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はてなキーワード: 文法とは

2017-03-26

ここのファーストテンション高めに書いた飯の話につられすぎ

文体がだいたい一緒。増田バゲッド文法とでも名付けるべきか。

2017-03-22

抱っこ

子どもの3歳がもうすぐ終わる。たくさん話すようになった。文法単語不明瞭で、時々何を言おうとしているのかわからないけど、一生懸命に話そう、伝えようとして言葉を口にしている。

さしすせそは、「しゃししゅしぇしょ」。話の内容は、ときどき、空想現実が混ざり合う。私によりかかりながら、私と手をつなぎながら、「あのね」「ねー、おかあさん」と話しかけてくれる。温かい。小さなハンドタオルですっぽり包める手のひらが、やわらかい

子ども児童館と、すべりだいと、ヒーローと、両親に手をつながれながらジャンプをすることと、抱っこが好きだ。

すっかり忘れていた。手をつないで歩けるようになっていたことを、当たり前だと思っていた。2歳のころはすぐに歩き疲れて、抱っこをせがんできた。1歳のころ、0歳のころはずっと抱っこだった。

ベビーカーを嫌がって泣くので、買い物に行く時は抱っこひもを使って抱っこしたり、おんぶしていた。子どもは抱っこをせがむくせに、抱き上げると動き回ろうとする。あちこちに手を伸ばしたり、髪をひっぱったり、頭突きしたり。眠る時は全身の力が抜けて、いつも以上に重たくなる。

前に子どもを抱いて、背中荷物を背負って、両手にもうひとつ荷物を持って…。スーパーへ買い物に行くだけなのに、ぜえぜえ言っていた。そのまま、アパート階段をのぼって…。引越し先には実家義実家もなかった。友人を作る余裕もなかった。

当時、整体師には全身の骨が歪んでいるし、姿勢が悪いから腹も出ていると言われた。睡眠不足で髪はすかすか、目の下にはくま、余裕がなくていつもよれよれだった。しゃんとして身綺麗なママさんを見ると、自分が恥ずかしくてしかたなかった。夫はもう少しなんとかならないのかと、呆れていた。褒められたところなんて、ひとつもなかった。

疲れがたまると、子どもが泣いていても、体が動かなかった。自分までめそめそ泣いていた。いい大人なのに。小さな子どもに、「どうしてよ」「ちゃんとしてよ」と叫ぶこともあった。

バカじゃないか。小さな子どもに何がわかるというんだ。子どもが何かできなくて、それがなんだっていうんだ。当たり前だ。私が見守って、ひとつひとつ教えてあげなくちゃいけないのに。何もできなくたって、あなたを嫌いになったりしない。そう教えてあげなくちゃいけないのに。大丈夫だよ。何も心配ないよ。そう言って、抱きしめて、笑顔で、安心させてあげなくちゃいけないのに。

ごめんね。お母さん、もっともっとがんばればよかったね。毎日疲れた顔でいたね。そんな顔したお母さん、嫌だったよね。お母さんの叫ぶ声、怖かったよね。

笑顔でいたら、もっともっとあなたも楽しかたかもしれない。安心たかもしれない。ごめんなさい。

こんな母親の私に、子どもは両手を広げて「抱っこして」という。丸っこい腕とお腹と、小さな手のひらと、全身で「抱っこして」という。抱きしめると、足を広げて背中にまわす。この子は、全身で私を抱きしめてくれている。私はこの子を抱き上げてはいるけれど、抱きしめてはいなかった。抱きしめていたのは、私ではなかった。このままじゃダメだと思った。「かわいいね」「大好きだよ」そう言いながら、子ども背中を撫でるようになった。子どもはより一層、抱っこをせがむようになった。「だーいしゅきー」と言いながら、笑顔で、両手を広げて。「お母さんも、大好きだよ」と言って、子どもを抱きしめる。子どもの小さな体が、温かい

母親は無条件の愛を与えなくてはいけない。頭ではわかっていても、いつも自信がない。自分という人間は、欠陥だらけだ。ほかのママさんたちに比べると、恥ずかしい。無条件の愛を与えてくれるのは、いつも子どもだった。私は母親で、だから子どもを愛しているのだと思っていた。子どもは愛されるだけだと、勘違いしていた。子どもはいつも私を愛してくれていた。

の子が大きくなったら、いずれ「抱っこして」と言わなくなる。抱きながら歩くことも、だんだんできなくなる。

今はきっと特別時間だと思う。

服を脱がせて、着せ替えさせる。あせもは?かゆいところはない?痛いところはない?自分で着るというさまを、見守る。小さな指がボタンを探すところを、見つめる。

飲みたい、食べたいというものを目の前に与えて、食事をするさまを見る。両手でパンを持って、小さな口をいっぱい開いてかじりつくところを見る。スプーンですくったご飯を、ぽろぽろこぼしながら口に運ぶところを見る。

