映しなかったってタイプ作品、なにかありますかね。

詳しい人がいたら教えてください。なんでもしまから

追記

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

srgy 条件に合うかわかんないけど、ジーダイバー(の前半)は人類存在しない歴史に改変しようとする 齧歯類進化した種族を、主人公が阻止しようとする話

他の方も挙げてくださってましたが『ジーダイバー』。アニメか! おもしろそう。世代にはあたっているハズなのに記憶がない…。ありがとうです。

mujisoshina 過去改変とは違うが、火の鳥未来編で電子頭脳による核戦争人類が滅亡した後に、知性を持ったナメクジによる文明が発展してしまう話は記憶に残っている。

未来編も多かったですね。やっぱり異種の文明なりが発展するというのがインパクト強いのかな。

kotetsu306 過去改変で人類存在を無かったことにしようとしてくる異種族と戦うお話なら、小川一水「時砂の王」かな。小林泰三短編「時空争奪」もSFホラーで良い

「時砂の王」そんな感じなんですね。読んでみます小林泰三も触れたことないんで、これを機に…。

tune2011 スズダル中佐犯罪栄光過去に知性持った猫を放して進化させて現代人類駆逐させるよ。

コードウェイナー・スミス名前は知っていたがこちらも未読。リストに入れておきます

aaa_too_zzz エブエブみたいな平行世界マルチバースものなら人間ちょっと違う生物繁栄していたり、まったく生物がいない世界が描かれることはよくある

「エブエブ」避けたんすけど、そういう描写があるんですね。確かにマルチバース系だと可能性のひとつみたいな感じで出てきますな。

kei_mi ちょっと要望とは違うが『虚構船団』の第2章を読んで欲しい。

虚構船団』第2章いいですよね。第3章の落差がまたいい(第3章がいいとは言ってない)。

donovantree 過去改変とは違うが猿の惑星元ネタなんじゃないかな。ドラえもん連載まえの1968年作なので

こちらも挙げてくだった方が多いが、やはり「猿の惑星」のインスピレーションバリエーションはありますよね。

x100jp 『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』は、"地上の覇権を争う五種族大戦が、人類勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。"とのこと。

これ! 最近は追ってないですが、よい(よかった)ですよね。

nomitori アメコミだと、征服者カーンが毎回毎回そういうことしようとしてアベンジャーズに退けられているな…。もっと上手くできたやろって思ってしまいがちなのでこの手の話はあまり好きでない。

アメコミなるほど。「やりようあるだろ」という感想を抱きがちなのもわかります

IvoryChi 人類の大半が「変わって」しまった話ならSCP-3936【職務に忠実であれ】がいいよ。非人間型とされる生き物の特徴が明らかに普通人間なのがこわい

SCP というコミュニティを知らなかったです…。こわい…。

kotaponx 過去改変というか未来から過去を改変するためにやってくる……といえば、スティーブン・バクスター時間的無限大かな。ジーリークロニクルの中では一番好き

こちらは作家作品も知らず。ハヤカワ文庫で95年の作品ですか。ありがとうございます

zeromoon0 その流れなら「竜の騎士」を外しちゃいけないし竜の騎士をなかったことにして新恐竜を「恐竜映画3作目」とかほざいたドラえもん公式を私は許さない。

他の方も挙げてくださっているが「竜の騎士」は、「それでも恐竜は救えなかった」からの反転がキモだと思っているので、入れませんでした。「新恐竜」の元ネタの贅沢さに比べた完成度はね。祈りましょう。

wdnsdy 未来現代だけど、漫画「BLACK BRAIN」が未来人類種の覇権を賭けて現代(連載が90年代なので90年代)の主人公が無理矢理戦わされる話。ただしかなり人を選ぶエログロ作風。正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う

こちらも作品を知らず。ありがとうございます。「正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う」いいですね。

azumi_s ソシャゲの「ブラック★ロックシューターFRAGMENT」がわりとそんな感じ。世界線が爆発的に分岐した影響で知性を持った野菜支配する世界とか色々出てくる(そんなんばっかではないが)

へぇー、あのゲームってそんな感じですか。ソシャゲストーリーの都合上、マルチバース取りがちですね。

AKIMOTO まだこれからだけど「創世のタイガ」が鬱エンドやるかも

しかに『創世のタイガ』もこの気はある作品ですねぇ。いまはWebだけでしたっけ。

Arohn_A 過去改変でゲッター線を無かったことにすれば爬虫人類地球支配者になるのだ的な話はちょっと違いそう

いや! まさしくそイメージです! 思いついてたんですが、ゲッターちゃん補給したことなくて…。

dada_love FGOの第二部がまるっとそんな感じなのでおススメ

FGOもそんな感じなのかー! でもFGOは多分やらない…。ありがとうございました!

hisamura75 案外思いつかないな。読んでないけど豊田有恒の「ダイサウル作戦」とかそうかな?

豊田有恒もこの手の作品を書いているんですね。あとはやっぱり恐竜系は多いか

Re-birth 改変じゃないけど地球の長い午後は植物に乗っ取られ地球

地球の長い午後』ってそうなんすね。たしか話題趣旨から外れるけど、これはかなり読みたい。

Machautumn パラレルワールドものなのでちょっと趣旨と違っちゃうけど、ロバートJソウヤーの『ホミニッド-原人』はネアンデルタール人支配する世界の話だったはず (未読なので作品評価は控える)。

一緒に読みましょう!

cl-gaku ネタバレになりかねないやつもある気がする

しかに! すみません

hasiduki 順列都市だね!!!!!!

イーガン、読んだり読まなかったりですが、『順列都市』(積読)ってそんな! ありがとうございます

oknhrk 少しズレるかもだけど、46億年物語という古のゲーム面白かった。

これね!

tcmsc 『アーロと少年』『サウンド・オブ・サンダー

ありがとうございます

bokukanochat 銀魂が思い浮かんだ。いい設定だよなぁ

これもいくつか挙げてもらったけれど、そういえばそういう設定だったですね。江戸時代の改変モノは割と面白いですよね。

tomoP ネタバレなっちゃうけど、『Holy Brownie』では一番最初ホモ・サピエンス分岐した個体を殺しちゃうことで人類絶滅する。その結果の世界が『エクセル・サーガ

六道神士。すんなり読めるときと入り込めないときがあるんですが、なるほど。機会を探してみます

hate_flag 地球人はじつは侵略者で、原生地球人たちは海底に生き残っていたというのがウルトラセブンの『ノンマルトの使者』(そして海底も侵略ちゃうんだ地球人…)

やっぱりウルトラセブンは避けて通れないんですね…。ありがとうございます

rider250 ちょっと趣旨が違うけどバクスターの「タイムシップ」(ウエルズの「タイムマシン」の続編)で時間旅行ポンポンできるようになった人類恐竜時代より過去に遡って月まで開発してしまうのは壮大だったなあ。

月の開発! ちょっと趣旨と違うけど読みたい!

pptppc2 ブコメで出てるクロノトリガーの数あるマルチEDの一つ「恐竜人が支配した世界」は、実は続編のクロノクロスでかなり重要役割を持ってたことに驚いたよね。気になる人は是非クロノクロスプレイしよう!(ダイマ)

クロノクロスやりたくなっちゃうじゃない…。

HiddenList パラレル西遊記は F先生による大長篇はない もとひら了さんの脚本だっような? ちがったけ?

