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2024-03-19

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

2024-03-16

男性差別合理的から許されるという風潮は異常

そもそも全く合理的じゃないよね

男性性犯罪者がいたとしても、その性別に占める割合はごく少数で性別自体排除する合理的理由には絶対ならないだろ

これが合理的理由になるのに、医学部女性点数操作合理的じゃないと言われるのほんと笑う

医学部女性が増えることでハード部門医師不足が起きているし、性別に占めるハード部門を嫌う割合も十分な数値になっているのでこっちこそ性別による排除合理的だろ

まじでいかれてるよ今の社会

男性差別社会

憲法同性婚を想定していないのは本当

追記3

まりにも多すぎて取り上げられないので。

自己意見ではなく憲法学の通説的な見解はこうだって紹介してるものに対して「わたしの考えた最高の見解」が数多く。別にいいけど。

当初の記事は以下から

札幌高裁同性婚を認めないのは違憲だという判断が下された。

それに対して岸田総理は「憲法同性婚を想定していない」と発言し、はてブやX他のSNSなどで、主にリベラル左派から批判が集まっている。

これについて過去議論の経緯を記録しておく。

憲法規定

日本国憲法24条第1項)

婚姻は、両性合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

この「両性」というのは「男女」という二つの性を指すというのが政府見解、それに限らないというのが今回の札幌高裁判断だ。

憲法学見解

2004年11月17日参議院憲法調査会)

赤坂正浩参考人神戸大学大学院法学研究科教授

少なくとも同性婚に関して言いますと、これは議論がありますが、日本国憲法場合には二十四条法律上婚姻尊重されるべきであるという規定があって、そこには婚姻は両性の合意に基づくということになっていますので、通常の解釈は、法律上結婚男性女性と、両性というのはそういう意味だと。

 もちろん、ラジカルに、両性というのは二つの性ということなので、男性男性女性女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説がありますが、一般には日本国憲法の現行規定で同性の法律上婚姻を認める制度は設けられないことになっているんだと思う

樋口陽一東北教授等を歴任

憲法24条は(略)同性のあいだの結合をも『家族』とみとめるほどには革命的ではない

憲法国家」(岩波書店1999年

高橋和之東大教授等を歴任

婚姻自由については憲法24条が保障しているが、近年議論され始めた同性間の結婚まではカバーしていないというのが通説である

立憲主義日本国憲法」 (有斐閣2017年

近年(2017年)においても憲法学会の通説では同性婚憲法保障するところではない、とするのが憲法学会の通説であり、政府見解は正しいと思われる。

どちらかというと札幌高裁の方が憲法解釈を変えようとしている、と理解した方が良いだろう。

ちなみに高橋先生は芦部門下として憲法学スタンダードだった「芦部憲法」の補訂を行っていた人物で、戦後憲法学の本流と言っていい。

また、樋口先生はよりリベラル立場で、立憲デモクラシーの会代表として安倍政権事実上解釈改憲(厳密に言うと政府解釈改憲はしていないという立場。ややこしいが。)を批判しており、同会はその後市民連合発展的解消をしている。

いずれにしても政府解釈に有利な人選ではない(と思う)。

札幌高裁判決とそれに対する所感

憲法24条1項は文言上両性間の婚姻を定めているが、個人尊重がより明確に認識されるようになったとの背景のもとで憲法24条を解釈することが相当である。(略)

異性間の婚姻のみならず、同性間の婚姻についても、異性間の場合と同じ程度に保障していると考えるのが相当である

社会情勢の変化により憲法解釈を変更すべきとのこと。まぁ分からなくもないが裁判所がそれを言うのはどうなんだろう。

例えば有名な尊属殺重罰規定違憲判断について、最高裁は「社会情勢の変化」などは理由にせず、「目的に対する法定刑が重すぎる」ことを理由にしている。(社会情勢の変化に対応するのは立法府との判断だろうか)

同性婚可能とする国は多く、国連自由権規約人権委員会は、同性婚享受できるよう指摘している。国民に対する調査でも同性婚容認する割合はほぼ半数を超えている

地方公共団体により実施されているパートナーシップ認定制度自治体による制度という制約があり、本件規定が異性間の婚姻以外について一切手当をしていないことに鑑みると、 同制度によって同性婚ができないことによる不利益が解消されているということはできない。