さな手で軽くなった牛乳パックを持ち、コップに恐る恐る注ぐさまを見守る。コップに牛乳いれられたの、よくできたね。うん、できたの。○○ちゃんがやったの。そうね、がんばったね。上手にできたね。こぼしたら、タオルでこうやって拭こうねと教える。

手をつないで、子どもが転ばないようにゆっくり歩く。道沿いのちょっとした段差の上を歩きたがる。花を見るたびに、お花きれいだねと言っていたら、子どもも「お花きれいねー」と言うようになった。

さな手の温度で、眠たいのか疲れているのか、わかる。歩き疲れた子どもが、「抱っこ」と言う。子どもが望む限り、ずっと抱っこしたい。

2017-03-17

オタク映画館SAOを見るよりモアナを見ろ

モアナ伝説の海、とにかく凄かった。

まりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。

もう本当に凄い。

クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。

もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。

何故ならこの映画普段ディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから

そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフル気持ちにもなれるという普段ディズニー看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである


しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。

何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。

なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナ伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。




1.ストーリーがいい

すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。

確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである

そういう面がモアナのわかりやすキャッチー面白であることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽描写を単なるパロディギャグで終わらせない骨太ストーリー展開にある。

序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。



村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女モアナ

しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。



ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。



しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。

・島の命が涸れていく――。

異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。

伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女真実を語る。

・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分運命

・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!



これである。これがモアナの真の姿なのである

そう、もう完全に少年漫画なのだジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである

何だったら船をロボットに置き換えても通じる。

飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋運命。島に封印された兵器世界を救う旅に出る少女

まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。

俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである

そう、冒険活劇。まさしくモアナとはそれである

この時代ガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることな王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。

それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。




2.ラブストーリーじゃないバディものである

そして二つ目ポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。

そうは言ってもディズニーで、一応プリンセス主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。

しかし、安心して欲しい。

自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまファンの受け取り方次第である)

前年度のディズニー映画ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。

一応に一応を重ねて今作のプリンス立ち位置であるマウイというキャラクター存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流存在しない。

しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。

そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである

恋愛感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。

そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプル恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれキャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。

独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点である個人的には考えている。




3.単純な悪役のいる物語ではない

これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイント独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。

さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である

時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様ヴィランディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語最後には主人公達に打倒されるものでもある。

単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。

それをして作品に奥行きと考察余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。

それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。

しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。

単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというもの存在しないのである

確かにモアナ冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。

しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。

そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。

からと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。

作品テーマ最後まで一本筋の通ったもの存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである

モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。

そして、この世界におけるこれまでのようなヴィラン体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。

モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。

からこそ、明確なヴィラン存在しない物語というもの存在し得るのである

そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。

何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである

単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品大事だし、素晴らしいこともわかる。

しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか

さらに加えてこの作品プリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。

物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなである

からこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。

そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。

そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。

作為的な悪というもの存在しない点。それもまたこの作品における重要オススメポイントとさせていただきたい。




4.ディズニー渾身の映像

これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。

南洋の島々の楽園のような景色雰囲気

そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーション可能なのかと驚愕しきりの海の表現

愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。

そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻美術設定によって作られた変態改造船舶

もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョモアナ世界スクリーンの向こうには広がっているのだ。

なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。

そのマッチョマッハアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。

特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対劇場で見て欲しい。

そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。




5.挿入歌の使い方が最高

これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。

とにかくこのモアナという作品劇中歌が強い。

劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。

その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。

アナ雪で一番有名かつ作品テーマソングともなっている「Let It Goであるが、実は劇中での使用は一度のみなのである

それもエルサが城から逃げ出して自身能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。

対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。

そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。

この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。

そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。

作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。

そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。

切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。

更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。

そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。

特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。

とまあ、とにかくモアナ劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。

そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。




さて、以上が自分モアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである

いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品面白かったのだ。

なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。

というか今すぐ観よう、今日レイトショーで観よう、明日レイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。

自分もあと三回くらいは観るつもりである

誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。

ただただあの優しくも熱い冒険世界をまた味わいに行きたいかである

そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。

純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。

いや、やはり最後にもう一度。

オタクよ、モアナを観よう。絶対にハマるから





……


………


…………



……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。






6.特殊性


それは巨女巨女だ。

ディズニー渾身の映像クオリティで作られた巨女

巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!

これこそまさしく地母神信仰の姿!!!

この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。

そう、巨女一般性癖!

みんなでモアナを観て巨女の素晴らしさを知ろう!

2017-03-12

書き換える必要なくね?

