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2017-05-26

英単語は暗記してはいけない

さて、今回は私の英語学習法の核心、「英単語の暗記をしない」ということについて語ってみたい。

英単語を覚えた」とはどういう状態

http://anond.hatelabo.jp/20170524213622

ここで前回リスニングについて語った内容には、凄まじい反響があった。私は1500というブクマ数にoverwhelmされてしまった。

いきなり何を言ってるのか、と思われるだろうが、私の感覚の中では、1500ブクマという気分を一番表せるのは、日本語の「圧倒された」ではなく、英語の"overwhelm"だ。

この単語はただ「圧倒された」だけでなく、「圧倒的な力に晒されて、疲弊してしまった」という感覚がある。もしこれが増田でなく普通ブログだったら、プレッシャーで何も書けなくなっていたかもしれない。

他にも、前回の「英語をあるがままに受け入れなければならない」という結論の部分は、最初は「英語をあるがままにembraceしなければならない」と書いてあったのだが、伝わらなさそうなので書き直した。embraceは「抱擁するように受け入れる」というような感覚だが、日本語で書くと何のことやらわからない。

英単語を覚えるということは、こういった単語に伴う感覚を一つ一つ身につけていくことだ。そうすれば英単語自分のものなり、ライティングスピーキングでも自然単語が湧いてきて、自由に使うことができるようになる。

英単語それぞれに固有であるこの感覚をどう身につけるのか、というのがここで語りたい話題である

日本語訳語を覚えるのは有効

英語学習世界で良く出て来るスローガンに「英語英語のままに理解しなさい」「日本語に訳して理解してはいけません」というのがある。

しかし「英語英語のままで理解しろ」と言われても、初心者には何のことか分からず、何か魔術的な、自分には絶対にできない思考法によってしか英語理解できないのではないか、という気にさせられてしまう。私も高校生の頃に、このスローガンを聞いて、そんな絶望感に襲われたことがある。

日本語しかできない日本人にとって、言語思考する際に使える唯一のツール日本語だ。英単語意味を知りたいなら、日本語訳語なり、日本語で書かれた説明によって理解するしかない。

日本語訳語を当てはめ、文法ルールに従って語順を並び替えて、並び替えた日本語から文意をつかむ。ノンネイティブである学習者はそこからスタートするしかない。そして大学受験レベルになっても、難関校を受験するのでなければ、その方法論で通用するだろう。

そのレベル英語力が欲しいならば、訳語を覚えることは有効だ。

ただ、「英単語を覚えるぞ!」と単語帳を開き、そこに記された訳語や例文を見たり、書いたり、発音したりしてみても、それで記憶できるのは記憶力がいい人だけで、普通は無理だ。

そしてそのレベルの、日本語訳語並べ替えるような英語力では、現実世界にあるほとんどの英文は読めず、あまり役に立たない。日本語英語はあまりにも違いすぎるので、逐語訳、直訳はほとんど通用せず、日本語訳語をそのまま適用しても英文理解することは出来ない。

なので、受験関係ない大人にとって、日本語訳語による英語理解は、目指すべき目標にはなりえない。

英英辞典を引くのは有効

「『英語英語のままに理解しなさい』か。ならば英英辞典を使って英語意味を覚えよう!」と考えるのは自然な発想だ。しかし、これもうまくいかない。

日本語を介して英語理解する段階を超えるには、英単語の持つ固有の感覚を覚える必要がある。

英単語から日本語訳語が想起されるようではいけない。それと同様に、英英辞典に書いてある語の定義が想起されるのも、その隣に書いてある同意語が想起されるのもアウトだ。そういった余計なものが出て来るようでは、リスニングはできるはずもないし、リーディングにも苦労を伴うことになる。

日本人にとっては、日本語単語が持っている感覚を想起するのは容易い。一方、英語から感覚を想起するのは難しい。英単語感覚を結びつけるという意味では、日本語訳語を介したほうが早い。

しかし、日本語訳語英単語では、意味に違いがある。日本語訳語を介して英単語理解しても、不正確な理解しかならない。しかしそれは、英英辞典に書いてある定義にしても、同意語にしても同じことだ。同意語といっても、単語が違う以上はニュアンスの違いがあり、辞典の短い説明でそれを完全に言い表すことは出来ない。

なので、単語を覚えるために英英辞典を使うべきではない。(*1)

英単語の本当の意味

英和辞典英英辞典では、英単語が持っている本当の感覚を掴むことはできない。

英単語の本当の意味は、その単語が実際に使われたシチュエーションの中にあり、その中にしかない。その単語を発した人の感情であったり、伝えたいメッセージがその単語の中に込められる。それを感じ取ることが出来れば、その単語の本当に意味するところが伝わってくる。

もちろん人によって、単語に込める意味には多少の違いがあるし、一度や二度その単語出会っただけで、その感覚を本当に自分のものに出来るかはわからない。その単語に何度も出会い修正を重ねながら、感覚を確かなものにしていく必要がある。

いずれにしても、実際にその単語が使われている生の英語を、深く理解し、言葉を発した人物気持ちシチュエーションをしっかりと読み取ることで、そこに出てきた単語の本当の意味を掴むことが出来る。辞書定義や、ぶつ切りにされた例文からでは分からない。

小説映画を介して英単語を学ぶ意味

小説映画シチュエーションを深く感じ取って理解し、記憶の中に蓄積していくことで、そこで出てきた英単語イディオムといった英語表現意味を、実感を伴って理解することが出来る。やがてその英語表現自分身体の中に染み込んで、感覚的に使いこなすことができるようになる。

http://anond.hatelabo.jp/20170522214348

私が以前ここに書いた学習法では、「辞書を引きながら小説を読む、映画英語字幕を一時停止しながら解釈する」といった事が勧められている。それは小説映画が、人物の心情があり、シチュエーションがある生の英語の塊だからだ。そして「自分が楽しめるものを見る」ことを勧めているのは、そうでないと登場人物の心情に寄り添ったり、シチュエーションハラハラすることが難しくなり、英語感覚的に深く読み取ることができないために、著しく学習効果が落ちてしまうからだ。

ここで使う辞書はもちろん英和で構わない。ただし辞書記述はヒント程度にとどめ、単語の本当の意味作品の中から感じ取ることが重要だ。辞書から単語感覚理解することは出来ず、実際に使用されたシチュエーションを蓄積することでしか単語自分のものとすることは出来ない。

英語英語のまま理解する

単語イディオム等、全ての英語表現は、小説映画実体験などから記憶の中にその表現使用されたシチュエーションが蓄積されることで、その表現に固有の感覚が醸成されていく。

そのシチュエーションが印象深いほどに、感覚はより明確になり、記憶への定着率も上がる。そしてシチュエーションの数が増えるほどに、感覚はより正確に、記憶はより強固になっていく。

シチュエーション自体は時とともに忘れてしま場合が多い。しかしその表現に染み付いた感覚は、シチュエーションを忘れた後も残っている。

そして英語表現からその感覚が直接想起されるようになれば、日本語を介さず「英語英語のまま理解する」状態に至ることができる。その状態に至れば、その英語表現感覚的に理解し、適切な時に適切な形でアウトプットすることも出来るようになる。

作品を味わうために必要英語

そうはいっても、「私の英語力では小説映画もとても歯が立たない。それは語彙力が足りないからだ。まず単語を覚えなければ」と考える人は多い。

そして単語学習のあまりのつまらなさ、記憶の定着しなさに絶望して諦めてしまうというという人が後を絶たない。しかしそれは根本が間違っている。

辞書というものがある以上、英語解釈するのに語彙力は必須ではない。テスト問題を解くためには、辞書なしで英語を読み解く力が必要かも知れないが、小説映画を味わうために必須ものではない。

単語を調べるためにいちいち辞書を引いていたら、話が先に進まず、読書体験がぶつ切りになるので楽しめない」という考え方もあるだろう。しかし私は「辞書を引きながら頑張って読んだからこそ、心に深く残る読書体験になる」と考えている。

通常の母国語読書では、立ち止まり辞書を引き、文法構造を考え、熟考しながら読み解くというような作業はまず行わない。学習者が文章理解するために行うそれらの作業は、文章を深く読むことにも役立っている。

最初に読んだ一冊、私の場合は"There's a Boy in the Girls' Bathroom"という児童書だったが、当時の私には非常に難しく、何度も立ち止まり辞書を引き、検索し、英文法に立ち返り、悪戦苦闘した。ただ、これは本当に素晴らしい本で、読む価値があると思えたから頑張ることができた。登場人物の心情に寄り添い、シチュエーションハラハラしながら、苦しいながらも素晴らしい読書体験をすることが出来た。

一冊目を終えれば二冊目はずっと簡単に読めた。三冊、四冊と進むに連れて英語力がぐんぐんと増していき、読書から苦が減り喜びが増していった。やがて「ゲームの達人」のような大人向けにも手が出せるようになり、刑事ハリーボッシュシリーズにハマる頃には映画英語字幕で存分に楽しめるようになっていた。

そして今はKindleがある。単語を長押しすれば辞書が引ける、検索も直ぐに出来る、洋書はなんでも安くダウンロードでき、スマホに入れて持ち運べる。これは英語学習のために存在するような素晴らしいツールだ。

Kindleがあれば語彙力は読書障害にはなりえない。ただし、児童書レベルでも英文を読むためには、ある程度の文法力が必要だ。そのためには受験参考書活用してほしい。日本受験英語界には素晴らしい文法解説がたくさんある。