以上によれば、本件規定は、少なくとも現時点においては国会立法裁量範囲を超えており、 憲法24条に違反する。

各国の状況や世論の動向で憲法解釈を変えるべき、とのこと。

法の支配とはかなり異なる考え方で個人的には危険なことを言ってるように思えるが、最高裁はどう判断するのであろうか。

(各国の状況で憲法解釈が変えられるなら9条周りは解釈改憲し放題だし、世論の動向で憲法解釈が変えられるなら刑事司法関係人権保護上かなり危険だろう)

札幌高裁判断と国の対応

札幌高裁判決形式だけ見れば国側全面勝訴となっている。

国会には立法裁量があるが、同性婚を許さない本件規定について、国会議論司法手続において憲法違反であることが明白になっていたとはいえない。同性婚立法の在り方には多種多様方法が考えられ、設けるべき制度内容が一義的に明確であるはいい難い。同性婚に対する法的保護否定的意見価値観を有する国民存在し、議論過程を経る必要があることも否めない。そうすると、国会が正当な理由なく長期にわたって本件規定の改廃等の立法措置を怠っていたと評価することはできない。

したがって、本件規定を改廃しないことが、国賠法1条1項の適用上、違法であると認めることはできない。

この場合、国側は裁判には勝っているという理屈最高裁に上訴できない。

今回の場合賠償が認められなかった点で原告側が上訴してくれたか最高裁判断が仰げるものの、原告側が「違憲判断が出たことに満足して上訴しなかったら議論が宙ぶらりん(高裁での違憲という裁判結果は残るが政府はそれに拘束されない)になってしまうところだった。このシステムも妙に思える。 

そして、最高裁判断のないこの時点で政府憲法解釈を変更するというのはまさに行政府による「解釈改憲」となる。(いわゆる戦争法案ときは、政府は「解釈改憲をしていない」と位置づけていたにも関わらず、樋口先生たちだけでなく立憲民主党共産党もそれを強く批判していたはずだ。それに比べても今回はド直球の解釈改憲になる。)

まとめ

憲法同性婚を想定していない、というのは憲法学会の通説であり、政府見解はそれを前提としている。
最高裁判断のない時点でこの解釈を変更するのは立憲主義的にかなり問題が大きく、岸田首相発言憲法学的に極めて穏当である

所感

普通に改憲すればいいんじゃね?

札幌高裁判決文はすべて

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65f17930e4b01707c6d2759b

判決要旨から

追記

間抜けブコメがあったので(しかトップブコメ・・・

◯想定していない以上制限もしていないわけだから憲法解釈でごちゃごちゃいうよりも通常の立法措置OKなんちゃう

◯想定していないがだからダメというわけではないでしょ。だいたい両性っていうのは本人同士が決めるものって意味だし。

(他にも複数あったけど全部取り上げるのはめんどくさい)

少なくとも憲法上の婚姻制限されてるよ。

条文読み直してみてね。「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」するんだよ。

両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理。

この観点では次のブコメリプライが正しい。というか

まっさら状態から自由可能ものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ」

ごめん、本当に出てきちゃったね。こんなに読解力に欠ける人が多いとは思わなかったんだ

コメントにある両性以外の同意法制化したら憲法違反になるよ。両性の同意のみなんだから。だから同性婚推進の方々は両性の意味をこねくり回している。

◯ここでの「同性婚を想定していない」は、結婚は異性の間でしか認識しない、同性婚というものはその存在を国は認知しないという意味であることの説明がいるんじゃないの。

そうでないと、同性婚については想定されてない、まっさら状態から自由可能ものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ。

追記2

“両性の合意のみに基いて成立”は“親など本人以外の合意が要らない”という意味で両性が“男と女”を強制しているわけじゃない、というのが憲法学者の見解なのでは。/

赤坂先生の言うところの

両性というのは二つの性ということなので、男性男性女性女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説

ですね、独自解釈ありがとうございます

anond:20240314170255

前職もコロナ禍と借金対策本社売った際に出勤率半分前提のフリーアドレスで売った本社建屋にいた技術者部門を各拠点にばらけさせたのに、新しい本社役員が出勤率半分しかないとは何事だとかバカなことを言い出してる。

2024-03-15

機械学習モデルが極性を判定できないのってやばいと思うんだよね

俺が「メンタリストdaigoは嫌い」って言ったら、普通こいつを起用したCMとか広告とか出さないだろ?