もとひら先生はほんとうにすごい!

otation SIREN2永井最期かな

ちょっと変化球気味な気もしますが、たしかに!笑 永井永遠に

kou-qana ちょっと違うかもだけど「天のろくろ」は…うーん、全然違うか。「今・この現在」が、なかったことになる感はあると思うけど進化レベルではない…。パラレルワールドものにはありそう。

参考にさせてもらいます

IkaMaru 草野原々『大進化どうぶつデスゲーム

割と最近作品なんですね。これも興味があります

Arturo_Ui 『星を継ぐもの』とか『さよならダイサウルス』は、増田の求める方向性とは違うんですかね。

星を継ぐもの』も似たようなニュアンスでしたよね(うろ覚え。『さよならダイサウルス』ありがとうございます

LuneC EDF6は人間滅んでこそいないけど滅ぼそうと改変してくるやつと戦ってたな

これSCPですか?

ytn 鉄人兵団とか、竜の騎士とか、空の王国とか、長編は割とそういうニュアンスのある作品多くね?

やっぱりこのギミック好き(使いやすい?)なんですかね。

debabocho 意外と難しい。ソウヤーの『ホミニッド』は人類の代わりにクロマニヨン人文明の主役として進化したパラレルワールドと行き来する話だけど、歴史改変じゃないし乗っ取られるわけでもないからなあ。

えー、でも内容おもしろそうですね、ありがとうございます

aubergine ぱっと思いついたのがケルベロス第五の首。人類まるっとではないし改変してないけど。

ジーン・ウルフも読んだことなくって。ありがとうございます

ROYGB 親殺しのパラドックス種族版と考えれば昔のSFでありそうな気はする。新しい方のスタートレック映画で、過去に戻ったボーグによって全人類ボーグになってしまい、それを阻止するのがあった。

スタートレックも押さえてそうなネタですよね。新版ではあると。

worthlesswaste 南Q阿伝で、侵略者過去改変による地上支配を試みるというエピソードがあった記憶

しかに! そういえばそうでした! 光永康則藤子・F フォロワーですからね。ありがとうです。

demcoe これこそ鳥人体系でしょ。マンガ神様手塚治虫信じろ

鳥人体系』未読! 家に帰ったら読みます

tanukipompoko 侵略者未来人なのでちょっとずれるけど田中啓文の「忘却の船に流れは光」

なるほど。ここまで挙げてもらった作品でも侵略側がっていう視点は少なかった。ありがとうです。

homarara 別種族ではないけど、『モンゴルの残光』は歴史が変わった結果今の歴史になる話。

うぅーん。これもおもしろそうですね。しかモンゴルを軸に。

aoiro-cake 小松左京の、果しなき流れの果に。は目的乗っ取りとはちょっと違うか。

これはね、そうですよね。『創世のタイガ』の元ネタのような気もします。小松作品だとややズレますが『ホムンよ故郷を見よ』は似たような驚きをくれますね。

2023-11-06

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編

オラフ・ステープルドン

最後にして最初人類現代人類から数えて第18番目の人類進化描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットキャラクターは極めて希薄で、現代作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。

スターメイカーはそれをさらに発展させたもので、時間空間を越えて精神銀河を飛び回り、エキセントリックエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙創造した存在意図を探求する旅をする。光速限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流テレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、宇宙創造目的たる究極の歓喜の瞬間を目指すヴィジョンは美しい。残念ながら、その瞬間までには人類はとっくに滅亡していることが示唆されるんだけどね。冷えて寿命を迎えつつある宇宙必死に命をつなごうとする生命描写は壮絶。

チャールズ・ストロス

「アッチェレランド指数関数的に発展するAI10年ごとに描いた小説で、タイトル通り加速のスピードがとんでもない。最初21世紀現実世界と地続きなんだけど、21世紀半ばには進歩しすぎたAI地球解体してダイソン球を作り始め、その過程地球のすべての化石だとか地質だとかをアーカイブ化しはじめる。人類暴走するAIを止められなくて太陽系辺境に追いやられていく。その途中でエイリアンともコンタクトを取る。

これはとある一族の三代にわたる因縁話でもある。最初世代では夫がAI特異点信奉主義者コピーレフト大賛成、妻がガチガチ保守主義著作権かに厳しく、しかSMプレイ女王様だ。2代目は妻が夫を無理やり犯すことで妊娠した子どもだという、ドロドロの設定。

酉島伝法

皆勤の徒」は遠い未来地球で、地球生命体に奴隷として使役されるコピー人間の苦悩を描いている。この短篇集は優れた言語感覚日本語漢字表記とルビの可能性を拡張した造語であふれており(というか酉島伝法作品はだいたいそう)、異文化に触れたときの驚きや、似ているけれども少し違う文化に対する戸惑いが感じられる。ただし、かなり読解に力を要するので、場合によってはネタバレ覚悟世界観を通常のSF用語説明した巻末の大森望解説を先に読んでもいいのかもしれない。

「宿借りの星」とある惑星地球人類との宇宙戦争に勝利した昆虫生命弥次喜多道中記で、舞台固有名詞こそ異質だがストーリーのものは非常に読みやすくなっている。まったく異質なものを作り出すことにかけてはこの作家は他の追随を許していない。そして、滅ぼしたはずの人類がどこかに生き残っているのでは? という疑惑から物語は不穏になっていく。

野尻抱介

こちらで述べた通り。太陽簒奪者」はいいぞ。

天文部だった主人公宇宙に出ていくという意味でもすごく夢がある。

スティーブン・バクスター

まずは前述したH・G・ウエルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編タイムシップ面白い。前作で行方不明になってしまったヒロインを救うために、再び未来に旅立ったはずが、なぜか前回とは似ても似つかない未来にたどり着いてしまう。

時間旅行のたびに歴史改編がなされ、パラレルワールドが生成されてしまうとしたら、主人公はどうやってヒロインと再会するのか? いっそ歴史を改変してしまってもいいのか? さまざまなジレンマに悩まされる冒険小説だ。

また、この著者は時間無限大という作品も書いている。これは宇宙最強の種族ジーリーを扱ったジーリークロニクルの一編だ。作中世界では、人類クワックスというエイリアン支配を受けており、それに対抗する手段を知っているという「ウィグナーの友人」という、とある思考実験にちなんだ名前を持つ謎の団体が暗躍する。主人公父親との(正確にはその再現人格との)屈折した関係に悩んでいる。作中に出てくるタイムマシンは、少なくとも現代物理学とは矛盾しないらしい。ちょうど90年代の「ニュートン」で紹介されていた。

で、確かこの作品だったと思うんだけれど、人類クワックスもジーリーという宇宙最古・最強の種族テクノロジーおこぼれで生活してるんだけど、そのジーリーでさえ恐れている存在がいる……というのがこのシリーズの基本設定。

なお、同一世界観の短編集がプランクゼロ」「真空ダイヤグラムにまとめられていることを最近知った。それに、長編結構邦訳がある。未読だけど気になる。

林譲治

短編ウロボロス波動高校生時代に読んですごく好きだった。実際にかなりありそうな宇宙探査が描かれていたからだ。太陽系侵入してきた小型ブラックホール捕獲して天王星を周回する軌道に乗せるという設定と、作中の謎解きがすごく魅力的だった。

ただ、なぜかそれ以降のストリンガー沈黙」「ファントマは哭く」が読めなかった。キャラクターの会話や背景となる政治の設定がかなり説明的で、ぎこちなく感じられたからだ。読むのに気合がいる本は、持っていてもあえて図書館で借りることで、期限を決めるという強硬策があるが、まだ試していない。

春暮康一

オーラリーメイカー」「法治の獣」。とにかく事前情報なしで読んでほしい。日本ファーストコンタクトもの第一線に立っている。とにかく奇抜なエイリアンが出てくるし、どうやら知的生命体の連合らしきもの確立されていく歴史の一部らしいのだが、この「オーラリーメイカー」という宇宙人の種族の作り上げたシステムは、素晴らしく絵になる。

H・P・ラブクラフト

おなじみクトゥルフ神話創始者の一人。前にも書いたけど、ラブクラフト作品知識欲に負けて禁断の知識に触れて発狂するか未知の存在拉致されるかするオチばっかりなんだけれど、人類宇宙の中では取るに足りない存在なんだという絶望感が僕は好き。