大企業銀行で、昔から動いている基幹システムは、大抵メインフレームCOBOLの組み合わせである

それをここ十年くらい、リプレースx86サーバJavaという構成に変更することが多い。

しかし、ハード汎用機からオープン系になるのはともかく、プログラムを別の言語に書き換えるとか、誰も幸せになる気がしない。

ぶっちゃけCOBOLCOBOLのまま移植し、今後も改修を続けるほうが、長い目で見たコストも低くなるのでは?と思うのだ。

その理由はこうだ。


COBOLで書かれたバッチ処理は、設計書の書式がフローチャートであることが多い。

勿論ロクに設計書がない場合もあるだろうけど、いずれにせよCOBOL文法は、「普通の人にとっての仕事らしい仕事」をそのまま入れ子状のフローチャート(分岐の先が別のフローチャート参照みたいになってるやつね)に書き表したものである

そういうモノが既にある企業銀行文化において、当然発注側は担当者からお偉いさんまでCOBOLerフローチャート脳だし、新しいシステム設計でもそれを踏襲しようとする。

というか踏襲すること前提じゃないと設計書をレビューできない。

UMLで考えるようなパラダイムシフトはまず不可能なので、それを求めるのは受注者の傲慢だろう。

というわけで、受注した大手SIerは、ほぼ確実にフローチャートもしくはそれに準じる記法設計書で処理を組み上げざるを得なくなる。


そうなると、実装フローチャート設計を基にコードを書くわけだが、こういう設計ハッカー文化で発展してきた言語(FortranC/C++Javaという流れと、PerlからPythonPHPというインタプリタ系の諸言語)との相性が最悪である

設計とは実装を楽にするために書くのに、これらの言語において、フローチャート設計は役に立たないどころか、邪魔しかない。

からFortranしかなかった頃から、本物のプログラマ達はフローチャートdisってきたわけである

ちなみに筆者はハッカー文化が生み出した恩恵に敬意を示すし、実際とても好きという立場である

しかし、「普通人達普通思考からはかけ離れ過ぎているという意味で、「普通人達普通仕事」をシステム化する時にどこまで役に立つかについては、非常に懐疑的に見ている。

…いささか話が脱線してしまったが、とにかくフローチャートで上がってきた設計書でコードを書くならCOBOLアセンブラ選択すべきだし、それで書けないなら書く意味が無いくらいに思ったほうが良い気がする。


というわけで、自分COBOLからリプレース案件は、その根本的な愚かしさを抱えている現状を見るに、今後一切関わる気はない。

COBOLリプレースするのでない限りは。

2017-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20170307085009

高校によって違うだろうし、一概にも言えんが、少なくともうちの学校は授業の質においてはお話にならなかったよ。



中高一貫校で6年間英語をやっているのに、ぜんぜん読めるようにならない。文法の穴埋め問題集やらせ教科書日本語訳言ってるだけなんだから当たり前だよね。

結局生徒の大半が高校2年生から伊藤和夫参考書を読んで、英文が読めるようになっていた。今までの5年間で出来なかったことが、2か月で出来るようになっちゃうんだからみんな唖然としていた。



日本史に関しても、武士が発生した理由とか、緊縮財政の仕組みとか、全然からない。板書をひたすら写してるだけなんだから当たり前だよね。そもそも現代史までたどり着かなかったし。

結局みんな予備校に通って旧石器時代からやり直して、夏が終わるころには基本的なところはあらかた分かるようになっていた。



高校受験予備校じゃない」ってのはよく分かるが、上みたいな事態に対するエクスキューズになってんのかなぁその理屈は。まぁうちの学校だけかもしれないか一般化はしないけど。

2017-03-05

ブクマが多い×コメントが少ない=良エントリ法則

ブクマが多いからと言っていいエントリとは限らない。読む価値のあるエントリには無言ブクマが並ぶ気がする。と書いてる増田をどこかで見かけた気がする。(ソースが見つからなくてごめん)

先月の増田検証してみたい。

2017年2月増田エントリ

コメント タイトル コメント数/ブクマ リンク
12.4% 読書に限らず、何か行動を起こしたいときには抵抗の順番に環境コントロ.. 172/1382 anond:20170214093727
13.8% Adobe/Adobe 代替のためのソフト+α (2017/2/06更新) 74/537 anond:20160319160526
17.3% Google翻訳オープンソースプロジェクトに使うのはダメなのか? 53/307 anond:20170225195916
19.2% 釣りむちゃくちゃな理由JASRACを勝たせた判例ベスト10(前半) 41/213 リンク切れ
19.3% ADHD管理職をやっている者なんだが 201/1042 anond:20170227161628
21.7% 息子に吃音症の兆候が 出ている 122/563 anond:20170218153941
23.1% 90%女性デートに誘い出す方法リークする 166/718 anond:20170214110304
23.4% セフレ無修正動画に出てた 121/518 anond:20170201191934
23.4% 自分の思う通りにいかなかったからでしょうね。 思う通りってのはつまり、.. 158/674 anond:20170218020456
24.0% 中学受験体験 255/1062 anond:20170206102543
24.0% 無能と思われたら職場を変えたらいい 582/2423 anond:20170204103326
24.9% 釣りむちゃくちゃな理由JASRACを勝たせた判例ベスト10(後半) 86/346 リンク切れ
25.1% 左遷先で狂い咲いてる人がいる 116/462 anond:20170203221134
25.9% 統合失調症の母をついに入院させた話 238/920 anond:20170203210126
26.5% Ubuntu機械翻訳おじさんの騒動を見ていて胸が苦しくなった 40/151 anond:20170225141347
27.0% 1人で初ラブホテルに行った 140/518 anond:20170214145614
28.1% 教育困難校勤務の国語教員から 239/852 anond:20170208200842
29.0% 学術論文文法 111/383 anond:20170203162721
29.7% 教師との恋愛という罪の告白 149/501 anond:20170211003031
29.9% 日本人投手メジャーリーグ登板数を集計したら感覚結構ずれていた 35/117 anond:20170214000243
31.0% 珍名さん 44/142 anond:20170215025002
31.6% 清水富美加のレプロ能年玲奈のレプロ話題になってるけど 66/209 anond:20170212011429
32.7% 日本社会の本格的な分断はこれから来る 184/562 anond:20170216121824
32.7% 弁当作りにハマってしまった 56/171 anond:20170225114511
32.9% x けものフレンズを観ているとIQが下がる o けものフレンズを観ていると我々.. 107/325 anond:20170211212558