日本語訳使用してもよいのか

日本語を介してしまうと英語を深く感じ取れないため、基本的日本語訳は使うべきではないと考えている。

ただ、どうしても理解できない英文出会うことはある。いくら時間を費やしても理解できない、そういう時には、日本語訳を見る。日本語字幕であったり、訳書であったりだ。プロフェッショナルの訳からは、独習では得難いものが得られることも多い。

作品から単語を覚えるのは非効率ではないか

世の本屋には「基本単語1000」とか「TOEIC必須単語3000」といったような、頻出単語とその意味を並べた参考書が大量に並んでいる。

英文に登場する単語の90%は1000語に含まれる、だからこの基本語をまず暗記して、それから英文を読むのが効率的だ」などと言う人もいる。しかしこれはほとんどデタラメである

英文に登場する単語の大半が基本語なのは確かだ。しかし500ページそこそこの参考書に1000個も意味が書けるほど、基本語の内容は浅くない。私は今でも日常的に、基本語を辞書で引いている。そしてその単語のさまざまな使い方を見て、基本語の奥深さを噛み締めている。

英語は読むにしても、書くにしても、聞くにしても、話すにしても、基本語は身体の一部になるぐらいまで深く理解する必要がある。実際の英語の中で気が遠くなるほど何度も遭遇し、使用シチュエーションを蓄積し、自分でも使ってみる、そういった積み重ねの中でしか、その本当に意味するところは分からない。参考書レベルで基本語を分かった気になっても、少し派生的な意味で登場しただけで分からなくなるのがオチだろう。

そして英語の語彙の中で特に難しいのは、基本語の組み合わせによって発生する熟語イディオムであるイディオム意味単語意味するものから大きくかけ離れていることが多く、故にイディオムと呼ばれるわけだが、この知識参考書ではほとんど得られない。このように、90%とされる基本語の中にも、参考書に含まれていないものが大量にある。

「それでも、頻出単語基本的意味だけでも抑えておくのは重要ではないか小説などでランダムに出て来るのに任せたら、時間がどれだけかかるかわからない」そう思う人もいるだろう。

しかし、頻出語は頻出するから頻出語と言われる。基本単語1000ぐらいなら、小説を1冊読む頃には否応なく頭に染み付いているはずだ。それも単語参考書で得たものとは違って、単語から想起される感覚を伴った、生きた英単語として身についている。

TOEIC3000語も、何の本でも数冊読めばほぼ頭に入っているはずだ。3000語を感覚的に理解できるようになれば、その3000語で構成された文は、日本語を介さず感覚的に理解できるようになり、「英語英語のままで」理解できるようになる。そうなれば読書スムーズに進むようになり、インプットスピードが上がり、それが英語の上達を加速させる好循環に入ることができる。成長の実感は英語学習モチベーションを高め、それがさらに成長を加速させる。3000語を感覚理解できる頃には、英語学習にドハマリして抜け出せなくなっているはずだ。

高難度の単語

高難度の単語は出現頻度が低くなるので、そういった単語網羅的に学習するのは、小説映画ばかりを偏って見ているノンネイティブには難しいかもしれない。体感ではウェブリオLv16ぐらいからは厳しいのかなという感じがしている。

そういった高難度の単語網羅的に学習したい場合は、単語参考書を使うのは有効だろう。高難度の単語なら基本語のように意味派生したりイディオムになったりということは少なく、参考書レベル理解でもなんとかなるかもしれない。

ただ、参考書による単語学習はやっても覚えられないので、私はやらない。無数にある見たことのない単語の予習に励むより、知らない単語が出てきても、話を追い続ける力を磨いたほうが現実的だと考えている。

自分がやるべき学習法とは

何の学習法でも言えることだが、自分が今やるべきでない学習法、自分に合ってない学習法は、やってみると身体本能的に拒否する。そういう学習法は、無理にやっても身が入らないのでやらないほうが良い(もちろん私の勧めている学習法も含めて)。

気持ちよくて、クタクタに疲れられる学習法と出会ったら、それをやるべきだ。疲れているということは脳が働いているということで、気持ち良ければずっと続けられる。

そのうちに慣れると疲れなくなってくる。トレーニングしても疲れていない場合、上達は見込めない。そうなったら学習法をアレンジし、負荷を上げて、気持ちよく疲れられるところまで調節する。誰かに教わった学習法でも、こうして自分の今のレベルに合った形にアレンジすることで、効果を高めることが出来る。

追記:

長くなりすぎてしまった。ここまで読んでくれてありがとう

英単語の暗記は日本人英語ができない原因の根本にして全て、ーにして全、諸悪の根源マスターマインド、He's pulling the stringsWho do you think is calling the shots around here? ぐらいに思っている。ただ、目の敵にしすぎて気持ちが入りすぎてしまったようだ。いずれリベンジ(和製英語)したい。

 *1 しか英英辞典自体は、それを使いこなせる英語力が身についた後ならば、英語学習の強力な武器になる。
 私は普段オックスフォード英英辞典を使っている。グーグル使用言語英語にして単語ググると、一番上にオックスフォード記述が出てくるので、まずこれを見る(出てこない場合検索語にdefinitionを加える)。Kindle無料でついてくる英英辞典オックスフォードだ。
 オックスフォードでは、英単語をより難しい英単語説明している。その単語辞書で引くことで、際限なく難しい単語出会えるため、いくらでも語彙を増やすことが出来る。単語定義も難解で味わい深く、その文章に触れること自体英語力を向上させてくれる。

2017-05-24

日本人の脳が英語リスニングするために必要なこと

前回ここでリスニング学習法を書いたところ思いのほか反響を得ることが出来た。

http://anond.hatelabo.jp/20170522214348

今回は実際のところどうやってリスニングしているかをまとめてみようと思う。

人はどうやって音を聞いて言葉として理解しているのか

リスニング無意識下で行われる実に精妙なプロセスで、自分でもどうやっているのか正確にはわからないが、注意して観察すれば大まかなところは分かってくる。

まず単語について。日本語は「交渉、高尚、考証、公傷、公称」のように同音異義語が多い言語だ。「こうしょう」は広辞苑で50の見出し語を持っているという。対して英語単語意味時代とともに付け加わり多義的になっている。Random HouseTakeを引くと126の意味登録されている。

どちらにしても、音を聞いただけでは単語意味特定することは出来ず、文脈から単語とその意味を導く必要がある。

文脈が分かっているということは、あらかじめ相手のいいたいことが予想できているということだ。現在トピック、話の向かっている方向、相手のいいたい結論がわかっていれば、リスニングは格段に楽になるが、我々学習者はそれを簡単に見失ってしまい、リスニングは著しく困難になる。

相手の表情や身振り、口調などは文化的な差が大きいが、これに慣れることで相手の話したい内容が事前に予想できるようになり、リスニング力が上がる。

文の予測

文脈を踏まえ、相手の言いたいことを察知した上で、相手の話の最初の数語を聞く。そこで出てきた単語文法構造を元にして、その後に続く文を人の脳は予測することができる。

正確に言えば、英語学習した脳において、文の最初の数語、動詞が出て来るまでを聞けば、その後の展開として考えられるさまざまな可能性は、あらかじめ学習によって脳の回路に刻みこまれているので、その回路が後に続く文を効率的解釈してくれる。

我々は学習によって脳の回路を育て、「始めがこうなら、文の続きはこうなる」という様々なパターンを繰り返し刷り込んで、文を解釈するために必要な脳の回路を作り上げている。そのおかげで、音を聞いてリアルタイムに文として解釈することが可能な脳が構成できている。

まり適切な用語ではないが、これを便宜的に脳による予測と考える。あらかじめいろいろな展開に備えた準備を入念にしているので、「その展開は俺の予測範囲内だぜ!」といった返しが、どんな文の展開が来ても出来るような状態にあるということだ。

予測の中に正解がなかったら、リスニングは失敗する。文のパターンを大量に仕入れて、最初の数語を聞いただけで引き出せるようにしておくことが必要だ。

相手の話が進むにつれて、予測された文の解釈候補が次々と脱落していき、相手の話す一文の終わりにはその解釈も一つに定まる事が多い。

詩的な文では、それが何を意味しているのか一つに絞りきれないことがある。そういった場合複数解釈が渾然一体となって聞き手脳内に残り、深い味わいを残すことになる。

英語を先頭から順に一語ずつ解釈していくプロセス

日本語英語では思考の順序がまるで違うので、英語最初から順番に解釈していくのは多大な困難を伴う。しかしそれが出来ない限りリスニング不可能だ。このときに頭のなかで何が起きているのかできるだけ詳細に追ってみようと思う。

最初の一語の前

英語単語ごとに区切りがなく、滑らかにつながって発音される言語で、それが日本人による聞き取りを著しく困難にしている。

ただ、最初の一語に関しては前に繋げるものがないので、ネイティブにとって少し無理をしたような発音になり、変な音が漏れることがある。これを単語と誤解しないようにしなければならない。

また、変な音の発生を避けるために一瞬「ウェ」という音が入ることがあり、これは喋ることを考えている時に文頭に出てくる単語"Well"とされ、日本語で言うと「ええっと」とか「まあ」にあたる。しかし実際は最初の一語をスムーズ発声するための準備運動という意味合いが強い。