でも「嫌い」という極性がわからず、「メンタリストdaigoという単語を使ったから興味があるだろう」みたいな方法広告を表示してくる。

クソだよね、Google広告部門の人たち。

2024-03-13

ドラマのれん坊」

のれん

のれん坊』(のれんぼう)は、2005年関西テレビ(カンテレ)で放送された連続テレビドラマである。主演は広末涼子西田敏行阪神・淡路大震災から10年経った2005年に、その震災を題材に製作された作品だ。全10話。

概要

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災とその後の生活を描いた家族ドラマ被災地の町で営々と暮らす一家の姿を通して、震災による苦難と人々の絆、そして立ち直っていく強さを綴っている。

キャスト

スタッフ

エピソード

1話 - 1995年1月17日未明兵庫県南部震源とするマグニチュード7.3の地震が発生する。

10話 - 1年後の1996年1月内海家は仮設住宅から新居へ移り、新生活が始まる。

受賞

第34回放送批評育成会賞 連続ドラマ部門優秀賞

なんでバービー

でもまあアニメ部門が君どうな年だからそうもなるか

というか

スーパーでWワークしてまず驚いたのが部門内に作業マニュアルがないことだったな

バックヤード作業場や冷蔵庫内の配置図が無い

大根1/2カットだとか、パレットをどこにどう積むかとか完全に定型化されている作業、値付けラベル発行手順、部門内で慣習化されている項目(終業する人が更衣室へ帰る時のついでにゴミ出しするとか○○の段ボール箱業者が持って帰るので潰さずとっておく)とか

そういうことが書かれたマニュアルが一切ない

すべて口伝で、復習に使えるのは手元のメモのみ、早く仕事を覚えたくても予習ができない

何もないから一日の仕事の流れ、パートが覚えるべき仕事優先順位が一切わからない

もう既に何店舗もあって、勤め先は開店から6年以上営業してるスーパーなのに作業工程が明文化・明示されておらず部門内で確認する手段が先輩に尋ねるしかないってどういうことよ?

で、後入れ先出しについても棚の形状に応じた積み方の基準が明示されてないし、陳列方法にとっても人によって違う

俺6日目だけどよ、初日に品出しの指示を受けたときに先輩が後入れ先出しについて説明して下さったときに「後入れ先出ししろってことですね?」って分かった風な口を聞いたら「そうです!後入れ先出でお願いします」って言われて終わったぞ?

俺が実際にどう陳列するか問い詰めて理解の程度を確認しなきゃダメだろそこは

陳列にしてもよ、手前を高くしろという人も居れば高さを揃えろという人も居れば奥まできれいに陳列しろという人も居る

後入れ先出しも棚の形によって変わるじゃん?

例えば階段状の陳列棚の場合統計的にお客さんが手に取りやすい高さというのが確実にあるはずで

古い商品はその高さに集中して配置したほうがいいんじゃないか?

でもその高さを俺は知らない、新しいものを奥に、古いものを前に置くという簡単教育しかされていない

(廃棄率に直結する)後入れ先出し思考と事例の徹底的な教育

(売り上げに直結する)客の目につきやすい・取りやすい積み方の徹底的な教育

どちらも店にとっては本気でクリティカルで徹底して教育しなければいけないんじゃないのか?

パート立場でも作業を振られればバカなりに色々と考える、でもバカから大概間違ってる

データなんて取れねえから自身の考えが正しいか数値的な根拠を持って確かめことなんてできやしねえ

パートバカで、バカからこそパートやってんだよ、だからクリティカルなとこだけは上が正解(と思われる手法)をしつこく、しつっっっっっこく教え込まなきゃいけねえんだよ、違うか?