悪くない感じ。



2017年2月増田ソエントリ(失敬)

コメント タイトル コメント数/ブクマ
73.9% トンカツ牛肉版があれば流行ると思う 209/283
73.2% 聖戦士になりたい 52/71
72.9% 子供の人権尊重している一方、老人の人権は平気で蹂躙されてしかるべきと考えているはてなーたち 151/207
71.8% 人が溺れています、誰を助けますか? 222/309
70.8% もうやめてほしいラノベ漫画表現 109/154
70.0% 四大有名 ○○○号 126/180
68.9% 悪い宗教と良い宗教があるのか 252/366
66.0% ヘレン!これが水なのよ!今触ってるのが水なのよ! 31/47
65.5% 一人称を「私」呼びする男性が嫌い 545/832
64.7% 降りてみたい行先表示駅 66/102
64.6% Amazon大好き楽天大嫌いな、はてな民 259/401
64.2% (ぉ とか(マテ の解説一覧がほしい 122/190
63.8% んふんふーん 44/69
63.6% 諸星といえば 119/187
63.6% 正しいでしょ。例えば、二桁の整数の和を返すプログラムなら簡単完璧に.. 157/247
63.5% 世の中の人ってそんなにテレビ見てないのかな? わたし結構見てるかもし.. 172/271
63.2% 三大うんこっぽい食べ物 74/117
63.0% 美人から奢ってくれるって言うけど違うだろ 324/514
62.5% かつて、菩薩と言われたキャラって何がある?(けものフレンズ 70/112
62.2% 女だけど女は子供産んだら会社辞めて欲しい 324/521
62.0% お前ら「まとめサイトくそ 235/379
62.0% みんな、どうしてテレビゲームに飽きちゃったんですか? 285/460
61.8% シュークリームを買ってくる上司殺意 188/304
61.2% 一週間カレー食わせたら嫁が切れた 350/572
60.7% いい加減男性から性的搾取が酷い 241/397

必ずしもダメと限らないけど読んで損した気分になる釣り記事が含まれてる気がする。

http://anond.hatelabo.jp/20170304221255

から、あれを「型どおりの反抗、型どおりの和解、型どおりの成長」としか見れていない人は、

あれをそう捉えなかった人の目に映っていた高解像度の微細な捉え方をすべて無下にしている、そういう傲慢さがあるわけだよ。

あなたがそう思ったことは勝手だし、ファンの人が受けた衝撃や感動の「種」になっていたさまざまなウンチクには永遠に辿り着かないし、そんな「種」の存在があることも想像すら及ばないだろう。

そういう人がいることはそれでいいけれども、だからと言って作品矮小化するなと言いたい。

自分より心から楽しんでいる人がいて、ついでに世間的にもヒットしているのなら、「自分には合わなかった」と思うだけでよい。

「見たけど下らなかった」みたいな事をあえて言う下劣感性の人が、ネットには多すぎるから辟易しているんだよ。

特にアイドルものなんかはジャンル自体への偏見もある上に、一部のファン気持ちさゆイジメられやすい。

からそういうキモオタなんかを揶揄したい人間が、作品にその矛先を向けることも多々あるように感じる。

まるで「自分はまともだぞ」「自分もっといい趣味してるぞ」「自分はそんなチャチなものどうかと思う」と言って、

自己肯定のために作品を貶めているように。

けれども、どんな作品ファンにも必ず、自分より優れた知性を備えた人がいる。いい歳のいい肩書もった人がファンだったりもする。

例えばあなた海外ドラマを高く評価していて、アニメヌルいと思っていたとしても、その両方にあなたより精通していて、そのどちらも高いレベルで楽しみ評価している人がいる。