主語

最初主語としてのHeとかIとかTheyとかWeのような、非常に出現率の高い単語が出てきやすい傾向がある。

日本語では主語の省略が頻繁に起こるが、英語では発音の省略が起こる。日本語では言わなくても分かることは言わずに省略するが、英語では言わなくても分かりそうなことは発音がいい加減になる。

文頭のTheyやWeなどは一瞬th音やw音が聞こえるだけということも珍しくない。一般的に、出現率が高い単語ほど発音がいい加減になる。

文頭が聞き取れないとその後も何を言ってるのか分からなくなってしまいがちだ。最初の語が聞き取れなかった場合主語重要でなかったのだと考え、とりあえず先に進んでみるのが重要である

英語字幕と話していることが違う場合

ちなみに英語でもIt isは省略されて全く発音されないことがある。しか英語字幕の中では、ないと不自然なため補われていることがあり、学習からすると「字幕と言ってることが違うぞ!」という困った事態になる。

英語字幕では話し言葉としては自然だが文法的に間違った表現が直されていることがよくあるため、注意しなくてならない。

助動詞動詞

主語の次は動詞か、あるいは助動詞がくる可能性が高い。その中でも、一般動詞ははっきり発音されるので聞き取れるはずだ。

助動詞、あるいはbe動詞は非常に出現率が高いため、ほとんど発音されないことがよくある。

w音が来た場合willかwouldであるほとんど聞き取れない一瞬の休符を感じたらそこにはcanが入っている可能性が高い。r音を感じたらYou're, They're, We'reの'reの部分だ。

そういった出現率の高い音を覚えて一瞬の音を聞きのがさないことが重要だ。

助動詞の後には動詞がくる。その後に来る文のパターンはそれぞれの動詞によって変わってくる。

動詞ごとの文の形

動詞はその次に目的語をとるもの補語として形容詞も取れるものgo toのように前置詞を置かないと目的語が取れないもの目的語が二つ取れるもの二つ目目的語の前に前置詞が必要もの二つ目目的語位置動詞の原形が入るものing形が入るもの、to+動詞が入るものなど、様々なものがある。一つの動詞に様々な使い方があり、句動詞と言って動詞の後に続く前置詞や副詞コンビネーションにより意味が大きく変わるものも多い。リスニング成功させるためには、動詞ごとの文の展開の全パターンを把握し、脳に刷り込んでおく必要がある。

ちなみに、前置詞の後にくる目的語は、動詞目的語と考えず前置詞の目的語と考えるのが正しい文法用語のはずだが、私は区別していない。正しい文法用語思考している人には不便だろうが、ご容赦願いたい。

目的語、前置詞

目的語の中には自分の言いたいポイントになる目的語と、そうでないどうでもいい目的語があり、どうでもいいものは弱く、ポイントになるものは強く発音される。

目的語を二つとれる動詞giveで説明すると、「I gave him a ○○」私は彼に○○をあげた、という場合は、何をあげたかに話の力点があり、彼にあげたというのは話の流れから明らかな場合が多い。

このhimのように、「出現率の高い単語発音はいい加減になる」というルールに当てはまり、話の力点も乗っていない単語は、音が省略され聞き取りは非常に困難になる。例を挙げると、himは「イム」、herは一瞬「ァ」themは「エム」itは一瞬「ィ」といった発音になる。

前置詞も非常に出現率が高く、話の力点が乗ることもあまりないので発音が省略されやすい。ofは一瞬のv(ヴ)音、withは一瞬のth音といった感じになる。

thやvは日本語にはない音なので、聞き取るのが難しいが、注意して聞いていれば分かるようになってくる。正しい発音の仕方を覚えて、音読時に実践していると、さら聞き取りやすくなる。

から単語判断する仕組み

それでもやはり、日本人にとって、音から単語を正確に識別するのは難しい。それに英語にも同音異義語はある。

それが母国語であれ外国語であれ、単語は「音、文の形、文脈」の3つの要素から無意識下で総合的にリアルタイム判断される。

たとえばwantとwon'tの違いが音からからない、という事が私にもある。この二つはそもそも発音が異なるので、ネイティブなら区別は容易なはずだ。しか日本人にはなかなかそうは行かない。

助動詞本来弱く発音されるが、否定形のcan'tとかwon'tのようなもの否定であることを強調するために比較的強く発音されるため、普通動詞との判別が難しい。また、I want you to ~のように「君に~をして欲しい」の~の部分に力点が置かれる場合I want you toの辺りはゴニョゴニョと発音されて弱くなるので、won'tと区別がつかないといった事が起こる。

しかし、ウォントの後にtoやyouが来れば「さっきのはwantだった」動詞が来たら「さっきのはwon'tだった」と判断し、名詞にも動詞にもなる単語が来たら、文脈リズムから名詞動詞判断する、といったことで区別可能だ。このように、様々な情報無意識下で総合的に使うことでリスニングは成り立っている。

これは実は母国語でもそうで、日本人の話す日本語でも、発音曖昧だったり、失敗していることは結構ある。注意して聞いていると、聞く側が自然に補って意味を汲み取っていることが分かる。音から言葉が分からなくても、他で補って総合的に判断するというのは、人の脳が持っている能力だ。

日本語英語発音は大きく異なり、日本人には英語の音を判別するのは難しい。けれど周りの情報を使うことで弱点を補うことが出来る。

たとえば一瞬しか発音されない前置詞を日本人が聞き取るのは難しいが、動詞から現れる前置詞のパターン予測できていれば、一瞬の音でも聞き取りやすくなる。たとえ聞き取れなくても、予測した文の形に当てはめてみることで、文脈から前置詞を補い文を完成させる事もできる。

関係代名詞

英語動詞によって文の形のパターンが大体決まっていて、文の展開の予想を立てやすい。もちろん動詞副詞で修飾したり、toやed形,ing形などを介して名詞を修飾することで文章を飾ったりもするが、修飾部は文の屋台である主語動詞目的語とは発音リズムが変わるので区別できる事が多い。

それでも問題になってくるのは関係代名詞who、that、それと「関係代名詞の省略」のパターンである

関係代名詞who,thatは出現率が高く、発音が省略されるので聞き取れないことがよくある。一瞬のh音やth音を聞き逃さないことが大事だ。

関係代名詞の中は修飾部なので、文のメインとなる主語動詞目的語よりも一段弱い感じで発音することが多いが、区別は難しい。話の力点関係代名詞の中にある場合もあり、その場合は同等かより強く発音されることもある。

ちなみに英語において、弱く発音されるということはゴニョゴニョと、速く発音されるということであり、聞き取りにくくなる。英語重要度が低い部分は聞き取りにくく、速くなり、重要なことははっきりと、遅く発音することで、文の構造リズム表現する。

主語目的語のあとにいきなり主語動詞が出て来る、つまり主語主語動詞」や「目的語主語動詞」の形が出てきたら、関係代名詞が省略されているか、あるいは関係代名詞が聞き取れていない。

関係代名詞主語を修飾している場合は、その後でメインの動詞が来ることになるので、それを忘れないようにしなければならない。「主語 who 動詞」や「主語 that 動詞」で関係代名詞を聞き逃すと、ただの「主語動詞」と認識されるので、その後に動詞が出てくると激しく混乱することになる。

関係代名詞を聞き逃さなかったとしても、文の途中で他の文を処理して前の文と頭のなかでつなぎ合わせるのは難しい。そういう複雑な文の構造を使いたがる人は、さらにandで繋ぎたがる傾向があり、そうなるとお手上げということになってしまいがちだ。

一文が長くなってくるにつれて、何の話かわからなくなるのは誰にでもあることだ。それが外国語であれば避けては通れないように思う。

文全体の構造を見失ったとしても、今いる部分の意味を追い続けることが重要だ。文脈、話の向かう方向さえ追えていれば、その先の話を聞き取るのに不都合が生じる可能性は低い。混乱しても立ち止まらずに話を追い続ければ、言いたいことの要旨は分かる可能性が高い。

関係代名詞whatや関係副詞where, whenなども弱く発音されるので聞き逃しやすい。I know where you live(あなたの住所を知っている)と言った時にはwhereとyouが弱くなってウェユリヴ、what it is(それが何であるか)といった場合はwhatもitisも頻出語のため全部ごちゃっとなってワリリズといった感じになる。

英語において「場所、時」は文末にいきなり現れる。なのでwhere,whenはどんな文でもいきなり出てくる可能性がある。

さまざまな場面で、w音は聞き逃すと話を見失う原因になるため、注意して聞く必要がある。

フォーマティと省略

英語において音の省略はインフォーマルな、友達職場の同僚との会話の時などに起こりやすい。目上の人との会話や、フォーマルスピーチでは、いい加減な発音は起こりにくく、日常の何気ないところでは発音が崩れて、聞き取りの難度が格段に増す。

これも結局のところ、フォーマルな会話は重要なのではっきりゆっくりと喋り、プライベート重要な話ではないので発音がおろそかになって、ゴニョゴニョと早く喋っているということだろう。

私は英語があまりできない日本人が「日常会話ぐらいなら出来ます」といってるのをよく見かけるが、あれはおかし表現だと思う。日常会話を聞き取るのはかなり難しい。

フォーマルな場では、日常使われるような基本単語を用いた分かりやす表現は避けられ、婉曲で難解な言い回し知的な感じがして好まれる。これはこれでとても難しいのだが、インフォーマルな場では砕けた発音スラングが出てくるので、これもすごく難しい。そういった英語の癖を掴んで、そういうものとして受け入れてやっていくことが大切だ。