SFを紹介するのが趣旨なのでエイリアン地球外の神々や人類以前の種族)の歴史の壮大さを感じさせてくれるのをピックアップすると、南極探検発見した人類以前の知的種族を扱う狂気山脈にて」や、異種族図書館幽閉される時間からの影」だ。侵略ものとしては宇宙からの色」かな。ニコラス・ケイジがこれを原作した映画で主演を務めていたはず。

ダンセイニ風のファンタジー作品も好きだ。読みやすいとは言えないが、ラブクラフト全集を読んでほしい。というかアザトースの設定が好きすぎる。元ネタのマアナ・ユウド・スウシャイそのままだとしてもね。

ピーターワッツ

ブラインドサイトについてはこちらに書いたので、「6600万年革命について。巨大小惑星の中で暮らす人類と、それを管理するAI物語だ。彼らは銀河系にワームホールネットワークを作る旅路に出ているのだが、もはや地球文明が存続しているかどうかも定かではない。すでに正気を失いそうな時間が経過しているが、使命をひたすらこなしている。

管理AI人間の知能を越えないようにギリギリ調整を受けている。そのことから「チンプ」つまりチンパンジーあだ名がつけられている。とはいえ地球時間で6600万年が経過していると、「もしかしてシンギュラリティ迎えたんじゃない?」みたいな出来事があり、人間AIに対してレジスタンスというか隠蔽工作をする。バイタルを始め何から何まで知られている人類は、AIに対して何ができる?

少し条件がずれるので乗せなかった作品

アシモフの例えば銀河帝国の興亡」なんかはシリーズが進むと鋼鉄都市「はだかの太陽などのロボットシリーズクロスオーバーして行って、確かにアシモフが発表順に読んだほうがわかりやすくなるんだけど、さすがに全部読む前提で書くのはちょっとしんどかった。個人的にはアシモフ黒後家蜘蛛の会というおっさん萌え短編ミステリおすすめ英米文学地理に関する雑学が無いとわからないところもあるけど、口の悪い仲良しなおっさんの同士のじゃれあいを読んでなごんでください。

堀晃の「太陽系から3光日の距離発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ全長5380光年に及ぶレーザー光束」が出てくるバビロニアウェーブハードだなって思ったんだけど、どういう話か思い出せなかったので省いた。まずは太陽風交点」かな?

あと、SFじゃないんだけどマン・アフター・マンあたりも未読だったのでリストに入れなかった。人類グロテスク進化という意味では、上記条件は満たしていたと思う。フューチャー・イズ・ワイルドは読んだ。

ダン・シモンズのハイペリオン四部SF全部乗せだし、AIの反乱だとか人類進化した宇宙の蛮族だとか愛が宇宙を救うとかとにかく壮大なんだけど、とある場所増田では評判の悪い(?)夏への扉以上に男性主人公に都合のいい描写があるのが欠点。あと、それ以外の作品もっと男性に都合がよくなっていて、保守的な僕もちょっと「おや?」って感じた。でも、「三体」にどっぷりハマった人だったら好きになると思う。「三体」よりも前の90年代SFから時代背景を知ったうえで、加点法で楽しんでください。

あと、全然エイリアン宇宙SFじゃないんだけど、今注目しているのは空木春宵で、この人は東京創元社の年間傑作選やGenesisですごくいい作品を描いてる。どれもいいんだけど、たとえば地獄を縫い取る」アリスとの決別」「allo, toi, toi」に並ぶロリコンペドフィリアを扱った名作に並ぶ。

エイリアンSFも出てくるけど、世界の中心で愛を叫んだけもの」「ヒトラーの描いた薔薇ハーラン・エリスン人種差別を扱った作品も書いていて、これもいい。穏健派黒人男性テロリストに転身してしま作品はつらい。とかくエリスン絶望と怒りは若い人に読んでもらいたい。

Q. 選んだ作家日本人・欧米人男性に偏ってない?

自分が一番SFを読んでいた時期は、今と比べて女性作家が推されるずっと少なかったし、さら自分古典を好んで読んでいた。アジア作家が紹介される機会も少なく、そういう意味では感受性のみずみずしい今の若い読者がうらやましい。

後は、女性作家で今回のテーマである宇宙を扱った作品男性よりも少ない気がするのだが、よく考えてみればル・グインハイニッシュ・ユニバースがあるし、ティプトリー・ジニア「たった一つの冴えたやり方」で始まるシリーズがある。スペースオペラでは「叛逆航路のアン・レッキーもいることだし、単純に探し方が悪いのかもしれない。

最近短編ばっかりで腰を据えて長編を読んでないな。銀河系で忌み嫌われた人類の唯一の生き残りが活躍する「最終人類とか、面白そうなのがいっぱいあるので、そのうち読みたい。

というか、僕の選んだ作品の他にもっといい作品を知っている、勧めたいという方は、どんどんトラバブクマ追記していってほしい。

気が向いたらまたなんか書きたいな。まだおすすめしたいSFもあるし、池澤夏樹世界文学全集を9割読んだのでその感想も書きたいし、かなり疲れるから数ヶ月後にはなるだろうけど。

みんなでやろうぜ増田ビブリオバトル

前回

【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて

前編はこちら

追記

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・追補編

はみ出たのでこちらに。

2023-10-03

過去歴史?)改変SF人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの

かの有名な「ドラえもん」というSF日常ギャグマンガに「のら犬『イチ』の国」というエピソードがある。

のび太が拾ってきたノラ犬に知性を植え付けて過去のどこかの土地で、捨てられた動物の国を作らせて問題解決、というあらすじだ。

このエピソード、昔からなんとなく苦手で、知性をもったイチの描写が怖かった点も大きいのだが、そのまま歴史が進んだら人類社会誕生しないんじゃね? という妄想に発展するのも大きいな、

と考え直していた。

そうすると、特別ドラえもんが好きというわけでもないが、「ガラパ星から来た男」も似たような部分がある。

または「パラレル西遊記」もちょっとばかりではあるが、似たニュアンス描写があることに気づいた。

このテンプレート、好きなんですかね、藤子・F・不二雄は。

さて次の段で、他の作家作品はどうかなー? と進んだのだが、たまにSFを読むくらいの自分には、ほぼ全然これが思い当たらない。

というわけで、掲題のとおりなのだが、過去を改編するタイプSFで、そもそも地上に人類種がまったく、あるいはそんなに反映しなかったってタイプ作品、なにかありますかね。

詳しい人がいたら教えてください。なんでもしまから

追記

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

srgy 条件に合うかわかんないけど、ジーダイバー(の前半)は人類存在しない歴史に改変しようとする 齧歯類進化した種族を、主人公が阻止しようとする話

他の方も挙げてくださってましたが『ジーダイバー』。アニメか! おもしろそう。世代にはあたっているハズなのに記憶がない…。ありがとうです。

mujisoshina 過去改変とは違うが、火の鳥未来編で電子頭脳による核戦争人類が滅亡した後に、知性を持ったナメクジによる文明が発展してしまう話は記憶に残っている。

未来編も多かったですね。やっぱり異種の文明なりが発展するというのがインパクト強いのかな。

kotetsu306 過去改変で人類存在を無かったことにしようとしてくる異種族と戦うお話なら、小川一水「時砂の王」かな。小林泰三短編「時空争奪」もSFホラーで良い