あなたに無い着眼点でみる人、例えばまどマギ仏教文脈で語る僧侶や、ラブライブマネジメント文法で語る人などもいる。

とてつもない熱量で、自分では気づきもしなかった考察ブログで重ねている人がいる。

鳥肌を立てながら、そこまで考えて作られていたんだと気づき敬意を表する、そんな純粋さが馬鹿にされてはいけない。

そういう人の存在無視して、一括りにファン自分より感性下劣であり、作品も見下してしまってもいいだろうというような傲慢判断をする人は、

自己顕示欲支配されている以外になんと表せばいいか

そういう視点でつけるケチは、結局いつも表面的な部分しか捉えていないことを銘記してほしい。

ロックバンドオマージュをするのが陳腐からと言って、別に作品としてはその部分でいかに新しい表現をするかを競っているわけではない。

あの回の迷走の仕方はなんでもよく、あれを通して何を伝えたかったのか、そこに注目してみてあげるのが作品に寄り添う普通見方だろう。

ネットには、瑣末な描写言動や辻褄に「あーハイハイ」「なんでやねん」となって気を取られてしまい、総体的評価をフェアに出来なくなっている人が多く見受けられる。

妙な「事情通」ぶった自負があるせいか、へんなところに神経質になって気を取られ続けているため、素直にみていれば感動に繋がるはずの布石を取りこぼしている。

あるいは、元から上から目線で鑑賞していて素直に楽しむ気が元からないせいで、些末なツッコミに躍起になるのかもしれない。

ともあれ、物事が「いかに深いか」を十分に言語化して語ることはものすごく難しいんだよ。前提知識が多く多岐に渡るし途方もなく長文になる。

対照的に、物事が「いかに浅いか」を語って揶揄するのは簡単だし、そういうネガティブ情報感染力も高い。

から自分が良いと思えなかったものにも、自分には捉えられなかった「深さ」があるのだろうなと斟酌して、静かに離れていく美徳を身に着けて欲しい。

それは結局、デフォルト他人尊敬するという良き人格に繋がっていく。

逆にそれができないで、何かをこき下ろすことに快感を感じる性質卒業できないままだと、いずれ何にも感動できなくなって脳が凝り固まってしまうだろう。

間違っても、今後はそんな「『○○でござい』なんて言ってて本当にいいの?」みたいに他人を冷笑する考え方に陥らないでほしい。

ネットを見ているとそういう不遜な思考回路にあふれているから、ネットを離れない限り難しいかもしれないけれども。

2017-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20170301134141

そういえば最近日本語文法においては

日本語主語って無いんだよね

主語じゃなくて主題らしい

 

自然言語理解について論文書く時やったなぁそんなの

2017-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20170222075410

言語文法というのはネイティブスピーカー自然に発する言葉パターンのことであって、そういう意味では、母国語文法を学ぶ必要はない。

はいえ、あなたライティングが下手なのは間違いないと思う。「すべて現代文で失敗した、」のところは読点でなく句点を打つべきだし、「かくゆう」は「かくいう」の誤記だろう。

現代文勉強はしてきたが、10月に仕上げとして追加した参考書で初めて「助詞の は は特定意味を示すことが多い」とかを見て、自分の今までの勉強の甘さを実感したとともに、自信を失い、全く現代文ができなくなったが、それを知らないまま自信満々に文法的な間違いを繰り返すくらいなら、一年文法から学びなおしたいと思う。 そんな本があればいいのに、と思っている」この部分は一読して意味が取れなかった。何度か読んだから、言いたいことはなんとなくわかるが。

こういうライティング技術とか作法かいうのは、世の中の人たちが文章を書くときの習慣とかマナーといったようなもので、本来母語文法」とは分けて考えるべきものだ。

http://anond.hatelabo.jp/20170222063307

日本語母国語から文法を学ぶ必要なんてない」という考え方が横行してるけど、まともに日本語使える人って割合どのくらいなんだ? と常々感じている

かくゆう私も日本語文法を学んだわけではないから、この記述にも誤りがあるかもしれない。 自分がわからないところで間違いがあるかもしれないのに、それについて気づくことがない、そういうこと考えながら話したり書いたりするのは怖い。

今年、大学受験したけど、すべて現代文で失敗した、現代文勉強はしてきたが、10月に仕上げとして追加した参考書で初めて「助詞の は は特定意味を示すことが多い」とかを見て、自分の今までの勉強の甘さを実感したとともに、自信を失い、全く現代文ができなくなったが、それを知らないまま自信満々に文法的な間違いを繰り返すくらいなら、一年文法から学びなおしたいと思う。 そんな本があればいいのに、と思っている

2017-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20170215112317

ありがとう

そういうシステム整ってるのにバグが多いとかなんとかみたいな文句がでるのはよくわからんけど

文章と違ってバグは直すのが面倒だから

基本的文法からしてクソ、みたいなのが多いからだろうか

2017-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20170203162721

論文文法じゃなくて中身ってブコメにもあるけど、ほんと重箱の隅をつつくような文章のお作法とか最高にくだらない

理系ありがちな「読点なに使うか問題」で言い争いになったことが一回あって(しかも話をやめようとしてもピリオドカンマにするべきだと食い下がってくる)それ以来そういう指摘する奴が大嫌いになった