反復と反射

さて、いろいろ書いてきたが、実際のリスニングの場で意識してこれらのことを実践することはできない。リスニングにゆっくり考えている時間はなく、全て反射的に無意識に行えなければいけない。

英語理解を反射にまで高めるためには、音読や、集中して繰り返し聴くことを行い、反復して脳に刷り込んでいくことが必要になる。

頭の中で黙読している時でも、英文自分のモノになっておらず、反射にまで至っていない場合、スルッと頭に入らず、引っかかる感覚がある。それに出会ったら、繰り返し音読したり黙読したりして、スムーズに頭に入るようにする。その積み重ねによって刷り込みが行われ、文が反射的に理解できるようになり、リスニングや、返り読みなしのリーディングが出来るようになっていく。

終わりに

リスニングの上達は基本的無意識レベル刷り込みによるものだが、注意すべきポイント理屈の上で意識していれば、脳内の処理も効率化されやすく、上達も早くなるように思う。

また、これらのポイント意識できていれば、「何だこの発音は! 全く聞き取れないじゃないか! 納得いかない!」といった混乱をすることが少なくなり、学習スムーズに行くのではないかと考えている。

私の英語学習は混乱の連続だった。日本語英語がなぜこんなにも違うのか、私には今でも納得いかない部分がある。怒りと諦めがないまぜになったような感覚と、それでもいつか理解できるんじゃないかという希望が私を英語学習に駆り立てている。

それでも、納得できないうちは頭に入ってこないので、なんとか納得して折り合いをつけて、受け入れて学習をすすめなければならない。

字面と全く意味が違うイディオムを受け入れ、ゴニョゴニョした発音を受け入れ、増えていく単語意味勝手に作られていくスラングを受け入れ、知的すぎて難解な言い回しを受け入れ、優秀なキャリアウーマンが話す信じがたいほどの早口を受け入れなければならない。

英語をあるがままに受け入れて理解しなければならない。この駄文がその一助になれば幸いだ。

「俺のiPhone64GBだぜ!」というツイートを叩くイキリオタク(笑)

#メモリ32GBというハッシュタグTwitter話題になっている。

サイボウズPCには標準で32GBメモリが搭載されている。無駄に思えるかも知れないが結果的にこちらの方が低コストで済んでいる。反響も大きかった。」

というネット上の記事話題の発端だと思うが、Twitterでは「イキリパソコンオタク」が幅を利かせている。

メモリ32GBと聞くと、パソコン好きな人はまず「RAM」の方を考えるだろう。

しかTwitterを利用している学生さんたちは「ROM」を想像してしまい、「俺のiPhone64GBだぜ?」と勘違い発言を連発してしまっているのだ。

これ対してTwitterにいるイキリオタク(笑)は「RAMROMの違いも分からないとか馬鹿すぎwww」と叩いている。

私もパソコンオタクであるが、正直スマホユーザーが「メモリ32GB」と聞いてROMストレージ)のことを連想してしまっても不思議はない。

それなのに揚げ足を取るかのようにパソコンを知らないユーザーを叩いているイキリオタクは一体何を考えているのだろうか。病気なのだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20170523234904

リチャード・ギア反中発言ハリウッド追放

https://www.cinematoday.jp/news/N0091201

本当に商売センシティブ政治的発言を続けるとこうなってしまうので、天井の高い低いみたいのや傾向が違うだけで、『欧米では…』みたいのは言うほど顕著では無いのかも知れない。

ちょっとどこで見かけたか忘れたけど、ハリウッドセレブじゃなくてミュージシャンだったかも知れないが。あるスター政治的意識の高い呼びかけみたいのに、その場にいた関係者やら何やらは「エラいエラいね!素晴らしいね!」みたいな調子だったのに、蓋を開けてみたら全然反響が無くて不満を漏らしていたみたいなのを読んだが。

それとは違うけど、反トランプの呼びかけをセレブたちはやっていたけど、実際トランプ選挙で勝っちゃったみたいのもあったし。どこでも、セレブ政治的意見とかに特別価値を見出されている訳じゃないという気がする。

2017-05-20

他人で年配の方を"おとうさん""おかあさん"と呼ぶ人の気が知れない

よくテレビでも見かけるのだが、私の周りに年配のお客さんに対して声掛けするとき、「おとうさん」「おかあさん」と呼ぶ人がいる。

これってどうなんだろうといつも思う

言われた方は「お前を息子にもった覚えはない」とか思わないのかな

ましてや、可能性は低いとは言えもしその人が独身だったりしたらどうするんだろう

腹立たしく思ったりしないのかな?

普通は親しみを覚えるものなの?

ちょっと気になった

※5/21追記

増田に書いたのはじめてだけどわりと反響があったのでよくわからないけどちょっと追記とかしておきます

商売で言ってる人に対しては、普通に「お客さん」「お客様名前を把握してるなら「◯◯さん」「◯◯様」だよ

私はこう呼んでいるよ

そうではないケースで、普段赤の他人場合だけど、普通ほとんど声なんてかけないけど、「あの」とか、「すみません」とかで済ましてます

まあこれは所謂、「おい」「お前」となんら変わらないかもしれない

だけど、「おとうさん」とか、「おじさん」とか、「おにいさん」とか、そういう呼称は使いません

それでも呼ばなければならないときは「アナタ」「そこのアナタ」「そちらの方」「アンタ」とかこういう曖昧呼び方しかしないです

これが正しいなんて思っていませんが、私はそうしてます

各々で好きに呼べばいいけど、客商売で「おとうさん」、「おかあさん」はかなりリスキーだと常々思っていたんでね

そんな感じです

2017-05-19

チンポキ師団ホットワードだったし

わりと上手いこと出来たと思ったんだが

ビタイチ反響が無い。

2017-05-18

任期付きポスドクから結婚式ボス呼びたくない

任期付きポスドク男。結婚することになった。彼女婚約者)は正社員

彼女結婚式上司を呼ぶらしい。

新婦結婚式上司を呼んでるのに、新郎結婚式上司を呼ばないと、変に思われるから呼んで欲しい、と言われた。

正直、呼びたくない。というか、来れないのではないか

上司にあたる人は、教授になるのだろうが、超多忙。俺は、素晴らしく業績挙げてる訳ではない。それでも雇っていただいて、深く感謝している。教授は、お金を取ってきて本質的問題アタックし続けていて、研究者として尊敬できる人。

それなのに、大して業績挙げてないポスドクの俺が、超多忙プロ研究者時間を1日奪って、その上、金まで払うように頼むの?何それ。裏切りみたいじゃない。ボスの一日は、俺の結婚式の参加に使わせるより、研究に使った方が自分にも社会にも得になるってわかってるのに、なぜ、結婚式に呼ばなければならないのか。

今のポスト任期付きなので、プロジェクトが終わったらなくなる。それは仕方ない。どこもそうだ。お互いそれをわかった上で、雇う雇われるの関係になっている。それなのに、結婚式なんてプライベートな場にボスなんか呼んだら、向こうもこっちも後腐れ残るじゃん。

みんな、こういうときどうしているのだろう?

追記:

思ったより反響が大きくてびっくりしている。皆、結構自己中心的な考え方するのね…

世の中に優秀な人は少なくて、優秀な教授社会の宝ですよ。

その宝を、一瞬とはいえ、自分私事のために私物化してしまおうという考えそのものが、とても浅ましいように感じる。

皆、公務員横領みたいな公共物の私物化には怒り心頭批判するくせに、公金で育て上げた優秀な教授結婚式という私的な場に呼んで拘束することは、公共物の私物化とは思わないのね。

そもそも彼女のことは好きだが、自分結婚自体も、見方によっては反社会的と言われても仕方がないように思う。

自分のお給料教授が取ってきた研究プロジェクトから出ているが、そのプロジェクトは、そもそも公金でまかなわれているものだ。

まり自分のお給料は公金だ。公金で働いていながら、これだけの業績しか出していない自分が、自分欲求で、仕事時間の減少に繋がりかねない結婚という行動に打って出ることは、正当化されうるのだろうか?

もっと業績が出ている人が、社会からのご褒美として結婚を許されるのは、すごいよく分かるし、問題ないと思う。

しかし、私は業績が出ている方ではない。そんな奴が、公金から出ているお給料で、結婚を所望するのは、そもそも反社会的行為なのではないだろうか?