「時砂の王」そんな感じなんですね。読んでみます小林泰三も触れたことないんで、これを機に…。

tune2011 スズダル中佐犯罪栄光過去に知性持った猫を放して進化させて現代人類駆逐させるよ。

コードウェイナー・スミス名前は知っていたがこちらも未読。リストに入れておきます

aaa_too_zzz エブエブみたいな平行世界マルチバースものなら人間ちょっと違う生物繁栄していたり、まったく生物がいない世界が描かれることはよくある

「エブエブ」避けたんすけど、そういう描写があるんですね。確かにマルチバース系だと可能性のひとつみたいな感じで出てきますな。

kei_mi ちょっと要望とは違うが『虚構船団』の第2章を読んで欲しい。

虚構船団』第2章いいですよね。第3章の落差がまたいい(第3章がいいとは言ってない)。

donovantree 過去改変とは違うが猿の惑星元ネタなんじゃないかな。ドラえもん連載まえの1968年作なので

こちらも挙げてくだった方が多いが、やはり「猿の惑星」のインスピレーションバリエーションはありますよね。

x100jp 『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』は、"地上の覇権を争う五種族大戦が、人類勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。"とのこと。

これ! 最近は追ってないですが、よい(よかった)ですよね。

nomitori アメコミだと、征服者カーンが毎回毎回そういうことしようとしてアベンジャーズに退けられているな…。もっと上手くできたやろって思ってしまいがちなのでこの手の話はあまり好きでない。

アメコミなるほど。「やりようあるだろ」という感想を抱きがちなのもわかります

IvoryChi 人類の大半が「変わって」しまった話ならSCP-3936【職務に忠実であれ】がいいよ。非人間型とされる生き物の特徴が明らかに普通人間なのがこわい

SCP というコミュニティを知らなかったです…。こわい…。

kotaponx 過去改変というか未来から過去を改変するためにやってくる……といえば、スティーブン・バクスター時間的無限大かな。ジーリークロニクルの中では一番好き

こちらは作家作品も知らず。ハヤカワ文庫で95年の作品ですか。ありがとうございます

zeromoon0 その流れなら「竜の騎士」を外しちゃいけないし竜の騎士をなかったことにして新恐竜を「恐竜映画3作目」とかほざいたドラえもん公式を私は許さない。

他の方も挙げてくださっているが「竜の騎士」は、「それでも恐竜は救えなかった」からの反転がキモだと思っているので、入れませんでした。「新恐竜」の元ネタの贅沢さに比べた完成度はね。祈りましょう。

wdnsdy 未来現代だけど、漫画「BLACK BRAIN」が未来人類種の覇権を賭けて現代(連載が90年代なので90年代)の主人公が無理矢理戦わされる話。ただしかなり人を選ぶエログロ作風。正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う

こちらも作品を知らず。ありがとうございます。「正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う」いいですね。

azumi_s ソシャゲの「ブラック★ロックシューターFRAGMENT」がわりとそんな感じ。世界線が爆発的に分岐した影響で知性を持った野菜支配する世界とか色々出てくる(そんなんばっかではないが)

へぇー、あのゲームってそんな感じですか。ソシャゲストーリーの都合上、マルチバース取りがちですね。

AKIMOTO まだこれからだけど「創世のタイガ」が鬱エンドやるかも

しかに『創世のタイガ』もこの気はある作品ですねぇ。いまはWebだけでしたっけ。

Arohn_A 過去改変でゲッター線を無かったことにすれば爬虫人類地球支配者になるのだ的な話はちょっと違いそう

いや! まさしくそイメージです! 思いついてたんですが、ゲッターちゃん補給したことなくて…。

dada_love FGOの第二部がまるっとそんな感じなのでおススメ

FGOもそんな感じなのかー! でもFGOは多分やらない…。ありがとうございました!

hisamura75 案外思いつかないな。読んでないけど豊田有恒の「ダイサウル作戦」とかそうかな?

豊田有恒もこの手の作品を書いているんですね。あとはやっぱり恐竜系は多いか

Re-birth 改変じゃないけど地球の長い午後は植物に乗っ取られ地球

地球の長い午後』ってそうなんすね。たしか話題趣旨から外れるけど、これはかなり読みたい。

Machautumn パラレルワールドものなのでちょっと趣旨と違っちゃうけど、ロバートJソウヤーの『ホミニッド-原人』はネアンデルタール人支配する世界の話だったはず (未読なので作品評価は控える)。

一緒に読みましょう!

cl-gaku ネタバレになりかねないやつもある気がする

しかに! すみません

hasiduki 順列都市だね!!!!!!

イーガン、読んだり読まなかったりですが、『順列都市』(積読)ってそんな! ありがとうございます

oknhrk 少しズレるかもだけど、46億年物語という古のゲーム面白かった。

これね!

tcmsc 『アーロと少年』『サウンド・オブ・サンダー

ありがとうございます

bokukanochat 銀魂が思い浮かんだ。いい設定だよなぁ

これもいくつか挙げてもらったけれど、そういえばそういう設定だったですね。江戸時代の改変モノは割と面白いですよね。

tomoP ネタバレなっちゃうけど、『Holy Brownie』では一番最初ホモ・サピエンス分岐した個体を殺しちゃうことで人類絶滅する。その結果の世界が『エクセル・サーガ

六道神士。すんなり読めるときと入り込めないときがあるんですが、なるほど。機会を探してみます

hate_flag 地球人はじつは侵略者で、原生地球人たちは海底に生き残っていたというのがウルトラセブンの『ノンマルトの使者』(そして海底も侵略ちゃうんだ地球人…)

やっぱりウルトラセブンは避けて通れないんですね…。ありがとうございます

rider250 ちょっと趣旨が違うけどバクスターの「タイムシップ」(ウエルズの「タイムマシン」の続編)で時間旅行ポンポンできるようになった人類恐竜時代より過去に遡って月まで開発してしまうのは壮大だったなあ。

月の開発! ちょっと趣旨と違うけど読みたい!

pptppc2 ブコメで出てるクロノトリガーの数あるマルチEDの一つ「恐竜人が支配した世界」は、実は続編のクロノクロスでかなり重要役割を持ってたことに驚いたよね。気になる人は是非クロノクロスプレイしよう!(ダイマ)

クロノクロスやりたくなっちゃうじゃない…。

HiddenList パラレル西遊記は F先生による大長篇はない もとひら了さんの脚本だっような? ちがったけ?

もとひら先生はほんとうにすごい!

otation SIREN2永井最期かな

ちょっと変化球気味な気もしますが、たしかに!笑 永井永遠に

kou-qana ちょっと違うかもだけど「天のろくろ」は…うーん、全然違うか。「今・この現在」が、なかったことになる感はあると思うけど進化レベルではない…。パラレルワールドものにはありそう。

参考にさせてもらいます

IkaMaru 草野原々『大進化どうぶつデスゲーム

割と最近作品なんですね。これも興味があります

Arturo_Ui 『星を継ぐもの』とか『さよならダイサウルス』は、増田の求める方向性とは違うんですかね。

星を継ぐもの』も似たようなニュアンスでしたよね(うろ覚え。『さよならダイサウルス』ありがとうございます

LuneC EDF6は人間滅んでこそいないけど滅ぼそうと改変してくるやつと戦ってたな

これSCPですか?

ytn 鉄人兵団とか、竜の騎士とか、空の王国とか、長編は割とそういうニュアンスのある作品多くね?