どーーーーでもいいだろそんなん

そこにこだわるくらいなら内容とか図表にこだわれよ

2017-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20170207123749

敬意を表するときに決まって使われる言葉という意味ならば有るけど

敬意を表する目的専用に定義された文法上のシステムという意味でいえば無い

2017-02-04

おいわけえの、気に入ったぜ

おいわけえの、おめえ生意気だが気に入ったぜ。こいつを使いな(大金武器)、というありえない心象風景

主人公が今時珍しい心意気をもっている、という理由がその後語られたり。

現実的に考えれば部下や女の手前頭領としてみっともないふるまいはできない、というメンツ問題で太っ腹を見せるという辺りが現実的か。

その場合メンツリスクヘッジなのか。ヤクザのような縦社会ならリスクヘッジかも知れないが。



いやまあ、どうでもいい。なにしろ問題解決として安易な回収パターンには違いない。

問題となる何かが足りないから大親分のところに単身で乗り込むのだけど、そこで都合良く気に入られてすべて解決するという。

あのパターンで気に入られない大親分を揺すってアイテムゲットするパターンとか、自分の知る限りでは見たことがない。あるのかな。

親分キーになってるのに延々と相手にされず、主人公ルサンチマン化してくるとか。誰も読みたくないなそんなの。

親分他国物価の話をして商取引物々交換するとか。これも話としては熱くないよね。それじゃ単なるセールスマンだしね。



結局大親分だの大社長という大きな器をもった人物、という前提から「端々に大物としての態度は現れますよ」

ということなのだけど、そもそもそいういう大親分気質デフォルメ化されて伝播したせいで今のようになってる。

親分という形だけ残されて大親分空洞化しているという。貯金箱みたいなやつだな。ある意味萌え絵に近い文法

2017-02-03

学術論文文法

文章を書くのが好きで、小学生の頃から今に至るまで非現実的世界観短編小説を書いて遊んだエッセイを書いては懸賞に応募したりしている。

いくつか賞ももらったし、研究室先生雑誌(学術誌じゃなくて業界専門誌みたいな月刊雑誌)に寄稿するときわたし校正してあげたりしているし、

文章を組み立てることが人より多少は得意だと思っている。

けど、学術論文わたしがいままで培ってきた叙述法とはかなり違う文法の元に成り立っていた。

今、わたし理系大学4年生なので卒論執筆に忙しい。卒論の内容は、マイナーチェンジを加えて学会報に投稿するつもりだから先生もしっかり目を通してチェックしてくれる。

初稿をチェックしてもらって、返ってきた原稿アドバイスや注意点の青ペンで真っ青になっていた。

たくさん論文も読んだし、要旨のチェックのときにも確認したし、かなり論文文法は覚えてきたつもりだったんだけどなあ。

並列のときは(たとえば「赤と青と緑にそれぞれ色付けられた~」とか)英語に倣って「赤、青、および緑に色付けされた~」みたいな書き方を一律でしなきゃいけない。これはだいぶ慣れたけど、いつもそのときそのときで一番読みやすそうな、より語感のいい書き方を心がけてきたわたしにとっては抵抗感が大きいものだった。「赤、青、緑に~」はもちろんだめだし「赤と青、そして緑~」もグレーゾーン

「だった」「~で、」も「であった」「~であり、」とかに統一。一文の長さはできるだけ短く。

筆者を示す主語ほとんど登場させず、「我々はデータを~~に従って分析した」みたいなことを言うときには「データは~~に従って分析された」とかいう書き方になる。

英語的な表現が多くて、読みやすさの点で言うとあんまり読みやすくない。でも、できるだけ筆者の言いたいことをできるだけそのまま読み手解釈してもらうという意味ではこういう統一された文法が便利なのかもしれない。

まり読んでて気分がよくなる文章にはならないけれど、しかし、この文法を完全に身につけて必要ときに使えるようになったら、それはそれですごく大きな力になるだろうな、とも思った。

2017-02-02

ソシャゲをやらないクオリアちゃん

ソシャゲは好きですか? ぼくは好きです

ソシャゲライター クオリアちゃん ―恋とシナリオ報酬を―』というラノベが出た。現役ソシャゲライター下村氏による、ソシャゲ業界舞台にしたラブコメ、というと。


ソシャゲ大好きなヒロインと、ヒロインに憧れる主人公が、時に苦難にぶちあたりつつも、ソシャゲへの愛と希望を胸に頑張る話……と思うだろうが、実のところは違う。ヒロインソシャゲを愛していない。ソシャゲシナリオライティングの参考になるといった感想が見られるが、ほとんど参考にならない。