私は頭は悪かったけど、裕福な家庭に生まれたから、親の援助で経済的心配はなく、博士号を一応取ることができた。

私よりずっと優秀だったのに、経済的問題博士号取得に至らなかった人をたくさん見てきた。

公金は、私などより、私より優秀だったのに博士号を取れなかった人に使われるべきだ。

申し訳ない、申し訳ない、と思いながら働いてきたが、私は、とにかく、もう社会迷惑かけたくないんだ。


追記2:

なんだか、私を卑屈で歪んだ人間だと思っている人が多いみたいだけど、それは違う。

私は正義感にあふれている。

私よりずっとずっと優秀な人間経済的理由博士号を取れずに無念のうちに大学院から去り、私のような、ただ親に小金があるだけの人間博士号を取れる社会の方が、誰がどう考えてもおかしい。歪んでいるのは社会だ。

親が持っている金に関わらず、優秀な人間教育を受け、博士号を取って社会を導いていくべきだ。

私は社会が歪んでいる事を知りながら、その歪んだ点を逆手に取って親の金というチート博士号を取得したのだから社会を歪ませる動きに加担したのだ。

社会を歪ませる動きは是正されなければならない。

私が幸福になることは、社会の歪みをほんの少し加担させる行為だ。

博士号を取れずに大学院を去った彼らが幸福になる事こそ、社会の歪みを是正する行為だ。

社会は、金のある者ではなく、才能ある者を優遇しなければならない。

金があっただけで才能がない私が不幸になればなるほど、社会の歪みがほんの少し是正され、正しい社会にほんの少し近づくのだ。

から、私は不幸にならなければならないのだ。

臆病者だから頂けるものは拒まないが、私が現実的範囲で適切に不幸になるのが、正しい社会を実現する道だ。

私が不幸になることは、正しい社会の実現なのだ。それなのに、私の幸福を祝ってくれる社会の方が歪んでいるのだ。

社会は、私の不幸こそ祝わねばならない。

2017-05-16

もう読んでるかもですが、

世界最大の「mstdn.jp」を立ち上げた大学院生“ぬるかるさん”は一体何者か その素顔とドワンゴ入社が決まるまでの10日間に迫る

http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1704/24/news045.html

マストドンつまみ食い日記:「ネロネロじじいとクエクエばばあを自負してます」──mstdn.jpのぬるかる父母、インタビュー反響

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/16/news024.html

http://anond.hatelabo.jp/20170515072109

ともあれ、ハイヒールは滅ぼさねばならない。

追記(2017年5月20日)

はてなブックマークの数が伸びまくって、これほど反響があったことに驚きました。

補足解説を書きましたので、詳しいことはそちらをお読みください。↓

http://anond.hatelabo.jp/20170518235031

ほんとに歯がゆくてムカつくのは、良識ぶったリベラルの奴らだわ。

  

女性ハイヒール強制するのがダメなのであって、ハイヒール自体に罪はない」

「本人が好きでハイヒールを履くのと、社会からそれを強制されるのは違う」

とかなんとか……。

  

お前ら、いい加減にしろよ!

そんな生ぬるいことを言っていたら、マナーなんて変わらんっつーの。

法律ハイヒールを厳しく規制して、公共の場所で全面禁止にするぐらいの対策をとるべきだ。

  

  

  

ちなみに、筆者は男である

男だからこそ、「ハイヒール全面禁止しろ」と言える。

  

一方で大半の女は、「ハイヒール強制は嫌だ。でもハイヒールを履く自由がほしい。だって美しくなりたいもん」という矛盾まみれの思考をしている。

化粧についても同じこと。

強制されたくはないが、それをやりたくてたまらない」というのが女に特有思考なのだ

  

これが男がスーツ強制されているのと根本的に違う点だ。

女はファッション流行にまどわされやすく、オシャレにうつつを抜かす馬鹿なのである。だから自分から好んでハイヒールと化粧を選ぶし、結局それを手放せなくなって不平不満を言い出す。

  

女の願望とは、「自分自身のために美しくなりたい」というものであるらしく、その主体性尊重するのがリベラルだったりフェミニズムだったりする。

だが、私はそれを尊重してはいけないと思う。それは政治的に正しくない願望だ。

化粧もハイヒールも、女性を縛り付ける旧態依然とした差別である。そのようなファッションをすることは、本人の意思がどうあれ、女性差別正当化するというメッセージを持つ。

よくあることだが、これは、被差別者がなぜか自分の受けている差別肯定してしまう、という現象である

女性本人の自由意思にもとづくならば、彼女女性差別を喜んで享受する自由があるのだろうか? これは難しい問題だが、我々はこういう類の「差別を受ける自由」を無邪気に擁護してはならない。

  

なので、どうしてもハイヒール・化粧をやりたい女性は、プライベート時間にそれを楽しめばよいと思う。

もちろん会社官庁ではポリコレ配慮して、差別的ファッションであるハイヒールと化粧を全面禁止にするべきだ。

そしてついでに、できればいっそのこと、女性たちは男と同じ程度の短髪にしてもらいたい。

女の特徴であるところの、あのチャラチャラした、あのナヨナヨした格好を改めるべきだ。女にああいう格好をさせる文化風習こそが女性差別であると思う。

まずは外見から男と同等にならねばならない。むさ苦しい姿になることで、威圧感が増してナメられなくなるし、はじめて男女平等を達成できる。

  

オシャレの放棄、これはおそらく当事者である女たちが最も嫌がることだろう。

しかし、政府の主導で、上から強権的に改革するべきなのである

  

(※現実感のない話ですが、筆者はわりとマジメに主張しています。)

http://anond.hatelabo.jp/20170515181109

2017-05-13

けもフレ語録を使うやつが嫌い

ついこの間、けものフレンズというアニメが大流行して、登場人物であるフレンズ達の独特な言い回し流行った。

ツイッターニコニコ動画コメントでそのけもフレの語録を使う人が続出した。多分今でもいくらはいると思う。

僕はけもフレを一話で蹴り、ツイッターでの反響が有りすぎて再び観たらめちゃくちゃおもしろかったという感じの人だ。

面白いアニメだと思ったしフレンズ達のその優しい雰囲気がとても好きだ。独特な言葉遣いも好きだ。

でも、けもフレ語録を使う人が本当に嫌いだ。消えてほしい。

そりゃネタ範疇けもフレ話題セリフ引用があるのは何もおかしくない。

でも、コミュニケーションツールとしてけもフレの語録を使っている人を見るとオエッてなる。

あれはフレンズ達のための言葉であり、僕達みたいな人間が使っていい言葉じゃない。僕達はフレンズじゃない。

かばんは人のフレンズだけど僕達は人のフレンズじゃない。人だ。

更に言うと僕を含め大概がキモオタでしょう。厳密に言うとオタクというほど知識量もないのでただのキモ

そんなキモの僕達がフレンズ顔して言葉遣いを変えるもんじゃない。僕達にフレンズ資格はない。

なりきりアカじゃあ無いんだからさあ。フィクションノンフィクション区別がつくなら普通言葉を使ってくれ。

画面の向こうにキモたちが和気藹々とキャピキャピしたけもフレ語録を使うのがつらい。

あとけもフレ語録の導入にクソリプが多くなる。それもめちゃくちゃクソポイントだ。

フレンズ達は互いを否定しあわない。それぞれの良い所を見つけ、認め合いながら生きている。

からけもフレ語録を使う人達は、同じように自分たちも認められると勘違いする。

著名人けもフレ話題を出すとここぞとばかりに語録で喋りかける。認められる、受け入れられると思っている。

「○○は■■のフレンズなんだね!」

そして著名人ツイートにはキモツイートが大量にぶら下がるのだ。地獄か。

これについてはけもフレに限らず、他の語録についてもある問題だ。

その語録を使うことによって、自分特別存在、あるいは声をかけた相手と同じフィールドにいると勘違いする。

そんなこたあ無いよ。君はただのキモもの

けもフレdisツイートに唾飛ばして大声で反論しだす君は、どう考えたってフレンズじゃないもの

キモズ。

落ち着けキモズ。僕達キモキモらしく慎ましく生きよう。

二次創作とかならまだしも、僕達はノンフィクションに生きている人なんだからフレンズじゃあないんだから

語録を使ったからって君が偉くなるわけじゃないし、君の言葉正当化されるわけじゃ無いんだから

フレンズ達って表現friend's'と'達'が被ってて気持ち悪い事になっているのに今気づいたけど、以上です。

2017-05-12

ウケると思って結構がんばって書いたけど全然反響がなかった増田しれっと再投稿していい?

やっぱだめ?

増田で唯一よかったところは

増田10ブクマも貰え無さそうな創作

よそのコミュニティで書いたら大反響ってところかな

アイマスに殺される

決してネガティブ意味でなく。

細々と合う合わないはあるけども今アイマスの全コンテンツを楽しませてもらってる。

765AS

律子Pとして苦しい時期はあったが若林さんが復帰されたプロミは最高だった。

プロデュースゲームとしてのPS4の新作は欲しいところだけど一旦ミリシタでもASはいるしここ楽しもう。

あと今年下半期不自然あいてるの怖い。

シンデレラ

担当にまだ声はついてないが総選挙ダイマの応酬はゾクゾクした。

結果も楽しみだし、なにより明日からライブツアー。新発表も多少なりとあるだろうし楽しみ。

デレステも全アイドル実装し終わって何か仕掛けてきそうな気配するし。

ミリオン

種田さんの復帰が待たれるところだけど、そこの穴をこの前のライブ昇華してくれてランティスやるな!?と。

ミリシアも出来よさそうだし何より個人的ミリオンは好きな曲多いから楽しみにもほどがある。

あとはA-1ありがとうってくらいカード絵好き。狂ったイベントもすき。

SideM

9.18で酷い対応しちまったな・・・自分勝手な禊のつもりで始めたらなにこいつら格好いいし可愛すぎかよ。

ライブ男性ならではのパフォーマンスめっちゃ楽しいし。

シリアス気味だったASシンデレラアニメと比べて、そもそも生い立ちがシリアス目なSideMアニメがどうなるかも。

アプリゲーも続報に期待。音ゲーかなぁとは思うけど、S.E.Mの曲とか超やりたい。

こっちもツアー真っ只中。行きてえ(チケとれない

DS

ミリオンカード登場でもちょっと涙腺うるっときたのに、

SideMで涼ちん登場、プロミで女装版→SideM2ndで男としての流れは完璧すぎて。

シンデレラの方のイベントもよかったなー。

夢子ちゃんとの絡みもまた見れたし、愛ちゃんかわいいし、「信じる」「信じない」の選択肢ぶっこんでくるし。

じゃあ何をもって「殺される」

圧倒的に時間と金が足りない。

あとミリシタの要求スペック高そうでスマホ死ぬ

 

5/15追記

なんかめっちゃ反響あったのでいくつか返答。

ミリシアミリシタ

誤字すまん。ミリシアだとあまり良くない意味合い語句が出るみたいだから後者推奨みたいだけど慣れないね・・・

>ゼノグラ

嫌いなわけがないだろ!いいかげんにしろ

>KR

言われて見てみた。まだ1話だけだけどむっちゃ面白いねこ・・・。猫おじさん格好いい。

総選挙に震えたとのことで誰P?