上司が下さる指示もすげー抽象的だしよ

そこに置いてあるもん出していって下さいじゃねえよ

基本的に箱の方が新しいってのは俺ですら分かるよ?

でもよ、この前先入れ後出しかと思ってちゃんとチマチマ先入れ後だししてたら、(箱の商品と既に陳列されている商品の)鮮度は同じだからどんどん上に置いて行ってくれればいいって言ってたろ

こういうの一度やられただけで次回から判断に苦しむようになるんだよ

指示を出すならよ、相手に渡さなきゃいけないクリティカル情報ってもんがあるだろ

バーッと出していってくださいじゃねえんだよ、「売り場に既にある商品と箱の商品の鮮度は同じなので、全て上に積んでいってください」だろ

誤解できない言葉で指示を出せよこの野郎!!!!!

ゼエゼエハアハア

でだよ、単純作業を俺に振る時にだよ、こういう感じでやってくれ、じゃねえんだよ

俺はその作業は初めてなんだよ、コツなんて一つも知らねえんだよ

一つ目だけは手取り足取りコツを教えてやらなきゃ無駄時間かかるだけなんだよ

最初ポイントとコツをキッチリ教えろ

たったそれだけで効率爆上がりするんだから

俺はよ

売上を増やすため・廃棄を減らすため、社員登用の野望のためのマクロ戦略を持ったチーフミクロ戦術を私心なく遂行して目標達成するために雇って頂いた新米ソルジャーなんだから

指示は的確に出してしっかり教育してくれよ

キッチリしている皆様に感嘆させてもらって一つでも多く気づかせてもらって「あ~今日面白かったな」って帰りてえんだから

まあ今は夢中で品出しして単純作業効率の良いやり方を探しながら諸々やってるだけであっという間に4時間経ってて楽しいけどさ

頼むよマジで・・・

っていうか己の脳みそマジで制御できなくてつれえや

でも本当に職場の皆様は良い人しかいない

神様楽しい職場に巡り合わせて下さってありがとうございます

今度5円入れに行きます

トランス問題オープンカテゴリ作れば解決ってそういう問題じゃねぇよな

男性採用しかなかった部署があったとしてさ、

「これまで通り男性しか採用されない部署」は残して「男女関係なく採用される新部署(別業務)」を作れば

女さんは満足されるんですかっていう話じゃん。

女さんが求めてるのは男性特権撤廃して「これまで男性しか採用しなかった部署」で女性も働かせろってことじゃん。

部署つくってそっち行ってなんて言えば、差別だ!って騒ぐ恐れすらあるじゃん

 

同じように、「男性部門」「女性部門」に「どっちでもいい部門」を作ったところで、

それはトランスさんが求めてるものじゃないのはすぐにわかるじゃん。

トランス女性さんは「自分女性」だから女性部門」に出させろって言ってるし、

トランス男性さんは「自分男性」だから男性部門」に出させろってことじゃん。

そもそも根本問題トランス後の性別を認めるべきじゃないのかって話なのに

男性部門にも女性部門にも出しませんって言ってる時点でもうそれは話になんないわけじゃん。

 

多様性(笑)ダイバーシティ(爆笑)とか言ってるからバカバカしいことになるんじゃん。

お前の好きに見た目変えてもらって、周囲の「理解ある」人間には好きに性別自称すればよろしいけど

社会的にはお前らは生まれた時に持ち合わせた性別で一生過ごせって堂々と言えよ。

嫌なら、来世は性別が適合と信じて屋上からワンチャンダイブ

2024-03-11

長編アニメーション部門君たちはどう生きるか!?