こんなことを言うと、ひねくれたやつだと思われるかもしれないが、まぁ話を聞いて欲しい。

コスプレクオリアちゃん

嫌な予感がしたのは、冒頭からだ。

ヒロイン仕事の際は、キャラに入るためにコスプレをするコスプレイヤーである。その両親もコスプレイヤーだったのだが、かつて真夏コミケで暑苦しいコスプレを無理にやった結果、熱射病で死んだという設定が明かされる。


実際にそんなことがあったら、コミケの存続が危ぶまれる大危機である。少なくともコスプレ禁止か、または、大幅な規則改定がもたらされるだろう。警察も、コミケスタッフも、コスプレイヤーも巻き込んだ、大迷惑である


ブラックな笑いとか、ギャグ強めの話とかならいいんだが、これが「自分のやりたいことをやりきった人達」の「ちょっといい話」として語られてるんだよね。


正直、ここで危ない、と、思った。

ギャルゲクオリアちゃん

クオリアちゃん」の作中に登場するソシャゲは、多くのヒロインがいて、共通ルートヒロイン個別ルートヒロインエンディングなどが存在する。主人公は、業界の先輩であるヒロインと共に、シナリオを書いていくのだが。


これは、PCコンシュマーギャルゲ((ノベルゲームとも。ソシャゲでもギャル攻略する系のギャルゲは多いが、以下、ギャルゲと言った場合、パッケージソフトのもの限定する。))のフォーマットであって、今、主流の(例えば下村氏が担当しているチェインクロニクルなどの)ソシャゲシナリオとは、まるっきりかけ離れている。


これの何が問題なのか?


たとえば、コンシュマーギャルゲー場合、お客はまずお金を払い、お金に見合う内容を求めるので、ある程度、じっくりプレイしてもらえることが前提になる。一方で、ソシャゲ場合、試しにダウンロードして、ちょっと遊んで、ほとんどはそのまま止めるのが普通である。じっくりプレイする意志のないお客さんを、どううまく引き留めて、プレイを続けさせ、課金に繋げるかが前提になる。


当然、シナリオ方法論も全く異なってくる。


伏線を張り巡らせたストーリーで満足感を出すコンシュマーギャルゲに対し、ソシャゲシナリオは、短い独立したエピソードを増やして、キャラクターの魅力を立てる、といったものが多い。また、たいていのソシャゲRPG的な戦闘・成長システムがあり、それとの兼ね合いもある。


ソシャゲシナリオ面白くするには色々な方法論はあるが、つきつめていえば、「どうやって課金に結びつけるか」ということになる。だが、作中では、主人公達がシナリオを書いているソシャゲが、どんなゲームシステムで、どんな課金方式なのかがさっぱりわからない。

作中のヒロインも「ギャルゲだとこうする」「ギャルゲだとこうだが……」といったアドバイスに終始している。


そして、一番驚きの事実は、ヒロインが、ソシャゲプレイしていないことだ。

ソシャゲクオリアちゃん

そう、この作品において、ヒロインは、ソシャゲを全くプレイしていない。


ヒロインは、ソシャゲライティングなどを専業にしているので、ド貧乏であり、携帯なんかとても持てないのだ(シナリオ作成メール送受信は、両親の形見PCでやっている)。

なので、自分仕事しているソシャゲも、実際にプレイしてないし、ゲームシステムもよくわかってない。そんな人間が、作中で「ソシャゲシナリオの書き方」を教えているのである


正直、作者の正気を疑う。

ギャルゲソシャゲ

本作のヒロインが、なぜ、ソシャゲライターをしているかきっかけは、両親がギャルゲーマーで、両親のPCで、そうしたゲームに触れたから、というものだった。ソシャゲとの出会いソシャゲプレイした感動などの描写は……特にない。


ギャルゲ好きの両親に育てられたギャルゲ好きのヒロインが、ギャルゲ文法で、ソシャゲを書いている(事実主人公に教えたシナリオの書き方は、両親が言っていたギャルゲテクニックだと明かされる)。


一体、なんでこんなことになってしまったのか。


ソシャゲというのは、まだ出来て日が浅い。故に生粋ソシャゲライターというのは、まだほとんどいないはずである。たいていは、他の業界からの出向組、特にギャルゲ出身ライターは多い。で、こうしたギャルゲ関係者の中には、ソシャゲを、ボリュームが少なく、内容の薄い、くだらないものだと見下しがちな部分がある。