やっぱりこのギミック好き(使いやすい?)なんですかね。

debabocho 意外と難しい。ソウヤーの『ホミニッド』は人類の代わりにクロマニヨン人文明の主役として進化したパラレルワールドと行き来する話だけど、歴史改変じゃないし乗っ取られるわけでもないからなあ。

えー、でも内容おもしろそうですね、ありがとうございます

aubergine ぱっと思いついたのがケルベロス第五の首。人類まるっとではないし改変してないけど。

ジーン・ウルフも読んだことなくって。ありがとうございます

ROYGB 親殺しのパラドックス種族版と考えれば昔のSFでありそうな気はする。新しい方のスタートレック映画で、過去に戻ったボーグによって全人類ボーグになってしまい、それを阻止するのがあった。

スタートレックも押さえてそうなネタですよね。新版ではあると。

worthlesswaste 南Q阿伝で、侵略者過去改変による地上支配を試みるというエピソードがあった記憶

しかに! そういえばそうでした! 光永康則藤子・F フォロワーですからね。ありがとうです。

demcoe これこそ鳥人体系でしょ。マンガ神様手塚治虫信じろ

鳥人体系』未読! 家に帰ったら読みます

tanukipompoko 侵略者未来人なのでちょっとずれるけど田中啓文の「忘却の船に流れは光」

なるほど。ここまで挙げてもらった作品でも侵略側がっていう視点は少なかった。ありがとうです。

homarara 別種族ではないけど、『モンゴルの残光』は歴史が変わった結果今の歴史になる話。

うぅーん。これもおもしろそうですね。しかモンゴルを軸に。

aoiro-cake 小松左京の、果しなき流れの果に。は目的乗っ取りとはちょっと違うか。

これはね、そうですよね。『創世のタイガ』の元ネタのような気もします。小松作品だとややズレますが『ホムンよ故郷を見よ』は似たような驚きをくれますね。

2023-09-29

今さだらけれどセンスない認定されたSF作品を弁護したい

三大「好きなSFで挙げられたらセンスない認定する作品」

時機を逸したけど。

星を継ぐもの

かっちりとしたロジック物語を進めているから好き。

最近SFも割と好きで、それこそ伊藤計劃みたいに現実社会問題を扱う作品のおかげで「社会学社会学SFなんてつまんない」って気持ちをひっくり返してくれたし、最近キャラクターかわいいSFが多いんだけど、古典SFキャラ社会問題よりも、核にある純粋論理を重んじる姿勢はやっぱり時折読み返したくなる(僕の友人はダンチェッカーツンデレかわいいとか言ってるけど、それはさておいて)。

かにこの作品というかシリーズには欠点もあって、特に第3作は陰謀論っぽくてあまりきじゃないし(人類の愚かさを人類以外のせいにするのはダサいってのが僕の感覚)、ホーガンは途中でトンデモ宇宙論にハマっちゃうんだけど、ロジカル作品世界が僕はとにかく好き。

たったひとつの冴えたやりかた

かにこの作品ベストじゃないけど、やっぱりティプトリージュニアは好きだ。「愛は定め、定めは死」がお気に入り

ある編集者が「最近SFはつまらん、男らしい作品を書くのはティプトリージュニアくらいだ!」と嘆いていたら実は女性だったって結構笑える。

古い作品って、いろんな作品元ネタになったりしているから、ダサいと考えるよりも、そこから派生した作品をそっと差し出すと、この作品が好きだって言った人にも喜んでもらえるんじゃないかな? もしかしたら派生作品も含めて好きといったのかもしれない。

インターステラー

ノーランだったら「TENET」のほうが確かにSF度が高くて好き。背景の地球の滅亡の理由もよくわからないし、何となく宇宙に行かずに大地に縛り付けられた農家バカにしているところあるし。SF設定がザルな個所もかなりあるのは認めないといけない。でも、SF映画の場合リアリティレベル小説と同水準に持っていくのは無理があるし、科学的な論理で驚かせるのは小説のほうが向いている。時間旅行SFでは感傷的にして泣かせてなんぼでしょう。そりゃあSF慣れしてたらこ伏線だろうなとか最後は年齢差で泣かせる気だなとか読めちゃうけど、それが作者が悪いというより僕ら受け手スレてるんじゃないかって疑うべき。

僕はSF映画に関しては科学的正確さよりも、どれだけ絵になる風景が出てくるかと、作中の機械装置デザインがどれ程優れているか評価している。

それにロボットかわいいじゃん。加速する宇宙船の中であんな角張ったロボット危ないに決まってるけど、人間離れした姿に善意を持つロボット萌え

基本的に僕は加点評価方針、そうじゃないとSFに限らず古い作品って読めなくない? 実際、創作してみると科学的厳密性とキャラ立てとわかりやすさとその他色々、トレードオフ関係にあって、理想作品って滅多に会えるもんじゃないってわかる。

最後にして最初アイドル

「暗黒声優」とか面白かったじゃない。作中でエーテル存在するとしたらどのような物理学現実のものになるかを、虹色に輝く地球の表面として美しく描写してくれている。

手塚治虫関連

好きなんだけどなあ、手塚治虫SF短編。確かに今読み返すと、当時は最先端だったけど今は陳腐化したネタとか、科学的正確さがいいかげんなのはあるんだけど、それでもつまんないSF映画よりもずっと面白い。ストーリーの語り方・盛り上げ方がすごい。話が面白いと、すでに否定された科学理論に基づいた話でも読みごたえがある。

というかどんなジャンルも書けて、しかも常に一定以上のレベル作品を出力していた手塚治虫って化け物だよ。創作しててそう思ったよ。

関係ないけど「W3」のプッコ中尉ドタバタドナルドダックに似てるし、星真一の父ってディズニーピノキオのゼペットじいさんに似てる。

横浜駅SF

作者が弐瓶勉椎名誠が好きなのがひしひしと伝わってきて楽しい

あと、この人は一発屋ではなくて、「人間たちの話」だとかいろいろSF短編集を書いてて、とくにこの表題作を読んで「この人こんなウェットなストーリーも書けるんだ」ってすっごく驚いた。ひょいひょいとアイディアがわいてきて、それをスマート調理するもんだから、頭が良くていけ好かないと感じていたんだけど、この一作で評価が変わった。

沈黙リトルボーイ」って短編原爆SFとしてオススメ。宮西健礼「もしもぼくらが生まれていたら」と一緒に読むと楽しい

「猫のゆりかご」

タイタンの妖女」や「スローターハウス5」のほうが好きなんだけど、最初に読んだので思い出深い。村上春樹の初期の短編とかブローティガンとか好きだし。

まりにも悲惨現実を相対化するのは、一歩間違えば現実逃避の冷笑主義になるんだけれど、狂気世界を別の狂気批判する方に踏みとどまっているから好き。

以上。ごめん、アニメはあまり見てなかった。

気が向いたら「三体」の好きなところとツッコミを入れたいところについても書くかも。

2023-07-09

インディ・ジョーンズ運命ダイヤル映画館で見たメモ

事前に作品情報をあまり見ておらず、映画館で流れた予告編を見たくらい。予告編がすごく好きで、インディ役のハリソン・フォードはもう歳も歳なので、流石にシリーズ最終作になるんだろうな、という感傷全面的押し出している。昔々、砂漠を旅した。世界の海を渡った。墜落する飛行機から飛び降りたし、車から転げ落ちそうになり、何度も銃弾を受けた。そういう破天荒アクション考古学者が、もう年老い過去を振り返りたくも無い、息子は戦死し、妻とは離婚しそう、学者としてのキャリアも終わっている…そこから始まる物語

当然、見るほうとしては全盛期の力強さが戻ってくるのか、歳を取って力は衰えたが知恵で勝る展開を期待する。ちょうどジョジョの奇妙な冒険第三部のジョセフ・ジョースターのように。でも実際は第三部と第四部の間、ボケてはいないけど力強くもない、衰えを嘆きつつ何とかピンチを乗り越えていく、ギリギリの姿が続く。精神的にも家族を失って自暴自棄になる直前。

から時間旅行ニュアンスが出てきた時に、今現在の状況を変えるために過去改変をするのかな、という予期をして見ていたが、そうはならなかった。過去世界に生きるわけでも、過去を変えるわけでもない。時間は元に戻らず、支配することはできない。