やっぱアカデミー賞って面白くない映画しか受賞できないルールがありそうな気がしてきた

そうなるとゴジラ-1.0も映像がすごいだけじゃなくてストーリー考慮されたんだろう

2024-03-10

成果を示しにくい

職場の後輩たちに「これはこうやって」と教える。

あちらから質問があれば、同様に教える。

間違えやすポイントは、写真や事例を添えたマニュアル作成し、配布する。

内容によっては、スクリーンレコードを用いた動画マニュアル作成する。

習熟には個人差が出るが、一度や二度で覚えられなくても、三度目、四度目あたりで概ね皆必要十分なレベルにまで習熟してくれた。

結果、彼/彼女らは決められたことを決められた通りに実行できるようになった。

不明な点や間違いがあっても、あちらから質問や報告をしてくれるようになった。

そのおかげでこちらとしても軌道修正やすくなり、非常に助かっている。

何より、全体として滞りなく適切に事が進んでいる状態を維持できている。

比較的安定稼働している状態なので、自分や後輩の知識スキルを上げて、より簡単にできる方法を考えることもできる。

…と、自分事なのでよく見えるように書いたが…。

私は間接部門人間なので、こういったことが自分役割および成果の1つだと考えているが、間接部門の悲しいサガか、「やって/できて当たり前」と見なされて終わることが多く、評価されにくいことは少し悲しい。

anond:20240310154359

キミはお行儀に問題がある方ね

ちなみにそれ年単位でやってて得るものありました?横綱とかね

ワイが認識している近々の番付突っ込みリー

https://anond.hatelabo.jp/20240218184500#

 

 

 

 

ちなみにワイはキミみたいな人を年単位で見て得るものはあったよ

 

1. まともな人が多いから世の中は回るは大大大前提にはあれど、想定の範囲外の人はいる。他人の知能や知的な態度に期待し過ぎてはいけない

 

 

年収と頭の良さって無関係だぞ、学歴コンプ妄想していないでお外に出ろって思ってたが、

ブクマカブクマカを兼ねてそうな増田見てると、なるほど、知能と年収関係しかねーよって思う

あと、散々、デカ会社ほど誰でも入れる部門はあるから臆せず応募しろって書いてきたが、

なるほど、このレベルを想定してるなら流石に無理だわ

https://anond.hatelabo.jp/20230102192858#

認知能力が死んでいなかったら自分自身のおつむのレベル理解しているので、

通常は自分のこと賢いとは考えないし、自分レベルが出来ることは他人も出来て当然と考えるけど、

世の中にはとんでも無いバカがいっぱいいる

 

  1. 知的な困難はまったく無いけど、尋常じゃなく浅はかで軽薄な態度を取る人(バカと呼ばれるべき人)
  2. 知的な困難/感情制御の困難は軽度だけど、盛大に親ガチャ環境ガチャに失敗して、いっさいの訓練や成功体験を積めなかった人
  3. 知的な困難が重く、本人と周囲がどれだけ根気を持って訓練をしても限界がある人(こういう人のことを馬鹿とは絶対呼んではいけない)

この3パターンがいる

 

増田をやっていていると不快ブクマブコメが流れてくるんだけど、

これを知識ではなく、実感で学べたのは、マジで増田をやっててよかったなぁと思う

 

ブクマカは3はいないが、1と2で構成されている

増田は3もいるね

 

https://anond.hatelabo.jp/20230818125323#

 

 

2. どんな能力を持って生まれるかも、どんな親の元に生まれるかも、100%運だから、すべてを当人の責めに帰すのは公平ではない
 だから凶悪犯罪者や直近でそのような犯罪をしそうな状態のひとじゃなきゃ、出来る範囲で力になりたいなとはずっとぼんやり思ってるけど 
 (ホームレス、行き場のない子ども就職チャレンジ)
 とりあえず生活はできていて直近で家や職を失う心配のない人なら同情は必要ないのでは?
 だって自分がしてきた通りの結果になってるだけ』だよね?