本作も、そういう世界観の中で書かれているとすると、残念ながら非常に辻褄が合う。


ラノベクオリアちゃん

業界話をさっぴいて、一冊のラノベとして見た場合も、本作の面白い点は山のようにあるのだが(無駄異能力がいっぱい出てくるとか)、それは、他の人に譲る。

興味があったら手にとってほしい。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N334XBG/

2017-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20170201005551

ヘラクレスの栄光マウントするのは勝手にしたらいいが、未プレイなのでどんなカバーがなされているのか説明になってない。

他人に伝わらないマウントは、ゲームという体験型コンテンツを語る上で片手落ちじゃあるまいか



上手な嘘をついてもストーリー助長化するのは避けられないし、矛盾しなくともだらける点では変わらないよ。

スタイリッシュに瞬間瞬間を切り取るゲームであれば余計に。

いわゆるループもの文法を逆手に取ったSIRENはそこがうまかったと思うが、全部のゲームがとれる手段でもない。

増田ゲームのことに詳しいか否かは別として、シナリオ構成として間延びするといってるんだよ。

2017-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20170131092420

何となく言葉遣いから察するに

単なる文法用語しかない「最上級」「比較級」を逐語主義独自研究しちゃったのかなこの人

邦人あるあるだよね「〜をする人」の意味しかない-ismが「主義」と訳されるからって

「私は差別すべきなんて主義は持ってないのでレイシストではない」とか言い出しちゃう

 

閑話休題

あんたの勝手な意訳でなく英語で「相対的一番じゃない」云々「bestは群であるから一番を意味しない」云々の根拠が書いてあるところを明示してね

http://anond.hatelabo.jp/20170131081800

文法用語としての)「最上級」の性質としてbestとmostに違いはないが

というかお前が貼ったそのリンク先にもそういう説明がされてるけど?

>the adjective itself denotes the highest degree of some quality, a singular position, that may then modify a plural if multiple entities hold that quality.

複数の要素が「単数の」最高のクオリティを保持してるから複数なんだ」と

2017-01-29

NHKクリエーターたちのDNA ニッポンアニメ100年史

100年前のアニメから現在アニメを支えた人たちを紹介しながら、インタビューを交えて紹介するオーソドックス構成

基本的進化と変化の系譜で、ジブリときのようにドキュメンタリーとして構成してやろうという作為性はなかった。



1917年当時のアニメ絵現代でも通用するデザイン性をもっていた点が一番驚いた。新聞四コマにあの絵があっても違和感がない。

白蛇伝のぐにゃぐにゃモーションや、桃太郎うさみみもふくふくしていて気持ちがいい。

今更だけどガッチャマンの曲は歌謡ファンクミュージックでとても先進性がある。あの頃ってルパンもそうだけど楽曲がおしゃれ。

基本的普遍性があるもの通底するものがあり、ゲームでもなんでも文法確立してしまうとあとは改良しか道がないもんだなと思う。

そんな意味で原点に驚くというより、原点はかくあるべくして原点なのだと言ったほうが正確なのだろう。

2017-01-27

よくかけてる増田きじゃないよ

俺は雑誌エッセイ価値あるブログを読みにここに来てるんじゃないよ。

作法文法も内容もおかしいような、それでも魅力のある文章を読みに来ているんだよ。

行間がぼやけすぎていて何を言いたいのかも判然としないような、書き方を間違えて何もかもぶれてしまっているような、それでもかまわないで発さずにはいられなかった言葉たちを探し当てたいんだよ。

でも多くのブックマーカーたちはそうではないみたいだから役に立たないんだなあ。

2017-01-25

原哲夫先生ののザウザーへの弁明を微笑ましく拝見しながら、完成された漫画絵を眺めていた。

結局描いていても分かる通り、いわゆるイラスト文法の陰影と線画由来の陰影では決定的にハイライトが異なる。

どれだけ激しく描きこんでもトーンを貼ってもハイコントラストなのが線画。だから昔の単行本カラーページは真っ黒に見える。

メイドインアビスはこの間違いを全編に渡って行っているが、作者が元々同人用だったと言っているのでさもありなんと思う。

つくしあきひとさんは言うまでもなくイラストでは超絶技巧なので、そこはフォローしておきたい。

漫画ではどこを省略するかというセンスが問われ、イラスト特にソシャゲ)ではどれだけ詰め込めるかが問われる。

これは画面の中の雑多なオブジェクト意味ではない。先程から言うとおり陰影の話だ。

2017-01-24

ローグ・ワンを見て最近百合アニメを想起する

ローグ・ワンにはさ、女主人公ジンと準主人公のキャシアンってのが出てくるじゃない。

映画の本筋は帝国軍に対し僅かな希望をつかもうとする反乱軍の話なんだけどさ、

もう一つの軸として最初いがみ合ってた二人の心がつながっていくっていうのがあるじゃん

色々合った末最終的にはお互いに抱き合って最期の時を迎えるんだよね。

これって完全に恋愛映画文法なんだけど劇中では恋愛感情があるとは明言しないんだわ。

パシフィック・リムも同じような描写だったけど、この塩梅って最近百合アニメに似てると思う。

作劇や演出は明らかに恋愛映画のそれだし、同性同士で性的視線を向けているという描写であるのに、

恋愛感情があるとは決して明言せず友情や崇拝という言葉でその関係性を表現する。

こういうのって恋愛要素を排斥したいというわけじゃないと思うんだよね、

描写も消費のされ方も恋愛要素そのものなんだし。

なのに恋愛という言葉だけを排斥するというのはなぜなのだろうか?不思議現象だ。

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