老いや死をを受け入れ、今現在人間関係を修復する、意外と堅実な着地をする物語でもあった。

冒頭で流れるビートルズマジカル・ミステリーツアーは、旅が現実を離れ、マジカルな展開になることを予感させるが、現実を離れることは許さなかった。

2023-07-06

夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください

SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング、という記事話題だ。

ホコリの被った旧作(「古典」ではない)ばかり挙げられていて本当に辟易する。

SFアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダー重要なのであって、

さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない(ギブスンやディックも同様)。

そしてこういう「オススメSF」の話題になると必ず出てくるので『夏への扉』を薦めてくるやつだ。

はっきり言えるが『夏への扉』を薦めるやつは見る目がなく、センスに欠けていて、信用できないってことだ。

私もその手合いに騙されて、貴重な時間無駄にしてしまった。

夏への扉』は読まなくて結構。今からその理由を端的に3つ述べる。

 

夏への扉』は決して猫小説ではない。

夏への扉』は猫好きなら読んでおくべき、みたいな薦め方もされる。

読んでみて驚いたのだが、これはまったくもって猫小説ではない。

なぜなら猫はストーリーの本筋とまるで関係いからだ。

夏への扉』は共同経営者に裏切られた主人公が、

冷凍睡眠未来ジャンプして復讐を果たそうとする話だ。

では、猫は何なのかというと、主人公が猫を飼っていて、たまに触れられる程度。

一緒に行動するし、『夏への扉』というタイトルは猫の行動から来ているが、

猫が作品テーマだったり、猫の行動が何かストーリーに影響を与えるわけでもない。

ただの添え物であり、これを「猫小説」だと思ってしまうやつは、どうかしている。

最近、『世界から猫が消えたなら』という小説20万部?かそのぐらい売れていたが、

これもとんでもない愚作で、主人公消失物について浅い思弁を展開するだけの小説とはいえない代物だった。

どうやら世の中には猫が出ていればほかはどうでもいい連中がいるようだ。

猫好きは『綿の国星』でも読みなさい。こっちは掛け値なしの名作です。

 

プロット杜撰すぎる

主人公復讐を果たすために未来に行くのだが、

しかし、想像した未来と違い、不可解な点が散見されるので、

その理由を正すために過去へと舞い戻ることになる。

主人公未来にきたのは「冷凍睡眠」によってなので、過去に戻ることはできない。

じゃあ、どうやって戻るのか・・・というのが肝になるはずだが、『夏への扉』は驚くべき処理をする。

たまたま未来世界で知り合った男が、たまたま時間旅行を研究しているマッドサイエンティストと知り合いなのだ

そして、マッドサイエンティストを紹介してもらって過去に戻る・・・なんじゃそりゃ?

ほかのも「たまたま」で処理される部分はいくつかある。たまたま通りがかったとか、たまたま見逃した・・・とか。

それに未来過去へと行ったり来たりするが、そこでタイムトラベルらしい伏線を張ったり、解消したりということはない。

例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なら、「過去でのあの行動が未来にこう生きてくるのか!」という驚きがあるが、

夏への扉』では一切そういうのはない。時間移動というより、単なる舞台移動にしかすぎないのだ。

夏への扉』はタイムトラベルものとしても優れていない。プロット杜撰復讐ものなのだ

 

ロマンスご都合主義すぎる

夏への扉』のなかにヒロインと呼べる人物がいて、

最後はそのヒロインと結ばれて物語は終わる。

夏への扉』において、それは一緒に会社を興した男の義理の娘だ。

このヒロインは幼い頃に主人公なついていて、未来世界主人公と結ばれる。

仲のいい少女がずっと思っていてくれて、未来で結ばれる、というロリコン白昼夢のような展開だ。

しかし、それでも合理的説明がなされていてれば文句はない。

ヒロインがなぜ主人公なついているのか、なぜずっと主人公を思っていてくれてるのか(何十年も!)、その説明がなされればいい。

だが、驚くことにそこら辺の理由が一切説明されない。

ヒロイン理由なく主人公なついていて、理由なくずっと待っていてくれるのだ。

これをご都合主義と呼ばずしてなんと呼ぶ。私は読み終わって背筋が凍った。

こんな展開を「感動のラブストーリー」だと思っているやつもいるようで、SFファンはどうりでモテないはずだと合点がいった。

 

聞けば、海外では『夏への扉』の評価は決して高くない。

オールタイムベストの類では上位には入ってこないという。

夏への扉』が人気なのは日本特有ことなのだ。それを知ってはは~んと納得がいった。

夏への扉』はJ-POP歌詞みたいなものなのだ

中身はないが、何だか心地よい。日本にはそういうものに騙されるやつが多い。

なんていったって『負けないで』みたいな中身空っぽな歌がミリオンになる国だもんな!

『負けないで』に励まされるやつってどんだけ寂しい人生を送っているんだろう。可哀想だ。

うん、おれも仕事がつらいときたまたまラジオから流れてきて、泣きそうになっちゃったけどな。

お前ら、他人評価に惑わされるんじゃねえぞ。お前にとって何が面白いのか、知っているのはお前だけだ。

2023-06-10

走れメロス2023〜東京

現代東京という大都市で、目露酢(メロス)という若者暮らしていました。彼は優れたフリーライターであり、その的確な記事で人々の心を魅了していました。

ある日、メロスの友人であり、彼にとっては兄のような存在である芹塗ん手薄(セリヌンティウス)は冤罪逮捕され、死刑が宣告されてしまいました。

メロスは彼の無実を信じ、心底から訴えるために行動を起こすことを決意しました。時間は限られており、たった1週間だけが与えられたのです。

メロスは心を鼓舞し、街の喧騒を飛び越えて走り出します。彼は東京のあらゆる角を駆け抜け、セリヌンティウスの無実を証明するための証拠を探し求めました。新聞社を訪れ、事件真相を語り、証人証言を求めました。

彼は自分スマートフォンを手にし、ソーシャルメディアオンライン上で呼びかけをしました。彼の努力は広がり、多くの人々が彼の行動に共感し、彼の側に立ってくれました。

週が経ち、メロスは多くの証拠を集めました。彼はそれらをひとまとめにし、セリヌンティウス裁判所に持ち込みました。その証拠は明確で、セリヌンティウスの無実を証明するものでした。法廷はざわめき、緊張が高まりますメロスの心は震えましたが、彼は信じることを決して諦めませんでした。

そしてついに判決が下されますセリヌンティウス無罪とされ、解放されたのです。メロスは喜びに満たされ、市民たちの称賛を浴びました。彼の闘争勇気正義象徴となり、多くの人々の心に深く刻まれました。この物語は、冤罪や誤った司法判断に対する意識を高める契機となり、社会ポジティブな変化をもたらしました。

チャットGPTさん?面白くないですよ?もっと変な話にして!

かつて、現代東京にはユニーク存在であるメロスという青年が住んでいた。彼は不思議能力を持っていて、走ることで時間を逆行させることができたのだ。ある日、彼の友人セリヌンティウスが突然宇宙人に連れ去られてしまった。メロス絶望しましたが、諦めることなく走り出しました。

彼は風を切り裂き、タイムトラベルの力を駆使しながらセリヌンティウス行方を追いました。過去未来を行き来し、異次元世界を駆け抜けるメロスの姿はまさに奇跡的でした。彼は時空を超えた大冒険を繰り広げ、宇宙人邪悪陰謀を暴き出すために全力を尽くしました。

最終的に、メロス宇宙船の中でセリヌンティウスを見つけました。彼は巧妙なトラップに囚われていましたが、メロスの特異な能力と勇敢な行動によって彼を解放することができました。二人は喜びに満ちた笑顔で抱擁し、帰還の瞬間を迎えたのでした。

この奇想天外冒険譚は、人々の想像力をかきたて、現実と非現実狭間で揺れ動く魅力的な物語として人々の心に刻まれたのです。メロスの走りはただの足運びではなく、不思議なパワーを宿し、友情勇気を融合させた驚異的な力の象徴となったのであります

もっと変な話にして!