特定されそうなので伏せるけど、今回圏外で滅茶苦茶悔しい、ってのは言っとく。

Gガンダムウィキペディア

反響商業的状況

川口克己によると放送直後の評判は散々で、「ガンダムへの侮辱」と憤ったファンもいたという[8]。また「放映スタートから、三カ月間は商売になりませんでした」というほど、放送当初は不振に陥っていた。しかし夏頃から視聴率好転主人公ドモン・カッシュ師匠である東方不敗を始めとするサブキャラクターが従来のファンに受け、また一方で課題となっていた小学生を中心とした低年齢層の支持獲得にも成功した[5]。主な支持層小学生層と20代後半層であった[9]。前半の不振が響き、年間トータル売上では前作と同等程度だったものの[10]SDガンダム市場活性化させるという相乗効果を生み出し、ガンダム関連商品全体の売上では良好な結果となった。本作の成功により[11]、スーパー戦隊シリーズ意識した5大主役ガンダムという基本フォーマット形成され、本作以降のテレビシリーズの多くにこの手法が使われるようになる。

で、おお、Wガンダムのあのメンバー数はGガンから出てきたものだったのかと驚き、

最初は評判悪かったけど最終的に本作が成功したという記述を見てホッとして、

各話リスト

第49話 3月31日 G(ゴッド)ガンダム勝利! 希望未来へレディ・ゴーッ!!

を見ていやーネタバレひどすwwwwと思わず笑みがこぼれた

2017-05-10

よく出来た釣り事実としてある

こりゃ良い筋書きだと増田小町投稿して凄い反響(?)があったことが前にあって、

それを友達の口からこういう話があると聞いたときゾッとした。

極端な事例はそんなに無いと思うので、

ネット価値観というのはまだまだ当てにならない部分が多い。

嘘松認定人さんがいるのも仕方が無いことだと思います

2017-05-07

アマゾンの「バックオーダー発注廃止は、正味戦争宣戦布告である

結論:

 アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。

 また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。

 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。

 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。

 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。

取引正味の現状

 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。

 出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)

 取次から書店への引渡  77%(-5~+数%)

 一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である

 正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。

 一方で、老舗出版社新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。

 かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。

 大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。

 アマゾン直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220

 ある意味平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。

 しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。

 アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。

 これが今回の提案の一番の眼目である

なぜこのタイミングで言ってきたのか

 アマゾンアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。

 それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。

 3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾンと日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。

 より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人の評価が下がるから」だろう。

 アマゾンは、租税回避配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。

アマゾンで品切が頻発する理由

 さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。

 アマゾン発注の仕組みは以下の記事に詳しい。

アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと

 このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。

amazonの本の補充はなぜ遅いのか

 精力的な書店は、発注出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。

 このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である

 そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。

 ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾン発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。

 その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である。日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。

 なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。

 しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後アマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。

 ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ

 最初は倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。

発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」

 しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。

 いま筆者が持っている仮説は2つ。

「倉庫ごとに時期をずらすと、北海道発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫平準化したい」

在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」

 それが穿ちすぎであるにしても、アマゾン在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。

過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求

アマゾン在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川小田原川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。

 しかし、あの倉庫は流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である

 業界紙新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンキャッシュフローについて述べている(以下リンク小田光雄氏の要約)。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]

 それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。

 これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。

 話題の週刊文春が売り切れだからスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。

 そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務がさらに停滞する。

 アマゾン発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。

 この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。

「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである

 在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。

新刊については改善しつつある

 問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。

 新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。

 とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾン能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店事情とは問題のレベルが違う。

現在のアマゾン情報弱者相手の草刈場

 一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホ検索して即注文しようとすると、アマゾントップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。

 マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品仕入れているわけではない。受注があってからhonto紀伊國屋ヨドバシ発注し、届いたものを転送するのだ。

 商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである

 転売業者栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。

 彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。

 トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾンを偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だからアマゾンはそのコストの負担を要求しているのである

 そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。

 だからアマゾンの提案に乗るという判断もありうるだろう。

どこまでやればいいのか

 アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。

 出版社ディスカバー21の干場社長証言がある。2014年10月のものだ。

>https://newspicks.com/news/654047>

「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾン出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。

それはアマゾンによる一方的評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」

<<

 この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。

 しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。

 こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。

都合が悪くなったら出口があるのか?

「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。

「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。

 それにしても、アマゾン裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社商品に対して注文ボタン撤去検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。

「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾンの戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。

 複数出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスクが情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。

 現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoもっと派手にポイントバラまいているので、日本出版界はそれを非難することもできない。

 現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。

 アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさらに高まる

 電子書籍では、入金額分配契約の出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。

 アマゾン1社を優遇するなら、出版社縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。

 もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。

アマゾンは破壊的イノベーター

 アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。

「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。

業界が絶望へ相転移するときのエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。

 だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。

 あなたが、すべての絶望を希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。

  • 2017.5.20--追記

思いのほかたくさんの反響いただきました。

ありがとうございます

匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。

とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。

取次の擁護ウザい。

→擁護していない。取次が硬直的な差別取引出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。

資本主義消費者利益なので残当

→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいからパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。

独禁法と公取は仕事するべき。

アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手コミック商売をしている国内勢がまだ大きいからなのだが。

パトレイバー後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的な公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。

国内勢力を糾合して対抗するべき。

→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえら出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体に天下りを送り込まれる。

流通を改善しないで吠えるな。正面から戦え。

流通は改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店コンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。

書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾン出版社に連絡をする労すら惜しむ。

はいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる

2017-04-26

UPQの倍速は間違えは間違いかというと間違えかもしれない

120Hz倍速は間違え!UPQとDMM4K 65/50型モニター仕様を誤ったワケ。対応に差、背景に景表法新ルール【詳報】 - Engadget 日本版

http://japanese.engadget.com/2017/04/25/upq-dmm-4k-120hz/


エンガジェット日本語版のUPQフォロー記事タイトルで「間違え」が使われており、日本語としてどうか、とのブコメも見られます


間違う? 間違える? | ことば(放送用語) - 最近気になる放送用語 | NHK放送文化研究所

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/057.html


「間違う」の名詞化が「間違い」、「間違える」の名詞化が「間違え」であり、

名詞としてよく使われるのは「間違い」の方でありますが、「間違え」もまちがった日本語ではありません。

しかし、「間違う」と「間違える」の微妙意味のちがいを考えると、

2つのものを取り違えてしまった「間違え」ではなく、正しくない状態である「間違い」の方がよりふさわしく、

使用頻度の低い「間違え」をわざわざ使うのは間違えといえるかもしれません。




津田啓夢 × ブービン‏ @boobyn 12:20 - 2017年4月26日

ポツポツ反響をチェック。やっぱり外野が騒いんでたんだなという印象。その外野をどう取り込めるかがUPQの課題でもあるけど、一気に飛び越えることもあんのかもしれない。いずれにせよ、エンガジェ電子工作部の出身者は積極的応援していきたい

https://twitter.com/boobyn/status/857071963453308928

2017-04-20

石原さとみという女

石原さとみという女性がいる。

彼女はある一定基準を満たす女性である社会において、端正な容姿と装飾と立ち居振る舞いで女性には仲間としての基準を、男性には性的愛好候補者としての基準を満たすという意味で。

彼女の魅力は単にその笑顔イメージ残像が誰かの中の片隅でふんわり回って霞んでいるというレベルでなく、男の中心で彼女残像が煮凝りぐるぐると渦巻いているかの如くである

彼女醜女と一緒にそばをたんまり食べた後彼らに見つかった。そして彼女は口元を汚したまま、もう私にはこれ以上可愛くいることができない許してくれと涙ながらに訴えた。

彼らは彼女を許すでもなく、新たなアイドルとしてのイメージ戦略をどうすべきか議論した。

彼らは醜女断罪にし、石原さとみはあざとい可愛さでなく、飽満な可愛さで売り出すことにした。

彼女の悲痛な叫びは当たりにうまく反響できずにわんわんと耳障りな音だけが少しだけ当たりにこだましていた。

そんな夢を見た。

PTA早くなくなれ、なくしてしまえsecond 

記事http://anond.hatelabo.jp/20170418044917

ただのストレス発散で書いたつもりが、1日2日でここまで反響するとは思ってなくて、びっくり。あちこちに記事が広がってる。とりあえず元記事の誤字脱字修正しました。

賛否両論意見PTAの在り方に対して疑問や不満を持っているひとがいること、PTAに対していろんな考えがあるのがわかった。

なんとなくよく見るコメント意見

・働きながらPTA役割できねーよ!専業主婦がやれよ!