 

 

でも2についてはまとめ兼ねていて、そろそろ3ヶ月経つけど、下記の増田のまともなトラバに答えが作れていない

 

 

結局のところ、人は厳しくされると、収入は上がるし、身の回りを衛生的に保つ習慣はつき易いし、(ストレス受容・耐性はともかく)健康習慣はつき易い

https://anond.hatelabo.jp/20231227082825#

2024-03-09

anond:20240309154913

公的部門全然給与上がる気せんな

体育の先生も大変だろうし消防士警官とか本当に給与あげて集めないとヤバいと思うわ

女男の賃金格差職種の違いってニュースになってたけど、然もありなんって思った

女男の賃金格差職種の違いで出世かに差が出るからって毎日新聞?に載ってたけど

かに(🦀可児才蔵蟹江敬三イェ)って思った


財閥上場メーカーに勤務してるけど、

うちの職場でも性別役割分担があるのか、女性と男でついてる職種が違うわ


施工管理現業職とか夜勤休日出勤もあって金を稼げる上に出世ポジションも多い職場ほとんど男(俺が知ってる限り女性職員は3人?かな)なんだが

逆に出世ポジションの少ない経理とか総務とかバックオフィス部門女性ばかり


結果として、女性出世年収が低くなってる

配属先を決定する上層部女性休日出勤夜勤を嫌がるって考えてる性別役割分業の意識がまだ強いんだろうなあって思う

金を稼ぎたい女性も多いだろうしもっと現場に配属してあげた方がいいと思うわ

2024-03-08

なんかやっぱ自分起因じゃないことで他人から怒られることに尋常でなくストレスを感じる

前例を参考に見様見真似で自分が作ったデータを人に見てもらって、「この書き方も間違いじゃないけど僕はこうやって書いてますねえ」と言われ教えてもらった通りに書き直したデータで提出した。

少したって処理部門の人からここ修正してくださいと差し戻され、確認したら最初自分が作ったデータそっくり戻すような修正指示が来ていた。

完全なる嘘を教えられた形になっているのだが、見てくれた人だってそれなりのベテランで何度もこの依頼を提出しているはずなのにどうして自信満々にこんな間違いを教えてきたんだろうか。

それともベテランからこそ昔と今は違う申請方法だったりするんだろうか。

ともあれ「自分はわるくないんだが!!!!!!!!!お前嘘教えたのか!!!!!!!!!!!」と喚き散らし詰め寄るほどの度胸もなく「なんでですかね…完全に嘘じゃんね…」と泣きそうな声で同僚に愚痴増田に書き散らすことしかできない。もうだめだ。社会不適合にもほどがある。喉が詰まる。

冷静に考えれば完全に自分は悪くないしこんなこと泣くようなことじゃないと頭ではわかっているんだけどなぜだか胸がぎゅっとなって泣きそうになっている。

胸がぎゅっとなるとか書くと増田で女認定されてしまうかな。まあ実際女だしきっとこのわけもわからない追い詰められ感はPMSのせいだと思うのでちょっとトイレで泣いてきますね。PMSときに何かトラブルが起こるとありえないほど感情的になってしまうのってピルでなんとかなるんですかね?命の母は効果感じなかったです。PMSがやばすぎるのでって医者に言ったら月経困難症認定なる?保険適用なる?いやでも毎日絶対決まった時間に飲むとか100%忘れるから向いてないんだよな 血栓リスクも怖いし。別に生理痛は軽い方だし。やっぱピルじゃないよな。なんか改善方法いかな。とりあえずこうして考えてることを文字にして垂れ流すのがいまのところ一番落ち着くので増田があってよかったな。

2024-03-06

鶏口牛後という言葉

年末仕事を辞めて、今年から新しい仕事をしてる。

なかなか悪くない形になってて安心してる。


正直、今の仕事、前職からしたら経営が悪くなってなきゃ歯牙にも掛けないような会社

規模的にも前職の会社から自分がいた部門を切り出した程度の売上高と人数だし。

給料はあがり方向だけど。


鶏口牛後って言葉があるけど、規模が小さくとも、自らの手で色々考えながらああでもない、こうでもないを出来る方が向いてるのかもしれない。

たった数ヶ月ではわからないこともあるが。

前職最後の方の、いわばダイハツ日野を全く笑えない仕事よりはよっぽど向いてるのは確実…


とは言え課題まみれなので、一つ一つ着実にこなしていくしかない。


ただ、寄らば大樹の陰って言葉を実感する日も来そうな気はしないでもない。

ワイがインターン生してたゲーム開発会社

3カ月のインターン間中社員が2人辞めてて草

そういうもんかもと思ってたけど俺がサブプログラマとしてゴリゴリコード書いてたし

グラフィック部門女の子も俺とは別の専門学校からインターン生だったんだよな

の子も第二班として立ち絵の塗りとかUIデザインしとったわ

 