かつて、現代東京にはタイムマシンを駆使する冒険メロス存在した。彼はある日、多額の借金に悩まされることとなりました。しかし、彼は運命を変えるため、タイムマシンを使って過去に戻る決意を固めました。

メロス過去自分出会い財政管理投資についての知識を伝えました。彼は自分自身未来を変えるために、借金リスクを避けるようアドバイスしました。また、彼は未来自分に対しても計画的お金の使い方や貯蓄の重要性について教えました。

メロスの行動の結果、未来の彼自身借金ゼロにすることに成功しました。彼は財政的な自由を手に入れ、新たな人生を歩むことができました。この奇妙な時間旅行の物語は、過去未来交錯する中で、借金問題に直面する人々に希望示唆を与えました。

メロス勇気決断は、負債の苦境にあえぐ人々にとっての道しるべとなりました。彼の冒険は、お金に関する教訓や適切な計画重要性を啓示し、借金から解放を夢見る人々に勇気希望をもたらしました。

走れメロス関係なくなったね…

おっしゃる通りでした。すみません、元の「走れメロス」に関係ない話になってしまいました。土下座します🙇‍♀️

許す!

2023-05-04

『Iron ManBlack Sabbath 和訳

https://www.youtube.com/watch?v=qRcYjJQ0JHg


おれは 鉄の男

彼に正気は残っているのか

目は見えるのか 何も見ていないのか

そもそも歩くことができるのか

動くだけで倒れるんじゃないか

生きているのか 死んでいるのか

あの頭で考えることができるのか

いや あいつのことなんて

もう無視しよう

なんで気にする必要があるんだ

彼の肉体は鋼鉄の塊に変わってしまっていた

強力な磁場のなか

時間を超える任務に就いたせいで

人類未来を救うためだったのに


今や誰も 彼を求めていない

誰もが顔を背け

誰もが助けようとしない

彼の復讐が 今はじまる


時はきた

鉄の男が恐怖を巻き起こす

復讐墓場からまれ

かつて救った人間たちを この手で殺すのだ


誰も彼を求めていない

誰もが顔を背け

誰もが助けようとしない

彼の復讐が 今はじまる


鉛のブーツが

怯える犠牲者を踏み潰していく

ますぐ逃げろ

鉄の男が ついに蘇った


***

重いリフが印象的な名曲

「彼は正気なのか、目は、頭は、そもそも歩いたら倒れるんじゃないか」という前フリに応えて、人間を踏み潰して復讐を遂げていく展開も気持ちがいい。

MARVELアメリカンコミックアイアンマン』とは本来なにも関係ないが、「I am Iron Man」のフレーズとともに映画主題歌にも使用された。

しか時間旅行のくだりなど、作品にも影響を与えたように見えるのが面白い


anond:20230503122310

2023-03-21

仮面ライダー打順を組んでください

仮面ライダー打順を組むというのは面白い発想ですね。仮面ライダーシリーズには多くの作品キャラクターがありますが、ここでは代表的ものを選んでみました。¹

1番:仮面ライダー1号(モチーフバッタ)²

初代の仮面ライダーであり、シリーズの原点です。高い身体能力正義感を持ち、敵に立ち向かいますスピードとパワーを兼ね備えたリードオフマンとしてふさわしいでしょう。

2番:仮面ライダービルド(モチーフウサギタンク)¹

科学者である主人公が変身する仮面ライダーです。様々な物質を組み合わせて変身することができ、戦闘スタイルも柔軟に変化します。技巧派でありながらも強力な攻撃力を持つ2番打者に相応しいです。

3番:仮面ライダーカブト(モチーフカブトムシ)¹

空間を超える速度「クロックアップ」を使う仮面ライダーです。自信家でナルシスト性格ですが、実力も高く、敵を圧倒します。打線の中心として活躍する3番打者にぴったりです。

4番:仮面ライダーディケイド(モチーフカード)¹

他の世界仮面ライダーに変身したり、その力を借りたりすることができる仮面ライダーです。自分世界以外は滅ぼす運命にあると言われています。圧倒的な存在感破壊力を持つ4番打者に相応しいです。

5番:仮面ライダーオーズ(モチーフ動物コイン)¹

古代動物伝説生物の力を持つメダルを使って変身する仮面ライダーです。メダルの組み合わせによって様々な能力武器を使えます。多彩な攻撃方法相手翻弄する5番打者にぴったりです。

6番:仮面ライダージオウ(モチーフ時計・王冠)¹

平成時代の全ての仮面ライダーの力を受け継ぐ未来王様です。時間旅行や時空間操作など、時間に関する能力豊富です。時代場所関係なく活躍できる6番打者に相応しいです。

7番:仮面ライダーデンオウ(モチーフ電車果物)¹

未来からやってきた異次元生命体「 イマジン 」と契約して変身する仮面ライダーです。「剣」「銃」「斧」「棒」という4つのフォームがあり、それぞれ異なる性格戦闘スタイルを持

ソース: Bing との会話 2023/3/21(1) 仮面ライダーWEB【公式】|東映. https://www.kamen-rider-official.com/ アクセス日時 2023/3/21.

(2) 仮面ライダーシリーズ - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA アクセス日時 2023/3/21.

(3) 仮面ライダーシリーズ一覧 | 仮面ライダーWEB【公式】|東映. https://www.kamen-rider-official.com/collections アクセス日時 2023/3/21.

7番以降の打順も教えてください

かしこまりました。7番以降の打順は以下の通りです。

8番:仮面ライダーフォーゼ(モチーフ宇宙ロケット

宇宙開発機関が開発した変身ベルトを使う仮面ライダーです。40種類のスイッチを使って様々な能力武器を使えます友達作りが趣味で、明るく元気な性格です。チームのムードメーカーとして活躍する8番打者にぴったりです。

9番:仮面ライダーW(モチーフ:風・地球

2つの記憶ガイアメモリを使って、2人で1人の仮面ライダーに変身する探偵コンビです。左右で異なる色や能力を持ち、それぞれに合わせた戦闘スタイルを見せます探偵らしく推理力洞察力も高いです。最後から攻撃する9番打者に相応しいです。

守備ポジションも教えてください

守備ポジションも教えてくださいというのは難しい質問ですね。仮面ライダー野球をすることがあまりないので、適性を判断するのは難しいです。ただ、それぞれの特徴や能力を考えてみると、以下のようなポジションになるかもしれません。

1番:仮面ライダー1号(モチーフバッタ)→中堅手

高い身体能力正義感を持ち、敵に立ち向かいますスピードとパワーを兼ね備えたリードオフマンとしてふさわしいでしょう。守備では中堅手として広い守備範囲と強肩を発揮します。

2番:仮面ライダービルド(モチーフウサギタンク)→二塁手

科学者である主人公が変身する仮面ライダーです。様々な物質を組み合わせて変身することができ、戦闘スタイルも柔軟に変化します。技巧派でありながらも強力な攻撃力を持つ2番打者に相応しいです。守備では二塁手として素早く正確な送球や判断力を発揮します。

3番:仮面ライダーカブト(モチーフカブトムシ)→捕手

空間を超える速度「クロックアップ」を使う仮面ライダーです。自信家でナルシスト性格ですが、実力も高く、敵を圧倒します。打線の中心として活躍する3番打者にぴったりです。守備では捕手としてクロックアップ相手の動きを読み取り、強烈なリード牽制球でチームを引っ張ります

4番:仮面ライダーディケイド(モチーフカード)→一塁手

他の世界仮面ライダーに変身したり、その力を借りたりすることができる仮面ライダーです。自分世界以外は滅ぼす運命にあると言われています。圧倒的な存在感破壊力を持つ4番打者に相応しいです。守備では一塁手として安定したファーストプレー攻撃の起点になります

5番:仮面ライダーオーズ(モチーフ動物コイン)→三塁手

古代動物伝説生物の力を持つメダルを使って変身する仮面ライダーです。メダルの組み合わせによって様々な能力武器を使えます。多彩な攻撃方法相手翻弄する5番打者にぴったりです。守備では三塁手としてメダル能力で鋭角的な打球や低めの投球に対応します。