・ワーママは忙しい忙しいつってなんでも専業主婦押し付けてくるんじゃねーよ!

PTAってもう時代に合ってねーよ!いらねーよ!

とか。

ひっくるめて現代PTAは、

時代にあっていない人間関係を悪くする団体

化してるんじゃないかって話。

誰がPTAをやるかってやっぱりもめるんだ。お前がやれよ、お前がやれよって。

でも専業主婦もワーママも、本音はしたくないことだから、もめる。

からなくなればいい。PTAの良い働きだけ、違う形で残せば。

誰かを否定しあうことではなく、そうなる原因がなくなったらいい。

からPTAはいらない。

いくつか気になったことがあったから、追記しとく。

なんでわざわざなんでそんなこと書くのかって?

この記事マスメディアもっと拡散されて、いろんなひとがPTAに疑問を持って、PTAの在り方が変わる「きっかけ」になってくれることを願うから自分の子どもが大人になって親になるとき子育てやす環境になっていてほしいから。

記事項は、4点。

PTAをなぜやめられないのか。なぜ退会できないのか。ママ本音

それはママ友達の怒りを買い、子どもいじめ対象になったら困るから

から怖くてPTAがやめれないし、抜けれない。

別にママ友っていったって、友達じゃないから何言われたって構わない。でも親がママ友に悪く言われることで、ママ友間のトラブルの矛先がその「子ども」にいくことがある。

たとえ異常と感じていても、親である以上、子どもいじめられる原因を作れない。それがPTAに参加しざる負えない共働き世帯の親達の弱み。はっきりNOが言えない。


②なんでPTAに参加しないとトラブルになるのか。PTAが正しく任意加入を説明してないから。

多くの保護者PTA任意ボランティア団体って知らない。入学当初は「絶対入らないといけないもの」みたいな感じで説明うけたし、加入の同意とかも聞かれなかった。同意なく自動的に加入して、自動的に口座からPTA会費が引き落とされてる。

「なんでPTA役員やらないんだ!」「なんで手伝わないんだ」ってみんながなすりつけ合い、トラブルになるのは、そもそもみんなが「PTAに加入して、参加しないといけないもの」って認識してるから

PTAでなんでそんな人間関係トラブルが起こるのか?

PTAがちゃんと任意加入であることを、しっかり全員にわかるように説明しないからじゃないの?

から仕事介護免除理由にはならない。強制的ものとみんな思ってるから。そういう規定になっている学校は多い。生活を守るものにも支障をきたす、その強制力は異常にきたしているのに、それが当たり前になっている。生きていくのに必要仕事介護、看病に支障をきたす地点で、もうPTAって組織が病的な末期状態であることを、知ってほしい。

絶対しないといけないことを「できない」ってやつがいたら、「はぁ?」ってなるのはあたり前。トラブルの原因。

PTAはしっかり「任意加入」であることを、今一度保護者達へ周知徹底しないといけない。じゃないと、PTA参加しないやつは「悪」っていう、まちがった認識改善されない。



PTA協議会PTA会費何につかっているの?っていうかその活動必要?っていうの多すぎる。

PTA会費って本当に何につかってるのかわからない。学校で使ったPTA費用じゃなくて、PTA協議会のほうね。

保護者達が払ったPTA会費の一部はPTA協議会徴収される、らしい。

なんだけど、どうもその会計報告をみてると疑問が多い。

PTA協議会日本PTA協議会っていうトップがあって、傘下に各都道府県市町村PTA協議会がある。それらの資金源は保護者から徴収したPTA会費とか寄付金からしい。

どうもその会計報告をみてると、「それ、いるか?」っていうのばかり。

例えば大阪府PTA協議会は、

年間で各保護者から徴収したPTA会費が1300万円くらい、その他寄付金などいれて、2700万くらいの資金がある。

そのなかでも、これ本当にいるの?って思ったシリーズ

研究大会費 約36万円

広報コンクール費 約11万円

PTA研究大会の例はこちら

http://www.osaka-prefpta.jp/news/201612041.html

こんな感じの大会に36万円くらいかかるらしいんだけど。

え、ちょっとまって、

いる?これ。

個人的には大会とかしたいなら、実費で個人的にしたいひとが自分資金でやってくれって思った。

その他気になった経費シリーズ

・各会議の旅費 55万円。どこにいくの?

人件費 約730万円。 そんなすごい人手かかるの?

会議費 約36万円。節約できないの?

決算報告書http://www.osaka-prefpta.jp/img/pdf/27k01.pdf

疑問出まくる。謎多すぎる。

わたしはそういった大会とかコンクールとか、よくわからん旅費とかに使う予算があるなら、子ども安全とか、こども食堂とか無償の塾とか、教育必要施設投資とかに費やしてほしいのが本心

っていうかPTAって子どもに対する親と教師社会教育団体のはずなのに、広報コンクールってなんだよ。PTA同士の能力争いになってるやないかい。もうPTAの目的趣旨ずれてきてない?

ちなみにPTA協議会役員報酬は、規約に記されているらしいけど、妙に給料が高い。って思ったのわたしだけ?

報酬の額)

第3条 俸給月額は、500,500円を超えない範囲で、その都度会長が定める。

 第4条 賞与は、年間2回とし、俸給月額の5ヶ月を超えない本意で、その都度会長が定める。

(その他)

この規定に定めるもののほか、必要な事項は会長別に定める。

参考:http://ameblo.jp/wasabiabo/entry-10452669422.html

これ今もそうなの?

平成17年度のネット上の情報だけど、最新の役員報酬ネット検索したけど見れなかった。見つけたら教えて。

天下り匂いがプンプンするけど、思い込み?有志のボランティア団体のわりに、トップもらすぎだろがい。

PTA協議会で使うお金の使い方、見直してほしい。

たぶん、うまく節約できたら1小学校につき登校時だけパートのおばちゃんとか、パトロールの人雇えるんじゃねーの。

PTA役員代行だって雇えるんじゃねーの。

行事ごとの準備も、業者に頼んだりできるんじゃねーの。

無償の塾とか子ども食堂とか、たてれるんじゃねーの。こどもが遊ぶ広場、一個くらいつくれんじゃねーの。

とりあえず、親と教師が協力する社会教育に、何十万もかけるコンクールとか大会とか必要なのか疑問。時代に応じた子ども教育ニーズもっと精査して、必要活動費用、取捨選択してほしい。


PTAの働きすべて、今の時代の子どもと親のニーズに合ってる?なんで見直さないのか

PTAってのは、もともとこどものために親と教師が協力して成り立つ社会教育組織

今のPTAって、それが成せてるの?が疑問。

草むしりとか、掃除とか、それって学校側の人件費の削減にしか見えないぞ。保護者はなんでも屋さんじゃない。

PTA役員はそういう活動を手伝ってくれる父兄必死で探さないといけない。それらの活動が、PTAで本当にしないとけないのかっていう疑問。趣旨違うくね?

PTAなくなれっていう意見賛否両論あるだろうけど、

PTAっていう団体の在り方に、親同士がもめたり、多くの保護者負担に感じるだけの組織なら、本来目的に合ってるかどうかもわからない活動してるなら、PTAなくしてしまえ、って言いたい。っていうかなくしてくれ。一度リセットしたほうが良いって、こんなの。

少子化に伴って、1学年 生徒が70~80人なんてよくある話。昭和時代より半分くらい減った。学校にいる保護者の数も相対的に激減してる。なのに共働き世帯は増えて、親が家にいる時間は減ってる。子どもと接する時間も減っているのに、これ以上子育て世帯になにをしろっての。

もはや巨大化したPTAっていう組織より、本当に有志の方々からほそぼそと始まった「無料の塾」とか「こども食堂」とかのほうが、現代の子どもたちの教育需要があるんじゃないか。それこそPTA目標社会教育」と合ってるよね。少ながらず結構な経費がかかるよくわからんPTA広報コンクールとか大会より、子どもに良い教育効果があるのは、確かだろう。

http://kodomoshokudou-network.com/





最後に。

PTAってなに?

本来目的は「親と教師が協力した社会教育」らしい。

でも実態は違う。


学校現場では役のなすりつけ合いみたいな感じだし、仕事とか介護とか関係なく、強制力ははんぱない。

一部の役割は手指と合っていても、掃除とか、ベルマーク集めとか「それ手指と合ってるの?」って疑問が多い活動も多い。

学校行事を手伝うのは良い事。でも行事の多くは教育課程の一環なんだから保護者の協力がないと成り立たないことが変じゃないか保護者便利屋か?保護者がいなくても最低限子ども教育を受けれる環境があった上で、プラスアルファなにか協力するならありだと思うけど。

しかも有志ならまだしも強制て。保護者減ってんのに保護者の労力ないと義務教育成り立たないってどうなの。保護者は親であっても学校労働者ではない。それで会費回収するってどういうこった。

親は親で家の役割があって、学校学校役割があるんじゃないかPTAってそれが混同してない?