チーム構成としては

ディレクター脚本ゲームデザイン部長

インプログラマー社員退職)→社員(サブプログラマから昇格)

サブプログラマー、スクリプター脚本インターン

サブプログラマー:社員→メインに昇格

キャラデザ・スチル原画:外部イラストレーター

メイングラフィック社員

サブグラフィックインターン

サブグラフィック社員退職

 

ようこんな半分素人みたいな構成ゲーム完成したな

期間終わって即そのまま在学採用したいって連絡きたけど普通に断った

2024-03-04

anond:20240303120626

これはおもしろいね

まず時間が少ないのはそうだが、令和のいまも本当に別立てになってる?

国語の一部門古典中国語古典日本語)では?

国語増田国語増田だのまとめたい煽りでみてりゃわかるように

舌先三寸の言いくるめ方を習う科目でなく、

論理学も含めているか文系最長科目なんやで。

 

たとえば理系では気体の状態方程式とか

自由落下から微分から運動量保存則とかは

複数の教科(物理化学とか、数学物理とか)で重複して絶対避けられないようにしてることなんだけどね、

文系でいえば論理学絶対避けずに修めてほしいわけ。

そのために「言葉ってなに、日本語(気分)以外の言葉もつ論理ってなんなの」もわかってほしい。

そのためにも英語ってにがて~」といってるやつがアジア古語ならいけるかもしれない可能性の発掘のために国語盲腸みえてもしっかり遺しとく

これはアリやで

2024-03-02

山崎春のパン祭りの点数ってどうやって決まるんだろう

およそ100円で1ポイントだが商品によってばらつきがある。

社内で話し合って決めているのだろうか。

だとすると部署ごとの力関係ポイント配分に影響しているに違いない。

食パン部門権力を持っているが、菓子パン比較的日陰者の位置にいることが推察される。

山崎パンの内部事情が分かる祭りなのだ

2024-03-01

anond:20240301081026

新聞配達スーパー青果部門でのWワークおよび派遣でのフルタイム就労に備えての体力養成

この世をあてどなく歩くのさ

月末日の取得方法

ライブラリにある標準的実装使用する

言語によっては標準的に月末日を取得できる関数が用意されている

それを使うのが一番簡単バグが出ないが

用意されてない場合もそこそこあるし

サードパーティー的なライブラリだとライセンスなどメンテナンス含めて面倒になるので避けることも多い

月末日にせずに28日にする

そもそも仕様を「月末日」などという不確定なものにせずに28日にしてもらう

どの月にも28日はあるので問題無い

ちゃん仕様を決める部門連携が取れていれば多くの場合28日にしてくれるし

28日支払い」が多いのもこのためだと思ってる

翌月マイナス1日で計算する

割とよくある実装がこの「次の月初めから1日(1秒)引く」という実装

2024年2月の月末日を取得する場合2024年3月1日UNIX時間から24*60*60秒を引いて計算する

ただし、実装を間違えると12月31日ときに失敗するので注意が必要

自分実装する

各月の月末日をマップとして保持しておいて取得させる

関数実装するなら if(month==1) return 31 とかを12行書けば実装できる

この場合閏年考慮していないと4年に一度バグが発生する

閏年の判定はライブラリ標準的実装されていることが多いが

自分実装する場合プログラミング教科書にあるぐらい有名なのでコピペでもChatGPTでも使えば良い

ただ仕様をそのまま実装せずに「4で割り切れたら閏年」でも問題無い(やったことはないが)

「それだと2100年でバグる!」

などと騒ぐやつがUNIX時間を使ってるのはなかなか興味深い

ちなみに過去の日付であっても2000年バグらない(そのための400年処理だし)ため

1900年を入れない限りは問題無い

最高齢の人でも1900年からなので基本的には問題無いだろう

たまにプルダウンで1901年からしか入れられないシステムを見るが、「もしかして閏年のせい?」と思ってる

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