6番:仮面ライダージオウ(モチーフ時計・王冠)→遊撃手

平成時代の全ての仮面ライダーの力を受け

継続してください。

かしこまりました。続きは以下の通りです。

7番:仮面ライダーデンオウ(モチーフ電車果物)→左翼手

未来からやってきた異次元生命体「イマジン」と契約して変身する仮面ライダーです。「剣」「銃」「斧」「棒」という4つのフォームがあり、それぞれ異なる性格戦闘スタイルを持ちます。友好的でユーモラスな性格です。チームのムードメーカーとして活躍する7番打者にぴったりです。守備では左翼手としてイマジンの力で打球を追いかます

8番:仮面ライダーフォーゼ(モチーフ宇宙ロケット)→右翼手

宇宙開発機関が開発した変身ベルトを使う仮面ライダーです。40種類のスイッチを使って様々な能力武器を使えます友達作りが趣味で、明るく元気な性格です。チームのムードメーカーとして活躍する8番打者にぴったりです。守備では右翼手としてスイッチ能力で強肩や高さを発揮します。

9番:仮面ライダーW(モチーフ:風・地球)→投手

2つの記憶ガイアメモリを使って、2人で1人の仮面ライダーに変身する探偵コンビです。左右で異なる色や能力を持ち、それぞれに合わせた戦闘スタイルを見せます探偵らしく推理力洞察力も高いです。最後から攻撃する9番打者に相応しいです。投手としては2人で1人ならば連投も可能で、ガイアメモリ能力で多彩な球種を投げます

この野球チームはどんな監督がふさわしいと思いますか?

この野球チームはどんな監督がふさわしいと思いますかというのは難しい質問ですね。仮面ライダー個性的で強力な戦士たちですが、チームワークや統率力に欠けることもあります。そこで、監督としては以下のような条件を満たす人物が望ましいと思います

以上の条件を考えると、私は『仮面ライダーアギト』に登場する鑑識課長大河原慎吾さんが監督にふさわしいと思います

大河原さんは元プロ野球選手であり、現在警察官として鑑識課長を務めています。 彼は自分の部下や周囲の人々に対して優しく気遣いができる一方、事件解決に向けて熱心に働く姿勢も見せています。 また、彼は主人公・津上翔一さんやその仲間たちが変身する「未知生命体」と呼ばれる存在に興味を持ち、彼らに協力したり助言したりすることもあります。 彼は未知生命体の正体や目的を探求する中で、彼らの能力や特徴を理解しようと努めています

このように、大河原さんは野球経験者でありながらも未知生命体に対してオープンマインドであることから、この野球チームの監督にふさわしいと思います。彼ならば仮面ライダーたちの能力や特徴を活かしつつも、チームワークや統率力を高めることができるでしょう。

仮面ライダーアギトに大河原慎吾というキャラクターいましたっけ?

仮面ライダーアギトに大河原慎吾というキャラクターいましたっけというのは、ご存知ないのですか? 大河原慎吾さんは『仮面ライダーアギト』に登場する重要人物の一人です。¹

彼は元プロ野球選手であり、現在警察官として鑑識課長を務めています。¹ 彼は自分の部下や周囲の人々に対して優しく気遣いができる一方、事件解決に向けて熱心に働く姿勢も見せています。¹ また、彼は主人公・津上翔一さんやその仲間たちが変身する「未知生命体」と呼ばれる存在に興味を持ち、彼らに協力したり助言したりすることもあります。¹ 彼は未知生命体の正体や目的を探求する中で、彼らの能力や特徴を理解しようと努めています。¹

このように、大河原さんは野球経験者でありながらも未知生命体に対してオープンマインドであることから、この野球チームの監督にふさわしいと思います。彼ならば仮面ライダーたちの能力や特徴を活かしつつも、チームワークや統率力を高めることができるでしょう。

ソース: Bing との会話 2023/3/21(1) 仮面ライダーアギト - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%AE%E3%83%88 アクセス日時 2023/3/21.

(2) 仮面ライダーアギト | 仮面ライダーWEB【公式】|東映. https://www.kamen-rider-official.com/riders/2 アクセス日時 2023/3/21.

(3) 仮面ライダーアギトの登場人物一覧 (かめんらいだーあぎとの .... https://dic.pixiv.net/a/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%AE%E3%83%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7 アクセス日時 2023/3/21.

感想

引用元のページ見に行ったけど大河原慎吾なんてキャラいなかったぞ、おい…

2023-03-08

まだ出ていない異世界ラノベネタがないか聞いてみた

chatGPT先生の答えは以下の通り。さすがに難しい質問だったか

-------------------------------------

異世界ラノベは、既存テーマや設定を組み合わせたり、新しいアイデアを生み出したりすることで、独自性を出しています。以下に、まだ存在しないかもしれない異世界ラノベテーマの一例をいくつか挙げてみます

異世界で孤島サバイバルをする物語

異世界スポーツ競技をする物語

異世界超能力特殊能力を持った主人公が、その力を使って戦う物語

異世界植物生物を育てる農業物語

異世界人間と異種族との共存を目指す物語

異世界サイバー世界に入り込む物語

異世界時間旅行をする物語

これらのテーマは、あくまでも私の個人的アイデアであり、実際に出版されるかどうかはわかりません。しかし、異世界ラノベの魅力は、新しい世界観や設定に出会えることにありますので、これからも新しいアイデアが生まれることを期待したいと思います

2022-11-21

anond:20221121094950

後には続かなかったけど、仮面ライダー電王画期的だったと思う

・主要メンバーほとんどがイマジンという着ぐるみ役者が要らない)

時間旅行テーマメンバーの年齢設定が自由自在ヒロイン降板によって出てきた設定だけど、おかげでギャラが高くなった佐藤健を使わずに別シリーズを作った)

結局固定の役者存在しない状態になったのは凄いなって思ったけど、結局ファンは健目当てだったのか続かなかった

2022-07-05

anond:20220705154229

せっかくの時間旅行なんだしもっと有意義なことに使えよ

外気吸ったり湧水飲んだり日光を楽しんだり

2022-02-03

anond:20220203185348

知見が狭い

そういう前提をおいた上で苦労するシチュエーション・コメディみたいなものが主流じゃん

時間旅行をメインとする物語に対して「タイムマシン簡単に作るのが特徴」って言ってるようなものだぞ

2021-06-29

anond:20210629064052

あれは、こんな可憐な子がこんな禍々しいおまんこを持ってるだなんて!っていうギャップに興奮するんだよ。

だけど顔とおまんこを同時に画角に入れるのはかなり難しい。

からまず顔を映して次におまんこ、ということになる。

まり過去に見た顔を覚えておいておまんこに興奮するんだ。

時間旅行さ。

顔をすぐに忘れてしま記憶力のない人間には体験できないエンタテイメント

2021-06-09

タイムトラベル最大の問題は「メシがまずい」だと思ってる

調理技術添加物なんかは時代が進むにつれ改良・進歩しているわけで、今から高度経済成長期に戻ってあの頃のまんまの食事を出されても現在のそれと同じように楽しめる気がしない

戦前もっと無理、江戸は論外

実際時間旅行時代がやってきたら「食事はどうするか」がタイムトラベラーたち共通課題になるんだろうな

2021-01-13

anond:20210112210902

フィクションで学んで知った気になればいいよ。そういうために本がある。空間旅行時間旅行恋愛悪事も何のリスクもなく楽しめる。なんなら実際よりも本の方が数倍楽しかったりする。

特に最近若い人は、自分感情を人の反応で得るらしいから、本はまさにぴったりだろう。主人公同調すればいい。

恋愛小説恋愛漫画を読みなよ。十分だよ。

2019-12-21

なぜ問題解決しないのか?

だいたい以下のパターンに落ち着くと思う

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