保護者の数が多かった昭和と今は違う。

参考:http://www.garbagenews.net/archives/2014599.html


PTAを統括する都道府県PTA協議会とか、トップ日本PTA協議会会計報告にも疑問点おおすぎ。謎めいてる。

PTAって必要なの?何を目標にしているのかもわからないまま、ただ前年もこうだったから、のノリで継承されているだけにすぎない気がする。

時代に応じて変えなくてもいいの?活動内容は適切であってるのか?

PTAのあり方を見直ししてほしい。

わたしひとりがPTA役員になったって、きっと何もかえられない。

でも、ネット拡散されて協議会とかメディアにこの問題が触れられれば、

何か変わるかな、って期待してる。


自分の子どもが親になったとき

社会子育ての板挟みにはさせたくないな。

PTA、変わってくれ。

それが無理ならいっそなくなってくれ。

以上。

2017-04-16

インターネットの中でさえジョーク通用しなくなってきたか

最近虚構新聞やらダジャレやら猛烈に嫌悪感出す人が目立ってきたな

インターネット上でも大真面目か

ジョークだとすぐ判るものジョークと流せよ

余裕なさすぎる

もっとアンサイクロペディア精神に則るべき

=============================================

[追記]

お、思ったより反響あったな

面白い事を言える空気というものがあるだろ

TPO弁えずに茶化した人間が叩かれたら空気が読める人はネタ的なコメントを出せなくなる

そんな空気になるとつまらなくなる。というか現実と変わらない

俺はつまらない人間というのは同意するが

インターネット面白くあってほしい

2017-04-12

ピンクローターのレビュー書いた26歳処女ですけど困惑してます

寝ぼけてピンクローターを買った26歳処女(未使用のまま順当に歳を重ねましたので祝ってください)です。正直あの増田http://anond.hatelabo.jp/20151225190422)のことを投稿した次の週くらいにはすっかり忘れていたというか意図的記憶から抹消したというか、とにかく今日の夜10時すぎまで一度だって思い出したことはなかったのですが、何の因果か「そういえばあん文章を書いたなあ」と恥ずかしいような懐かしいような気持ちはてなログインし、投稿履歴を遡っていたところで、あれ?と思いました。ブクマがやたら増えていたのです。確かこの文章はかかったコストエネルギーの割にそこまではてな村のみなさんに指さして笑ってもらえないままインターネッツの海に沈んで行ったはずだけど……となんとなく嫌な予感を第五感にて敏感に受け取りながらTwitterツイート検索してみたらなななんと。

勝手Amazon転載され

②そのスクショツイートされ

③そのツイートがトゥギャられ死ぬほどバズってる

ではありませんか。正直まだ震えています。私としてはとうの昔に一夜の過ちとして記憶の屑籠にブチ込んだ黒歴史が、1万回以上RTされるのみならず多数のメディアで使いまわされ、ぞっとするほど多くの人の笑いの種になっているとは……。春キャベツ吐きそう……。

クソほどバズった件のレビューに比べてこの文章がどれほどの人に届くかわかりませんが、執筆した張本人としてみなさんにお伝えしたいシンプル事実が二、三あるので再びはてなログインした次第です。

すなわち、

Amazon転載したのは私ではありません

ツイートしたのもトゥギャったのも私ではありません

③私が利用したのはLCコスメさんです(その節はお世話になりました)

これだけはどうしても主張させていただきたい。何故と聞かれたら私の人間としての尊厳のためでしかありません。

以後、完全に余談ですが、震える手でひととおり私の文章への反応を確認させていただきました。ありがたいことに「才能の無駄使い」「ヤバい」「狂気」など嬉しいお言葉をかけてくださる方が多くいらっしゃり場違いに誇らしい気分になってしまいました。普段匿名でなく趣味で書いているブログにこんなに大きな反響をいただくことはありません。もしかして私この方向で売り出していけるのではないか?この方向ってどっち?売るって誰に?

ここだけの話ですが例のピンクローターはまったく触っていないのに突然スイッチが入ってヴンヴン悩ましく鳴きだすようになってしまい大変危険なので電池を抜いてテレビ台の奥の方に封印してあります。私でさえ予想し得なかったホラーオチ。何か憑いてるかもしれないピンクローターって何ゴミなんですかね?

2017-04-06

同姓カップル子供もつことについて

大阪市で、男性カップル里親認定されたニュースを見ました

全国でも異例で、同性愛者の権利向上において、大きな前進であると思います

今後こういった例は、増えていくことでしょう

でも、これについての反響を眺めていて、これはあってはならないだろうという論調を見ました

それは、差別をなくそうとする側による「例え男性カップルが親であろうと、それが原因で子供いじめられたりはしない、それが原因で不幸にはならない」そういう類の論調です

私は、それは欺瞞だと思います

人格の発展途上である子供において、少数者への差別は本当に容易に発生しま

倫理観の未成熟子供たちの社会において「みんなと違うこと」が、からかい対象にならないことは、私はそれこそありえないと思います

きっと「両親が二人とも同姓」、というのは虐めやからかいの原因のひとつになるでしょう

中学生になり、性の知識なども増えてくると、からかいとは言えないような、悪意をもった差別暴言だって飛んでくるかもしれません

もちろんそれを跳ねのけられるような強い子供もいることでしょう

でも、残念なことに跳ねのけられずに心に傷を作ってしま子供や、心に壁を作り、仲の良い友人にすら言うことのできない秘密を作ってしま子供がいるだろうことから、目を逸らすべきではないと思います

話は逸れますが、私の親は統合失調症という障害を持っていて、いわゆる世間一般で言う「キチガイ」というイメージそのままの人でした

友人にはもちろんそのことは言えませんし、今でも「この人は成熟した人格を持っている」そう判断できる少数の人に、必要であれば伝える程度しかしていません

誰にも言えない秘密というのは、子供の時、特にそれについて悩み落ち込んでいるときには、大きな精神孤独感を生みます

精神孤独感というのは、幸福の対極にあるものだと、私は思っています

話を戻しま

ですが、私はあくまでも、同性愛者が子供もつことに反対しているわけではありません

なぜなら、同性愛者はどこにでもいる人たちであって、今成長途中にある子供たち自身同性愛者として、将来同姓愛者に対する差別に悩むことになるかもしれないからです

同姓愛者であっても、子供をもって周りとなんら変わらず幸福な家庭を築くことができる、そういう道筋を示すことは、建前としてではなく、本当により多くの人々が幸福になるために、進めていくべき社会義務だと、私は思っています

ただ、今のままではいけないと思います

子供はいじめられない」「子供は不幸にはならない」そんな現実直視できていない論調が多いようでは、差別を受けるであろう子供を守れないからです

いじめからかい対象になんてならない、LGBTの両親だとしても子供は不幸な目になんてあわない、と目を逸らすのではなく

社会の過渡期において、差別が原因でいじめられてしまうだろう子供権利保護や、子供が不幸になってしまう要因をどうしたら排除していけるのかという議論を深めていく、それが正しい差別をなくすための道筋なのだと、私は思います

差別があるから現状を変えようという人たちが、差別によって起きるだろう不幸の存在否定してはいけない

差別がある現状で、その差別によって子供が不幸になる可能性を、少数者の側が否定してはいけない

存在しない」そう認識している人に対して、対策を立てることはできないのですから

子供が「両親が同性愛である」ということが原因で生まれる悩みや差別について相談できるような窓口を作ったり、それを広く子供でも知れるような形で周知していったり

そういったことは、「両親が同性愛であることが原因で、子供差別を受ける可能性がある」そう認識し、危機感をもっていなければできません

念のためにもう一度言いますが、同姓愛者でも子供を持ち、幸福な家庭をもつことができるという認識社会が共有できることは、前述した通り、とても意義のあることです

社会として、進めていくべきだと思っています

ですが、できることなら、誰も不幸にならないように

見たくないものに見えないふりだけはしないでほしい、そう思います

2017-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20170323174353

元増田だけど、ただの愚痴が意外に反響あったな

それだけ営業の飛び込みや電話辟易してる人が多いってことか

ただそれとは別の意味で、毎週3,4回、同じ会社の、同じヤツから、同じ内容の営業電話してきやがるヨコ○キ

てめーだけは許さねえ

断られたら普通数ヵ月から半年以上は間あけるもんだろうが

2、3日で気が変わると思うか?

いや、確かに電話取るたびに嫌悪感が増していってるから変わってると言えば変わってるな、シネ

2017-03-23

数週間ぶりにご飯を炊いた。

ご飯料理を作るのがだるくて、パスタ茹でたりコンビニ弁当食べたり、カップ麺食べたり、外食したりする生活を続けていたが、一念発起してご飯を炊いた。

冷蔵庫の中には賞味期限切れの卵が10個もある。うち5個はまだ1週間も経っていないので、加熱すれば食べられるだろう。

しかし、チャーハンの素ランキングを公開しておいて、そこそこの反響を得ていながら、それっきりチャーハンを作る頻度が減ってしまったのは大きな恥である

ちなみに、レトルトカレーはもう食べ飽きてしまった。チャーハン炊き込みご飯しか食べたいと思わない。

何か主菜を作れるようになれば、状況は変わるのだろうと思うが、それに対するやる気は一向に沸く気配を感じることはない。

とりあえず今日混ぜご飯の素を買ってきたので、それでご飯を食べようと思う。

2017-03-21

言葉

言葉というものは、一度自分の中に反響してから外に出る。

強い言葉自分の中を傷つけるし、

汚い言葉自分の中を汚していく。

全く使わないで生きていくことなんて出来ないけど、

いつも心がけて生きていきたい。

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